ラグドールの抜け毛対策は?毛玉を防ぐお手入れと部屋の掃除

ラグドールの抜け毛対策として、毛玉を防ぐコーミングと部屋の掃除を紹介するアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

ふわふわの毛をなでていたら、脇の下に小さなかたまりを見つけた。ラグドールと暮らしていると、そんな発見にどきっとすることがありますよね。

結論から言うと、ラグドールの抜け毛対策は「毛玉ができやすい場所を決めて、そこを短く毎日とかす」ことと「毛が集まる家具を決めて掃除する」ことが中心です。人用の育毛剤や薬は使わず、皮膚の赤みや吐き戻しが続く時は動物病院で相談しましょう。

ここでは、毛玉の見つけ方とほどき方、飲み込む毛への備え、部屋の掃除のしかたをお話しします。

目次

ラグドールの抜け毛対策は?先に答え

先に結論
  • ラグドールの毛は長いわりにもつれにくく、下毛が少なめと紹介されている
  • それでも換毛期は毛がたくさん抜け、こすれる場所に毛玉ができることがある
  • 脇・お腹・首まわり・耳の後ろ・お尻まわりを、コームで短くこまめに確かめる
  • 固い毛玉は無理にほどかず、トリミングサロンや動物病院で相談する
  • 人のための育毛剤や発毛剤、シャンプーをラグドールに使わない

このサイトでふだん扱っているのは、人の育毛剤の話です。でも、抜け毛のことを調べていたら、うちの猫の毛も気になってきた、という方もいるかもしれません。

猫の抜け毛は、人の薄毛とは別のものです。ラグドールの毛の性質に合わせたお手入れを知っておくと、毎日がずっと楽になりますよ。

『抜け毛は少ないって聞いたのに…』

ラグドールは抜け毛が少なめの猫と紹介されることがあります。それなのに、春や秋に床が毛だらけになって驚く方も多いはずです。

実は「ふだんは少なめ、換毛期はしっかり抜ける」と考えておくと、がっかりせずに済みます。少なめの時期のうちに、お手入れの習慣を作っておくのがおすすめです。

ラグドールの毛はどんな毛?抜け毛の特徴

ラグドールは体の大きな猫種で、やわらかくなめらかな長い毛が特徴だと、猫の専門誌の猫種解説で紹介されています。長さがあるわりにもつれにくく、下毛が少ないため抜け毛も少なめだそうです。

一方で、毛が激しく抜ける換毛期には、まめなブラッシングやシャンプーを勧めています。長い毛なので、お尻まわりが汚れやすいことにも触れられています。

毛の特徴暮らしの中で起こりやすいことお手入れの考え方
やわらかく、なめらか抜けた毛がソファや服にからみやすい毛が集まる家具を決めて掃除する
長さがあるこすれる所で、抜け毛がからまって固まるこすれる場所をコームで毎日確かめる
下毛が少なめふだんの抜け毛は比較的少ないふだんは短く、換毛期は回数を増やす
お尻まわりの毛が長い排せつで汚れ、そこから固まりやすい汚れたら拭いて、乾いてからとかす

体が大きいので、抱っこの姿勢にも気を配る

体重のある大きな猫種なので、抱っこしたまま長くとかすのは、飼い主の腕にも猫の体にも負担になりがちです。膝の上やソファに寝そべってもらい、くつろいでいる時にとかすほうが楽ですよ。

抱っこが好きと紹介されることの多い猫種ですが、触られるのが苦手な場所は子によって違います。嫌がる様子があれば、無理せずその日はおしまいにしましょう。

毛の色と、家の中での目立ち方

ラグドールは、白くてふわふわした長い毛の猫として紹介されることが多いですよね。明るい色の毛は、黒や紺の服、濃い色のソファの上でとくに目立ちます。

家で着る服やソファのカバーを、毛に近い明るい色にしておくと、抜け毛があっても目立ちにくくなります。掃除の手間は変わりませんが、気持ちがずいぶん楽になりますよ。

毛玉ができやすい場所は?見つけ方とチェック表

毛玉は、体がこすれる所や、よく動く関節のまわりにできやすいとよく言われます。見た目がきれいでも、脇の下やお腹にかくれていることがあるんです。

場所毛玉ができやすい理由見つけ方
脇の下歩くたびに前脚とこすれる前脚をそっと持ち上げ、指を入れてみる
お腹寝そべった時に床とこすれるあお向けをいやがる子は、横向きの時に
首まわり・胸首輪や毛づくろいでこすれる首輪を付けている子は、その下を見る
耳の後ろかいた時に毛がからまる耳のつけ根を指でなでてみる
お尻・後ろ脚の内側汚れが付いて固まるトイレの後の様子をときどき見る

