薄毛対策に使う整髪料の選び方は?ボリュームの出し方と落とし方

薄毛対策として整髪料を少量手のひらに伸ばしてセットするイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

髪のボリュームが減ってきた気がして、整髪料でなんとかふんわり見せたい。でも『ワックスを付けると、かえってペタッとする』と感じたこと、ありませんか。

結論から言うと、薄毛対策として整髪料を選ぶなら、軽くて根元を重くしない物を、少ない量から使うのが基本です。そして夜にはしっかり落として、頭皮を清潔に戻しておきましょう。

この記事を読むと、自分の髪に合う整髪料の種類と、ボリュームの出し方、落とし方が分かります。

目次

薄毛対策で整髪料はどう選ぶ?先に答え

先に答え
  • 整髪料は化粧品で、役割は「髪型を整え、保持する」こと
  • 薄毛が気になる時は、軽い仕上がりでセット力のある物が使いやすい
  • ボリュームはドライヤーで根元を立ち上げてから、少量で固定する
  • 頭皮に付けず、毛先から中間に付ける
  • 夜はシャンプーで落とし、育毛剤を使うなら乾かしてから

整髪料そのものに、髪を育てる役割はありません。ただ、選び方と付け方しだいで、見え方はかなり変わるんです。

ここからは、「見え方を整える道具」として整髪料をどう選ぶかをお話ししますね。

整髪料でできること
  • 根元を起こした形を保ち、ふんわり見せる
  • 毛の流れを変えて、分け目やつむじを目立ちにくくする
  • 束感を調整して、地肌の透け方を変える
整髪料ではできないこと
  • 髪を育てたり、抜け毛を防いだりすること
  • 頭皮の状態を整えること
  • 付けた量だけ髪を増やして見せること

『整髪料で隠しているだけで、意味があるのかな』と思うかもしれません。でも、見え方が整うと鏡を見るのが少し楽になり、気持ちの面で助けられる方も多いんです。頭皮のケアは育毛剤やシャンプーで、見え方は整髪料で、と役割を分けて考えてみてください。

整髪料は薄毛にどう関わる?

『整髪料を使うと薄毛が進むって本当?』と心配になる方も多いはずです。整髪料は化粧品に入り、表示できる効能の一つは「髪型を整え、保持する」です。

一方で、東京都の資料では、化粧品で育毛をうたうことは一切できないとされています。つまり、「育毛できるワックス」のような物は、表示のうえではありえないんです。

確かめたいこと整髪料(化粧品)育毛剤(医薬部外品)
主な役割髪型を整え、保持する育毛、脱毛の予防など
付ける場所髪(毛先から中間)頭皮
育毛の表示できない効能の範囲で表示できる
使うタイミングセットの最後洗髪後や朝晩など商品ごと
落とし方シャンプーで洗い流す洗い流さない物が多い

心配なのは、整髪料そのものより「付けっぱなし」や「頭皮への付けすぎ」です。根元にべったり付いたまま寝ると、頭皮が汚れたままになりやすいですよね。

「スカルプ」とある整髪料の見方

整髪料の中には、パッケージに頭皮を意識した言葉が書かれた物もあります。そんな時は、箱の区分の表示を見てみましょう。

医薬部外品の表示が無ければ化粧品です。化粧品として表示できるのは、頭皮や髪を健やかに保つといった範囲までと考えておくと、期待しすぎずに済みますよ。

整髪料が負担になりやすい場面

整髪料を使うこと自体より、使い方で頭皮への負担は変わります。次のような場面に心当たりがないか、振り返ってみてください。

場面起こりやすいこと見直し方
毎日たっぷり付けている根元まで重くなる量を半分から試す
付け直しを何度もする髪に層のように重なる付け直しは手ぐしと水で
汗をかいたまま過ごす整髪料と汗が混ざる帰宅後は早めに洗う
強いスプレーを近くからかける頭皮にも液がかかる頭から離してかける
洗髪をお湯だけで済ませる油分の多い物は残りやすいシャンプーで落とす

