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生え際が気になる日もあれば、つむじが気になる日もある。『結局、育毛剤はどこにつけるのが正解なの?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、育毛剤は気になる場所を中心に塗り、そこから頭皮全体になじませるのが基本です。場所ごとに分け線の引き方と量の配分を決めておくと、毎日の塗り方が安定します。
この記事を読むと、生え際・つむじ・分け目など気になる場所別の塗り分け方と、自分用の塗り分けプランの作り方が分かります。
育毛剤はどこにつける?先に答え
- 育毛剤は「髪」ではなく「頭皮」につける
- 気になる場所を中心にして、頭皮全体になじませる
- 場所ごとに、分け線の向きと量の配分を変える
- 1回の量は説明書の目安を守り、場所が増えても足さない
- 発毛剤は「脱毛している頭皮に」1回分を塗り広げる
気になる場所によって、塗りにくさや気をつけたいことは違います。まずは全体の見取り図を見てみましょう。
| 気になる場所 | 塗り方のコツ | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 生え際(おでこ側) | 額と平行に分け線を何本か作る | 顔や目に垂れないように |
| つむじ・頭頂部 | つむじを中心に放射状に分ける | 見えないので塗り残しやすい |
| 分け目 | 分け目の線と、その両側の線にも | 分け目の線だけに集中させない |
| こめかみ・側頭部 | 耳の上から縦に分ける | 髪が長いと液が髪に付きやすい |
| 後頭部 | 首の付け根から上へ横に分ける | 鏡で見えにくい |
育毛剤の種類や区分の全体像は、育毛剤とはどんな商品かで紹介しています。
公式の塗り方に共通する「中心から全体へ」
育毛剤の使い方は商品ごとに違いますが、公式の案内を並べてみると、共通する考え方が見えてきます。それが「気になる所を中心に、頭皮全体へ」です。
| 商品 | 公式の案内(要約) |
|---|---|
| アンサード | 気になる部分を中心に、全体へ育毛剤をなじませる |
| やずや KISEKI no KURO | 気になる部分を中心に1回8プッシュを目安に塗布 |
| DHC薬用美髪根エッセンスEX | 気になる部分を中心に頭皮全体になじませる |
| エヴォルプラスネオ ゲルローション | 気になる部分に直接塗布し、頭皮全体にマッサージ |
つまり、気になる場所だけに塗って終わりにするのではなく、そこを起点にして全体まで広げる流れなんです。『気になるのは生え際だけだから、そこだけでいい?』と思っても、仕上げは頭皮全体を意識してみてください。
量の配分を決めている商品もある
商品によっては、頭のどこに何回分つけるかまで案内している物もあります。例えばチャップアップは、頭皮を9つのブロックに分けて各2〜3プッシュ塗り、最後に全体へ2〜3プッシュしてマッサージする方法を紹介しています。
マイナチュレは、商品ページで前頭部に計9点、後頭部に計6点、1ラインにつき3プッシュという手順を紹介しています。スプレーノズルの使い方では、頭皮全体にまんべんなく塗ったうえで、気になる部分に1〜2プッシュ追加する方法も案内しています。
容器が変わると、手順も変わることがあります。配分の案内がある商品は、手元の容器の説明書のとおりに塗ってみるのが近道です。
説明書に「適量」としか書かれていない時は、1回の目安量を、気になる場所と全体に分けて使うと考えてみてください。目安量そのものが分からない時は、お客様窓口に問い合わせて確かめましょう。
塗り方の手順全体は育毛剤の使い方・正しい塗り方で紹介しています。
生え際が気になる時の塗り分け
生え際は、鏡で一番よく見える場所ですよね。だからこそ気になりやすく、つい多めに塗りたくなる場所でもあります。
生え際に塗る時は、額と平行に、生え際から頭頂部の方へ向かって分け線を何本か作ります。1本目の線は生え際の少し内側にして、そこから指1本分くらいずつ後ろへずらしていくと、均一に塗りやすくなります。
- 前髪を上げて、ピンやクリップで留めてから塗った
- 1本目の分け線は、生え際の少し内側にした
- 液が額や眉に垂れていない
