若い人が育毛剤を使う時は?年齢の表示と選ぶ時の確認

若い人が育毛剤を使う時に年齢の表示と使用上の注意を確かめる様子を表したアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

『まだ若いのに育毛剤なんて使っていいのかな』と、箱を手に取ったまま迷っていませんか。年齢のことがどこにも書いていないように見えて、かえって不安になる方も多いはずです。

結論から言うと、若い人が育毛剤を使う時は、まず箱の「使用上の注意」と公式サイトのQ&Aで年齢の表示を探し、区分と刺激の強さを確かめてから選ぶのが安心です。発毛剤(医薬品)は20歳未満は使わない、と決められています。

この記事では、年齢の表示が出てくる場所と読み方、そして若い人が選ぶ時の確認表が分かります。

目次

若い人が育毛剤を使う時は?先に答え

先に答え
  • 年齢の表示は「使用上の注意」「公式のQ&A」「購入ページの注意書き」に出てくることが多い
  • 医薬部外品の育毛剤は、一律の年齢制限が書かれていない商品が多い
  • 年齢の記載が無いことは「若い人向けに作られた」という意味ではない
  • 発毛剤(医薬品)の対象は20歳以上の成人で、20歳未満は使わない

若い人が育毛剤を前にして気になることは、だいたい似ていますよね。気になる点ごとに、どこを見ればいいかを先にまとめておきます。

気になることまず見る場所見るポイント
自分の年齢で使っていいか箱の「使用上の注意」「使用しないでください」の欄に年齢があるか
肌に合うか成分表示・注意書きアルコールや清涼感の強さの案内
発毛剤との違い箱の区分表示「医薬部外品」か「第1類医薬品」か
未成年でも買えるか通販の購入ページ保護者の同意についての注意書き
書いていない時公式サイトのQ&A・問い合わせ窓口子どもや若い人の使用についての回答

育毛剤そのものの基本は、育毛剤とはどんな商品かで先に押さえておくと読みやすくなります。

年齢の表示はどこに書いてある?4つの場所

実は、年齢のことは1か所にまとまって書かれているとは限らないんです。商品によって、書かれている場所がばらばらなんですね。

書かれている場所どんな形で出てくるか見る時のコツ
箱・説明書の「使用上の注意」「使用しないでください」「相談してください」の欄年齢・性別・体の状態が並んで書かれる
箱の「用法・用量」「成人男性(20歳以上)が」のような書き出し医薬品で多い書き方
公式サイトのよくある質問「子どもでも使えますか」への回答商品名とシリーズ名で検索する
通販の購入ページ・規約未成年の購入についての注意書き使う年齢ではなく、買う時の決まり

箱の「使用上の注意」から読む

いちばん先に見たいのは、箱の側面や裏面にある「使用上の注意」です。ここには、使わないほうがいい人や、相談してから使う人が書かれています。

医薬部外品の育毛剤では、「傷やはれもの・湿しん等、異常のある部位には使わない」「赤みやかゆみが出たら使用を中止して皮フ科医に相談」といった、肌の状態についての注意が中心です。年齢が書かれていない商品も多いので、まずは肌の注意から読んでおきましょう。

「用法・用量」の書き出しも見ておく

医薬品の場合は、使い方の欄の書き出しに年齢が出てきます。市販の発毛剤では「成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布」のように書かれています。

この書き出しがあるかどうかで、医薬品かどうかの見当もつきますよ。

公式サイトのQ&Aは「子ども」で探す

箱に書いていない時は、メーカーの公式サイトのよくある質問を見てみてください。「若い人」より「子ども」「年齢」という言葉で回答が載っていることが多いです。

購入ページの注意書きは「買う時」の話

通販の購入ページには、未成年の購入についての注意が載っていることがあります。たとえばチャップアップの購入ページには、18歳未満は保護者の同意を得たうえで購入するよう書かれています。

