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ショートから髪を伸ばし始めたけれど、育毛剤もずっと続けたい。伸びるにつれて、なんだか塗りにくくなってきた、と感じている方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、髪を伸ばしたい人の育毛剤の使い方は、長さが変わるたびに少しずつ変えるのがコツです。付ける量は長さで増やさず、髪をかき分けて頭皮に届かせる工夫と、伸びた毛先を守る手入れを足していきます。
この記事では、ショート、ボブ、ミディアムからロングへと伸ばしていく途中で、それぞれ何に気をつければいいかをお話しします。
髪を伸ばしたい人の育毛剤の使い方は?先に答え
- 育毛剤は頭皮に付ける物で、量は髪の長さで増やさない
- 伸びるほど髪が頭皮をおおうので、かき分けて地肌に当てる工夫がいる
- ボブの時期は顔まわり、ロングの時期は乾かす時間に気をつける
- 伸ばした長さを守るのは、育毛剤ではなく毎日の手入れの担当
『伸ばしている途中で育毛剤を使うと、髪がべたついて伸ばしにくくならない?』と心配な方もいますよね。付ける場所を頭皮にしぼれば、毛先までべたつくことはあまりありません。
| 長さの時期 | 塗る時に困りやすいこと | 大事にしたいこと |
|---|---|---|
| ショート | 襟足や耳まわりが伸びて塗りにくい | 伸びてきた所も頭皮まで届かせる |
| ボブ | 液が頬や首に付く・毛先がはねる | 顔まわりは少量ずつ付ける |
| ミディアム | 結べるようになり、結び跡が気になる | 結ぶ前に塗り、強く引っぱらない |
| ロング | 根元まで乾くのに時間がかかる | 乾かす時間を見込んで付ける |
そもそも育毛剤がどういう物かは、育毛剤の基本の解説で確かめられます。
伸ばし始めと育毛剤を始めるタイミング
『伸ばし始めるのと同時に育毛剤も始めていいの?』と迷う方もいますよね。一緒に始めても問題はありませんが、もし頭皮に合わなかった時、どちらのせいか見分けにくくなります。
気になる方は、どちらかを先に始めて、慣れてからもう一方を足すと安心です。始めた日をメモしておくと、あとで見返す時に役立ちますよ。
伸ばしていく途中で、塗り方が変わるのはなぜ?
短い髪のうちは、容器の先を頭に当てるだけで地肌に届きやすいですよね。ところが伸びてくると、髪の量が増えて頭皮をおおうので、液が髪の表面で止まりやすくなります。
育毛剤は頭皮に付けて使う物です。髪の表面に付いた分は、頭皮のケアには使われず、べたつきの原因になってしまいます。
| 長さで変わること | 起こりやすいこと | 使い方の工夫 |
|---|---|---|
| 髪の量が増える | 液が髪にとどまる | 指で分け目を作ってから付ける |
| 毛先が顔や首に触れる | 液が肌に付く | 顔まわりは手のひらを当てて守る |
| 乾くまでの時間が延びる | ぬれたまま寝てしまう | 付ける時間を早めにする |
| 結ぶ・まとめる日が増える | 結び跡や引っぱりが続く | 結ぶ位置と強さを日で変える |
発毛剤(医薬品)の説明書には、髪の長い人は髪を押し広げて、髪に薬液が付かないよう頭皮に丁寧に塗るよう書かれた物があります。育毛剤(医薬部外品)でも、頭皮にしっかり届かせる考え方は同じです。
量は長さで増やさない
『髪が長くなったから、量も増やしたほうがいいの?』と思いますよね。育毛剤は頭皮に付ける物なので、髪の長さに合わせて量を増やす必要はありません。
1回の量は、箱や公式サイトの目安に合わせます。例えばレディース加美乃素EXでは、1回の使用量は頭皮がしっとりぬれる程度がめやすと案内されています。
発毛剤(医薬品)の説明書にも、決められた量より多く使っても効果は上がらない、と書かれた物があります。長くなって付けにくいと感じたら、量ではなく付け方を変えるほうに目を向けてみてください。
ショートの時期:襟足と耳まわりが伸びてきたら
ショートの時期は、育毛剤を一番付けやすい長さです。ただ、伸ばし始めると襟足や耳のまわりが先に伸びて、そこだけ塗りにくくなってきます。
