発毛剤から育毛剤への切り替えは?切り替える前の確認と順番

テーブルに並ぶラベルの無い2本のボトルとノート

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発毛剤を使ってきたけれど、育毛剤に替えようか迷っている。『毎日2回はきついし、もう少し手軽な物にしたい』と感じている方もいるはずです。

結論から言うと、発毛剤から育毛剤への切り替えはできますが、自分だけで決めずに、買った店の薬剤師に一度相談してからにするのが安心です。発毛剤の説明書には、使うのをやめると徐々に元に戻ると書かれているので、それを分かったうえで選ぶことが大事なんです。

この記事を読むと、切り替える前に見ておきたい点と、相談から使い始めまでの順番が分かります。

目次

発毛剤から育毛剤に切り替えても大丈夫?先に答え

先に答え
  • 切り替えること自体は、あなたが決めてかまわない
  • ただし発毛剤と育毛剤は区分も表示できる効能も違う物で、同じ物の言い換えではない
  • 発毛剤の説明書には「使用を中止すると徐々に元に戻ります」とある
  • 迷ったら、買った店の薬剤師か医師に相談してから進める

発毛剤は第1類医薬品、育毛剤の多くは医薬部外品です。区分が違えば、箱に書ける効能の言葉も、買う時の決まりも違ってきます。

『じゃあ、育毛剤に替えたら意味がなくなるの?』と心配になりますよね。そうとは限りません。

ただ、発毛剤に期待していた変化が、育毛剤でもそのまま続くとは言えないんです。ここを分かったうえで、自分の目的に合うほうを選ぶ、という順番で考えてみてください。

区分の違いそのものは育毛剤と発毛剤の違いにまとめてあります。この記事は「切り替える時」にしぼってお話ししますね。

切り替えると何が変わる?区分と使い方の違い

切り替える前に、何が変わるのかを並べておきましょう。違いが分かると、相談の時に聞きたいことも見えてきますよ。

見る所発毛剤(第1類医薬品)育毛剤(医薬部外品)
効能・効果の表示壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛 などの範囲
使える人製品ごとに年齢・性別の条件がある商品ごとの使用上の注意で確かめる
使い方1日2回、1回1mLなど製品の用法どおり1日の回数や量は商品ごとに違う
買う時薬剤師が年齢などを聞いたうえで、書面を使って説明するドラッグストアや通販で買える物が多い
やめた時の説明使用を中止すると徐々に元に戻ると記載商品ごとの案内を確かめる

表の「発毛促進」という言葉は、育毛剤の効能の範囲にも入っています。名前が似ているので混同しやすいのですが、発毛剤の効能とは別の、医薬部外品の範囲の言葉なんです。

1日の手間はどう変わる?

発毛剤は、製品の用法に「1日2回、1回1mL」と決められている物が多いです。育毛剤は商品によって1日1回の物も2回の物もあり、量の目安もさまざまです。

切り替えで手間が減るかどうかは、選ぶ育毛剤しだいです。『楽になると思ったのに、結局2回だった』とならないように、用法の欄を先に見ておきましょう。

買い方と売り場も変わる

発毛剤は第1類医薬品なので、店では薬剤師がいる時間にしか買えず、売り場も区分ごとに分けられています。育毛剤(医薬部外品)は、一般の棚に並んでいることが多いです。

切り替えると、買うたびに説明を受ける場面がなくなります。そのぶん、使用上の注意は自分で読む、という意識を持っておきたいですね。

発毛剤の説明書は捨てずにとっておく

切り替えた後でも、相談の時に「何をどのくらい使っていたか」を伝える材料になります。箱と説明書は、しばらく手元に残しておくと安心です。

切り替えを考えた理由別、判断の目安

切り替えたい理由は、人によって違いますよね。理由ごとに、先に考えたいことと相談先を表にしました。

今の状況先に考えたいことまず相談する相手
使い始めてまだ4か月たっていない説明書の「少なくとも4ヵ月間」の目安の途中か買った店の薬剤師
6か月使って変化が分かりにくい説明書が相談を案内している時期にあたる薬剤師か医師
頭皮の赤み・かゆみ・かぶれがある切り替えより先に、使うのを止めて相談する皮膚科、薬剤師
頭痛・めまい・むくみなど体の変化がある育毛剤選びの前に体の相談をする医師
持病の治療や薬が新しく始まった主治医に発毛剤のことを伝えたか主治医、薬剤師
毎日2回が続かない回数の少ない育毛剤で目的が満たせるか薬剤師、登録販売者
費用が気になる1か月あたりの費用で比べ直したか公式の価格ページを見て自分で計算

