当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。
育毛剤の箱を裏返すと、カタカナの成分名がずらりと並んでいますよね。『結局どの成分がいいの?』と迷ってしまう方も多いはずです。
結論から言うと、育毛剤の成分は1つずつ効き目を競うものではなく、決まった組み合わせで商品ごとに効能・効果の表示を受けています。だから成分名だけで優劣をつけるより、区分と有効成分の欄をセットで読むのが近道なんです。
この記事を読むと、主な有効成分の顔ぶれと、成分表示を自分で読むための手順が分かります。
育毛剤の成分はどう働く?先に答え
医薬部外品の育毛剤では、効能・効果は「成分ごと」ではなく「商品ごと」に表示されます。成分の働きはメーカーの説明で読み、選ぶ時は区分・有効成分の組み合わせ・使い心地で見るのが失敗しにくい方法です。
育毛剤の成分は、大きく「有効成分」と「その他の成分」に分かれます。有効成分は、効能・効果の表示のもとになっている成分のことです。
その他の成分は、液のベースや保湿、香り、使い心地を整えるために入っています。どちらも大事ですが、役割はかなり違うんですね。
| よくある疑問 | 答え |
|---|---|
| 成分ごとに効き目が決まっている? | 効能・効果は商品ごとに表示される |
| 有効成分が多いほどいい? | 数の多さで優劣は決まらない |
| 成分ランキングは信じていい? | 順位の付け方を確かめてから読む |
| 化粧品にも育毛の成分はある? | 化粧品は育毛の効能をうたえない |
| 医薬品の発毛剤と同じ成分? | 区分が違い、成分も別のことが多い |
「どう働くか」の答えはどこに書いてある?
『この成分は頭皮の中で何をしているの?』と知りたくなりますよね。ただ、成分の働きの説明は、メーカーが自社の商品について書いているものが中心です。
例えばレディース加美乃素PREMIUMでは、メーカーがエチニルエストラジオールについて「男性ホルモンの活性化をブロックし、発毛を促します」と説明しています。こうした説明は、その商品の中での位置づけとして読むのが正しい読み方なんです。
医薬部外品の育毛剤で見かける有効成分の一覧
まずは、公式サイトで有効成分を確かめられた育毛剤から、よく出てくる成分を一覧にしました。どんな成分が何の商品に入っているかをつかむための表です。
| 有効成分(成分表示の名前) | 成分のタイプ | 入っている商品の例 |
|---|---|---|
| グリチルリチン酸ジカリウム | 甘草由来の成分 | ニューモ、チャップアップ、マイナチュレ、柑気楼、ホルモ |
| D-パントテニルアルコール | パントテン酸の仲間 | ニューモ、チャップアップ、加美乃素A |
| トコフェロール酢酸エステル | ビタミンEの仲間 | チャップアップ、マイナチュレ、資生堂 薬用不老林 |
| 塩酸ジフェンヒドラミン | かゆみに関わる成分 | チャップアップ、マイナチュレ、薬用加美乃素S-II |
| ニンジンエキス | 植物由来のエキス | モルティ、柑気楼、資生堂 薬用アデノゲンEX |
| アデノシン | 体内にもある物質の名前 | 資生堂 薬用アデノゲンEX |
| タマサキツヅラフジアルカロイド | 植物由来の成分 | 無印良品、マイナチュレ |
| エチニルエストラジオール | ホルモンに関わる成分 | ホルモ、薬用加美乃素S-II |
| ヒノキチオール | 木から取れる成分 | 加美乃素の一部、資生堂 薬用不老林 |
並びは成分表で見かける頻度のイメージで、順位ではありません。センブリ由来の成分も多くの商品に入っていますが、詳しくはセンブリエキス配合の育毛剤でまとめています。
同じ成分でも名前が少しずつ違う
成分表示の名前は、商品によって表記がぶれます。例えばビタミンEの仲間は「トコフェロール酢酸エステル」「酢酸DL-α-トコフェロール」「ビタミンE誘導体」など、いくつかの書き方があるんです。
『名前が違うから別の成分?』と思ったら、カタカナの中心部分を見比べてみてください。「トコフェロール」「パントテ」「グリチル」などの共通部分で見分けるとラクですよ。
- 「酢酸」「塩酸」「ジカリウム」など前後に付く言葉を外して読む
- 「エキス」「抽出液」「チンキ」は取り出し方の違いと考える
- 分からない名前は商品名と一緒にメーカーの窓口に聞く
通販の商品ページで成分を探すコツ
