育毛剤が効いたと感じたら?変化の確かめ方と続けるか見直すかの判断

ノートとペン、ラベルの無いボトルと卓上カレンダーが置かれた机

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育毛剤を使い続けて、『あれ、最近抜け毛が少ない気がする』『効いたのかも』と感じた時、うれしい反面、このまま続けていいのか迷いますよね。

結論から言うと、育毛剤が効いたと感じたら、まずは使い方を変えずに続けながら、同じ条件で変化を確かめるのがおすすめです。季節や髪型など、育毛剤以外の理由で変わって見えることもあるからです。

この記事では、変化の確かめ方と、続けるか見直すかを決める判断表を紹介します。量を増やす、定期を増やすといった判断の前に、ひと呼吸おいて読んでみてくださいね。

目次

育毛剤が効いたと感じたら?先に結論

先に結論
  • 効いたと感じても、量や回数は変えずに今の使い方を続ける
  • 変化は同じ条件(場所・光・髪型)で比べて確かめる
  • 季節や髪型、シャンプーの変更など、ほかの理由も考えておく
  • 続けるか見直すかは、判断表で落ち着いて決める
  • 定期購入の回数や本数は、確かめてから見直す

育毛剤のうち、多くを占める医薬部外品の育毛剤は、効能・効果の範囲が決まっています。表示されているのは「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」といった言葉です。

「効いた」と感じた中身が、この範囲のどれに近いのかを考えておくと、期待しすぎずに続けられます。育毛剤で期待できることとできないことは、育毛剤の効果でくわしく紹介しています。

「効いた」と感じる変化はどこに出る?

「効いた」と一口に言っても、感じ方は人によってさまざまです。どんな変化を感じたのかを、まず言葉にしてみましょう。

感じた変化近い効能の言葉確かめ方の例
洗髪の時の抜け毛が少ない気がする脱毛の予防同じ曜日・同じシャンプーで見る
頭皮のかゆみやふけが気にならないかゆみ・ふけいつから気にならないかをメモ
髪にハリやコシが出た気がする育毛・養毛同じスタイリングで比べる
分け目や生え際が目立ちにくい薄毛同じ場所・同じ光で写真
細く短い毛が見える気がする毛生促進・発毛促進同じ部位を同じ距離で撮る

表の「近い効能の言葉」は、医薬部外品の育毛剤で表示される言葉との対応です。感じた変化が育毛剤のはたらきだと決めつけるものではありません。

『細い毛が増えたから、もう大丈夫』と思いたくなりますよね。ただ、髪は生えかわりをくり返しているので、ある時期に細い毛が目に入ること自体は珍しくないんです。

髪の毛周期について、日本皮膚科学会は成長期を大体2〜6年、休止期を2〜3か月と説明しています。1日に抜ける毛の量も、季節やヘアケアの仕方で変わるといわれています。

その変化、ほかの理由で起きていない?

実は、育毛剤以外の理由で「変わった」と感じることもよくあります。ここを先に確かめておくと、判断を間違えにくくなりますよ。

ほかの理由どう見え方が変わるか確かめること
季節抜け毛の量の感じ方が変わる去年の同じ時期と比べる
ヘアカット短くすると抜け毛が目立ちにくいカットの前後で比べていないか
髪型・分け目分け目を変えると地肌が見えにくい同じ分け目で比べる
照明・撮る場所明るさで地肌の見え方が大きく変わる同じ場所・同じ時間に撮る
シャンプー・スタイリング剤ボリュームの出方が変わる同じ時期に変えていないか
生活リズム睡眠や忙しさで頭皮の調子が変わる生活の変化をメモしておく

例えばこんな場面があります。育毛剤を使い始めた月に、美容室で髪を短くしてもらったとします。

この場合、抜け毛が目立たなくなったのは、髪が短くなったからかもしれません。どちらか一方だけで判断せず、両方の可能性を残しておくのが大事なところです。

ほかの理由を確かめるチェック
  • 使い始めてから、ヘアカットやカラーをしていないか
  • シャンプーやスタイリング剤を同じ時期に変えていないか
  • 季節が変わるタイミングで比べていないか
  • 写真を撮る場所や時間がばらばらになっていないか

