ミノアージュとは?育毛剤の区分と医薬品・処方薬との見分け方

白い机に置かれたラベルの無いボトルと虫眼鏡とノート

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

『ミノアージュという育毛剤を聞いたけど、どんな商品なんだろう』と調べている方もいるかもしれませんね。

結論から言うと、「ミノアージュ」という名前のままの商品は、メーカーの公式サイトや医薬品の公的な情報では見当たりません。似た名前の商品や、聞き覚え・書き間違いの可能性もあるので、まずは名前から商品を特定するところから始めるのがおすすめです。

この記事では、名前の確かめ方と、「ミノ」が付く名前の商品を見分けるコツ、医薬品や処方薬との違いを紹介します。

目次

ミノアージュとは?先に答え

先に結論
  • 「ミノアージュ」の名前で、メーカー公式や医薬品の公的な情報に出てくる商品は見当たらない
  • 似た名前のブランドに「MUNOAGE(ミューノアージュ)」がある(同じ物かは断定できない)
  • 「ミノ」が付く名前は、ミノキシジル配合の発毛剤(第1類医薬品)を思い浮かべやすいので区分の確認が大切
  • 商品が分かったら、販売元・区分・有効成分・問い合わせ先の4つを確かめる

『名前を聞いたことがあるのに見つからない』という時は、うろ覚えや、広告で一瞬見た名前の聞き違いということもよくあるんですよね。

焦って似た名前の商品を買ってしまう前に、次の手順で一つずつ確かめてみてください。

名前を聞いた場面ごとの探し方

どこで名前を知ったかによって、探す場所の当たりがつけやすくなります。思い出せる範囲で当てはめてみてください。

名前を知った場面最初に当たる場所聞き方・探し方の例
テレビやラジオの通販番組や通販会社の公式サイト放送日と番組名で商品一覧を探す
ネット広告・SNS広告のリンク先の会社概要会社名で検索し直して公式か確かめる
美容室・理容室担当の美容師「先日の育毛剤の名前をもう一度教えて」と聞く
知人の話知人本人箱や容器の写真を見せてもらう
ドラッグストアの棚その店の薬剤師・登録販売者「こういう名前の商品はありますか」と聞く

特に知人から聞いた名前は、うろ覚えのまま伝わっていることもあります。容器の写真を一枚見せてもらうだけで、一気に特定しやすくなりますよ。

名前から商品を特定する手順

商品を特定する時は、ネットの検索結果の上から順に見るより、公式の情報から当たるほうが確実です。

商品を特定する流れ
  1. 名前を聞いた・見た場所を思い出す(テレビ、ネット広告、美容室、知人など)
  2. カタカナ・英字・ひらがなで表記を変えて検索する
  3. 出てきた商品の販売元の公式サイトを開き、会社名と商品名を確かめる
  4. 医薬品かもしれない時は、PMDAの添付文書検索で販売名を調べる
  5. それでも分からない時は、名前を聞いた所(美容室・販売店)に聞く

探す場所ごとに、何が分かるかをまとめておきますね。

探す場所分かること気をつけたいこと
メーカーの公式サイト正式な商品名・区分・使い方公式かどうかは会社概要で確かめる
PMDAの一般用医薬品の添付文書検索医薬品の販売名・リスク区分・製造販売元医薬部外品や化粧品は載っていない
ドラッグストアの店頭実物の区分表示取り扱いは店舗ごとに違う
美容室・サロンサロン向け商品の名前店で扱う商品だけの話になりやすい
通販サイトの商品ページ販売店の説明販売店の説明と公式の説明が違うこともある

PMDAの一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書検索では、販売名や成分名、メーカー名から医薬品を探せます。名前の一部だけを入れて検索するのもコツですよ。

表記ゆれで探すコツ

カタカナの商品名は、伸ばす音や小さい字で表記が変わることがあります。「ミノアージュ」なら、「ミノアージュ」「ミノアジュ」「ミューノアージュ」のように少しずつ変えて探してみてください。

英字の表記が分かれば、そちらで検索すると公式サイトにたどり着きやすくなります。

似た名前の可能性:ミューノアージュ

響きが近い名前に、「MUNOAGE(ミューノアージュ)」というブランドがあります。公式サイトには「育毛剤(Wアプローチヘアプログラム Ex)」という商品のページがあります。

ただ、探している「ミノアージュ」がこのブランドのことかどうかは、この記事では断定できません。区分や成分、販売元は、公式サイトで直接確かめてみてください。

似た名前を見つけた時の確かめ方

名前を聞いた時の場面と、見つけた商品の売られ方が合っているかを考えてみてください。たとえば「美容室ですすめられた」のに通販限定の商品だった、という時は別の商品かもしれません。

似た名前の商品を見つけたら、次の項目を一つずつ確かめると間違いが減ります。

確かめる項目見る場所なぜ大事か
正式な商品名公式サイト・箱似た名前の別商品と区別するため
販売元・製造販売元箱の裏・公式の会社概要問い合わせ先が分かる
区分箱の表示(医薬部外品・第1類医薬品 など)表示できる効能や買い方が変わる
有効成分箱・公式の商品ページ医薬品の成分が入っているかが分かる
対象者公式の商品ページ・添付文書女性・未成年が使えるかが分かる

