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テレビや広告で見た「林先生の発毛剤」。『あれはどの商品だったんだろう』『ネットで見かけた広告は同じ物?』と気になっている方もいますよね。
結論から言うと、メーカーの発表で確かめられるのは、2019年12月にアートネイチャーが第1類医薬品の発毛剤のCMキャラクターに林修さんを起用した、という事実です。広告で見た商品が本当にその商品なのかは、名前の印象ではなく、箱やページの区分と販売元で確かめるのが確実です。
この記事では、広告で見た商品の区分の見分け方と、製造販売元・販売元の確かめ方、買う前に気をつけたいことをお話しします。
『林先生の発毛剤』とは?先に答え
- メーカーの発表で確かめられるのは、2019年12月のアートネイチャーのCM起用
- 起用された商品は、第1類医薬品「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」
- CM出演と、ご本人の使用は分けて考える
- 広告で見た商品は、区分の表示と製造販売元・販売元で確かめる
- 第1類医薬品の発毛剤は、薬剤師の説明を受けて買う医薬品
『先生と呼ばれているから、医師が勧めている薬?』と思う方もいるかもしれません。ただ、ここでの「先生」は、CMの中の呼び名として使われているものです。
医薬品の広告で、医師などが推せんしているかのように見せることは、決まりの上でも不適当とされています。名前の印象だけで選ばずに、中身を確かめていきましょう。
例えば、家族に「林先生の発毛剤を買ってきて」と頼まれた時も同じです。お店では呼び名ではなく、箱に書かれた販売名で探すと、取り違えを防げますよ。
メーカーの発表で確かめられること
株式会社アートネイチャーは、2019年12月2日の発表で、第1類医薬品「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」のCMキャラクターに林修さんを起用し、テレビCM「はやす先生」篇を放映すると案内しています。
「林先生の発毛剤」という呼び方は、このCMの印象から広まった言い方と考えられます。ただ、あくまで呼び名なので、商品の正式な名前ではない点は覚えておいてください。
| 確かめられること | 内容 |
|---|---|
| 発表した会社 | 株式会社アートネイチャー |
| 発表の時期 | 2019年12月2日 |
| CMの商品 | 第1類医薬品「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」 |
| CMの名前 | 「はやす先生」篇 |
| 今の同社の男性用発毛剤 | 「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5 ネオ」(第1類医薬品) |
今もCMが流れているか、出演者がどなたかは、時期によって変わります。最新の情報は、メーカーの公式サイトやニュースリリースで確かめてみてください。
林修さんの名前で調べた時の番組や広告の情報の分け方は、林修さんの名前で発毛剤を探す時の確かめ方でくわしくお話ししています。
今の商品は「ネオ」の付いた名前
アートネイチャーの通販サイトで今確かめられる男性用発毛剤は、「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5 ネオ」です。第1類医薬品で、内容量は72mL、ミノキシジルのほかに有効成分が4種類入っていると案内されています。
CMで見た頃の商品と今の商品は、名前も中身も同じとは限りません。前の商品との違いが気になる方は、公式サイトの商品ページや、販売元の相談窓口で確かめてみてください。
CMの出演と、本人が使っていることは別
CMで商品を紹介していると、『ご本人も使っているのかな』と思ってしまいますよね。でも、出演していることと、本人が使っていることは別の話です。
医薬品の広告の決まりでは、タレントが単に製品の説明をすることは認められていますが、それは「使った感想」とは違います。ご本人の髪や使用の有無について、メーカーの発表から分かることはありません。
「林先生の発毛剤」で見かける情報の種類
ネットで「林先生 発毛剤」と調べると、いろいろな種類の情報が出てきます。誰が出している情報なのかを分けて見ると、迷いにくくなりますよ。
