中学生が市販の育毛剤を買う前に確かめることは?注意書きの読み方

中学生が市販の育毛剤の注意書きを確かめるイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

ドラッグストアの頭皮ケアの棚の前で、『中学生の自分が買っても大丈夫かな』と手が止まった。そんな中学生の方も少なくないはずです。

結論から言うと、中学生が市販の育毛剤を買う前には、箱の「使用上の注意」と年齢の書き方を読み、保護者と一緒に薬剤師か登録販売者に聞いてから決めるのが安心です。市販の頭皮用品には区分がいくつもあって、中学生が使えない物も同じ棚に並んでいるからなんです。

この記事では、注意書きのどこを読めばいいか、店頭で何を聞けばいいかを順番にお話しします。

目次

中学生が市販の育毛剤を買う前に:先に答え

先に答え
  • 市販の頭皮用品は、化粧品・医薬部外品・医薬品に分かれている
  • 発毛剤(第1類医薬品)は20歳未満は使わないと決められている
  • 医薬品には「15歳未満は使用しない」と書かれた物もある
  • 医薬部外品は年齢の記載が無いことが多いが、中学生向けという意味ではない
  • 買う前に、保護者と一緒に薬剤師・登録販売者に相談する

『年齢のことなんて、どこにも書いてなかったよ』と思った方もいるかもしれません。実は、書いてある場所と書き方が、商品の区分によって違うんです。

まずは、自分が手に取った物がどの区分なのかを知るところから始めましょう。そもそも育毛剤がどんな商品かは、育毛剤とはどんな商品かでまとめています。

市販の頭皮用品は4つに分かれる

ドラッグストアには、育毛剤・ヘアトニック・発毛剤などが近くに並んでいることがあります。見た目は似ていても、法律上の区分が違い、売る人や注意書きの書き方も変わります。

区分主な商品の例売る人年齢の書き方の傾向
化粧品ヘアトニック・スカルプエッセンス決まりはない書かれていないことが多い
医薬部外品薬用育毛剤・薬用育毛トニック決まりはない書かれていないことが多い
第2類・第3類医薬品頭皮用の外用液の一部薬剤師か登録販売者「小児」「15歳未満」などの記載がある物も
第1類医薬品発毛剤薬剤師成人(20歳以上)と書かれている

医薬部外品の育毛剤に表示できる効能は、「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲です。化粧品は、頭皮や髪をすこやかに保つ物で、育毛をうたうことはできません。

医薬品は、法律で薬剤師や登録販売者が売ることになっています。第1類医薬品は薬剤師だけが売ることができ、売る前に使う人の年齢などを確かめる決まりがあるんです。

箱のどこで区分が分かる?

区分は、箱の正面か側面に小さく書かれていることが多いです。「医薬部外品」「第1類医薬品」「第3類医薬品」のような文字を探してみてください。

何も書かれていない物は、化粧品であることがほとんどです。迷った時は、手に取ったまま店員さんに「これは何の区分ですか」と聞いて大丈夫ですよ。

「薬用」と書かれていたら?

名前に「薬用」と入っている商品は、多くが医薬部外品に当たります。薬用シャンプーや薬用育毛トニックなどがこれに当たります。

ただ、「薬用」の文字があるからといって、医薬品というわけではありません。箱の区分の表示とあわせて読むと、取り違えを防げます。

箱の注意書きはどこをどう読む?

区分が分かったら、次は注意書きです。小さな字で書かれていて読み飛ばしがちですが、中学生にとって大事なことは、ほとんどここに書かれています。

注意書きを読む順番
  1. 区分の表示を見て、医薬部外品か医薬品かを確かめる
  2. 「使用上の注意」や「してはいけないこと」の欄を探す
  3. 年齢・小児・未成年という言葉が出てこないかを見る
  4. 「使用しないでください」「相談してください」の対象を読む
  5. 使い方の欄で、付ける回数と1回分の量をチェックする
  6. 分からない言葉は、その場で店員さんに聞く
欄の名前書いてあること中学生が見ておきたい点
してはいけないこと使ってはいけない人・場所年齢の条件、傷や湿疹のある頭皮
相談すること使う前に相談が必要な人アレルギー体質、薬を使っている人
用法・用量(使い方)1日の回数・1回の量多く付けても効き目は増えない
用法に関する注意小児の使い方など「保護者の指導監督のもと」の有無
保管の注意置き場所・火気弟や妹の手が届かない所に置く

『全部読むのは大変そう』と思いますよね。最初は、年齢の言葉と「してはいけないこと」の2か所だけでも読んでおくと、大きな失敗を防げます。

「使用しないでください」と「相談してください」は違う

注意書きには、使ってはいけない人と、使う前に相談が必要な人が分けて書かれています。前者に当てはまるなら、その商品は選ばないのが基本です。

後者に当てはまる時は、使ってはいけないという意味ではなく、医師・薬剤師に確かめてから決めてほしいという意味です。どちらに当たるか迷ったら、商品を持ってレジ横の相談カウンターに行ってみましょう。