これは「何歳から使えるか」ではなく「買う時の決まり」なので、使用上の注意とは分けて読みましょう。

区分で変わる年齢の書かれ方

ここが大事なところです。同じ「髪の悩み用」でも、区分によって年齢の書かれ方がまったく違います。

区分年齢の書かれ方の傾向若い人が気をつけたいこと
医薬部外品(薬用育毛剤)一律の年齢制限は書かれていないことが多い肌に合うか、刺激の強さを確かめる
化粧品(ヘアトニック・頭皮用美容液)年齢の記載はほとんど見かけない育毛の効能は表示できない区分と知っておく
第1類医薬品(発毛剤)成人(20歳以上)が対象と明記20歳未満は使わない。購入時に薬剤師が年齢を確かめる
第2類医薬品(毛髪用薬の一部)小児は保護者の指導監督のもとで、と書かれた例がある説明書を家族と一緒に読む

医薬部外品の育毛剤の場合

育毛剤を販売する会社のコラムでは、医薬部外品の育毛剤は「一般的に年齢制限はありません」と説明しています。そのうえで、成分が肌に合うかは個人差があり、成長過程の敏感な肌には強い刺激になることがある、とも書かれています。

つまり、年齢よりも「自分の肌に合うか」を見る区分なんですね。

発毛剤(医薬品)の場合

市販の発毛剤(ミノキシジル配合の第1類医薬品)は、説明書の「使用しないでください」の欄に「未成年者(20歳未満)」と書かれています。大正製薬のQ&Aでは、未成年者は「国内での使用経験がありません」と案内されています。

20歳を過ぎていても、使えるかどうかは薬剤師に相談して決める医薬品です。違いをくわしく知りたい方は医薬品・医薬部外品の違いも読んでみてください。

「年齢の記載が無い」をどう読む?

『何も書いていないなら、何歳でも大丈夫なんでしょ?』と思いますよね。ただ、記載が無いことは「若い人向けに作った」という意味ではないんです。

読み違えやすいところ

年齢が書かれていないのは、一律に区切っていないという意味であることが多いです。成長途中の肌への刺激まで確かめたうえで作られているとは限りません。気になる時は、使う前にメーカーへ聞いてみましょう。

メーカーごとに案内は違う

公式サイトを見比べると、子どもや若い人の使用への考え方はメーカーによって違います。いくつか例を挙げますね。

商品・シリーズ公式の案内(要約)
アルガス小中学生には積極的にすすめておらず、皮膚科など専門外来で相談のうえで、と案内
マナラ スカルプエッセンス子どもが使うことはすすめていない(女性向けに開発した商品)
花王 サクセスシリーズ強い清涼感のある製品で、刺激に感じないなら年齢は気にせず使える。初めて子どもに使う時は保護者の監督のもと少量ずつ
千萬之素(第2類医薬品)小児が使う時は、保護者の指導監督のもとで使わせるよう記載

同じ「書いていない」でも、問い合わせると答えが違うことがある、と覚えておいてください。

問い合わせる時の聞き方

メーカーの窓口に聞く時は、年齢と気になっている点をそのまま伝えれば大丈夫です。たとえばこんな聞き方があります。

「〇〇歳ですが、この育毛剤は使えますか。肌が敏感なので、刺激の強さも知りたいです」

「アルコールが入っているか、清涼感が強いかを教えてください」

返ってきた答えはメモしておくと、あとで別の商品と比べる時に役立ちますよ。

メモには、聞いた日・商品名・窓口の答え・気になった点の4つを書いておけば十分です。電話で聞いた時は、言われたことをその場で短く書き留めておきましょう。

窓口の答えが「肌の状態によるので皮膚科で相談を」だった時は、それ自体が大事な答えです。無理に使い始めず、一度相談してから決めても遅くはありません。

若い人が育毛剤を選ぶ時の確認表

年齢の表示を確かめたら、次は自分に合うかどうかです。若い人が選ぶ時に見ておきたい項目を、表にまとめました。

確認する項目見る場所若い人向けの見方
区分箱の表・裏の表示「医薬部外品」と書かれているか
効能・効果箱の裏区分で認められた範囲の表示か
アルコール(エタノール)成分表示肌がしみやすい人は控えめな物を
清涼感・香り商品名・説明文「クール」「微香性」「無香料」などの表示
使用上の注意箱・説明書年齢や肌の状態の注意を読んだか
1日の回数と量用法の欄毎日続けられる回数か
買い方店頭か通販か定期購入の条件を確かめたか
買う前のチェック
  • 箱の区分表示を見て、医薬部外品か医薬品かを確かめた
  • 使用上の注意を最後まで読んだ
  • 年齢の記載が無い時は、公式のQ&Aか窓口で確かめた
  • 成分表示でアルコールの有無を見た
  • 未成年なら、家族と一緒に選んでいる

