育毛剤ベスト10を見る前に?順位の付け方の読み方と自分用の採点表

ラベルの無いボトルの列の前で採点用紙に書き込む手元

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

「育毛剤ベスト10」と書かれたページを開くと、1位から10位までがきれいに並んでいますよね。『上から順に選べばいいのかな』と思うのは自然なことです。

結論から言うと、ベスト10の順位は「その記事を作った人の基準での並び」です。順位の付け方を先に読み、自分の条件で点を付け直すと、10本の中から自分に合う物が見えてきます。

この記事では、ランキングの並び順の読み方と、10本を自分用に採点し直す表の作り方が分かります。

目次

育毛剤ベスト10を見る前に知っておきたいこと

先に結論
  • ベスト10の順位は、作った人が決めた基準で並べたもの
  • 並び順の決め方は大きく5種類あり、それぞれ上位の意味が違う
  • 10本を見る前に「使えない条件」で足切りをすると迷いが減る
  • 残った候補を、自分で決めた重みで採点し直すのが近道

この記事では商品に順位を付けません。代わりに、ベスト10を自分の物差しで読み直す方法をお伝えしますね。

まずは、そのランキングがどうやって並べられたかを見てみましょう。並び方の種類で、上位にいる意味がまったく変わるんです。

並び順の決め方上位にいる意味確かめる所
売れた数や金額の順ある売り場・ある期間でよく買われた集計した売り場と期間
編集部や検証者の採点順書き手が決めた項目で点が高かった採点の項目と配分
読者の投票・レビューの点数順投票やレビューをした人の評価が高かった投票した人数と、いつの投票か
成分や使い心地のテスト順決めた条件のテストで結果がよかったテストの条件と、自分の使い方との違い
並べた理由の説明がない何で上位なのか読者には分からない説明がない時は、順位を参考にしない

例えば、通販サイトの売れ筋の10本と、ある雑誌の採点の10本は、同じ「ベスト10」でも中身が別物です。同じ商品が片方では上、もう片方では下ということも珍しくありません。

「ベスト10」と「おすすめ10選」は同じ?

似た言葉に「おすすめ10選」もあります。こちらは順位を付けずに10本を紹介していることが多く、並び順に意味がない場合もあるんです。

『一番上に載っているから一番いい物』と読むと、書き手の意図とずれてしまうことも。番号が「順位」なのか「紹介の順番」なのかを、見出しや冒頭の説明で確かめておきましょう。

順位の根拠はどこに書いてある?

順位の根拠は、ランキングの冒頭か末尾、または小さな注記に書かれていることが多いです。見つからない時は、ページの一番下まで探してみてください。

根拠の説明にあってほしい項目
  • 何を基準に並べたのか(売上、採点、投票など)
  • いつの時点の情報か(集計の期間や記事の更新日)
  • どの商品を比べたのか(何本の中から選んだか)
  • 採点なら、項目ごとの配分や点の付け方
  • 広告や紹介料を含む記事かどうかの表示

これが半分以上書かれていれば、自分で読み直す材料はそろっています。逆に、ほとんど書かれていない時は、順位より商品ごとの公式の情報を頼りにしましょう。

根拠が見つからない時の読み方

根拠の説明がどこにもないランキングもあります。その場合は、順位の数字をいったん忘れて「10本の商品名の一覧」として使うのがおすすめです。

一覧として見れば、候補探しの入り口としては十分役に立ちます。あとは、それぞれの公式サイトで区分や使い方を確かめ、この記事の採点表で自分の順番を付けてみてください。

「PR」「広告」の表示も根拠の一部

令和5年10月から、広告であることを隠した表示は景品表示法で禁じられています。企業から依頼を受けた記事には、「PR」「広告」などの表示が分かりやすく入っているはずです。

広告を含むランキングが悪いわけではありません。ただ、表示があるかどうかは、順位の意味を考える時の大事な手がかりになりますよ。

比較記事の検証条件の読み方は検証記事の読み方の記事でも詳しく紹介しています。

10本の中に違う種類の物が混ざっていない?

