CTPの育毛剤とは?名前の商品の特定と区分の確かめ方

ラベルの無いスポイト瓶とボトルの横でノートにメモを取る手元のイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

美容室の説明や商品ページで「CTP配合」という言葉を見かけて、『CTPって商品の名前?それとも成分?』と迷った方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、育毛剤の話で出てくるCTPは、有効成分「6-ベンジルアミノプリン」の略称として使われている言葉です。CTPという名前の育毛剤が1つあるというより、CTPを配合した育毛剤がいくつかある、と考えると分かりやすいですよ。

この記事を読むと、CTP入りの商品を手元で特定する手順と、区分や買い方の確かめ方が分かります。

目次

CTPの育毛剤とは?先に答え

先に答え
  • CTPは、育毛剤の有効成分「6-ベンジルアミノプリン」の略称として紹介されている
  • 三省製薬が開発した成分で、医薬部外品の有効成分として承認されたと案内されている
  • CTPを配合した育毛剤は、複数のメーカーから出ている
  • どの商品かは、箱の「販売元」と「有効成分」の欄を見て特定する

ただ、「CTP」という英字だけで、特定の商品名ではないと決めつけることもできません。ほかの商品名や別の言葉の略として使われている可能性もあるので、手元の表示で確かめるのがいちばん確実です。

ここからは、成分としてのCTPを中心にお話ししますね。成分の話に入る前に育毛剤のしくみを知りたい方は、育毛剤とはどんな商品?特徴は?からどうぞ。

場面別に、まず何をすればいい?

CTPという言葉に出会う場面は人によって違いますよね。今の状況に近いものから読んでみてください。

今の状況まずすることくわしい節
美容室で「CTP配合」とすすめられた商品名と会社名を教えてもらう手元で特定する手順
ネットで「CTP 育毛剤」と検索した検索結果の販売元を見比べる商品の例と区分
家にCTP入りのボトルがある箱の有効成分の欄を見る有効成分欄の違い
発毛剤と同じ物か気になる区分の表示を確かめる発毛剤との違い

どの場面でも、最初の手がかりは「販売元」と「医薬部外品の表示」です。この2つを押さえておけば、あとの確認がぐっと楽になりますよ。

「CTP」はどんな意味で使われている?

開発した三省製薬の解説では、CTPは「6-ベンジルアミノプリン」の略称と説明されています。1995年に、当時の厚生省から有効成分として承認された成分だそうです。

もともとは、蘭の開花やリンゴの果実の成長を促すなど、農業の分野で広く使われている成分と紹介されています。植物の分野で知られていた成分が、育毛剤にも使われるようになったんですね。

呼び方どこで見かけるか読み方のポイント
CTP美容室の説明・商品紹介・特設ページ略称。正式な成分名ではない
6-ベンジルアミノプリン箱の有効成分の欄・全成分表示成分の正式な名前
6‐ベンジルアミノプリン商品ページの全成分ハイフンの書き方が違うだけで同じ名前
育毛成分CTP商品の説明文宣伝の文の中での呼び方

略称で探す時に起きやすいこと

『CTP 育毛剤』で検索すると、いろいろなメーカーの商品が混ざって出てきますよね。略称は会社をまたいで使われるので、検索結果の商品が同じ物とは限りません。

例えば、美容室ですすめられた物と、ネットで見つけた物が、どちらも「CTP配合」と書かれていても別の会社の商品ということがあります。名前より先に、販売元を見る習慣を付けておくと迷いにくくなりますよ。

CTPを有効成分にした商品の例と区分

公式の情報で、6-ベンジルアミノプリンを有効成分にしていると確認できた商品を並べてみます。並び順に意味はありません。

商品名会社区分CTPの書かれ方
薬用サイトプラインRXクオレ医薬部外品有効成分(印付き)として全成分に記載
薬用サイトプラインTXクオレ医薬部外品有効成分「CTP(6-ベンジルアミノプリン)」と紹介
女性用 薬用育毛剤 ヘアエッセンス(デルメッド)三省製薬医薬部外品有効成分(印付き)として全成分に記載
薬用毛髪力 イノベートライオン医薬部外品有効成分の1つとして記載(製造終了品)

