養毛と育毛の違いは?発毛・増毛・植毛まで言葉の意味を整理

養毛と育毛の違いなど髪にまつわる言葉の意味を一覧で確かめるイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

養毛、育毛、発毛、増毛、植毛。髪の悩みを調べ始めると、似た言葉が次々に出てきて『結局どれが何なの?』と混乱しますよね。

結論から言うと、養毛と育毛の違いは、商品の表示の上ではほとんどありません。どちらも医薬部外品の育毛剤に表示できる効能の言葉です。いっぽう発毛は医薬品の効能に出てくる言葉、増毛と植毛は薬ではなく「方法」を表す言葉で、相談する先もそれぞれ違います。

この記事を読むと、髪にまつわる言葉の意味と、言葉から相談先を選ぶ方法が分かります。

目次

養毛と育毛の違いは?先に答え

先に答え
  • 養毛と育毛は、どちらも医薬部外品の育毛剤に表示できる効能の言葉
  • 言葉の意味としては、養毛は「養う」、育毛は「育てる」に重心がある
  • 発毛は、第1類医薬品の発毛剤の効能に出てくる言葉
  • 増毛と植毛は、薬ではなく見た目を補う方法・施術を指す言葉
  • 迷ったら、言葉ではなく「何をしたいか」から相談先を選ぶ

養毛と育毛は、日常の言葉としては少しずつ意味が違います。ただ、商品を選ぶ場面では、その違いで中身が変わるわけではないんです。

『養毛剤と書かれた物と育毛剤と書かれた物、どっちが強いの?』と気になる方もいるはずです。実は、強さを決めているのは呼び名ではなく、区分と有効成分なんですよ。

養毛剤と育毛剤の表示の見分け方は、養毛剤と育毛剤の違いで詳しく取り上げています。この記事では、そこから一歩広げて、発毛・増毛・植毛まで言葉の地図を描いていきます。

「毛」が付く言葉はなぜこんなに多いの?

髪の悩みの言葉が多いのは、悩みへの向き合い方がいくつもあるからです。頭皮を整える、今ある髪を育てる、医薬品を使う、見た目を補う、医療機関で施術を受ける。方法の数だけ言葉があるんです。

言葉の頭に付く漢字に注目すると、それぞれのイメージがつかみやすくなります。

漢字もともとの意味髪の言葉になると
養やしなう・栄養を与える養毛:髪や頭皮をいたわり、健やかに保つイメージ
育そだてる育毛:今ある髪を育てるイメージ
発出る・起こる発毛:毛が出てくることを指す言葉
増ふやす増毛:見た目のボリュームを補う方法
植うえる植毛:医療機関などで毛を移す施術

この表は言葉のイメージをつかむための物で、商品の効き目を表す物ではありません。ここを混ぜてしまうと、名前だけで商品を選ぶことになりがちです。

言葉のイメージと、商品の中身は別物

例えば「発毛」という漢字が名前に入っていても、医薬部外品の育毛剤であることはよくあります。反対に、地味な名前の商品が医薬品だということもあります。

例えばこんな会話になりがちです。

「名前に養毛ってあるから、育毛より弱いのかな」
「名前じゃなくて、箱の区分と有効成分を見たほうがいいみたいだよ」

言葉のイメージは入り口として使い、最後は表示で確かめる。この順番を覚えておくと迷いにくくなります。

髪の言葉の意味マップ

ここからは、髪の悩みで出てくる主な言葉を、一つの表にまとめます。この記事の中心になる表なので、気になる言葉の行から読んでみてください。

言葉一般的な意味主に使われる場面法律や表示の上での位置
養毛髪や頭皮を健やかに保つこと養毛剤・薬用育毛剤の効能医薬部外品の育毛剤の効能の範囲に「養毛」がある
育毛今ある髪を育てること育毛剤・薬用育毛剤医薬部外品の効能の範囲に「育毛」がある。化粧品は育毛をうたえない
発毛促進毛が出てくるのを促すこと薬用育毛剤の効能医薬部外品の効能の範囲に「発毛促進」がある
発毛毛が出てくること発毛剤(第1類医薬品)の効能ミノキシジル外用液の効能「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。」
増毛見た目のボリュームを補うことヘアサロンなどのサービス・かつら類薬の区分ではない
植毛毛を頭皮に移すこと医療機関での施術日本皮膚科学会は男性型脱毛症の治療の一つとして自家植毛術を挙げている
薬用医薬部外品であることを示す呼び方薬用育毛剤・薬用シャンプー区分は医薬部外品
スカルプ英語で頭皮のこと頭皮用シャンプー・エッセンス区分は商品ごとに違う

