若いうちからの薄毛対策は?育毛剤より先に整える毎日の3つの習慣

洗面所に置かれた白いタオルとくし、ボトルとノートのイメージ

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まだ若いけれど、髪のことが気になってきた。若いうちから薄毛対策をしたいけれど、いきなり育毛剤を買うのは少し早い気がする。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、若いうちからの薄毛対策は、毎日の「睡眠」「食事」「洗髪」の3つを整えるところから始めるのがおすすめです。お金をかけずに今日から始められて、育毛剤を使う時の土台にもなるんです。

この記事では、3つの習慣を毎日の流れに組み込むやり方と、1か月の記録表の付け方が分かります。

目次

若いうちからの薄毛対策は?先に答え

先に結論
  • 若いうちからの薄毛対策は、睡眠・食事・洗髪の3つの習慣から
  • 日本皮膚科学会も、抜け毛を防ぐ特別な方法があるわけではないとしている
  • 3つの習慣は、1日の流れ(朝・日中・夜)に組み込むと続けやすい
  • 1か月の記録表で、できた日とできなかった日を見える形にする
  • 円い形に抜ける・かゆみや赤みが続く時は、習慣より先に皮膚科へ

『習慣なんて、本当に意味あるの?』と思う方もいますよね。正直に言うと、習慣を整えれば髪が増えると言えるわけではありません。ただ、頭皮と髪にとって負担になることを減らす、一番手軽な方法なんです。

習慣整える理由この記事で見るところ
睡眠体を休める時間を確保する寝る前の1時間の過ごし方
食事髪や頭皮の材料になる栄養をかたよらせない1日の食事のどこが抜けやすいか
洗髪頭皮を清潔に保ち、こすりすぎない夜の洗い方の手順

なぜ育毛剤より先に習慣なの?

日本皮膚科学会の一般向けの解説では、「これをすれば髪の毛が抜けなくなるという、特別な予防法があるわけではありません」とされています。そのうえで、生活の中で気をつけたいこととして、次のようなことが挙げられています。

  • 洗う回数は、頭皮がかさつかず、べたつきもしない程度にする
  • 髪を引っぱるような髪型や、カラーのしすぎは控える
  • かたよりのない食事を意識する
  • 休む時間をとって、生活のリズムを整える

つまり、育毛剤を使うかどうかに関係なく、まず整えたい土台があるということですね。育毛剤は、この土台の上に足す物と考えると分かりやすいです。

習慣から始めるよさ
  • お金をかけずに今日から始められる
  • 育毛剤を使う時も、そのまま土台になる
  • 頭皮のトラブルに早く気づきやすくなる
習慣だけでは分からないこと
  • 髪の見え方がどう変わるかは約束できない
  • 病気が隠れている時は見つけられない
  • 効果を感じるまでの期間も決まっていない

育毛剤が向いているのはどんな時?

医薬部外品の育毛剤は、育毛・薄毛・脱毛の予防などを効能として表示できる区分です。習慣を整えたうえで、それでも気になる時に足す、という順番にすると、何が合っていたのかも分かりやすくなります。

育毛剤の基本は育毛剤の特徴と区分で、育毛剤で薄毛の悩みにどう向き合うかは育毛剤で薄毛の悩みは解決できる?で紹介しています。

習慣1:睡眠は「寝る前の1時間」を整える

1つ目は睡眠です。若いうちは夜ふかしが習慣になりやすいですよね。スマートフォンを見ていたら、気づけば深夜だった、という方も多いはずです。

厚生労働省の「Good Sleepガイド(成人版)」では、睡眠の5つの原則が示されています。若い世代の生活の場面に当てはめると、次のようになります。

原則内容若い世代の場面でできること
第1原則6時間以上を目安に十分な睡眠時間を確保起きる時間から逆算して、寝る時間を決める
第2原則光・温度・音に配慮した環境づくり寝る前は部屋の明かりを落とす
第3原則体を適度に動かし、朝食をとり、寝る前はリラックスする朝ごはんを抜かない。通学・通勤で歩く
第4原則カフェイン・お酒・たばこは控えめに夜遅くのエナジードリンクやコーヒーを控える
第5原則眠れない時は専門家に相談眠れない日が続く時は医療機関へ