指でなでて「引っかかり」を探す

毛玉は、目で見るより指で探すほうが早く見つかります。毛の流れに沿って根元近くまで指を入れ、ゆっくり動かしてみてください。

『指が止まる所がある』と感じたら、そこが毛玉の始まりです。小さいうちならコームですぐにほどけますよ。

毎日なでる時に確かめること
  • 脇の下とお腹に、指が引っかかる所がないか
  • 首輪の下の毛が、押されて固まっていないか
  • 耳の後ろに、ふだんと違うかたまりがないか
  • お尻まわりに、汚れや湿り気が残っていないか

毛玉を防ぐお手入れ:ピンブラシとコームの使い方

猫の専門誌の解説では、ラグドールのお手入れとしてピンブラシでのブラッシングと、コームでのコーミングが紹介されています。ブラシで全体を整え、コームで根元のからみを確かめる、という役割分担です。

毛玉を防ぐ毎日の流れ
  1. くつろいでいる時に、手で全身をなでて引っかかりを探す
  2. 背中と脇腹を、ピンブラシで毛の流れに沿って整える
  3. 脇・お腹・首まわり・耳の後ろに、コームを毛先から浅く入れる
  4. 引っかかったら止めて、指でほぐしてからもう一度コームを通す
  5. 最後にほめて、遊びやおやつで終わる
道具向く場所ラグドールで使う時のコツ
ピンブラシ背中・脇腹などの広い面体に沿った毛なので、浅くすべらせる
コーム脇・お腹・耳の後ろ毛先から少しずつ、根元へ向かって通す
目の細かいコーム顔まわり・足先皮膚に近い所は、力を入れずに

換毛期は「回数を増やして、1回は短く」

換毛期は、とくにまめにブラッシングするよう勧められています。ただ、1回を長くすると猫が疲れてしまうので、1回は短くして回数を増やすほうがうまくいきます。

朝は背中だけ、夜は脇とお腹だけ、というように分けてみてください。「全部できなかった」と気にしなくて大丈夫ですよ。

ふだんと換毛期の1週間の例

どれくらいやればいいのか、目安がほしいですよね。家庭ごとに合わせて変えてよい、ひとつの例として見てください。

曜日の例ふだんの時期換毛期
毎日なでながら脇とお腹を指で確かめる朝と夜に分けて、短くとかす
週に何度か全身をピンブラシで整える全身をブラシとコームで仕上げる
週末猫ベッドのカバーを洗うカバーとブランケットを洗い、ソファも掃除
気づいた時お尻まわりを拭くお尻まわりを拭き、毛玉がないか見る

表のとおりにできない日があっても大丈夫です。「毎日なでて確かめる」だけは続けておくと、毛玉の見落としがぐっと減ります。

シャンプーは、とかしてから

換毛期にはシャンプーも勧められています。からんだ毛のまま濡らすと、毛玉が固く締まってしまうことがあるので、シャンプーの前には全身をとかしておきましょう。

水を嫌がる子も多いので、やり方や回数は動物病院や猫を扱うトリミングサロンで相談してみてください。洗った後は、根元までよく乾かしてから、もう一度コームを通します。

できてしまった毛玉は?家でほどく方法と、任せる目安

『気づいたら、脇の下が固まっていた…』という経験、ありませんか。小さい毛玉なら、家でほどけることもあります。

小さな毛玉のほどき方
  1. 毛玉と皮膚の間を指ではさむように押さえ、皮膚が引っぱられないようにする
  2. 毛玉の外側から、指先で毛を少しずつ広げる
  3. ゆるんできたら、コームの先で毛先側から少しずつ通す
  4. ほどけたら、その下の皮膚に赤みや傷がないか確かめる

はさみで切るのは慎重に

固まった毛玉にはさみを入れると、毛と一緒に皮膚を切ってしまうおそれがあります。毛玉は皮膚のすぐ近くでできるので、毛玉と一緒に皮膚をつまんでしまいやすいんです。

家でほどかないほうがいい毛玉
  • 皮膚にぴったり張りついていて、指が入らない
  • 毛玉の下が赤い、じっとり湿っている、においがする
  • 触ると痛がる、怒る
  • いくつもあって、1回では終わらない

