産後の抜け毛対策は?育毛剤を使う前に知りたいことと相談の目安

洗面台に置かれたラベルの無いボトルとヘアブラシ・タオル・シュシュ

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出産から少したって、シャンプーのたびに排水口にたまる髪を見ると、『このまま薄くなったらどうしよう』と不安になりますよね。赤ちゃんのお世話で余裕がない時期だからこそ、余計に気になるものです。

結論から言うと、産後の抜け毛は多くの方が経験するもので、1年ほどかけて落ち着いていくといわれています。まずは頭皮と髪にやさしい毎日のケアと髪型の工夫から始め、育毛剤を使うなら授乳中かどうかを伝えて医師か薬剤師に相談してからにしましょう。

この記事では、産後の抜け毛の流れと、今日からできる対策、育毛剤を使う前に知っておきたいこと、皮膚科に相談する目安が分かります。

目次

産後の抜け毛はいつから?いつまで続く?

『こんなに抜けるのは自分だけかも』と不安になりますよね。実は、出産後の抜け毛はとてもよく知られている現象なんです。

先に結論
  • 産後の抜け毛は、出産後2〜4か月頃から始まることが多い
  • 6か月から1年程度続くといわれている
  • 頭全体が均等に薄くなるタイプが多い
  • 1年ほど様子を見ても落ち着かなければ皮膚科へ

日本産婦人科医会の解説では、産後の抜け毛は「出産後2~4か月頃から始まり、6か月から1年程度続く」といわれる、とされています。全体が均等に薄くなる「びまん性脱毛」のことが多いそうです。

日本皮膚科学会も、妊娠などの後に毛の抜けかわりが影響を受け、抜け毛が増える「休止期脱毛」という現象があると紹介しています。

時期の目安よくある様子この時期にしたいこと
出産直後〜2か月頃まだ大きな変化を感じない方も多い頭皮をやさしく洗う習慣をつける
出産後2〜4か月頃抜け毛が増えたと感じ始める写真で髪の様子を記録しておく
6か月〜1年頃少しずつ落ち着いていくといわれる生え際の短い毛の様子を見る
1年ほどたっても続く抜け毛が減らない、薄い所が目立つ皮膚科で相談する

1日に何本までなら気にしなくていい?

日本皮膚科学会のQ&Aでは、1日に抜ける毛の量はおおよそ100本程度までといわれる、と紹介されています。季節やヘアケアの仕方でも変わるので、1本ずつ数える必要はありません。

ただ、産後はこれより多く感じる日もあるはずです。本数を気にしすぎるより、抜け方が急に変わっていないかを見る方が役に立ちますよ。

原因はホルモンだけ?

『産後の抜け毛はホルモンのせい』とよく聞きますよね。日本産婦人科医会の解説では、ホルモン値と産後の抜け毛の関係を示した論文はないとされています。

また、「今のところ確立された治療法はありません」とも書かれています。だからこそ、焦って何かを足すより、頭皮と髪への負担を減らすことから始めたいんです。

詳しくは日本産婦人科医会の解説も読んでみてください。

今日からできる産後の抜け毛対策

産後の抜け毛対策は、特別なことより毎日のお手入れの見直しが中心です。日本皮膚科学会も、「これをすれば髪の毛が抜けなくなるという、特別な予防法があるわけではありません」としています。

そのうえで、頭皮と髪のためにできる対処法をまとめますね。

産後の頭皮のお手入れの流れ
  1. 洗う前に、ブラシで髪のからまりをやさしくほどく
  2. ぬるめのお湯で、頭皮までしっかり予洗いする
  3. シャンプーは手で泡立ててから、指の腹で頭皮を洗う
  4. すすぎ残しが無いよう、生え際や耳の後ろまで流す
  5. タオルで押さえるように水気を取る
  6. ドライヤーで頭皮から先に乾かす

洗いすぎも、洗わなさすぎも避けたい

洗う回数については、頭皮が乾きすぎず、油っぽくもならない頻度がよいと日本皮膚科学会は案内しています。赤ちゃんと一緒にお風呂に入る時期は、自分の髪を急いで洗いがちですよね。