見つからない時は、選び直すのも一つの方法

どうしても商品を特定できない時は、名前にこだわりすぎないのも大切です。探していた理由が「抜け毛が気になる」「髪のボリュームが気になる」なら、その悩みに合う育毛剤を区分と表示から選び直すこともできます。

医薬部外品の育毛剤なら、効能・効果の表示、使い心地、続けやすさで見比べてみてください。急に抜け毛が増えた時は、選ぶ前に皮膚科で相談するのが安心です。

「ミノ」が付く名前の商品を見分ける表

『ミノって、ミノキシジルのこと?』と思った方も多いはずです。実は、「ミノ」が付く名前の商品には、第1類医薬品の発毛剤もあれば、そうでない物もあるんです。

国内で売られているミノキシジル配合の発毛剤は、たとえば次のような商品です(並びに意味はありません)。

商品名区分販売元買う時の決まり
リアップシリーズ第1類医薬品大正製薬薬剤師が書面で説明して販売
スカルプD メディカルミノキ5 プレミアム第1類医薬品アンファー薬剤師が書面で説明して販売
リグロEX5第1類医薬品ロート製薬薬剤師が書面で説明して販売
FINJIA ミノキシジルローション5第1類医薬品ユーピーエス薬剤師が書面で説明して販売

名前に「ミノ」と付いていても、医薬品とは限りません。逆に、名前からは分かりにくくても医薬品のこともあります。

見分けるコツ

名前の響きではなく、箱に「第1類医薬品」の表示があるか、「医薬部外品」の表示があるかで判断するのが確実です。

医薬部外品の育毛剤で見かける有効成分

医薬部外品の育毛剤では、センブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウム、セファランチンといった名前が有効成分としてよく表示されています。こうした商品は、育毛、薄毛、脱毛の予防などの範囲で効能が表示されます。

有効成分の表示の見方は、育毛剤の成分と表示の読み方の記事で詳しく紹介しています。

ミノキシジル配合の発毛剤で知っておきたいこと

ミノキシジル5%の外用液の添付文書では、女性や20歳未満の人は使わない人として書かれている例があります。また、効果がわかるまで少なくとも4か月間毎日使うことや、誰にでも効果があるわけではないことも書かれています。

発毛剤は医薬品なので、買う前に添付文書を読み、薬剤師に相談するのが基本です。発毛剤の区分や買い方は、発毛剤についての記事でくわしく取り上げています。

処方薬・医療機関の薬との違い

「ミノ」から始まる名前を調べていると、医療機関で出される薬の話も目にするかもしれません。医療用の薬は医師が診察して使う物で、市販の育毛剤や発毛剤とは入口がまったく違います。

比べる点薬用育毛剤(医薬部外品)市販の発毛剤(第1類医薬品)医療機関の薬
買い方店頭・通販で自分で選ぶ薬剤師の説明を受けて買う医師の診察を受けて使う
表示できる効能育毛、薄毛、脱毛の予防 などの範囲添付文書に書かれた効能・効果医師が判断する
相談先販売元・薬剤師・皮膚科薬剤師・医師処方した医師・薬剤師

医療機関の薬の名前や効き目は、この記事では扱いません。抜け毛が気になって医療機関の治療も考えている方は、まず皮膚科で相談してみてください。

先に皮膚科で相談すると分かること
  • 今の抜け毛がどんな状態か
  • 市販の育毛剤で様子を見てよいか
  • 医療機関での相談が向いているか
自己判断で薬を探すと起こりやすいこと
  • 自分に合わない物を選んでしまう
  • 偽物や国内で確認を受けていない物に行き着く

皮膚科で相談する時に伝えること

受診の時は、いつから・どこが・どのくらい抜けるかをメモして持っていくと話がスムーズです。使っている育毛剤やシャンプー、飲んでいる薬があれば、その名前も伝えておきましょう。

「ミノアージュという名前を見て気になった」と、そのまま伝えても大丈夫です。名前の話より、今の状態を見てもらうことが一番の近道なんです。

育毛剤と医療機関での治療の考え方は、育毛剤とクリニックの違いの記事でも紹介しています。

海外の製品・個人輸入の注意

名前で検索していると、海外の製品を取り寄せられるとうたうサイトが出てくることがあります。ここは特に気をつけたいところです。

厚生労働省は、個人輸入の医薬品等には健康被害などの危険性があり、偽造製品や不衛生な場所で作られた物かもしれないと注意を呼びかけています。

国の注意中身
品質・有効性・安全性国内の法律に基づく確認がされていない
偽造の心配正規のメーカー品を偽った物かもしれない
表示外国語で正確に理解しにくい
副作用が出た時医薬品副作用被害救済制度の対象外
人に譲る輸入した物を他人に売ったり譲ったりするのは認められていない
名前だけで手を出さない