こんな時は、トリミングサロンや動物病院で相談しましょう。「右の脇の下に固い毛玉があって、触ると嫌がります」と、場所と様子を伝えると話が早いですよ。

サロンに頼む時に準備しておくこと

初めてトリミングサロンに頼む時は、猫を扱っているかどうかを先に確かめておきましょう。猫は移動や知らない場所が苦手な子も多いので、キャリーに慣れておくことも準備のうちです。

サロンに伝えたいこと
  • 毛玉の場所と、いつ気づいたか
  • 触ると嫌がる場所や、苦手なこと
  • 持病やふだん飲んでいる薬があるか
  • 毛をどれくらい残したいか、短くしてもよいか

飲み込む毛が気になる時は?吐き戻しへの備え

毛づくろいの時、猫は舌でなめとった毛をそのまま飲み込んでしまいます。ペット保険会社の解説では、ふだんは便と一緒に出ていくものの、量が多いと胃や腸で固まり、毛玉として吐くことがあると紹介されています。

飲み込んだ毛がうまく出ず、胃や腸で大きな球のようになる状態は「毛球症」と呼ばれます。長毛の猫は気をつけたいとされ、ラグドールについても注意したい病気の一つとして挙げられています。

吐き戻しや体の様子考えられること次の一手
換毛期に、ときどき毛のかたまりを吐く飲み込んだ毛を外に出しているブラッシングで先に毛を取る
吐くしぐさを繰り返すのに何も出ない毛が胃腸にたまっているおそれ早めに動物病院へ連絡
ごはんを残す・便が出ていない体調をくずしているおそれ様子をメモして早めに受診
咳込むような様子がある吐き気以外の原因もありうる様子を動画に撮って動物病院で相談

食事の工夫は、獣医師と相談しながら

毛玉ケア用のフードには食物繊維が多く含まれ、腸の働きを整えると、ペット保険会社の解説では紹介されています。ただ、食事を変える時は、体重や持病のこともあるので、かかりつけの獣医師に相談してから決めると安心です。

水をよく飲める場所を、家の中に何か所か用意しておくのも一つの工夫です。

猫草は、胃を刺激して毛玉を吐きやすくすると紹介されることがあります。ただ、食べない子や合わない子もいるので、取り入れるかどうかも獣医師に聞いてからにしましょう。

ソファや猫ベッドの毛はどう掃除する?場所別の片づけ方

ラグドールのやわらかい毛は、布の家具にからみやすいですよね。猫がよく過ごす場所を決めて、そこを重点的に掃除すると、家全体の毛がぐっと減ります。

家具・場所毛がからむ理由掃除のしかた
ソファ・クッション長い時間くつろぎ、毛がこすれ落ちる洗えるカバーをかけ、ゴム手袋でなでて集める
猫ベッド・ブランケット寝ている間に毛が落ちる替えを用意して、交代で洗う
キャットタワーの布の部分爪とぎや寝そべりで毛が入り込む粘着ローラーとブラシで、ときどき毛を取る
窓辺・日だまり外を眺めて長く過ごす小さなマットを敷き、マットごとはたく
飼い主の服膝の上で過ごしたり、抱っこしたりする家用の上着を決め、外出前に粘着ローラー

吐いた毛玉の片づけ方

吐いた毛玉は、乾く前に片づけるほうがきれいに取れます。ティッシュでつまんで取り除いたら、ぬらした布で押さえるように拭き、最後に乾いた布で水気を取りましょう。

カーペットにしみ込んだ時は、こすると広がるので、押さえて吸い取るのがコツです。吐いた物の様子や回数は、片づける前に写真に撮っておくと、受診の時に役立ちますよ。

洗濯の前に、毛を取っておく

猫ベッドのカバーやブランケットを洗う時は、先に外ではたいたり、粘着ローラーをかけたりして、大きな毛を取っておきましょう。毛が付いたまま洗うと、ほかの洗濯物に毛が移ることがあります。

