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海外の記事や動画で「REGAINE」という名前を見て、『これって日本の育毛剤と同じようなもの?』と気になった方もいますよね。
結論から言うと、REGAINEは英国などで売られている、ミノキシジルを含む外用の医薬品のブランドです。日本の薬局で買える医薬部外品の育毛剤とは区分がまったく違い、日本の添付文書で使い方を確かめられる物でもありません。
この記事では、REGAINEという名前の見分け方と、国内の育毛剤・発毛剤との違い、個人で取り寄せる前に知っておきたいことが分かります。
REGAINE(リゲイン)はどんな製品?まず結論
- REGAINEは、英国の公式サイトでは Kenvue UK Limited が発行している、ミノキシジルを含む製品のブランド
- 男性用・女性用があり、泡(フォーム)と液の形の製品が載っている
- 英国のサイトでは「遺伝的な抜け毛(hereditary hair loss)」向けと書かれている
- 日本の医薬部外品の育毛剤とは別の物で、この記事では使うことをすすめない
「REGAINE 育毛剤」と探すと、育毛剤の一種のように紹介されていることもあります。でも実は、海外では医薬品として扱われている製品なんです。
アイルランドの医薬品情報サイトにも、REGAINEの男性用フォームの製品情報が医薬品として載っています。日本でいう「育毛剤(医薬部外品)」よりも、「発毛剤(第1類医薬品)」に近い立ち位置と考えると分かりやすいですよ。
| 確かめたいこと | REGAINEの場合 |
|---|---|
| どこの国の製品か | 英国などで売られている(国によって名前が変わる) |
| サイトを出している会社 | Kenvue UK Limited(英国の公式サイト) |
| 含まれる成分 | ミノキシジル |
| 使う人 | 男性用・女性用の製品がある |
| 日本の育毛剤との関係 | 医薬部外品の育毛剤とは区分が違う |
育毛剤がどんな物かの基本は、育毛剤の基本をまとめた記事がおすすめです。
「リゲイン」で探すと別の商品が出てくるのはなぜ?
『カタカナで調べたら、栄養ドリンクばかり出てきた』という方もいるかもしれませんね。日本で「リゲイン」と言えば、第一三共ヘルスケアの栄養ドリンクやサプリのブランド名として知られています。
こちらはスペルが「Regain」で、頭皮につける製品とは関係がありません。読み方が似ているだけの、まったく別の商品です。
国によって製品の名前が変わる
もうひとつややこしいのが、同じ系統の製品が国によって別の名前で売られていることです。英国などではREGAINE、米国やカナダなどではROGAINE(ロゲイン)の名前が使われています。
| 見かける名前 | どんな物か | 見分けるポイント |
|---|---|---|
| REGAINE | 英国などのミノキシジル外用剤のブランド | 最後が「AINE」、英語のパッケージ |
| ROGAINE(ロゲイン) | 米国などで使われる名前 | 「RO」で始まる |
| リゲイン(Regain) | 日本の栄養ドリンク・サプリのブランド | 飲む物で、頭皮には使わない |
| 国内の発毛剤 | 日本で承認された第1類医薬品 | 日本語の添付文書がある |
ROGAINEについてはロゲインと国内の育毛剤の違いの記事で詳しく紹介しています。名前が1文字違うだけで、見ている情報の国も変わるんです。
英国の公式サイトに載っているREGAINEの製品
英国の公式サイトには、男性用と女性用で合わせて4つの製品が並んでいます。どれもミノキシジルを含む製品で、濃度や形が違います。
| 製品名(英語の表記) | 使う人 | 形 | ミノキシジルの表示 |
|---|---|---|---|
| Regaine for Men Extra Strength Scalp Foam | 男性 | 泡 | 5% w/w |
| Regaine for Men Extra Strength Scalp Solution | 男性 | 液 | 5% w/v |
| Regaine for Women Once a Day Scalp Foam | 女性 | 泡 | 5% w/w |
| Regaine for Women Regular Strength Solution | 女性 | 液 | 2% |
ここが大事なところです。日本で承認されている女性用の発毛剤は、ミノキシジル1%の製品です。国が違うと、同じ成分でも濃度や使える人の決まりが変わってしまうんです。
サイトの下の方には「Always read the label(いつもラベルを読むこと)」と書かれています。つまり使い方は、その国の言葉で書かれたラベルが正本ということですね。
