当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。
『人と比べたことはないけれど、自分の陰毛(アンダーヘア)は薄いのかな』と、一人で気にしている女性は意外と多いものです。身近な人にも聞きにくいので、モヤモヤが続いてしまいますよね。
結論から言うと、女性用を含めて、頭皮用の育毛剤をアンダーヘアに使うのは控えましょう。気になる時は、婦人科か皮膚科で相談するのが一番の近道です。
この記事では、女性用の育毛剤の使用部位の表示、婦人科と皮膚科のどちらに行けばいいか、相談しやすくする準備が分かります。
女性の陰毛(アンダーヘア)が薄い時、育毛剤は使える?
- 女性用の育毛剤も、頭皮・頭部に使う物として表示されている
- 「頭部用です。他の部位には使用しないでください」と書く商品もある
- 女性向けの発毛剤は、頭髪以外の体毛が抜けている人は使わないと表示している
- 気になる時は、婦人科か皮膚科で相談する
毛の量や生え方は、人によってかなり違います。薄いと感じても、それだけで何かがおかしいとは限りません。
ただ、前より急に減った、かゆみや赤みがある、という時は話が別です。自分で何かを塗る前に、医療機関で見てもらいましょう。
人と比べて薄いと感じた時の考え方
温泉や更衣室で、ふと人と比べてしまうこともありますよね。でも、毛の量・太さ・生えている範囲には個人差があって、「これが普通」という決まった形はありません。
比べる相手は他人ではなく、少し前の自分です。『前と比べて変わったかどうか』を軸にすると、相談するかどうかも決めやすくなりますよ。
| 気になり方 | まずすること |
|---|---|
| もともと少なめで、変化は無い | 体質の範囲かどうか、気になれば受診時に聞いてみる |
| 最近になって減った気がする | 時期と変化をメモして、婦人科か皮膚科で相談する |
| かゆみ・赤み・痛みがある | 何も塗らずに、皮膚科で相談する |
| 頭髪や眉毛も同時に抜けている | 早めに皮膚科で相談する |
女性用の育毛剤は、どこに使う物?
『女性用なら、肌にやさしくて体にも使えそう』と思うかもしれませんね。でも、女性用の育毛剤も、頭皮用として作られています。
たとえば加美乃素本舗の女性用育毛剤のカテゴリには、医薬部外品の商品が並んでいます。
そのひとつ、レディース加美乃素PREMIUMの注意書きには、頭部用であり、ほかの部位には使わないよう書かれています。
| 種類 | 区分 | 使う場所に関わる表示の例 |
|---|---|---|
| 女性用の育毛剤 | 医薬部外品 | 「頭部用です。他の部位には使用しないでください。」 |
| 女性向けの発毛剤(リアップリジェンヌプラス) | 第1類医薬品 | 「頭髪以外の体毛(まゆ毛など)が脱毛している」人は使用しない |
| 頭皮用の化粧品 | 化粧品 | 使用方法に「頭皮に」などと書かれる |
女性向けの発毛剤は、妊娠・出産に伴う脱毛の人や、授乳中の人も使わないと表示しています。頭髪のためでも条件が細かく決まっている物なので、ほかの部位に使うのは考えないでおきましょう。
区分ごとの違いをもっと知りたい方は、育毛剤は医薬品・医薬部外品のどちら?の記事も合わせて読んでみてください。
「女性向け」は使う場所ではなく、使う人の目安
商品名の「女性用」「レディース」は、誰が使うかの目安です。使う場所を広げる意味はありません。
使う場所は、あくまで使用方法と使用上の注意の欄で決まっています。ここを読む習慣をつけておくと、ほかの商品を選ぶ時にも迷いにくくなりますよ。
通販で女性用の育毛剤を見る時の欄
女性用の育毛剤は、通販限定で売られている物も少なくありません。商品ページでは、次の欄を順に開いてみてください。
| 見る欄 | 分かること |
|---|---|
| 区分の表示 | 医薬部外品か化粧品か |
| 有効成分 | 医薬部外品として配合目的が表示された成分 |
| 使用方法 | 使う場所・量・回数 |
| 使用上の注意 | 使わない部位や、相談が必要な人の条件 |
| 定期コースの説明 | 回数の決まりや解約の連絡方法 |
ページの中で使用方法が見つからない時は、商品画像の最後のほうに説明書の写真が載っていることもあります。それでも分からなければ、注文前に問い合わせておくと安心ですね。
- 使用方法と使用上の注意の欄を読む
- 書かれた部位だけに使う
- 「女性用」だから体にも使えると考える
- 広告の言葉だけで使う場所を決める
デリケートゾーン用のケア用品とは別物
売り場には、デリケートゾーン用とうたう洗浄料や保湿剤も並んでいます。こうした物は、その部位に使う物として表示されているケア用品です。
ただ、毛を育てる効能を表示した物とは限りません。区分と効能の表示を読み、『育毛剤の代わりになる』と考えずに、肌のケアの道具として使い方の表示どおりに使いましょう。
迷った時は、店頭の薬剤師や登録販売者に「この部位に使えるか」を聞いてみてください。
婦人科と皮膚科、どちらに相談する?
