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キャピキシル配合のエッセンスを使っていると、『抜け毛だけじゃなくて白髪にも効いたらいいのに』と思うこと、ありますよね。広告で「エイジングケア」と書かれていると、なおさら期待してしまいます。
結論から言うと、キャピキシルが白髪に効果があると表示できる商品はありません。キャピキシルは化粧品の原料の名前で、白髪を減らしたり黒くしたりする効能は、どの区分でも表示の範囲に入っていないからです。
この記事では、キャピキシルと白髪の関係を表示のルールから整理し、白髪ケアとの上手な付き合い方をお伝えしますね。
キャピキシルは白髪にも効果がある?先に答え
- キャピキシルは化粧品原料の名前で、商品では「保湿」などの目的で表示されている
- 化粧品にも、医薬部外品の育毛剤にも、白髪への効能は表示できない
- 白髪と抜け毛は、髪の中で起きていることが別
- 白髪が気になるなら、染めるか、目立たなくする工夫と分けて考える
『じゃあ、キャピキシル配合のエッセンスは白髪の人には意味がないの?』と感じた方もいるかもしれません。そうではなく、頭皮や髪のうるおいを保つための物として使い、白髪は別の手段でケアする、という分け方になります。
白髪が気になる年代は、抜け毛や髪のハリ・コシも気になり始める時期と重なりますよね。だからこそ、それぞれに合う物を選び分けることが大事なんです。
キャピキシルは商品の中で何のために入っている?
キャピキシルは、海外の原料メーカーが供給している化粧品原料の商品名です。国内の商品の成分表では、アセチルテトラペプチド-3とアカツメクサ花エキスの名前で書かれます。
商品ページを見ると、配合の目的が書かれていることがあります。例えば、ある頭皮用エッセンスでは「キャピキシル(アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス:保湿)」と表示されています。
| 商品での書かれ方 | 読み取れること |
|---|---|
| 成分名の横に「保湿」 | うるおいを与える目的で配合されている |
| 全成分に名前が並ぶだけ | 目的は書かれていない。販売元に聞くと確実 |
| 広告に「エイジングケア」 | 年齢に応じたお手入れという意味で、効能ではない |
| 広告に「白髪にも」 | 表示の範囲を超えていないか、慎重に読む |
原料メーカーの資料には、さまざまな働きの説明が載っています。あくまで原料メーカーの説明なので、商品の効能として読まないようにしましょう。
キャピキシル配合の商品は、どの区分で売られている?
キャピキシルの配合が公式に表示されている頭皮用の商品を見ると、区分は化粧品や養毛料が中心です。医薬部外品の有効成分の欄にキャピキシルが書かれた商品は見当たりません。
| 商品の例 | 区分の表示 | 白髪についての表示 |
|---|---|---|
| ケフトル バイタルウェーブスカルプローション | 化粧品 | 見当たらない |
| MARO17 頭皮用エッセンス コラーゲンショット | 医薬部外品の表示なし | 見当たらない |
| アングレの海外スカルプエッセンス | 養毛料(医薬部外品ではないと公式に記載) | 見当たらない |
どれも、白髪のための商品としては紹介されていません。選び方を知りたい方は、キャピキシル配合の育毛剤のおすすめで目的別に紹介しています。
キャピキシルの基本や成分表での見つけ方は、キャピキシル配合の育毛剤とは?成分表示の見方と女性が選ぶ時でくわしく取り上げています。
化粧品と医薬部外品、白髪について表示できる範囲
キャピキシルが白髪に効くと言えない理由は、区分ごとに表示できる言葉が決まっているからです。ここを押さえておくと、広告に振り回されにくくなりますよ。
化粧品で表示できる頭皮・毛髪の効能は、「頭皮、毛髪をすこやかに保つ」「毛髪にはり、こしを与える」「頭皮、毛髪にうるおいを与える」などの16項目です。この中に、白髪を減らす・黒くするといった項目はありません。
医薬部外品の育毛剤で表示できるのは、「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」です。こちらにも白髪は入っていません。
- 頭皮、毛髪をすこやかに保つ
