ファーマチョイスの発毛剤とは?第1類医薬品の区分と購入前の確認

説明書の紙とルーペが置かれたテーブルのイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

Amazonで発毛剤を探していたら、「PHARMA CHOICE(ファーマチョイス)」という名前の商品が出てきた。『見慣れないブランド名だけど、作っているのはどこの会社?』と手が止まった方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、ファーマチョイスはAmazon.co.jpで扱われる医薬品などのブランドで、発毛剤の「ミノキサン5」は第1類医薬品です。作っているのは奈良県の製薬会社で、買う時は薬剤師による確認と説明を受ける流れになります。

この記事では、ファーマチョイスの発毛剤の区分と製造販売元、買う前に添付文書で確かめたいことが分かります。この記事は特定の発毛剤をすすめるものではなく、区分と確かめ方を知るための内容です。

目次

ファーマチョイスの発毛剤とは?先に答え

『ブランド名と商品名がいろいろ出てきて分かりにくい』と感じますよね。まずは要点を短くまとめておきます。

先に答え
  • PHARMA CHOICE(ファーマチョイス)は、Amazon.co.jpで扱われる一般用医薬品などのブランド
  • 発毛剤は「ミノキサン5」で、区分は第1類医薬品
  • 製造販売元は薬王製薬株式会社(奈良県)
  • 有効成分はミノキシジル。対象は成人男性(20歳以上)で、女性や未成年は使えない
  • 第1類医薬品なので、買う時は薬剤師が年齢やほかの薬の使用状況などを確認する

発毛剤そのものがどういう医薬品かは、発毛剤とはどんな商品かでくわしく紹介しています。ここでは、ファーマチョイスの発毛剤に話を絞りますね。

ファーマチョイスとは?ブランドと製造販売元

ファーマチョイスは、Amazon.co.jpのブランドストアがある医薬品などのブランドです。商品名に「Amazon.co.jp 限定」と書かれていて、Amazonで扱われている商品という位置づけになっています。

ただ、医薬品を実際に作り、品質や安全性の責任を持つのは「製造販売元」の会社です。発毛剤のミノキサン5の場合は、薬王製薬株式会社がその会社にあたります。

項目内容
ブランド名PHARMA CHOICE(ファーマチョイス)
扱っている場所Amazon.co.jp
発毛剤の販売名ミノキサン5
区分一般用医薬品の第1類医薬品
製造販売元薬王製薬株式会社(奈良県)
有効成分ミノキシジル
効能・効果壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防
問い合わせ先薬王製薬のお客様相談室(平日の日中)

『ブランド名』と『製造販売元』が別、というのは医薬品ではよくあることです。商品のことで聞きたい時は、添付文書に書かれた製造販売元の相談窓口に問い合わせるのが確実ですよ。

「ファーマチョイス」の名前で検索した時の注意

ファーマチョイスのブランドには、発毛剤のほかにも、いろいろな種類の医薬品があります。検索結果に別の薬が並ぶこともあるので、商品名が「ミノキサン5」になっているか、区分が「第1類医薬品」と書かれているかを見てみてください。

似た名前の別の発毛剤や、海外の商品が一緒に出てくることもあります。国内で承認された医薬品かどうかは、区分の表示と製造販売元の社名で確かめるのが基本です。

「通販限定のブランドだから」で決めない

『Amazon限定なら気軽に買えそう』『聞いたことのないブランドだから不安』と、売っている場所やブランド名で印象が決まりがちですよね。でも、医薬品として見るべきなのは、区分・有効成分・添付文書の中身です。

どこで売っている物でも、自分が使える人の条件に当てはまるか、相談が必要な持病がないかを確かめる、という手順は変わりません。

第1類医薬品とはどういう区分?