例えば、昼に髪がつぶれてきた時に、ワックスを上から足していませんか。そんな時は、手を少し濡らして根元を起こすだけでも、ふんわり感が戻ることがありますよ。

整髪料の種類別、薄毛が気になる時の向き不向き

整髪料にはいろいろな種類があります。薄毛が気になる時は、「重さ」と「セット力」の組み合わせで選ぶのがコツです。

種類仕上がり薄毛が気になる時の向き不向き気をつけたいこと
ワックス(ソフト・軽め)自然な動き向いている。少量でふんわり量が多いと根元が重くなる
ワックス(ハード・重め)束感・ツヤ量に注意。束で地肌が見えやすい細い髪だとつぶれやすい
スプレー形をキープ向いている。最後の固定に頭皮から離してかける
ムース・フォーム軽いボリューム向いている。乾かす前に使える付けすぎると固まる
ジェル濡れたようなツヤ不向きなことが多い。束になりやすい地肌が透けて見えやすい
グリース・ポマードツヤ・まとまり不向きなことが多い。重い落とすのに手間がかかる
パウダー根元のハリ向いている場合がある頭皮に直接かけすぎない

「マット」「ドライ」と書かれた物は、ツヤが少なく地肌との差が目立ちにくい仕上がりになりやすいです。一方で「ウェット」「ツヤ」と書かれた物は、髪が束になって地肌が見えやすくなることがあります。

香りや成分表示も見ておく

整髪料は毎日使う物なので、香りの強さも選ぶ時の大事なポイントです。育毛剤やシャンプーにも香りがあると、混ざって気になることもありますよね。

頭皮が敏感な方は、成分表示の上の方にエタノールや香料がある物で刺激を感じることもあります。気になる時は、使う前に腕の内側などで少し試してみると安心です。

髪質で選ぶ

同じ整髪料でも、髪質によって合う・合わないが分かれます。

髪質合いやすい物避けたい使い方
細くてやわらかい軽めのワックス、ムース、スプレー重いワックスを根元から付ける
太くてかたいソフトなワックス、クリーム系ハードな物で無理に立てる
くせ毛ムースやクリームでまとめるジェルで固めて地肌を出す
少なく感じるパウダー、軽いスプレー束を作る付け方

気になる場所で選ぶ

つむじや頭頂部が気になる方は、上から見た時の見え方を意識しましょう。トップに重い物を付けると、髪が寝て地肌が目立ちやすくなります。

生え際や前髪が気になる方は、前髪を上げるより、少し下ろして流すスタイルの方が自然に見えることもあります。髪型そのものの工夫は、頭頂部・髪型で見え方を変える工夫でも紹介しています。

ボリュームを出すセットの手順

整髪料だけでボリュームを出そうとすると、量が増えてかえって重くなります。実は、ボリュームの大部分はドライヤーで作るんです。

ふんわり見せるセットの手順
  1. 髪を根元まで濡らすか、シャンプー後にタオルで押さえて水気を取る
  2. ドライヤーで、髪の流れと逆方向から根元に風を当てて立ち上げる
  3. 最後に冷風を当てて、立ち上げた形を落ち着かせる
  4. 整髪料を少量取り、手のひら全体に薄く伸ばす
  5. 毛先から中間に、内側から空気を入れるように付ける
  6. 必要ならスプレーを頭から離して軽くかけ、形を固定する

ドライヤーのかけ方のコツ

つむじの周りは、毛の流れがいつも同じ方向に倒れていることが多いですよね。いつもと逆の方向から乾かすと、根元が立ち上がりやすくなります。

ドライヤーは頭に近づけすぎないようにしましょう。同じ所に熱を当て続けると、頭皮や髪に負担がかかります。

付ける量と場所

整髪料は「少し足りないかな」と思うくらいから始めるのがおすすめです。足りなければ後から足せますが、付けすぎた物は落とすしかありません。

付ける時のチェック
  • 手のひらで透明に近くなるまで伸ばしてから付けている
  • 頭皮や根元ではなく、毛先から中間に付けている
  • 後頭部や内側から付けて、前髪は最後に残りで整えている
  • 指で地肌をこすらず、髪をつまむように付けている
  • スプレーは頭から離して、同じ所にかけ続けていない

例えば、朝に時間が無くて手に取った整髪料をそのまま頭頂部にのせると、そこだけ髪が束になってつむじが目立ってしまいます。手のひらで伸ばすひと手間で、見え方はかなり違いますよ。