ミノキシジルを含む海外製品について、厚生労働省の資料では、含有量が5%を超える物は劇薬の扱いとされています。名前の響きや「よく効く」という宣伝だけで、海外の製品を取り寄せるのはやめておきましょう。

海外から取り寄せる時の国の決まりは、海外の育毛剤を個人輸入する時の注意の記事で詳しく紹介しています。

買う前のチェックリスト

探していた商品が見つかったら、買う前に次の点を確かめてみてください。これだけで、思っていた物と違ったという失敗がぐっと減りますよ。

買う前のチェックリスト
  • 正式な商品名が、探していた名前と合っているか
  • 販売元の会社名と問い合わせ先が書かれているか
  • 区分(医薬部外品・医薬品・化粧品)の表示を確かめたか
  • 医薬品なら、添付文書の「使用しない人」に自分が当てはまらないか
  • 妊娠中・授乳中の方や持病で通院中の方は、使ってよいか相談したか
  • 定期購入の場合、回数の約束と解約の方法を確かめたか

迷った時は、近くのドラッグストアの薬剤師や登録販売者に「この名前の商品を探している」と相談するのも一つの方法です。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

店頭で相談する時の聞き方

ドラッグストアでは、こんなふうに聞いてみると話が早いです。

「ミノアージュという名前の育毛剤を探しています。見つからないので、近い物があれば区分の違いも教えてください」

第1類医薬品の発毛剤は、薬剤師がいる時間でないと買えません。相談したい時は、薬剤師のいる時間を店に確かめてから行くと安心です。

区分や使い心地から選び直したい方は、育毛剤を選ぶ基準の記事が参考になります。

定期購入の確かめ方

通販の育毛剤は、定期コースで売られていることが多いですよね。名前を頼りに見つけた商品なら、なおさら条件を落ち着いて確かめておきたいところです。

確かめる項目どこで確かめるか
1回あたりの量と届く間隔商品ページ・最終確認画面
2回目以降の代金最終確認画面
受け取り回数の約束があるか最終確認画面・利用規約
解約の連絡方法と期限よくある質問・利用規約
返品・返金の条件特定商取引法の表記・利用規約

特定商取引法では、通信販売の最終確認画面に、分量や価格、解約に関することなどを表示するよう決められています。申し込む前に最終確認画面を保存しておくと、あとで条件を見返せて安心です。

国民生活センターは、「定期縛りなし」とうたう広告の育毛剤で、2回目の請求が届いた相談事例を紹介しています。定期の契約でもめた時は、消費者ホットライン「188」に電話してみてください。

届いた商品が思っていた物と違った時

『名前が似ていたから注文したけど、届いたら別の物だった』ということもあります。そんな時は、使う前に販売元の問い合わせ窓口に連絡して、返品や交換ができるかを確かめてみてください。

返品の条件は特定商取引法の表記や利用規約に書かれています。連絡した日時と内容はメモに残しておきましょう。

よくある質問

ミノアージュはどこの会社の育毛剤ですか?

「ミノアージュ」の名前で、メーカー公式や医薬品の公的な情報に出てくる商品は見当たりません。名前を聞いた場所を思い出し、表記を変えて検索したり、販売店に聞いたりして特定してみてください。

ミノアージュとミューノアージュは同じ商品ですか?

同じかどうかは断定できません。MUNOAGE(ミューノアージュ)は公式サイトに育毛剤のページがあるブランドです。区分や成分は公式サイトで直接確かめてください。

名前に「ミノ」が付く育毛剤は、ミノキシジルが入っていますか?

名前だけでは分かりません。箱に「第1類医薬品」の表示があるか、有効成分の欄にミノキシジルがあるかで確かめてください。

ミノキシジル配合の発毛剤は女性も使えますか?

製品によって違います。男性用の製品では女性が使わない人として書かれている例があり、女性用として売られている製品もあります。添付文書に目を通し、買う前に薬剤師へ確認しておきましょう。

海外のミノキシジル製品を個人輸入してもいいですか?

厚生労働省は、個人輸入の医薬品には健康被害や偽造品の危険性があると注意を呼びかけています。健康被害が出ても救済制度の対象外なので、国内で承認された製品か医療機関での相談を考えてみてください。

商品がどうしても特定できない時はどうすればいいですか?

名前にこだわらず、今の悩みに合う育毛剤を区分と効能・効果の表示から選び直すのも一つの方法です。抜け毛が急に増えた時は、商品を探す前に皮膚科で相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 「ミノアージュ」の名前のままの商品は、公式・公的な情報では見当たらない
  • 似た名前にMUNOAGE(ミューノアージュ)があるが、同じ物かは公式で確かめる
  • 「ミノ」が付く名前でも、医薬品かどうかは箱の区分表示で判断する
  • 医療機関の薬や海外の製品は、自己判断で手を出さない
  • 買う前に、販売元・区分・有効成分・問い合わせ先・定期の条件を確かめる

名前探しの前に育毛剤の全体像をつかみたい方は、育毛剤の基本をまとめた記事が入り口になります。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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