どれも医薬部外品として売られている育毛剤です。同じCTPを使っていても、ほかに入っている有効成分や、買える場所はそれぞれ違います。

クオレの商品はクオレの育毛剤とは?、デルメッドはデルメッドの育毛剤とは?で、使い方や買い方をくわしく紹介しています。

製造が終わった商品もある

ライオンの薬用毛髪力 イノベートは、ライオンの商品ページで製造終了品として扱われています。通販やフリマで見かけることがあっても、今は作られていない商品なんです。

製造が終わった商品は、保管の状態や使用期限が分かりにくくなります。気になる方はライオンの育毛剤とは?も読んでみてください。

同じ成分が「保湿成分」と書かれることも

ここは見落としやすいところです。クオレの薬用スキャルプファインチャージRXでは、6-ベンジルアミノプリンを「保湿成分CTP」と書いています。

同じ成分でも、商品によって有効成分の欄に入るか、そのほかの成分として書かれるかが違うことがあります。『CTP入りだから育毛剤』と考えず、その商品の有効成分の欄を見るのが安心です。

CTPの話でよくある思い込み

CTPを調べ始めたばかりの頃は、次のような思い込みをしやすいものです。どれも箱の表示を見れば確かめられるので、気になったら1つずつ見ていきましょう。

ありがちな思い込み箱や公式で確かめること
CTPは1つの商品の名前成分の略称として複数の会社が使っている
CTP入りならどれも同じ中身ほかの有効成分や使い方は商品ごとに違う
CTPは医薬品の成分紹介されている商品は医薬部外品の育毛剤
英字で書かれていれば海外の物日本の会社の商品でも英字の略称を使う

「CTPの育毛剤」を手元で特定する手順

手元にボトルや箱があるなら、次の順番で見ていくと、どの会社のどの商品かがはっきりします。

手元の商品を特定する手順
  1. 箱の正面で「医薬部外品」の表示があるかを見る
  2. 裏面の「販売元」「製造販売元」の会社名を書き写す
  3. 有効成分の欄、または全成分の印付きの成分に6-ベンジルアミノプリンがあるかを探す
  4. 商品名・内容量・記号(RX・TXなど)をメモする
  5. その会社の公式サイトで、同じ商品名と容量の商品を探す
  6. 見つからない時は、メモを持って販売元の問い合わせ窓口に聞く

箱を捨ててしまった時は、ボトルの裏の小さな文字を見てみてください。全成分と販売元は、ボトルにも書かれていることが多いですよ。

美容室やお店で聞く時の言い方

箱が手元に無い時は、すすめてくれた美容室や買ったお店に聞くのがいちばん早いです。成分の名前よりも、商品名と会社名を聞き出すことを目指してみてください。

「さっきのCTP配合のローション、商品名とメーカーをメモしたいので教えてもらえますか?」
「医薬部外品の育毛剤ですか?それとも頭皮用の化粧品ですか?」

この2つが分かれば、あとは公式サイトで中身を確かめられますよ。

有効成分欄と「その他の成分」欄の違い

医薬部外品の箱では、成分が2つのまとまりに分かれて書かれていることがあります。どちらに書かれているかで、意味が変わってくるんです。

有効成分の欄にある成分
  • 医薬部外品として認められた効能のもとになる成分
  • 「有効成分」と見出しが付くか、印で区別されている
  • 箱に書かれた効能・効果と結び付いている
その他の成分の欄にある成分
  • 保湿・香り・使い心地などのために入っている成分
  • 同じ名前でも、効能のもととしては扱われない
  • 説明文で強調されていても、欄の位置で読む

宣伝の文でCTPが大きく書かれていても、まずは欄のどちらに入っているかを確かめてみてください。成分の欄の読み方をもっと知りたい方は、育毛剤の成分はどう作用する?も参考になります。

