当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。
育毛剤のことを調べ始めると、公式サイト、通販のページ、まとめ記事、個人のブログ、SNSの投稿と、いろいろなサイトが出てきますよね。『どれを信じればいいの?』と迷ってしまう方も多いはずです。
結論から言うと、育毛剤のサイトを見る時は「誰が書いているか」「広告かどうか」「効能の書き方が区分の範囲か」の3つを見るのがコツです。どのサイトが良い・悪いではなく、サイトの種類ごとに分かることと分からないことがあるんです。
この記事では、サイトの種類別の見分け方と、広告の表記の読み方を、表にしてお話ししますね。
育毛剤のサイトを見る時の注意は?先に答え
- サイトには、メーカー公式・通販・まとめ記事・個人ブログ・SNS・公的機関などの種類がある
- まずページの下にある運営者情報で、誰が書いているかを確かめる
- 「PR」「広告」「プロモーション」の表記は、広告であることを示す目印
- 医薬部外品の育毛剤でも、表示できる効能には決められた範囲がある。結果を約束するような書き方は読み流す
- 気になった商品は、最後にメーカー公式と箱の表示で確かめる
このサイトも、育毛剤の情報を届けるサイトの一つです。だからこそ、ほかのサイトを見る時にも役立つ「見方」をお伝えしたいと思います。
育毛剤のサイトにはどんな種類がある?
ひとくちに「育毛剤のサイト」と言っても、書いている人も目的もさまざまです。種類ごとに、分かることと気をつけたいことを並べてみました。
| サイトの種類 | 主に書いている人 | 分かること | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| メーカー公式サイト | 商品を作る・売る会社 | 区分・有効成分・使い方・問い合わせ先 | 売る側の説明であることを知っておく |
| 公式の通販ショップ | メーカーや販売会社 | 内容量・定期の条件・解約の方法 | 申し込みの前に最終確認画面を読む |
| 通販モール・ドラッグストアの通販 | 出店しているお店 | 取り扱いの有無・届く時期 | 出品者が誰かを確かめる |
| 比較・まとめ記事 | メディアの編集部や書き手 | 複数の商品の特徴をまとめて知れる | 広告の表記と、選んだ基準を確かめる |
| 個人のブログ | 個人 | 使い心地の感想 | 体験は一人の例。区分や効能は公式で確かめる |
| SNS・動画 | 個人・企業・依頼を受けた人 | 使っている様子の雰囲気 | 広告の表記が無いか、本文と一緒に見る |
| 公的機関のサイト | 厚生労働省・消費者庁など | 区分の決まり・注意喚起・相談先 | 個別の商品の良し悪しは書かれていない |
どれか一つを見れば十分、というわけではありません。いくつかの種類を見比べて、同じことが公式でも書かれているかを確かめるのが、迷わないコツなんです。
検索結果の「広告」の枠も見分けておこう
検索結果の上のほうには、「スポンサー」や「広告」と書かれた枠が出ることがあります。これは、お金を払って表示している広告です。
広告だから悪い、というわけではありません。ただ、ふつうの検索結果とは別の物だと知っておくと、落ち着いて読めますよ。
スマホで見る時に気をつけたいこと
スマホだと、画面が小さいぶん、広告の表記やページ下の運営者情報を見落としやすくなります。記事の途中に出てくる広告の枠と、記事の本文の区別もつきにくいですよね。
気になる記事は、一度いちばん下までスクロールしてから読み始めるだけでも、見え方がずいぶん変わりますよ。
誰が書いているかを見分ける手順
『このサイト、誰が作っているんだろう?』と思った時は、次の手順で確かめてみてください。
- ページのいちばん下までスクロールする
- 「運営者情報」「会社概要」「サイトについて」などのリンクを探す
- 会社名や運営者名、連絡先が書かれているかを見る
- 商品を売っているページなら「特定商取引法に基づく表記」を開く
- 販売業者の名前・住所・電話番号が書かれているかを確かめる
