当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。
CMで見た名前を思い出して、『草薙』と打って発毛剤を検索したら、思っていたのと違う結果が並んで戸惑った方もいるかもしれません。
結論から言うと、CMに出演していた方の名前は、メーカーの発表では「草彅」と書かれています。「草薙」は読みが同じでも別の漢字なので、検索結果がずれることがあるんです。
この記事では、漢字の表記ゆれで起きることと、検索結果に出てくる広告や名前を使った広告の見分け方を紹介しますね。
「草薙」で発毛剤を検索した時、先に答え
アンファー株式会社の発表では、2018年と2022年の発毛剤のCMに出演したのは「草彅剛さん」と香取慎吾さんです。商品は第1類医薬品の「スカルプD メディカルミノキ5」と「スカルプD メディカルミノキ5 プレミアム」です。
CMの商品の詳しい確かめ方は、草彅剛さんのCMの商品名と区分の記事で扱っています。ここでは、検索で迷わないための話に絞りますね。
- メーカーの発表での表記は「草彅」
- 「草薙」は別の漢字で、地名やほかの名前にも使われている
- 検索結果には、広告やメーカー以外のページも混ざる
- 発毛剤を選ぶ時は、名前ではなく箱の表示と薬剤師の説明で決める
なお、この記事は名前の表記と広告の見分け方だけを扱います。ご本人の髪や、私生活の話には一切触れません。
「草薙」「草彅」「草なぎ」は何が違う?
どれも「くさなぎ」と読みますが、使われている字は違います。並べてみると、違いが分かりやすいですよ。
| 表記 | 字のこと | よく見かける場面 |
|---|---|---|
| 草薙 | 「薙」は「なぐ」と読む字 | 地名・ほかの人名・作品名など、幅広い場面 |
| 草彅 | 「彅」は日本で作られた国字 | メーカーの発表での出演者の表記 |
| 草なぎ | 「なぎ」をひらがなで書いた形 | 新聞やWebで漢字を表示できない時など |
| くさなぎ | すべてひらがな | スマホの入力途中や音声検索 |
変換や音声入力で字が変わることも
スマホで「くさなぎ」と打つと、変換の候補にいくつかの字が並びますよね。急いでいると、最初に出てきた候補をそのまま選んでしまうこともあるはずです。
音声入力でも、どの字に変換されるかは場合によって違います。検索する前に、入力欄の字が思っている表記になっているかを一度見ておくと、遠回りが減りますよ。
「彅」の字がひらがなで書かれることがある理由
「彅」は、JIS第3水準に入っている漢字です。よく使われる第2水準までの漢字に入っていないため、新聞やWebでは「草なぎ」とひらがなで書かれることがあります。
神戸新聞の記事でも、「彅」は近年までパソコンで表示できなかったと紹介されていました。今のスマホやパソコンでは表示できることが多いのですが、古い記事ではひらがなの表記が残っていることもあるんです。
「草薙」の検索結果を、発毛剤と結びつけないで
「草薙」は、地名やほかの方の名前、作品の登場人物などにも使われる表記です。『草薙と書いてあるから、あのCMの話だろう』と決めつけてしまうと、まったく別の情報を読んでしまうことがあります。
検索結果に「草薙」の字が出てきても、それが発毛剤の話かどうかは、ページの中身で確かめておきましょう。
表記ゆれで検索結果がずれるのはなぜ?
