発毛剤で抜け毛が増える?使い始めの注意と抜毛症の相談先

テーブルに置かれた説明書とノートとラベルの無い箱のイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

発毛剤を使い始めてから抜け毛が増えた気がする。あるいは、つい髪を抜いてしまう癖があって、発毛剤で何とかならないかと考えている。そんな方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、発毛剤 抜毛症のどちらの悩みも、まずは自分で判断せず相談するのが近道です。発毛剤の添付文書には、脱毛が悪化した時は使うのをやめて医師・薬剤師に相談するよう書かれています。毛を抜く癖(抜毛症)は、日本皮膚科学会が皮膚科専門医の診察をすすめている悩みです。

この記事では、添付文書の読み方と、抜け毛が増えた時の動き方、抜毛症が気になる時の相談先が分かります。発毛剤については区分と注意の説明までとし、このサイトでは購入をすすめていません。

目次

発毛剤で抜け毛が増える?先に答え

先に結論
  • 発毛剤の添付文書には「初期脱毛」という言葉は書かれていない
  • 脱毛状態の悪化や、斑状・急激な脱毛が見られたら、使用を中止して相談するよう書かれている
  • 抜毛症(毛を抜く癖)は壮年性脱毛症とは別の悩みで、皮膚科専門医の診察がすすめられている
  • どちらも、自分で量を増やしたり別の薬を足したりしないことが大切

『発毛剤で抜け毛増える?』と調べると、「効いている証拠だから続けて」という説明をよく見かけますよね。でも、それを裏付ける記載は添付文書には見当たらないんです。

発毛剤の抜け毛について確かめるなら、ネットの体験談より、箱に入っている説明書が一番の手がかりになります。

よくある思い込み添付文書や公的な資料で確かめられること
抜け毛が増えるのは効いている証拠添付文書には書かれていない。悪化したら中止して相談
抜毛症にも発毛剤が使える効能は壮年性脱毛症についてのもの。抜毛症は皮膚科専門医の診察がすすめられている
たくさん塗れば早く変わる多く使っても頻繁に使っても効果は上がらないと書かれている
育毛剤と一緒に使えば安心他の育毛剤や外用剤の頭皮への使用は避けるよう書かれている

抜け毛で発毛剤を探す前に見ておきたいこと

『抜け毛 発毛剤』と調べ始める時は、つい「どれが効くか」に目が行きますよね。その前に、自分の抜け毛がどんな様子かを一度落ち着いて見ておくと、選び方も相談の仕方も変わってきます。

探す前のセルフチェック
  • 抜け毛は全体的か、一部分だけか
  • 急に増えたのか、何か月もかけて少しずつか
  • 自分で毛を抜いてしまう癖がないか
  • 頭皮に傷・赤み・かゆみがないか
  • 20歳以上か、女性か男性か

一部分だけ・急に・抜く癖がある、のどれかに当てはまる時は、発毛剤を選ぶより先に皮膚科で相談しましょう。

発毛剤はどんな医薬品?効能と使える人

ドラッグストアで売られている発毛剤は、ミノキシジルを含む第1類医薬品です。医薬部外品の育毛剤とは区分が違い、薬剤師が書面で説明したうえで売る物と法律で決められています。

添付文書の欄書かれている内容(ミノキシジル5%の男性用の例)
効能・効果壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防
用法・用量成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布する
してはいけないこと女性、20歳未満、壮年性脱毛症以外の脱毛症(例えば円形脱毛症、甲状腺疾患による脱毛等)の人は使用しない
その他の注意効果がわかるまで少なくとも4か月間毎日使う。誰にでも効果があるわけではない。使用を中止すると徐々に元に戻る

効能の欄にあるのは「壮年性脱毛症」という言葉です。自分の抜け毛がこれに当たるかどうかは、自分では決められません。

迷った時は、買う前に薬剤師に状況を伝えて判断してもらいましょう。女性用の発毛剤もありますが、対象は成人女性(20歳以上)など、使える人の条件があります。

医薬部外品の育毛剤とはどう違う?