前髪と生え際のセット

生え際が気になる方は、前髪を全部上げるより、斜めに流す方が自然に見えることがあります。ドライヤーで前髪の根元を、流したい方向と逆から乾かしてから、流したい方向へ倒してみてください。

整髪料は、前髪には手に残ったごく少量だけで十分です。付けすぎると、前髪が束になって生え際が透けて見えやすくなります。

シーン別のセットの考え方

シーン合わせやすい整髪料ひと工夫
仕事の日軽めのワックス+スプレー前髪は下ろして流す
休日ムースや軽いクリーム整髪料なしで乾かすだけの日も
雨や湿気の多い日スプレーで軽く固定根元をしっかり乾かしておく
汗をかく日少量のワックス帰宅後すぐに洗う
写真を撮る日パウダー+スプレー上からの照明を避ける

パウダーやヘアファンデーションの使い方

根元にふりかけるパウダーや、頭皮の色をカバーするヘアファンデーションを使う方もいます。国立がん研究センターの冊子でも、分け目の薄さが気になる場合は頭皮用ファンデーションやパウダータイプの増毛剤でカバーできると紹介されています。

使う時は、頭皮にかけすぎないこと、夜にしっかり洗い落とすことを守りましょう。

外で長く過ごす日は

屋外で長く過ごす日は、日差しや汗の影響も気になりますよね。帽子をかぶる日は、整髪料を控えめにしておくと、脱いだ時に髪がつぶれにくくなります。

帰宅したら、できるだけ早めにシャンプーで汗と整髪料を落としてあげましょう。

育毛剤を使っている日の順番

育毛剤を使っているなら、整髪料はその後に付けるのが基本です。市販の発毛剤の添付文書でも、整髪料やヘアセットスプレーは本剤を使用した後に使うよう書かれています。

時間やることポイント
朝の洗髪後髪と頭皮をよく乾かす濡れたままにしない
朝のケア育毛剤を頭皮に付ける商品の使い方の量と回数を守る
なじませた後育毛剤が乾くのを待つ手に残った液はふき取る
セットドライヤーで形を作り、整髪料頭皮に付けない
夜シャンプーで整髪料を落とす乾かしてから育毛剤

育毛剤と整髪料の順番や、整髪料を使う時の注意は、育毛剤とワックスなど整髪料の併用でくわしく紹介しています。発毛剤を使っている方は、発毛剤と整髪料を一緒に使う時も参考にしてみてください。

使い方は商品ごとに確認

育毛剤によって、使うタイミングや量、乾かし方の案内は違います。箱や公式サイトの使い方を確かめ、分からない時はメーカーや薬剤師に聞いてみましょう。

夜の落とし方

整髪料を付けた日は、夜のシャンプーでしっかり落としてから寝ましょう。『疲れたから今日はいいか』とそのまま寝ると、枕にも頭皮にも整髪料が残ってしまいます。

整髪料を落とす手順
  1. シャンプーをつける前に、ぬるま湯だけで整髪料をざっと流す
  2. シャンプーを手で泡立ててから、髪全体になじませる
  3. 指の腹で地肌を洗い、爪は立てない
  4. えり足や耳の裏に泡や整髪料が残っていないか、手でさわって確かめながらすすぐ
  5. タオルで包むように水気を取ってから、ドライヤーを根元に当てて乾かす

落ちにくい整髪料の見分け方

ハードなワックスやグリース、油分の多い物は、1回のシャンプーでは落ちきらないこともあります。洗った後に髪がまだベタつく、指どおりが重いと感じたら、落ちきっていないサインです。

洗った後の感じ考えられること次からの工夫
髪がまだベタつく油分の多い整髪料が残っている予洗いを長めにする
毛先だけきしむ整髪料が毛先に固まっている付ける量を減らす
頭皮がかゆいすすぎ残しや肌に合わない物すすぎを丁寧に。続くなら皮膚科
枕に色や香りが付く落としきれていない寝る前の洗髪を習慣にする

