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『ミノサン5っていう発毛剤を聞いたけど、正しい名前はこれで合ってる?』。家族に頼まれた時や、ネットで名前だけ見かけた時、こんなふうに迷うことがありますよね。
結論から言うと、「ミノサン5」という販売名の一般用医薬品は、添付文書の情報で確かめられます。製造販売会社は薬王製薬で、リスク区分は第1類医薬品です。
ただし、よく似た「ミノキサン5」という別の販売名もあります。この記事では、名前があいまいな発毛剤を特定する手順と、国内の医薬品かどうかを確かめる方法が分かります。
ミノサン5はどんな発毛剤?先に答え
- 「ミノサン5」は、ミノキシジルを配合した一般用医薬品の販売名
- リスク区分は第1類医薬品で、製造販売会社は薬王製薬
- 似た名前の「ミノキサン5」も同じ会社の別の販売名として載っている
- どちらかは、箱の販売名とリスク区分、製造販売元で確かめる
- 使えるかどうかは、薬剤師の説明を受けて添付文書で確かめる
添付文書の情報で確かめられる「ミノサン5」の表示は次のとおりです。手元に箱がある時は、同じ内容かを見比べてみてください。
| 項目 | 添付文書に書かれていること |
|---|---|
| 販売名 | ミノサン5 |
| リスク区分 | 第1類医薬品 |
| 製造販売会社 | 薬王製薬株式会社 |
| 有効成分 | ミノキシジル(100mL中5g) |
| 添加物 | エタノール、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、pH調節剤 |
| 効能・効果 | 壮年性脱毛症における発毛,育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防 |
| 用法・用量 | 成人男性(20歳以上)が,1日2回,1回1mLを脱毛している頭皮に塗布 |
この記事は、特定の発毛剤をすすめるものではありません。名前を正しく確かめて、薬剤師に相談するための手がかりとして使ってくださいね。
名前があいまいだと何が困る?
『だいたい合っていれば同じ物でしょ?』と思うかもしれません。でも発毛剤は医薬品なので、名前が違えば別の製品として扱われるんです。
| 名前の書かれ方 | 考えられること | 確かめ方 |
|---|---|---|
| ミノサン5 | 薬王製薬の販売名「ミノサン5」 | 箱の販売名と製造販売元を見る |
| ミノキサン5 | 同じ会社の別の販売名「ミノキサン5」 | 「キ」が入っているかを見る |
| ミノサン 5・みのさん5 | 検索や会話での表記ゆれ | 正式な販売名を薬剤師に確かめる |
| 「ミノ〜」で始まる別の名前 | ほかの会社のミノキシジル配合品 | 製造販売会社の名前を見る |
ミノサン5とミノキサン5は、添付文書で見る限り、どちらも第1類医薬品で、有効成分と添加物の書かれ方も同じです。それでも販売名が違う以上、どちらの話をしているかは分けて確かめましょう。
聞き間違い・打ち間違いは起きやすい
カタカナの名前は、一文字違うだけで別の製品になります。会話で「ミノサン」と聞いた時、相手が「ミノキサン」と言っていた可能性もありますよね。
人づてに聞いた名前は、一度そのまま検索するのではなく、箱の写真を見せてもらうのが一番確実です。写真があれば、販売名・リスク区分・会社名をまとめて確かめられます。
呼び名と販売名を分けて覚える
家族や友人との会話では、製品を短い呼び名で呼ぶこともありますよね。「いつものミノ」「青い箱のやつ」のような呼び方では、どの製品か分かりません。
買う時や相談する時は、呼び名ではなく箱の販売名を使うと決めておきましょう。スマホで箱の表と側面を撮っておけば、次に買う時も迷わずにすみます。
販売名に入っている「5」は、有効成分の量と結びつけて考えがちです。ただ、名前の数字だけで中身を判断せず、添付文書の「成分・分量」の欄で確かめるようにしましょう。
発毛剤を特定する5つの手がかり