刺激の感じ方は人それぞれ

清涼感のある育毛剤は、スーッとする使い心地が好きな人もいれば、ピリッと感じる人もいますよね。若い人は肌が敏感なこともあるので、まずは控えめな物から選ぶのも一つの方法です。

状況別に、先に確かめたいこと

若い人といっても、年齢も肌の状態も、生活もさまざまですよね。自分に近い状況を探して、先に確かめたいことを見てみてください。

状況先に確かめたいこと相談するなら
中学生・高校生メーカーが子どもの使用をすすめているか保護者と一緒にメーカーの窓口か皮膚科へ
18歳・19歳発毛剤ではなく医薬部外品の表示か店頭の薬剤師・登録販売者
20代前半1日の回数と、続けられる買い方か売り場の相談カウンター
頭皮にニキビやかゆみがある「異常のある部位には使わない」の注意先に皮膚科
汗をかく部活・スポーツをしている使うタイミング(洗髪後かどうか)の案内説明書・公式のQ&A
女性女性も使えると書かれているかメーカーの窓口・薬剤師

頭皮にニキビやかゆみがある時は、育毛剤を塗ることで刺激になることもあります。肌が落ち着いてから考えても遅くはないので、焦らなくて大丈夫ですよ。

女性の場合は、女性用・男女兼用と書かれているかもあわせて見ておきましょう。発毛剤は男性用と女性用が別の製品になっていて、女性用も成人(20歳以上)が対象です。

家族と一緒に読むと見落としが減る

説明書の文字は小さくて、一人で読むと読み飛ばしてしまうこともありますよね。特に10代の方は、家族に一緒に読んでもらうと安心です。

「この欄に年齢のことが書いてあるか、一緒に見てほしい」と声をかけるだけでも、話を切り出すきっかけになりますよ。

効能の表示は区分の範囲で読む

箱に書ける効能は区分で決まっていて、医薬部外品の育毛剤なら厚生労働省の通知で「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲とされています。年齢が若いから効き方が違う、と書かれた物ではないので、広告の言葉より箱の表示で比べてみてください。

効果の考え方は育毛剤の効果でくわしく紹介しています。

使い始めの1か月で気をつけたいこと

買ったあとも、最初の1か月はていねいに様子を見たいところです。初めての育毛剤なら、なおさらですよね。

使い始めの流れ
  1. 説明書の用法どおりの回数と量で始める(多く塗っても早く変わるわけではない)
  2. 最初の数日は、頭皮の赤み・かゆみ・ヒリヒリが出ないかを見る
  3. 異常が出たら使うのをやめ、説明書を持って皮膚科や薬剤師に相談する
  4. 週に1回、同じ明るさの場所で分け目や生え際を撮っておく
  5. 1か月たったら、使い心地と続けやすさを振り返る

使い方の基本は育毛剤の使い方を参考にしてみてください。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

皮膚科に相談したほうがいい時

一部だけ丸く抜けた、ここ数週間で抜け毛がはっきり増えた、頭皮の赤みやかゆみが引かない。そんな様子があれば、育毛剤を選ぶ前に皮膚科で診てもらいましょう。

抜け毛が気になる時は、皮膚科などの専門の医療機関で対策を知ることが大切だと、日本皮膚科学会のQ&Aにも書かれています。

若い人がつまずきやすいこと

若いうちに育毛剤を使い始める時、よく見かけるつまずきがあります。先に知っておくだけで、ずいぶん防げますよ。

こうすると安心
  • 箱の表示で区分を確かめてから買う
  • 1本を決めて、説明書どおりに使う
  • 家族や薬剤師に一度相談する
つまずきやすい例
  • 家族が使っている発毛剤を借りて使う
  • 広告の「若い人に人気」の言葉だけで決める
  • 何本も重ねて塗って、肌が荒れる