全部を丁寧にできない日は、すすぎだけでも時間をかけてみてください。泡が残ると、かゆみやべたつきが気になりやすくなります。

乾かす時のちょっとした工夫

濡れたままの髪は、こすれや引っぱりに弱い状態です。夜の授乳でそのまま寝てしまいたくなる時もありますが、頭皮だけでもさっと乾かしておくと安心です。

ドライヤーは同じ場所に当て続けず、少し離して動かしながら使いましょう。

時間がない日の「最低限ケア」

赤ちゃんが泣いて、ゆっくり髪を洗えない日もありますよね。そんな日は、全部やろうとせず、次の3つだけ守れば十分です。

忙しい日の最低限ケア
  • シャンプーの泡を、生え際と耳の後ろまで流しきる
  • 頭皮の根元だけでも、ドライヤーで乾かす
  • 寝る前に、髪をゆるくひとつにまとめておく

『今日は手を抜いちゃった』と自分を責めなくて大丈夫です。できた日の積み重ねで十分なんです。

食事と睡眠はできる範囲で

日本皮膚科学会は、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を心がけるよう案内しています。とはいえ、産後に規則正しい睡眠をとるのは難しいですよね。

『まとまって眠れないのは仕方ない』と割り切って、家族に頼れる時は頼り、横になれる時間を少しでも作ってみてください。特定の食べ物で髪が増えるわけではないので、食べられる物から無理なく整えていけば大丈夫です。

抜け毛の様子を記録しておく

『前より減ったのか、増えたのか分からない』と感じるのは、毎日見ているからなんです。月に1回くらい、同じ場所・同じ明るさで生え際や分け目の写真を撮っておきましょう。

記録すること記録のしかた
生え際・分け目の写真乾かした後、同じ髪型で正面と上から撮る
抜け毛が多いと感じた日スマホのメモにひと言残す
頭皮の様子かゆみ、赤み、ふけがあった日を書く
変えたことシャンプーや髪型、育毛剤を変えた日を書く

写真があると、落ち着いてきた時にも気づきやすくなります。皮膚科で相談する時にも、そのまま見せられるので便利ですよ。

髪型・グッズ・ヘッドスパでできる工夫

抜け毛そのものを止める方法はなくても、髪への負担を減らしたり、気になる部分を目立ちにくくしたりする工夫はできます。ここは、産後の抜け毛対策で取り入れやすいところです。

産後の抜け毛対策になる髪型の考え方

日本皮膚科学会は、髪に負担のかかる髪型を避けるよう案内しています。抱っこや授乳で邪魔にならないように、毎日きつく結んでいる方も多いはずです。

髪型の工夫気をつけたいこと
ゆるめのまとめ髪毎日同じ位置できつく結ばない
結ぶ位置を日によって変える同じ場所ばかり引っぱられないようにする
分け目を時々変える地肌が見えやすい分け目を固定しない
前髪や顔まわりに動きを出す生え際の短い毛がなじみやすくなる
長さを少し短くする乾かす時間が短くなり、お手入れが楽になる

美容院で「産後で抜け毛が気になる」と伝えると、地肌が目立ちにくいカットやスタイリングを相談しやすいですよ。カラーやパーマは、極端に頻繁にならないよう間隔を見て決めましょう。

カラーやパーマはどう考える?

『抜け毛が気になるけれど、白髪や髪の傷みも気になる』という方もいるはずです。日本皮膚科学会は、極端に頻繁なカラーリングは避けるよう案内しています。

カラーやパーマをする時は、美容師に産後であることと、頭皮にかゆみや赤みがないかを先に伝えておきましょう。頭皮にトラブルがある時は、施術を延ばして皮膚科で相談する方が安心です。

産後の抜け毛対策グッズ

対策グッズといっても、高価な物をそろえる必要はありません。毎日の負担を減らす物を選ぶのがコツです。

取り入れやすいグッズ
  • 先の丸いブラシ(からまりをやさしくほどける)
  • 跡がつきにくいヘアクリップやシュシュ
  • 吸水性のいいタオルやヘアキャップ(乾かす時間を短くする)
  • 肌ざわりのいい枕カバー
  • 排水口のネット(抜け毛の量を見える形にして、掃除も楽にする)

『抜け毛が床に落ちているのを見るだけで落ち込む』という方も多いですよね。粘着クリーナーを洗面所に置いておき、気づいた時にさっと取れるようにしておくと、気持ちの負担も少し軽くなりますよ。

赤ちゃんが髪をつかんで引っぱる時期は、まとめ髪にしておくと髪への負担も減らせます。

産後の抜け毛にヘッドスパは?

