若いうちに育毛剤を使う前に?年齢の表示と始める時期の決め方

洗面台に置かれたラベルの無いボトルと手鏡、ノートのイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

まだ若いのに、鏡を見るたびに生え際や分け目が気になる。若いうちに育毛剤を使っておくべきか、もう少し待つべきか、迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、始める時期は年齢だけでは決まりません。製品の対象年齢の表示を確かめたうえで、「記録」「家族の話」「気になる場所」の3つで考えると、自分なりの答えが出しやすくなるんです。

この記事では、年齢の表示の読み方と、始める時期の決め方が分かります。

目次

若いうちに育毛剤を使う前に、先に答え

先に結論
  • 若いうちに育毛剤を使ってはいけない、という決まりはない
  • ただし、発毛剤(医薬品)は20歳未満の人は使わないと表示されている
  • 医薬部外品の育毛剤は、年齢の書き方がメーカーごとに違う
  • 始める時期は「記録」「家族の話」「気になる場所」の3つで決める
  • 円い形に抜ける、かゆみや赤みがある時は、時期を考える前に皮膚科へ

『若いうちから使うのは早すぎる?』と気にする方もいますよね。実は、早いか遅いかより、自分の状態を知ってから始めるかどうかのほうが大事なんです。

迷っていること見るところ
自分の年齢で使える製品か対象年齢の表示の読み方
今始めるか、待つか始める時期を決める3つの基準
3つの基準の結果をどうまとめるか判断表
始めると決めたら何をするか始める前の準備

製品の対象年齢はどう書かれている?

育毛剤と一口に言っても、区分によって年齢の書かれ方はかなり違います。まずは自分が見ている製品がどの区分なのかを、箱や商品ページで確かめましょう。

区分年齢の書かれ方の例若い人が気をつけること
発毛剤(第1類医薬品)用法に「成人男性(20歳以上)」、使用しない人に「未成年者(20歳未満)」20歳未満は使わない。購入時は薬剤師の説明を受ける
医薬部外品の育毛剤年齢の記載がない物が多い。メーカーのQ&Aで案内している物もあるQ&Aや使用上の注意で、若い年代についての案内を探す
頭皮用の化粧品年齢の記載は少ない育毛をうたうことができない区分である点を押さえる

医薬部外品の育毛剤については、販売会社のコラムで「一般的に年齢制限はありません」と説明しつつ、成長過程の敏感な肌には強い刺激になることがある、と注意している例があります。年齢の記載がないことは「誰でも気にせず使える」という意味ではないんですね。

メーカーの案内は製品ごとに違う

同じ医薬部外品でも、若い年代への案内はメーカーごとに違います。例えば次のような案内があります。

  • 花王のQ&Aでは、サクセス 薬用育毛トニックは20代や30代も使えると案内している
  • 薬用育毛剤アルガスは、小中学生には積極的におすすめしていないと案内している
  • チャップアップは、18歳未満は保護者の同意を得て購入するよう案内している

このように、使えるかどうかの案内と、買う時の条件は別々に書かれていることもあります。気になる製品があれば、公式のQ&Aと購入ページの両方を読んでみてください。

対象年齢を確かめる順番
  • 箱や商品ページで、医薬品・医薬部外品・化粧品のどれかを確かめる
  • 医薬品なら、用法と「使用しない人」の欄で年齢を確かめる
  • 医薬部外品なら、公式のQ&Aで若い年代についての案内を探す
  • 購入ページで、未成年の購入条件が書かれていないか確かめる
  • 分からない時は、販売元の問い合わせ窓口か薬剤師に聞く

年齢の表示がどこに書かれているかは若い人が育毛剤を使う時の年齢の表示で詳しく紹介しています。

基準1:記録をつけてから決める

1つ目の基準は「記録」です。今の状態を残しておくと、気のせいなのか、本当に変わってきているのかを自分で見分けられるようになります。

日本皮膚科学会によると、抜ける毛の量は1日あたりおおよそ100本程度までが目安とされています。毎日抜けるのは自然なことなので、1日の量だけで慌てなくて大丈夫ですよ。

記録することおすすめの頻度見るポイント
生え際・分け目・つむじの写真月に1回同じ場所・同じ明るさで撮る
洗髪後の抜け毛週に1回毎回同じ場面で集める
頭皮の様子気づいた時かゆみ・赤み・ふけ・べたつき
髪の手触り月に1回前より細い・柔らかいと感じるか