- 塗った後、指の腹で生え際から頭頂部へ向かってなじませた
- 手に付いた液は、目をこする前に洗った
額の両端(M字の角)が気になる時
生え際の中でも、額の両端の角の部分が気になる方もいますよね。その場合は、額と平行な分け線に加えて、角の部分から頭頂部へ斜めに向かう分け線を左右に1本ずつ作ってみてください。
角の部分は、こめかみに近く液が顔の横へ流れやすい場所です。1回に出す量を少なめにして、何回かに分けて置いていくと垂れにくくなります。
目や顔に垂れないように
生え際は顔に近いので、液だれに気をつけたい場所です。多くの育毛剤の使用上の注意には、目に入らないよう注意し、入った時は水かぬるま湯で洗い流すよう書かれています。
スプレーの物はノズルを地肌に近づけて、少しずつ出すのがコツです。液が垂れそうな時は、タオルを額に当てながら塗ると安心ですよ。
前髪の上げ方にも気をつけて
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、髪が強く引っぱられる髪型を習慣的に続けると抜けることがあり、特に前髪を後ろに引っ張る髪型で生え際が抜けやすいと説明しています。塗る時に前髪を留めるのは短い時間なので心配いりませんが、普段の髪型も一緒に見直してみてください。
つむじ・頭頂部が気になる時の塗り分け
つむじや頭頂部は、自分では見えない場所です。『ちゃんと塗れているのか分からない』という不安が一番出やすいところですよね。
つむじに塗る時は、つむじを中心にして、時計の針のように放射状に分け線を作るのがおすすめです。つむじの周りの髪は渦を巻いているので、横一直線に分けるより地肌が出しやすくなります。
- 洗面台の鏡と手鏡で、合わせ鏡にしてつむじの位置を確かめる
- つむじから外側へ、放射状に3〜4本の分け線を作る
- 分け線ごとに、地肌にノズルを当てて少しずつ塗る
- 指の腹で、つむじから外側へ向かってなじませる
- 最後に、頭頂部から頭全体へ広げるようにマッサージする
合わせ鏡が難しい時は、スマートフォンで頭頂部を撮ってから塗る方法もあります。1枚撮るだけで、どこに分け線を作ればいいかが分かりやすくなるんです。
つむじの位置が分かりにくい時
つむじが2つある方や、髪の流れでつむじの位置が分かりにくい方もいます。そんな時は、頭頂部の一番高い所を中心と考えて、そこから放射状に分け線を作れば大丈夫です。
髪を濡らす前に、乾いた状態で撮った写真を見て、渦の中心を確かめておくのも一つの方法です。
家族に見てもらうのも手
家族と暮らしているなら、最初の何回かは塗る場所を見てもらうのもおすすめです。例えばこんな頼み方なら、気軽に聞けますよね。
「つむじのところ、ちゃんと地肌に付いているか見てもらえる?」
慣れてきたら、指先の感覚だけで同じ場所に塗れるようになります。
分け目が気になる時の塗り分け
分け目は、毎日同じ場所で分けていると地肌が目立って見えやすい場所です。気になる時は、分け目の線だけに塗るのではなく、分け目の両側にも分け線を作って塗るのがコツです。
| 分け線 | 位置 | 塗り方 |
|---|---|---|
| 1本目 | いつもの分け目 | 分け目に沿って、少しずつ塗る |
| 2本目 | 分け目から指1本分右 | 1本目と平行に分けて塗る |
| 3本目 | 分け目から指1本分左 | 同じく平行に分けて塗る |
| 仕上げ | 頭頂部から全体 | 指の腹でなじませる |
分け目の線上だけに液を集めると、同じ所に量が偏りやすくなります。
分け目をどこに移せばいいか迷う時は、美容院で聞いてみるのもおすすめです。
「分け目の地肌が気になってきたので、分け目を変えるならどの辺がいいですか」両側に広げておくと、分け目を変えた日にも塗った範囲が地肌に残っていて安心です。
女性の分け目が気になる時は
日本皮膚科学会は、女性型の薄毛では、前髪が残って、その奥から頭頂にかけて薄くなることが多いと説明しています。分け目だけでなく、頭頂部まで含めて塗る範囲を考えておくとよいですよ。
女性向けの育毛剤には、マイナチュレのように前頭部と後頭部の塗る点の数まで案内している物もあります。手元の商品の案内を確かめてみてください。
- 分け目と、その両側に平行な分け線を作る
- 地肌にノズルを当てて、少しずつ塗る
- 頭頂部から全体へなじませて仕上げる
