髪の毛を早く伸ばす育毛剤はある?育毛剤より先に見直す日常のこと

長い髪をタオルで押さえて乾かす人の後ろ姿と、カレンダーと木のブラシ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

結婚式や成人式、就職など、決まった日までに髪の毛を早く伸ばしたい時ってありますよね。『育毛剤を使えば早く伸ばせるのかな』と考えている方もいるはずです。

結論から言うと、髪の毛を早く伸ばすと表示できる育毛剤はありません。目標の日までに長さを出したい時は、伸びた分を切れ毛で失わない毎日の習慣と、ヘアサロンでの計画づくりの方が、ずっと結果につながりやすいんです。

この記事を読むと、伸ばしたい期間ごとの現実的な計画と、切れ毛を防ぐ日常のケア、美容師さんへの相談の仕方が分かります。

目次

髪の毛を早く伸ばしたい時、先に知っておきたいこと

先に結論
  • 髪の毛を早く伸ばすと表示できる育毛剤はない
  • 毛は一日約0.4mm伸びるとされ、1か月でおよそ1.2cmが目安
  • 長さを出す近道は、伸びた分を切れ毛や傷みで失わないこと
  • 目標の日が決まっているなら、早めに美容師さんと計画を立てる

『それなら、何をしても同じなの?』とがっかりしないでくださいね。伸びる速さは変えにくくても、見た目の長さを守る工夫や、短い期間で印象を変える工夫はたくさんあります。

まずは、目標に合わせて何を優先するかを決めてみましょう。

目標現実的な考え方優先すること
来月のイベントで長く見せたい伸びる長さは少しなので、見せ方で工夫するアレンジやセットを美容師さんと相談
3か月後に髪型を変えたい毛先をそろえる回数を減らして長さを残す切れ毛を防ぐ毎日のケア
半年後にボブにしたい伸ばしかけの形を整えながら進めるカットの間隔と形の相談
1年かけてロングにしたい季節ごとに傷みの原因が変わる熱・紫外線・摩擦の対策を習慣に
抜け毛が多くて長さが出ない伸ばし方より抜け毛の見直しが先記録を付けて相談先を考える

伸びる仕組みと速さの考え方は、育毛剤で髪は伸びる?伸びる速さの仕組みで詳しく紹介しています。

伸ばしたい期間別の計画表

ここからは、いつまでに伸ばしたいかで、やることを分けて見ていきます。日本皮膚科学会のQ&Aにある「毛は一日約0.4mm伸びます」という目安を、計画の土台にしています。

期間伸びる長さの目安毎日のケア美容室でのこと
1か月後約1.2cm毛先を守るケアを始めるイベント用のアレンジやセットを予約
3か月後約3.6cm熱と摩擦を減らす毛先は傷んだ部分だけ整える
半年後約7cm季節の傷み対策を足す伸ばしかけの形を整えるカット
1年後約14〜15cm習慣になったケアを続ける目標の髪型に向けて形を決める

長さの目安は計算上の数字で、伸び方には個人差があります。毛先を整えるカットをすると、その分は短くなることも覚えておいてくださいね。

来月のイベントまでに伸ばしたい時

1か月で伸びる長さは、目安で1cmちょっとです。正直に言うと、長さだけで印象を大きく変えるのはむずかしい期間なんです。

そこで頼りになるのが、アレンジやセットです。美容師さんに「来月の式までに、今の長さで華やかに見せたい」と伝えると、編み込みやまとめ髪など、長さを生かした形を考えてもらえますよ。

3か月後に髪型を変えたい時

3か月で伸びるのは、計算上は約3.6cmです。前髪を眉の下まで伸ばす、刈り上げ部分をなくすなど、短い部分の変化なら十分に狙える期間ですよ。

この期間は、毛先をそろえるカットを最小限にして、伸びた分をそのまま残すのがポイントです。予約の時に「3か月後に〇〇の髪型にしたいので、今回は整えるだけで」と伝えておくと、計画どおりに進めやすくなります。

半年後に向けて伸ばしたい時

半年あれば、計算上は約7cm伸びます。ショートからボブ、ボブから肩につく長さへと、髪型の印象が変わってくる期間です。

この期間で大事なのは、毛先をそろえるカットの回数と、伸ばしかけの形を保つことです。『全然切らない方が早く伸びるのでは』と思いがちですが、伸ばしかけの時期は形が崩れやすいので、少しずつ整えながら進める方が気持ちよく伸ばせます。

