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化粧品やサプリでよく聞く「Q10」の文字を、育毛剤の売り場や広告で見かけて『髪にもいい成分なの?』と気になった方もいるはずです。聞き慣れた名前だと、なんとなく安心してしまいますよね。
結論から言うと、Q10 育毛剤という呼び方の商品を見たら、まず「コエンザイムQ10が有効成分として書かれているのか、その他の成分として書かれているのか」を確かめるのが大事です。箱の成分表では「ユビキノン」など別の名前で書かれていることがあり、名前を知らないと見落としてしまうんです。
ここでは、成分表示での名前の見つけ方と、配合目的の読み方をお話ししますね。
Q10配合の育毛剤とは?先に答え
- コエンザイムQ10は、成分表では別の名前で書かれることがある
- 化粧品の全成分表示では「ユビキノン」と書かれるのが一般的
- 育毛剤(医薬部外品)では、有効成分欄かその他の成分欄かを見分ける
- 効能は「有効成分」と「区分」で決まり、Q10の名前だけでは決まらない
- 配合目的はメーカーの説明で確かめる
「Q10配合」という言葉は、成分が入っていることを伝えているだけです。どんな働きを目的に入れたのかまでは、その言葉からは分からないんですね。
| よく見かける呼び方 | どんな場面で出てくるか | 育毛剤で確かめること |
|---|---|---|
| Q10、CoQ10 | 広告・パッケージの表の面 | 成分表のどこに書いてあるか |
| コエンザイムQ10 | 商品説明・サプリの名前 | 成分表での正式な名前 |
| ユビキノン | 化粧品の全成分表示 | その他の成分欄にあるか |
| ユビデカレノン | 医薬品・医薬部外品の成分名、化粧品の決まり | 有効成分欄にあるか |
育毛剤そのものがどんな物かは、育毛剤とはどんな商品かで先に読んでおくと、この先の話がつかみやすくなります。
コエンザイムQ10は成分表示でどう書かれる?
『Q10って書いてあるはずなのに、成分表のどこにもない』と戸惑った方もいるかもしれません。実はそれ、名前が違うだけということがよくあるんです。
化粧品の全成分表示では、成分ごとに決まった表示名で書くルールがあります。コエンザイムQ10は、化粧品の全成分表示では「ユビキノン」と書かれるのが一般的です。
一方で、医薬品や医薬部外品の成分名としては「ユビデカレノン」という名前が使われることがあります。厚生労働省の化粧品基準でも、「ユビデカレノン」の名前で載っているんです。
| 書かれている場所 | 名前の例 | 読み方のコツ |
|---|---|---|
| 化粧品の全成分表示 | ユビキノン | 分量の多い順に並ぶ中から探す |
| 医薬部外品の成分表 | ユビデカレノン、またはユビキノン | 有効成分欄とその他の成分欄の両方を見る |
| 広告や商品名 | Q10、コエンザイムQ10 | 表の面の言葉なので、裏の成分表で確かめる |
| 化粧品基準(国の決まり) | ユビデカレノン | 配合の決まりがある成分として載っている |
英語の成分表で見かけた時は
海外の商品や英語の表記では、「Ubiquinone」と書かれていることがあります。日本の表示名に直すと「ユビキノン」にあたる名前です。
ただし、海外の商品は日本の区分(医薬部外品など)とは決まりが違います。英語の表示だけで、日本の育毛剤と同じように読まないようにしましょう。
似た名前の別の成分に注意
成分表には「ヒドロキシデシルユビキノン」「ユビキノール」のように、似た名前の成分が載ることもあります。名前の一部が同じでも、別の成分として扱われているので、Q10そのものと決めつけないようにしましょう。
どの名前がQ10を指しているか分からない時は、メーカーのお客様窓口に「コエンザイムQ10はどの名前で表示されていますか」と聞くのが確実です。
有効成分欄か、その他の成分欄かを見分ける