通販の商品ページでは、成分表が画像の中に入っていて、文字で検索できないこともあります。そんな時は「原材料名」「成分」「全成分」などの見出しをページ内で探してみてください。
それでも見つからない時は、届いた容器や外箱の表示を見るのが一番確実です。買う前に知りたい場合は、メーカーの問い合わせ窓口に「有効成分を教えてください」と聞けば十分ですよ。
| 成分が見つからない時 | 試したいこと |
|---|---|
| 商品ページに文字の成分表がない | 商品画像を拡大して「原材料名」の欄を探す |
| 画像でも読めない | 外箱や容器の表示を確かめる |
| 買う前に知りたい | メーカーの窓口に問い合わせる |
成分表示の読み方は?5つの手順で確かめる
成分表示は、順番を決めて読むと迷いません。ドラッグストアの棚の前でも使える手順にしました。
- 箱の表や裏で「医薬部外品」「第1類医薬品」などの区分の表示を探す
- 「有効成分」の欄があるかを見て、成分の名前と数を数える
- 効能・効果の欄に何が書かれているかを読む
- 「その他の成分」でエタノールや香料、メントールの有無を見る
- 用法・用量と使用上の注意を読み、自分が使えるかを確かめる
実は、手順1の区分を飛ばすと、そのあとの読み方が全部ずれてしまいます。医薬部外品と化粧品では、成分表の書き方そのものが違うからなんです。
区分ごとに成分表の書き方が違う
医薬部外品は、有効成分とその他の成分を分けて書く商品が多いです。化粧品は有効成分の欄がなく、全成分がまとめて並びます。
| 区分 | 成分表示の特徴 | 表示できる効能の範囲 |
|---|---|---|
| 医薬品(発毛剤) | 有効成分と分量が書かれる | 承認された効能・効果 |
| 医薬部外品(育毛剤) | 有効成分の欄があることが多い | 育毛、薄毛、脱毛の予防など9項目 |
| 化粧品(トニック・エッセンス) | 全成分がまとめて並ぶ | 頭皮・毛髪をすこやかに保つ等の範囲 |
化粧品の育毛表示について、東京都の講習会資料は「育毛の標ぼうは一切不可」としています。3つの区分の見分け方は医薬品・医薬部外品・化粧品の違いにまとめています。
有効成分の量は書かれていない?
医薬部外品の育毛剤では、有効成分の配合量が書かれていないことがほとんどです。量が分かるのは、分量の表示がある医薬品のほうなんです。
例えば、スカルプD メディカルミノキ5 プレミアムは100mL中の各成分の分量を公式に示しています。医薬部外品で『どれくらい入っているの?』と気になったら、メーカーに問い合わせるのが確実です。
医薬部外品で表示できる効能の範囲と成分の関係
厚生労働省の通知では、医薬部外品の育毛剤の効能・効果の範囲がおおむね決められています。その範囲は「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛。」とされています。
ここが大事なところで、この効能は成分1つに対してではなく、商品全体として表示されます。同じ成分が入っていても、商品によって表示の並び方や項目が違うこともあるんです。
| 商品 | 区分 | 表示されている効能・効果(公式どおり) |
|---|---|---|
| ニューモ 育毛剤 | 医薬部外品 | 発毛促進、育毛、毛生促進、養毛、薄毛、ふけ、かゆみ、脱毛の予防、病後・産後の脱毛 |
| インセント 薬用育毛トニック 無香料 | 医薬部外品 | 育毛、薄毛、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、養毛、かゆみ |
| 千萬之素 | 第2類医薬品 | 脱毛(抜毛)の予防、育毛、発毛促進、若禿(壮年性脱毛症)、薄毛 など |
インセントには「病後・産後の脱毛」の表示がありません。成分の顔ぶれより、効能の欄そのものを読むと違いがはっきりしますよね。
「発毛促進」は医薬部外品として表示が認められた言葉の1つです。髪が増えると約束する言葉ではないので、期待しすぎないように読んでおきましょう。
薄毛対策や抜け毛対策の成分はある?
『薄毛対策に効く成分はどれ?』『抜け毛対策の成分を知りたい』という声もよく聞きます。ただ、特定の成分を選べば抜け毛が止まる、という言い方はできません。
日本皮膚科学会のQ&Aも、「これをすれば髪の毛が抜けなくなるという、特別な予防法があるわけではありません」としています。成分選びは、毎日のケアを続けるための道具選びと考えるほうが自然です。
医薬品の発毛剤や化粧品の成分はどう違う?