英国の公式サイトには、効果をうたう割合の数字も載っています。ただ、これは英国の制度のもとでの広告の表示です。日本の決まりでは同じように受け取れないので、この記事では紹介しません。
国内の育毛剤・発毛剤とは何が違う?区分で見比べる
『REGAINEと日本の育毛剤、結局どこが違うの?』と思いますよね。いちばん大きな違いは、日本の法律でどう扱われているかなんです。
日本では、頭皮につける物は医薬品・医薬部外品・化粧品の3つに分かれています。医薬部外品の育毛剤は「人体に対する作用が緩和なもの」とされ、表示できる効能の範囲も決まっています。
| 比べる点 | 化粧品(頭皮用) | 育毛剤(医薬部外品) | 国内の発毛剤(第1類医薬品) | REGAINE(海外の製品) |
|---|---|---|---|---|
| 日本での扱い | 化粧品 | 医薬部外品 | 一般用医薬品 | 日本の承認品かは販売名で確かめる |
| 表示できる内容 | 頭皮・毛髪をすこやかに保つ など | 育毛、薄毛、脱毛の予防、発毛促進 など | 壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛の進行予防 | 英国の表示による |
| 説明書の言葉 | 日本語 | 日本語 | 日本語の添付文書 | 英語のラベル |
| 買う時の説明 | 特に決まりはない | 特に決まりはない | 薬剤師が書面で説明 | 取り寄せると説明を受けずに届く |
| 主な相談先 | 販売元・美容室 | 薬剤師・登録販売者・販売元 | 薬剤師・医師 | 国内では相談先が限られる |
3つの区分の違いをもう少し知りたい時は、医薬品・医薬部外品の見分け方の記事を見てみてください。
「海外製だから強い」は確かめられない
『海外の製品のほうが濃いから、よく効くんじゃない?』と考える方もいるかもしれません。ただ、濃度の数字だけで自分に合うかどうかは決められないんです。
国内のミノキシジル5%外用液の添付文書には「本剤は誰にでも効果があるわけではありません」と書かれています。濃度の違いを比べる前に、自分が使える人の条件に当てはまるかを確かめるほうが先ですね。
英語の「hereditary hair loss」と日本の表示
英国のサイトにある「hereditary hair loss」は、直訳すると「遺伝的な抜け毛」です。日本の発毛剤の添付文書では「壮年性脱毛症」という言葉が使われています。
言葉が違うと、対象がぴったり同じかどうかは英語の表示だけでは判断しにくくなります。自分の抜け毛がどれにあたるかは、自分で決めずに皮膚科で相談するのがおすすめです。
日本の承認品かどうかを確かめる手順
『名前だけでは、日本で売っていい物か分からない』と感じますよね。国内で承認された一般用医薬品なら、日本語の添付文書がPMDA(医薬品医療機器総合機構)のサイトで公開されています。
- 箱やラベルにある販売名(日本語の製品名)を探す
- PMDAの一般用医薬品の添付文書の検索で、その販売名を入れてみる
- 出てきたら、製造販売元とリスク区分(第1類医薬品など)を見る
- 日本語の販売名が見当たらない時は、国内の承認品ではない可能性を考える
- 判断に迷ったら、現物を持って薬剤師に相談する
英語の製品名しか書かれていない時点で、日本の添付文書で確かめられる物ではないことが多いんです。
個人で取り寄せる前に知っておきたいこと
日本に住んでいる方がREGAINEを手に入れようとすると、多くの場合は海外からの個人輸入になります。医薬品等の個人輸入には「健康被害などの危険性があります」と、厚生労働省がはっきり注意をうながしています。
- 品質や安全性などを、日本の法律にもとづいて国が確かめていない
- 本物のメーカー品に見せかけた偽造品のおそれがある
- 表示が外国語で、正しく理解しにくい
- 体に重い害が出ても、医薬品副作用被害救済制度は使えない
さらに、取り寄せた物を他人に売ったり譲ったりすることは認められていません。『家族の分もまとめて』という取り寄せ方もできないので、知っておきましょう。
個人輸入の決まりや数量の目安は、海外の育毛剤を個人輸入する時の注意点の記事にまとめています。この記事では、使うことも買い方もすすめません。
通販サイトで名前を見かけた時
国内の通販サイトの検索結果に、海外の製品が並ぶこともあります。一般用医薬品を売るサイトは、薬局や薬店の許可を受けた店が運営し、許可の内容や薬剤師の名前などを表示することになっています。
一般用医薬品の販売サイトは、自治体から国に報告された物が厚生労働省のページで一覧になっています。買う前にお店の名前を一覧で探してみると、届け出のあるお店かどうかが分かりますよ。
詳しくは厚生労働省の医薬品等を海外から購入しようとされる方へで確かめられます。
REGAINEが気になった時、国内で何から始める?