育毛剤(医薬部外品)の成分表は、「有効成分」と「その他の成分」に分けて書かれていることが多いです。Q10がどちらに入っているかで、読み方が大きく変わるんですね。
| Q10の書かれ方 | 意味 | 効能の読み方 |
|---|---|---|
| 有効成分欄にある | 承認を受けた有効成分の1つとして入っている | 箱に書かれた効能を、そのまま読む |
| その他の成分欄にある | 有効成分以外の成分として入っている | 効能は有効成分で読む。Q10は配合目的で読む |
| どこにも見当たらない | 名前が違うか、入っていない | 別名で探すか、メーカーに聞く |
| 全成分表示だけで欄の区別がない | 化粧品の可能性がある | 区分の表示を確かめる |
ここが大事なところです。Q10がその他の成分欄にあるなら、育毛剤としての効能は有効成分のほうで決まっています。
- 箱か商品ページで「医薬部外品」の表示があるかを見る
- 「有効成分」欄に書かれた名前を全部メモする
- 有効成分欄にユビデカレノン・ユビキノンがあるかを見る
- なければ「その他の成分」欄で同じ名前を探す
- 見つからない時は、メーカーの窓口に表示名を問い合わせる
有効成分の欄に何が並んでいるかも見る
Q10を探すついでに、有効成分欄のほかの名前も見ておきましょう。医薬部外品の育毛剤では、グリチルリチン酸ジカリウムやセンブリエキスなどの名前をよく見かけます。
育毛剤としての効能は、こうした有効成分の組み合わせで承認を受けています。Q10の有無より、まず有効成分欄の中身をそろえて見るほうが、商品同士を比べやすいんです。
成分表の基本の読み方は、育毛剤の成分の見方でも詳しく話しています。
書かれている順番は何を表す?
化粧品の全成分表示は、分量の多い順に書くのが決まりです。ただし、少ない量の成分は順不同で書いてよいとされています。
そのため、後ろのほうにある成分の順番だけを見て、多い少ないを細かく比べるのは難しいんです。順番は「だいたいの目安」くらいに受け止めておきましょう。
「効能」と「配合目的」は別の物
Q10配合の育毛剤を見る時に、いちばん混ざりやすいのがこの2つです。言葉が似ているので、同じ物と思ってしまいますよね。
- 区分と有効成分で、表示できる範囲が決まっている
- 医薬部外品の育毛剤なら、育毛・脱毛の予防・ふけ・かゆみなど
- 承認を受けた内容なので、勝手に足せない
- メーカーが「何のために入れたか」を説明する物
- 保湿成分・整肌成分のように括弧で添える会社もある
- 効能の代わりにはならない
例えば、成分の横に「(保湿成分)」と書いてあれば、それはメーカーが保湿のために入れたという説明です。育毛の効能がQ10から来ているという意味ではないんですね。
医薬部外品の育毛剤が表示できる効能の範囲は、厚生労働省の通知で決まっています。育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛です。
| 文言の例 | どちらに当たる? | 読む時のポイント |
|---|---|---|
| 「育毛、脱毛の予防」 | 効能 | 箱の効能欄で確かめる |
| 「Q10配合」 | 成分の紹介 | どの欄にあるかを見る |
| 「保湿成分としてユビキノンを配合」 | 配合目的 | 保湿のために入れたという説明 |
| 「Q10で髪が若返る」のような言葉 | どちらでもない | 表示できる範囲を超えていないか気をつける |
成分の名前と一緒に「髪が増える」「生えてくる」のような言い切りがある時は、表示できる効能の範囲を超えていないかを落ち着いて見てください。成分の印象だけで決めないことが大切です。
Q10は化粧品の決まりで扱いが決められた成分
あまり知られていませんが、コエンザイムQ10は化粧品への配合に国の決まりがある成分です。厚生労働省の化粧品基準では、「化粧品の種類により配合の制限のある成分」の表に「ユビデカレノン」が載っています。
