チョコラBBプラスは育毛に関係ある?ビタミン剤の効能表示と頭皮ケアの違い

ビタミン剤と育毛剤の効能表示の違いを表すイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

肌あれの時に飲むチョコラBBプラスを見て、『ビタミンBって髪にもいいって聞くし、育毛にも役立つのかな』と思ったことはありませんか。身近な薬だからこそ、気になりますよね。

結論から言うと、チョコラBBプラスは第3類医薬品のビタミン剤で、公式の効能・効果に育毛や抜け毛に関する文言はありません。育毛を目的にするなら、育毛の効能が表示された医薬部外品の育毛剤を選ぶ、というのが区分から見た答えです。

この記事では、公式の効能表示の中身と、育毛剤との区分の違い、頭皮の悩みがある時の相談先をお伝えしますね。

目次

チョコラBBプラスは育毛に関係ある?先に答え

先に答え
  • チョコラBBプラスはエーザイの第3類医薬品(ビタミンB2主薬製剤)
  • 効能・効果は肌あれ・口内炎などの症状の緩和と、ビタミンB2の補給
  • 公式の効能・効果に、髪や頭皮についての記載は無い
  • 育毛を目的にするなら、育毛の効能が表示された医薬部外品を選ぶ

チョコラBBプラスは、ドラッグストアでよく見かけるビタミン剤ですよね。肌あれやにきびの時に飲んだことがある方も多いはずです。

ただ、医薬品は「何に使うか」が効能・効果として決められています。決められた効能の外で、自分で使い道を広げるのはおすすめできません。

『じゃあ、髪には全く関係ないの?』と思うかもしれません。この記事では、関係がある・無いを推測で決めず、公式に表示されている文言だけを手がかりに見ていきます。

よく出てくる疑問と答え

チョコラBBプラスと育毛について、よく出てくる疑問を先にまとめておきます。

疑問答え
飲むと髪が育つ?公式の効能・効果に、育毛についての記載は無い
頭皮の肌あれにも使える?効能の「肌あれ」に頭皮が含まれるかは自己判断しない。頭皮の症状は皮膚科へ
育毛剤と一緒に使っていい?飲み薬と塗る物は別の物。気になる時は薬剤師に相談する
抜け毛が気になる時は?抜け毛の相談は皮膚科へ。日常のケアには医薬部外品の育毛剤がある

公式の効能・効果には何が書かれている?

チョコラBBプラスの公式ページに書かれている効能・効果は、大きく2つのグループに分かれています。文言をそのまま見てみましょう。

グループ公式の効能・効果の文言
次の諸症状の緩和肌あれ、にきび・吹き出物、口内炎、口角炎、口唇炎、皮膚炎、湿疹、かぶれ、ただれ、舌の炎症、赤ら顔に伴う顔のほてり、目の充血、目のかゆみ
次の場合のビタミンB2の補給肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時

見ての通り、髪・頭皮・抜け毛という言葉は出てきません。公式ページでも、髪や頭皮についての効能・効果は書かれていないんです。

『肌あれって、頭皮の肌も入るんじゃない?』と考える方もいますよね。ここは自分で範囲を広げて解釈しないほうが安心です。頭皮の赤みやかゆみ、ふけが続く時は、原因がいろいろあるので皮膚科で見てもらうのが近道です。

用法・用量も公式どおりに

チョコラBBプラスの用法・用量は、成人(15歳以上)が1回1錠を1日2回、朝夕の食後に水かお湯で飲む、と案内されています。15歳未満は飲まないこととされています。

『髪のためにたくさん飲めば…』という使い方は、表示の範囲から外れてしまいます。量や回数を増やしても、表示されていない効能が出るわけではありません。

自己流の使い方は避ける
  • 表示の量・回数を超えて飲まない
  • 15歳未満に飲ませない
  • 「髪のため」と目的を変えて長く飲み続けない
  • 1か月くらい飲んでも症状がよくならない時は、医師・薬剤師に相談する

ビタミン剤(第3類医薬品)と育毛剤(医薬部外品)はどう違う?