表の上のほうに当てはまる方は、育毛剤を選ぶ前の段階です。体や頭皮の変化がある時は、どの物に替えるかより、まず相談が先なんです。

こんな時は切り替えより先に相談
  • 頭皮に発疹や赤み、かゆみ、かぶれがある
  • 頭痛・めまい・胸の痛み・手足のむくみなどの変化がある
  • 髪がまだらに抜ける、急に抜け毛が増えた

「期間の途中」で迷っている時

『もう少し待てば変わるのかな』と迷う時期もありますよね。ミノキシジル5%の外用液の説明書では、効果が分かるまで少なくとも4ヵ月間は毎日使うよう書かれています。

その途中で替えると、発毛剤が合っていたのかどうかも分からないままになります。期間の考え方は発毛剤を何ヶ月続けるかで紹介しているので、あわせて読んでみてください。

続ける?替える?自分で採点してみる

理由がはっきりしない時は、今の気持ちを点数にしてみると整理しやすくなります。相談の前に、次の表で自分に点を付けてみてください。

質問はいいいえ
説明書の目安の期間(少なくとも4ヵ月)を毎日使えた2点0点
1日2回の用法を、ほぼ守れていた2点0点
頭皮の赤み・かゆみなどは出ていない2点0点
体の変化(頭痛・めまい・むくみ等)は出ていない2点0点
発毛剤を続ける費用と手間に、まだ納得できている1点0点
発毛剤を選んだ時の目的が、今も変わっていない1点0点

点数は、あくまで相談の時に話す順番を決めるための物です。高い・低いで良し悪しを決めるのではありません。

点数の見方
  • 8点以上: 続けるか替えるか、薬剤師と落ち着いて話し合える段階
  • 4〜7点: 期間や使い方に見直せる所がないか、先に相談する
  • 頭皮や体の項目が0点: 点数に関係なく、使うのを止めて医師・薬剤師に相談

例えば、期間も用法も守れているのに、費用の項目だけが0点。そんな時は「替えるかどうか」より「1か月あたりの費用をどう考えるか」が話の中心になります。

反対に、用法が守れていなかった場合は、育毛剤に替えても同じように続かないこともあるんです。『どうして続かなかったのか』を先に振り返っておくと、次の物選びで同じつまずきを防げますよ。

採点で迷う項目があった時

「ほぼ守れていた」かどうか、自信がない方もいますよね。その時は、残っている発毛剤の量から、使えた日数のおおよそを見てみてください。

1本の量と1日の使用量が分かれば、何日分を使ったかを数えられます。これも、相談の時にそのまま伝えられる材料になります。

切り替えはどこに相談する?相手ごとに聞けること

『相談って、どこに行けばいいの?』と迷う方も多いですよね。相談先ごとに、聞きやすいことを分けてみました。

相談先聞きやすいこと持っていく物
発毛剤を買った店の薬剤師切り替えてよいか、間をあけるか、次の物の注意書き発毛剤の箱と説明書、使った期間のメモ
皮膚科の医師頭皮の赤みやかゆみ、抜け方が気になる時の見立て使っていた物の名前、症状が出た時期
主治医持病や飲んでいる薬との関係お薬手帳、発毛剤の説明書
メーカーのお客様相談窓口製品の使い方や注意書きの読み方製品名、購入日
消費生活センター(188)定期購入の解約がうまくいかない時申し込み画面の控え、メール