『ヘッドスパに行けば産後の抜け毛が減るのでは』と期待する方もいますよね。ヘッドスパで抜け毛が減ると言える根拠はありませんが、頭皮をすっきりさせたり、気分転換の時間にしたりするのはいいことです。

サロンでは、産後であることや授乳中であることを先に伝えておきましょう。頭皮に赤みやかゆみがある時は、ヘッドスパより先に皮膚科で相談する方が安心です。

自宅でのマッサージ

シャンプーの時に指の腹で頭皮をやさしく動かすくらいなら、自宅でも気軽にできます。爪を立てたり、強くこすったりしないようにしてください。

産後に育毛剤を使う前に知っておきたいこと

毎日のケアに加えて、育毛剤を使ってみたいと考える方もいますよね。産後の抜け毛に育毛剤を使う時は、区分と使う時期を先に確かめておきましょう。

産後の抜け毛用育毛剤は?

薬用育毛剤(医薬部外品)に表示できる効能の範囲は、厚生労働省の通知で「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛。」とされています。この中に「病後・産後の脱毛」が入っているんです。

ただ、これは表示できる効能の範囲で、使えば抜け毛が減ると約束するものではありません。効き方には個人差があります。

薬用育毛剤(医薬部外品)
  • 効能の範囲に「病後・産後の脱毛」がある
  • 女性も使える商品がある
  • ドラッグストアや通販で買える
  • 授乳中に使っていいかは商品ごとに確認
発毛剤(ミノキシジル配合の第1類医薬品)
  • 製品ごとに使える人が決まっている
  • ミノキシジル5%外用液では「女性。」が使用しない人に入っている
  • 薬剤師の説明を受けて買う
  • 産後の抜け毛対策として自己判断で選ばない

産後に発毛剤を選ばない理由を区分から押さえたい方は、育毛剤と発毛剤の違いが参考になります。

授乳中は使う前に相談を

授乳中や妊娠中に育毛剤を使っていいかは、商品ごとに注意書きが違います。使い始める前に、かかりつけの医師か薬剤師に相談してください。

相談する時は、次のことを伝えると話が早いですよ。

相談の時に伝えること
  • 出産した時期と、授乳中かどうか
  • 使いたい育毛剤の商品名と区分(パッケージや商品ページを見せる)
  • 頭皮のかゆみ、赤み、ふけがあるか
  • 飲んでいる薬や、通院中の病気
  • 抜け毛が気になり始めた時期

授乳中の注意は、商品の区分で書き方が違う

『授乳中でも大丈夫って書いてある物と、だめな物があるのはなぜ?』と思いますよね。これは、区分と成分によって注意書きが違うからなんです。

商品の種類説明書やメーカーの案内の例確かめたいこと
女性用の発毛剤(第1類医薬品)授乳中の人は使用しない、ミノキシジルは母乳中に移行する、と書かれた製品がある産後は自己判断で選ばない
女性用の発毛剤(同上)妊娠・出産に伴って脱毛している人は使用しない、とされている産後の抜け毛には使えない製品がある
医薬部外品の育毛剤妊娠中・授乳中も使えるが、心配なら医師に相談を、と案内する例がある商品ごとのよくある質問を読む
医薬部外品の育毛剤アルコールの配合が多いので念のため授乳中は避け、卒乳後をすすめる例もある同じ区分でも案内が違う

同じ医薬部外品でも、メーカーによって案内が分かれているのが分かりますよね。だからこそ、商品名と区分が分かる物を持って相談するのが一番確かなんです。

選ぶ時に見たいところ

産後は肌が敏感になっていると感じる方も多いはずです。育毛剤を選ぶ時は、効能の言葉より使い心地と続けやすさを見てみてください。

見るところ産後に確かめたいこと
区分の表示医薬部外品・医薬品・化粧品のどれに当たるか
使用上の注意授乳中・妊娠中についての書き方
香り・清涼感赤ちゃんを抱っこする時に気にならないか
使う回数1日の回数が、今の生活で続けられるか
容器片手でも使いやすいか
買い方定期の申し込みなら、回数の決まりと解約方法

