360mLの育毛剤・ヘアトニックとは?大容量の表示と使い切る日数の考え方

洗面台に並んだ大きさの違うラベルの無いボトルと白いタオル

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

ドラッグストアの棚で、ほかより背の高いボトルに「360mL」と書かれているのを見かけたことはありませんか。『量が多いなら長く使えてお得かも』と思う方も多いはずです。

結論から言うと、育毛剤 360という表示は商品名ではなく、内容量が360mLのボトルのことです。同じ360mLでも医薬部外品の物と化粧品の物があり、使い切るまでの日数も使い方で大きく変わります。

この記事を読むと、360mLの商品を見つけた時に箱のどこを見ればいいか、何日で使い切る計算になるか、大容量で失敗しないための確認ポイントが分かります。

目次

360mLの育毛剤って何?先に答え

先に答え
  • 360は多くの場合、ボトルの内容量(360mL)を指している
  • 同じ容量でも、医薬部外品の育毛剤と、化粧品のヘアトニックが混ざって並んでいる
  • 何日もつかは「1回の量」と「1日の回数」で決まる
  • 大容量は、使用期限・置き場所・使い心地の3つを先に確かめてから選ぶ

検索すると、360mLの表記がある商品がいくつも出てきます。実は「360」という名前の育毛剤があるわけではないんです。

『じゃあ、どれも同じ物?』と思うかもしれませんね。ただ、ボトルの大きさが同じでも、中身の区分や使い方はそれぞれ違います。

そもそも育毛剤がどんな物かは、育毛剤の基本をまとめた記事を先に読むとつかみやすいですよ。この記事では「容量が大きい物をどう選ぶか」にしぼってお話ししますね。

360mLと表示されている商品の例

メーカー公式の商品ページで、360mLの容量が確認できる物を例として並べました。商品は改良や容量の変更がありえるので、買う時はパッケージの表示で確かめてみてください。

商品の例区分の表示容量の展開確かめたい所
柳屋 ヘアトニック<大>(柳屋本店)医薬部外品<中>240mL・<大>360mL有効成分と使用方法の欄
ハールワッサー(菊星)箱の表示で確認店販360mL・業務用1L区分の表示と使い方
薬用ザクローペリ(サニープレイス)医薬部外品120ml・360ml・1000ml詰替え用どの売り場向けの商品か

柳屋のヘアトニックは、商品情報ページで医薬部外品と表示され、有効成分はグリチルリチン酸ジカリウム・酢酸トコフェロール・メントールの3つです。使い方は1日2〜3回、適量を頭皮にすりこみ、爪を立てずにマッサージすると案内されています。

ハールワッサーはブランドページで、有効成分としてヒノキチオール・トウガラシエキス・メントールが挙げられています。ヘアサロンでも使われてきたロングセラーとして紹介されています。

薬用ザクローペリは、公式の一般用商品一覧のスカルプケアに医薬部外品として載っています。120mlと360ml、詰め替え用の1000mlがあります。

「360」で探すとほかの物も混ざる

ネットで「育毛剤 360」と入れると、育毛剤とは関係のない物も一緒に出てくることがあります。360という数字は、ブラシの形やスプレーの向きの説明など、ほかの意味で使われることもあるからです。

迷ったら、商品名の横に「mL」が付いているかどうかを見てみてください。付いていれば、容量の話だと分かります。

同じ360mLでも区分が違う?箱の見分け方

ここが大事なところです。名前に「ヘアトニック」と付いていても、薬用の物とそうでない物が並んでいるんです。

医薬部外品の育毛剤は、育毛・薄毛・かゆみ・脱毛の予防・毛生促進・発毛促進・ふけ・病後産後の脱毛・養毛の範囲で効能・効果が表示されます。化粧品は「頭皮、毛髪をすこやかに保つ」「フケ、カユミを抑える」など、決められた範囲の表現までです。