その表では、粘膜に使われることがない化粧品には配合の上限量が決められています。一方で、粘膜に使われることがある化粧品には配合できない扱いです。
内閣府の規制改革のページでは、CoQ10はもともと医薬品の成分として使われてきたため、化粧品に入れるには基準の改正が必要だった経緯が紹介されています。決まりがあるのは「危ない成分だから」という意味ではなく、医薬品の成分を化粧品に使う時の手続きの話なんです。
頭皮用の化粧品にQ10が入っている場合も、この決まりの範囲で配合されています。量の細かい数字は、商品ごとに公表されていないことがほとんどです。
『どれくらい入っているのか知りたい』と思う方もいるはずです。配合量は、メーカーに問い合わせても答えてもらえないことがあります。
量が分からない時は、無理に推し量らず「入っているかどうか」「どの欄にあるか」までを確かめれば十分です。量の多さで育毛剤を選ぶより、区分と有効成分、使い心地で選ぶほうが失敗しにくいですよ。
頭皮用品の区分ごとに、Q10の見え方を整理
Q10の文字は、育毛剤以外の頭皮用品にも出てきます。区分ごとに見え方を分けておくと、比べる時に迷いにくくなりますよ。
| 頭皮用品の区分 | 成分表の形 | Q10があった時の読み方 |
|---|---|---|
| 育毛剤(医薬部外品) | 有効成分とその他の成分に分かれる | どちらの欄かで読み方が変わる |
| 頭皮用の化粧品 | 全成分表示(分量の多い順) | 育毛の効能はうたえない。配合目的で読む |
| シャンプー(化粧品・医薬部外品) | 区分によって変わる | 洗い流す物として読む |
| 発毛剤(医薬品) | 添付文書に有効成分と添加物 | 発毛剤は薬剤師の説明を受けて選ぶ |
化粧品は、頭皮や髪をすこやかに保つ、フケ・カユミを抑える、といった範囲までしか効能を書けません。Q10が入っていても、化粧品が育毛をうたうことはできないんですね。
区分そのものの違いは、育毛剤は医薬品・医薬部外品のどちらかにまとめています。
飲むQ10と、塗る育毛剤のQ10は別の話
Q10と聞くと、サプリメントを思い浮かべる方も多いですよね。サプリメントは食品なので、髪への効能を書くことはできません。
塗る物と飲む物は、決まりも成分表の書き方も別です。飲む物について知りたい方は、飲む育毛剤・サプリを読んでみてください。
Q10配合の育毛剤を選ぶ前のチェック
ここまでの話を、買う前のチェックリストにまとめました。売り場やスマートフォンで成分表を見ながら、1つずつ確かめてみてください。
- 箱や商品ページで「医薬部外品」の文字を見つけた
- 有効成分欄に書かれた名前をメモした
- Q10が有効成分欄かその他の成分欄かを確かめた
- 配合目的の書き添え(保湿成分など)があるかを見た
- エタノールや香料など、使い心地に関わる成分を見た
- 定期購入の場合、最終確認画面で条件と解約方法を確かめた
『成分が多すぎて、どこを見ればいいか分からない』と感じる方もいるはずです。そんな時は、まず有効成分欄だけで十分ですよ。
| 確かめたいこと | 確かめる場所 |
|---|---|
| 区分 | 箱の表示、商品ページの区分欄 |
| 有効成分 | 成分表の「有効成分」欄 |
| Q10の表示名 | 成分表、またはメーカーの窓口 |
| 使い方と量 | 箱の使用方法、公式の使い方ページ |
| 使用上の注意 | 箱の注意書き |
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る頭皮に合わない時は
成分の名前にかかわらず、頭皮に赤みやかゆみ、ヒリヒリ感が出たら使うのをやめましょう。そのうえで、医師や薬剤師に相談してください。
妊娠中や授乳中、持病で通院中の方は、使い始める前にかかりつけの医師か薬剤師へひと声かけておきましょう。
相談する時は、使った商品の箱や成分表の写真を持っていくと話が早く進みます。どの成分が合わなかったのかを調べてもらう手がかりになるからです。