『じゃあ、どうすればいいの?』というところですよね。REGAINEが気になったきっかけを、自分の悩みに置き換えてみると、国内で選べる物が見えてきます。
- 気になっているのが抜け毛の量か、髪のボリュームか、頭皮のかゆみかを書き出す
- 円形に抜けた・急に増えた・赤みがある時は、先に皮膚科で相談する
- 頭皮のケアから始めたいなら、医薬部外品の育毛剤の区分と有効成分を見比べる
- 発毛剤(第1類医薬品)が気になるなら、薬剤師に使える人の条件を聞く
- 選んだ物の説明書を読み、使った期間と頭皮の様子をメモしておく
育毛剤(医薬部外品)から始める時のチェック
国内の育毛剤は、ドラッグストアや通販で買える物がたくさんあります。迷った時は、次の点を見ておくと選びやすいですよ。
- 外箱に「医薬部外品」の表示と有効成分の欄がある
- 効能・効果の欄に書かれている言葉を読んだ
- アルコールや香りが苦手ではないか、成分表で確かめた
- 1日の使用回数と、1本で何日分かを確かめた
- 定期購入なら、最終確認画面で回数の条件と解約方法を確かめた
区分ごとの選び方をもっと知りたい方は、迷った時の育毛剤の選び方もあわせて読んでみてください。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る発毛剤が気になる時は薬剤師に相談する
国内の発毛剤は第1類医薬品で、買う時には薬剤師が書面で説明することになっています。使えない人として、女性用でない製品では女性、20歳未満の方などが添付文書に書かれています。
「海外のREGAINEを見て気になったんですが、国内の物で私が使えるのはありますか?」
「年齢や持病、今使っている薬を教えてもらえますか。それから一緒に確かめましょう」
こんなふうに、REGAINEを見たことをそのまま伝えて大丈夫です。薬剤師は、使える人かどうかを確かめたうえで説明してくれます。
海外に住んでいる・長く滞在している方
海外に住んでいて、現地の薬局でREGAINEを見かける方もいるかもしれませんね。その場合は、住んでいる国の薬剤師や医師に相談し、その国の言葉で使い方の説明を受けるのが基本です。
日本に帰ってから続けたいと思った時は、日本で買える育毛剤や発毛剤を、日本の薬剤師に相談しながら選び直してみてください。国が変わると、使える物の決まりも変わるんです。
女性・妊娠中・授乳中の方
REGAINEには女性用の製品もあるので、『女性でも使えるんだ』と感じた方もいますよね。ただ、国内の発毛剤では、女性が使える製品は女性用として承認された物に限られます。
妊娠中・授乳中の方、持病がある方は、育毛剤でも発毛剤でも使う前に医師・薬剤師に相談してください。
もう手元にある・使い始めてしまった時は
すでにREGAINEが手元にある方もいるかもしれません。その場合は、次のことを順に確かめてみてください。
| 状況 | どうするか |
|---|---|
| まだ使っていない | 使う前に、皮膚科で使っていいか相談する |
| 使っていて体調の変化がある | 使うのをやめて、製品を持って医師に相談する |
| 頭皮に赤み・かゆみが出た | 使うのをやめて皮膚科で相談する |
| 家族や友人に「分けて」と言われた | 譲ることは認められていないので断る |
| 使うのをやめたい | 自治体のごみの出し方に沿って処分する |
国内の発毛剤の添付文書では、胸の痛み・動悸・めまいなどが出た時は使用を中止して相談するよう書かれています。同じ成分を含むREGAINEでも、体調の変化を感じたら我慢せずに相談しましょう。