洗い終わったら、洗濯機の糸くずフィルターにたまった毛も取っておくと、次の洗濯が楽になりますよ。

毛を集めやすくする家具の選び方

これから家具やラグを選ぶなら、毛がからみにくい表面の物にしておくと楽になります。毛足の長いラグより、短い物や拭ける素材のほうが毛を集めやすいです。

猫がよく乗るソファには、洗えるカバーを1枚かけておくだけでも違います。

掃除機をかける前に、ゴム手袋をはめた手で布の表面をなでると、からんだ毛がまとまって取りやすくなります。集めた毛を手で取ってから掃除機をかけると、ノズルが詰まりにくいですよ。

人用の育毛剤や薬をラグドールに使わない理由と、動物病院の目安

『薄くなった所に、自分の育毛剤を塗ったらどうだろう』と考えたことはありませんか。でも、人用の育毛剤や発毛剤は人の頭皮のために作られていて、猫の体に使うことは考えられていません。医薬品の発毛剤にいたっては、用法で「成人男性(20歳以上)」の「頭皮」に使う物と決まっています。

動物に使う薬には人の薬とは別の承認の仕組みがあり、許可を受けた販売店や獣医師の処方を通じて手に入ると農林水産省は説明しています。猫の皮膚や毛に薬が要るかどうかは、獣医師に相談しましょう。

様子診察で伝えると役立つこと
一部分だけ毛がない・地肌が見えるいつ気づいたか、広がっているか
同じ所をしきりになめる・かくなめる場所と、多い時間帯
皮膚が赤い・フケが増えたシャンプーや食事を変えたかどうか
何度も吐く・便が出ない吐いた回数と、最後に便が出た日
元気がない・食べる量が減った毛のこと以外に変わったこと

猫は毛づくろいで体をなめるので、飼い主が塗った物を口にしてしまうこともありえます。育毛剤を使った手で猫をなでる前に、手を洗っておきましょう。

人の髪の抜け毛が気になる方へ

愛ラグドールの毛を見ているうちに、自分の髪のことも気になってきた方もいるかもしれません。自分の頭皮ケアが気になったら、育毛剤の基本の記事に目を通してみてください。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

同じ長毛の猫で、換毛期の段取りや舞い上がる毛の片づけ方が気になる方は、サイベリアンの抜け毛対策も参考にしてみてください。

よくある質問

ラグドールは抜け毛が少ない猫ですか?

猫の専門誌の猫種解説では、下毛が少ないため抜け毛は少なめと紹介されています。ただ、換毛期は毛が激しく抜けるとされているので、その時期はまめなお手入れが要ります。

毛玉はどこにできやすいですか?

脇の下、お腹、首まわり、耳の後ろ、お尻まわりなど、こすれやすい所や汚れやすい所によくできます。毎日なでる時に、指で引っかかりがないか確かめてみてください。

毛玉をはさみで切ってもいいですか?

皮膚まで切ってしまうことがあるので、固い毛玉を自分で切るのはおすすめしません。皮膚に張りついている時は、トリミングサロンや動物病院で相談しましょう。

毛玉を吐くのはよくあることですか?

毛づくろいで飲んだ毛を出そうとして吐くのは、珍しいことではありません。何度も吐こうとして出ない、食欲が落ちた、便が出ないといった様子があれば、早めに動物病院で相談してください。

毛を短くカットすれば抜け毛は減りますか?

毛を短くしても、抜ける量そのものが減るとは限りません。カットするかどうかや長さは、トリマーや獣医師と相談して決めましょう。

お尻まわりが汚れて固まってしまいます。

長毛の猫はお尻まわりが汚れやすいので、気になったら拭いてよいと紹介されています。汚れを拭き取って乾いてからとかし、固まりがひどい時はサロンや病院で相談してみてください。

コームはどんな物を選べばいいですか?

歯の先が丸く、手の甲に当てても痛くない物を選びましょう。目の粗い物と細かい物があると、体の広い所と顔まわりで使い分けられて便利です。

まとめ

この記事の要点
  • ラグドールの毛は長くなめらかで、ふだんの抜け毛は少なめと紹介されている
  • 換毛期は抜け毛が増え、脇・お腹・首まわりなどに毛玉ができやすい
  • ピンブラシで整え、コームで根元のからみを毎日短く確かめる
  • 固い毛玉は自分で切らず、サロンや動物病院で相談する
  • 吐き戻しが続く、食欲が落ちた時は早めに動物病院へ
  • 人用の育毛剤や薬は使わず、毛が集まる家具を決めて掃除する
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次