安くていい育毛剤を探す時は?価格以外で見る表示と続けやすさのチェック

ラベルの無い育毛剤のボトルと電卓・ノートで使う量を計算する手元のイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

育毛剤は続けて使う物なので、『できれば安くていい物がほしい』と思うのは自然なことですよね。

結論から言うと、安くていい育毛剤を探す時は、1本の値段ではなく「1か月に何本使うか」で考え、そのうえで区分・有効成分・使用上の注意の表示を確かめるのがコツです。値段だけで決めると、量が足りなかったり、肌に合わなかったりして、かえって続かないこともあるんです。

この記事を読むと、内容量と使用量から自分の使うペースを出す方法と、安さと一緒に見たい表示のチェックが分かります。

目次

安くていい育毛剤を探す時は?先に答え

『細かい話の前に、まず要点を知りたい』という方のために、先にまとめますね。

先に答え
  • 1本の値段より、1か月に使う本数で考える
  • 使う本数は「内容量÷1回の量÷1日の回数」で日数を出すと分かる
  • 安くても、区分・有効成分・使用上の注意・製造販売元は外さずに見る
  • 香り・容器・買える場所など、続けやすさも「いい」の大事な条件
  • 定期購入で安く見える時は、最終確認画面で条件を確かめる

育毛剤の値段がどう決まるかは安い育毛剤でも大丈夫?で紹介しています。この記事では、自分で使うペースを出す方法と、安さ以外のチェックに話を絞りますね。

「安くていい」の「いい」は何で決まる?

『いい育毛剤』と言っても、人によって思い浮かべる物が違いますよね。安さを考える前に、自分にとっての「いい」を先に決めておくと、選ぶ時に迷いにくくなります。

「いい」の中身見る表示安さとの関係
目的に合っている区分(医薬部外品・化粧品)区分が違うと表示できる効能も違う
気になる成分が入っている有効成分・全成分成分の数と値段は比例しない
頭皮に合う使用上の注意・エタノールの有無合わなければ安くても続かない
使いやすい容器の形・液のタイプ使いにくいと量が増えやすい
続けやすい買える場所・つめかえ用の有無買い足しやすさも続けやすさのうち

例えば、頭皮のかゆみやふけが気になる方と、抜け毛の予防を考えている方では、見る表示が少し違います。まず自分の目的をひと言で書き出してみてください。

区分で表示できる効能が違う

医薬部外品の育毛剤(薬用育毛剤)は、「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲で効能を表示できます。化粧品のヘアトニックは、「頭皮、毛髪をすこやかに保つ」「フケ、カユミを抑える」など、化粧品の効能の範囲までです。

育毛を目的に選ぶなら、まず外箱に「医薬部外品」と書かれているかを見てみましょう。区分ごとの違いは育毛剤は医薬品・医薬部外品のどちら?が分かりやすいですよ。

成分の数が多いほどいいわけではない

商品ページで「○種類の成分を配合」と書かれていると、たくさん入っている方が良さそうに見えますよね。ただ、医薬部外品の効能のもとになるのは有効成分で、そのほかの成分は保湿や品質を保つためなど、役割がいろいろです。

成分の数で比べるより、有効成分の名前と、自分の肌に合わなかった成分が入っていないかを見る方が役に立ちますよ。

発毛剤は値段で選ぶ物ではない

発毛剤のうちミノキシジルが入った物は、第1類医薬品に分けられています。使える人の条件が決まっていて、薬剤師の説明を受けて買う医薬品なので、安さで選ぶ物ではないんです。

発毛剤が気になる時は、値段の前に、薬剤師や医療機関で自分が使えるかを相談してみてください。

1か月に何本使う?内容量と使用量から出す

ここがこの記事で一番大事なところです。同じ値段に見える育毛剤でも、1本で何日もつかは商品によってかなり違います。

日数は、次の計算で出せます。電卓があれば1分もかかりませんよ。

1本で何日もつかを出す手順
  1. 外箱か商品ページで内容量(mL)を見る
  2. 説明書で1回に使う量(mL)を見る
  3. 説明書で1日に使う回数を見る
  4. 内容量÷1回の量÷1日の回数で、もつ日数を出す
  5. 30日÷もつ日数で、1か月に使う本数を出す