1年かけてロングにしたい時

1年かけて伸ばす時は、季節ごとに傷みの原因が変わります。夏は紫外線と汗、冬は乾燥と静電気、と季節に合わせたケアを足していくのがコツです。

長い期間なので、途中でくじけそうになることもありますよね。3か月ごとに写真を撮って並べると、少しずつ伸びているのが目で見えて、続ける力になりますよ。

育毛剤より先に見直す日常のこと

髪の毛を早く伸ばしたい時、育毛剤より先に見直したいのが、毎日の小さな負担です。伸びた先で毛が切れていると、どれだけ待っても長さが出ないからなんです。

毎日の習慣チェック
  • ぬれた髪のまま寝ていないか
  • タオルで髪をゴシゴシこすっていないか
  • からまった髪を、根元から一気にとかしていないか
  • 毛先まで熱いアイロンを毎日すべらせていないか
  • 同じ位置できつく結ぶ髪型を毎日続けていないか
  • 毛先をつい指でさわったり、裂いたりしていないか

当てはまる項目が多いほど、伸びた分を失っている可能性があります。全部を一度に変えなくて大丈夫です。まずは一つ選んで、2週間続けてみてください。

例えば「今週は、ぬれたまま寝ない」と決めるだけでも十分です。一つが習慣になったら、次の項目へ進んでいけば大丈夫ですよ。

髪の毛を早く伸ばす「近道」は守ること

伸ばしたい時ほど、何か新しい物を足したくなりますよね。でも、実は「やめること」「減らすこと」の方が、長さを残すうえで役に立つことが多いんです。

例えば、毎朝のアイロンを1日おきにするだけでも、毛先にかかる熱の回数は半分になります。こうした引き算のケアは、お金もかからず、今日から始められますよ。

睡眠と食事のリズムも見直す

日本皮膚科学会のQ&Aでは、髪の毛が抜けなくなる特別な予防法があるわけではないとしたうえで、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を心がけるようすすめています。伸ばしたい時も、土台になるのは毎日の生活です。

夜ふかしが続いている時期は、寝る時間をそろえるところから始めてみてください。極端な食事制限のダイエットも、髪のためには避けておきたいところです。

髪をさわる癖に気づく

考えごとをしている時に、毛先を指に巻きつけたり、枝毛を探して裂いたりしていませんか。無意識の癖なので、自分では気づきにくいですよね。

枝毛を裂くと、そこから毛先が割れて、かえって傷みが広がることがあります。気になる枝毛は、美容室で整えてもらうか、よく切れるはさみで少しだけ切るようにしてみてください。デスクワークの時は髪をゆるくまとめておくと、さわる回数そのものを減らせます。

切れ毛を防ぐ毎日の習慣

髪の毛を長く伸ばすには、毎日の場面ごとに、毛先を守る動きを身につけるのが近道です。よくある場面ごとに、気をつけたいことをまとめました。

場面毛先にかかる負担守るための動き
洗う前からまったまま洗うと絡みが強くなる目の粗いくしで毛先からほどく
洗う時毛先同士をこすり合わせる頭皮を洗い、毛先は泡でなでるだけ
拭く時タオルでこすって摩擦が起きるタオルではさんで押さえる
乾かす時熱の当てすぎと、ぬれたままの放置根元から乾かし、毛先は最後に軽く
とかす時根元から一気にとかして引っかかる毛先から少しずつとかす
寝る時枕との摩擦乾かしてから寝る。長い髪はゆるくまとめる
結ぶ時同じ位置が毎日引っぱられる結ぶ位置と強さを日ごとに変える

タオルドライは「はさんで押さえる」

ぬれた髪は、乾いている時より摩擦に弱い状態です。タオルで頭をゴシゴシ拭く癖がある方は、ここを変えるだけでも毛先の傷みが変わってきます。

まず頭皮をタオルで包むように押さえ、次に毛先をタオルではさんで、ぎゅっぎゅっと水気を移すイメージで拭いてみてください。ドライヤーの時間も短くなって、一石二鳥ですよ。

ブラッシングは毛先から

からまった髪を根元から一気にとかすと、からまりが毛先に集まって、ブチッと切れやすくなります。とかす時は、毛先、中間、根元の順に、少しずつ範囲を広げるのがコツです。

ブラシは、髪の長さや量に合った物を選んでみてください。引っかかりを感じたら無理に引かず、手でほぐしてから続けるようにしましょう。

結び方で根元と毛先を守る

結んだりまとめたりする髪型を毎日続けると、引っぱられた毛が抜けやすくなることがあるそうです(日本皮膚科学会のQ&Aより)。伸ばしている途中は結ぶ機会が増えるので、気をつけたいところです。

