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ネットや人づてに「101」という発毛剤の名前を聞いて、『それって日本で売っている薬なの?』と気になっていませんか。数字だけの名前なので、調べてもはっきりしないことが多いですよね。
結論から言うと、101発毛剤という名前だけでは、国内で承認された医薬品かどうかは分かりません。手元の商品や売り場の表示から、販売名とリスク区分を見つけて、PMDAの検索で確かめるのが確実なんです。
この記事では、国内で承認された商品かを自分で確かめる手順と、確かめた結果ごとの次の一歩を紹介します。
101発毛剤とは?先に答え
- よく知られている「101」は、中国生まれの頭髪用品「章光101」の名前
- ほかにも、数字の「101」が付く別の会社の商品がある
- 日本で「発毛剤」として売れるのは、国の承認を受けた医薬品
- 承認された医薬品かどうかは、PMDAの「一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書等」の検索で確かめられる
この記事は、101発毛剤をすすめる記事でも、否定する記事でもありません。名前を見かけた時に、自分で確かめる道すじをお伝えするものです。
「101」の名前の由来や、見かけた場面ごとの最初の一歩は、育毛剤「101」の確かめ方で紹介しています。ここでは「国内で承認された商品か」の確かめ方にしぼってお話ししますね。
「発毛剤」と名乗れるのはどんな物?
日本では、医薬品を作って売るには、品目ごとに国の承認を受けることが法律で決められています。成分や分量、効能、副作用などを審査して、認められた物だけが医薬品として売られるんです。
発毛剤として売られている一般用医薬品の例が、ミノキシジルを配合した外用液です。こうした物は「第1類医薬品」に区分され、薬剤師から説明を受けて買う決まりになっています。
| 区分 | 主な呼ばれ方 | 表示できる効能の例 |
|---|---|---|
| 医薬品(第1類医薬品など) | 発毛剤 | 製品ごとに承認された効能(例 壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛の進行予防) |
| 医薬部外品 | 育毛剤・薬用育毛剤 | 育毛、薄毛、脱毛の予防、発毛促進 など |
| 化粧品 | ヘアトニック・頭皮用エッセンス | 頭皮や毛髪をすこやかに保つ など(育毛は表示できない) |
広告や会話では「発毛剤」という言葉が、医薬部外品や化粧品の頭皮用品にまで使われることがあります。『発毛剤って書いてあるから医薬品だろう』と思わず、箱の区分の文字を確かめるのが大事です。
承認されていない医薬品は売ってはいけない
法律では、承認を受けずに作られた医薬品は、売ることも、売るために置いておくこともできないと決められています。承認前の医薬品について、名前や効能を広告することも禁止されています。
つまり、国内の薬局やドラッグストアで第1類医薬品として並んでいる物は、承認を受けた物だということです。迷った時は、国内の正規の売り場で買える物かどうかが一つの目安になります。
添付文書には「使えない人」が書かれている
承認された発毛剤には、添付文書で使える人と使えない人が細かく書かれています。例えば、ミノキシジル5%の外用液の添付文書では、女性、20歳未満の人、壮年性脱毛症以外の脱毛症の人は使わないこととされています。
高血圧や低血圧の人、心臓や腎臓に障害のある人などは、使う前に相談することとも書かれています。名前だけで手に入れた物では、こうした大事な情報を読めないことが多いんですよね。
| 添付文書の欄 | 書かれていることの例 | 読む理由 |
|---|---|---|
| してはいけないこと | 使わない人・使わない部位 | 自分が当てはまらないか確かめる |
| 相談すること | 持病や服薬がある人 | 使う前に薬剤師や医師に聞く |
| 用法・用量 | 1日の回数と1回の量 | 決められた量を守る |
「101」が付く名前の物を区別する