名前があいまいな発毛剤を特定する時は、次の5つを順番に見ていくと迷いにくくなります。ここがこの記事の一番大事なところです。
- 販売名を一文字ずつ確かめる(「キ」の有無、数字、記号)
- 箱の表にあるリスク区分の文字(第1類医薬品など)を見る
- 箱の側面や裏の製造販売元・販売元の会社名を見る
- PMDAの添付文書検索で、販売名と会社名が一致する製品を探す
- 分からない点は、箱か写真を持って薬剤師に確かめる
| 手がかり | 箱のどこにあるか | 分かること |
|---|---|---|
| 販売名 | 表の面の大きな文字 | 製品の正式な名前 |
| リスク区分 | 表の面の枠 | 第1類医薬品か、医薬部外品か など |
| 製造販売元 | 側面・裏面 | どの会社の製品か |
| 成分・分量 | 側面・添付文書 | 有効成分とその量 |
| 消費者相談窓口 | 添付文書の最後 | 問い合わせ先 |
3つ以上が一致すれば、ほぼその製品だと考えられます。どれか1つでも食い違う時は、別の製品の可能性があるので、もう一度確かめてみてください。
箱が手元に無い時の手がかり
箱を捨ててしまった、写真も無い、ということもありますよね。そんな時でも、手がかりはいくつか残っています。
- 容器そのものに書かれた販売名と会社名
- 通販の購入履歴や注文確認メールに書かれた商品名
- お店のレシートに印字された商品名
- 薬局で買った時は、その薬局に問い合わせて分かる情報
レシートの商品名は省略されていることがあるので、ほかの手がかりと合わせて見るのがおすすめです。
PMDAの添付文書検索で調べる手順
一般用医薬品の添付文書は、PMDA(医薬品医療機器総合機構)のサイトで探せます。販売名だけでなく、成分名や会社名でも探せるのが便利なところです。
- PMDAの「一般用医薬品・要指導医薬品 添付文書等情報検索」を開く
- 販売名の欄に「ミノサン」と入れて検索する
- 出てきた製品の販売名・製造販売会社・リスク区分を見る
- 名前が見つからない時は、成分名の欄に「ミノキシジル」と入れて探す
- 見つかった添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」を読む
検索の画面には、販売名・薬効分類・効能・効果・製造販売会社・成分名・添加物名・リスク区分などの項目があります。名前があやふやな時は、成分名で探してから一覧の中で販売名を見比べると見つけやすいですよ。
検索で見つからない時は
『検索しても出てこない』という時は、名前の一部だけで探してみてください。「ミノ」だけで探すと、ミノキシジル配合の製品がまとめて出てきます。
それでも見つからない時は、日本の一般用医薬品ではない可能性も考えられます。その場合は自己判断で使わず、薬剤師に相談しましょう。
| 検索の結果 | 考えられること | 次にすること |
|---|---|---|
| 販売名と会社名が一致した | 国内の一般用医薬品 | 添付文書の使用上の注意を読む |
| 名前は似ているが会社が違う | 別の会社の製品 | 箱の会社名と見比べる |
| 何も見つからない | 表記の違い、または国内の一般用医薬品ではない | 箱を持って薬剤師に相談する |
国内の医薬品か確かめる手順
通販で見かけた名前や、海外のサイトで見た名前だと、国内の医薬品かどうかも気になりますよね。国内の一般用医薬品なら、箱は日本語で書かれ、リスク区分の表示があります。
- 箱と添付文書が日本語で書かれている
- 表の面に「第1類医薬品」などのリスク区分の表示がある
- 製造販売元の会社名と所在地が書かれている
- PMDAの添付文書検索で同じ販売名が見つかる
- 買う時に薬剤師の説明を受ける仕組みになっている
外国語の表示しかない物や、販売サイトに薬局の許可の表示が無い物は、個人輸入品の可能性があります。厚生労働省は、個人輸入の医薬品は日本の法律に基づく品質・有効性・安全性の確認がされていないと注意を呼びかけています。