結ぶ位置を高め・低めと日ごとに変えたり、ゴムを少しゆるめにしたりしてみてください。寝る時は結んだままにせず、ほどいてゆるくまとめる程度にしておくと安心です。

長い髪で寝る時のまとめ方

長い髪をそのまま広げて寝ると、寝返りのたびに枕とこすれて、毛先が傷みやすくなります。とはいえ、きつく結んだまま寝ると、根元が引っぱられてしまいますよね。

寝る時は、髪をしっかり乾かしてから、ゆるい三つ編みや、シュシュでふんわりまとめる程度にしてみてください。枕カバーを肌ざわりのなめらかな物にするのも、摩擦を減らす工夫の一つです。

熱・カラー・紫外線との付き合い方

伸ばしている間も、おしゃれは楽しみたいですよね。やめる必要はありませんが、付き合い方を少し変えるだけで、毛先の傷みはかなり抑えられます。

傷みの原因起こりやすいこと付き合い方の例
ヘアアイロン毛先がパサつき、切れやすくなる温度を下げる、同じ場所に長く当てない、休む日を作る
ドライヤー熱の当てすぎで乾燥する少し離して風を動かし、仕上げに冷風
カラー・ブリーチ毛先がもろくなる間隔をあける、根元だけ染める相談をする
パーマ毛先の手触りが変わる伸ばしかけの時期は回数を見直す
紫外線髪の色あせやパサつき帽子や日傘を使う
プールや海塩素や塩分で乾燥する上がったら早めに真水で流す

極端に頻繁なカラーは避けたいところだと、日本皮膚科学会のQ&Aも伝えています。伸ばしたい時期は、全体を染めるのではなく根元だけ染めるなど、美容師さんと相談してみてください。

毛先を守る化粧品の役割

トリートメントやヘアオイルなどの化粧品は、見えている髪の毛のケアが得意です。化粧品が表示できる効能には、毛先を守る内容として「裂毛、切毛、枝毛を防ぐ」「毛髪の水分、油分を補い保つ」なども含まれています。

洗い流すトリートメントは毛先を中心に、洗い流さないトリートメントは乾かす前に毛先に少量、と使い分けてみてください。頭皮にまで付けると、べたつきの原因になることがあります。

季節ごとに足したいケア

1年かけて伸ばす時は、季節によって髪の傷み方が変わります。季節ごとに、足したいケアをまとめました。

季節気をつけたいこと足したいケア
春風で髪がからまりやすい外出前に毛先をまとめる、帰宅後に毛先からとかす
夏紫外線、汗、プールや海帽子や日傘、汗をかいたら早めに洗って乾かす
秋夏の傷みが毛先に出やすい傷んだ毛先だけ美容室で整える
冬乾燥と静電気、マフラーの摩擦洗い流さないトリートメント、マフラーの下に髪を入れすぎない

季節の変わり目に美容室へ行く予定を入れておくと、傷みが広がる前に手を打ちやすくなりますよ。

育毛剤はどんな時に使う?

ここまで読んで、『じゃあ育毛剤はいらないの?』と思った方もいますよね。育毛剤は、髪を早く伸ばすための物ではなく、頭皮の悩みに合わせて使う物なんです。

厚生労働省の通知では、医薬部外品の育毛剤の効能・効果の範囲は「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」とされています。伸ばしたい時でも、抜け毛やふけ、かゆみが気になるなら、選ぶ理由になります。

育毛剤を考えてよい時
  • 抜け毛が増えた気がして、長さより量が気になる
  • 頭皮のふけやかゆみが気になる
  • 分け目や頭頂部のボリュームが気になる
育毛剤より先にやりたい時
  • 毛先がすぐ切れる、枝毛が多い
  • イベントまでに長さだけを出したい
  • ヘアアイロンやカラーの傷みが気になる

育毛剤を使う時は、髪の毛先ではなく頭皮に付けます。効き方には個人差があり、メーカーによっては継続の目安を案内しているので、説明書や公式サイトで確かめてみてください。

市販の発毛剤(第1類医薬品)は、対象が壮年性脱毛症とされている医薬品です。髪を長く伸ばしたいという目的の物ではないので、抜け毛や薄毛が気になる時は薬剤師や医師に相談しましょう。育毛剤の種類と区分の全体像は、育毛剤とは?で紹介しています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

頭皮用と毛先用を、一日の中でどう使い分ける?