記録は3か月分そろうと見えてくる

毛は伸びる時期・止まる時期・抜ける時期を繰り返していて、抜ける前の休止期は2〜3か月とされています。1か月だけの記録では、たまたま抜けやすい時期に当たっただけかもしれません。

3か月分の写真を並べて、同じ場所が少しずつ変わっているかを見てみましょう。変わっていなければ、焦って始める必要はないかもしれません。

写真記録の始め方
  1. 撮る場所を決める(洗面所の鏡の前など、明かりが毎回同じ所)
  2. 髪を乾かしてから、生え際・分け目・つむじを1枚ずつ撮る
  3. 撮った日付をメモに残す
  4. 翌月の同じ日に、同じ角度で撮る
  5. 3か月たったら、1枚目と最新の写真だけを並べて見比べる

写真がうまく撮れない時のコツ

つむじや後ろ側は、自分では撮りにくいですよね。スマートフォンのタイマー機能を使うか、家族に頼んで撮ってもらうと楽です。

髪が濡れていると地肌が透けて見えやすいので、乾かした後に撮るようにしてください。照明の真下と窓際では見え方が変わるので、撮る場所も毎回そろえておきましょう。

基準2:家族の話をどう受け止める?

2つ目の基準は「家族の話」です。親や祖父母、兄弟の髪のことを聞くと、自分も同じようになるのではと不安になりますよね。

ただ、家族の話は「自分の将来を決めるもの」ではありません。いつ頃から気にし始めたか、どんな時に相談したか、という経験を参考にする材料として使うのがおすすめです。

家族に聞くこと聞き方の例受け止め方
いつ頃から気になり始めたか「髪のことって、いつ頃から気にしてた?」自分の記録を見直す時期の目安にする
どこが気になったか「気になったのは前のほう?上のほう?」自分が気をつけて記録する場所にする
何を試したか「何か使ってたことある?」区分を確かめる参考にする。同じ物を選ぶ理由にはしない
相談した先「お医者さんに相談したことある?」相談先の候補にする

聞きにくい時の切り出し方

髪の話は、家族でも聞きにくいことがあります。例えば、こんな切り出し方なら自然ですよ。

「最近、育毛剤のCMをよく見るんだけど、使ったことある?」と聞いてみる。「昔ちょっとね」と返ってきたら、「いつ頃?」と少しずつ聞いてみましょう。

家族の話だけで決めない

日本皮膚科学会は、年齢とともに髪が細く短く変化することがあるとしたうえで、その程度には個人差があるとしています。家族と同じになると決めつけず、自分の記録と合わせて考えましょう。

家族に話を聞けない時は

離れて暮らしていたり、話しにくい関係だったりして、家族に聞けないこともあります。その場合は、無理に聞かなくて大丈夫です。

家族の話は3つの基準のうちの1つにすぎません。残りの「記録」と「気になる場所」の2つだけでも、十分に考えられますよ。

基準3:気になる場所で考え方を変える

3つ目の基準は「気になる場所」です。どこが気になるかによって、先に見直したいことや、育毛剤を考えるタイミングが少しずつ変わります。

気になる場所先に見直したいこと育毛剤を考える目安
生え際・おでこ前髪を後ろに引っぱる髪型を続けていないか記録で少しずつ後ろに下がっていると感じる時
分け目いつも同じ位置で分けていないか、日差しが当たり続けていないか分け目を変えても地肌が目立つ時
つむじ毛の流れで地肌が見えやすい形ではないか写真で範囲が広がっていると感じる時
全体睡眠・食事・洗い方が乱れていないか生活を見直しても、手触りが細いと感じ続ける時

結ぶ髪型を毎日同じように続けると、毛が引っぱられて抜けやすくなることがある、と日本皮膚科学会は説明しています。生え際が気になる方は、髪型を変えるところから始めてみてください。