『婦人科と皮膚科、どっちに行けばいいの?』と迷う方も多いはずです。どちらで相談しても構いませんが、気になっていることで選ぶと話が早く進みます。
| 相談先 | 向いている時 | 相談しやすい内容 |
|---|---|---|
| 婦人科 | 生理の変化や体調の変化も一緒に気になる | 体調全体の変化、妊娠・出産・授乳との関係 |
| 皮膚科 | かゆみ・赤み・ぶつぶつなど、皮膚の様子が気になる | 毛の生え方、皮膚の状態、自己処理の後の肌荒れ |
| かかりつけ医 | 持病があって、定期的に通っている | 飲んでいる薬や持病との関係 |
| 薬剤師 | 手元の商品をどこに使えるか知りたい | 商品の区分と使用方法の表示 |
毛の変化に体調が関わっていることもあります。原因を自分で決めつけず、婦人科でも皮膚科でも「ほかにも気になる変化があれば伝える」のがコツです。
早めに相談したほうがいいサイン
『そのうち落ち着くかも』と様子を見たくなる気持ちも分かります。ただ、次のような時は、先延ばしにせず相談してみてください。
| サイン | 相談先の目安 |
|---|---|
| 短い期間で目に見えて減った | 皮膚科 |
| かゆみ・赤み・ただれ・痛みがある | 皮膚科 |
| 頭髪や眉毛など、ほかの毛も同時に抜けている | 皮膚科 |
| 生理の乱れや体調の変化が続いている | 婦人科 |
| 新しい薬を飲み始めてから気になった | 薬を出した医師か薬剤師 |
薬を飲んでいる方は、自分の判断で薬をやめたり量を変えたりしないでくださいね。まずは処方した医師か薬剤師に、気になる変化として伝えましょう。
受診先に迷ったら、電話で聞いてもいい
どちらに行くか決められない時は、近くのクリニックに電話で「アンダーヘアの毛の量について相談できますか」と聞いてみるのも手です。受付で案内してもらえれば、行ってから困ることも減ります。
皮膚科の専門医を探す時は、日本皮膚科学会の「皮膚科専門医MAP」で地域から探すこともできます。
- 気になり始めた時期と変化をメモする
- 皮膚の症状があるか、体調の変化があるかで婦人科か皮膚科を選ぶ
- 迷う時は電話で相談できるか聞いてみる
- 受診の時は、メモと使っている商品の名前を持っていく
受診の前に、何をメモしておく?