- 分け目の線にだけ、まとめて塗る
- 髪の上からスプレーして終わりにする
- 1回の目安量を超えて足していく
こめかみ・後頭部はどう塗る?髪の長さと容器で変えるコツ
こめかみや後頭部は、気になる場所としては後回しになりがちです。でも、頭皮全体になじませる仕上げの時に、一番塗り残しが出やすいのもこのあたりなんです。
こめかみは、耳の上から頭頂部へ向かって縦に分け線を作ります。後頭部は、首の付け根あたりから上へ向かって横に分け線を作り、下から順に塗っていくと手が届きやすくなります。
| 髪の長さ | 分け線の作り方 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 短い髪 | 指で髪を立てるだけで地肌が出る | 塗った後に指でこすりすぎない |
| 耳から肩くらい | くしの柄で線を引き、指で押さえる | 毛先に液が流れないように |
| 肩より長い | ヘアクリップでブロックごとに留める | 分け線を細かく作り、地肌に当てる |
髪が長いほど、液が髪に流れて地肌まで届きにくくなります。ブロックごとにクリップで留めて、1つずつ塗っていくと、手間はかかっても塗り残しが減りますよ。
容器の形ごとの塗り分け方
容器の形によっても、塗り分けのしかたは少し変わります。手元の容器に合わせて考えてみてください。
| 容器の形 | 塗り分けのしかた |
|---|---|
| ノズルを頭皮に当てるタイプ | 分け線に沿ってノズルを滑らせ、線を引くように塗る |
| スプレータイプ | 地肌に近づけて、分け線ごとに少しずつ噴射する |
| 振りかけるタイプ | 分け線の上に少量ずつ落とし、すぐ指でなじませる |
| スポイトや塗布ヘッドのタイプ | 同じ所に集中させず、間隔をあけて置いていく |
『スプレーを頭全体にまんべんなくかければ早いのでは?』と思うこともありますよね。ただ、髪の上からかけると、液の多くが髪に付いて地肌に届きにくくなります。分け線を作る一手間をかけてみてください。
- 耳の上のこめかみに、縦の分け線を作って塗った
- 後頭部は、下から上へ横の分け線で塗った
- 長い髪はブロックごとにクリップで留めた
- 最後に、頭全体を指の腹でなじませた
気になる場所が2か所以上ある時の配分と順番
生え際もつむじも気になる、という方も多いですよね。そんな時は、1回の目安量を場所ごとに分けて配分します。場所が増えても、1回の量は増やさないのが基本です。
| 気になる場所 | 配分の考え方 | 塗る順番の例 |
|---|---|---|
| 生え際とつむじ | 目安量を2か所と全体に分ける | 生え際、つむじ、全体の順 |
| 分け目と頭頂部 | 分け目の3本の線と頭頂部に分ける | 分け目、頭頂部、全体の順 |
| 頭全体が気になる | ブロックに分けて均等に | 前から後ろへ順に |
| こめかみと後頭部 | 左右と後ろに分ける | 右、左、後ろの順 |
例えば、1回の目安が8プッシュの商品で、生え際とつむじの両方が気になるなら、生え際に3プッシュ、つむじに3プッシュ、残りの2プッシュを頭皮全体に、という分け方ができます。目安が「適量」の商品でも、考え方は同じです。
『気になる場所に全部使いたい』という気持ちは自然です。ただ、全体になじませる分を残しておくと、気になる場所の周りまで塗り残しなく広げられますよ。
順番は、見える場所から見えない場所へ進めると塗り残しが減ります。鏡で確かめやすい生え際や分け目から始めて、最後に手探りになるつむじや後頭部へ移るイメージです。
自分用の塗り分けメモを作る
毎回迷わないように、自分用の塗り分けメモを作っておくのがおすすめです。例えば、こんなふうに書いておきます。
| 項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 気になる場所 | 生え際と、つむじ |
| 1回の目安量 | 説明書の量(プッシュ数など) |
| 配分 | 生え際に3本、つむじに放射状に3本、残りを全体 |
| 塗る順番 | 生え際から始めて、つむじ、最後に全体 |
| 確かめ方 | 月に1回、合わせ鏡かスマートフォンで撮る |
メモを洗面台の近くに貼っておくと、家族に塗るのを手伝ってもらう時にも説明しやすいですよ。