家族の発毛剤を借りるのは、特に気をつけたいところです。発毛剤は使う人の年齢や性別で使えるかどうかが決まる医薬品なので、家にあっても使わないでくださいね。

「若い人向け」という広告の言葉を見た時

SNSや動画の広告で「10代・20代にも」といった言葉を見かけることもありますよね。気になったら、その言葉ではなく箱の表示や公式の商品ページで、区分と使用上の注意を確かめてみてください。

広告で目立つ言葉と、説明書に書かれている決まりは別物です。迷った時は、次の順番で見ていくと落ち着いて判断できます。

  1. 区分(医薬部外品・化粧品・医薬品)の表示を見る
  2. 効能・効果が区分の範囲で書かれているかを見る
  3. 使用上の注意に年齢や肌の注意があるかを読む
  4. 通販なら、定期購入の条件と解約の方法を最終確認画面で見る

定期購入の条件は、申し込む前の最終確認画面に表示することが法律で決められています。スクリーンショットで残しておけば、あとで条件を見返せますよ。

ネットで海外の薬を見かけた時も、手を出さないでおきましょう。個人輸入の医薬品は、日本の法律での品質・安全性の確認を受けていないうえ、偽造品のおそれもある、と厚生労働省が注意しています。

年齢の表示を読む時に出てくる言葉

箱や説明書には、ふだん聞きなれない言葉も出てきます。若い人が読む時に迷いやすい言葉をまとめました。

言葉意味
医薬部外品人の体への作用がおだやかで、育毛などの使用目的が法律に書かれた区分
第1類医薬品薬剤師が説明して売る、特に注意が必要な一般用医薬品
使用上の注意使わない人・相談する人・使い方の注意が書かれた欄
用法・用量1日の使用回数と、1回に使う量を決めた欄
成人(20歳以上)医薬品の説明書で使われる年齢の書き方
保護者の指導監督のもとに子どもが使う時は大人が見守る、という意味
未成年者契約の話では18歳未満。医薬品の説明書では「20歳未満」と書かれることがある

契約の上での成年年齢は18歳です。一方で、発毛剤の説明書の「未成年者(20歳未満)」は使う年齢の決まりなので、18歳・19歳でも発毛剤は使わない、と覚えておきましょう。

よくある質問

若い人が医薬部外品の育毛剤を使ってもいいですか?

医薬部外品の育毛剤は、一律の年齢制限が書かれていない商品が多いです。ただし、肌に合うかは人それぞれなので、使用上の注意を読み、気になる時はメーカーに確かめてから使いましょう。

年齢の表示はどこを見ればいいですか?

箱や説明書の「使用上の注意」と「用法・用量」の欄を見てください。書いていない時は、公式サイトのよくある質問や問い合わせ窓口で確かめられます。

18歳なら発毛剤を使えますか?

使えません。市販の発毛剤の説明書では、未成年者(20歳未満)は使用しない人に入っています。成年年齢の18歳とは別の決まりなので、18歳・19歳も対象外です。

若いと育毛剤の効き方が違いますか?

年齢によって効き方が違うと表示された育毛剤はありません。効き方には個人差があり、表示されている効能も区分で決まった範囲です。

未成年が通販で育毛剤を買う時に気をつけることは?

購入ページに保護者の同意について書かれていることがあります。定期購入の条件も含めて、保護者と一緒に最終確認画面を見てから申し込みましょう。

使ってみてかゆくなったらどうすればいいですか?

まず使うのを中止しましょう。使っていた商品と説明書を持って、皮膚科か薬剤師に相談すると話が早いです。自己判断で別の商品を重ねて塗るのは避けましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 若い人が育毛剤を使う時は、まず「使用上の注意」「用法・用量」で年齢の表示を探す
  • 医薬部外品は一律の年齢制限が無いことが多いが、若い人向けという意味ではない
  • 書いていない時は公式のQ&Aと問い合わせ窓口で確かめる
  • 発毛剤(医薬品)は20歳以上が対象なので、18歳・19歳も使わない
  • 選ぶ時は区分・アルコール・清涼感・回数を確認表で見て、異常が出たら皮膚科へ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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