チョコラBBプラスと育毛剤は、区分も使い方も違います。並べてみると、目的が別の物だと分かりやすいですよ。

比べるところチョコラBBプラス医薬部外品の育毛剤
区分第3類医薬品(一般用医薬品)医薬部外品(薬用育毛剤)
使い方飲む(内服)頭皮につける(外用)
効能・効果の例肌あれ・口内炎などの緩和、ビタミンB2の補給育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛
売る人薬剤師または登録販売者決まりは無く、ドラッグストアや通販で買える
確かめる書類添付文書・外箱の効能・効果外箱の効能・効果と成分表示

医薬部外品の育毛剤の効能は、厚生労働省の通知で範囲が示されている文言です。そのうえで、商品ごとに承認された効能が外箱に書かれています。

飲む薬と塗る物の区分の話は、医薬品と医薬部外品の区分の記事で、医薬品・医薬部外品・化粧品の境目を紹介しています。

第3類医薬品はどんな位置づけ?

一般用医薬品は、注意の必要さに応じて第1類から第3類に分けられています。第3類は、第1類・第2類以外の一般用医薬品です。

第2類・第3類の販売は、薬剤師のほか登録販売者も担当できます。第1類は薬剤師が書面で説明して販売する、という違いがあります。

発毛剤との違いも押さえておく

ミノキシジルを配合した発毛剤は第1類医薬品にあたり、買う時は薬剤師から書面で説明を受けます。チョコラBBプラスとは区分も目的もまったく違う医薬品です。発毛剤については、発毛剤(医薬品)は他商品と比べてどう?で違いを説明しています。

成分名が育毛剤と同じでも目的が違うのはなぜ?

チョコラBBプラスの成分表を見ると、育毛剤の成分表で見かける名前と似たものがあります。『同じ成分なら、髪にも関係ありそう』と感じるのは自然なことです。

チョコラBBプラスの成分育毛剤の成分表で見かける形違うところ
ニコチン酸アミド有効成分として「ニコチン酸アミド」を書く薬用育毛剤もある飲む薬と頭皮につける物で、目的も区分も別
パントテン酸カルシウム「D-パントテニルアルコール」「パントテニルエチルエーテル」など名前の違う成分表示名が違えば、別の成分として扱う
リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2)育毛剤の有効成分としては見かけにくいチョコラBBプラスの中心になる成分
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・チアミン硝化物(ビタミンB1)育毛剤では見かけにくい肌あれなどの症状の緩和に向けた組み合わせ

同じ名前の成分でも、飲むか塗るか、どの区分の商品として承認されているかで、表示できる効能が変わります。成分名だけを手がかりに使い道を広げないことが大切です。

成分表の読み方の基本は、育毛剤の成分はどう作用する?でまとめています。

「ビタミンが髪にいい」という話の受け止め方

テレビや雑誌、SNSで「髪のためにビタミンB群を」という話を見かけることもありますよね。ただ、それは食事や栄養の一般的な話で、チョコラBBプラスという医薬品の効能とは別物です。

食事と髪の関係は、偏りなく食べることが基本とされています。食べ物の考え方は、育毛剤は食事・栄養と合わせて使うべき?も参考にしてください。

頭皮の肌あれ・かゆみが気になる時はどうする?

チョコラBBプラスを調べている方の中には、頭皮の赤みやかゆみ、ふけが気になっている方もいるはずです。『肌あれの薬なら頭皮にも…』と考えたくなりますよね。

頭皮の症状は、シャンプーが合わない、乾燥、皮脂の多さ、皮膚の病気など、原因がいろいろあります。自分で飲み薬を選ぶ前に、まず原因を見てもらうのが安心です。

頭皮の症状が気になる時の流れ
  1. いつから、どこが、どんなふうに(かゆい・赤い・ふけが多い)を書き留める
  2. 最近替えたシャンプー・整髪料・カラー剤が無いかを思い出す
  3. 新しく替えた物があれば、いったん使うのをやめてみる
  4. 数日たってもよくならない時や、広がる時は皮膚科を受診する
  5. 市販薬を使いたい時は、症状を伝えて薬剤師か登録販売者に相談する