- 頭皮、毛髪にうるおいを与える
- 毛髪にはり、こしを与える
- 白髪が減る
- 白髪が黒くなる
- 白髪を予防する
『「ハリ・コシ」と「白髪」は近い話じゃないの?』と思う方もいるはずです。ハリ・コシは髪の手ざわりや立ち上がりの話で、髪の色の話とは別なんです。
白髪と抜け毛は、髪の中で起きていることが違う
白髪は、髪に色が付かなくなる変化です。日本皮膚科学会雑誌の総説では、毛根のそばにある色素幹細胞が毛周期ごとに色素細胞を送り、それで髪に色が付くと説明されています。
色素幹細胞の維持がうまくいかなくなると、色素細胞が送られなくなって白髪になる、とされています。一方の抜け毛は、髪が育って抜けかわる「毛周期」の話です。
| 気になる変化 | 髪の中で起きていること | 関わる手段の例 |
|---|---|---|
| 白髪 | 髪に色が付かなくなる | 白髪染め・ヘアマニキュア等 |
| 抜け毛・薄毛 | 毛周期や髪の太さの変化 | 医薬部外品の育毛剤・皮膚科での相談 |
| ハリ・コシ・パサつき | 髪の手ざわりや水分・油分 | 化粧品のヘアケア・頭皮用エッセンス |
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでも、年齢とともに髪が細くなったり、色が失われて白髪になったりする変化があり、その程度には個人差があると書かれています。白髪と抜け毛が同じ時期に気になるのは自然なことなんです。
白髪と育毛剤全体の関係は、育毛剤で白髪は減る?白髪と抜け毛の対策と育毛剤の範囲でも取り上げています。
「白髪にも」と読める広告や商品名の見分け方
キャピキシル配合の商品の中には、「ブラック」「エイジング」のように、白髪を連想させる名前や言葉が付いた物もあります。名前の印象だけで、白髪向けの商品だと決めないようにしましょう。
- 商品名の「ブラック」などは、色の効果のことか、商品説明で確かめる
- 「白髪」の言葉が、効能の欄に書かれているかを見る
- 化粧品なら、表示できる16項目の範囲の言葉かどうかを見比べる
- 使った人の声の「白髪が減った気がする」は、効能として読まない
- 白髪を染める成分が入っているなら、それは染毛の商品として扱う
例えば、年齢を重ねた髪の「ハリ・コシケア」をうたう頭皮用エッセンスがあります。これは髪の手ざわりの話なので、白髪の色が変わるという意味ではありません。
『それなら、どこまでを期待していいの?』と迷った時は、商品の区分と、そこに書かれた言葉だけを手がかりにするのがいちばん確実です。
白髪染めをしている人がエッセンスを選ぶ時の見どころ
白髪染めを続けている方がキャピキシル配合のエッセンスを選ぶなら、白髪への効き目ではなく「染めた髪と一緒に使いやすいか」で比べるのがおすすめです。商品ページで次の点を見てみてください。
| 見るところ | 確かめたいこと |
|---|---|
| 使用上の注意 | 毛染めの前後の扱いが書かれているか |
| 全成分のエタノール | 前のほうに書かれているか(アルコールが多めの目安) |
| 容器の形 | 頭皮だけに付けやすいノズルやスポイトか |
| 香り | 白髪染めの後の頭皮のにおいと重なって気にならないか |
| 問い合わせ先 | 毛染めとの間隔を聞ける窓口があるか |
案内が見つからない時は、「白髪染めを月に1回くらいしているんですが、何日空ければいいですか?」と販売元に聞いてみると、自分の使い方に合わせた答えがもらえますよ。
年齢とともに気になる髪の変化は、ひとつずつ分けて見る
白髪、髪のボリューム、パサつきは、同じころに気になり始める方が多いですよね。まとめて1本で何とかしようとすると、何が合っているのか分からなくなりがちです。
鏡で見る時は、「色」「量」「手ざわり」の3つに分けて、気になる順番をメモしておきましょう。色は白髪染め、量は医薬部外品の育毛剤や皮膚科、手ざわりは化粧品のヘアケアと、相談先や選ぶ物がはっきりします。
白髪をケアする手段は、区分も役割も別
白髪が気になる時の手段は、主に「染める」か「目立たなくする」かです。染める物にも区分の違いがあるので、知っておくと選びやすくなりますよ。
消費者庁の消費者安全調査委員会の報告書では、ヘアカラーリング剤は、医薬部外品の「染毛剤」と化粧品の「染毛料」に分けられると説明されています。