ドラッグストアや通販で買える薬(一般用医薬品)は、副作用などのリスクの大きさで第1類・第2類・第3類に分けられています。第1類医薬品は、その中でも使い方に特に注意が必要なものとして、厚生労働大臣が指定したものです。

メリット
    デメリット

      ミノキシジルの外用の発毛剤が第1類になっている理由について、国の審議会の資料では、循環器系の副作用に注意が必要なことが挙げられています。だからこそ、使う前に添付文書をよく読むことが大切なんです。

      薬剤師の説明は省略できる?

      第1類医薬品は、薬剤師が書面で情報を伝える決まりがあります。購入する人が「説明はいらない」と伝えた場合は省略できることもありますが、それは医薬品が正しく使われると認められる場合に限られています。

      初めて使う時や、少しでも気になることがある時は、説明を省略せずに聞いておくのがおすすめです。質問できる機会は、買う時がいちばんの近道なんです。

      区分の違いは、育毛剤は医薬品・医薬部外品のどちらかでも紹介しています。

      「壮年性脱毛症」とは書いてあるけれど

      効能・効果の欄にある「壮年性脱毛症」は、医薬品の承認で使われている言葉です。自分の抜け毛がこれに当たるかどうかは、自分では判断しにくいですよね。

      円形に抜けた所がある、急に抜け毛が増えた、頭皮に赤みやかゆみがある、という時は、発毛剤を選ぶ前に皮膚科で相談しましょう。抜け毛の原因はいろいろで、発毛剤が向かない場合もあるからです。

      添付文書で確かめたい欄

      第1類医薬品には、添付文書(説明書)がついています。ネットで買う前でも、添付文書の内容は確かめられるので、先に目を通しておきましょう。

      添付文書の欄ミノキサン5で書かれていること確かめるポイント
      効能・効果壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防自分の悩みが当てはまるか、迷ったら相談
      してはいけないこと女性、未成年者(20歳未満)、本成分でアレルギー症状を起こしたことがある人は使わない一つでも当てはまれば使わない
      相談すること高血圧・低血圧の人、心臓や腎臓に障害がある人、甲状腺機能障害のある人 など当てはまれば、買う前に医師・薬剤師へ
      成分・分量ミノキシジルほかの発毛剤と重ねて使わない
      保管及び取扱い上の注意直射日光・高温・寒冷を避けて涼しい所に、小児の手の届かない所に保管置き場所を先に決めておく
      問い合わせ先薬王製薬のお客様相談室分からない点はここに聞く

      この記事では、使う量や回数は書きません。用法・用量は添付文書に書かれているので、そこを読んで、分からない点は薬剤師に確かめてください。

      添付文書はどこで読める?

      一般用医薬品の添付文書は、PMDA(医薬品医療機器総合機構)のサイトなどで公開されています。販売名で検索すると見つけやすいですよ。

      商品ページに添付文書の画像やリンクが載っていることもあります。注文する前に、「してはいけないこと」と「相談すること」の欄だけでも読んでおきましょう。

      女性は使えない理由として書かれていること

      ミノキシジルの外用液の添付文書では、女性が使わない理由として、日本人女性での安全性が確認されていないことが挙げられています。女性で抜け毛や薄毛が気になる方は、女性向けの製品があるかを薬剤師に相談するか、皮膚科で相談してみてください。

      家族の物を借りて使うのも避けましょう。対象の人が決まっている医薬品だからです。

      ネットで第1類医薬品を買う時の流れ

      『第1類医薬品って、ネットで買えるの?』と思う方もいるかもしれません。平成26年のルール改正で、一般用医薬品は決められたルールのもとでネット販売ができるようになり、第1類もこれまでどおり薬剤師が販売する形になっています。

      第1類医薬品をネットで買う時の一般的な流れ
      1. 商品ページで、区分・製造販売元・添付文書の内容を確かめる
      2. 注文の時に、使う人の年齢、ほかの薬の使用状況、持病などの質問に答える
      3. 薬剤師が内容を確認し、必要な情報を書面(メール等)で伝える
      4. 薬剤師の確認が終わってから、発送される
      5. 届いたら、添付文書をもう一度読んでから使うかどうかを決める