育毛剤とヘアケアを両方使う時は、付ける場所を分けるのが基本です。育毛剤は頭皮、トリートメントやヘアオイルは毛先、と決めておくと迷いません。

夜なら、洗った後に根元から乾かし、頭皮に育毛剤をなじませてから、毛先に洗い流さないトリートメントを付ける流れがおすすめです。付け方の基本の流れは、育毛剤の使い方・正しい塗り方で手順にしています。

ヘアサロンでの相談の仕方

髪の毛を早く伸ばしたい時、いちばん頼りになるのが美容師さんです。伸ばしたい期間と目標を伝えておくと、カットの間隔や伸ばしかけの形を一緒に考えてもらえます。

美容室で伝えたいこと
  1. 目標の日と、その日になりたい髪型を伝える
  2. 今いちばん気になっていること(毛先の傷み、広がり等)を話す
  3. ふだんのスタイリング(アイロン、結ぶ頻度)を正直に伝える
  4. 毛先をどのくらい切るかを、切る前に確認する
  5. 次に来るタイミングと、それまでの家でのケアを聞く

例えば、こんなふうに伝えてみてください。「半年後の結婚式までに、肩につくくらいまで伸ばしたいです。毛先の傷みは最低限だけ整えてもらえますか」

美容師さんから「毛先がかなり傷んでいるので、今回は少し多めに切って、その後の伸びをきれいに保ちましょう」と提案されることもあります。目先の長さより、その後の伸び方を考えた提案なので、理由を聞いてみると納得しやすいですよ。

カットの間隔はどうする?

伸ばしている時のカットの間隔は、髪の長さや傷み具合で変わります。『切らないほど早く伸びる』と考えて長くあけすぎると、毛先の傷みが広がることもあるんです。

美容師さんに「伸ばしたいので、次は何か月後に来ればいいですか」と聞いてみてください。毛先を整える量を最小限にしてもらえば、長さを残しながら形も保てます。

頭皮のことも相談できる

美容室によっては、頭皮の状態を見て、ヘッドスパや頭皮ケアの商品をすすめてくれるところもあります。頭皮のかゆみや赤みが続く時は、美容室ではなく皮膚科で相談してくださいね。

伸ばしかけ用のカットを頼む時の言葉

伸ばしかけの時期は、長さを残すことと、形を整えることのバランスが大事です。美容師さんには、こんな言い方で頼んでみてください。

「長さはできるだけ残したいので、はねやすいところだけ整えてください」「次に来るまでの間、家でまとまりやすい形にしてもらえますか」

具体的に伝えるほど、切る量のすれ違いが起きにくくなります。切る前に「このくらい切りますね」と見せてもらえるか、遠慮なく聞いてみましょう。

伸ばしかけの時期を乗り切るアレンジ

伸ばしている途中は、中途半端な長さで『もう切りたい』と思う時期が、たいてい一度はやって来ますよね。そんな時期を乗り切るには、長さ別のアレンジを知っておくと気持ちが楽になります。

今の長さ困りやすいこと乗り切るアレンジ
耳が隠れるくらい横の毛がはねる耳にかける、ピンで片側を留める
あごのライン毛先が外にはねる内側に軽くブローする、ヘアバンドを使う
肩につく長さ肩に当たってはねるハーフアップ、低めのまとめ髪
鎖骨くらい毛先が広がるゆるい三つ編み、低い位置でまとめる

アレンジの時も、きつく引っぱらないこと、同じ位置ばかりで結ばないことを意識してみてください。ピンやゴムは、髪が引っかかりにくい物を選ぶと毛先を守れます。

職場や学校で伸ばしかけが気になる時

仕事や学校で、伸ばしかけの髪がまとまらないと気になりますよね。そんな時は、低い位置でゆるくまとめる、耳にかけてピンで留めるなど、シンプルな形が扱いやすいです。

毎日同じ形にすると同じ場所に負担がかかるので、2〜3種類の形を順番に使い回すのがおすすめです。朝の時間が限られている方は、前の晩に乾かし方を整えておくと、まとめるのが楽になりますよ。