第1類医薬品を売る店では、薬剤師が販売し、使う人の年齢や他の薬の使用状況を確かめることになっています。相談があった時に情報を伝えるのも、店の役割なんです。

相談の時の伝え方

うまく話せるか不安なら、こんなひと言から始めれば十分です。

「こちらで買った発毛剤を5か月使っています。育毛剤に替えたいのですが、注意することはありますか」

続けて、替えたい理由と、頭皮や体の変化の有無を伝えてみてください。薬剤師が知りたいのは、だいたいこの3つですよ。

相談の前にメモしておくこと
  • 使っている発毛剤の製品名と、使い始めた日
  • 1日に使えていた回数と量
  • 替えたい理由(手間・費用・頭皮の調子・体の変化など)
  • 飲んでいる薬や、治療中の病気があるか
  • 次に使いたい育毛剤の候補があれば、その名前

発毛剤をネットで買っていた時の相談先

通販で買っていた方は、『店に行っていないから相談しづらい』と感じるかもしれません。第1類医薬品を売る通販サイトにも、薬剤師が対応する相談の窓口や時間が表示されています。

購入履歴のメールやマイページに、販売した店舗の名前と連絡先が載っていることが多いです。そこに問い合わせるか、近くの薬局に箱と説明書を持っていって相談してみてください。

切り替えの順番:相談から使い始めまで

相談がすんだら、実際の切り替えに進みます。前・当日・後の3つに分けて考えると、抜けが出にくいですよ。

切り替えの流れ
  1. 薬剤師や医師に相談し、間をあけるかどうかを聞く
  2. 次の育毛剤の区分・有効成分・用法・使用上の注意を読む
  3. 発毛剤を止めた日と、育毛剤を始めた日をメモする
  4. 育毛剤は商品の用法どおりの回数と量で使う
  5. しばらくは頭皮の赤みやかゆみがないか、鏡で見ておく

発毛剤の説明書には、使っている間は他の育毛剤や外用剤を頭皮に使わないよう書かれています。つまり、両方を重ねて様子を見るのではなく、入れ替える形になるんです。

重ねて使うことについては育毛剤・発毛剤を一緒に使えるかで紹介しています。

切り替えた後に見ておくこと

切り替えたあとは、抜け毛の量や髪の見え方が気になって、毎日鏡を見てしまいますよね。ただ、髪が生え変わるには時間がかかります。

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、毛が抜けた後の休止期は2〜3ヶ月とされています。数日で判断せず、写真を同じ場所・同じ明るさで月に1回ほど撮っておくと、落ち着いて見比べられますよ。

記録する日撮る所メモすること
切り替えた日頭頂部・生え際・分け目発毛剤を止めた日、育毛剤の名前
1か月後同じ3か所頭皮の赤み・かゆみ、使えた回数
3か月後同じ3か所抜け毛の気になり方、続けやすさ
気になる変化があった日気になった所いつ、どんな変化か

切り替えた後に抜け毛が増えた気がしたら

『替えたら抜け毛が増えた気がする』と不安になることもあるかもしれません。抜け毛の量は、季節やヘアケアの仕方でも変わるので、切り替えだけが理由とは言い切れないんです。

それでも気になる時は、記録の写真とメモを持って、薬剤師か皮膚科で相談してみてください。まだらに抜ける、急に増えたと感じる時は、早めに皮膚科へ行くのが安心です。

育毛剤を選ぶ時に見る表示

切り替え先の育毛剤を選ぶ時は、箱の表示を順番に見ていきます。発毛剤で慣れた「説明書を読む」習慣は、そのまま役に立ちますよ。

切り替え先を選ぶ時の確認
  • 箱に「医薬部外品」の表示があるか
  • 有効成分として何が入っているか、箱の欄で読めるか
  • 効能・効果の欄に、自分の目的に合う言葉があるか
  • 毎日の回数と量を、今の暮らしの中で守れそうか
  • 使用上の注意の中に、自分に当てはまる人の条件がないか