| 手段 | 区分 | 特徴(報告書の説明) | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| 酸化染毛剤(ヘアカラー・白髪染め) | 医薬部外品 | 髪の内部まで染めて色落ちが少ない | かぶれ(アレルギー性接触皮膚炎)を起こしやすい |
| ヘアマニキュア(半永久染毛料) | 化粧品 | 髪の表面に吸着して染め、脱色しない | 色持ちは染毛剤より短い |
| 分け目を変える・髪型で隠す | なし | 道具がいらない | 根本の色は変わらない |
キャピキシル配合のエッセンスは、このどれにも当てはまりません。白髪のケアとは別の、頭皮と髪のうるおいを保つための物として位置づけておきましょう。
白髪を目立たなくする工夫
染めない日が続く時や、染めるまでの間は、見え方を工夫するだけでも気分が変わりますよ。どれも道具がいらず、今日から試せることです。
| 工夫 | やり方の例 |
|---|---|
| 分け目を変える | いつもの分け目から少しずらして、根元の白髪が並んで見えないようにする |
| 根元を立ち上げて乾かす | ドライヤーで根元を起こし、地肌と白髪が一緒に見えにくくする |
| 髪の長さや髪型を見直す | 生え際やつむじの白髪が目立ちにくい髪型を美容室で相談する |
| 染める間隔を決めておく | 根元が伸びてきたら部分的に染めるなど、美容室と計画を立てる |
分け目を変える時は、同じ場所ばかり日に当たったり引っ張られたりしないので、頭皮の負担を減らすことにもつながります。
白髪染めでかぶれたことがある時は
同じ報告書は、毛染めの肌トラブルの多くが接触皮膚炎で、軽いからと染め続けると急にひどくなることがある、と注意しています。業界の注意表示では、染毛の48時間前に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をするよう決められています。
以前にヘアカラーでかぶれたことがある方は、白髪染めを使う前に皮膚科で相談してください。頭皮用エッセンスも、かぶれが落ち着くまでは使わずにおきましょう。
キャピキシル配合エッセンスと白髪染めを両立させる段取り
白髪染めをしながら、キャピキシル配合のエッセンスも続けたい方は多いですよね。ポイントは、染めた直後の数日の扱いです。
育毛剤や頭皮用エッセンスの多くは、エタノールを含みます。メーカーによっては、白髪染めやヘアカラーの直後は色落ちの可能性があるので2〜3日は使用を控える、と案内しています。
| メーカーの案内の例 | 内容 |
|---|---|
| 染めた直後の扱い | 2〜3日は使用を控える |
| 施術後の間隔 | 1週間程度の安定期間を空ける |
| 使った後 | ぬれた状態では色落ちすることがあるので、よく乾かす |
| 医薬品の発毛剤 | 完全に染毛を終えた後に使う |
案内は商品によって違うので、手元の商品の使用方法と注意を読んでおきましょう。書かれていない時は、販売元に聞くのが確実です。
- 染める日を決め、48時間前にパッチテストをする
- 染める前日まではいつもどおりエッセンスを使う
- 染めた当日は使わない
- 商品の案内にある日数を空けてから再開する
- 再開後は、頭皮に付けて髪には付けすぎないようにする
美容室で染める時は、「頭皮用のエッセンスを毎日使っています」とひと言伝えておくと、施術の日の過ごし方を一緒に考えてもらえますよ。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見るエッセンスを付ける場所と量を決めておく
白髪染めと両立させる時に意外と大事なのが、エッセンスを「髪」ではなく「頭皮」に付けることです。髪に付くほど色落ちの心配が増えるので、付ける場所を決めておくと安心ですよ。
- 髪を小分けにして、地肌が見えるところに付けている
- スポイトやノズルの先を地肌に近づけて付けている
- 案内の量を守り、垂れるほど付けていない
- 付けた後は、指の腹で頭皮になじませている
- 寝る前に付けたら、髪をよく乾かしてから休んでいる
『いつもより多めに付けたほうが効きそう』と思っても、量を増やすのはやめておきましょう。つけすぎは、べたつきや色落ちのもとになりやすいんです。
よくある失敗と、その防ぎ方