「101」という数字は覚えやすいので、似た名前の商品がいくつもあります。名前が近くても、まったく別の物ということがあるので、先に区別しておきましょう。
| 名前 | 分かっていること | 区分の確かめ方 |
|---|---|---|
| 章光101 | 中国で開発された頭髪用品。2008年に国内の会社がサロンを開くと発表した | 今の国内での区分は、手元の商品の表示で確かめる |
| HG-101 | 国内の会社(株式会社フローラ)のスプレー式の育毛剤 | 販売元の商品ページと外箱の表示 |
| HB-101 | 同じ会社の植物・土壌用の活力液で、人に使う物ではない | 頭皮に使わない |
『101なら全部同じ会社の物だろう』と思いがちですが、実は会社も用途もばらばらです。HG-101のくわしい話はHG101育毛剤の確かめ方、HB-101はHB-101と育毛剤の違いで紹介しています。
手元の情報から名前を正確にする
確かめる前に、商品の名前をできるだけ正確に書き出しておきます。数字だけでなく、前後の言葉まで写すのがコツです。
- 箱やボトルに書かれた商品名を、数字の前後の言葉まで写す
- 「販売名」の欄があれば、その名前も写す
- 製造販売元・販売元の会社名と住所を写す
- 「第1類医薬品」「医薬部外品」などの区分の文字があるか見る
- 外国語だけの表示なら、そのことをメモする
検索に使う名前の書き方を変えてみる
数字の名前は、書き方がいくつもあります。1つの書き方で見つからない時は、別の書き方でも試してみましょう。
| 書き方の例 | 試す理由 |
|---|---|
| 半角の「101」と全角の「101」 | サイトによって数字の扱いが違う |
| 数字の前後の言葉を足す | 数字だけだと関係の無い物が多く出る |
| 会社名だけで探す | 販売名が分からない時の手がかりになる |
国内で承認された医薬品か確かめる手順
医薬品の発毛剤かどうかを確かめるなら、PMDA(医薬品医療機器総合機構)の検索が使えます。一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書などを、販売名・成分名・効能効果・メーカー名・リスク区分で調べられるページです。
- 手元のメモから、販売名か製造販売元の会社名を用意する
- PMDAの「一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書等」の検索ページを開く
- 販売名の欄に名前を入れて検索する(数字だけでなく前後の言葉も入れる)
- 見つからなければ、メーカー名や成分名でも検索してみる
- 見つかったら、製造販売元とリスク区分が手元の商品と同じか見比べる
- 添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」を読む
PMDAの一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書等の検索は、だれでも使えます。薬局で買う前に添付文書を読んでおきたい時にも役立ちますよ。
検索結果で見る項目
検索で商品が見つかったら、次の項目を手元の商品と見比べます。1つでも違えば、同じ物とは言い切れません。
| 見る項目 | 確かめること | 手元の商品で見る所 |
|---|---|---|
| 販売名 | 一字一句同じか | 箱の販売名の欄 |
| 製造販売元 | 会社名が同じか | 箱の裏面の下のほう |
| リスク区分 | 第1類・第2類などが同じか | 箱の表面の区分の文字 |
| 成分・分量 | 有効成分の名前と量が同じか | 箱の成分の欄 |
| 用法・用量 | 使える人と回数 | 箱・説明書の用法の欄 |
例えば、ミノキシジルの外用液の添付文書には、使える人として成人男性(20歳以上)、1日2回、1回1mLといった用法が書かれています。手元の商品の説明と食い違う時は、使う前に薬剤師に見せて相談してください。
検索しても見つからない時
検索で見つからない時は、次のどれかの可能性があります。どれなのかは、手元の表示とあわせて考えます。
| 見つからない理由の例 | 手元の表示で分かること | 次にすること |
|---|---|---|