育毛剤の成分を調べていると、発毛剤の成分の名前も一緒に目に入りますよね。区分が違うと、入っている成分の性格もかなり変わります。
薬局で薬剤師の説明を受けて買う発毛剤は、第1類医薬品という区分です。公式に分量まで示されている例を見てみましょう。
| 商品 | 区分 | 有効成分(公式の記載) |
|---|---|---|
| スカルプD メディカルミノキ5 プレミアム | 第1類医薬品 | ミノキシジル 5.0g(100mL中)ほか3成分 |
| リアップX5チャージ | 第1類医薬品 | ミノキシジル 5.0g(100mL中)ほか、「8種の有効成分」 |
| リアップリジェンヌプラス | 第1類医薬品 | ミノキシジル 1% |
| 千萬之素 | 第2類医薬品 | カルプロニウム塩化物 1.0g(100mL中)ほか4成分 |
ミノキシジルは、市販品では第1類医薬品の発毛剤の有効成分として使われています。医薬部外品の育毛剤の成分表で見かける成分ではないので、『ミノキシジル入りの育毛剤』という言い方には気をつけましょう。
発毛剤は、使える人の条件が決まっています。例えばミノキシジル5%の発毛剤は、使用しない人として女性や20歳未満を明記しています。発毛剤と育毛剤の線引きは育毛剤と発毛剤の違いで見比べられます。
発毛剤とビタミンの成分が重なるのはなぜ?
表を見ると、ピリドキシン塩酸塩やトコフェロール酢酸エステルなど、育毛剤でも見かける名前が発毛剤にも入っていますよね。成分の名前が重なっていても、区分と主役の成分が違えば別の商品です。
『同じ成分が入っているから、育毛剤も発毛剤と同じ』とは読まないでください。比べる時は、まず区分を見るのが基本です。
化粧品は成分に決まりがある
化粧品にも、配合のルールがあります。厚生省の告示「化粧品基準」では、配合してはいけない成分と、量に上限がある成分が決められています。
例えばホルモンについては、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール以外のホルモンを配合することは禁止です。この3つも、配合できる量に上限があります。
化粧品は全成分が並ぶだけで、有効成分の欄はありません。育毛をうたうことはできないので、頭皮を健やかに保つ、うるおいを与える、といった範囲で読みましょう。
成分ランキングや成分比較はどう読む?
ネットで「育毛剤 成分 ランキング」と探すと、成分に点数や順位を付けた記事がたくさん出てきますよね。ここでは、そうした記事を読む時の考え方をまとめます。
まず、広告の決まりである医薬品等適正広告基準は、「最高のききめ」のような最大級の言い方や、効き目を保証する言い方を認めていません。成分の順位は、書き手の基準で並べたものだと思って読むのが安全です。
| 記事で見かける書き方 | 読む時に確かめたいこと |
|---|---|
| 「おすすめ成分ランキング」 | 何を基準に順位を付けたかが書いてあるか |
| 「成分を徹底比較」 | 区分が違う商品を同じ表に並べていないか |
| 「有効成分が多いほど上位」 | 数の多さと効能の表示は別の話 |
| 「医薬品と同じ成分」 | その商品の区分と有効成分の欄を自分で見る |
| 「使った人の満足の声」 | 個人の感想で、効き目の裏付けにはならない |
成分比較をする時の正しい並べ方
成分を比べたい時は、まず区分をそろえて並べるのがコツです。医薬部外品同士、化粧品同士で比べないと、表が意味を持たなくなってしまいます。
そのうえで、有効成分の組み合わせ、アルコールや香りの有無、容器、1日の回数を横に並べてみてください。こうすると「育毛剤のおすすめの成分はどれか」ではなく「自分に合う商品はどれか」に答えが近づきます。
- 区分(医薬部外品か化粧品か)
- 有効成分の名前と種類の数
- エタノール・香料・メントールの有無
- 1日の回数と1本で使える日数
- 男女兼用かどうか
商品ごとの比べ方は育毛剤の選び方でも紹介しています。
育毛剤の卵の成分や献血の話は本当?
成分を調べていると、ちょっと意外な言葉が一緒に出てくることがあります。よく聞かれる2つの話を、確かめられる範囲でお話ししますね。
「卵の成分」が入った育毛剤とは?