中学生・高校生の場合は、8〜10時間を参考に睡眠時間を確保するよう案内されています。成人より長めなので、10代の方は特に意識してみてください。

寝る前の1時間の過ごし方

睡眠時間を増やすのが難しい時は、寝る前の1時間の過ごし方を変えるだけでも違ってきます。例えば次のような流れです。

寝る前の1時間
  1. お風呂で髪と頭皮を洗う(洗い方は習慣3で紹介)
  2. 髪を根元から乾かす
  3. 部屋の明かりを少し落とす
  4. スマートフォンを置く場所を、布団から手の届かない所に決める
  5. 起きる時間を確かめて、目覚ましをかける

『スマホを置くなんて無理』と思うかもしれませんね。いきなり全部やめなくて大丈夫です。まずは「布団に入ったら見ない」だけでも試してみてください。

朝の過ごし方も睡眠の一部

睡眠というと夜のことばかり考えがちですが、実は朝の過ごし方も関わっています。厚生労働省の睡眠ガイドのリーフレットでは、朝は日光を浴びて朝食をとり、日中に体を動かし、夜ふかしの習慣化を避けることがすすめられています。

休みの日に昼まで寝ていると、次の日の夜に眠れなくなることもありますよね。平日と休日で、起きる時間をなるべくそろえてみてください。

20歳を過ぎたら、お酒との付き合い方も

お酒を飲む年齢になったら、飲み方も睡眠に関わってきます。厚生労働省の飲酒のガイドラインでは、不安や不眠を解消するための飲酒は避けるべきものとして挙げられています。

あらかじめ量を決めて飲む、飲酒の合間に水を飲む、1週間のうち飲まない日を作る、といった工夫も紹介されています。飲み会が多い時期は、次の日の睡眠も含めて考えておきましょう。

習慣2:食事は「抜けやすい1食」を見つける

2つ目は食事です。食べ物で髪が増えると言えるわけではありませんが、日本皮膚科学会は、髪の新陳代謝には各種のビタミンやミネラルが関係しているので、バランスのとれた食生活を心がけるよう呼びかけています。

バランスの目安には、厚生労働省と農林水産省が決めた「食事バランスガイド」が使えます。料理を5つの区分に分けて、1日に何をどれだけ食べるかを考えるための物です。

区分主な料理の例若い世代で抜けやすい場面
主食ごはん・パン・めんダイエット中に減らしすぎる
副菜野菜・きのこ・海藻の料理コンビニや外食で一番抜けやすい
主菜肉・魚・卵・大豆の料理朝ごはんがパンだけになる
牛乳・乳製品牛乳・ヨーグルト・チーズひとり暮らしで買わなくなる
果物みかん・りんごなど買い置きしないと食べる機会がない

3食のうち、どこが崩れている?

全部の食事を完璧にする必要はありません。まずは、自分の1日の食事のうち、どの1食が一番崩れているかを見つけることから始めましょう。

例えば朝はパンだけ、昼はおにぎりだけ、という方なら、夜に主菜と副菜をそろえるだけで、1日のバランスはかなり変わります。全部を一度に変えるより、1食ずつ直すほうが続きますよ。

コンビニや学食で1品足すコツ

コンビニや学食で済ませる日は、メインの1品に「もう1品」を足すことを意識してみましょう。おにぎりだけの日はサラダや野菜のおかずを、めんだけの日はゆで卵や豆腐を足す、といった具合です。

「今日は何を足そうかな」と考えるだけでも、食事の見え方が変わってきます。毎回でなくていいので、週に何回足せたかを記録表に残してみてください。

無理なダイエットに注意

日本皮膚科学会は、過激なダイエットなどの後に毛の抜けかわりが影響を受け、抜け毛が増える「休止期脱毛」という現象があるとしています。見た目を気にして食事を極端に減らすと、かえって髪のことで悩む原因になるかもしれません。

サプリメントを足したくなった時は

食事の代わりにサプリメントを、と考える方もいるかもしれません。サプリメントは食品なので、育毛の効能をうたえる物ではありません。

まずは食事で整えることを優先し、サプリメントを使う時は、表示されている栄養成分と量を確かめましょう。持病がある方や薬を飲んでいる方は、医師や薬剤師に相談してからにしてください。