| 相談する先 | 相談したい場面 | 持っていくと話が早い物 |
|---|---|---|
| 皮膚科 | 赤み・かゆみ・湿疹が続く | 箱、成分表の写真、使った期間のメモ |
| 薬剤師・登録販売者 | 使い続けていいか迷う | 箱、今使っている頭皮用品の一覧 |
| メーカーの窓口 | 成分の表示名や配合目的を知りたい | 商品名、製造番号が分かる箱 |
Q10配合の育毛剤選びで、よくある失敗
成分の名前で商品を選ぶ時は、思い込みからのつまずきが起きやすいんです。よくある失敗と、その防ぎ方を表にしておきますね。
| よくある失敗 | なぜ起きる? | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 「Q10配合」の文字だけで選ぶ | 表の面の言葉が目立つ | 裏の成分表と区分をいつもセットで見る |
| Q10が入っていない商品を劣っていると思う | 成分の数で比べてしまう | 有効成分と使い心地で比べる |
| シャンプーと育毛剤のQ10を同じに考える | 同じ成分名が出てくる | 洗い流す物か、つけたままの物かを分ける |
| 化粧品なのに育毛の効能を期待する | 「頭皮用」の言葉で区分を見落とす | 「医薬部外品」の表示があるかを見る |
| 2本を重ねて使う | 成分を足せば良さそうに感じる | 併用の可否はメーカーの案内で確かめる |
いちばん多いのは、1つ目の「文字だけで選ぶ」パターンです。表の面で目立つ言葉ほど、裏の成分表で確かめる習慣をつけておきましょう。
店頭で聞く時の聞き方
ドラッグストアで迷った時は、薬剤師や登録販売者に聞いてみるのも手です。聞き方を決めておくと、短い時間でも話が伝わりやすくなりますよ。
- 「この育毛剤は医薬部外品ですか、化粧品ですか」
- 「コエンザイムQ10は有効成分として入っていますか」
- 「今使っている頭皮用のローションと一緒に使っても大丈夫ですか」
答えが分からない時は、メーカーの窓口の連絡先を箱で確かめて、直接聞いてみてください。
よくある質問
Q10配合の育毛剤なら、髪に効果がありますか?
効能は区分と有効成分で決まります。Q10が入っていること自体で効果が決まるわけではないので、箱の効能欄と有効成分欄を確かめましょう。
成分表にQ10という文字が見当たりません。
化粧品の全成分表示では「ユビキノン」と書かれるのが一般的です。医薬部外品では「ユビデカレノン」と書かれることもあるので、両方の名前で探してみてください。
ユビキノンとユビデカレノンは別の成分ですか?
どちらもコエンザイムQ10を指す名前として使われています。化粧品の表示名と、医薬品などで使われる名前の違いと考えると分かりやすいです。
その他の成分欄にQ10があるのは意味がないのですか?
意味がないわけではなく、メーカーが何かの目的で配合しているということです。配合目的はメーカーの説明で確かめましょう。
Q10のサプリと一緒に使ってもいいですか?
サプリは食品で、塗る育毛剤とは別の物です。通院中の方や薬を飲んでいる方は、取り入れる前に医師や薬剤師に聞いてみてください。
女性でもQ10配合の育毛剤を使えますか?
使える人の条件は商品ごとに違うので、箱や公式の案内で確かめましょう。妊娠中・授乳中の方は、使い始める前に医師か薬剤師に聞いておくと心配が減ります。
まとめ
- Q10 育毛剤は、まずQ10が成分表のどの欄にあるかを確かめる
- 化粧品の全成分表示では「ユビキノン」と書かれるのが一般的
- 有効成分欄にあれば効能として読み、その他の成分欄なら配合目的で読む
- 効能と配合目的は別物。広告の言葉だけで決めない
- Q10は化粧品の決まりで配合の扱いが決められた成分
- 飲むQ10と塗る育毛剤は別の話として考える





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