診察の時間は限られています。伝えたいことを先に書いておくと、恥ずかしさで言いそびれることも防げますよ。
- いつ頃から、どんなふうに気になっているか
- 頭髪・眉毛・まつ毛など、ほかの毛にも変化があるか
- かゆみ・赤み・痛みなど、皮膚の症状の有無
- 生理の周期や体調の変化、妊娠・出産・授乳の時期
- 自己処理(剃る・抜く・除毛剤・脱毛の施術)の方法と頻度
- 飲んでいる薬、使っている育毛剤やスキンケア用品
メモの書き方の例
書き方に決まりはありません。たとえば、こんな短いメモで十分です。
| 項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 気になり始めた時期 | 半年くらい前から |
| 変化の様子 | 全体的に少なくなった気がする |
| 皮膚の症状 | かゆみは無い、赤みも無い |
| ほかの毛 | 頭髪は変わらない |
| 自己処理 | 月に1回くらいかみそりで整えている |
箇条書きで渡すだけで、医師も状況をつかみやすくなります。口で説明するのが苦手な方ほど、メモが助けになりますよ。
診察で聞いておきたいこと
せっかく相談するなら、帰ってから迷わないように聞きたいことも書いておきましょう。
| 聞いておきたいこと | なぜ聞くのか |
|---|---|
| 様子を見てよいか、検査が必要か | 次に何をすればいいかが分かる |
| 自宅でのケアで気をつけること | 自己処理や洗い方を見直せる |
| 使っている商品を続けてよいか | 頭皮ケアの商品を含めて確認できる |
| 次に相談するタイミング | 変化があった時の目安になる |
相談しにくい時の工夫
『診察で見せるのは恥ずかしい』と感じるのは、とても自然なことです。少しでも気持ちが楽になる工夫を知っておきましょう。
- 女性医師がいる日を、クリニックの案内で調べてから予約する
- 最初はメモを渡して、口で説明する量を減らす
- 「見せるのは抵抗があります」と先に伝えてみる
- 一度で決めず、まずは話だけ聞いてもらうつもりで行く
言い出しにくい時は、こんな言い方でも十分伝わります。
「アンダーヘアの量のことで相談したいのですが、うまく説明できないのでメモを書いてきました」
医療機関は、体の悩みを聞くのが仕事です。どんな小さなことでも、気にしているなら相談してよい内容ですよ。
一人で抱え込まないために
悩みを誰にも話せないと、ネットの情報ばかり読んで不安がふくらんでしまうこともありますよね。信頼できる家族や友人に『ちょっと気になっていて』と話すだけでも、受診する気持ちを後押ししてもらえることがあります。
話す相手がいない時は、まず医療機関の窓口で相談してみてください。専門の人に聞いてもらうのが、いちばん確かな答えへの近道です。
自己処理やケアで気をつけたいこと
アンダーヘアを整えている方は、そのやり方が肌の調子に関わっていることもあります。毛の量を気にする前に、肌にやさしいケアになっているか見直してみましょう。
| ケアの方法 | 気をつけたいこと |
|---|---|
| かみそりで剃る | 刃の切れ味、肌をこすりすぎない、剃った後の保湿 |
| 毛抜きで抜く | 同じ場所をくり返し抜かない、赤みが出たら休む |
| 除毛剤を使う | 使用部位の表示を読む、パッチテストの案内があれば従う |
| 脱毛の施術を受けた | 施術後の注意を守る、気になることは施術した所に相談する |
除毛剤も医薬部外品の区分に入る商品があります。育毛剤と同じように、使える部位は表示で決まっているので、使用方法の欄を確かめてから使いましょう。
除毛剤を使う前に見ておきたいこと
- 区分の表示(医薬部外品かどうか)
- 使用方法に書かれた、使える部位
- 使わない部位や、使わない人の条件
- パッチテストなど、使う前の確認の案内
- 肌に異常が出た時の対応と、問い合わせ先
表示に「使えない部位」が書かれていたら、その部位には使わないのが基本です。使える部位がはっきりしない時は、買う前にメーカーへ問い合わせてみてください。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る下着や洗い方も見直してみる
締めつけの強い下着や、ごしごし洗いは、肌の負担になることがあります。やわらかい素材を選ぶ、泡でやさしく洗う、といった小さな見直しから始めてみてください。
自己処理をしている方は、肌を休ませる期間をつくるのも一つの方法です。赤みが出やすい時期は処理の間隔をあけて、肌が落ち着いてから再開してみてください。
肌に赤みやかゆみが続く時は、ケアの工夫で様子を見続けず、皮膚科で相談しましょう。
妊娠中・授乳中・産後に気になった時
妊娠や出産のあとは、体のいろいろな場所に変化を感じやすい時期です。ただ、アンダーヘアの変化がその時期のせいかどうかは、自分では決められません。
妊娠中・授乳中・産後は、頭皮用の育毛剤を使う時にも、使用前に医師や薬剤師に相談するよう表示している商品があります。体の別の場所の悩みなら、なおさら自己判断は避けて、妊婦健診や産後の健診の時に相談してみてください。
| 時期 | 相談しやすい場面 |
|---|---|
| 妊娠中 | 妊婦健診の時に、担当の医師や助産師に |
| 産後すぐ | 産後の健診の時に |
| 授乳中 | 授乳の相談とあわせて、婦人科やかかりつけ医に |
産後に頭髪の抜け毛も増えた時
産後は、頭髪の抜け毛が増えたと感じる方もいます。日本産婦人科医会が公開している解説には、産後の抜け毛は出産から2〜4か月頃に始まり、6か月から1年ほど続くといわれる、とあります。
同じ解説では、1年ほど様子を見ても改善しない時は皮膚科の受診をすすめています。頭髪の話とアンダーヘアの話は分けて考え、どちらも気になる時は健診の場でまとめて相談してみてください。
頭髪の産後の抜け毛について知りたい方は、育毛剤とはどんな商品かで区分や使い方の基本を確かめておくと、相談の時にも話がしやすくなります。
頭髪の薄さも一緒に気になる時は?