習慣3:洗髪は「夜の洗い方」を手順にする

3つ目は洗髪です。毎日のことなので、自己流のまま続けている方も多いですよね。頭皮をこすりすぎたり、すすぎが足りなかったりしていないか、一度見直してみましょう。

夜の洗い方の手順
  1. シャンプーの前に、ぬるめのお湯で髪と頭皮をよくすすぐ
  2. シャンプーは先に手の中で泡を作ってから、髪にのせる
  3. 爪を立てず、指の腹で頭皮をもむように洗う
  4. 泡が残りやすい生え際・耳の裏・えり足は、特に長めにすすぐ
  5. タオルは髪をはさんでポンポンと押さえ、水気を吸わせる
  6. ドライヤーで根元から乾かす

日本皮膚科学会は、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくなったりしない頻度での洗髪を心がけるよう呼びかけています。洗う回数は、自分の頭皮の状態を見ながら決めてかまいません。

汗をかいた日・整髪料を使った日は

部活や運動で汗をかいた日は、汗が残ったまま寝ないようにしたいですよね。整髪料を使った日も、すすぎを丁寧にして、頭皮に残らないようにしましょう。

ドライヤーは、髪に近づけすぎないよう気をつけて使います。濡れたまま寝ると、髪がこすれやすくなるので、根元だけでも乾かしてから寝てくださいね。

ドライヤーの使い方も見直す

富山・石川・福井の消費生活センターが行ったドライヤーのテストでは、吹出口から近い距離で急に温度が上がる製品があり、髪に近づけすぎないよう注意が呼びかけられています。吸込口のほこりや髪の毛を定期的に取り除くこともすすめられています。

使った後は電源を切ってプラグを抜き、コードを本体に巻きつけないことも安全上の注意として挙げられています。毎日使う物なので、取扱説明書も一度読んでおきましょう。

洗髪の見直しで気づけること

毎日同じ手順で洗っていると、頭皮のかゆみや赤み、ふけの変化にも気づきやすくなります。洗っている時に「いつもと違う」と感じたら、記録表にメモしておきましょう。

洗髪中に気づくこと考え方
かゆみがいつもより強いシャンプーや洗い方を見直す。続く時は皮膚科へ
ふけが増えたすすぎ残しがないか確かめる。続く時は皮膚科へ
指に絡む毛が増えた気がする1日の量で決めず、記録表で流れを見る
頭皮に赤みやできものがある自己判断で薬を塗らず、皮膚科で相談する

1か月の記録表の付け方

3つの習慣は、記録すると続きやすくなります。できた日に丸をつけるだけの、シンプルな表で十分です。

週睡眠(目標時間に寝た日)食事(副菜を食べた日)洗髪(手順どおりに洗えた日)気づいたこと
1週目7日中 日7日中 日7日中 日例:寝る前のスマホをやめた
2週目7日中 日7日中 日7日中 日例:テスト前で夜ふかし
3週目7日中 日7日中 日7日中 日例:かゆみが減った気がする
4週目7日中 日7日中 日7日中 日例:外食が続いた

ノートに書いても、スマートフォンのメモに残してもかまいません。1か月たったら、どの習慣が一番できていなかったかを見てみましょう。

1か月たったら見返すこと

見返す時は、全部できたかどうかより、「どの週に崩れたか」「その週に何があったか」を見るのがコツです。テストや繁忙期など、崩れやすい時期が分かれば、次の月はそこに備えられます。

記録を忘れた日はどうする?

記録表は、つけ忘れる日があって当たり前です。思い出した日に、覚えている範囲で丸をつければ十分ですよ。

空欄が多い週は、それだけ忙しかった週ということでもあります。『また続かなかった』と落ち込むより、「この時期は忙しい」と分かったことを次の月に生かしましょう。

あわせて、月に1回、生え際・分け目・つむじの写真を同じ条件で撮っておくと、習慣と見え方の両方を振り返れます。日本皮膚科学会の解説では、1日に抜ける毛はおおよそ100本程度までといわれているので、1日の量だけで判断しないようにしましょう。

1か月の振り返りチェック
  • 3つの習慣のうち、一番できていなかった物が分かった
  • 崩れた週と、その理由をメモした
  • 来月は1つだけ目標を変えると決めた
  • 頭皮のかゆみ・赤み・ふけに変化がないか確かめた
  • 月に1回の写真を撮った