| 情報の種類 | 出している人・会社 | 確かめる所 |
|---|---|---|
| メーカーの発表・CMページ | メーカー | 発表の日付と商品名 |
| 商品の公式ページ | メーカー・販売会社 | 区分、効能・効果、使い方 |
| 通販サイトの商品ページ | 販売店 | 販売店の情報、区分の表示 |
| ネット広告・SNS広告 | 広告を出した会社 | リンク先の販売元 |
| まとめ記事・個人の投稿 | 個人や運営者 | 情報の日付、出典があるか |
例えば、SNSで林先生の写真と一緒に発毛剤の広告が流れてきた時。その広告が、メーカーの出したものかどうかは、広告のリンク先の販売元を見るまで分かりません。
古い情報と今の情報を見分ける
2019年のCMの情報は、今もネット上にたくさん残っています。商品は改良されたり名前が変わったりするので、古い記事の内容がそのまま今の商品に当てはまるとは限りません。
記事や広告を読む時は、いつの情報かを最初に見ておきましょう。日付が無い情報は、メーカーの今の商品ページと見比べてみてください。
特に、価格や定期の条件、キャンペーンの内容は変わりやすい所です。古い記事に書かれた条件をあてにせず、申し込む直前の画面で確かめるようにしましょう。
広告で見た商品の区分を確かめよう
広告で見た商品が発毛剤なのか、育毛剤なのか。ここがいちばん大事なところです。名前に「発毛」「育毛」と付いていても、区分は表示で見分けます。
| 区分 | 箱やページの表示 | 買い方 | 表示できる効能の例 |
|---|---|---|---|
| 第1類医薬品(発毛剤) | 「第1類医薬品」の表示 | 薬剤師の説明を受けて買う | 壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防 |
| 医薬部外品(育毛剤) | 「医薬部外品」の表示 | 店や通販で買える | 育毛、薄毛、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進など |
| 化粧品(頭皮用) | 全成分の表示 | 店や通販で買える | 頭皮・毛髪をすこやかに保つなど |
発毛剤と育毛剤の違いは、育毛剤と発毛剤の違いで整理しています。医薬部外品の「発毛促進」と、医薬品の「発毛」は、区分も表示の意味も違うので注意してくださいね。
医薬部外品の「発毛促進」と医薬品の「発毛」
表を見て、『育毛剤にも発毛促進って書いてある』と気づいた方もいるかもしれません。医薬部外品の育毛剤は、厚生労働省の通知で効能の範囲に「発毛促進」が含まれています。
ただ、これは医薬部外品として表示できる言葉の一つです。医薬品の発毛剤の「壮年性脱毛症における発毛」とは、区分も承認の中身も違います。似た言葉に見えても、並べて比べる物ではないんです。
第1類医薬品の発毛剤を使える人
ミノキシジルを有効成分とする第1類医薬品の発毛剤は、使える人が決まっています。PMDAに載っている添付文書の例では、用法は成人男性(20歳以上)とされ、女性や20歳未満の方は使用しない人に挙げられています。
- 女性は使えるか(使えない商品がある)
- 20歳未満は使えるか
- 壮年性脱毛症以外の脱毛症の人
- 頭皮に傷や湿疹など異常がある人
- 高血圧・低血圧、心臓・腎臓の持病がある人の「相談すること」
当てはまる項目がある時や、迷う時は、買う前に薬剤師に相談してください。持病のある方は、主治医にも相談しておくと安心です。
PMDAで販売名から確かめる
一般用医薬品なら、PMDAの添付文書検索で確かめられます。販売名や成分名、メーカー名、リスク区分などから探せる仕組みです。
- 広告や箱から、商品の販売名をメモする
- PMDAの一般用医薬品の添付文書検索を開く
- 販売名かメーカー名を入れて検索する
- リスク区分、効能・効果、用法・用量を確かめる
- 製造販売元と、問い合わせ先の窓口を確かめる
検索して出てこない時は、国内で承認された一般用医薬品ではないかもしれません。その時は買う前に、薬剤師に聞いてみましょう。
製造販売元・販売元を確かめよう
発毛剤や育毛剤の箱には、「製造販売元」と「販売元」が分けて書かれていることがあります。『どっちがメーカー?』と迷いますよね。
| 書かれ方 | どんな会社か | 問い合わせの例 |