使い方の欄の「量」と「回数」も大事

注意書きを読んだら、使い方の欄もチェックしておきましょう。1日に何回、1回にどのくらい付けるかが書かれています。

『たくさん付けたほうが早く変わりそう』と思う方もいるかもしれません。でも、発毛剤の注意書きには、決められた量より多く使っても、頻繁に使っても効果はあがらないと書かれています。

育毛剤でも同じで、書かれた量と回数を守るのが基本です。買った後も、箱や説明書はすぐに捨てずに取っておくと、あとで読み返せて安心ですよ。

年齢の書き方はこう読み分ける

ここが、中学生がいちばん迷うところです。商品によって、年齢の書き方はこんなに違います。

箱やページの書き方読み方中学生はどうする?
成人男性(20歳以上)、未成年者(20歳未満)は使用しない20歳になるまで使えない選ばない
成人(15歳以上)、15歳未満は使用しない15歳の誕生日まで使えない多くの中学生は選ばない
小児に使用する場合は保護者の指導監督のもと子どもが使う時は大人が見守る保護者と薬剤師に相談してから
年齢についての記載が無い年齢で区切っていないだけ中学生向けという意味ではないので相談
未成年は保護者の同意を得て購入通販の申し込みの決まり保護者と一緒に申し込む

例えば、第一三共ヘルスケアの「カロヤン プログレ EX D」は第3類医薬品で、使えるのは「成人(15歳以上)」と書かれています。15歳未満は使用しないことになっているので、中学1・2年生はもちろん、誕生日前の3年生も当てはまります。

一方、市販の発毛剤(ミノキシジルを含む第1類医薬品)は、どれも成人(20歳以上)が対象で、20歳未満は使わないことになっています。中学生がこっそり家の発毛剤を使うのは避けてくださいね。

年齢の記載が無い医薬部外品はどう考える?

医薬部外品の育毛剤は、年齢を書いていない物がほとんどです。チャップアップの販売会社のコラムでも、医薬部外品の育毛剤は一般的に年齢制限がないと説明されています。

ただ、同じコラムでは、成長過程の敏感な肌には強い刺激になることもあると注意しています。アルガスのように、小中学生には積極的にすすめていないと公式で案内している商品もあります。

『書いていないなら使っていいよね』と決めず、薬剤師や皮膚科に一度聞いてみる方が安心です。大人用を使う前の考え方は、中学生が育毛剤を使う前の確認でも詳しく紹介しています。

店頭で薬剤師・登録販売者に聞くこと

市販の育毛剤を買う時に頼りになるのが、ドラッグストアの薬剤師や登録販売者です。法律でも、一般用医薬品について相談があれば、必要な情報を伝えることになっています。

店に行く前にメモしておくこと
  • 自分の年齢(学年ではなく満年齢で)
  • いつ頃から、どこが気になっているか
  • かゆみ・赤み・フケ・湿疹があるか
  • アレルギーや、かぶれたことがある物
  • 今使っている薬・シャンプー・整髪料

いきなり話しかけるのは緊張しますよね。声のかけ方は、例えばこんな感じです。

「中学生なんですけど、この育毛剤って使っても大丈夫ですか」
「年齢の条件を確かめたいので、注意書きを一緒に見てもらえますか」

薬剤師から「皮膚科で診てもらった方がいい」と言われることもあります。それは追い返されたのではなく、あなたにとってより確かな相談先を教えてもらえたということなんです。

薬剤師と登録販売者は何が違う?

お店の名札に「薬剤師」「登録販売者」と書かれているのを見たことがありますよね。どちらも医薬品の相談にのってくれる専門家ですが、売れる薬の範囲が違います。

名札売ることができる医薬品相談の向き・不向き
薬剤師第1類・第2類・第3類発毛剤を含め、どの区分でも相談できる
登録販売者第2類・第3類医薬部外品や第2類・第3類の相談に向く

第2類・第3類医薬品や医薬部外品のことなら、登録販売者にも気軽に聞いてみてください。発毛剤について知りたい時は、薬剤師に聞くことになります。

薬剤師がいない時間もある

第1類医薬品は、薬剤師がいる時間しか売ることができません。夜や早朝は、薬剤師が不在で、登録販売者だけがいる店もあります。

相談したい時は、店の入り口や売り場に書かれた薬剤師の勤務時間を確かめてから行きましょう。保護者が一緒に行ける日を選ぶと、話もスムーズに進みます。

ネットや通販で買う時に保護者と確かめること

店頭で買いにくいからと、ネットで買おうと考える人もいますよね。でも、中学生がネットで頭皮用品を買う時は、店頭以上に保護者と一緒に進めてほしいんです。

保護者と見ること見ておく理由載っている場所
区分と使用上の注意店頭のように手に取って読めない商品ページの成分・注意の欄
未成年の申し込みの決まり保護者の同意が必要な通販がある申し込みページ・利用規約
定期購入かどうか1回だけのつもりが続けて届くことも最終確認画面
解約の方法と期限連絡しないと止まらない仕組みがある定期の案内ページ
出品者公式以外の店が売っていることも商品ページの販売者名