計算の例

例えば、内容量が120mLで、1回の目安が1mL、1日2回の商品なら、120÷1÷2で約60日もちます。1か月に使うのは半分の本数ですね。

実際に、薬用育毛剤 爽快柑は120mLで、1回の目安を1mL(1日2回として)と案内しています。こうした数字が分かれば、自分で日数を出せるんです。

内容量1回の量1日の回数もつ日数の目安
120mL1mL2回約60日
120mL2mL2回約30日
60mL1mL2回約30日
150mL1mL1回約150日

表のように、内容量が同じでも1回の量が倍になると、もつ日数は半分になります。『大きいボトルだからお得』とは限らないのが分かりますよね。

1日2回の商品と1日1回の商品を比べる時

1日の回数が違う商品同士を比べる時は、とくに注意が必要です。1日1回の商品は、同じ内容量でも1日2回の商品の倍の日数もつことがあります。

『こっちの方が小さいから高い』と見えても、日数を出してみると逆になることもあるんです。回数の違いは、日数の計算でならしてから比べるようにしましょう。

1か月あたりに直して比べる

日数が出たら、次は「1か月あたり」に直して比べます。1本の値段をもつ日数で割り、30をかけると、1か月あたりの目安が出せます。

送料がかかる通販の場合は、送料も足してから計算しておきましょう。店頭で買う物と通販の物を比べる時も、同じ計算で並べると公平に見られます。

使用量はどこに書いてある?表記の読み方

『1回の量がどこにも書いていない』ということもありますよね。使用量の表記は、商品によって書き方がばらばらなんです。

表記の例読み方確かめる場所
1回1mL量が分かるので、そのまま計算できる説明書・外箱
1回4〜6プッシュ1プッシュの量が分かれば計算できる商品ページのよくある質問
約○日分メーカーが日数を出してくれている商品ページ・外箱
適量量が決まっていないので計算しにくい販売元への問い合わせ
1日2回回数だけ。量は別に確かめる説明書

「適量」と書かれている時

「適量を頭皮に塗布」と書かれた商品は、自分で量を決めることになります。そんな時は、販売元にこう聞いてみてください。

「1回に使う量の目安と、1本がおよそ何日分になるかを教えてください。」

答えが分かれば、上の計算で1か月あたりの目安が出せます。

プッシュ式の量を確かめる

「1回○プッシュ」と書かれた商品は、1プッシュが何mLかで日数が変わります。商品ページのよくある質問に、1本が何日分かが書かれていることもあるので、まずそこを見てみてください。

書かれていない時は、販売元に「1プッシュの量」か「1本が何日分か」を聞いておくと計算しやすくなります。

量を減らして節約するのはやめておく

『少なめに使えば長くもつ』と思いますよね。でも、目安より極端に少なくすると、頭皮全体に行き渡りにくくなります。

反対に、たくさん使えば早く変わるというわけでもありません。量と回数は、説明書の目安どおりに使うのが基本です。塗り方の基本は育毛剤の使い方・正しい塗り方で確かめてみてください。

安くても外せない表示のチェック

値段の安い・高いにかかわらず、頭皮につける物なので、見ておきたい表示があります。ここを飛ばすと、安く買えても使えないこともあるんです。

安くても見ておく表示
  • 外箱に「医薬部外品」か「化粧品」かが書かれている
  • 医薬部外品なら有効成分の名前が書かれている
  • 使用上の注意の「使用しない人」に自分が入っていない
  • 製造販売元の会社名と問い合わせ先が書かれている
  • 使用期限か製造番号が確かめられる

使用上の注意は「使わない人」から読む

使用上の注意は長いので、全部読むのは大変ですよね。まず「使用しないでください」「相談してください」の見出しから読むと、自分が使えるかどうかが早く分かります。

妊娠中・授乳中や産後の方、通院中・服薬中の方は、安さで選ぶ前に医師・薬剤師に使ってよいかを聞いておきましょう。

使用期限も値段のうち

安いからといって大容量の物やまとめ買いを選ぶと、使い切る前に古くなってしまうこともあります。開けた後は早めに使い切るよう案内している育毛剤もあり、例えば開封後3か月を目安に使い切るよう案内している商品もあるんです。

1本で何日もつかが分かったら、使用期限の案内とも見比べてみてください。期限の見方は育毛剤の使用期限の記事にまとめてあります。

安すぎる海外の商品に気をつける

ネットでは、海外から直接届く安い商品を見かけることもあります。厚生労働省は、個人輸入される医薬品などは日本の法律に基づく確認がなされておらず、偽造製品かもしれないと注意を呼びかけています。

しかも個人輸入の品で健康を害した場合、医薬品副作用被害救済制度の給付は受けられないんです。安さだけで、海外の発毛剤や成分の分からない商品を選ばないようにしましょう。

続けやすさのチェック表

安くていい育毛剤は、続けられて初めて「いい」と言えます。使い始める前に、続けやすさも点数を付けてみてください。

チェックする所2点1点0点
香り気にならない少し気になる苦手
容器つけたい所に届く少し使いにくい使いにくい
使い心地べたつかない少しべたつく気になる
買える場所近くの店で買える通販だけ買える所が分からない
買い足しつめかえ用がある本体だけ在庫が不安定

合計が高いほど、続けやすい物です。値段が少し安くても、点数が低い物は続かないことが多いので、全体で見て選んでみてくださいね。

点数の付け方の例

例えば、香りは気にならず(2点)、容器が少し使いにくく(1点)、近くの店で買える(2点)物なら、ほかの項目と合わせて合計を出します。2つの商品で迷った時は、同じ表で点数を付けて並べてみると、自分に合う方が見えてきますよ。