医薬部外品の表示がある物
  • 外箱かボトルのどこかに「医薬部外品」の文字がある
  • 裏面に有効成分の名前がまとめて書かれている
  • 効能・効果として育毛や脱毛の予防などが表示される
化粧品の物
  • 「医薬部外品」の文字がない
  • 全成分が多い順に並んで書かれている
  • 育毛をうたうことはできない

『大きいボトルなら効き目も強いのでは』と感じる方もいますよね。でも、容量と効き目は関係ありません。区分と有効成分を見るのが先なんです。

3つの区分の違いをもっと知りたい方は、区分の違いの記事が参考になります。

箱を見る順番

360mLのボトルを手に取ったら
  1. 正面か裏面に「医薬部外品」の表示があるかを見る
  2. 「有効成分」の欄で成分名を確かめる
  3. 「使用方法」の欄で1回の量と1日の回数を読む
  4. 「使用上の注意」の欄で、使えない人や肌の注意を読む
  5. 製造番号や使用期限の表示がどこにあるかを見ておく

女性や肌が敏感な方が選ぶ時

ヘアトニックには、アルコールやメントールで清涼感を出している物が多くあります。肌が敏感な方は、全成分や有効成分の欄でエタノールやメントールが入っているかを見ておきましょう。

心配な時は、使う前に腕の内側など目立たない所で少し試すと安心です。妊娠中や授乳中、産後の方、通院中の方は、最初の1回の前に医師か薬剤師へ相談しておきましょう。

男性向け・女性向けと書かれていない商品もあります。説明書に「男女兼用」の記載があるか、使う人の条件が書かれていないかも、あわせて確かめてみてください。

360mLは何日もつ?使い切る日数の出し方

大容量を選ぶ時に一番気になるのが、「これで何日もつのか」ですよね。答えは、自分の使い方で計算するのが確実です。

計算の式はシンプルで、容量を「1回の量×1日の回数」で割るだけです。1回の量は、説明書の目安か、自分がふだん使っている量を当てはめます。

1日の使い方の例1日に使う量360mLが持つ日数の目安
1回3mLを1日2回6mL約60日
1回3mLを1日3回9mL約40日
1回4mLを1日2回8mL約45日
1回2mLを1日2回4mL約90日

表の数字は計算の例で、商品ごとの目安ではありません。商品によって「適量」としか書かれていない物もあります。

「適量」としか書かれていない時

柳屋のヘアトニックのように、使用方法が「適量」となっている商品もあります。そんな時は、最初の1週間だけ使った量をメモしておくのがおすすめです。

例えば、1週間で使った量がボトルの目盛りや重さでだいたい分かれば、そこから残りの日数を出せます。『思ったより早く減る』と気づけるのも、この1週間のメモのおかげです。

家族で使うと日数は変わる

1本を家族で使う時は、人数分だけ減りが早くなります。男女兼用と書かれていない商品は、使う人の条件を説明書で確かめてからにしておきましょう。

日数が分かったら次に買う日を決めておく

使い切る日数が出たら、カレンダーに「そろそろ次を買う日」を書いておくと便利です。切らしてしまって数日あくのを防げます。

『まだ半分あるから大丈夫』と思っていると、気づいた時には空っぽになっていることも。残りが3分の1くらいになったら次の1本を考える、と決めておくと迷いません。

詰め替え用を使う時の注意

1000mLなどの詰め替え用がある商品は、元のボトルに中身を足して使います。この時、元のボトルをよくすすいで乾かしてから入れると、古い中身と混ざりにくくなります。

『少し残っているから、上から足しちゃえ』という方も多いはずです。ただ、古い液と新しい液が混ざると、いつ開けた物か分からなくなります。できれば使い切ってから入れ替えてみてください。