国民生活センターは、通販サイトを使う前に「会社概要」「お問い合わせ」「特定商取引法に基づく表記」のページを確かめるよう呼びかけています。
| 見る所 | 分かること |
|---|---|
| 運営者情報・会社概要 | サイトを作っている会社や人 |
| 特定商取引法に基づく表記 | 商品を売っている業者の名前・住所・電話番号 |
| お問い合わせ | 困った時の連絡方法 |
| 記事の書き手の紹介 | どんな立場の人が書いているか |
| 更新日 | いつの情報か |
『書き手が専門家なら安心?』と思う方もいるはずです。ただ、医薬品などの広告では、医師などが推せんしているかのように見せる表現は不適当とされています。肩書きだけで判断せず、中身が公式の表示と合っているかを見てみてください。
更新日も見ておきたい理由
育毛剤は、名前やパッケージ、中身が変わることがあります。数年前の記事だと、今の商品とちがう話をしていることもあるんです。
記事の更新日を見て、古い時は公式の商品ページで今の情報を確かめておきましょう。
いくつかのサイトで同じことが書かれていたら
複数のサイトで同じ説明を見かけると、『みんな言っているなら本当だろう』と思いますよね。ただ、元になった情報が同じで、言い回しだけが変わっていることもあります。
同じ話が何度も出てきた時こそ、その元がメーカー公式や公的機関の情報なのかを一度たどってみてください。元が分からない時は、参考程度にとどめておくと安心です。
「PR」「広告」の表記はどう読む?
まとめ記事やSNSの投稿で、「PR」「広告」などの文字を見かけたことがありますよね。これは、その投稿や記事が広告であることを示す目印です。
令和5年10月1日から、広告であることを隠して見せる、いわゆるステルスマーケティングは、景品表示法の不当表示として規制されています。消費者庁は、広告であることを分かりやすくする表示の例として、次のような記載を挙げています。
| 見かける表記 | どう読むか |
|---|---|
| 「広告」「宣伝」 | その内容は広告 |
| 「PR」「プロモーション」 | 企業からの依頼などがある内容 |
| 「A社から商品の提供を受けて投稿しています」 | 商品を受け取って書いている |
| 「このサイトはアフィリエイト広告を利用しています」 | 記事の中のリンクから商品が売れると、サイトに報酬が入る仕組みがある |
広告であること自体は、悪いことではありません。広告だと分かったうえで、自分で中身を確かめればいいんです。
『表記が無ければ広告ではない?』とも言い切れません。表記を見落としやすい場所に書かれている場合もあるので、記事の上と下、SNSなら投稿の本文と一緒に見てみてください。
内容は消費者庁のステルスマーケティングのページで確かめられます。
動画の広告の表記は
動画では、冒頭だけに表記があっても見逃してしまうことがあります。消費者庁のQ&Aでは、動画は全体を通じて表示することが望ましいとされています。
途中から見始めた時は、説明欄や最初の部分も見返しておくと安心ですよ。
効能の書き方で見分けるコツ
サイトに書かれている効能の言葉も、見分けの手がかりになります。育毛剤(医薬部外品)に表示できる効能には、決められた範囲があるからです。
医薬部外品の育毛剤に表示できる効能の範囲は、育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛です。化粧品のヘアトニックでは、育毛の効能はうたえません。
| サイトで見かける書き方 | 読み方 |
|---|---|
| 「育毛」「脱毛の予防」など、表示の範囲の言葉 | 公式の表示どおりかを箱で確かめる |
| 「誰でも」「確実に」など、結果を約束する言葉 | 効き方には個人差がある。読み流す |
| 「すぐに」「数日で」など、早さを強調する言葉 | 速さを保証する表現は、医薬品等の広告では原則認められていない |
| 使う前と後の写真 | 効果が出るまでの時間を約束するような写真は認められていない |