表を見ると分かるように、養毛・育毛・発毛促進までは同じ医薬部外品の効能の言葉です。発毛から下は、区分や扱う場所がガラッと変わります。

「脱毛」も髪の言葉に出てくる

育毛剤の効能には「脱毛の予防」「病後・産後の脱毛」のように、「脱毛」という言葉も出てきます。ここでの脱毛は、毛が抜けることを指しています。

ムダ毛を取り除く意味の脱毛とは、同じ字でも使い方が違います。この点は育毛剤と脱毛剤の違いで詳しく取り上げています。

養毛と育毛は、表示の上ではどう扱われる?

厚生労働省の通知では、医薬部外品の「育毛剤(養毛剤)」の効能・効果の範囲が「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛。」とされています。種類の名前そのものが「育毛剤(養毛剤)」と、並べて書かれているんです。

つまり、行政の資料の上でも、養毛剤と育毛剤は同じ種類として扱われています。どちらの呼び名を使うかは、メーカーの考え方や商品の歴史によることが多いんですね。

養毛・育毛の共通点
  • どちらも医薬部外品の育毛剤に表示できる
  • 効能の範囲は同じ一覧の中にある
  • 売る人や買い方のルールは同じ
混同しやすい点
  • 名前の印象で強さが違うように見える
  • 化粧品のトニックも同じ棚に並ぶことがある
  • 発毛剤(医薬品)と同じ物だと思われやすい

化粧品の場合は、話が変わります。東京都の資料では、化粧品について「育毛の標ぼうは一切不可」とされていて、表示できるのは「頭皮、毛髪をすこやかに保つ。」などの決められた範囲までです。

実際の商品ではどう書かれている?

例えば加美乃素本舗の公式サイトでは、育毛剤のカテゴリに並ぶ商品がすべて「医薬部外品」と表示されています。古くからある商品も新しい商品も、区分は同じなんです。

また、ニューモ 育毛剤の効能・効果は「発毛促進、育毛、毛生促進、養毛、薄毛、ふけ、かゆみ、脱毛の予防、病後・産後の脱毛」と書かれています。一つの商品の中に、育毛と養毛が両方並んでいるのが分かりますよね。

効能の一覧に並ぶ、ほかの言葉の意味

医薬部外品の育毛剤の効能には、養毛と育毛のほかにもいくつかの言葉が並んでいます。一つずつの意味を知っておくと、箱の裏を読むのが楽になりますよ。

効能の言葉読み方のヒント
薄毛髪が薄く見える悩みに向けた効能として並ぶ言葉
かゆみ・ふけ頭皮のかゆみやふけに向けた言葉
脱毛の予防抜け毛を防ぐことを指す言葉。ムダ毛の脱毛とは別の意味
毛生促進毛が育つのを促すことを指す言葉
発毛促進毛が出てくるのを促すことを指す言葉
病後・産後の脱毛病気のあとや出産のあとの抜け毛に向けた言葉

枚方市の資料では、「○○を防ぐ」という効能で承認を受けている物は、単に「○○に」という表現は認められないと注記されています。効能の言葉は、言い換えずにそのまま読むのが基本なんです。

『並び順が商品ごとに違うけど、意味があるの?』と思った方もいるかもしれません。並び順はメーカーの書き方によるもので、先に書かれた効能ほど強いという意味ではないと考えておきましょう。

英語の商品名に出てくる言葉

最近は、英語やカタカナの商品名も増えています。例えば「グロウ」は育つ、「ヘアロス」は髪が失われること、「スカルプ」は頭皮を意味する英語です。

加美乃素本舗の薬用加美乃素ヘアグロウストゥリガーのように、カタカナの名前の商品も区分は医薬部外品です。名前の言葉が英語でも日本語でも、見るべき表示は変わりませんよ。