|---|---|---|
| 製造販売元 | 承認や許可を受けて、商品を世に出す責任を持つ会社 | 成分や品質のこと |
| 販売元・発売元 | 商品を売っている会社 | 買い方や商品の案内 |
| 販売店(通販サイト) | 実際に注文を受けて発送する店 | 注文・配送・返品 |
例えば、製造販売元が製薬会社で、販売元が別の会社という発毛剤もあります。どちらも箱や添付文書に書かれているので、問い合わせる時は窓口として書かれている会社に連絡しましょう。
問い合わせる時に用意しておくこと
広告で見た商品について販売元に聞きたい時は、次のことを手元にそろえておくと話が早く進みます。
| 用意すること | 例 |
|---|---|
| 見た広告の場所 | テレビCM、SNSの広告、通販サイト |
| 見た時期 | 先週の夜、など |
| 広告に出ていた商品名 | 画面のメモやスクリーンショット |
| 聞きたいこと | 区分、使える人、今の商品か、販売サイト |
「この広告は御社が出したものですか」と聞くのも一つの方法です。メーカーが出していない広告だった時は、その販売サイトで買うのは控えておきましょう。
ネットで買う時の販売サイトの見分け方
医薬品をネットで買う時は、売っているサイトが正規の販売サイトかどうかも見ておきたい所です。厚生労働省は「一般用医薬品の販売サイト一覧」を公開していて、自治体から報告された販売サイトのアドレスを名称などで検索できます。
- 広告のリンク先のサイトで、店舗の名前と許可の表示を探す
- 薬剤師の氏名や、相談に対応する時間が書かれているか見る
- 厚生労働省の販売サイト一覧で、そのサイトが載っているか検索する
- 特定商取引法に基づく表記で、販売業者の名称・住所・電話番号を見る
- 第1類医薬品なら、購入前に年齢などを確認する手続きがあるか見る
ネットで売る一般用医薬品の販売サイトには、許可の区分や勤務する薬剤師の氏名、医薬品の区分の解説などを表示する決まりがあります。こうした表示が見当たらないサイトでは、買わずにおきましょう。
広告ページで見ておきたいこと
広告で見た商品が気になった時は、ページの言葉にも目を向けてみてください。気になる言い方があれば、いったん立ち止まるサインです。
- ページのどこかに区分(医薬部外品・第1類医薬品など)の表示があるか
- 効き目が確実に出ると保証するような言い方をしていないか
- 医師や「先生」が勧めているように見せていないか
- 使った前後の写真で、効き目を言い切っていないか
- 定期購入なら、2回目以降の代金と解約方法が書かれているか
医薬品の広告の決まりでは、効能や安全性を保証するような言い方や、医薬関係者が推せんしているように見せる言い方は認められていません。体験談の形の広告も、使用感の説明などを除いて原則として行わないこととされています。
有名な人の名前を使った広告に気をつけて
SNSでは、著名人の名前や写真を無断で使った「なりすまし」の広告が問題になっています。総務省は、SNSなどの事業者にこうした偽広告への対応を求めています。
『有名な人が紹介しているなら安心』と思わず、リンク先の販売元を確かめてください。お金の請求や定期購入で困った時は、消費者ホットライン「188」に相談できます。
発毛剤を考える前に知っておきたいこと
CMを見て、『自分も発毛剤を使った方がいいのかな』と考える方もいるはずです。ただ、発毛剤は医薬品で、使える人や使い方に決まりがあります。
| 今の状況 | 考えたいこと | 相談先 |
|---|---|---|
| 抜け毛が少し気になり始めた | 頭皮ケアや育毛剤(医薬部外品)の違いを知る | ドラッグストアの薬剤師・登録販売者 |
| 発毛剤が気になっている | 使える人の条件と使用上の注意 | 薬剤師 |
| 急に抜け毛が増えた・円形に抜けた | 自分で選ぶ前に原因を相談 | 皮膚科 |
| 持病がある・薬を飲んでいる | 使ってよいかの確認 | 主治医・薬剤師 |
| 女性・20歳未満 | 第1類の発毛剤は使えない物がある | 薬剤師・皮膚科 |
日本皮膚科学会の一般向けQ&Aでは、男性型脱毛症の有効な治療の多くは保険診療で受けられないとされています。治療を考える時は、医療機関で説明を聞いてから決めましょう。