CTP入りの育毛剤で表示できる効能の範囲

『CTPが入っているなら、ほかより効くのでは』と期待したくなりますよね。ただ、医薬部外品の育毛剤が表示できる効能の範囲は、成分によって広がるわけではないんです。

医薬部外品の育毛剤(養毛剤)の効能の範囲は、「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」とされています。実際にどの言葉が表示されているかは、商品ごとに箱で確かめましょう。

効き方には個人差があります

どの成分が入った育毛剤でも、効き方には個人差があります。同じ結果を約束できる物はないので、気になる状態が続く時は皮膚科で相談してみてください。

宣伝の文でよく見る言い回しの読み方

CTP入りの商品の説明では、「毛母細胞の活性をサポート」のような言い回しを見かけることがあります。こうした文は、医薬部外品の効能の範囲を超えて読まないのがコツです。

アンケートの数字や「実感した人の割合」が書かれていることもありますよね。医薬品等の広告のルールでは、一般向けの広告で臨床データや実験例を示すことは原則として行わないこととされています。

説明で見かける言い回し落ち着いて読むコツ
育毛成分CTP配合有効成分の欄に入っているかを確かめる
毛母細胞の活性をサポート箱に書かれた効能・効果の範囲で読む
実感した人の割合などの数字自分にも同じことが起きるとは限らない
長く売られている成分自分の頭皮に合うかは別に確かめる

発毛剤(医薬品)の有効成分とは別物

ドラッグストアで薬剤師が説明して売る発毛剤は、医薬品です。医薬品の発毛剤の有効成分と、医薬部外品の育毛剤に入るCTPとは、区分も扱いも違います。

比べる点CTP入りの育毛剤医薬品の発毛剤
区分医薬部外品一般用医薬品(第1類医薬品など)
買う時美容室・通販・店頭など商品ごと薬剤師から説明を受けて買う
表示できること医薬部外品の効能の範囲添付文書に書かれた効能・効果
使う前に読む物箱の使い方・使用上の注意添付文書の使用上の注意

発毛剤との違いは、育毛剤と発毛剤の違いで紹介しています。どちらがいいか迷った時は、自己判断せず皮膚科や薬剤師に相談するのがおすすめです。

CTP入りの育毛剤は、商品によって買える場所が違う

同じCTPが入っていても、買える場所は商品ごとにかなり違います。ここを知らずに探すと、『どこにも売っていない』と感じてしまうかもしれません。

商品のタイプ主な買える場所気をつけたいこと
美容室専売品(クオレなど)正規取扱の美容室・理容室・エステティックサロン公式はネット販売をしていないと案内
メーカー通販の商品(デルメッドなど)メーカーの公式通販定期便は解約の申し出まで続く
製造終了品新しく作られていない通販の出品は保管状態が分からない

定期便で申し込む時に確かめたいこと

公式通販の定期便で申し込む時は、最終確認画面の内容を見てから注文しましょう。法律で、分量・代金・届く時期・解約の方法などを表示することになっています。

申し込む前に見ること
  • 定期便かどうか、届く間隔はどれくらいか
  • 2回目以降の代金と、何回目まで続くか
  • 解約の連絡方法と締め切り
  • 注文直前の画面を画像で残したか

契約で困ったら、消費者ホットライン「188」に電話すると近くの消費生活センターにつないでもらえます。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

美容室専売のCTP入りを通販で見かけた時は

クオレの特設ページでは、正規取扱店以外の店や通信販売で買った商品は保証の外と案内されています。美容室専売品が通販に出ていても、公式が認めた売り方ではないかもしれません。

『近くに取扱店が無いから通販で』と考えたくなる気持ちも分かります。その場合は、先に販売元へ近くの取扱店を聞いてみるのがおすすめです。

使う前のチェックリスト

CTP入りの育毛剤を使ってみると決めたら、使い始める前にもう一度確かめておきたいことがあります。CTP以外の成分が肌に合うかどうかも大事なところです。

例えば、クオレのサイトプラインRXやデルメッドのヘアエッセンスの全成分には、エタノールやメントールが入っています。アルコールでしみやすい方は、最初のうちは様子を見ながら使うと安心ですよ。