変化の確かめ方:同じ条件で比べる

変化を確かめるコツは、「条件をそろえる」ことに尽きます。記録の細かい付け方は育毛剤の効果はいつから?でも紹介しているので、ここでは「効いたかも」と感じた後にやることに絞りますね。

効いたと感じた後に確かめる流れ
  1. 感じた変化を一言でメモする(例:洗髪の抜け毛が少ない気がする)
  2. 使い始めのころの写真やメモがあれば、同じ条件のものを探す
  3. 無ければ、今日から同じ場所・同じ光・同じ髪型で撮り始める
  4. 1か月ごとに同じ条件で撮り、並べて見る
  5. 3〜6か月ほど続けてから、変化が続いているかを見る

『使い始めの写真が無い』という方も多いはずです。その場合でも、今日から撮れば次の判断材料になります。遅すぎるということはありませんよ。

比べる条件そろえ方の例
場所いつも同じ洗面台の鏡の前
光同じ照明、同じ時間帯
髪の状態洗って乾かした直後、整髪料なし
分け目同じ位置で分ける
撮る距離・角度スマホを持つ高さを決めておく

抜け毛の本数で確かめる時は

『抜け毛が減った』と感じた時は、本数の感じ方も条件をそろえて見てみましょう。日本皮膚科学会の解説では、1日に抜ける毛の量は、個人差や季節差、ヘアケアの仕方にもよるものの、おおよそ100本程度までといわれています。

1日ごとに数えるのは大変なので、決まった日に、排水口のネットに残った毛を見るくらいで十分です。シャンプーの量や洗う時間がいつもと違う日は、比べる対象から外しておきましょう。

見る時そろえたいこと
洗髪の後同じ曜日、同じシャンプー、同じ洗い方
朝の枕同じ枕カバー、寝る時間がいつもどおりの日
ブラッシングの後同じブラシ、乾かし方も同じ

本数は日によって大きくぶれます。1回の結果で決めず、何週間か続けて同じ傾向かどうかを見てくださいね。

メーカーが案内する継続の目安も参考になります。例えば加美乃素本舗は加美乃素Aの注意書きで「概ね6ヶ月間をめやすに」毎日続けて確かめるよう案内しています。持田ヘルスケアはコラージュフルフル育毛シリーズで、ヘアサイクルを考えると3か月〜6か月以上を案内しています。

続けるか見直すかの判断表

確かめた結果をもとに、続けるか見直すかを決めましょう。どちらを選んでも間違いではありません。自分の目的に合うかで決めればいいんです。

確かめた結果おすすめの判断一緒にやること
同じ条件でも変化が続いて見える今の使い方で続ける量・回数は変えない
変化がはっきりしない使い方を見直して続ける使用量・回数・タイミングを外箱で確認
一時的に良く見えたが元に戻ったほかの理由を確かめる季節・髪型の影響をメモ
かゆみ・赤みなど肌の異常がある使うのをやめる皮膚科か薬剤師に相談
抜け毛が急に増えた・円形に抜けた自己判断せず相談皮膚科を受診

「変化がはっきりしない」時は、まず使い方がメーカーの案内どおりかを見てみてください。正しい使い方の基本は、育毛剤の使い方・正しい塗り方でまとめています。

自分で分からない時は、人の目も借りる

毎日鏡で見ていると、少しの変化には気づきにくいものです。逆に、気持ちしだいで良くも悪くも見えてしまうこともありますよね。

そんな時は、家族など身近な人に、同じ場所・同じ角度で見てもらうのも一つの方法です。「前と比べてどう?」と聞くより、「この写真とこの写真、違って見える?」と2枚を並べて聞く方が、答えがぶれにくくなります。