塗り分けでよくある失敗
塗り分けに慣れてくると、かえって起きやすい失敗もあります。思い当たる物がないか、ときどき振り返ってみましょう。
- 気になる場所に配分しすぎて、全体になじませる分が残らない
- 毎回同じ場所から塗り始めて、最後の場所がいつも手薄になる
- 気になる場所が変わったのに、配分を前のままにしている
気になる場所は、季節や髪型で変わることもあります。月に1回写真を撮る時に、塗り分けメモも一緒に見直してみてください。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る発毛剤の場合は「脱毛している頭皮に」
ミノキシジル配合の発毛剤(第1類医薬品)は、育毛剤と違って、塗る場所と量が添付文書で決められています。例えば男性用の物は「成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布してください」と書かれています。
- 塗る場所は「脱毛している頭皮」。頭皮以外には使わない
- 1回1mLは、脱毛の範囲が狭くても広くても同じ量
- 同じ所に集中させず、1〜2cm間隔で塗り広げる商品もある
- ほかの育毛剤や外用剤を同じ頭皮に一緒に使わない
メディカルミノキ5の添付文書では、1回1mLは脱毛範囲の大小に関係なく守ること、1mLは塗り広げれば頭皮全体に十分行きわたる量として設計してあることが書かれています。公式の塗り方では、1〜2cm間隔でトントンと押し当てながら塗り、同じ所への集中塗布は避けるよう案内しています。
『生え際が気になるから、そこにだけ1mL全部塗りたい』と思っても、添付文書の塗り方を優先してくださいね。発毛剤を使うかどうか、どこにどう塗るかは、購入する薬局の薬剤師に相談しましょう。
女性用の発毛剤で書かれていること
女性用の発毛剤の中には、髪の長い人は髪を押し広げて、髪に薬液がつかないよう頭皮に丁寧に塗るよう書かれている物もあります。長い髪の方は、分け線を細かく作るほど地肌に届きやすくなります。
育毛剤と発毛剤の違いは育毛剤と発毛剤の違いで、つける場所の基本と髪につけない理由は育毛剤をつける場所で紹介しています。
よくある質問
育毛剤はどこにつけるのが基本ですか?
頭皮につけるのが基本です。気になる場所を中心に塗り、そこから頭皮全体になじませる流れを案内している商品が多くあります。
気になる場所だけに塗れば十分ですか?
気になる場所を中心にしつつ、仕上げに頭皮全体になじませるのがおすすめです。商品によっては頭皮全体を何ブロックかに分けて塗る方法を案内しているので、説明書を確かめてください。
生え際とつむじの両方が気になる時、量を2倍にしてもいいですか?
1回の量は説明書の目安を守りましょう。場所が増えた時は、目安量を場所ごとに分けて配分します。
つむじにうまく塗れているか分かりません。
合わせ鏡か、スマートフォンで頭頂部を撮ってから塗ると分け線を作りやすくなります。つむじを中心に放射状に分けて、地肌にノズルを当てて少しずつ塗ってみてください。
分け目を毎日変えた方がいいですか?
分け目の地肌が気になる時は、分け目の両側にも分け線を作って塗っておくと、分け目を変えた日にも塗った範囲が地肌に残ります。髪型そのものの見直しは美容師さんに相談するのもおすすめです。
眉毛やもみあげにも育毛剤をつけていいですか?
頭皮用の育毛剤は頭皮に使う物です。髪と地肌以外の部位には使わないよう書かれている商品もあるので、頭皮以外に使うのはやめておきましょう。
塗った後は、どこをマッサージすればいいですか?
育毛剤は、気になる場所から頭皮全体へ指の腹でなじませる流れを案内している商品が多くあります。発毛剤については、マッサージは塗る前にするよう大正製薬が解説しているので、手元の商品の案内を確かめてください。
まとめ
- 育毛剤は頭皮につけ、気になる場所を中心に頭皮全体へなじませる
- 生え際は額と平行、つむじは放射状、分け目は両側にも分け線を作る
- 2か所以上気になる時は、1回の目安量を配分し、見える場所から塗る
- 自分用の塗り分けメモを作ると、毎日の塗り方が安定する
- 発毛剤は脱毛している頭皮に1回分を塗り広げ、薬剤師に相談する





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