毎回落としにくい物を使っているなら、軽い整髪料に替えるのも一つの方法です。落としやすさも、選ぶ時の大事な基準なんです。

洗えない日の対処

旅行や遅い帰宅で、どうしても夜に洗えない日もありますよね。そんな日は、ぬれタオルで髪の表面の整髪料をふき取り、ブラシでとかしておくだけでも違います。

翌朝は、いつもよりすすぎを丁寧にして洗いましょう。洗えない日が続かないよう、その日は整髪料をごく少量にしておくのもおすすめです。

整髪料選びでよくある失敗

よくある失敗どうなる?防ぎ方
ボリュームを整髪料の量で出す重くなってつぶれるドライヤーで立ち上げてから少量
根元に塗り込む頭皮に残りやすい毛先から中間に付ける
ツヤの強い物で束を作る地肌が透けて見えるマットな仕上がりを選ぶ
付けたまま寝る頭皮が汚れたまま使った日はその夜に洗う
合わない物を使い続けるかゆみや赤みが出ることも1つずつ試し、異常が出たら中止

整髪料を替える時は、一度に1つだけにしておきましょう。頭皮に異常が出た時に、どれが合わなかったのか分かるからです。

美容師に相談する時の伝え方

整髪料選びに迷ったら、カットの時に美容師や理容師に聞いてみるのも近道です。髪質を一番よく知っているのは、実際に髪を切っている人ですよね。

「トップのボリュームが出にくいのが悩みです。軽く仕上がる整髪料と付け方を教えてください」

こう伝えるだけで、カットの仕方と合わせて提案してもらえることがあります。その場で付け方を見せてもらうと、家でもまねしやすいですよ。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

整髪料を買う前のチェック

ドラッグストアの整髪料の棚は、種類が多くて迷いますよね。買う前に、次のことを箱やボトルで見ておきましょう。

買う前のチェック
  • 仕上がりの表示(マット・ツヤ・ドライ・ウェットなど)
  • セット力の表示(ソフト・ハードなど)
  • 区分の表示(化粧品か、医薬部外品か)
  • 使用上の注意(頭皮に異常がある時は使わない等)
  • 「水で落ちる」「シャンプーで落ちやすい」などの案内
言葉ひと言でいうと
セット力髪型をキープする強さ
マットツヤを抑えた仕上がり
予洗いシャンプー前にお湯だけで洗うこと
根元の立ち上げ髪の根元を起こしてボリュームを出すこと
ヘアファンデーション頭皮の色をカバーする化粧品

よくある質問

薄毛が気になるなら、整髪料は使わない方がいいですか?

使うのをやめる必要はありません。軽い物を少量、毛先から中間に付け、夜にしっかり落とせば、見え方を整える道具として使えます。

薄毛に向いている整髪料の種類はどれですか?

軽めのワックスやムース、スプレーなど、重くなりにくい物が使いやすいことが多いです。髪質によって合う物は違うので、少しずつ試してみてください。

育毛剤と整髪料は、どちらを先に付けますか?

育毛剤を先に頭皮に付け、乾いてから整髪料を使うのが基本です。商品ごとの使い方も確かめておきましょう。

整髪料を落とすのに、シャンプーは2回した方がいいですか?

予洗いを丁寧にすれば1回で落ちることもあります。ベタつきが残る時は、すすぎの時間や整髪料の量を見直してみてください。

「頭皮にやさしい」と書かれた整髪料なら、頭皮に付けてもいいですか?

整髪料は髪に付ける物です。頭皮にやさしいと書かれていても、頭皮や根元に塗り込まないようにしましょう。

整髪料を使ったら頭皮がかゆくなりました。

その整髪料はいったんお休みして、頭皮の様子を見てください。赤みやかゆみが続く時は、使っていた整髪料を持って皮膚科で相談しましょう。

整髪料の付け直しは、昼に何回してもいいですか?

上から何度も足すと重くなりやすいです。昼は手を少し濡らして根元を起こし、足すとしてもごく少量にしておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 整髪料は化粧品で、役割は髪型を整えて保つこと
  • 薄毛が気になる時は、軽くてマットな仕上がりの物が使いやすい
  • ボリュームはドライヤーで作り、整髪料は少量で固定する
  • 育毛剤を使う日は、育毛剤の後に整髪料
  • 使った日は夜にしっかり落としてから寝る

整髪料は、選び方と付け方を少し変えるだけで、ふんわり見せる心強い味方になります。今日のセットから、量を少し減らして試してみてくださいね。

頭皮のケアに使う育毛剤のことは、育毛剤とはどんな商品かを入り口にしてみてください。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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