急に抜け毛が増えた、円形に抜けている、という時も、自己判断せず皮膚科で相談してください。抜け毛の原因は一つではないので、専門の医療機関で見てもらうことが大切です。

薬剤師に相談する時の伝え方

ドラッグストアで相談する時は、何に困っているかを具体的に伝えると話が早く進みます。聞き方の例を2つ挙げておきます。

「頭皮のかゆみとふけが2週間くらい続いています。シャンプーを替えたら少しましになりましたが、何か使える物はありますか。」

「肌あれでチョコラBBプラスを飲んでいます。育毛剤を一緒に使っても大丈夫ですか。」

飲んでいる薬や持病があれば、それも一緒に伝えましょう。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

飲む物と塗る物を一緒に使う時の注意

肌あれでチョコラBBプラスを飲みながら、抜け毛対策で育毛剤を使いたい、という方もいますよね。飲み薬と塗る物は使い方が違うので、それぞれの表示を守ることが基本です。

一緒に使う前のチェック
  • チョコラBBプラスは、肌あれなど本来の目的で飲んでいるか
  • 育毛剤の使用上の注意に、相談が必要な人の条件が無いか
  • ほかに飲んでいる薬・サプリメントが無いか
  • 持病や治療中の病気が無いか
  • 妊娠中・授乳中ではないか

当てはまる項目がある時や迷う時は、薬剤師に相談してから始めると安心です。飲み薬やサプリメントと育毛剤の考え方は、育毛剤と飲み薬・サプリは併用できる?でも取り上げています。

体に合わないと感じた時は

チョコラBBプラスの公式ページでは、発疹、胃の不快感、下痢などが出た時は飲むのをやめて医師・薬剤師に相談するよう案内されています。育毛剤も、かゆみや赤みが出たら使うのをやめて相談するのが基本です。

同じ時期に新しい物を2つ始めると、どちらが合わなかったのか分かりにくくなります。始める時期を少しずらしておくのがおすすめですよ。

よくある勘違いと防ぎ方

チョコラBBプラスと育毛について、よくある勘違いを表にしてみました。

ありがちな思い込み公式の表示から言えること確かめ方
ビタミン剤だから髪にも効く公式の効能・効果に髪の記載は無い外箱の効能・効果の文言を読む
多めに飲めば髪にもいい表示の量を超えても、表示外の効能は出ない用法・用量を守る
同じ成分名なら育毛剤の代わりになる飲む薬と塗る物は区分も目的も別区分の文字を確かめる
頭皮の肌あれも「肌あれ」だから大丈夫頭皮の症状は原因がいろいろある皮膚科で原因を見てもらう

外箱と添付文書で効能を自分で確かめる手順

ネットの記事やSNSの投稿を読むと、『結局どれが本当なの?』と迷ってしまいますよね。そんな時は、手元の外箱と添付文書を見るのがいちばん確かです。

一般用医薬品の外箱には、区分(第3類医薬品など)、効能・効果、用法・用量が書かれています。箱の中の説明書(添付文書)には、使用上の注意がもっと詳しく書かれています。

確かめる場所書かれていること見るポイント
外箱の正面・側面区分の文字、商品名「第3類医薬品」などの文字を確かめる
外箱の裏面効能・効果、用法・用量、成分自分の目的が効能の文言に入っているか
添付文書の「してはいけないこと」使ってはいけない人・場面自分が当てはまらないか
添付文書の「相談すること」使う前・使った後に相談が必要な場合持病・妊娠・ほかの薬など
メーカーの公式ページ効能・効果、用法、成分の一覧箱を捨てた後の確認に使う

『箱はもう捨てちゃった』という時は、メーカーの公式ページで同じ内容を確かめられます。迷う時は、買ったお店の薬剤師か登録販売者に、箱か商品名を見せて聞いてみてください。

効能を確かめる流れ
  1. 外箱で区分の文字を見つける
  2. 効能・効果の欄を、書かれている文言のまま読む
  3. 自分が使いたい目的が、その文言に入っているかを確かめる
  4. 入っていなければ、その目的では使わない
  5. 判断に迷う時は、薬剤師か登録販売者に相談する

この流れは、チョコラBBプラスに限らず、どの医薬品や育毛剤にも使えます。「〇〇にもいいらしい」という話を聞いた時ほど、一度箱に戻って文言を確かめる習慣をつけておくと安心ですよ。

育毛のために選ぶなら、どんな物を見ればいい?

