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育毛剤をつけたら、おでこや首すじに液が垂れてきてヒヤッとした経験はありませんか。『量が多すぎるのかな、つけ方が悪いのかな』と気になりますよね。
結論から言うと、育毛剤が垂れてくる原因は、量・つけ方・姿勢・髪の濡れ具合のどれかであることがほとんどです。原因が分かれば、見直す所もはっきりします。
この記事を読むと、垂れる原因ごとの対策と、目に入った時や顔・衣類についた時の対応が分かります。
育毛剤が垂れてくる時は?先に答え
『すぐに直したい』という方のために、要点を先にまとめますね。
- 一度にたくさんつけず、場所を分けて少しずつつける
- 髪と頭皮をよく乾かしてからつける
- 生え際につける時は、顔を少し上に向ける
- つけたらすぐに指の腹でなじませる
- 目に入ったら、こすらずにすぐ水かぬるま湯で洗い流す
育毛剤の基本の使い方は育毛剤の使い方・正しい塗り方で紹介しています。この記事では「垂れてくる時の見直し」に話を絞りますね。
なぜ育毛剤は垂れてくるの?
育毛剤の多くは液体です。医薬部外品の育毛剤の主な剤型は「液剤、エアゾール剤」とされていて、水のようにさらっとした物も多いんです。
さらっとした液は頭皮に広がりやすい反面、一か所にたくさんつくと、行き場がなくなって流れ落ちてしまいます。髪が濡れていたり、頭を下に向けていたりすると、なおさら垂れやすくなるんですね。
メーカーの使い方の案内にも、液垂れを防ぐコツが書かれていることがあります。垂れてくるのは、使い方を少し変えれば減らせることが多いと考えて大丈夫ですよ。
メーカーの案内に書かれている液だれのコツ
いくつかのメーカーは、使い方のページで液垂れについて触れています。書かれている内容を並べると、共通点が見えてきます。
| メーカーの案内にある内容 | 見直すポイント |
|---|---|
| 頭皮・髪がぬれていると液垂れし、十分行き渡らない | 乾かしてからつける |
| 一度にたくさん塗布すると液だれの恐れがある | 部位ごとに少しずつ |
| 数カ所にブロック分けして少しずつ塗布 | 場所を分ける |
| 指の腹で揉み込むようにマッサージ | つけたらすぐなじませる |
| 生え際など垂れやすい所は少しずつ | 場所によって量を変える |
どれも「少しずつ」「すぐなじませる」という点で共通していますね。
髪の長さや量でも垂れ方は変わる
髪が長い方や量が多い方は、液が頭皮に届く前に髪に付いて、毛先の方へ伝って落ちることがあります。反対に、髪が短い方は、液が頭皮の上を流れて、おでこや耳の後ろまで届きやすいんです。
『前より垂れるようになった』と感じたら、髪を切った後や、髪型を変えた後ではないか振り返ってみてください。髪の状態に合わせて、つける場所の分け方を変えるのがコツです。
使い方の案内に出てくる言葉
外箱や商品ページの使い方には、ふだんあまり使わない言葉が出てきますよね。意味を知っておくと、案内のとおりに使いやすくなります。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 塗布 | 液を頭皮につけること |
| タオルドライ | タオルで髪と頭皮の水気を取ること |
| 適量 | 商品ごとに決められた目安の量 |
| 揉み込む | 指の腹で頭皮を動かすようになじませること |
| エアゾール | ガスの力で液や泡を出す容器 |
垂れる原因別の対策表
ここが大事なところです。垂れ方を見ると、原因の見当がつきます。自分に近い場面を探してみてください。
| 垂れ方 | 考えられる原因 | 見直すこと |
|---|---|---|
| つけた直後に流れる | 一か所の量が多い | 1回に出す量を減らし、場所を分ける |
| 時間がたってからおでこに垂れる | 髪が濡れていた | タオルドライかドライヤーの後につける |
| 生え際につけるといつも垂れる | 頭を下に向けている | 顔を少し上に向けてつける |