| 「副作用の心配はない」 | 安全を保証する表現は認められていない |
| 化粧品なのに「育毛」をうたう | 区分と表示が合っていない |
医薬品等の広告のルールは、メーカーだけでなく、記事を書く人にも関わります。医薬品医療機器等法では、誇大な記事を広告・記述・流布してはならない、と「何人も」を主語にしているんです。
2024年10月には、東京都が、育毛剤のアフィリエイト広告で短期間に薄毛が改善するかのように見せた表示について、景品表示法に基づく措置命令を出した例もあります。強い言葉が並んでいる時ほど、一度立ち止まって読んでみてください。
サイトでよく見る言葉
育毛剤のサイトには、少し分かりにくい言葉もよく出てきます。先に意味を押さえておくと、記事の中身がすっと入ってきますよ。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 医薬部外品 | 決められた範囲の効能を表示できる区分。薬用育毛剤など |
| 有効成分 | 医薬部外品で、効能のもとになる成分 |
| 販売名 | 承認を受けた正式な名前。商品名とちがうこともある |
| アフィリエイト | 記事のリンクから商品が売れると、サイトに報酬が入る仕組み |
| 定期購入 | 解約の手続きをするまで、くり返し届く買い方 |
| 最終確認画面 | 通販の申し込みを確定する直前の画面 |
「医薬部外品」と書かれていない時は
サイトの説明に区分が書かれていない商品もあります。そんな時は、育毛の効能をうたっているかどうかと、区分の表示が合っているかを、公式の商品ページや箱で確かめてみてください。
化粧品なら、頭皮や毛髪をすこやかに保つといった範囲の物です。区分が分からないまま買うより、一度確かめておくと安心ですよ。
- 結果を約束する言葉
- 早さを強調する言葉
- 安全を保証する言葉
- 「ナンバーワン」の根拠が書かれていない表示
区分のちがいは医薬品・医薬部外品の違いの記事でくわしく紹介しています。
口コミや体験談のページはどう読む?
個人のブログやSNSには、使った人の感想がたくさん載っていますよね。ためになる情報も多いのですが、読む時に気をつけたい点もあります。
医薬品等の広告のルールでは、使用経験や体験談を使った広告は、客観的な裏付けにはならず誤解を与えるおそれがあるとして、使用感の説明などの例外を除いて行わないこととされています。
| 口コミを読む時に見る所 | 理由 |
|---|---|
| 広告の表記があるか | 依頼を受けた投稿か、自分の意思の投稿かが分かる |
| 使った期間 | 数日の感想と数か月の感想では意味がちがう |
| 使い方 | 量や回数が公式の案内どおりか |
| 区分 | 医薬部外品か化粧品かで、表示できる効能がちがう |
| 書き手の状況 | 年齢・頭皮の状態・ほかに使っている物 |
星の数や点数を見る時は
口コミのページには、星の数や点数で評価が並んでいることもありますよね。数字があると分かりやすい反面、何人がどんな条件で付けた点数なのかは、ページを読まないと分かりません。
点数だけで決めず、書かれている感想の中身と、自分の頭皮の状態が近いかを見てみてください。
消費者庁のQ&Aでは、企業がアンケートの回答を「お客様の声」として載せる時、好意的な評価だけを選んで載せると、企業の表示(広告)に当たるとされています。
『いい声ばかり並んでいる』と感じた時は、選んで載せている可能性も頭のすみに置いておきましょう。口コミの読み方は育毛剤の口コミの見方の記事でもまとめています。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見るサイトで見た情報を公式で確かめる手順
気になる商品が見つかったら、最後は公式で確かめるのがいちばん確実です。
- メーカー公式の商品ページで、区分(医薬部外品か化粧品か)を見た
- 有効成分と効能・効果の表示を、箱やページで確かめた
- 使い方(量・回数・タイミング)を公式の案内で読んだ
- 使用上の注意に自分が当てはまらないかを見た