「海外の製品を少し使ってしまったんですが、このまま続けても大丈夫ですか?」
「まず製品を見せてください。成分と、使った期間を確かめてから一緒に考えましょう」
受診の時は、こんなふうに正直に伝えて大丈夫です。隠さずに話すほうが、医師も判断しやすくなります。
受診する時に持って行きたい物
- 使っていた製品(箱やラベルごと)
- 使い始めた日と、1日に使った回数のメモ
- 気になる症状が出た日と、その様子
- ほかに飲んでいる薬やサプリの名前
英語のラベルでも、現物があれば医師が成分を確かめやすくなります。
REGAINEのラベルで見かける英語
英語のパッケージを見ても、何が書いてあるか分かりにくいですよね。REGAINEの製品名やサイトでよく出てくる言葉を、意味と一緒にまとめておきます。
| 英語の表記 | 日本語での意味 |
|---|---|
| Extra Strength | 濃度が高めの製品を表す言葉 |
| Regular Strength | 通常の濃度の製品を表す言葉 |
| Once a Day | 1日1回使うタイプの製品 |
| Scalp Foam | 頭皮用の泡 |
| Scalp Solution | 頭皮用の液 |
| Cutaneous | 皮膚に使う |
| w/w・w/v | 濃度の表し方(重さあたり・容量あたり) |
| hereditary hair loss | 遺伝的な抜け毛 |
| Always read the label | いつもラベルを読むこと |
言葉の意味が分かっても、日本の決まりで使っていいかどうかは別の話です。ラベルを読めることと、安心して使えることは同じではないので、気をつけておきましょう。
よくある質問
REGAINEは育毛剤ですか?
英国などで売られている、ミノキシジルを含む外用の製品のブランドです。海外では医薬品として扱われていて、日本の医薬部外品の育毛剤とは区分が違います。
REGAINEとロゲインは同じですか?
同じ系統の製品が、国によって別の名前で売られています。英国などではREGAINE、米国などではROGAINEの名前が使われています。
栄養ドリンクのリゲインとは関係がありますか?
関係ありません。日本のリゲインは第一三共ヘルスケアの栄養ドリンクやサプリのブランドで、スペルも違う別の商品です。
REGAINEは日本のドラッグストアで買えますか?
日本で承認された製品かどうかは、販売名で確かめる必要があります。国内の店で発毛剤を探す時は、日本語の添付文書がある第1類医薬品を薬剤師に相談してください。
個人輸入したREGAINEで体調が悪くなったら、救済制度は使えますか?
厚生労働省は、個人輸入した医薬品による健康被害は医薬品副作用被害救済制度の対象外としています。使うのをやめて、製品を持って医師に相談してください。
女性用のREGAINEがあるなら、女性も海外製を使っていいですか?
この記事ではすすめません。国内では女性用として承認された発毛剤があるので、使えるかどうかを薬剤師や皮膚科で相談してみてください。
まとめ
- REGAINEは英国などで売られている、ミノキシジルを含む外用の製品のブランド
- 日本の栄養ドリンク「リゲイン」とは別物で、国によってはROGAINEの名前になる
- 日本の医薬部外品の育毛剤とは区分が違い、日本語の添付文書もない
- 個人輸入は健康被害のおそれがあり、救済制度の対象外になる
- 国内では、育毛剤なら区分と有効成分で選び、発毛剤なら薬剤師に相談する





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