自分で海外から取り寄せた医薬品は、健康被害が起きても公的な救済制度の対象から外れます。偽造品が混じっていることもあるので、自分で取り寄せることはすすめません。
通販サイトの表示で見るところ
ネットの販売ページでは、箱を手に取れません。その代わりに、販売サイトに表示が決められている項目を見ておくと安心です。
厚生労働省の資料では、一般用医薬品の販売サイトに、許可の区分や店舗の名前と所在地、勤務する薬剤師・登録販売者の氏名、実店舗の写真、営業時間と相談時間、副作用被害救済制度の解説などを表示することになっています。
| サイトで見る項目 | 確かめたいこと |
|---|---|
| 許可の区分と許可証の内容 | 薬局・店舗販売業の許可を持つ店か |
| 勤務する薬剤師の氏名 | 第1類医薬品を販売できる体制か |
| 実店舗の写真 | 実際に店舗があるか |
| 相談時間と連絡先 | 困った時に問い合わせできるか |
| 商品ページのリスク区分 | 販売名と第1類医薬品の表示が合っているか |
どれかが見当たらない時は、そのサイトで買うのはいったん待ちましょう。近くのドラッグストアで薬剤師に相談するほうが早いこともあります。
ネットで買う時は、厚生労働省の「一般用医薬品の販売サイト一覧」で、そのサイトが載っているかを調べられます。サイトの見分け方は偽物の見分け方の記事も参考にしてください。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る特定できた後に確かめること
製品が分かったら、次は自分が使えるかどうかです。ミノサン5の添付文書には、次のような使わない人が書かれています。
| 添付文書で使わない人とされている例 | 当てはまるか迷った時 |
|---|---|
| 本剤の成分でアレルギー症状を起こしたことがある人 | 過去にかぶれた頭皮用の薬を薬剤師に伝える |
| 女性 | 女性は使えない。医療機関か薬剤師に相談 |
| 20歳未満の人 | 年齢を確かめる |
| 壮年性脱毛症以外の脱毛症の人 | 円く抜ける・病気や薬の影響が考えられる時は皮膚科へ |
| 脱毛が急激な人 | 急に抜け毛が増えた時は皮膚科へ |
使う前に医師か薬剤師に相談するよう書かれている人もいます。アレルギー歴のある人、高血圧・低血圧の人、心臓や腎臓に障害のある人、むくみのある人、65歳以上の人、甲状腺機能障害のある人などです。
血縁の家族に壮年性脱毛症の人がいない時も、使う前に相談するよう書かれています。持病のある方は、主治医にも一言伝えておくと安心ですよ。
使い始めてから読み返す欄
添付文書は、買った日に一度読んで終わりではありません。使っている途中で迷った時に、どの欄を読み返せばいいかを知っておくと便利です。
| 迷った場面 | 読み返す欄 |
|---|---|
| 頭皮がかゆい・赤い | 相談すること(使用後の症状) |
| 塗る量や回数を忘れた | 用法・用量 |
| ほかの頭皮用の薬も使いたい | してはいけないこと・相談すること |
| しばらく使ったが変化が分からない | 相談すること(使用期間の目安) |
| 旅行に持って行きたい | 保管及び取扱い上の注意 |
『まだ大丈夫だろう』と読み飛ばしがちな欄ほど、困った時に役立ちます。添付文書は箱と一緒に、すぐ取り出せる場所に置いておきましょう。
薬剤師への聞き方の例
聞く時は、名前のあいまいさも含めて正直に伝えるのがコツです。例えば、こんなふうに話してみてください。
「ミノサン5という名前を聞いたんですが、ミノキサン5かもしれなくて。どちらにしても、私が使えるか見てもらえますか?」。薬剤師は年齢やほかの薬の使用などを確かめたうえで、書面で説明してくれます。
名前で迷いやすい場面別の対処
名前のあいまいさは、どんな場面で起きるかによって対処が変わります。よくある場面ごとにまとめておきますね。
| 場面 | よくある迷い | 対処 |
|---|---|---|
| 家族に買ってきてと頼まれた | 名前を聞き間違えたかも | 箱の写真を送ってもらう。使う本人が薬剤師の説明を受ける |