美容室に通っている方なら、担当の美容師さんに分け目や生え際の様子を聞いてみるのもいいですね。毎回同じ人に見てもらえると、変化を比べる目が一つ増えます。

続けると決めたら
  • 1回の量と1日の回数は、外箱の案内のまま
  • 写真は1か月に1回、同じ条件で
  • 次に見直す時期をカレンダーに書いておく

効いたと感じた商品の情報を残しておく

変化を感じた商品は、外箱や商品ページの情報を手元に残しておくと後で役立ちます。パッケージが改良されたり、販売が終わったりすることもあるからです。

残しておきたい情報役立つ場面
商品名と販売名同じ物を買い直す時、別の店で探す時
区分と有効成分乗り換え先の候補を比べる時
1回の量・1日の回数使い方を見直す時
使用上の注意肌の不調で相談する時

外箱をスマホで撮っておくだけでも十分です。皮膚科や薬局で相談する時に見せられるので、話がスムーズに進みますよ。

効いたと感じた後にやりがちな失敗

うれしい変化を感じると、つい何かを足したくなりますよね。でも、ここでの判断を急ぐと、かえって確かめにくくなることがあります。

やりがちな失敗
  • もっと効かせたくて、1回の量や回数を増やす
  • 別の育毛剤を重ねて使い始める
  • 効いたから、と急に使うのをやめる
  • 変化を確かめる前に、定期の本数や回数を増やす

量を増やしても、効果が高まるわけではないと案内しているメーカーもあります。例えば北の快適工房のモウダスのFAQでは、使用回数・量を増やしても効果が高まるわけではないと書かれています。

2種類を重ねると、合わない時にどちらが原因か分かりにくくなります。何か足したくなったら、北の快適工房の育毛剤のように商品ごとの使い方の案内を読んでから、1本ずつ試すのが安心ですよ。

「もう使わなくていい?」と迷った時は

『効いたなら、そろそろやめてもいいのでは』と考える方もいます。医薬部外品の育毛剤では、やめる時期についての決まりはありません。

やめるか迷ったら、写真で確かめた変化と、続ける手間・費用を比べて決めましょう。やめた後も、同じ条件の写真を時々撮っておくと、次の判断に役立ちます。

定期購入の見直しと、人に勧める時の注意

効いたと感じたタイミングは、定期購入を見直すきっかけにもなります。ただ、本数を増やしたりコースを変えたりする前に、条件を確かめておきましょう。

見直したいこと確かめる場所
お届けの間隔を変えたい公式のマイページ・会員ページ
回数の約束があるコースか申し込んだ時の最終確認画面・確認メール
解約・休止の連絡期限公式の定期購入のページ
価格公式の価格ページ(1か月あたりに直して比べる)

定期購入の最終確認画面には、分量や2回目以降の代金、解約の方法などを載せるよう、消費者庁が事業者に求めています。最終確認画面やメールは保存しておくと、見直しの時に役立ちます。

定期を見直す前のチェック
  • 今のコースに回数の約束があるか
  • 変更・解約の連絡期限はいつまでか
  • 手元に何本残っているか
  • 話がこじれたら、消費者ホットライン「188」で相談先を案内してもらえる

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

人に勧める時・口コミに書く時の注意

効いたと感じると、家族や友人に勧めたくなりますよね。ただ、髪の変わり方には個人差があり、同じ育毛剤でも同じように感じるとは限りません。

例えば、こんな言い方なら相手も受け取りやすいです。

「自分は半年くらい続けて、抜け毛が気にならなくなった気がするよ。合うかは人によるから、外箱の注意書きは見てみてね」

勧める・書く時に添えたいこと
  • 使った期間と、1日の回数
  • 商品の区分(医薬部外品か、医薬品か)
  • 自分が感じた変化は「気がする」程度のものか
  • 肌に合わなかったらやめて相談すること

口コミを書く時も同じです。「生えた」のような言い切りや、病気がよくなったかのような書き方は避けて、使った期間や使い心地を中心に書くと、読む人の参考になりますよ。

続けている間に見直したいこと

効いたと感じた時こそ、育毛剤以外の毎日の習慣も整えておきたいところです。日本皮膚科学会は、これをすれば髪が抜けなくなるという特別な予防法があるわけではないとしたうえで、日常で気をつけたいことを挙げています。