      質問への答えは、正直に書くことが大切です。持病があったり、ほかの薬を飲んでいたりする時は、隠さずに伝えてくださいね。

      発毛剤のネットでの買い方は、発毛剤はAmazon・楽天・公式どこで買うべきかでもくわしく紹介しています。

      安心して買える販売サイトかの見分け方

      医薬品のネット販売は、薬局や店舗販売業の許可を持つお店が行います。正規の販売サイトには、許可の区分や店舗の名前・所在地、薬剤師の氏名などを表示する決まりがあるんです。

      厚生労働省のサイトには、各自治体から届け出のあった一般用医薬品の販売サイトをまとめた一覧があります。気になる時は、販売しているお店の名前で探してみてください。

      個人輸入やフリマでの購入は避ける

      海外の発毛剤を個人輸入したり、フリマアプリで医薬品を買ったりするのはおすすめしません。厚生労働省は、個人輸入の医薬品は国内での品質・有効性・安全性の確認がされておらず、偽造品のおそれもあると注意を呼びかけています。しかも、個人輸入した物による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度で救済されません。

      個人輸入の注意点は、育毛剤を個人輸入する時の注意点でも紹介しています。

      医薬部外品の育毛剤とは何が違う?

      『発毛剤と育毛剤、結局どっちを選べばいいの?』と迷う方も多いはずです。ここでは選び方ではなく、区分の違いを表で整理しておきます。

      比べる所第1類医薬品の発毛剤医薬部外品の育毛剤
      区分一般用医薬品医薬部外品
      有効成分の例ミノキシジルセンブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム など
      効能・効果の書き方壮年性脱毛症における発毛、育毛、脱毛の進行予防育毛、薄毛、脱毛の予防、発毛促進 など
      使える人製品ごとに決まっている(ミノキサン5は成人男性)男女どちらでも使える物が多い
      買い方薬剤師の確認と説明を受けて買うドラッグストアや通販で買える
      相談先薬剤師、医師薬剤師・登録販売者、皮膚科

      どちらも、使えば誰でも同じ変化が出る物ではありません。添付文書の「してはいけないこと」に当てはまる方や、持病がある方は、医薬品を選ぶ前に医師・薬剤師へ相談するのが先です。

      育毛剤と発毛剤の違いをもっと知りたい方は、発毛剤と他の商品の比べ方と、育毛剤とはどんな商品かを読んでみてください。

      医薬部外品の育毛剤を考える時に見ること

      発毛剤の条件に当てはまらない方や、まずは頭皮のケアから始めたい方は、医薬部外品の育毛剤を考えることもありますよね。その時は、区分・有効成分・使い心地・続けやすさの4つで見比べてみてください。

      育毛剤を選ぶ時の確かめ表
      • 箱に「医薬部外品」と書かれているか
      • 有効成分の欄に何が入っているか
      • エタノールやメントールなど、刺激にかかわる成分が自分に合うか
      • 1日の回数や使い方が、自分の生活で続けられそうか
      • 定期購入の場合、解約方法を先に確かめたか

      育毛剤えらび

      買う前に、育毛剤の選び方を確認

      医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

      無料育毛剤の選び方を見る

      買う前・使う前に自分で確かめるチェックリスト

      ファーマチョイスの発毛剤に限らず、第1類医薬品の発毛剤を考える時に、自分で確かめておきたいことをまとめました。

      購入前のチェックリスト
      • 使う人は20歳以上の男性か
      • 円形の脱毛や、急に増えた抜け毛ではないか(当てはまれば皮膚科へ)
      • 高血圧・低血圧、心臓や腎臓、甲状腺の病気で通院していないか
      • ほかに頭皮につける医薬品を使っていないか
      • 添付文書のうち「してはいけないこと」と「相談すること」の2つの欄に目を通したか
      • 分からない点を薬剤師に聞く準備ができているか