医薬部外品の育毛剤
  • 作用がおだやかな物として区分されている
  • 効能の範囲は「育毛、薄毛、脱毛の予防」などの文言
  • 薬剤師の説明がなくても買える
第1類医薬品の発毛剤
  • ミノキシジルを含む医薬品
  • 効能は「壮年性脱毛症における発毛」など
  • 使えない人・中止する場面が添付文書で決まっている

区分の違いを詳しく知りたい方は、育毛剤と発毛剤の違いも読んでみてください。

買う時に薬剤師から聞かれること

第1類医薬品を売る時、薬剤師は使う人の年齢や、ほかに使っている薬の状況などを確認したうえで、書面で説明することになっています。ネット販売でも、質問に答えて薬剤師の確認が済んでから注文が確定する流れが一般的です。

『いろいろ聞かれて面倒』と感じるかもしれませんが、これは使える人かどうかを確かめるための大事な手順です。抜け毛の様子や、毛を抜く癖があることも、このタイミングで正直に伝えておきましょう。

聞かれやすいこと伝える理由
年齢・性別使える人の条件があるため
血圧や心臓・腎臓のこと添付文書で相談が必要な人とされているため
飲んでいる薬・通院中の病気ほかの薬との関係を確かめるため
抜け毛の始まりと抜け方壮年性脱毛症以外の脱毛症かもしれないため

使い始めに抜け毛が増えたと感じたら

発毛剤の添付文書の「相談すること」には、脱毛状態の悪化や、頭髪以外の脱毛、斑状の脱毛、急激な脱毛が見られた場合は使用を中止して相談するよう書かれています。同じ欄には、6か月使っても改善が見られない時も相談するよう書かれている製品があります。

つまり、抜け毛が増えた時に「とりあえず我慢して続ける」という使い方は、説明書には書かれていないんですよね。

抜け毛の様子添付文書をもとにした動き方
一部分がまだらに抜ける(斑状の脱毛)使うのをやめて、説明書を持って医師・薬剤師へ
短い間にまとまって抜ける(急激な脱毛)使うのをやめて、説明書を持って医師・薬剤師へ
頭以外の毛も抜ける使うのをやめて、説明書を持って医師・薬剤師へ
頭皮に発疹・赤み・かゆみ・かぶれが出た直ちに使うのをやめて相談
増えた気はするが、はっきりしない本数と写真を記録して、薬剤師に相談してみる

『せっかく買ったのにやめるのはもったいない』と感じる方もいますよね。でも、合わないまま続けて頭皮を傷めてしまうほうが、あとで困ることになりかねません。

抜け毛が増えた時の動き方
  1. 抜け方(全体か一部分か、急にか少しずつか)を見る
  2. 頭皮の赤み・かゆみ・痛みがないかを見る
  3. 当てはまる項目があれば、使うのをやめる
  4. 説明書と使っている発毛剤を持って、医師か薬剤師に相談する
  5. はっきりしない時も、記録をつけて早めに薬剤師に聞いてみる

使い始めの抜け毛についてもう少し広く知りたい方は、育毛剤で初期脱毛は起こる?でも、季節や生活の変化による抜け毛の考え方をまとめています。

発毛剤を使っている時の記録の付け方

抜け毛が増えたかどうかは、記録がないと判断しにくいものです。相談する時も、「なんとなく」より記録があるほうが話が早く進みます。

記録すること頻度の目安役に立つ場面
使い始めた日と、1日の回数最初に1回、変えた時用法どおりかを薬剤師に確かめてもらう
シャンプー後の抜け毛の本数週1〜2回急に増えたのか、ゆっくりなのかを見る
頭の写真(同じ場所・同じ明かり)月1回斑状の抜け方がないかを見比べる
頭皮のかゆみ・赤み、体調の変化気づいた日副作用かどうかを相談する材料になる

体のほうの症状にも気を配る

発毛剤の添付文書には、頭皮の症状だけでなく、頭痛やめまい、胸の痛み、心拍が速くなる、原因の分からない急激な体重増加、手足のむくみといった症状も載っています。こうした症状が出たら、直ちに使うのをやめて相談するよう書かれています。

抜け毛のことばかり気にしていると、体の変化を見落としがちです。いつもと違うと感じたら、迷わず医師か薬剤師に伝えてください。

抜け毛が増えた時にやってはいけないこと

不安になると、何か手を打ちたくなりますよね。でも、焦って足したり増やしたりすると、かえって頭皮に負担がかかることがあります。

やりがちなこと添付文書や公的な資料での扱い
1回の量や回数を増やす多く使っても頻繁に使っても効果は上がらないと書かれている
育毛剤やトニックを重ねて塗る他の育毛剤及び外用剤の頭皮への使用は避けるよう書かれている
海外の発毛剤を個人輸入で足す国内の法律に基づく品質・安全性の確認がされておらず、健康被害は救済制度の対象外
家族の発毛剤を借りる使える人の条件があり、人に譲る物ではない
よくある失敗