詰め替えた日は、ボトルの底のシールに書き足しておきましょう。詰め替え用の袋にある製造番号も、捨てる前にメモしておくと問い合わせの時に役立ちます。

大容量を選ぶ前の確認表

大きいボトルには、量が多いからこその気をつけたい点があります。買う前に、次の表で自分の場合を考えてみてください。

確認することなぜ大事かどこで確かめるか
使用期限使い切る前に期限が来ると困る箱・容器の表示、メーカーへの問い合わせ
開封後の目安開けてからの期間を案内する商品がある公式のよくある質問
置き場所背が高く、洗面台で倒れやすい自宅の棚の高さ
使い心地合わないと最後まで使えない小さいサイズや店頭で確かめる
区分育毛剤かヘアトニックかで目的が違う箱の「医薬部外品」の表示

使用期限の表示がない時は

化粧品や医薬部外品は、製造後3年を超えて品質が安定している物などは、使用期限の表示を省けると決められています。だから期限が書かれていない商品もあるんです。

期限が知りたい時は、箱や容器の製造番号を控えてメーカーに問い合わせる方法があります。加美乃素のように、製造番号から使用期限を案内しているメーカーもあります。

使用期限の考え方そのものは育毛剤の使用期限は?で紹介しているので、気になる方はあわせてどうぞ。

例えばこんな場面

年末に大容量をまとめて買い、使い始めたのは春だった、ということもありますよね。この場合、買った日ではなく開けた日から数えるのがポイントです。

店員さんに聞く時は「これは何年くらい持ちますか」「開けてからはどのくらいで使い切るのがいいですか」と2つに分けて聞くと、答えがはっきりします。

大容量のボトルはどこに置く?保管のコツ

360mLのボトルは、手に取ると思った以上に大きく感じます。置き場所を決めておかないと、毎日使うのが少しおっくうになることも。

柳屋のヘアトニックの商品ページでは、極端に高温・低温の場所や直射日光の当たる場所に置かないよう案内されています。アルコールを含む商品は、火の近くも避けたいところです。

置き場所のチェック
  • 窓ぎわやお風呂の中など、熱や日差しが当たる所を避けている
  • 洗面台の縁など、ひじが当たって倒れやすい所に置いていない
  • 子どもの手が届かない高さにしている
  • キャップをしっかり閉めてから戻している
  • 中身をほかの容器に移し替えていない

『小分けにして持ち歩きたい』と思う方もいますよね。ただ、ほかの容器に移し替えると、表示が読めなくなったり中身が変わったりしやすくなります。持ち歩くなら、小さいサイズを別に買うほうが安心です。

小さいサイズと大容量、どちらを選ぶ?

同じ商品に小さいサイズがある時は、どちらにするか迷いますよね。目安は「その商品をもう使ったことがあるかどうか」です。

こんな時向くサイズ理由
初めて使う商品小さいサイズ香りや刺激が合うか先に分かる
使い心地が気に入っている大容量買い足す回数が減る
家族で同じ物を使う大容量減りが早いので切らしにくい
引っ越しや旅行が多い小さいサイズ持ち運びやすい
置き場所がせまい小さいサイズ倒したりこぼしたりしにくい

通販で大容量を買う時は分量の表示を見る

ネット通販では、写真だけだと大きさが分かりにくいですよね。特定商取引法では、申し込みの最終確認画面に「分量」を表示することが決められています。

つまり、注文を確定する前の画面で、何mLの商品が何本届くのかを確かめられるんです。定期購入なら、各回に届く分量も表示される決まりになっています。

大容量を注文する前の最終確認
  • 内容量が360mLなど、思っていた容量になっている
  • 本数やセットの数が合っている
  • 定期購入になっていないか、各回の分量はどうか
  • 解約や返品の連絡方法が書かれている

注文前の画面は、念のため画像で保存しておくと、あとで見返せます。定期の解約で困った時は、消費者ホットライン188に相談できます。

こんな人は大容量が向いている

大容量が向くのは、すでに同じ商品を使っていて、使い心地に不満がない人です。毎日の使い方が決まっているので、何日もつかの計算も合いやすくなります。

逆に、初めての商品で香りやスーッとする感じが合うか分からない時は、まず小さいサイズで試すほうが失敗しにくいです。例えば、メントールの冷たさが冬は強すぎると感じる人もいます。