アンダーヘアのことを調べているうちに、『そういえば分け目も気になる』と感じる方もいるかもしれません。頭髪のことなら、女性用の育毛剤を頭皮に使うという選び方があります。
女性用の育毛剤(医薬部外品)は、表示されている効能の範囲で頭皮をケアする物です。「生える」と約束する物ではなく、効き方には個人差があります。
| 区分 | 女性が頭皮に使う時のポイント |
|---|---|
| 育毛剤(医薬部外品) | 有効成分と効能の表示を確かめ、説明書どおりに使う |
| 頭皮用の化粧品 | 頭皮や毛髪を健やかに保つといった範囲の物として使う |
| 女性向けの発毛剤(第1類医薬品) | 薬剤師の説明を受け、使わない人の条件を確かめる |
ただし、頭髪とアンダーヘアの両方が同じ時期に抜けている時は、育毛剤を選ぶより先に皮膚科で相談しましょう。いくつかの場所で同時に起きている変化は、まとめて見てもらったほうが話が早いんです。
- 頭髪には、頭皮用として表示された育毛剤を頭皮に使う
- アンダーヘアには、頭皮用の物を使わない
- 両方が同じ時期に抜けている時は、まず皮膚科で相談する
よくある質問
女性用の育毛剤なら、アンダーヘアに使っても大丈夫ですか?
女性用の育毛剤も頭皮・頭部用として表示されています。「他の部位には使用しないでください」と書かれている物もあるので、使わないでください。
婦人科と皮膚科、迷った時はどちらを選べばいいですか?
皮膚の症状が気になる時は皮膚科、体調や生理の変化も一緒に気になる時は婦人科が相談しやすいです。迷う時は電話で相談できるか聞いてみてください。
もともと薄いのですが、受診してもいいですか?
気になっているなら相談して構いません。体質の範囲かどうかを聞くだけでも、安心につながります。
眉毛用の美容液をアンダーヘアに使ってもいいですか?
眉毛用の美容液は眉毛に使う物として表示されています。表示に無い部位には使わないでください。
脱毛の施術を受けた後に薄さが気になります。
まずは施術を受けたお店やクリニックに相談してみてください。肌の症状がある時は、皮膚科でも相談できます。
診察で見せるのがどうしても恥ずかしいです。
最初はメモを渡して、話だけ聞いてもらうつもりで受診してみてください。女性医師がいる日を選ぶのも一つの方法です。
頭に使う育毛剤と同じ時期に、アンダーヘアの変化に気づきました。
育毛剤が付いていないか、使い方を見直してみてください。皮膚の症状がある時や、ほかの毛にも変化がある時は、使っている商品の箱を持って皮膚科で相談しましょう。
まとめ
- 女性用を含めて、頭皮用の育毛剤はアンダーヘアに使わない
- 「頭部用」「頭髪以外の体毛が脱毛している人は使用しない」と表示する商品がある
- 皮膚の症状なら皮膚科、体調の変化も気になるなら婦人科で相談する
- 受診前に時期・変化・自己処理・使っている物をメモしておく
- 恥ずかしい時は、メモや女性医師の日を選ぶ工夫で相談しやすくなる
男女を問わず、使用部位の表示の読み方をもっと詳しく知りたい方は、陰毛(アンダーヘア)に育毛剤は使える?も読んでみてください。





コメント