習慣を整えてから育毛剤を足す時

習慣を1〜2か月続けて、それでも髪のことが気になる時は、育毛剤を足すことを考えてもいい時期です。その時は、区分の違いを先に知っておきましょう。

区分表示できる効能若い世代が確かめたいこと
医薬部外品の育毛剤育毛・薄毛・脱毛の予防・毛生促進など公式のQ&Aで、若い年代への案内を確かめる
頭皮用の化粧品頭皮・毛髪をすこやかに保つなど育毛を効能として表示できない点を知っておく
発毛剤(第1類医薬品)壮年性脱毛症における発毛など20歳未満は使わない。薬剤師の説明を受けて買う

育毛剤を足しても、3つの習慣はそのまま続けてください。習慣と育毛剤を同時に始めたり替えたりすると、何が合っていたのか分からなくなってしまいます。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

育毛剤を選ぶ時の順番

育毛剤を選ぶ時は、区分を確かめる、効能・効果の欄を読む、使用上の注意を読む、1日の回数と量が自分の生活に合うかを考える、の順で見ていくと迷いにくいです。箱の表示で区分を見分けるやり方は医薬品か医薬部外品かを見分ける記事を参考にしてください。

定期購入を申し込む時は、最終確認画面で2回目以降の代金と解約の条件を確かめ、画面を保存しておきましょう。

習慣より先に皮膚科へ行きたい時

習慣を整えるのは大事ですが、次のような時は、習慣の見直しを待たずに皮膚科で相談しましょう。

早めに相談したい時
  • 円い形に抜けている、一か所だけ地肌が見える
  • 急に抜け毛が増えた
  • 頭皮にかゆみ・赤み・痛み・できものが続く
  • 眉毛など、頭以外の毛も抜けている

抜け毛が気になる時は、皮膚科などで診てもらって対策を知ることが大切だと、日本皮膚科学会もすすめています。『こんなことで病院に行っていいのかな』と迷うかもしれませんが、相談していいんです。

受診の時は、1か月の記録表と写真を持っていくと、いつからどう変わったかを伝えやすくなります。未成年の方は、家族に付き添ってもらうと安心ですよ。

受診の時に伝えたいこと

診察の時間は限られているので、伝えたいことは先にメモにしておくと落ち着いて話せます。例えば次のような項目です。

  • 気になり始めた時期と、気になる場所
  • 抜け毛やかゆみ・赤みなど、気づいた変化
  • 使っているシャンプーや育毛剤、整髪料の名前
  • 飲んでいる薬や、治療中の病気
  • 睡眠・食事・洗髪で見直してきたこと

「いつ頃から、どこが、どう気になるか」を一言で言えるようにしておくだけでも、相談がぐっとしやすくなります。

よくある質問

若いうちから薄毛対策をするなら、何から始めればいいですか?

睡眠・食事・洗髪の3つの習慣から始めるのがおすすめです。お金をかけずに今日から始められて、育毛剤を使う時の土台にもなります。

習慣を整えれば、薄毛は防げますか?

日本皮膚科学会は、これをすれば髪が抜けなくなるという特別な予防法があるわけではないとしています。習慣は、頭皮と髪への負担を減らすための土台と考えてください。

睡眠は何時間とればいいですか?

厚生労働省は、成人は6時間以上を目安に、中学生・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保するよう案内しています。必要な時間には個人差があります。

髪のために食べたほうがいい物はありますか?

食べるだけで髪が増えるような食べ物は、残念ながらありません。主食・主菜・副菜などをそろえて、バランスのとれた食事を心がけましょう。

シャンプーは1日何回すればいいですか?

決まった回数はありません。頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくなったりしない頻度で、自分の頭皮の状態を見ながら決めてください。

習慣を整えてから、どのくらいで育毛剤を考えればいいですか?

決まりはありませんが、1〜2か月記録をつけてから考えると、自分の状態が分かりやすくなります。かゆみや赤みがある時は、先に皮膚科で相談してください。

10代でも薄毛対策を始めていいですか?

睡眠・食事・洗髪の見直しは、何歳からでも始められます。育毛剤や発毛剤を使いたい時は、製品の対象年齢の表示を確かめ、家族や皮膚科に相談してからにしましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 若いうちからの薄毛対策は、睡眠・食事・洗髪の3つの習慣から始める
  • 睡眠は寝る前の1時間、食事は崩れやすい1食、洗髪は夜の手順を整える
  • 1か月の記録表で、どの週に崩れたかを見て次の月に生かす
  • 育毛剤は習慣を整えたうえで足す物と考える
  • 円い形に抜ける・かゆみや赤みが続く時は、習慣より先に皮膚科へ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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