「抜け毛が増えた分を取り戻したい」と、発毛剤と育毛剤を両方塗ってしまうケースです。発毛剤の説明書では他の育毛剤との併用を避けるよう書かれているので、組み合わせたい時は使う前に薬剤師に相談しましょう。

整髪料やヘアセットスプレーは、発毛剤を塗った後に使うよう書かれています。白髪染めなどの染毛剤を使う時は、完全に染め終えてから発毛剤を塗る、という順番も決まっています。

個人輸入の発毛剤は避けたい

ネットでは、海外の発毛剤や飲み薬を個人輸入で買う方法も見かけます。厚生労働省は、個人輸入の医薬品は日本の法律に基づく品質・有効性・安全性の確認がされておらず、偽造品の可能性もあると注意を呼びかけています。

しかも、個人輸入品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度で救済されません。抜け毛が増えて焦っている時ほど、国内で承認された物を薬剤師の説明を受けて使うほうが安心です。

女性が抜け毛で発毛剤を考える時

女性の方も、抜け毛が増えると発毛剤が気になりますよね。ただ、男性用の発毛剤の添付文書には、女性は使用しないと書かれています。

女性用の発毛剤もありますが、対象は成人女性(20歳以上)で、用法は1日2回・1回1mLと決められています。妊娠中・授乳中や産後の方、持病がある方は、使う前に医師か薬剤師に相談してください。

状況考えたいこと
男性用の発毛剤を使いたい添付文書で女性は使用しないとされている
女性用の発毛剤が気になる成人女性が対象。買う前に薬剤師へ状況を伝える
産後に抜け毛が増えた医師に相談。医薬部外品の育毛剤の効能には「病後・産後の脱毛」がある
自分で毛を抜いてしまう発毛剤より先に皮膚科で相談

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、女性の薄毛の治療も医療機関で相談するものとして説明されています。自分に合う方法は、皮膚科で一緒に考えてもらいましょう。

抜毛症(毛を抜く癖)とは?発毛剤との関係

ここからは、毛を抜く癖がある方のお話です。『気づいたら髪を抜いてしまう。発毛剤で生えてこないかな』と考えたことがある方もいるかもしれません。

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、毛を抜く癖(抜毛症・トリコチロマニア)は、小児から成人まで見られると説明されています。抜くことをやめれば自然に回復する、機械的な刺激による脱毛で、特殊な治療薬は不要とされています。

比べる点抜毛症(毛を抜く癖)発毛剤の効能の対象
抜ける理由自分で毛を抜くことによる壮年性脱毛症
皮膚科Q&Aでの扱い皮膚科専門医の診察をすすめている治療は医療機関で相談する領域
発毛剤の位置づけ効能の対象ではない添付文書の効能・効果に書かれている
大事なこと抜くことを責めず、相談先を見つける使える人の条件を守る

抜毛症は、円形脱毛症と見分けるのが難しい場合もあると、皮膚科Q&Aに書かれています。だからこそ、自己判断で発毛剤を選ぶ前に、皮膚科で診てもらうことが大切なんです。

『抜毛症 発毛剤』で調べている方は、「塗れば何とかなる」と思いたい気持ちもあるはずです。その気持ちは自然なことです。ただ、発毛剤の効能は壮年性脱毛症についてのものなので、まず相談先につながることを優先してみてください。

自分を責めなくて大丈夫

皮膚科Q&Aでは、子どもに毛を抜く癖が見られた時は、叱らずに温かく見守ることが大切だとしています。これは大人の場合も同じで、自分を責めるほど気持ちが張りつめてしまうこともあります。

抜いてしまったことより、「相談してみよう」と思えたことのほうが大事な一歩です。

頭皮に傷がある時は発毛剤を使わない

毛を抜く癖があると、頭皮に小さな傷やかさぶたができていることもあります。発毛剤の添付文書には、きず・湿疹・炎症(発赤)などがある頭皮には使わないよう書かれています。

傷がある所に何かを塗ると、しみたり、かぶれたりすることもあります。頭皮の状態も含めて、皮膚科で見てもらってから考えましょう。

抜毛症かもと思ったら、どこに相談する?