| 首すじやうなじに垂れる | 後頭部で量が多い | 後ろは少量にして手でなじませる |
| 髪の毛を伝って落ちる | 髪につけている | 髪をかき分けて頭皮に直接つける |
| 汗をかくと流れてくる | 汗と一緒に流れる | 汗が引いてからつける |
いくつか当てはまる時は、まず「量」と「乾かし方」から見直すのがおすすめです。この2つで変わることが多いんです。
量は「表示の量」を守る
『垂れるなら量を減らせばいい』と思いがちですよね。でも、1回や1日の量の目安は、商品ごとに外箱や説明書に書かれています。
垂れるからといって極端に減らすより、目安の量を何か所かに分けてつける方法を試してみてください。逆に、たくさんつければ早く変わるというわけでもないんです。発毛剤の添付文書の例でも、用法・用量の範囲より多く使っても効果はあがらないと書かれています。
分け目をずらしながらつける
一か所に集中してつけないためには、分け目を少しずつずらしながらつけるのが近道です。分け目をずらしながら少しずつつけるよう案内している商品もあります。
例えば、くしで分け目を作り、そこにつけてなじませたら、指1本分ずらして次の分け目を作る、という形です。慣れると、頭皮全体に少しずつ行き渡らせやすくなりますよ。
姿勢は「つける場所」で変える
生え際や前頭部につける時は、顔を少し上に向けると、液が顔の方へ流れにくくなります。目に入らないよう顔を少し上に向けるよう案内しているメーカーもありますよ。
後頭部や頭頂部につける時は、頭を下げすぎないことがポイントです。鏡の前で、背すじを伸ばした姿勢でつけてみてください。
何日か記録して原因を絞る
原因がいくつも思い当たる時は、何日か簡単に記録してみると絞りやすくなります。変えるのは1日に1つだけ、がコツです。
| 記録すること | 書き方の例 |
|---|---|
| つけた時の髪の状態 | 乾いていた、半乾き、濡れていた |
| つけた場所の数 | 3か所、6か所など |
| 姿勢 | 顔を上げた、下を向いた |
| 垂れた所 | おでこ、こめかみ、首すじ |
例えば、乾かし方だけを変えて垂れ方が減れば、原因は髪の濡れ具合だったと分かります。
垂れにくくする毎日の手順
原因が分かったら、毎日の流れを少し変えてみましょう。特別な道具は要りません。
- 洗髪後、タオルで水気をよく取ってからドライヤーで乾かす
- 外箱で1回の量の目安を確かめる
- 髪をかき分けて、つける場所を何か所かに分ける
- 1か所ずつ少量をつけ、そのつど指の腹でなじませる
- 生え際は最後に、顔を少し上に向けてつける
- 手をよく洗い、寝る前に髪と頭皮が乾いているか確かめる
慣れるまでは、洗面台の前で手元にタオルを置いておくと安心です。垂れてもすぐに拭けますよ。
手順に慣れてきたら、つける場所の数や順番を自分なりに決めておくと、毎回迷わずに済みます。
つけた後のドライヤーの使い方
つけた後に濡れたままにしておくと、液が髪を伝って垂れやすくなります。ぬれたまま放置すると雑菌が繁殖しやすいとして、つけた後にドライヤーで乾かすよう案内している商品もあるんです。
ドライヤーを使う時は、頭皮から少し離して、同じ所に熱い風を当て続けないようにしましょう。乾かす順番や時間は、商品の使い方の案内も確かめてみてください。
朝と夜で気をつけることが違う
夜は、つけた後に枕に頭をのせるまでの時間が大事です。乾ききる前に横になると、枕カバーにつきやすくなります。
朝は、つけた後に整髪料を使う人も多いですよね。発毛剤の添付文書の例では、整髪料やヘアセットスプレーは本剤を使った後に使うよう書かれています。育毛剤の場合も、外箱の使い方の順番を確かめてみてください。
汗をかく季節やお風呂上がりのコツ
夏や運動の後、お風呂上がりは、頭皮が汗ばんでいて液が流れやすい状態です。汗が引いて、頭皮が落ち着いてからつけると垂れにくくなります。
『お風呂上がりにすぐつけたい』という方は、ドライヤーの風を少し長めに当ててから試してみてください。
容器のタイプで垂れ方は変わる?