近くの店で買えると続けやすい

ドラッグストアで買える育毛剤は、切らした時にすぐ買い足せるのがいい所です。店頭なら、外箱の成分表示や使用上の注意をその場で読めますよ。

医薬品の売り場では、薬剤師や登録販売者に相談することもできます。『どれを選べばいいか分からない』時は、目的を伝えて聞いてみてください。市販の育毛剤の探し方は市販の育毛剤の記事でも紹介しています。

まとめ買いは使い切れる分だけ

通販では、まとめて買うと1本あたりが安く見えることもありますよね。でも、肌に合わなかった時に残りが無駄になることもあります。

初めて使う商品は、まず1本だけ使ってみて、頭皮に合うかを見てから買い足すと安心です。

定期購入で安く見える時の注意

通販では、定期購入にすると1回あたりが安く見えることがありますよね。ただ、安く見えるのは条件付きのことが多いので、申し込む前に確かめておきましょう。

国民生活センターには、「定期縛りなし」の広告で育毛剤を頼んだら、解約するまで届き続ける定期購入だったという相談が寄せられています。「縛りなし」と書かれていても、1回で終わるとは限らないんですね。

申し込む前に最終確認画面を見る

申し込みの最後の画面には、分量・2回目以降の代金・支払いの時期・解約の方法などを表示する決まりがあります。申し込む前に読んで、画面を保存しておきましょう。

『解約はいつでもできるはず』と思っていても、連絡の締め切りが決まっていることもあります。申し込む前に、解約の連絡方法と締め切りをメモしておくと安心ですよ。

最終確認画面で見ること見るポイント
分量1回に届く本数と内容量
代金2回目以降の代金
支払いいつ請求されるか
お届け次回はいつ届くか
解約連絡方法・締め切り・条件

解約でもめてしまった時は、消費者ホットライン「188」に電話すると近くの相談窓口につながります。解約の手順は定期購入の解約方法の記事でくわしく見られます。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

よくある失敗と防ぎ方

安さを優先した時の失敗は、だいたい同じ形をしています。先に知っておけば、防ぎやすくなりますよ。

よくある失敗防ぎ方
1本の値段だけで選んだら、すぐなくなった内容量と1回の量から日数を出してから選ぶ
化粧品のヘアトニックを育毛剤だと思って買った外箱の区分の表示を見る
定期の初回だけ見て申し込んだ2回目以降の代金と解約の条件を見る
量を減らして使い、続けた気になっていた説明書の目安どおりに使う
安い海外の商品を取り寄せた国内の区分表示がある物を選ぶ

よくある相談:安いのと高いの、どっちを選ぶ?

『結局、安いのと高いの、どっちがいいの?』と迷う方も多いはずです。値段の差は、内容量・容器・成分・買い方などで生まれるので、値段の高さだけで中身の良し悪しは決まりません。

考え方の例を2つ挙げますね。

「1か月あたりの目安が同じくらいなら、香りと容器が自分に合う方を選ぶ。」

「肌に合うか不安なら、まず定期の縛りがない単品で試してみる。」

育毛剤の効き方には個人差があります。続けて様子を見られる物を選ぶのが、結局は一番の節約になりますよ。

よくある質問

安くていい育毛剤はどう探せばいいですか?

まず外箱で区分と有効成分を確かめ、内容量と1回の量から1か月に使う本数を出してみてください。そのうえで、香りや容器など続けやすさで選ぶと失敗しにくくなります。

1日あたりの値段はどうやって出しますか?

内容量を1回の量と1日の回数で割ってもつ日数を出し、1本の値段をその日数で割ると出せます。送料がかかる時は足してから計算しましょう。

安い育毛剤は効果が弱いですか?

値段だけで効き目は決まりません。区分で表示できる効能が違うので、医薬部外品か化粧品かを確かめ、効き方には個人差があると考えておきましょう。

量を少なめにして長く使ってもいいですか?

目安より極端に少なくすると、頭皮に行き渡りにくくなります。量と回数は説明書の目安どおりに使ってください。

定期購入は安いので申し込んでもいいですか?

申し込みの最後の画面で、2回目からの代金と回数の決まり、解約のしかたを読んでから決めましょう。画面を保存しておくと、困った時に役立ちます。

大容量の育毛剤の方が安くつきますか?

1本あたりの日数は長くなりますが、開けた後は早めに使い切るよう案内している商品もあります。もつ日数と使用期限の案内を見比べ、使い切れる大きさを選んでみてください。

安い発毛剤を通販で探してもいいですか?

発毛剤は第1類医薬品なので、使える人が限られています。値段で選ばず、薬剤師や医療機関で自分が使えるかを相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 安くていい育毛剤は、1本の値段ではなく1か月に使う本数で考える
  • 日数は「内容量÷1回の量÷1日の回数」で出せる
  • 安くても、区分・有効成分・使用上の注意・製造販売元は外さずに見る
  • 続けやすさ(香り・容器・買える場所)も「いい」の大事な条件
  • 定期購入は申し込み前に最後の画面で条件を読み、困ったら消費者ホットライン188へ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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