ベスト10には、区分の違う商品が同じ列に並んでいることがあります。ここを見落とすと、比べ方そのものがずれてしまうんです。

区分主な呼ばれ方ベスト10で見かけた時の扱い
医薬部外品薬用育毛剤、育毛トニック育毛・脱毛の予防などの効能を表示できる。同じ区分どうしで比べる
化粧品スカルプエッセンス、ヘアトニック育毛の効能はうたえない。頭皮のうるおいや使い心地で比べる
第1類医薬品発毛剤使える人に条件があり、薬剤師が説明して販売する。別に考える
食品飲む育毛のサプリなど効能を表示できない。塗る物とは比べない

10本を区分ごとに分けてみると、比べるべき相手が意外と少ないことに気づきます。区分ごとの細かい違いは、医薬品と医薬部外品の違いの記事で読めます。

補足

発毛剤(医薬品)が気になる時は、ランキングの順位で決めず、薬剤師に相談してから選びましょう。女性や20歳未満の方は使えない物もあります。

同じブランド名でも区分が違うことがある

ブランド名が同じでも、商品ごとに区分が違うことがあります。例えば、発毛剤(第1類医薬品)を出しているブランドが、医薬部外品の育毛トニックや化粧品のシャンプーも出している、というケースです。

ランキングにブランド名だけが書かれている時は、どの商品を指しているのかを販売名や箱の表示で確かめましょう。

海外の商品が並んでいる時は

ランキングによっては、日本で承認されていない海外の医薬品が並んでいることもあります。厚生労働省は、個人輸入の医薬品には偽造品や品質の問題があるおそれがあり、健康被害が出ても公的な救済制度の対象外になると注意を呼びかけています。

順位が高く見えても、海外の医薬品は候補に入れず、国内で区分が表示されている物から選ぶのが安心です。

先に「足切り条件」を決めておく

『10本もあると、全部を比べるのは大変そう』と感じますよね。そこでおすすめなのが、点を付ける前に「これに当てはまったら外す」条件を決めておくやり方です。

足切りに使える条件
  • 使用上の注意に、自分に当てはまる「使えない人」の項目がある
  • 前に肌に合わなかった成分が、有効成分やその他の成分に入っている
  • 男性用・女性用の表示が、使う人と合っていない
  • 書かれた回数(朝晩2回など)を、どう考えても続けられない
  • 定期購入しか選べず、止め方の条件が読んでも分からない

この5つを当てはめるだけで、10本が4〜5本に減ることもあります。点数を付けるのは、残った物だけで十分ですよ。

店頭で確かめるなら、こんなふうに聞くこともできます。

「この育毛剤、アルコールが入っていますか?前にピリピリしたことがあって」

「その他の成分の欄にエタノールと書いてありますね。こちらの物には入っていないですよ」

成分の欄の読み方を一緒に見てもらうと、足切りがぐっと楽になります。

妊娠中・授乳中の方や、治療中・持病がある方は、足切りの前に医師か薬剤師に相談してください。使えるかどうかの判断は、自分だけでしない方が安心です。

使用上の注意はどこで読める?