- 襟足や耳の上など、伸びてきた所も地肌に当てて付けている
- 頭のてっぺんだけで終わらせていない
- 付けた後、指の腹でなじませている
- 寝ぐせを直す前に付けて、乾いてから整えている
- 伸ばしかけの襟足を強く引っぱっていない
ショートのうちは、付けた後すぐに乾きやすいのも良いところです。朝に付けて、ドライヤーで乾かしてから整髪料、という流れも作りやすいですよ。
刈り上げやツーブロックが伸びてきた時
刈り上げていた所が伸びてくると、短い毛が立ってはねやすくなります。この時期は見た目が気になって、整髪料を地肌近くまで付けてしまいがちです。
整髪料は毛先側に付け、地肌に残さないようにしましょう。夜にシャンプーで地肌をきちんと洗ってから育毛剤を付けると、なじみやすくなります。
男性が髪を伸ばす時
男性が短髪から伸ばす時は、もみあげや襟足、耳にかかる所が先に気になってきますよね。ここは自分では見えにくく、育毛剤を付け忘れやすい場所でもあります。
合わせ鏡で一度、付けている範囲を確かめてみてください。伸ばしかけの時期は整髪料の量も増えやすいので、夜の洗い残しにも気をつけましょう。
ボブの時期:顔まわりと首に気をつける
あごから肩くらいまで伸びてくると、毛先が頬や首に触れるようになります。この時期に多いのが、付けた液が髪を伝って顔や首に垂れてくる困りごとです。
- 髪を乾かすか、タオルで水気をよく取っておく
- 分け目をいつもの位置で作り、その線に沿って付ける
- こめかみや前髪の生え際は、手のひらで顔を守りながら少量ずつ
- 指の腹で地肌になじませる
- 根元から先に乾かし、毛先は最後に整える
液が目に入ったり、肌に付いて赤くなったりした時は、商品の使用上の注意に沿って水で洗い流してください。肌に合わないと感じたら、使うのを止めて相談しましょう。
毛先が肩に当たってはねる時
ボブから少し伸びると、毛先が肩に当たって外にはねる時期がありますよね。はねた毛先を毎朝ヘアアイロンで直していると、毛先が傷みやすくなります。
はねが気になる時期は、ゆるく結ぶ、ピンで留める、などで熱を当てる回数を減らすのも一つの方法です。美容室で毛先を少しだけ整えてもらうと、はねにくい形に近づけることもできます。
メガネやマスクのひもに触れる時
ボブの長さになると、髪がメガネのつるやマスクのひもに触れることが増えます。育毛剤によっては、樹脂製のくしやメガネに付くと変色することがある、と注意書きに書かれた物もあります。
付けた後は液が乾いてからメガネをかける、手に付いた液は先にふき取る、を習慣にしておくと安心です。
前髪を伸ばしている時
前髪を伸ばしていると、目にかかる長さの時期に液が垂れやすくなります。前髪はピンやクリップで上げてから、生え際に付けると安心です。
付けた後は、前髪を下ろす前に生え際がしっかり乾いているか確かめましょう。ぬれたまま下ろすと、額にべたつきが残りやすくなります。
ミディアムからロングの時期:結べるようになったら
肩より長くなって結べるようになると、まとめ髪の日が増えますよね。この時期は、結ぶことと育毛剤の時間の組み合わせを考えておく必要があります。
同じ髪型を続けて毛が引っぱられると抜けやすくなることがある、と日本皮膚科学会は説明していて、例としてポニーテールや編み込み、お団子が挙げられています。結ぶ位置を毎日少しずつ変える、きつく結ばない、を意識してみてください。
| 場面 | 育毛剤のタイミング | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 朝に結ぶ日 | 結ぶ前に付けて、根元を乾かす | 乾く前に結ぶとべたつきがこもる |
| 一日中まとめている日 | 帰宅後にほどいて地肌を休める | 結び跡のまま強くとかさない |
| 夜にシャンプーする日 | 洗って水気を取ってから付ける | 長い髪は乾かす時間を見込む |
| 寝る前 | 付けてから根元まで乾かす | 長い髪はゆるくまとめて寝る |
職場や学校で結ぶ日が続く時
仕事や学校の決まりで、毎日髪をまとめる方もいますよね。そんな時は、結ぶ高さを日ごとに少し変えたり、休みの日はほどいて過ごしたりするだけでも、同じ所への引っぱりを減らせます。