ここまで読んで、『じゃあ育毛のためには何を選べばいいの?』と思った方もいるはずです。区分から見ると、育毛の効能が表示できるのは医薬部外品の育毛剤と、発毛の効能を持つ医薬品の発毛剤です。

この記事では、作用がおだやかな医薬部外品の育毛剤を選ぶ時の見るところを紹介しますね。発毛剤は医薬品なので、使うかどうかは薬剤師や医師に相談して決めてください。

見るところ確かめること
区分外箱に「医薬部外品」の文字があるか
効能・効果育毛、脱毛の予防などの文言が書かれているか
有効成分有効成分の欄にどの成分の名前があるか
使い方1日の回数と量、つけるタイミング
買い方店頭か通販か。定期購入なら条件と解約方法

育毛剤がどんな商品かを基本から知りたい方は、育毛剤とはどんな商品?から読んでみてください。区分・成分・使い方の考え方を、順番に紹介しています。

定期購入で始める時は最終確認画面を見る

通販の育毛剤は、定期購入で申し込む形の商品も多いですよね。申し込む前に、最終確認画面で2回目以降の代金・回数の条件・解約の方法を確かめましょう。

画面はスクリーンショットで保存しておくと、あとで困った時に役立ちます。契約で困った時は、消費者ホットライン「188」で近くの消費生活センターを案内してもらえます。

よくある質問

チョコラBBプラスを飲むと育毛に役立ちますか?

公式の効能・効果は、肌あれ・口内炎などの症状の緩和とビタミンB2の補給で、育毛についての記載はありません。育毛を目的にするなら、育毛の効能が表示された医薬部外品の育毛剤を検討してください。

頭皮の肌あれにチョコラBBプラスを飲んでもいいですか?

頭皮の赤みやかゆみ、ふけは原因がいろいろあるので、自己判断で決めないほうが安心です。続く時は皮膚科を受診し、市販薬を使いたい時は症状を伝えて薬剤師か登録販売者に相談してください。

チョコラBBプラスと育毛剤は一緒に使えますか?

飲み薬と頭皮につける物で、使い方も区分も違います。それぞれの用法と使用上の注意を守り、ほかの薬や持病がある時、妊娠中・授乳中の時は薬剤師に相談してから使いましょう。

成分のニコチン酸アミドは育毛剤にも入っていますか?

有効成分として「ニコチン酸アミド」を書いている薬用育毛剤もあります。ただ、飲む医薬品と頭皮につける医薬部外品では目的も効能の表示も別なので、成分名だけで同じ働きと考えないでください。

何歳から飲めますか?

公式の用法・用量では、成人(15歳以上)が1回1錠を1日2回、朝夕の食後に飲むとされ、15歳未満は飲まないこととされています。

抜け毛が急に増えた時はどうすればいいですか?

抜け毛の原因は一つではないので、ビタミン剤や育毛剤で様子を見る前に、皮膚科で相談するのが安心です。円形に抜けている時も、早めに受診してください。

まとめ

この記事の要点
  • チョコラBBプラスは、エーザイの第3類医薬品のビタミン剤
  • 効能・効果は肌あれ・口内炎などの緩和とビタミンB2の補給で、育毛の記載は無い
  • 育毛剤(医薬部外品)とは、区分・使い方・効能の表示が違う
  • 成分名が同じでも、飲む薬と塗る物を同じ働きと考えない
  • 頭皮の赤み・かゆみ・抜け毛が続く時は皮膚科へ
  • 併用が気になる時は、飲んでいる薬を伝えて薬剤師に相談する
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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