| 名前の入れ方が違う | 販売名と商品名が別になっている | 販売名や会社名で検索し直す |
| 医薬品ではない | 「医薬部外品」の文字か、区分の文字が無い | 次の章の方法で確かめる |
| 国内で承認された物ではない | 外国語だけの表示・国内の会社名が無い | 使わずに薬剤師に相談する |
『見つからない=偽物』と決めつける必要はありません。ただ、承認された医薬品だと確かめられないうちは、医薬品として使うのは控えておきましょう。
医薬部外品や化粧品だった時の確かめ方
手元の商品に「医薬部外品」の文字があれば、医薬品ではなく、育毛剤として作られた物です。医薬部外品も品目ごとに承認を受けて作られますが、PMDAの一般用医薬品の検索には出てきません。
医薬部外品の場合は、箱の表示と販売元への問い合わせで確かめます。こんな手順で見ていきましょう。
- 箱か容器に「医薬部外品」の文字がある
- 製造販売業者の名前と住所が日本語で書かれている
- 販売名と有効成分の欄がある
- 効能・効果の欄の言葉が、育毛剤で表示できる範囲に収まっている
- 分からない点は、箱にある問い合わせ先に聞ける
区分の文字がどこにも無い物は、化粧品の扱いです。化粧品は育毛の効能を表示できないので、「発毛」をうたっていたら広告の言葉を疑ってみてください。
販売元に聞いておきたい3つのこと
箱の表示だけでは分からない時は、販売元に直接聞くのが早道です。聞くことを3つに絞っておくと、短い電話やメールでも答えをもらいやすくなります。
- この商品の区分は、医薬品・医薬部外品・化粧品のどれか
- 製造販売業者はどこの会社か
- 国内で売るための承認や届け出をした物か
答えがはっきりしない、会社の住所が分からないという時は、無理に使わなくて大丈夫です。国内で区分が確かめられる育毛剤はたくさんあるので、そちらから選べば十分ですよ。
3つの区分の違いをもっと知りたい方は、医薬品・医薬部外品・化粧品の違いをどうぞ。
売っているサイトや店が正規か確かめる
商品が承認された物でも、売っている所が正規でなければ安心できません。医薬品をネットで売るには、薬局や店舗の許可を受けた実店舗があることが条件になっています。
厚生労働省のサイトでは、自治体から届いた一般用医薬品の販売サイトがまとめて見られます。キーワード・地域・名称で検索でき、違法なサイトや偽造医薬品を売るサイトの情報も受け付けています。
| 見る所 | 正規のサイトにある表示 | 見当たらない時 |
|---|---|---|
| 許可の情報 | 許可区分・店舗の名前と所在地 | そのサイトでは買わない |
| 専門家の名前 | 勤務する薬剤師・登録販売者の名前 | 問い合わせて確かめる |
| 実店舗の写真 | 店舗や陳列の様子の写真 | 実店舗が無い可能性を考える |
| リスク区分の表示 | 検索結果に区分が分かりやすく出る | 区分を確かめずに買わない |
厚生労働省の一般用医薬品の販売サイト一覧で、買おうとしているサイトのアドレスがあるか調べてみてください。第1類医薬品なら、注文の後に薬剤師からの確認がある流れが普通です。
店頭で買う時に見ておくこと
第1類医薬品は、薬剤師が書面などで説明して売ることが法律で決められています。そのため、店に薬剤師がいない時間は買えないことがあります。
売り場で第1類医薬品の棚にある物は、薬剤師に「この商品は自分が使っても大丈夫ですか」と聞いてから買う流れになります。年齢や、ほかに使っている薬のことを聞かれるので、お薬手帳があれば持っていくと安心です。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る海外製品と分かった時に考えること
表示が外国語だけで、国内の会社名も見つからない時は、海外製品の可能性があります。厚生労働省は、個人輸入される医薬品などは、日本の法律に基づく品質・有効性・安全性の確認がなされていないと注意しています。
正規のメーカー品を偽った偽造品や、不衛生な場所で作られた物かもしれないことも書かれています。さらに、個人輸入した医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