検索は、入力した言葉に近いページを探してくれます。ただ、字が違うと、近いと判断されるページの顔ぶれも変わってきますよね。
例えば「草薙」で探すと、その字を使っている別の話題のページが上の方に並ぶことがあります。逆に「草彅」で探すと、発表やCMの記事が出やすくなることもあります。
| 入力した言葉 | 出てきやすい情報の例 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 草薙 発毛剤 | 「草薙」の字を含む別の話題、表記の違う記事 | CMの話かどうかをページの中身で見る |
| 草彅 発毛剤 | CMの発表をもとにした記事 | 発表の日付と商品名 |
| 草なぎ 発毛剤 | 古いニュースや、ひらがな表記の記事 | 記事の日付と、今の商品名との違い |
| スカルプD CM | メーカーの発表やCMの紹介 | メーカー自身の発表かどうか |
「草なぎ」のひらがな表記は、パソコンで「彅」を表示しにくかった頃の記事にも残っています。ひらがなで検索して出てきた記事は、書かれた時期を先に見ておくと、今の商品名との違いに気づきやすいですよ。
同じように、「くさなぎ」とすべてひらがなで検索すると、さらに幅広い話題が混ざります。読みだけで探すのは、名前の字が分からない時の最後の手段くらいに考えておきましょう。
『どれで検索すればいいの?』と迷ったら、人の名前より商品名で探す方が近道です。CMの商品を知りたいなら、「スカルプD メディカルミノキ5」で探してみてください。
検索結果の並び方は、検索した時期や使っている端末などによっても変わります。ここで紹介しているのは、表記の違いで結果が変わりやすいという一般的な話です。決まった結果が出るわけではないので、気になったページは中身で確かめておきましょう。
表記ゆれで迷わないための検索のコツ
ここまでの話をふまえて、発毛剤の情報を探す時の検索の順番をまとめておきますね。人の名前から入るより、確かめたい中身から入る方が早くたどり着けます。
- 知りたいことを決める(CMの商品か、今売られている商品か、使えるかどうか)
- CMの商品を知りたい時は、商品名とメーカー名で検索する
- 今の商品を知りたい時は、メーカーの公式サイトの商品一覧を開く
- 区分や使えない人を知りたい時は、PMDAの添付文書検索で販売名を入れる
- 自分が使えるかは、検索ではなく薬剤師に相談して決める
| 知りたいこと | 検索に使う言葉の例 | 見に行く場所 |
|---|---|---|
| CMの商品 | スカルプD メディカルミノキ5 CM | メーカーのニュースリリース |
| 今売られている商品 | スカルプD 発毛剤 | メーカーの公式サイトの商品一覧 |
| 区分・成分・使えない人 | 販売名 | PMDA 添付文書等情報検索 |
| 買えるお店 | 商品名 取扱店 | メーカーの公式サイトの取扱店の案内 |
『名前で検索したのに見つからない』という時は、名前を外して商品名だけで探し直してみてください。その方が、メーカーの公式の情報に早く届くことが多いんです。
検索結果に並ぶ情報の種類を見分ける
検索結果には、いろいろな種類のページが混ざっています。『上に出ているから公式だろう』と思いがちですが、実はそうとは限らないんです。
| 情報の種類 | 見分ける手がかり | 読む時のポイント |
|---|---|---|
| 検索結果の広告枠 | 「広告」「スポンサー」などの表示 | お金を払って出している広告として読む |
| メーカーの公式サイト | 会社名と、公式のドメイン | 商品名・区分・取扱店を確かめる場所 |
| メーカーの発表(ニュースリリース) | 発表した会社名と日付 | CMの時期と商品名を確かめる場所 |
| ニュースサイトの記事 | 記事の日付と出どころ | いつの発表をもとにしたかを見る |
| まとめ記事・個人のブログ | 書いた人の名前やPRの表示 | メーカーの発表と照らし合わせる |
| SNSの投稿 | 投稿したアカウント | 公式のアカウントかを見る |
広告だと分からないようにした宣伝は、2023年10月1日から景品表示法の不当表示として扱われています。PRや広告の表示があるかどうかは、ページを読む時の大事な手がかりになりますよ。
- 「広告」「スポンサー」などの表示がないかを見る
- 書いているのがメーカー自身かどうかを確かめる
- 記事の日付が、いつのものかを見る
- 人の名前だけで商品をすすめていないかを見る