発毛は医薬品の効能に出てくる言葉

養毛・育毛と比べて、扱いがはっきり違うのが「発毛」です。発毛剤と呼ばれる市販の第1類医薬品は、効能に「発毛」という言葉を使っています。

言葉出てくる区分書かれ方の例
発毛促進医薬部外品(薬用育毛剤)・第2類医薬品の一部効能の一覧の一つとして並ぶ
発毛第1類医薬品(発毛剤)「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。」
育毛医薬部外品・第1類医薬品の両方医薬部外品では効能の一覧に、医薬品では発毛と並んで出てくる
養毛医薬部外品効能の一覧の一つとして並ぶ

「発毛促進」と「発毛」は一字違いですが、出てくる区分が違います。『促進が付いているかどうかで、そんなに違うの?』と思いますよね。

第1類医薬品は販売できるのが薬剤師だけで、買う時に年齢やほかの薬の使用状況などを確かめる決まりがあります。医薬部外品の育毛剤には、この決まりはありません。

発毛剤と育毛剤の違いは、育毛剤と発毛剤の違いで比べています。

補足

どの言葉が書かれていても、使った人みんなに同じ変化が出るという意味ではありません。ミノキシジル5%外用液の添付文書にも「本剤は誰にでも効果があるわけではありません」と書かれています。

増毛と植毛は、薬ではなく「方法」の言葉

増毛と植毛は、ここまでの言葉とは種類が違います。塗る物や飲む物ではなく、見た目を補う方法や、医療機関で受ける施術を指す言葉なんです。

言葉どんな方法か相談する場所気をつけたいこと
増毛今ある髪に人工の毛などを足して、ボリュームを補うヘアサロンや増毛サービスの窓口費用や通う回数、契約の内容を事前に確かめる
かつら・ウィッグ頭にかぶって見た目を整える専門店・美容室などつけ心地や重さ、使う場面に合うかを試す
植毛毛を頭皮に移す施術医療機関医師の説明を受け、リスクと費用を確かめる
育毛剤頭皮に塗って使うドラッグストア・通販区分と有効成分、使用上の注意を読む

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、かつらの使用は脱毛症の治療に悪影響を与えないとされ、社会生活に前向きになれる良い影響もあると書かれています。見た目を補う方法を選ぶことは、決して後ろめたいことではないんですね。

植毛については、日本皮膚科学会が男性型脱毛症の主な治療の一つとして「自家植毛術」を挙げています。ただ、受けるかどうかは医療機関で医師と相談して決めることで、この記事で良し悪しを決めることはできません。

かつら・ウィッグを選ぶ時に見ること

国立がん研究センターの情報では、ウィッグは「使う場面や時間に合わせ、デザイン、重さ、通気性、試着したときのつけ心地などから、予算の範囲内で自分の好みに合ったものを選びましょう。」と案内されています。治療中の人向けの案内ですが、選ぶ時の目の付けどころとして参考になります。

『いきなり高い物を買って失敗したくない』という方も多いはずです。まずは試着して、仕事や外出など使う場面を思い浮かべながら選んでみてください。

施術や契約は「その場で決めない」

国民生活センターは、美容医療サービスの相談事例として、カウンセリングに行ったら「今やった方がいい」とその場で契約や施術を迫られたケースを紹介しています。美容目的の施術は多くの場合緊急性がないので、その場で契約しないよう呼びかけています。

増毛サービスや施術の相談に行く時も、同じ考え方が役に立ちます。説明を聞いたら一度持ち帰って、費用の総額や解約の条件を家で読んでから決めてみてください。

よくある失敗
  • 不安な気持ちのまま、初回の相談でその場で契約してしまう
  • 割引の案内に気を取られ、総額や回数の決まりを見落とす
  • 困った時に相談先が分からず、一人で抱え込む

契約で困った時は、消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターなどを案内してもらえます。

「薬用」「スカルプ」「ヘアトニック」売り場で見かける言葉

売り場には、ここまでの言葉に加えて「薬用」「スカルプ」「ヘアトニック」といった言葉もあふれています。この3つも意味を知っておくと、棚の前で迷う時間が減りますよ。

言葉意味区分の見分け方
薬用医薬部外品であることを示す呼び方箱に「医薬部外品」の表示がある
スカルプ頭皮のこと。頭皮ケア向けの商品名によく使われる医薬部外品も化粧品もあるので、区分の表示を見る
ヘアトニック頭皮や髪に使う液体の総称として使われる医薬部外品の物も化粧品の物もある
エッセンス・セラム美容液の意味で使われる区分は商品ごとに違う
ローション液状の商品の呼び名区分は商品ごとに違う

例えば大正製薬のリアップのブランドには、医薬部外品の薬用シャンプーと、化粧品のスカルプスプレーが並んでいます。同じ「スカルプ」という言葉が付いていても、区分が違うことがあるんです。

3つの区分の違いをもう少し知りたい方は、医薬品・医薬部外品・化粧品の違いも読んでみてください。

「スカルプ」と書かれたシャンプーは育毛剤?