前髪を伸ばしたい時

前髪を伸ばしている途中は、目にかかって邪魔になりますよね。横に流してピンで留めたり、センターで分けて耳にかけたりすると、伸ばしかけの時期を過ごしやすくなります。

前髪の根元は顔に近く、触る回数も多い場所です。気になってついさわる癖がある方は、ピンで留めて触らない時間を作るのもおすすめですよ。

伸ばしている途中によくある失敗と防ぎ方

伸ばしたい気持ちが強いほど、つい焦ってしまいますよね。よくある失敗を先に知っておくと、遠回りを防げます。

伸ばす途中の失敗起こることこう変える
伸びが気になって毎日長さを確認する変化が分からず、焦りが増える月に1回、同じ条件で写真を撮る
毛先を自分で切りそろえる切りすぎたり、ガタガタになったりする毛先の調整は美容師さんに任せる
育毛剤を毛先に付ける頭皮に届かず、べたつく育毛剤は頭皮、毛先はトリートメント
伸びる速さをうたう商品を次々試す肌に合わない物が分からなくなる区分と効能の表示を先に確かめる
結んだまま寝る根元が引っぱられ、毛先もこすれる寝る時はほどいてゆるくまとめる

『早く伸びる』とうたう広告を見かけても、医薬品等の広告の基準では、速く効くとうたう表現は原則として認められていません。区分と効能の表示を確かめて、冷静に選んでみてください。

途中で気持ちが切れそうな時は

伸ばしかけの髪がまとまらないと、『もう切ってしまおうか』と思う日もありますよね。そんな時は、最初に撮った写真と今の写真を並べてみてください。

目で見て伸びているのが分かると、もう少し続けてみようという気持ちになれます。目標の髪型の写真をスマホに保存しておいて、くじけそうな時に見返すのも、気持ちを支える小さな工夫です。どうしても扱いにくい時は、美容師さんに伸ばしかけ向けの形を相談するのも立派な前進ですよ。

伸ばしている時に相談したい目安

髪を伸ばしていると、抜け毛が長いぶん目立って、多く感じることもあります。とはいえ、日本皮膚科学会のQ&Aによれば、一日の抜け毛はおおよそ100本程度までが目安です。

こんな時相談先
伸ばしている途中で丸い脱毛に気づいた皮膚科
結んでいる部分の毛が薄くなってきた皮膚科(髪型も見直す)
頭皮にかゆみ・赤み・ふけが続く皮膚科
毛先の傷みや伸ばし方を相談したい美容師
抜け毛が気になって頭皮用の物を探したいドラッグストアの薬剤師
産後や体調を崩したあと、抜ける量が増えたかかりつけ医・皮膚科

妊娠・授乳中や産後の方、持病のある方が育毛剤を使う時は、先にかかりつけの医師か薬剤師へ相談を。抜け毛そのものが気になる時の考え方は、抜け毛が増えた時の対処も参考にしてみてください。

よくある質問

育毛剤を使えば髪の毛を早く伸ばせますか?

髪の毛を早く伸ばすと表示できる育毛剤はありません。育毛剤は、抜け毛やふけなど頭皮の悩みに合わせて、表示された効能の範囲で使う物です。

1か月でどのくらい伸ばせますか?

毛は一日約0.4mm伸びるとされているので、1か月で約1.2cmが目安です。伸び方には個人差があります。

毛先を切らない方が早く伸びますか?

切らない方が長さは残りますが、傷んだ毛先を放っておくと切れ毛が増えることもあります。整える量を最小限にしてもらうよう美容師さんに相談してみてください。

髪を早く伸ばす食べ物はありますか?

食べ物で髪が早く伸びると言える根拠は見当たりません。食事は偏りなく、生活のリズムを整えることを、伸ばしている間も大切にしてみてください。

伸ばしている間はカラーをやめた方がいいですか?

やめる必要はありませんが、間隔をあける、根元だけ染めるなど、毛先の負担を減らす方法を美容師さんと相談してみてください。

頭皮マッサージをすると早く伸びますか?

マッサージで伸びる速さが上がると言える根拠は見当たりません。育毛剤を付けた時に、指の腹でやさしくなじませる程度にしましょう。

伸ばしていたら抜け毛が増えた気がします。

長い毛は抜けた時に目立つので、多く感じることがあります。急に増えた、丸く抜けたなどの変化がある時は、皮膚科で相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 髪の毛を早く伸ばすと表示できる育毛剤はない
  • 1か月で約1.2cmを目安に、目標の日から逆算して計画を立てる
  • 伸びた分を失わないよう、洗う・拭く・乾かす・とかす・寝る・結ぶを見直す
  • 熱、カラー、紫外線とは、回数と間隔を工夫して付き合う
  • 育毛剤は抜け毛やふけなど頭皮の悩みがある時に、頭皮に付けて使う
  • 伸ばしたい期間と目標は、早めに美容師さんに伝えて一緒に計画する
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

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