      一つでも『あれ、当てはまるかも』と思う項目があれば、注文する前に薬剤師や医師に相談してみてください。

      相談する時のメモ

      相談をスムーズにするために、次のことをメモしておくと便利です。

      • いつ頃から、頭のどのあたりの抜け毛が気になっているか
      • 飲んでいる薬やサプリメント、通院している病気
      • 過去に薬や化粧品でかぶれた経験
      • 今使っているシャンプーや頭皮ケア用品

      使い始めた後に相談したいサイン

      第1類医薬品は、使い始めてからの様子にも注意が必要です。ミノキシジルの外用液の添付文書には、使うのをやめて相談する目安が書かれています。くわしい症状の一覧は、手元の製品の添付文書で確かめてください。

      こんな時すること相談先
      頭皮に発疹・赤み・かゆみ・かぶれが出た使うのをやめる医師・薬剤師
      頭痛、めまい、胸の痛み、動悸、むくみなどが出た直ちに使うのをやめる医師・薬剤師
      しばらく使っても変化が分からない、抜け毛が悪化した添付文書の目安を読み、相談する医師・薬剤師
      重い健康被害が出た治療を受け、制度について調べるPMDA 救済制度相談窓口

      相談する時は、添付文書(説明書)を持っていくのがポイントです。医薬品を正しく使って重い副作用が出た場合は、医薬品副作用被害救済制度という公的な制度もあります。

      副作用の考え方は、育毛剤に副作用の心配はあるかでも紹介しています。

      救済制度の相談窓口

      医薬品副作用被害救済制度は、PMDA(医薬品医療機器総合機構)が窓口になっています。救済制度相談窓口は0120-149-931で、受付は月〜金の9時〜17時(祝日・年末年始を除く)です。

      対象になるのは、入院が必要な程度の健康被害などで、医薬品を正しく使っていたことが前提です。使い方を守ることが、自分を守ることにもつながりますね。

      よくある質問

      ファーマチョイスの発毛剤はどこの会社が作っていますか?

      発毛剤のミノキサン5の製造販売元は、奈良県の薬王製薬株式会社です。商品のことで聞きたい時は、添付文書に書かれたお客様相談室に問い合わせてみてください。

      ファーマチョイスの発毛剤は医薬部外品ですか?

      いいえ、ミノキサン5は一般用医薬品の第1類医薬品です。医薬部外品の育毛剤とは区分が違い、薬剤師の確認と説明を受けて買う薬です。

      女性でも使えますか?

      ミノキサン5の添付文書では、女性は使わないこととされています。女性で抜け毛が気になる方は、薬剤師や皮膚科に相談してみてください。

      ほかの発毛剤や育毛剤と一緒に使ってもいいですか?

      自己判断で重ねるのは避けましょう。ほかに頭皮につける物を使っている時は、買う前に薬剤師に伝えて相談してください。

      使い方や量はどこで確かめればいいですか?

      用法・用量は添付文書に書かれています。届いたら添付文書をよく読み、分からない点は薬剤師か製造販売元の相談窓口に確かめてください。

      海外の同じ成分の商品を個人輸入した方がいいですか?

      おすすめしません。厚生労働省は、個人輸入の医薬品は国内での確認がされておらず、偽造品のおそれもあると注意しています。健康被害が出ても救済制度の対象外です。

      まとめ

      この記事の要点
      • ファーマチョイスはAmazon.co.jpで扱われる医薬品などのブランドで、発毛剤はミノキサン5
      • ミノキサン5は第1類医薬品で、製造販売元は薬王製薬株式会社
      • 対象は成人男性。女性・未成年・アレルギー歴のある人は使えず、持病がある人は先に相談
      • 買う前に添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」を読み、薬剤師の確認を受ける
      • 個人輸入やフリマでの購入は避け、異常が出たら使うのをやめて医師・薬剤師に相談する
      育毛剤えらび

      育毛剤えらび 編集部

      抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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