厚生労働省は、個人輸入を考える時は自分ひとりで判断せず、家族と話し合い、医師や薬剤師に相談するようすすめています。この記事でも個人輸入はおすすめしません。手元にある海外製品は、使う前に薬局で見てもらいましょう。
人からもらった物だった時
知り合いや家族から「使わなかったから」と渡された発毛剤も、まず箱の表示を確かめます。外箱や説明書が無い時は、何の区分の物か、だれに向けた物かが分からないので、使わずにおきましょう。
薬局に持っていけば、表示を見て説明してもらえることがあります。容器だけでも捨てずに持っていくと、話が進めやすくなりますよ。
個人輸入した医薬品を人に売ったり譲ったりすることも、法律に違反するおそれがあります。家族や知り合いから「余ったから」と渡された時も、受け取る前に考えてみてください。
数量の目安など、個人輸入の国の決まりは育毛剤を個人輸入する時の注意点にまとめています。
確かめた結果ごとの次の一歩
ここまでの手順で分かったことを、次の一歩につなげます。自分の結果に近い行を見てください。
| 確かめた結果 | 次の一歩 |
|---|---|
| PMDAの検索で見つかり、手元の表示と一致した | 添付文書を読み、使えるか薬剤師に相談してから使う |
| 「医薬部外品」の文字があった | 育毛剤として、使い方と使用上の注意を読んで使う |
| 区分の文字が無かった | 化粧品の頭皮用品として扱い、育毛の効能は期待しない |
| 外国語の表示だけだった | 使わずに薬局で相談する |
| 何も分からなかった | 販売元に問い合わせ、答えが無ければ使わない |
薬局で相談する時は、こんな言い方で十分ですよ。
「101という名前の発毛剤をもらったのですが、日本で承認された物か分かりません。箱を見てもらえますか」
国内の育毛剤(医薬部外品)から選び直したい方は、育毛剤とはどんな商品かから読んでみてください。抜け方が円形だったり、短い間に抜け毛が目立って増えたりした時は、商品探しより先に皮膚科を受診してください。
よくある質問
101発毛剤は日本で買えますか?
名前だけでは、国内で承認された医薬品かどうか分かりません。手元の商品や売り場の表示から販売名とリスク区分を見つけ、PMDAの検索で確かめてみてください。
PMDAの検索で見つからなければ偽物ですか?
そうとは限りません。医薬部外品や化粧品だった、名前の入れ方が違った、ということもあります。ただ、承認された医薬品だと確かめられないうちは、医薬品として使うのは控えましょう。
発毛剤と書いてあれば医薬品ですか?
広告では、医薬部外品や化粧品にも「発毛剤」という言葉が使われることがあります。箱の「第1類医薬品」「医薬部外品」などの区分の文字で確かめてください。
サロンで101という商品をすすめられました。
その場で決めず、正式な商品名と区分、製造販売元を聞いて、資料を持ち帰りましょう。医薬品なら、薬剤師がいる売り場で説明を受けて買うのが決まりです。
海外の通販サイトなら安く買えると聞きました。
厚生労働省は、個人輸入の医薬品には国内の確認がなく、偽造品のおそれや救済制度の対象外になることを注意しています。値段で決めず、国内の薬局で相談してください。
101発毛剤を使ってかゆみが出ました。
使うのを中止して、皮膚科を受診してみてください。その時は、商品の箱や容器を持っていくと、何を使ったかを伝えやすくなります。
女性や未成年でも発毛剤を使えますか?
使える人の条件は製品ごとに添付文書で決まっていて、成人男性に限る物もあります。その製品の添付文書を読んだうえで、使ってよいか薬剤師に聞いてみましょう。
まとめ
- 101発毛剤という名前だけでは、国内で承認された医薬品か分からない
- 「101」が付く名前には、章光101・HG-101・HB-101など別の物がある
- 承認された医薬品かは、PMDAの検索で販売名・製造販売元・リスク区分を見比べて確かめる
- 医薬部外品や化粧品だったら、箱の表示と販売元への問い合わせで確かめる
- 海外製品は自分で判断せず、使う前に薬局で相談する





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