『育毛剤に卵の成分が入っているって本当?』と気になった方もいるはずです。食品メーカーのファーマフーズは、卵黄に由来する素材「HGP」を開発しており、自社サイトで「卵黄に由来する新しい育毛素材」と紹介しています。
同じページでは、表示名を「卵黄たんぱく加水分解物」とし、粉末の素材として紹介しています。一方、同社のニューモ育毛剤で有効成分として公式に書かれているのは、センブリエキス(C)、グリチルリチン酸ジカリウム、D-パントテニルアルコールの3つです。
つまり、卵由来の素材は有効成分の欄に並ぶものではありません。どの商品に何が入っているかは、容器や公式の商品ページの成分表示で確かめてみてください。
卵由来の素材が入っているかどうかは、全成分の表示で確かめられます。アレルギーが心配な時は、成分表を持って医師や薬剤師に相談してから使いましょう。
「献血」と育毛剤の成分の関係
「献血 育毛剤 成分」と調べる方の多くは、薄毛の治療薬を飲んでいると献血できないと聞いて不安になっているようです。日本赤十字社の血液センターの案内では、男性型脱毛症の治療に使われる飲み薬のフィナステリドは服薬中止後1カ月、デュタステリドは6カ月、献血ができないとされています。
これは医療機関で処方される飲み薬の話です。同じ案内では、塗り薬は感染を伴わない場合に限り、献血当日に使っていても献血できるとしています。
| 使っているもの | 献血の案内(血液センター) |
|---|---|
| フィナステリド(飲み薬) | 服薬中止後1カ月は献血できない |
| デュタステリド(飲み薬) | 服薬中止後6カ月は献血できない |
| 塗り薬(感染を伴わない場合) | 当日使っていても献血できる |
最終的な判断は、当日の健診医がするとされています。使っている物の名前が分かるメモやお薬手帳を持っていき、問診で伝えておきましょう。飲み薬の話は育毛剤とフィナステリドの違いで詳しく見られます。
成分から育毛剤を選ぶ時の基準は?
ここまでの話を、選ぶ時の基準にまとめます。成分名を覚えるより、何を順番に見るかを決めておくほうが役に立ちます。
| 見ること | 理由 | 見る場所 |
|---|---|---|
| 区分 | 表示できる効能の範囲が変わる | パッケージの表示 |
| 有効成分の組み合わせ | 商品ごとの設計が分かる | 成分表示の有効成分の欄 |
| 刺激になりやすい成分 | 頭皮の状態に合うかが変わる | その他の成分の欄 |
| ホルモンに関わる成分 | 妊娠中・治療中は相談が必要 | 有効成分の欄 |
| 1日の回数と使用量 | 続けやすさと1か月の費用が決まる | 用法・用量、公式の商品ページ |
頭皮の状態で気にしたい成分
頭皮の状態によって、見ておきたい成分も変わります。例えば乾燥しやすい人は、エタノールが成分表の前のほうにないかを見ておくと安心です。
べたつきが気になる人は、さっぱりした使用感の商品が続けやすいかもしれません。かゆみが出やすい人は、香料やメントールの有無を確かめておきましょう。
- 区分をそろえてから有効成分を並べる
- 刺激になりやすい成分を先にチェックする
- 続けやすさまで含めて決める
- 成分ランキングの順位だけで決める
- 有効成分の数の多さで決める
- 区分の違う商品を同じ表で比べる
女性・男性で成分は変わる?