足切りに一番使うのが、使用上の注意の欄です。箱の側面や裏、中に入っている説明書、メーカーの公式サイトの商品ページなどに書かれています。

通販で買う時は、商品ページの下の方に載っていることが多いです。見つからない時は、メーカーのお問い合わせ窓口で聞いてみてくださいね。

自分用の採点表を作る:重み付けのやり方

足切りで残った候補に、自分の物差しで点を付けていきます。ポイントは、項目ごとに「どれだけ大事か」の重みを先に決めることです。

点だけで比べると、自分にとってどうでもいい項目の差で順番が決まってしまいます。重みを付けておけば、ゆずれない項目の差がきちんと合計に表れるんです。

重み付き採点表の作り方
  1. 下の表の項目から、自分にとって大事な物を5つ選ぶ
  2. 5つそれぞれに、重みを1〜3で付ける(3が一番大事)
  3. 候補ごとに、各項目を0〜2点で採点する(合わない0・ふつう1・合う2)
  4. 「点数×重み」を項目ごとに出して、合計する
  5. 合計が近い時は、重み3の項目の点が高い方を選ぶ
項目見る所重み(自分で記入)
区分と効能の表示箱の「医薬部外品」などの表示と効能の欄
有効成分有効成分の欄と、その他の成分
使い心地香り、清涼感、液だれのしにくさ
容器ノズル、スプレー、ボトルの形
使う回数1日1回か2回か
買いやすさ近くの店で買えるか、通販だけか
続ける時の費用の考え方1本で何日分か、定期の条件

ベスト10の順位は、作った人の重みで付いた点です。自分の重みで付け直すと、順位が入れ替わることもよくあります。

採点の具体例:2本を比べてみる

例えば、夜しか使えず、前にアルコールで肌がピリピリした人が、足切りで残った2本を比べたとします。重みは「使う回数3・成分3・使い心地2・容器1・買いやすさ1」にしました。

項目(重み)候補1の点候補1の小計候補2の点候補2の小計
使う回数(3)2(1日1回の案内)60(朝晩2回が前提)0
成分(3)1(その他の成分にエタノール)32(アルコールなしの表示)6
使い心地(2)1224
容器(1)2211
買いやすさ(1)1122
合計1413

ランキングでは候補2の方が上だったとしても、この人の採点では候補1が少し上になりました。点差が小さい時は、使用感を試せる小さいサイズがあるかも見て決めるとよいですよ。

費用は「1か月あたり」に直して見る

価格はランキングの時点と今で変わっていることがあるので、表に金額を写すより、公式の価格ページで確かめるのがおすすめです。比べる時は、1本で何日分かを見て、1か月あたりに直して考えると公平になります。

採点の記入例:状況別に見てみよう

同じ10本でも、使う人の状況で重みが変わります。状況ごとの重みの付け方の例を見てみましょう。

状況重みを3にしたい項目重みを1にしてよい項目
朝が忙しく、夜しか使えない使う回数容器
汗をかきやすく、夕方に頭皮がべたつく使い心地(さっぱり感)買いやすさ
前にアルコールでピリピリした有効成分とその他の成分使い心地(清涼感)
髪が長く、根元に届きにくい容器(ノズルの形)使う回数
近くの店で買い足したい買いやすさ容器

例えば「夜しか使えない」人なら、1日2回が前提の物は重み3の項目で0点になります。順位が上でも、自分の採点では下がるわけです。

『こんなに細かく考えないといけないの?』と思うかもしれません。ただ、一度表を作っておけば、別のランキングを見た時にもそのまま使えますよ。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

重みを決められない時の目安

『どれも大事で、重みを付けられない』という方もいますよね。そんな時は、過去に育毛剤やシャンプーをやめた理由を思い出してみてください。

「べたつきが嫌でやめた」なら使い心地、「つけ忘れが続いた」なら使う回数、「買いに行くのが面倒だった」なら買いやすさが、あなたにとっての重み3です。やめた理由は、次に選ぶ時の一番の手がかりになりますよ。

家族で1本を選ぶ時は

家族で一緒に使う物を選ぶなら、それぞれが重みを付けて、合計を足し合わせるやり方もあります。男女兼用の表示があるか、使う人全員の使用上の注意に当てはまる所がないかは、足切りの段階で確かめておきましょう。

ランキングを読む時によくある失敗

ベスト10は手軽に見られる分、読み方のくせで失敗しやすいところもあります。

ランキングでのありがちな読み方その結果こう読み直す
1位から3位だけを見て決める4位以下に自分向きの物があっても気づかない足切りをしてから10本全部を見る
記事の更新日を見ない今は名前やパッケージが変わっていることも公式サイトで今の商品名を確かめる
同じ商品の容量違いを別物と思う同じ物を2回比べてしまう販売名と有効成分の欄を見比べる
セット商品を単品と比べる中身の量が違うまま比べてしまう1本あたり・1か月あたりに直す
順位だけ覚えて区分を見ない化粧品と医薬部外品を同じ物と思う箱の区分の表示を確かめる