皮膚科Q&Aでは、皮膚科専門医の診察をすすめています。心理的な負担が大きい時は、心療内科などの医師に相談するのもよいとされています。

相談先どんな時に伝えるとよいこと
皮膚科抜けた所が気になる、円形の脱毛と区別がつかないいつから・どこが・抜く癖があるか
心療内科など抜くのをやめたいのにやめられず、つらい抜きたくなる場面、気持ちの負担
小児科・皮膚科(子どもの場合)子どもの髪に抜けた所を見つけた気づいた時期、学校や家での様子
薬剤師発毛剤や育毛剤を使ってよいか迷う抜く癖があること、使いたい商品

『どこに行けばいいか分からない』と止まってしまうのが一番もったいないんです。まずは身近な皮膚科に電話して、「毛を抜く癖のことで相談したい」と伝えてみてください。

受診の前に用意したいメモ

受診メモ
  • 抜けている所に気づいた時期と、場所
  • 抜く癖に気づいたのはいつごろか
  • 頭皮に傷やかさぶた、赤みがあるか
  • 使っている発毛剤・育毛剤・シャンプーの名前
  • 飲んでいる薬や、通院中の病気

メモがあると、診察の時間が短くても伝えたいことを漏らさずに済みます。うまく話せるか不安な方は、メモをそのまま見せても大丈夫ですよ。

10代・学生の場合

学生の方が自分で発毛剤を買おうと考えることもあるかもしれません。でも、発毛剤は20歳未満は使用しないと添付文書に書かれています。

毛を抜く癖も、髪が抜けて見えることも、まずは家族に話して一緒に皮膚科へ行くのがおすすめです。話しにくい時は、学校の保健室の先生に相談してみるのも一つの方法です。

診察で聞かれやすいこと

初めての受診は、何を聞かれるのか分からなくて緊張しますよね。皮膚科では、抜け毛に気づいた時期や、抜けている場所、家族に同じような人がいるか、飲んでいる薬などを聞かれることが多いです。

抜く癖があることは、言いにくいかもしれません。それでも、抜毛症は円形脱毛症と見分けにくい場合があるので、伝えておくほうが正しく診てもらえます。「つい髪を触って抜いてしまうことがあります」と一言添えるだけで十分ですよ。

抜けた毛・抜いた毛・切れた毛の見分け方

自分の抜け毛がどれに当たるのか、気になりますよね。もちろん最終的には医師に見てもらう必要がありますが、観察のポイントを知っておくと相談の時に伝えやすくなります。

毛の様子考えられること相談の目安
根元に白っぽいふくらみがあり、自然に抜けた生え変わりで抜けた毛のことが多い本数が増え続ける時は皮膚科へ
同じ場所の毛が途中で切れていたり、長さがばらばら引っ張ったり抜いたりした跡のこともある抜く癖に心当たりがあれば皮膚科へ
毛の途中で切れている(全体的に)熱やカラー、ブラッシングの負担のこともある頭皮の異常がなければヘアケアを見直す
一か所が丸く抜けて、地肌がつるっとしている自分では判断できない早めに皮膚科へ

例えばこんな場面です。「つむじの横だけ、短い毛と長い毛が混ざっている気がする」。こうした様子に気づいたら、写真を撮って皮膚科で見てもらいましょう。

発毛剤を続けるか迷った時の考え方

発毛剤は、効果が分かるまで少なくとも4か月毎日使うよう書かれている医薬品です。使うのをやめると徐々に元に戻るとも書かれているので、続けるかどうかは悩みどころですよね。

続けるか迷った時のチェック
  • 抜け方が「斑状・急激」に当たらないか
  • 頭皮や体に、いつもと違う症状が出ていないか
  • 用法・用量(1日2回・1回1mL)を守れているか
  • 他の育毛剤や外用剤を重ねて使っていないか
  • 6か月使って変化が分からない時は、相談の時期と考える

費用も、続けるかどうかを考える材料です。1回1mL・1日2回なら、1日に使う量は2mLになります。1本の内容量を1日の量で割れば何日もつかが分かり、1か月あたりの費用に直して比べられます。