使う前のチェック
  • 箱の使い方で、1日の回数と1回の量を確かめた
  • 全成分の中に、過去に肌が荒れた成分が無いか探した
  • 使用上の注意で、使えない頭皮の状態を読んだ
  • 別の育毛剤と同時に使うつもりがないか見直した
  • ヘアカラーやパーマの予定日を確かめた

1日の回数と、続ける目安の案内

CTP入りの育毛剤でも、使い方や続ける目安の案内は商品ごとに違います。公式で確認できた案内を並べると、次のとおりです。

商品1日の回数の案内そのほかの案内
薬用サイトプラインRX朝と晩の1日2回肌が弱い方は使い始めの1か月は1日1回
デルメッド ヘアエッセンス朝と夜の1日2回まずは半年から1年を目安に続ける

続ける期間は、すぐに結果を求めず、メーカーの案内を目安に考えておくと気持ちが楽になりますよ。

合わない時はどうする?

使ってみて、赤み・かゆみ・刺激が出た時は、使うのをやめて皮膚科で相談しましょう。受診する時は、使っていた商品の箱かボトルを持っていくと、成分を見てもらいやすくなります。

円形に抜けている時や、急に抜け毛が増えた時も、育毛剤を続けるより先に皮膚科へ相談するのがおすすめです。妊娠中・授乳中・産後の方、持病がある方は、使う前に医師や薬剤師に相談しておいてください。

成分表示を読む時に出てくる言葉

CTPを調べていると、成分表示ならではの言葉がたくさん出てきますよね。よく見かけるものを表にまとめました。

言葉意味読む時のポイント
有効成分医薬部外品の効能のもとになる成分欄の見出しや印で見分ける
全成分表示入っている成分をすべて並べた表示有効成分と分けて書かれることがある
略称長い名前を短くした呼び方箱では正式名で書かれることが多い
保湿成分うるおいを与える目的の成分有効成分とは扱いが違う
販売元・製造販売元商品を売る会社・責任を持つ会社商品を特定する一番の手がかり
医薬部外品効能が認められた、作用が緩やかな物箱の正面などに表示がある

言葉の意味が分かると、宣伝の文と箱の表示を落ち着いて見比べられるようになりますよ。

よくある質問

CTPという名前の育毛剤があるのですか?

育毛剤の話で出てくるCTPは、有効成分6-ベンジルアミノプリンの略称として紹介されています。手元の物が何かは、箱の販売元と有効成分の欄で確かめてみてください。

CTPと6-ベンジルアミノプリンは同じ物ですか?

開発した三省製薬の解説では、CTPは6-ベンジルアミノプリンの略称とされています。箱の成分表示では、正式な名前の6-ベンジルアミノプリンで書かれていることが多いです。

CTP入りの育毛剤はどこで買えますか?

商品によって違います。美容室専売品は正規の取扱店で、メーカー通販の商品は公式通販で買う形が中心です。

CTPが入っていれば、どれも同じ育毛剤ですか?

ほかの有効成分や、そのほかの成分、使い方は商品ごとに違います。同じ成分を保湿成分として書いている商品もあるので、有効成分の欄で見比べましょう。

CTP入りの育毛剤と発毛剤はどう違いますか?

CTP入りの育毛剤は医薬部外品、発毛剤は医薬品で、区分が違います。発毛剤は薬剤師から説明を受けて買い、添付文書を読んで使います。

CTP入りの育毛剤は女性も使えますか?

女性用として出ている商品もありますが、対象は商品ごとに箱で確かめてください。妊娠・授乳中や産後の方は、始める前にかかりつけの医師か薬剤師へ相談を。

まとめ

この記事の要点
  • 育毛剤のCTPは、有効成分6-ベンジルアミノプリンの略称として使われている
  • CTPを配合した医薬部外品の育毛剤は、複数のメーカーから出ている
  • 手元の商品は、販売元と有効成分の欄で特定する
  • 同じ成分でも、有効成分か保湿成分かは商品の書き方で読む
  • 買える場所は美容室・公式通販など商品ごとに違う
  • 頭皮の赤みや急に増えた抜け毛は、育毛剤より先に皮膚科へ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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