- 定期購入なら、2回目以降の代金と解約の方法を確かめた
- 問い合わせ先の電話番号やメールを控えた
公式サイトの見つけ方が分からない時は、商品の箱に書かれた製造販売元の名前で探すと、たどり着きやすくなります。名前の似たサイトに迷い込んだ時の考え方は公式サイトのたどり方と類似サイトの注意の記事でも紹介しています。
問い合わせる時の聞き方
公式サイトを読んでも分からないことは、メーカーの窓口に聞いてしまうのが早道です。こんなふうに聞くと、答えてもらいやすくなります。
「この育毛剤の区分と、1日に使う量の目安を教えてください」
「肌が弱いのですが、使う前に気をつけることはありますか」
聞いた内容は、日付と一緒にメモしておくと、あとで見返せて便利です。
公的機関のサイトで分かること
厚生労働省や消費者庁、国民生活センターのサイトでは、区分の決まりや、通販のトラブルの注意喚起、相談先が分かります。
個別の商品の良し悪しは書かれていませんが、「どこを確かめればいいか」の答えが載っていることが多いので、一度のぞいてみるのもおすすめですよ。
買う時に気をつけたいこと
サイトを見て「買ってみよう」と決めたら、買う場所ごとに確かめることが少しずつちがいます。
| 買う場所 | 確かめること |
|---|---|
| 公式の通販ショップ | 最終確認画面の分量・代金・次回のお届け・解約の方法 |
| 通販モール | 出品者が誰か、公式の店か |
| フリマ | 個人間の取引になること、使用期限や保管の状態 |
| ドラッグストア | 区分による売り場のちがい、薬剤師・登録販売者への相談 |
国民生活センターは、通販サイトの偽サイトの見分けのポイントとして、URLがブランドの正式な英語表記と少しだけちがう、日本語の文章がおかしい、価格が大幅に割り引かれている、住所の記載がない、連絡方法がフリーメールだけ、などを挙げています。
くわしくは国民生活センターの偽サイトの注意喚起で確かめられます。定期購入や契約で困った時は、消費者ホットライン「188」に相談してみてください。
よくある質問
育毛剤のサイトで、いちばん信用できるのはどれですか?
区分・有効成分・使い方などの商品の事実は、メーカー公式と箱の表示がいちばん確かです。ほかのサイトは、いくつか見比べたうえで公式で確かめる、という使い方がおすすめです。
「PR」と書かれた記事は信じないほうがいいですか?
広告であることが分かるように書いてあるだけで、内容が間違っているという意味ではありません。広告だと分かったうえで、公式の表示と合っているかを確かめてみてください。
個人のブログの感想は参考になりますか?
使い心地の雰囲気を知るには参考になります。ただ、一人の体験で、使った期間や使い方もさまざまです。効能や区分は公式で確かめてください。
まとめ記事の順位は、どう読めばいいですか?
何を基準に選んだかが書かれているかを見てみてください。基準が書かれていない時は、自分で区分・成分・使い心地・続けやすさを比べると迷いにくくなります。
公式サイトと似たサイトに入ってしまったら?
申し込む前なら、そのページを閉じて、箱の製造販売元の名前から公式を探し直しましょう。支払った後に困った時は、消費者ホットライン「188」に相談してください。
SNSで見た商品を買う前に、何を確かめればいいですか?
投稿に広告の表記があるか、商品の区分と販売元、定期購入かどうかを確かめましょう。気になる時は、メーカー公式の問い合わせ先に聞いてみてください。
まとめ
- 育毛剤のサイトには、公式・通販・まとめ記事・個人ブログ・SNS・公的機関などの種類がある
- ページ下の運営者情報と特定商取引法に基づく表記で、誰が書き、誰が売っているかを確かめる
- 「PR」「広告」は広告であることの目印。広告と分かったうえで中身を確かめる
- 結果や早さ・安全を約束する書き方は読み流し、区分の範囲の言葉かを見る
- 最後はメーカー公式と箱の表示で、区分・成分・使い方・注意・定期の条件を確かめる





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