時期を考える前に皮膚科へ

円い形に抜けている、急に抜け毛が増えた、頭皮にかゆみや赤みが続く、という時は、育毛剤を始めるかどうかを考える前に皮膚科で相談しましょう。

気になる場所が2つ以上ある時

生え際と分け目、のように気になる場所が複数ある方もいますよね。そんな時は、表のうち「先に見直したいこと」を全部一度に変えず、1つずつ試すのがおすすめです。

例えば、最初の1か月は分け目の位置を変え、次の1か月で前髪の留め方を変える。1つずつ変えると、どの見直しで見え方が変わったのかが記録から分かります。

3つの基準を合わせて決める判断表

ここまでの3つの基準を、1枚の表にまとめておきます。自分がどの行に近いかを見てみてください。ここがこの記事で一番大事なところです。

記録家族の話気になる場所考え方
3か月で変化なし気になる話はない特になし今は記録と生活の見直しだけで十分
3か月で変化なし若いうちに気にしていた家族がいる生え際や分け目記録を続け、半年後にもう一度考える
少しずつ変わっているどちらでも分け目・つむじ・全体区分を確かめて、育毛剤を始める候補にする
急に変わったどちらでも円い形・一か所だけ育毛剤より先に皮膚科で相談する

『家族の話がないから大丈夫?』『家族が薄いから急いだほうがいい?』と、どちらの方向にも考えすぎないのがコツです。表のとおり、一番の決め手は自分の記録なんです。

決めた理由を一言で残しておく

始めると決めた時も、待つと決めた時も、理由を一言メモに残しておきましょう。例えば「分け目の写真が3か月で変わってきたから」のように書いておくと、後で見直す時に迷いません。

「待つ」と決めた時にやっておくこと

待つと決めても、何もしないわけではありません。記録を続けながら、洗い方や乾かし方、睡眠や食事を見直す期間にしましょう。

日本皮膚科学会は、これをすれば髪が抜けなくなるという特別な予防法があるわけではないとしたうえで、髪に負担のかかる髪型を避けることや、バランスのとれた食生活を心がけることを挙げています。待つ期間は、こうした土台を整える時間と考えるといいですよ。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

状況別:若いうちの迷いどころ

同じ「若いうち」でも、学生か社会人か、ひとり暮らしかどうかで、迷うポイントは変わってきます。自分に近い場面を探してみてください。

今の状況迷いやすいこと考え方のヒント
高校生親に言いにくい、自分で買っていいか発毛剤は使わない。育毛剤も保護者と相談し、気になる時は皮膚科へ
大学生・専門学校生お金と続けられるかひと月あたりの費用と、朝晩の時間を先に考える
社会人になったばかり朝が忙しく、塗る時間がない夜だけで済む使い方か、用法を確かめる
ひとり暮らしを始めた生活リズムが乱れてきた育毛剤の前に、睡眠と食事の乱れを見直す
部活・スポーツで汗をかく汗をかいた後に塗っていいか汗を流してから使うなど、製品の使い方の案内を確かめる

高校生の方は特に慎重に

高校生の方は、まだ体が成長している途中です。気になる気持ちは自然なことですが、まずは記録をつけて、家族や皮膚科に相談するところから始めてみてください。

『親に知られたくない』と思うかもしれませんね。ただ、購入に保護者の同意を求めるメーカーもあるので、一度話しておくと選べる物も広がります。

社会人1年目は「続けられる時間帯」から

仕事が始まると、朝の準備は分刻みになりますよね。1日2回の用法の製品を選んでも、朝に塗れなければ続けられません。

先に、自分が毎日確実に使える時間帯を決めてから、その時間に合う用法の製品を探すのがおすすめです。使い方の基本は育毛剤の使い方にまとめています。

若いうちに始めると決めた時の準備

始めると決めたら、買う前に次のことを確かめておくとスムーズです。若いうちは、自分のお金の使い方や生活リズムとの相性も大事になります。

始める前の準備
  1. 医薬部外品か、化粧品かを箱や商品ページで確かめる
  2. 効能・効果の欄と、使用上の注意を読む
  3. アルコールやメントールなど、刺激を感じやすい成分が入っているか確かめる
  4. 1日の回数と量を見て、朝晩のどこで塗れるか考える
  5. 1本で何日分か、ひと月あたりいくらになるかを計算する
  6. 定期購入の時は、最終確認画面で2回目以降の代金と解約の条件を確かめる

医薬部外品の育毛剤で表示できる効能は、育毛・薄毛・脱毛の予防・毛生促進などの範囲です。どの製品も効き方には個人差があることを、最初に知っておきましょう。

店頭で買う時に聞けること

ドラッグストアで買う時は、薬剤師や登録販売者に相談できます。若い方ほど遠慮しがちですが、聞いていいことなんです。

  • 「この育毛剤は医薬部外品ですか?」
  • 「メントールの刺激が苦手なんですが、刺激の少ない物はありますか?」
  • 「20歳になっていないんですが、使っても大丈夫ですか?」

答えに迷う質問は、メーカーへの問い合わせをすすめられることもあります。その時は、販売元の電話番号を箱で確かめておきましょう。

値段はどう決まる?