値段は時期や店で変わるので、公式の価格ページや販売店で最新の金額を確かめてください。定期便や次回予約の仕組みを使う時は、申し込みの最終確認画面で2回目以降の条件と解約の方法を見ておきましょう。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

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発毛剤をやめる時に知っておきたいこと

やめると少しずつ元の状態に戻っていく、というのも添付文書にある一文です。やめる時は、そのことを知ったうえで決めておくと、あとで慌てずに済みます。

やめる理由考えたいこと
頭皮や体に症状が出た迷わずやめて、説明書を持って医師・薬剤師へ
抜け方が斑状・急激になったやめて相談。皮膚科で原因を確かめてもらう
6か月使っても変化が分からない相談の時期。医療機関での相談も考える
費用や手間が続かない医薬部外品の育毛剤に切り替えるかを薬剤師と相談

薬剤師への聞き方の例

「使い始めて2か月で、抜け毛が増えた気がします。全体的に少しずつで、頭皮の赤みはありません。このまま続けて大丈夫ですか?」

こんなふうに、いつから・どこが・どんなふうに、を伝えると、相談がスムーズに進みます。買ったお店でなくても、薬剤師がいる薬局なら相談できますよ。

発毛剤と抜け毛の話で出てくる言葉

言葉意味
第1類医薬品使い方に特に注意が必要な市販薬。薬剤師が書面で説明して売る
添付文書医薬品に入っている説明書。効能・使えない人・中止する場面が書かれている
壮年性脱毛症発毛剤の効能の文言に出てくる言葉。自分が当てはまるかは医師・薬剤師に相談
斑状の脱毛一部分がまだらに抜ける状態。発毛剤では中止して相談する場面
抜毛症毛を抜く癖による脱毛。皮膚科Q&Aではトリコチロマニアとも紹介
医薬品副作用被害救済制度医薬品を正しく使っても重い健康被害が出た時の公的な給付の制度。相談窓口はPMDA

よくある質問

発毛剤で抜け毛が増えるのは効いている証拠ですか?

添付文書にはそのような記載はありません。脱毛の悪化や斑状・急激な脱毛が見られたら、使用を中止して医師・薬剤師に相談するよう書かれています。

抜毛症に発毛剤は使えますか?

発毛剤の効能は壮年性脱毛症についてのもので、抜毛症は効能の対象ではありません。皮膚科Q&Aでは皮膚科専門医の診察がすすめられているので、まず皮膚科で相談しましょう。

抜け毛が増えた時、量を増やしてもいいですか?

いいえ。添付文書には、多く使っても頻繁に使っても効果は上がらないと書かれています。決められた量と回数を守ってください。

発毛剤と育毛剤を一緒に使えますか?

発毛剤の添付文書では、他の育毛剤や外用剤を頭皮に使うことは避けるよう書かれています。組み合わせたい時は、使う前に薬剤師に相談しましょう。

子どもが髪を抜いているようです。どうすればいいですか?

皮膚科Q&Aでは、叱らずに温かく見守ることが大切とされています。皮膚科で相談し、心の負担が大きそうな時は心療内科などの医師にも相談してみてください。

抜く癖をやめたら、髪は元に戻りますか?

皮膚科Q&Aでは、抜くことをやめれば自然に回復する機械的な脱毛と説明されています。ただ、円形脱毛症と見分けにくい場合もあるので、皮膚科で確かめてもらいましょう。

副作用で重い健康被害が出た時の相談先は?

医薬品を正しく使っても重い健康被害が出た時は、医薬品副作用被害救済制度があります。窓口はPMDAの救済制度相談窓口(0120-149-931・月〜金の9時〜17時、祝日と年末年始は休み)です。

まとめ

この記事の要点
  • 発毛剤の添付文書には「初期脱毛」という言葉はない
  • 脱毛の悪化や斑状・急激な脱毛が見られたら、中止して医師・薬剤師に相談
  • 量を増やす、育毛剤を重ねる、個人輸入品を足すのは避ける
  • 抜毛症は発毛剤の効能の対象ではなく、皮膚科専門医の診察がすすめられている
  • 心の負担が大きい時は心療内科などにも相談できる

抜け毛の悩みは、一人で抱えるほど重くなりがちです。区分や選び方の基本から知りたい方は、育毛剤とはどんな商品?もあわせて読んでみてください。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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