成分の顔ぶれは、男性向け・女性向けで大きく分かれているわけではありません。女性向けの商品にも、グリチルリチン酸ジカリウムやセンブリエキスはよく入っています。
例えばホルモ プレミアムヘアグロウエッセンスは「本品は性別問わず、男性女性ともにご使用いただけます」と案内しています。売り場の男女の分け方より、公式の対象の書き方を見てみてください。
違いが出やすいのは、香りや清涼感、容器の形です。妊娠中・授乳中・産後の方は、成分にかかわらず使う前に医師か薬剤師に相談しておくと安心ですよ。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る成分のことで失敗しやすいポイント
成分にくわしくなるほど、ついやってしまいがちな失敗もあります。よくある3つを、防ぎ方とあわせて紹介します。
| よくある失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 成分が気に入った2本を同時に重ね塗りする | 1本ずつ説明書どおりに使う。併用は薬剤師に相談 |
| 「天然成分だから安心」と思い込む | 植物由来でも肌に合わないことがある |
| 成分だけ見て定期の条件を読まない | 最終確認画面で2回目以降の条件も確かめる |
『良い成分を重ねれば、もっと良くなるはず』と考える気持ちは自然です。ただ、量が増えるぶん頭皮の負担も増えるので、自己判断で重ねるのはやめておきましょう。
成分表をメモしておくと役立つ
使い始めた育毛剤の成分表は、スマホで写真に撮っておくのがおすすめです。肌に合わなかった時に、医師や薬剤師に見せられるからなんです。
次の商品を選ぶ時も、前の商品と成分を見比べられます。「この成分が入っている時にかゆみが出た」と分かれば、選び直しがぐっとラクになりますよ。
- 商品名と区分
- 有効成分の一覧の写真
- 使い始めた日と1日の回数
- 気になった使い心地や頭皮の変化
効果を感じにくい時は成分を変える前に
『成分が合っていないのかも』と感じたら、まずは使い方と期間を見直してみてください。髪には生えかわりの周期があり、日本皮膚科学会のQ&Aでは休止期は2〜3ヶ月続くとされています。
急に抜け毛が増えた、丸く抜けた、頭皮に赤みがあるといった時は、成分を選び直すより先に皮膚科で相談しましょう。続け方の目安は育毛剤の効果はいつから?で紹介しています。
成分表示に出てくる言葉の早見表
最後に、成分表示を読む時に出てくる言葉をまとめます。ドラッグストアで迷った時の手元メモにしてみてください。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 有効成分 | 医薬部外品で効能・効果の表示のもとになる成分 |
| その他の成分 | 液のベース、保湿、香り、使い心地のための成分 |
| 販売名 | 承認を受けた正式な名前。商品名と違うことがある |
| 全成分表示 | 化粧品で、入っている成分をすべて並べた表示 |
| 分量 | 医薬品で、決まった量の中に入っている成分の量 |
| エタノール | アルコールの一種。清涼感の一方で刺激に感じる人もいる |
| 薬用 | 医薬部外品であることを示す時によく使われる言葉 |
言葉の意味が分かると、パッケージの裏の情報量にびっくりするはずです。区分ごとの全体像は育毛剤とは?を入口にどうぞ。
よくある質問
育毛剤の成分で一番いいものはどれですか?
成分に順位を付けることはできません。効能・効果は商品ごとに表示されるので、区分・有効成分の組み合わせ・使い心地で自分に合う商品を選ぶのがおすすめです。
有効成分の一覧はどこで見られますか?
パッケージの成分表示と、公式の商品ページで見られます。医薬部外品では「有効成分」の欄に分けて書かれていることが多いです。
有効成分がたくさん入っている育毛剤のほうがいいですか?
数の多さで優劣は決まりません。成分の数より、頭皮に合うか、続けやすいかを優先してみてください。
育毛剤に卵の成分が入っていることはありますか?
卵黄由来の素材を紹介しているメーカーはあります。入っているかどうかは全成分の表示で確かめ、アレルギーが心配な時は医師や薬剤師に相談してください。
育毛剤を使っていると献血できませんか?
血液センターの案内では、塗り薬は感染を伴わない場合に限り当日使っていても献血できるとされています。飲み薬は種類によって献血できない期間があるので、問診で伝えましょう。
化粧品の頭皮用ローションにも育毛の成分は入っていますか?
植物エキスなどが入っていることはありますが、化粧品は育毛の効能をうたえません。育毛を目的にするなら医薬部外品の表示を確かめてみてください。
成分が合わない時はどうすればいいですか?
赤みやかゆみが出たら使用を中止し、成分表を持って皮膚科に相談してください。次の商品を選ぶ時は、その成分が入っていないかを確かめると安心です。
まとめ
- 育毛剤の効能・効果は成分ごとではなく商品ごとに表示される
- 成分表示は区分、有効成分、効能、その他の成分、使用上の注意の順に読む
- 成分ランキングや比較は、順位の付け方と区分のそろえ方を確かめてから読む
- 卵由来の素材は有効成分の欄に並ぶものではなく、全成分の表示で確かめる
- 献血で制限があるのは飲み薬の話。塗り薬は条件付きで当日も献血できる
- 気になる症状がある時は、成分を選び直す前に皮膚科で相談する





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