| 掲示板やSNSで名前を見た | 正式な名前か分からない | PMDAの検索画面で正式な販売名を調べる |
| 通販サイトで見つけた | 国内の医薬品か分からない | リスク区分の表示と販売サイトの許可の表示を見る |
| 前に使っていた物と同じ物がほしい | 名前を覚えていない | 購入履歴を見るか、成分名で探して見比べる |
| 手元の箱を捨ててしまった | 何を使っていたか分からない | 容器の表示を見るか、購入履歴で販売名を確かめる |
『家族の分を代わりに買えば早い』と思うかもしれません。ただ、第1類医薬品は使う人の年齢などを確かめて説明する決まりなので、使う本人が説明を受けるのが基本です。
掲示板の書き込みで名前を知った時
匿名の書き込みは、商品名が略されていたり、書き間違いがあったりします。書き込みの名前をそのまま信じず、正式な販売名を一度確かめてから考えましょう。
書き込みの使い方や感想は、年齢や部位、使っている期間が自分と違うことが多いものです。使えるかどうかは、自分の状況を薬剤師に伝えて決めるのが安心ですよ。
発毛剤の名前を確かめる時の言葉の早見表
添付文書や箱には、普段あまり見かけない言葉が出てきます。迷った時に見返してみてください。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 販売名 | 医薬品として承認された正式な製品の名前 |
| リスク区分 | 一般用医薬品を第1類から第3類に分けた区分 |
| 第1類医薬品 | 販売の時に薬剤師が書面を使って情報を伝える医薬品 |
| 製造販売会社(製造販売元) | 箱や添付文書に「製造販売元」と書かれる会社。製品を探す時の手がかりになる |
| 販売会社(販売元) | 「販売元」と書かれる会社。製造販売元と別の会社のこともある |
| 添付文書 | 箱に入っている説明書。使用上の注意や用法が書かれている |
| 個人輸入 | 海外の医薬品を個人で取り寄せること |
そもそも発毛剤と育毛剤がどう違うかは育毛剤と発毛剤の違いで、育毛剤の基本は育毛剤とはどんな商品かで紹介しています。同じ成分の別の発毛剤の表示はミノアップの記事でも見られます。
よくある質問
ミノサン5は国内の医薬品ですか?
販売名「ミノサン5」は、薬王製薬が製造販売する第1類医薬品として添付文書の情報で確かめられます。手元の物が同じかは、箱の販売名と製造販売元で見比べてください。
ミノサン5とミノキサン5は同じ物ですか?
どちらも薬王製薬の第1類医薬品として載っていますが、販売名が違う別の製品です。どちらを使うかは、箱の表示を確かめて薬剤師に相談しましょう。
名前がうろ覚えの時はどう探せばいいですか?
PMDAの添付文書検索で、名前の一部か成分名の「ミノキシジル」で探す方法があります。見つからない時は、箱や写真を持って薬剤師に聞いてみてください。
女性もミノサン5を使えますか?
ミノサン5の添付文書では、使用しない人に女性が挙げられています。女性の薄毛の悩みは、薬剤師や医療機関で別の方法を相談してみてください。
家族の代わりに買ってもいいですか?
第1類医薬品は、使う人の年齢やほかの薬の使用などを確かめて説明する決まりです。使う本人が薬剤師の説明を受けるようにしましょう。
外国語の箱の物はどうすればいいですか?
日本の一般用医薬品ではない可能性があります。個人輸入の医薬品は健康被害が出ても救済制度の対象外なので、使わずに薬剤師に相談してください。
まとめ
- 「ミノサン5」は薬王製薬が製造販売する第1類医薬品の販売名
- 似た名前の「ミノキサン5」は別の販売名なので、箱で一文字ずつ確かめる
- 販売名・リスク区分・製造販売元の3つがそろえば製品を特定しやすい
- PMDAの添付文書検索は、販売名でも成分名でも探せる
- 国内の医薬品か迷う時や使えるか迷う時は、自己判断せず薬剤師に相談する





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