育毛剤の値段は、内容量、1日に使う量、何日分か、定期購入かどうか、送料の有無で変わります。表示された値段だけで比べず、ひと月あたりに直して比べると迷いにくいですよ。

確かめる項目確かめる場所
内容量と何日分か商品ページの内容量・使用目安
2回目以降の代金申し込みの最終確認画面
解約の方法と期限最終確認画面・利用規約
送料購入ページの送料の案内

「定期縛りなし」の文字があっても、1回だけの購入とは限らないそうです(国民生活センターの注意喚起)。申し込む直前の画面は、スクショに残しておきましょう。

未成年の方へ

18歳未満の方は、保護者の同意を得て購入するよう案内しているメーカーもあります。また、成年年齢は18歳なので、18歳・19歳の方は未成年者として契約を取り消す仕組みが使えません。

不安な時は、ひとりで決めずに家族に相談してみてください。契約で困った時は、消費者ホットライン188で相談できます。

始めた後につまずきやすいこと

若いうちに始めた方がよくつまずくのは、使い方そのものより「見方」のほうなんです。代表的なものと防ぎ方をまとめておきます。

つまずき防ぎ方
毎日鏡を見て一喜一憂する見比べるのは月に1回の写真だけにする
効き目を早く知りたくて量を増やす用法・用量どおりに使う。量や回数を増やしても効果が高まるわけではないと案内するメーカーもある
合わない気がしてすぐ別の物に替える赤みやかゆみがなければ、メーカーの継続の目安まで同じ条件で使う
頭皮にかゆみが出ても続ける使うのをやめて、医師・薬剤師に相談する

よくある質問

若いうちに育毛剤を使っても大丈夫ですか?

医薬部外品の育毛剤には年齢の記載がない物が多いですが、メーカーごとに案内が違います。公式のQ&Aと使用上の注意を読み、心配な時は薬剤師や皮膚科に相談してください。

20歳になる前に発毛剤を使えますか?

市販の発毛剤(第1類医薬品)は、20歳未満の人は使わないと表示されています。気になる時は、薬剤師や医療機関に相談してください。

始めるのが早すぎると意味がないですか?

早い・遅いで決まるものではありません。記録で今の状態を確かめ、変化があるかを見てから決めると納得しやすくなります。

家族が若いうちに薄毛を気にしていました。自分も始めたほうがいいですか?

家族の話は参考になりますが、自分も同じになると決めつける必要はありません。自分の写真の記録と合わせて考えてみてください。

育毛剤を始める前に、何をしておけばいいですか?

生え際・分け目・つむじの写真を同じ条件で撮っておきましょう。始めた後に見比べる材料になります。

学生でも続けられますか?

ひと月あたりいくらかかるかを計算し、無理なく続けられるかを考えてから始めましょう。定期購入は最終確認画面で条件を確かめてください。

若いうちに始めたら、ずっと使い続けないといけませんか?

決まりはありません。メーカーの継続の目安の頃に写真の記録を見返し、続けるか、やめるか、相談するかを決めてください。長く続ける時の考え方は別の記事で紹介しています。

まとめ

この記事の要点
  • 若いうちに育毛剤を使ってはいけない決まりはないが、区分で年齢の書かれ方が違う
  • 発毛剤(医薬品)は、20歳未満の人が使わない物として表示されている
  • 始める時期は「記録」「家族の話」「気になる場所」の3つで決める
  • 一番の決め手は、3か月分そろえた自分の写真の記録
  • 円い形に抜ける・かゆみや赤みがある時は、先に皮膚科へ

育毛剤の基本は育毛剤の特徴をまとめた記事、医薬品との区分の差は育毛剤は医薬品か医薬部外品かで読めます。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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