美容室では「毎日結ぶので、結んでも根元に負担がかかりにくい長さと形にしたいです」と伝えてみてください。ゴムやクリップの選び方も、一緒に相談しやすくなります。
長い髪の乾かし方
長い髪は、毛先が乾いても根元がまだぬれていることがあります。花王は、シャンプーの後に水気を取ってから育毛剤を使い、そのあとドライヤーで乾かす順番を案内しています。
乾かす時は根元から始めて、毛先は最後に短めにしましょう。家電メーカーの案内では、吹出口から髪を3cm以上、吸込口から10cm以上離して使うよう書かれています。
ヘアアイロンやコテを使う日
ロングになると、巻いたりまっすぐにしたりする日も増えますよね。根元に近い所を挟むと地肌に熱が近づくので、少し離して使いましょう。
国民生活センターのテストでは、ヘアアイロンの加熱面は電源を切ってからも、冷めるまで平均で10分以上かかりました。使い終わった後も、小さな子どもの手が届かない所に置いておくと安心です。
カラーやパーマをしながら伸ばす時
伸ばしている間も、カラーやパーマを楽しみたい方は多いですよね。育毛剤とカラー・パーマの間隔は商品ごとに案内が違い、当日だけ控える物から1週間程度空ける物まであります。
自分の育毛剤の箱の注意書きか、公式サイトのよくある質問で確かめておきましょう。組み合わせ方は太く見せる髪型と頭皮ケアの組み合わせでも紹介しています。
伸ばしていくと、容器の使いやすさも変わる
ショートの時に使いやすかった容器が、ロングになると使いにくく感じることがあります。容器の形と長さの相性を、ざっくり見ておきましょう。
| 容器のタイプ | ショートの時期 | ロングの時期 |
|---|---|---|
| ノズルを地肌に当てる形 | 付けやすい | かき分けた所に当てやすく、伸ばしても続けやすい |
| スプレー・ミスト | 広く付けやすい | 髪の表面に付きやすいので分けてから使う |
| スポイト・プッシュで手に取る形 | 量を決めやすい | 指で分け目を作りながら付ける |
| ふりかけて使う形 | 手早く付けられる | 髪に広がりやすいので量と場所に気をつける |
『今の容器が使いにくいけれど、中身は気に入っている』という方もいますよね。そんな時は、付ける前に分け目をいくつか作っておくだけでも、地肌に当てやすくなります。
同じ商品でも、詰め替え用や容器の違う物が出ていることがあります。買い足しの時に公式サイトの商品一覧を見てみると、今の長さに合う形が見つかるかもしれません。
後ろや襟足をひとりで塗る時
長くなるほど、後頭部や襟足は自分で見えにくくなります。手鏡と洗面台の鏡を合わせて、付ける場所を一度確かめておくと安心です。
毎回鏡で見るのが大変な時は、指で地肌の位置を確かめながら、線を引くように少しずつ付けていきましょう。
長さ別に、切れ毛を防ぐ毎日のケア
髪を伸ばしたい方にとって、育毛剤と同じくらい大事なのが、伸びた毛先を切れさせないことです。毛先が切れると、伸びているのに長さが変わらないように感じてしまいます。
化粧品の効能には「裂毛、切毛、枝毛を防ぐ」という言葉があります。洗い流さないトリートメントなど毛先用の物は、こうした役割を担っているんです。
| 場面 | ショート〜ボブ | ミディアム〜ロング |
|---|---|---|
| タオルで拭く | 頭を包んで押さえる | 毛先をはさんで押さえる |
| とかす | 手ぐしで整える | 毛先から少しずつとかす |
| 毛先のケア | はねる所だけ少量 | 中間から毛先に洗い流さない物を付ける |
| 寝る時 | 乾かしてから寝る | ゆるくまとめて摩擦を減らす |
| 外出 | 日差しの強い日は帽子 | 日傘や帽子で髪の表面を守る |
育毛剤は頭皮、トリートメントは毛先、と付ける場所を分ければ、両方使っても役割はぶつかりません。先に育毛剤を頭皮に付け、乾かしてから毛先の物を付ける流れが分かりやすいです。
「伸びない」と感じた時に見ること
『ずっと伸ばしているのに、長さが変わらない』と感じる時は、毛先が切れていないかを見てみてください。床やブラシに落ちている短い毛が多いなら、切れ毛が関わっているかもしれません。