スカルプシャンプーは、頭皮を洗うための物です。薬用シャンプーとして医薬部外品になっている物もあり、表示できる効能は、ふけ・かゆみを防ぐことや、毛髪・頭皮をすこやかに保つことなどの範囲です。

育毛剤とは役割が違うので、シャンプーだけで育毛剤の代わりにしようとは考えず、それぞれの表示を読んで組み合わせてみてください。

言葉から相談先を選ぶ表

言葉の意味が分かったら、次は『じゃあ自分はどこに相談すればいいの?』ですよね。ここでは、気になっていることと、関係する言葉、相談先を1つの表にまとめました。

気になっていること関係する言葉相談先の目安
頭皮のかゆみ・フケが気になる養毛・薬用・スカルプドラッグストアの薬剤師・登録販売者。赤みや痛みがあれば皮膚科
髪のハリやコシ、ボリュームが気になる育毛・養毛ドラッグストアで医薬部外品の育毛剤を相談
薄くなってきた範囲が広がってきた発毛・育毛薬局の薬剤師、皮膚科
急にたくさん抜けた・円形に抜けた脱毛症皮膚科
すぐに見た目を整えたい増毛・かつら専門店・サロン(契約内容は持ち帰って読む)
施術を受けることも考えたい植毛医療機関
契約や解約で困った定期購入・増毛契約消費者ホットライン188

抜け毛が気になったら、専門の医療機関で対策を知るのが大切だというのが日本皮膚科学会の考え方です。どの言葉に当てはまるか分からない時も、まず皮膚科で相談すれば、次に進む道が見えてきますよ。

相談先ごとに聞けること

同じ髪の悩みでも、相談先によって聞けることが違います。行く前に何を聞くか決めておくと、短い時間でも話がまとまりますよ。

相談先聞けること準備しておくこと
ドラッグストアの薬剤師・登録販売者医薬部外品の育毛剤や医薬品の違い、使い方、使えるかどうか年齢、飲んでいる薬、気になる場所
皮膚科抜け毛や頭皮の状態の診察、治療の相談いつから、どこが、どのくらい抜けるか
増毛・かつらの窓口方法の種類、通う回数、費用の考え方予算、使う場面、契約の条件を書面でもらう
消費生活センター(188)定期購入や施術の契約トラブル契約書、最終確認画面の画面保存、やり取りの記録

相談した内容はメモに残しておくと、別の窓口に行った時にも同じ説明を繰り返さずに済みます。

産後や妊娠中、子どもの場合

産後の抜け毛、妊娠中・授乳中、子どもの髪の悩みは、言葉を選ぶ前に医師や薬剤師に相談するのが安心です。産後の抜け毛について、日本産婦人科医会の記事は、1年ほどたっても落ち着かない時は皮膚科へ、としています。

言葉にまつわる思い込み、本当はどう?

髪の言葉は、なんとなくのイメージで覚えていることが多いですよね。ここでは、よく聞く思い込みと、表示や公的な情報から言えることを並べてみます。

よくある思い込み表示や公的な情報から言えること
養毛剤は昔の弱い商品、育毛剤は新しい強い商品どちらも医薬部外品の育毛剤の効能の言葉で、呼び名で強さは決まらない
「発毛」と名前にあれば医薬品医薬部外品の効能にも「発毛促進」があり、名前だけでは決まらない
化粧品のトニックも育毛をうたえる東京都の資料では、化粧品は育毛の標ぼうは一切不可とされている
増毛すれば髪そのものが増える増毛は見た目のボリュームを補う方法で、薬の効能とは別の話
かつらを使うと抜け毛がひどくなる日本皮膚科学会は、かつらの使用は脱毛症の治療に悪影響を与えないとしている
これをすれば抜けなくなる方法がある日本皮膚科学会は、特別な予防法があるわけではないとしている