アルコールの強さや香り、容器の形も、続けやすさに関わります。発毛剤の時に「ここが使いにくかった」という点があれば、それを避けられる物を選ぶと、切り替えた意味が出てきます。

育毛剤の基本や選び方の考え方は育毛剤とはにまとめています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

通販の定期購入を止める時

発毛剤を通販の定期便で買っていた方は、止め忘れに気をつけたいところです。解約の締め切りは商品ごとに違うので、マイページや購入時のメールで確かめておきましょう。

消費者庁は、通販の最終確認画面で、定期購入の各回の分量や代金、解約の方法などを表示するよう事業者に求めています。申し込んだ時の画面の控えがあれば、解約の条件もそこで確かめられます。

切り替えでよくある失敗と防ぎ方

最後に、切り替えの時に起こりがちな失敗をまとめておきます。どれも、少しの確認で防げることばかりです。

よくある失敗起こりやすい理由防ぎ方
発毛剤と育毛剤を同じ日に重ねて塗る「念のため両方」と考えてしまう説明書の他の外用剤の項目を読む
頭皮が赤いまま育毛剤を始める早く替えたい気持ちが先に立つ頭皮が落ち着くまで待ち、皮膚科で相談
育毛剤の量を多めにする物足りなく感じる用法の量を守る
1〜2週間で次の物に替える変化をすぐ見たくなる写真の記録で月単位で見る
定期便を止め忘れる締め切りを知らない次回お届け日と締め切りをメモ

『早く結果を知りたい』と思うのは、自然な気持ちです。ただ、短い間に何度も替えると、どれが合っていたのかが分からなくなってしまうんです。

切り替えの話で出てくる言葉

相談の時に出てくる言葉も、意味を知っておくと話が早いですよ。

  • 第1類医薬品: 薬剤師が販売し、書面で説明する区分の一般用医薬品
  • 医薬部外品: 人体への作用が穏やかで、決められた目的に使う物。育毛剤の多くはこの区分
  • 用法・用量: 1日の回数と1回の量。説明書や箱に書かれている
  • 使用上の注意: 使えない人や、やめて相談する目安が書かれた欄
  • 外用剤: 塗ったり付けたりして使う物。発毛剤の説明書では頭皮への併用を避ける物として出てくる

よくある質問

発毛剤をやめた次の日から育毛剤を使ってもいいですか?

間をあけたほうがいいかは、頭皮の状態や使っていた製品で変わります。買った店の薬剤師に、止める日と始める日を伝えて聞いてみてください。

育毛剤に切り替えると、発毛剤で感じた変化は続きますか?

発毛剤の説明書では、使うのをやめると少しずつ元に戻るとされています。育毛剤で同じ変化が続くとは言えないので、そこを分かったうえで選びましょう。

発毛剤と育毛剤を交互に使うのはどうですか?

発毛剤の説明書には、使っている間は他の育毛剤や外用剤を頭皮に使わないよう書かれています。交互に使うより、どちらか一方にしぼる考え方です。

切り替えの相談は、買った店以外の薬局でもできますか?

できます。どの店で買った物でも、箱と説明書を持っていけば相談に乗ってもらいやすくなります。

育毛剤から発毛剤に戻すこともできますか?

戻すこと自体はできますが、発毛剤は第1類医薬品なので、買う時に薬剤師から説明を受けます。体調の変化や飲んでいる薬があれば、その時に伝えてください。

女性用の発毛剤から切り替える時も同じですか?

考え方は同じで、まず買った店の薬剤師に相談します。妊娠中・授乳中の方や持病がある方は、育毛剤を使う前にも医師や薬剤師に相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 発毛剤から育毛剤への切り替えは、薬剤師に一度相談してから進めると安心
  • 発毛剤は使用を中止すると徐々に元に戻ると説明書に書かれている
  • 頭皮や体の変化がある時は、切り替えより相談が先
  • 発毛剤と育毛剤は重ねずに入れ替え、始めた日をメモする
  • 切り替え先は区分・有効成分・用法・使用上の注意で選ぶ
  • 定期便の解約の締め切りも忘れずに確かめる
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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