キャピキシルと白髪の話では、期待のずれから起きる失敗が多いんです。先に知っておくと防げます。
白髪にも効くと思ってキャピキシル配合のエッセンスを増やし、量が多すぎて頭皮がべたついたり、染めた色が落ちやすくなったりすること。量は商品の案内どおりが基本です。
| 失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 白髪が変わらないので、エッセンスを次々に替える | 白髪とエッセンスの目的を分けて考える |
| 染めた当日にエッセンスを付ける | 商品の案内の日数を空ける |
| 白髪を抜いて目立たなくする | 抜かずに、染めるか髪型で工夫する |
| 頭皮のかゆみを我慢して両方続ける | どちらも止めて皮膚科で相談する |
『白髪は抜いたほうが早いかな』と思うこともありますよね。ただ、毛根に負担がかかるので、抜くより染めたり分け目を変えたりするほうがおすすめです。
白髪と抜け毛が両方気になる時の相談先
白髪と抜け毛が同時に気になると、どこに相談すればいいか迷いますよね。気になることごとに、相談先を分けておくと動きやすくなります。
| こんな時 | 相談先 |
|---|---|
| 抜け毛の量が急に変わった・一部だけ抜ける | 皮膚科 |
| 毛染めでかぶれた・頭皮に赤みやかゆみがある | 皮膚科 |
| 白髪染めの選び方や染め方 | 美容室・理容室 |
| 発毛剤(医薬品)も検討している | 発毛剤を扱う店の薬剤師・医師 |
| 妊娠中・授乳中や、通院中の病気がある | 主治医・薬剤師 |
育毛剤を使い始めてからの変化の受け止め方は、育毛剤はいつから効果が出る?期間の目安も参考になります。
白髪の話で出てくる言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 色素幹細胞 | 毛根のそばで、髪に色を付ける細胞のもとになる細胞 |
| 染毛剤 | 医薬部外品のヘアカラー(白髪染め) |
| 染毛料 | 化粧品のヘアマニキュアなど |
| パッチテスト | 染める前に、肌に合うか少量で試す方法 |
| 配合目的 | 成分を入れた理由(保湿など)として商品に書かれる言葉 |
よくある質問
キャピキシル配合のエッセンスを使うと白髪が減りますか?
白髪が減ると表示できる商品はありません。キャピキシルは化粧品原料で、商品では保湿などの目的で表示されています。
キャピキシルで白髪を予防できますか?
白髪の予防も、化粧品や医薬部外品の育毛剤で表示できる効能に入っていません。白髪は染めるか目立たなくする工夫で、別にケアするのがおすすめです。
白髪染めをしていてもキャピキシル配合のエッセンスは使えますか?
使える商品が多いですが、染めた直後は色落ちしやすいことがあります。手元の商品の案内にある日数を空けてから使ってください。
白髪用のシャンプーとキャピキシル配合のエッセンスは一緒に使えますか?
シャンプーで洗ってから、エッセンスを頭皮に付ける順番が基本です。染める成分が入ったシャンプーなどは、商品の使い方と注意を読んでから組み合わせてください。
白髪と抜け毛が急に増えた気がします。どうすればいいですか?
急な変化は、商品選びより先に皮膚科で相談してください。原因を自分で決めつけず、専門の医師に見てもらうのが安心です。
キャピキシル配合の商品と、医薬部外品の育毛剤はどちらが白髪に向いていますか?
どちらも白髪への効能は表示されていません。抜け毛が気になるなら医薬部外品の育毛剤、頭皮のうるおいを保ちたいなら化粧品のエッセンス、白髪は染めるケア、と目的で分けて選んでください。
白髪を抜くと増えるって本当ですか?
抜くと増えるかどうかは分かっていません。ただ、毛根に負担がかかるので、抜かずに染めたり髪型を工夫したりするのがおすすめです。
まとめ
- キャピキシルは化粧品原料で、白髪に効果があると表示できる商品はない
- 化粧品の16項目にも、医薬部外品の育毛剤の効能にも白髪は入っていない
- 白髪と抜け毛は、髪の中で起きていることが別
- 白髪染めと両立させる時は、染めた直後の日数を空ける
- 育毛剤全体の基本は育毛剤とは?効果の範囲・種類・選び方と使い方の基本で





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