最後の行は、日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aにある「これをすれば髪の毛が抜けなくなるという、特別な予防法があるわけではありません」という説明によるものです。そのうえで、髪に負担のかかる髪型を避ける、洗いすぎない、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を心がけることが挙げられています。

『言葉に期待しすぎていたかも』と感じた方もいるかもしれません。でも、言葉の意味を正しく知っておくことは、自分に合う方法を選ぶための大事な一歩ですよ。

ここだけ覚えておけばOK
  • 呼び名のイメージで強さや効き目を判断しない
  • 薬か、方法か、施術かで相談先を分ける
  • 迷ったら区分の表示と、専門家への相談に戻る

言葉に振り回されないためのチェック

ここまでの内容を、売り場や通販サイトで使えるチェックリストにまとめます。言葉のイメージに引っぱられそうになったら、この順番で確かめてみてください。

言葉より先に確かめること
  • 箱や商品ページで「医薬部外品」「第1類医薬品」などの区分を読む
  • 有効成分の欄に何が書かれているかを見る
  • 効能・効果の文言を、言い換えずにそのまま読む
  • 増毛・植毛の相談なら、費用の総額と解約の条件を書面でもらう
  • 迷った時は、薬剤師や皮膚科の医師に言葉の意味ごと聞いてみる

広告や商品紹介では、言葉のイメージを強めた言い回しが使われることもあります。医薬品等適正広告基準では、効能効果が確実であると保証するような表現は認められていません。

『こんなに強く書いてあるなら効きそう』と感じた時ほど、一度立ち止まって表示を読む。それだけで、言葉に振り回されることがぐっと減ります。

家族や店員さんとの会話で使える言い換え

言葉の違いを知っていても、人と話す時にどう言えばいいか迷うことがありますよね。こんな言い換えを覚えておくと便利です。

「育毛剤を探しています。医薬部外品の物を見せてもらえますか」
「発毛剤が自分に使えるか、薬剤師さんに聞きたいです」

区分の言葉を一つ足すだけで、相手にも伝わりやすくなります。

医薬部外品の育毛剤から考えたい方は、育毛剤とはどんな商品かをあわせて読んでみてください。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

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よくある質問

養毛剤と育毛剤は、どちらが効き目が強いですか?

呼び名で強さは決まりません。どちらも医薬部外品の育毛剤であることが多く、違いは有効成分や使い心地にあります。箱の区分と有効成分を見比べてください。

「養毛」と書かれた商品は化粧品ですか?

医薬部外品の育毛剤の効能の範囲に「養毛」が含まれているので、医薬部外品のことが多いです。ただ、商品ごとに区分は違うので、箱の表示で確かめてください。

発毛と育毛は同じ意味ですか?

日常の言葉としては、発毛は毛が出てくること、育毛は今ある髪を育てることを指します。表示の上では、発毛は第1類医薬品の効能に、育毛は医薬部外品と医薬品の両方に出てきます。

増毛は育毛剤と一緒に使えますか?

増毛は見た目を補う方法なので、育毛剤とは役割が違います。組み合わせてよいかは、増毛サービスの窓口と育毛剤の説明書の両方で確かめてください。

植毛はどこで相談できますか?

植毛は施術なので、医療機関で相談します。日本皮膚科学会も男性型脱毛症の治療の一つとして自家植毛術を挙げています。費用やリスクは医師の説明を受けてから判断してください。

「薬用」と付いていれば医薬品ですか?

「薬用」は医薬部外品であることを示す呼び方として使われます。医薬品ではないので、医薬品かどうかは箱の区分の表示で確かめてください。

どの言葉の商品から始めればいいか分かりません。

頭皮のかゆみや髪のハリなど、気になっていることから考えるのがおすすめです。急に抜けた、円形に抜けたなど、いつもと違う抜け方なら、商品を選ぶ前に皮膚科で相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 養毛と育毛は、どちらも医薬部外品の育毛剤に表示できる効能の言葉
  • 発毛は第1類医薬品の発毛剤の効能に出てくる言葉で、区分が違う
  • 増毛と植毛は薬ではなく、見た目を補う方法や施術を指す言葉
  • 「薬用」は医薬部外品、「スカルプ」は頭皮の意味で区分は商品ごと
  • 言葉より先に区分・有効成分・効能を読み、気になることから相談先を選ぶ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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