価格は内容量と1日の使用量で変わるので、1か月あたりに直して比べてみましょう。定期購入は、最終確認画面で2回目以降の代金や解約の条件まで確かめておくと安心です。

育毛剤全体の選び方は育毛剤とは?効果の範囲・種類の違い、使い始めてからの期間の考え方は育毛剤はいつから効果が出る?で紹介しています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

皮膚科で相談したい目安

産後の抜け毛は落ち着いていくことが多いといわれますが、ほかの原因が隠れていることもあります。日本皮膚科学会は、甲状腺の病気などでも脱毛が起こりうると紹介しています。

早めに相談したいサイン
  • 出産から1年ほどたっても抜け毛が落ち着かない
  • 頭全体ではなく、一部が丸く抜けている
  • 頭皮に赤み、強いかゆみ、湿疹がある
  • だるさや体重の変化など、髪以外の不調もある
  • 眉毛やまつ毛も同じころに抜けている

日本産婦人科医会の解説でも、1年ほど様子を見て改善しなければ皮膚科の受診をすすめています。産後の健診で話してみるのもいいですね。

気持ちがつらい時も話していい

髪のことは、周りに言いにくい悩みですよね。『こんなことで相談していいのかな』と思うかもしれませんが、見た目の変化が気持ちに響くのは自然なことです。

眠れない、気分が落ち込む日が続く時は、髪のことと一緒に産婦人科や保健師さんに話してみてください。

電話で話したい時は、厚生労働省の「こころの健康相談統一ダイヤル」(0570-064-556)もあります。都道府県や政令指定都市の公的な相談窓口につながる番号で、受付の日や時間は地域ごとに違います。

誰に相談する?産後の抜け毛の相談先

『髪のことで病院に行くのは、なんだか気が引ける』という方も多いですよね。産後は、髪以外のことも含めて相談できる窓口がいくつもあります。

相談先相談できること相談するタイミング
産婦人科(産後の健診など)産後の体の変化全般、抜け毛の気になり方健診のついでに話してみる
皮膚科抜け毛や頭皮の状態を見てもらう1年ほどたっても落ち着かない、円形の抜け毛、赤みやかゆみ
薬局・ドラッグストアの薬剤師育毛剤やシャンプーを授乳中に使うこと買う前、使い始める前
妊娠と薬情報センター(国立成育医療研究センター)妊娠中・授乳中の薬の使い方の相談飲んでいる薬や使う薬が不安な時
市区町村の窓口(こども家庭センターなど)妊娠・出産・育児の相談、産後ケアの案内心身の疲れや育児の負担が大きい時

妊娠と薬情報センターは、全国の拠点病院に「妊娠と薬外来」を置き、授乳中の薬の相談にも応じています。申し込み方法は、センターのページで確かめてみてください。

市区町村によっては、助産師などが心身のケアや育児のサポートをする産後ケア事業もあります。使えるかどうかや内容は、お住まいの市区町村の窓口で聞いてみましょう。

相談する時の進め方
  1. 抜け毛が気になり始めた時期と、写真の記録をそろえる
  2. 授乳中かどうか、飲んでいる薬をメモする
  3. 使いたい育毛剤があれば、箱か商品ページを用意する
  4. 健診や受診の時に「抜け毛のことも聞きたい」と最初に伝える
  5. 言われたことを、その日のうちにメモに残す

『髪のことなんて』と遠慮しなくて大丈夫です。気になっていることを一つ話すだけで、気持ちがずいぶん軽くなることもありますよ。

産後の抜け毛でよくある不安への答え

産後の抜け毛には、似たような不安がたくさん寄せられます。代表的なものに、ひとつずつ答えてみますね。

『このまま元に戻らないのでは』

毎日たくさん抜けるのを見ると、そう思ってしまいますよね。日本産婦人科医会の解説では、産後の抜け毛は6か月から1年程度続くといわれ、1年ほど様子を見て改善しなければ皮膚科の受診をすすめています。