育毛剤の容器や液のタイプによって、垂れやすさの感じ方は違います。自分の物がどのタイプかを確かめて、使い方のコツを合わせてみましょう。
| タイプ | 垂れにくくするコツ |
|---|---|
| ノズルで頭皮に直接つける物 | ノズルの先を頭皮に当てたまま少しずつ出す |
| スプレー | 頭皮から少し離して、同じ場所に続けて出しすぎない |
| フォーム(泡) | 手に取りすぎず、気になる所に少しずつのせる |
| とろみ・ジェル状 | 一度に出しすぎず、指でのばしてなじませる |
フォームタイプは「液だれしにくく分け目や生え際などの部分ケアに」と案内している商品もあります。スプレーは頭皮から5cm程度離して使うよう案内している商品もあるので、外箱の使い方を確かめてみてください。
それでも垂れやすさが気になる時は、液のタイプが違う物を考えるのも一つの方法です。とろみのある育毛剤の特徴はとろみのある育毛剤とは?で紹介しています。
新しい容器は最初の数回に注意
開けたばかりの容器は、ノズルやポンプの出方に慣れていないことが多いですよね。最初の何回かは、思ったより多く出てしまうこともあります。
使い始めに数回空押しするよう案内している商品もあります。最初は洗面台の上で、1回にどのくらい出るかを試してから頭皮につけると安心ですよ。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る目に入った時・顔や衣類についた時の対応
垂れて困るのは、目や顔、衣類についた時ですよね。慌てないように、対応を先に知っておきましょう。
| ついた所 | すること | 気をつけること |
|---|---|---|
| 目 | こすらずにすぐ水かぬるま湯で十分に洗い流す | 異常が残る時は眼科で相談 |
| 顔・首 | 水で洗い流す | 頭皮以外には使わない表示の物が多い |
| 手 | つけ終わったらよく洗う | 液のついた手で目などにふれない |
| 衣類・寝具 | 早めに拭き取る | 色がつくことがある |
| 眼鏡のフレーム・樹脂のくし | 拭き取る | 変色することがある |
多くの育毛剤の使用上の注意には、「目に入らないように」「目に入った時は洗い流す」といった内容が書かれています。目に入った時は、こすらずに洗い流すのが基本です。洗った後も痛みや赤みが続く時は、外箱を持って眼科で相談してください。
育毛剤には「頭皮以外には使わない」「まぶたの周囲や粘膜には使わない」と書かれている物があります。顔や首に垂れたら、そのままにせず洗い流しておきましょう。
衣類や持ち物につかないようにする工夫
育毛剤によっては、衣類や寝具につくと色がつくことがある、樹脂製のくしや眼鏡につくと変色することがある、と注意している物もあります。アルコールに溶けるおそれのある物(眼鏡のわく、化学繊維など)につけないよう書いている発毛剤もあるんです。
つける時は眼鏡を外し、肩にタオルをかけておくと安心です。寝る前に使う時は、よく乾かしてから横になりましょう。
出かけた後に垂れてきた時は
朝につけて出かけた後、汗と一緒におでこに垂れてきて困ることもありますよね。ハンカチやティッシュで、こすらずに押さえるように拭き取りましょう。
何度もそうなる時は、朝はつける量を表示の範囲で少なめの側にして、夜に回すなど、時間帯の分け方を見直してみてください。1日の回数や量の決まりがある商品は、その範囲で調整するのが前提です。
小さな子どもやペットがいる家では
垂れた液を拭いたタオルや、出しっぱなしの容器に、小さな子どもが触れてしまうこともありますよね。乳幼児の手の届く所に置かないよう注意している商品も多いです。
使い終わったら容器のふたを閉めて、決まった場所にしまう習慣をつけておくと安心です。床に垂れた液も、その場で拭き取っておきましょう。
火の近くでは使わない
アルコールを含む育毛剤は、火気に注意するよう表示されている物があります。ドライヤーは問題なくても、ガスコンロの近くや喫煙の時に使うのは避けておきましょう。
垂れた所の肌が荒れた時は?