伸びる速さそのものの考え方は、育毛剤で髪の伸びるのが早くなる?で、毛周期の話と一緒にまとめています。
季節によって変えたいこと
長い髪は、季節の影響も受けやすくなります。夏は汗で根元がぺたんとしやすく、冬は乾燥や静電気で毛先がからまりやすいですよね。
| 季節 | 長い髪で困りやすいこと | 育毛剤と手入れの工夫 |
|---|---|---|
| 春・秋 | 季節の変わり目で抜け毛が気になる | 抜け毛の量を月に1回メモしておく |
| 夏 | 汗で根元がつぶれる・におう | 汗を流してから付け、根元をよく乾かす |
| 冬 | 乾燥・静電気でからまる | 毛先用の手入れを足し、とかす前にほぐす |
| 梅雨 | 湿気でうねる・乾きにくい | 付ける時間を早め、根元を乾かしきる |
1日の抜け毛は、季節やヘアケアの仕方で差はあるものの、おおよそ100本程度までと日本皮膚科学会は説明しています。長い髪は抜けた毛が目立ちやすいので、量だけで慌てないようにしましょう。
長さが変わる時の見直しと相談の目安
伸ばしている途中は、数か月ごとに長さの時期が変わります。時期が変わったら、使い方を一度見直してみましょう。
- 付け方を、今の長さに合わせて変えたか
- 付ける時間を、乾かす時間を含めて考え直したか
- 容器の形が今の長さで使いやすいか
- 結ぶ髪型の日に、育毛剤のタイミングを決めているか
- 毛先用の手入れを足したか
容器の形が合わなくなってきたら、選び直すのも一つの方法です。ノズルを地肌に当てて付ける物は、長い髪でも頭皮に届かせやすい形と言えます。付け方の基本は育毛剤の塗り方の基本もあわせてどうぞ。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る抜け毛が急に増えた、円形に抜けている、頭皮に赤みや強いかゆみがある時は、使い方を変えるより先に皮膚科で相談しましょう。妊娠中・授乳中・産後の方、持病や飲んでいる薬がある方も、使い始める前に医師か薬剤師に相談してください。
美容室で頭皮のことを相談するのも一つの手です。「伸ばしていて、分け目の地肌が前より見える気がします」と伝えると、見え方を確かめてもらえることもあります。
よくある質問
髪を伸ばしていても育毛剤は使えますか?
使えます。育毛剤は頭皮に付ける物なので、髪をかき分けて地肌に届かせれば、長さに関係なく使い続けられます。
髪が長くなったら、育毛剤の量を増やすべきですか?
増やす必要はありません。育毛剤は頭皮に付ける物なので、1回の量は髪の長さではなく、箱や公式サイトの目安に合わせてください。
ボブにしたら液が顔に垂れてきます。どうすればいいですか?
顔まわりは手のひらで守りながら少量ずつ付け、こめかみや生え際は特にゆっくり付けてみてください。前髪はピンで上げてから付けると垂れにくくなります。
結ぶ髪型の日は、いつ育毛剤を付ければいいですか?
結ぶ前に付けて、根元を乾かしてから結ぶのが基本です。帰宅後はほどいて地肌を休め、夜は洗って水気を取ってから付けましょう。
毛先にも育毛剤を付けたほうが伸びますか?
育毛剤は頭皮に付ける物で、毛先に付けても役割は変わりません。毛先には、切れ毛や枝毛を防ぐトリートメントなど毛先用の物を使いましょう。
ロングヘアだと乾かすのに時間がかかり、つい寝てしまいます。
夜の付ける時間を少し早めて、根元だけでも乾かしてから寝るようにしてみてください。毛先は最後に短めに乾かせば大丈夫です。
まとめ
- 育毛剤は頭皮に付ける物で、量は髪の長さで増やさない
- ショートは襟足と耳まわり、ボブは顔まわりに気をつける
- 結べる長さになったら、結ぶ前に付けて根元を乾かす
- 同じ位置できつく結び続けず、引っぱりを減らす
- 伸ばした長さを守るのは、毛先用の手入れの担当
- 急な抜け毛や頭皮の異常は、使い方より先に皮膚科へ
長さが変わるたびに、使い方を少しだけ合わせていく。それだけで、伸ばしている間も育毛剤を無理なく続けられますよ。





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