戻るかどうかを自分で判断しようとせず、写真の記録を続けながら「1年」をひとつの区切りにしてみてください。

『生え際に短い毛がツンツン立って、まとまらない』

前髪や顔まわりに短い毛が目立つと、髪型が決まらず気になりますよね。こうした毛は、無理に抜いたり切ったりせず、スタイリングでなじませるのがおすすめです。

少量のヘアミルクやバームを手のひらに広げ、上から軽く押さえるようにすると落ち着きやすくなります。美容院で相談すると、短い毛がなじむカットを提案してもらえることもあります。

『抜けた髪が赤ちゃんにからまらないか心配』

抱っこや添い寝の時に、自分の髪が落ちていないか気になる方も多いはずです。着替えやおむつ替えの時に、赤ちゃんの手足や服に髪が付いていないか見るようにしておくと安心ですよ。

髪をまとめておく、寝具をこまめに粘着クリーナーで掃除する、といった工夫も役に立ちます。

『家族に話しても、分かってもらえない』

見た目の悩みは、周りから「気にしすぎ」と言われやすいものですよね。でも、気になる気持ちを我慢し続けなくていいんです。

家族に話しにくい時は、健診や市区町村の窓口で話してみてください。抜け毛のことをきっかけに、寝不足や疲れのことまで相談できることもあります。

不安な時に思い出したいこと

産後の抜け毛は多くの方が経験し、時間をかけて落ち着いていくといわれます。それでも心配な時は、ひとりで抱えずに相談先へつないで大丈夫です。

よくある質問

産後の抜け毛は、いつ頃落ち着きますか?

日本産婦人科医会の解説では、出産後2〜4か月頃から始まり、6か月から1年程度続くといわれています。1年ほどたっても落ち着かない時は、皮膚科で相談してみてください。

授乳中に育毛剤を使ってもいいですか?

商品ごとに注意書きが違うので、使い始める前に医師か薬剤師に相談してください。相談する時は、商品名と区分が分かる物を持っていくと話が早いです。

産後の抜け毛に発毛剤を使ってもいいですか?

自己判断では使わないでください。ミノキシジル5%外用液の使用上の注意では、女性は使用しない人に入っています。気になる時は皮膚科で相談しましょう。

産後は育毛シャンプーに替えたほうがいいですか?

替えなければいけないわけではありません。今のシャンプーで頭皮にかゆみや赤みが無ければ、洗い方と乾かし方を見直すだけでも十分です。替える時は、香りや洗い上がりが今の自分に合うかで選んでみてください。

ヘッドスパに行くと抜け毛が増えませんか?

やさしい施術で心配しすぎる必要はありませんが、産後であることや頭皮の状態は先に伝えておきましょう。赤みやかゆみがある時は、皮膚科を先に受診してください。

2人目の出産の後も、同じように抜け毛が出ますか?

出方には個人差があり、前回と同じになるとは言えません。前回の記録や写真が残っていれば、比べる材料として役立ちます。気になる時は健診や皮膚科で相談してみてください。

産後の抜け毛対策に、サプリメントを飲んでもいいですか?

サプリメントは食品で、髪が増える効能を表示できる物ではありません。授乳中は体の状態が普段と違うので、飲む前に医師や薬剤師に相談しておくと安心です。

抜け毛が多い時期は、髪を短く切った方がいいですか?

切らなければいけないわけではありません。短くすると乾かす時間が減り、からまりも少なくなるので、お手入れを楽にしたい時の選択肢として美容院で相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 出産後2〜4か月頃に始まり、6か月から1年程度続くといわれるのが産後の抜け毛
  • 対策の中心は、頭皮にやさしい洗い方・乾かし方と、負担の少ない髪型
  • 薬用育毛剤の効能の範囲には「病後・産後の脱毛」があるが、効き方には個人差がある
  • 授乳中・妊娠中は、育毛剤を使う前に医師か薬剤師に相談する
  • 1年ほどたっても落ち着かない時や、赤み・かゆみ・円形の抜け毛は皮膚科へ
  • 授乳中の薬や心身の疲れは、妊娠と薬情報センターや市区町村の窓口にも相談できる
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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