特に見落としやすいのが、名前の変更やリニューアルです。ランキングが古いと、同じ名前でも中身が変わっていることがあるんです。

家族と一緒にランキングを見ていると、こんなやりとりになることも。

「この前見たランキングの3位、もう売っていないみたい」

「名前が変わって、別の商品名で出ているのかもしれないね。公式サイトのお知らせを見てみようか」

メーカーの公式サイトには、名前の変更やリニューアルのお知らせが載っていることがあります。

気をつけたいこと

ランキングの商品名から通販のページに飛んだ時、定期購入のコースが先に表示されることがあります。申し込む前に、最終確認画面で2回目以降の条件と止め方を読んでおきましょう。

ランキングを見すぎて決められない時は

いくつものランキングを見比べていると、かえって決められなくなることがありますよね。そんな時は、見るランキングを2つまでにしぼり、そこに出てくる商品だけで足切りと採点をしてみてください。

選んだ後は、使い始めた日と頭皮の調子をメモしておくと、次に選び直す時の材料になります。記録の付け方は育毛剤の効果はいつからかの記事で紹介しています。

ベスト10の記事でよく見る言葉

言葉意味
総合評価いくつかの項目の点を合わせた評価。項目と配分は記事ごとに違う
検証決めた条件で使ったり成分を調べたりして比べること
売れ筋集計した売り場と期間の中で、販売の多かった商品
販売名医薬部外品などで、承認された正式な名前。商品名と違うこともある
足切り条件採点する前に、当てはまったら候補から外す条件
重み項目ごとの大事さ。重い項目ほど合計点に大きく効く

言葉の意味を押さえておくと、ランキングの説明文が読みやすくなりますよ。

特に「販売名」は、名前が変わった商品や容量違いの商品を見分ける時に役立ちます。箱の表示や商品ページで、商品名と並べて確かめてみてください。

よくある質問

ベスト10の1位の育毛剤を選べば間違いないですか?

1位は、その記事の基準で点が一番高かった物です。自分の頭皮や使い方に合うかは別なので、足切り条件と自分の採点で確かめてから選びましょう。

複数のランキングで上位の商品は、いい商品ということですか?

多くの記事で取り上げられている、ということは分かります。ただ、記事どうしが似た情報をもとに作られていることもあるので、区分と使用上の注意は公式で確かめてください。

採点表の点数が同じになったら、どう決めればいいですか?

重みを3にした項目の点が高い方を選ぶのがおすすめです。それでも同じなら、毎日続けやすい方を選ぶと後悔しにくいですよ。

ランキングに発毛剤が入っていたら、育毛剤と比べてもいいですか?

発毛剤は医薬品で、使える人の条件があります。育毛剤と同じ表で比べず、別に考えて薬剤師に相談しましょう。

ランキングの価格をそのまま信じていいですか?

価格は変わることがあるので、買う前に公式の価格ページで確かめてください。定期購入の場合は、2回目以降の条件も一緒に見ておきましょう。

ランキングを見ずに選ぶことはできますか?

できます。この記事の足切り条件と採点表は、店頭の棚に並ぶ商品にもそのまま使えます。気になる物を2〜3本メモして、同じ手順で点を付けてみてください。

女性用の育毛剤もベスト10で選べますか?

女性向けと書かれた物や男女兼用の物を足切りで残せば、同じ採点表が使えます。妊娠中・授乳中の方は、採点の前に使えるかどうかを医師か薬剤師に聞いておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 育毛剤ベスト10の順位は、作った人の基準での並び
  • 並び順の決め方と、根拠の書かれ方を先に読む
  • 区分の違う物は同じ表で比べない
  • 足切り条件で候補を減らし、重み付きの採点表で付け直す
  • 価格や商品名は、買う前に公式で今の情報を確かめる

ランキングに頼らない選び方の基準は育毛剤の選び方に、育毛剤の基本は育毛剤とはの記事にまとめています。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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