この記事に出てくる言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 表記ゆれ | 同じ読みや意味の言葉が、違う字や書き方で書かれること |
| 国字 | 日本で作られた漢字 |
| JIS第3水準 | 漢字の規格の区分の一つ。第2水準までより使われる場面が少ない字が入る |
| ステルスマーケティング | 広告なのに広告と分からないようにした宣伝。2023年10月1日から禁止 |
| なりすまし広告 | 有名人や有名企業の名前・写真を無断で使った広告 |
| 第1類医薬品 | 一般用医薬品のうち特に注意が必要な区分。薬剤師が販売する |
名前を使った広告・なりすまし広告で気をつけたいこと
ここからは、有名人の名前を使った広告の話です。総務省は2024年6月、個人や法人の氏名・写真などを無断で使って、有名人や有名企業になりすます広告が出回っているとして、SNSなどの事業者に対応を求めました。
2026年8月には、警察庁・金融庁・消費者庁・デジタル庁・総務省・法務省・経済産業省の7府省庁が合同で、なりすまし詐欺広告の対策を強めるよう要請しています。
国民生活センターも2024年5月、SNSをきっかけに著名人を名乗る、つながりがあるなどと勧誘される金融商品・サービスのトラブルが急に増えていると注意を呼びかけました。公的な注意喚起は投資の勧誘の話が中心ですが、見分け方そのものは商品の広告を見る時にも役に立ちます。
- 有名人の名前や写真が大きく使われているのに、販売元の会社名が見当たらない
- 『あの人も使っている』のように、本人の使用をにおわせている
- 「今だけ」「残りわずか」と急がせる
- 個人の名前の口座への振り込みを求めてくる
『名前が出ているから本物だろう』と思ってしまう気持ちは分かります。ただ、名前や写真が使われていることは、本人やメーカーが関わっている証明にはならないんです。
SNSのメッセージで誘われた時は
広告だけでなく、SNSのメッセージで『有名人がすすめている商品がある』と誘われることもあるかもしれません。国民生活センターは、SNS上の勧誘はまず疑うこと、個人名義の口座への振り込みを指定されたら詐欺だと考えることを呼びかけています。
振り込んでしまうと、お金を取り戻すのは難しくなります。少しでもおかしいと感じたら、やり取りを止めて、相談先に連絡してみてください。
本人の公式の発信や、メーカーの発表と照らし合わせる
気になる広告を見かけたら、メーカーの公式サイトのニュースリリースや、本人の事務所・公式アカウントの発信と見比べてみてください。そこに同じ話が出ていなければ、広告の言っていることをそのまま信じない方が安全です。
発毛剤の広告ならではの確かめポイント
発毛剤は医薬品なので、広告にも医薬品のルールがあります。ルールを知っておくと、おかしな広告に気づきやすくなりますよ。
| ルールの中身 | 広告で見かけたら |
|---|---|
| 効き目や安全性を保証する言い方はできない | 「副作用の心配はない」などの言葉は要注意 |
| 体験談の広告は原則としてできない(タレントが単に製品の説明をする場合などは別) | 『使ってみたら変わった』だけで押す広告は慎重に読む |
| 医師などの医薬関係者が推せんしている旨の広告は不適当とされている | 「医師もすすめる」とうたう広告は慎重に読む |
| 「厚生労働省認可」などの表現も不適当とされている | 国のお墨付きのような言い方に注意 |
| 承認前の医薬品は広告できない | 国内で承認されていない薬の広告に注意 |
ここで紹介したのは、厚生労働省の医薬品等適正広告基準とその解説、医薬品医療機器等法の決まりです。どれも、読む側が判断に迷わないために作られているルールなんです。
「発毛」と「発毛促進」の言葉の違いにも注意
広告の中には、「発毛」の言葉を前に出して目を引こうとする物もあります。ただ、医薬部外品の育毛剤が表示できる効能は、育毛・脱毛の予防・発毛促進などの範囲です。
一方、CMの商品のような発毛剤(第1類医薬品)の効能は「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防」です。言葉が似ていても区分は違うので、最後は箱や商品ページの区分の表示で確かめておきましょう。
正規の販売サイトかを確かめる方法
発毛剤をネットで買う時は、販売しているのが許可を受けたお店かも確かめておきましょう。厚生労働省のサイトでは、各自治体から届いた一般用医薬品の販売サイトを一覧で見られます。