育毛剤の基本から知りたい方は、育毛剤とはどんな商品かから読んでみてください。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る使った後に体の異常が出た時
発毛剤を使っていて、気になる症状が出ることもあるかもしれません。添付文書では、副作用の可能性がある症状が出たら直ちに使用を中止し、説明書を持って医師か薬剤師に相談するよう書かれています。
医薬品を適正に使ったのに入院が必要なほどの健康被害が出た場合に備えて、PMDAが運営する医薬品副作用被害救済制度という公的な仕組みがあります。ドラッグストアや通販で買った一般用医薬品も対象ですが、個人輸入した物は対象外とされています。
広告で見た商品選びでよくある失敗
| よくある失敗 | どうなる? | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 「林先生」の名前だけで検索して買う | 別の商品や偽の広告にたどり着く | 販売名と販売元で確かめる |
| 育毛剤と発毛剤を取り違える | 区分も買い方も違う物を選ぶ | 箱の区分の表示を見る |
| CMの印象で効き目を期待しすぎる | 思っていたのと違うと感じる | 効能・効果の欄を読む |
| 販売サイトを確かめずに注文する | 正規の販売サイトか分からない | 厚労省の販売サイト一覧で検索 |
| 定期の条件を見ずに申し込む | 2回目以降の請求に驚く | 最終確認画面を保存する |
『テレビで見たから大丈夫』という安心感は、とても自然な気持ちです。ただ、確かめる手間をひとつ足すだけで、選び間違いはぐっと減らせますよ。
広告と商品の話で出てくる言葉
| 言葉 | ひと言でいうと |
|---|---|
| 第1類医薬品 | 薬剤師が書面で説明して売る一般用医薬品 |
| 製造販売元 | 商品を世に出す責任を持つ会社 |
| 添付文書 | 医薬品の箱に入っている説明書 |
| 販売名 | 承認された正式な商品名 |
| なりすまし広告 | 有名な人や会社のふりをした偽の広告 |
よくある質問
『林先生の発毛剤』はどの商品ですか?
メーカーの発表で確かめられるのは、2019年12月にアートネイチャーが第1類医薬品「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」のCMに林修さんを起用したことです。今の商品は公式サイトで確かめてください。
林先生もその発毛剤を使っているのですか?
CMに出演していることと、本人が使っていることは別の話です。メーカーの発表からは、ご本人の使用について分かることはありません。
女性でも使えますか?
第1類医薬品の発毛剤には、女性が使えない物があります。添付文書の「使用しない人」を確かめ、買う前に薬剤師に相談してください。
SNSで林先生の写真入りの広告を見ました。信じていいですか?
有名な人の名前や写真を無断で使ったなりすまし広告もあります。リンク先の販売元と区分を確かめ、不安な時は買わずにおきましょう。
自分には発毛剤と育毛剤のどちらが合いますか?
区分も使える人も違うので、まずは違いを知るところから始めましょう。迷う時はドラッグストアの薬剤師に、急に抜け毛が増えた時は皮膚科に相談してください。
家族がCMを見て発毛剤を買ってきました。使っていいですか?
第1類医薬品の発毛剤は、使える人の条件が決まっています。使う本人が添付文書の「使用しない人」「相談すること」を読み、迷う時は薬剤師に相談してから使いましょう。
ネットで発毛剤を買っても大丈夫ですか?
一般用医薬品はネットで買えますが、第1類は薬剤師による確認と説明が必要です。買う前に、厚生労働省の販売サイト一覧にそのサイトが載っているかを見ておきましょう。
まとめ
- 確かめられるのは2019年12月のアートネイチャーのCM起用という事実
- 「林先生の発毛剤」は呼び名で、正式な商品名ではない
- 広告で見た商品は、区分の表示とPMDAの添付文書検索で確かめる
- 製造販売元・販売元と、厚労省の販売サイト一覧で売り手を確かめる
- なりすまし広告や定期の条件に注意し、迷ったら薬剤師へ
テレビや広告で見た商品は、気になって当然です。名前の印象から一歩進んで、区分と売り手を確かめてから、自分に合うかどうかを考えてみてくださいね。





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