例えばチャップアップの購入ページには、18歳未満の方は保護者の同意を得たうえで購入するよう書かれています。通販では、申し込む前の最終確認画面に、分量や代金、解約の方法などを表示することが特定商取引法で決められています。

価格は、1本の値段ではなく、1か月あたりにならして比べるのがコツです。金額の確かめ方や買う場所の違いは、市販・ドラッグストアでの買い方や通販での買い方で詳しく紹介しています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

もし申し込んだ後で困ったことが起きたら、保護者に話して、消費者ホットライン188に電話してみてください。お住まいの地域の消費生活の窓口を紹介してもらえます。

保護者の方へ:子どもに相談された時の受け止め方

ここは、保護者の方にも読んでいただきたいところです。中学生が髪の悩みを口にするのは、勇気がいることなんです。

『そんなの気にしすぎ』と笑ってしまうと、次から相談してくれなくなるかもしれません。まずは話を最後まで聞いてあげてください。

子どもの言葉受け止め方の例次の一歩
「髪が薄くなった気がする」「どのあたりが気になるの?」一緒に写真を撮って見る
「育毛剤を買いたい」「箱の注意書きを一緒に見よう」店頭で薬剤師に聞く
「お父さんのを使ってみた」「どれくらい使ったか教えて」箱を持って薬剤師か皮膚科へ
「友達に言われた」「言われてつらかったね」学校の先生にも相談する
「ネットで頼んじゃった」「一緒に申し込み内容を見よう」定期の条件と解約方法を確かめる

子どもが自分で商品を選んできた時も、頭ごなしに否定しないことが大切です。一緒に注意書きを読み、薬剤師に聞くという流れを、保護者がそばで作ってあげてください。

皮膚科を受診する時

受診する時は、いつから気になっているか、使った商品の名前、頭皮の様子をメモにしておくと伝えやすくなります。使った商品の箱を持っていくのも一つの方法です。

買う前に立ち止まりたい時と、よくある失敗

注意書きを読んでも、買う前に立ち止まった方がいい場面があります。次のような時は、育毛剤を探すより先に皮膚科へ相談してください。

育毛剤より先に皮膚科へ
  • 一部分だけ丸く抜けている
  • 短い間に急に抜け毛が増えた
  • 頭皮にかゆみ・赤み・湿疹・傷がある
  • 気になって髪を抜いてしまう
よくある失敗どうして起きる?こうすれば防げる
「発毛」の文字だけで選ぶ発毛剤と育毛剤の違いを知らない区分の表示を先に見る
箱を見ずに友達のすすめで買う人の話を優先してしまう注意書きを自分で読む
2本、3本と同時に使う早く変化がほしくなる使うなら1本だけにする
1回に多めに付けるたくさん付けた方がよさそうに思う書かれた量と回数を守る
家族に内緒で使い続ける恥ずかしくて言えない保護者に一言伝えておく

使い始めた後に、赤み・かゆみ・ヒリヒリ感が出たら、すぐに使うのをやめましょう。商品の箱を持って、皮膚科か薬剤師に相談すると話が早く進みます。

よくある質問

中学生でも市販の育毛剤は買えますか?

医薬部外品の育毛剤には、年齢の記載が無い物が多くあります。ただし中学生向けに作られたという意味ではないので、保護者と一緒に薬剤師か登録販売者に相談してから決めてください。

中学生は発毛剤を使えますか?

使えません。市販の発毛剤(第1類医薬品)は成人(20歳以上)が対象で、20歳未満は使用しないと注意書きに書かれています。

「15歳未満は使用しない」と書かれた物は、中学3年生なら使えますか?

15歳の誕生日を迎えていなければ当てはまります。誕生日を過ぎていても、使う前に薬剤師に年齢と頭皮の状態を伝えて相談してください。

箱に年齢が書いていない物なら、使っても大丈夫ですか?

年齢で区切っていないだけで、すべての人に合うという意味ではありません。成長期の頭皮には刺激になることもあるので、保護者と相談し、気になる時は皮膚科で聞いてみましょう。

一人でドラッグストアに相談しに行ってもいいですか?

相談すること自体は大丈夫です。ただ、買うかどうかは保護者と話して決めるのが安心です。

ネット通販で買う時に気をつけることは?

区分と注意書きを商品ページで読み、定期購入かどうかと解約の方法を最終確認画面で確かめてください。未成年は保護者の同意が必要な通販もあるので、申し込みは保護者と一緒にしましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 市販の頭皮用品は、化粧品・医薬部外品・第2類/第3類医薬品・第1類医薬品に分かれる
  • 中学生は、区分の表示と「してはいけないこと」の欄を先に読む
  • 発毛剤は20歳未満は使わない。「15歳未満は使用しない」と書かれた医薬品もある
  • 年齢の記載が無いことは、中学生向けという意味ではない
  • 買う前に、保護者と一緒に薬剤師・登録販売者に相談する
  • 通販は最終確認画面で定期の条件と解約方法を確かめる

注意書きは小さな字ですが、あなたの頭皮を守るための大事な情報です。一人で決めずに、保護者や薬剤師と一緒に読んでみてくださいね。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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