習慣見直しのポイント
髪型強く引っ張る髪型を毎日続けていないか
カラーリング極端に頻繁になっていないか
洗髪頭皮が乾燥しすぎず、油っぽくもならない頻度か
食事・生活バランスのとれた食事と規則正しい生活か

育毛剤を付けるタイミングも、毎日の流れの中で決めておくと続けやすくなります。例えば「夜は洗って乾かした後、朝は整髪料の前」のように、生活の動きとセットにしておくと付け忘れが減りますよ。

毎日の流れで確かめたいこと
  • 付ける時間が、毎日ほぼ同じになっているか
  • 付けた後、指の腹でなじませる時間をとれているか
  • 整髪料は育毛剤の後に付けているか
  • 旅行や出張の時の持ち歩き方を決めているか

『変化を感じたから、生活は元に戻していい』と考えるより、今の流れをそのまま保つ方が比べやすくなります。条件を変えないこと自体が、変化を確かめる助けになるんです。

発毛剤(医薬品)を使っていて効いたと感じた時

この記事は主に医薬部外品の育毛剤の話ですが、医薬品の発毛剤を使っている方もいるはずです。発毛剤は区分が違い、添付文書の決まりに沿って使う物です。

ミノキシジル外用液の添付文書には、誰にでも効果があるわけではないことや、使用を中止すると徐々に元に戻ることが書かれています。効いたと感じても、自己判断で量や回数を変えたり、急にやめたりせず、薬剤師か医師に相談しましょう。

区分効いたと感じた時の相談先
医薬部外品の育毛剤メーカーの窓口・薬剤師・登録販売者
一般用医薬品の発毛剤購入した薬局の薬剤師
医療機関で処方された物処方した医師・薬剤師

育毛剤と発毛剤の違いは、育毛剤と発毛剤の違いで整理しています。区分ごとの違いを含めた全体の話は、育毛剤とは?にまとめてあります。

よくある質問

育毛剤が効いたと感じたら、量を増やした方がいいですか?

増やす必要はありません。量や回数を増やしても効果が高まるわけではないと案内しているメーカーもあるので、外箱の案内どおりに続けましょう。

効いたと感じたのは、本当に育毛剤のおかげですか?

育毛剤による変化かどうかは、自分だけでは決めきれません。季節やヘアカット、照明などでも見え方は変わるので、同じ条件の写真で比べて確かめるのがおすすめです。

効いたと感じたら、使うのをやめてもいいですか?

医薬部外品の育毛剤には、やめる時期の決まりはありません。写真で確かめた変化と、続ける手間や費用を比べて決めてください。医薬品の発毛剤は、薬剤師か医師に相談してから決めましょう。

何か月くらいで効いたかどうか分かりますか?

メーカーによって案内は違い、加美乃素Aは概ね6か月、コラージュフルフル育毛シリーズは3か月〜6か月以上を目安に挙げています。外箱や公式ページの案内を確かめてください。

効いたと感じた育毛剤に、別の育毛剤を足してもいいですか?

重ねると、合わなかった時に原因が分かりにくくなります。足す前に、薬剤師やメーカーの窓口に相談しておくと安心です。

家族も同じ育毛剤を使っていいですか?

家族それぞれが、外箱の「使用しないでください」の項目に当てはまらないかを見てください。妊娠中・授乳中の方や子どもは、使う前に医師か薬剤師に相談しましょう。

効いたと感じた後に、かゆみが出てきました。

その日から使うのを止めて、皮膚科か薬剤師に見てもらいましょう。相談の時は、使っている商品の外箱を持っていくと話が早いです。

まとめ

この記事の要点
  • 育毛剤が効いたと感じても、量や回数は変えずに続ける
  • 感じた変化を言葉にして、効能の範囲のどれに近いかを考える
  • 季節・ヘアカット・照明など、ほかの理由も確かめる
  • 同じ条件の写真で比べ、判断表で続けるか見直すかを決める
  • 定期の見直しは最終確認画面と連絡期限を確かめてから
  • 肌の異常や急な抜け毛は、自己判断せず皮膚科で相談する
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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