季節によって使い心地の感じ方が変わることも考えて、最初の1本は様子を見ながら選んでみてください。

値段は1か月あたりで見る

大容量のほうが割安に見えることがあります。ただ、使い切る前に期限が来たり、合わずに残したりすると、かえって高くつくことも。

値段を比べる時は、さっきの日数の計算を使って「1か月あたりいくらか」に直してみてください。値段の決まり方は安い育毛剤でも大丈夫?でも紹介しています。

美容室で見かけた大容量ボトルの時

美容室で使われている大容量のボトルを見て、『家でも同じ物を使いたい』と思うこともありますよね。そんな時は、美容室の人に、家庭用として買えるサイズがあるかを聞いてみてください。

店販と業務用で容量や説明書きが違う商品もあります。家で使う時は、使用方法と注意の欄がそろっている物を選ぶと迷いません。

360mLを使う時によくある失敗

大容量ならではの失敗もあります。先に知っておくと防げますよ。

よくある失敗
  • 量が多いので、つい1回にたくさん使ってしまう
  • 途中で使い心地が合わないと感じても、もったいなくて使い続けてしまう
  • 開けた日を忘れて、どのくらい使ったか分からなくなる

たくさんつけても、効能が強くなるわけではありません。使用方法に書かれた回数と量を守るのが基本です。

赤み・かゆみ・刺激など肌に異常を感じたら、残りが多くても使うのをやめて、皮膚科に相談してください。開封日はボトルの底にシールで書いておくと、あとで見返せて便利です。

塗り方の基本を見直したい方は育毛剤の塗り方の記事をどうぞ。ヘアトニックと育毛剤の違いが気になる方は育毛トニックの選び方も参考にしてみてください。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

大容量の表示で出てくる言葉

箱を読む時に出てくる言葉を、短くまとめておきます。

言葉意味
内容量ボトルに入っている量。mLで書かれることが多い
店販美容室などで一般の人に販売する用の物
業務用美容室などで施術に使う用の物。1Lなど大きいことが多い
詰め替え用中身だけの物。元のボトルに入れて使う
製造番号いつ作られたかをメーカーが調べるための番号
有効成分薬用の商品で、表示された効能のもとになる成分

業務用の大きいボトルは、ふだんの家庭での使い方を前提にしていない場合もあります。家で使うなら、店販の表示がある物を選ぶほうが説明もそろっていて安心です。

よくある質問

「育毛剤 360」という名前の商品はありますか?

多くの場合、360は内容量の360mLを指しています。商品名の横に「mL」があるかどうかで見分けてみてください。

360mLの育毛剤は何日くらいもちますか?

1回の量と1日の回数で変わります。容量を1日に使う量で割ると、おおよその日数が出せます。

大容量のほうが効き目は強いですか?

容量と効き目は関係ありません。区分と有効成分、使用方法を見て選んでみてください。

使用期限が書かれていません。大丈夫ですか?

製造後3年を超えて品質が安定している物などは、表示を省けると決められています。気になる時は製造番号を控えてメーカーに問い合わせてみてください。

家族で1本を使ってもいいですか?

説明書に使う人の条件が書かれていないかを確かめてからにしましょう。妊娠中・授乳中の方や、肌が弱い方は、使う前に医師か薬剤師に相談してください。

業務用の1Lボトルを家で使ってもいいですか?

業務用は美容室での使い方を前提にしていることがあります。家で使うなら、店販の表示がある物を選ぶほうが安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 「育毛剤 360」の360は、多くの場合ボトルの内容量のこと
  • 同じ360mLでも医薬部外品と化粧品があるので、箱の表示で区分を見る
  • 何日もつかは、容量を1日に使う量で割って出す
  • 大容量は、使用期限・置き場所・使い心地を先に確かめる
  • 肌に異常が出たら、残りが多くても使うのをやめて皮膚科へ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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