垂れた液がおでこや首について、赤くなったりかゆくなったりすることもあります。『垂れただけだから大丈夫』と放っておかず、様子を見てください。
- 垂れた所が赤くなっていないか
- かゆみやヒリヒリ感が続いていないか
- 頭皮にも赤み・はれ・かゆみが出ていないか
- 直射日光に当たった所に変化がないか
赤み・はれ・かゆみ・刺激などの異常が出た時は、使うのをやめて皮膚科で相談するよう案内している商品が多いです。直射日光に当たった所に異常が出た時も同じように書かれている物があります。
相談する時は、使っていた育毛剤を持って行くと話が早く進みますよ。例えば、こんなふうに伝えてみてください。
「この育毛剤をつけたら、おでこに垂れた所が赤くなりました。3日前から使っています。」
妊娠中・授乳中の方、持病がある方、薬を使っている方は、使い始める前に医師・薬剤師に相談しておきましょう。
肌トラブルや副作用の受け止め方は副作用の記事にまとめています。
発毛剤を使っている時は添付文書を読む
発毛剤(第1類医薬品)を使っている方は、添付文書の注意を読んでおきましょう。ミノキシジル外用液の添付文書の例では、頭皮以外には使わないこと、液のついた手で目などの粘膜にふれると刺激があるので手をよく洗うことなどが書かれています。
体調や頭皮に変化があった時は、使うのをやめて、説明書を持って医師か薬剤師に相談してください。
よくある失敗と防ぎ方
垂れてくる時の失敗は、だいたい似た形をしています。先に知っておけば、ちょっとした工夫で防げますよ。
| よくある失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 濡れた髪のまますぐつける | ドライヤーで乾かしてからつける |
| 気になる所に一度に全部つける | 何か所かに分けて少しずつ |
| 垂れるからと量を大きく減らす | 量は表示の目安を守り、分け方を変える |
| つけた後に眼鏡をすぐかける | 乾くまで待つか、眼鏡を外してつける |
| 乾く前に横になる | 寝る前は乾いたのを確かめる |
整髪料や白髪染めとの順番
整髪料を先につけてから育毛剤をつけると、液が頭皮に届きにくく、髪の表面を流れてしまうことがあります。発毛剤の添付文書の例では、整髪料やヘアセットスプレーは本剤を使った後に、染毛剤は染毛を終えた後に使うよう書かれています。
育毛剤の場合も、外箱に使う順番が書かれていないか見てみてください。書かれていない時は、販売元に問い合わせて確かめると安心です。
家族に手伝ってもらう時のコツ
頭頂部や後頭部は、自分では見えにくくて量の加減が難しいですよね。家族に手伝ってもらう時は、つける場所と1か所の量を先に伝えておくとスムーズです。
手伝ってくれた人にも、つけ終わったら手を洗ってもらいましょう。
よくある質問
育毛剤が垂れてくるのは量が多いからですか?
量が多いことのほか、髪が濡れている、頭を下に向けている、一か所にまとめてつけているといった原因もあります。量は表示の目安を守り、場所を分けてつけてみてください。
垂れてもったいないので量を減らしてもいいですか?
量の目安は商品ごとに外箱や説明書に書かれています。極端に減らすより、目安の量を何か所かに分けてつける方法を試してみましょう。
垂れた育毛剤が目に入ってしまいました。
こすらずに、すぐ水かぬるま湯で十分に洗い流してください。痛みや赤みが続く時は、外箱を持って眼科で相談しましょう。
垂れた育毛剤で枕が汚れます。
寝る前は、つけた後に髪と頭皮が乾いたのを確かめてから横になりましょう。衣類や寝具につくと色がつくことがあると注意している商品もあります。
汗をかいた後につけると垂れやすいのはなぜですか?
頭皮が汗ばんでいると、液が汗と一緒に流れやすくなります。汗が引いて頭皮が落ち着いてからつけてみてください。
どうしても垂れる時は別のタイプにした方がいいですか?
使い方を見直しても気になる時は、フォームやとろみのあるタイプなど、液のタイプが違う物を考えるのも一つの方法です。区分と使い方の表示を確かめて選んでみてください。
まとめ
- 垂れる原因は、量・つけ方・姿勢・髪の濡れ具合のどれかが多い
- 乾かしてから、場所を分けて少しずつつけ、すぐなじませる
- 生え際は顔を少し上に向けてつける
- 目に入ったらこすらずに洗い流し、異常が続けば眼科へ
- 垂れた所が赤くなった時は使うのをやめて皮膚科で相談する





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