一覧は厚生労働省 一般用医薬品の販売サイト一覧で、名前や地域から検索できます。許可を取らずに医薬品を売るサイトの情報も、厚生労働省が受け付けていますよ。
怪しいと思った時の行動の順番
『これ、ちょっと怪しいかも』と感じた時に、慌てないための順番をまとめました。
- 広告のリンクや、知らない人からのメッセージをすぐには開かない
- 販売元の会社名を探し、メーカーの公式サイトの情報と照らし合わせる
- 発毛剤なら、厚生労働省の販売サイト一覧で販売しているお店を確かめる
- 申し込みや支払いをしてしまった時は、消費者ホットライン「188」に相談する
- お金をだまし取られたかもしれない時は、警察相談専用電話「#9110」に相談する
消費者ホットライン「188」は、近くの消費生活センターや相談窓口を案内してくれる番号です。相談は無料で、通話料はかかります。
| 困っていること | 相談先 |
|---|---|
| 申し込み・定期購入・解約のトラブル | 消費者ホットライン「188」 |
| お金をだまし取られたかもしれない | 警察相談専用電話「#9110」 |
| 発毛剤の使い方・使えるかどうか | 薬剤師 |
| 使って体に異常が出た | 医師・薬剤師 |
家族に伝える時の言い方
家族が広告を信じて申し込もうとしている時、頭ごなしに止めると気まずくなりますよね。責めるのではなく、こんな言い方で誘ってみてください。
「その広告、メーカーの発表にも同じ話が出ているか、一緒に見てみない?」
「申し込む前に、最後の確認画面だけ写真に撮っておこうか」
一緒に確かめる形にすると、相手も受け入れやすくなりますよ。
発毛剤を選ぶ時は、名前より箱の表示で
発毛剤は第1類医薬品で、買う時は薬剤師の説明を受けます。誰の名前で知ったかより、箱の区分の表示・使えない人の条件・使い方を確かめる方がずっと大切です。
育毛剤と発毛剤の違いは育毛剤と発毛剤の違いの記事で、育毛剤とはどんな物かは育毛剤とはどんな商品かの記事で紹介しています。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見るよくある質問
「草薙」と「草彅」はどちらが正しいですか?
メーカーの発表では、CMに出演した方の名前は「草彅」と書かれています。「草薙」は読みが同じ別の字で、地名やほかの名前などにも使われています。
「草なぎ」とひらがなで書かれているのはなぜですか?
「彅」はJIS第3水準の漢字で、よく使われる第2水準までの漢字に入っていないため、新聞やWebではひらがなで書かれることがあります。
「草薙」で検索すると、発毛剤と関係ない情報が出てきます。
「草薙」は幅広い場面で使われる表記なので、別の話題のページが出ることがあります。CMの商品を知りたい時は、商品名の「スカルプD メディカルミノキ5」で探す方が近道です。
検索結果のいちばん上に出ているページは公式ですか?
公式とは限りません。検索結果の上の方には、お金を払って出している広告が並ぶこともあります。「広告」「スポンサー」などの表示と、書いている会社名を確かめてから開いてください。
有名人の名前が出ている発毛剤の広告は信じていいですか?
名前や写真が載っているだけでは、本人やメーカーが関わっているとは言えません。メーカーの公式の発表と照らし合わせ、販売元の会社名と区分の表示を確かめてください。
広告から申し込んでしまいました。どこに相談すればいいですか?
申し込みや解約のトラブルは、消費者ホットライン「188」に相談できます。お金をだまし取られたかもしれない時は、警察相談専用電話「#9110」も使えます。
ネットで発毛剤を買う時、正規のお店かはどう確かめますか?
厚生労働省の「一般用医薬品の販売サイト一覧」で、販売しているお店を名前や地域から探せます。商品ページの第1類医薬品の表示と、薬剤師の確認の画面があるかも見てください。
まとめ
- メーカーの発表での出演者の表記は「草彅」で、「草薙」とは別の字
- 「彅」はJIS第3水準の漢字で、「草なぎ」とひらがなで書かれることもある
- 表記の違いで、検索結果に別の話題のページが混ざることがある
- 検索結果には広告やメーカー以外のページもあるので、出どころを見分ける
- 名前や写真が使われていても、本人やメーカーが関わっている証明にはならない
- 困った時は「188」、お金の被害が心配な時は「#9110」に相談する





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