フォリックスの生え際への効果は?使う前に知る区分と個人輸入の注意

机の上のノートとペン、ラベルの無いスポイト瓶と緑の葉のイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

鏡を見るたびに生え際が気になって、ネットで「フォリックス」という名前を見かけた。『生え際に効果があるなら試してみたい』と思うのは自然なことですよね。

結論から言うと、フォリックスはメーカーの公式情報や国の承認の情報が見当たらない海外の製品で、生え際への効果をこの記事で判断することはできません。個人輸入には国が注意を呼びかけているので、まずは国内で承認された物か、医療機関で相談できる道から考えてみてください。

この記事では、効果の情報の読み方と、生え際が気になる時の相談先が分かります。

目次

フォリックスの生え際への効果は?先に答え

『で、結局使っていいの?』という声が聞こえてきそうなので、先に答えをまとめておきます。

先に答え
  • フォリックスについて、メーカー公式・厚生労働省・PMDAの一次情報は見つからない
  • 効果を書いている情報の多くは、輸入代行・通販サイトや個人のブログ
  • 個人輸入の医薬品は、日本の法律に基づく品質・有効性・安全性の確認がされていない
  • 個人輸入した物で健康被害が出ても、公的な救済制度は使えない
  • 生え際が気になる時は、皮膚科で相談するか、国内で承認された物を薬剤師に相談して選ぶ

フォリックスという名前そのものの確かめ方は、フォリックス育毛剤とは?で紹介しています。ここでは「効果をどう考えるか」と「生え際の悩みをどこに相談するか」に絞りますね。

「効果がある」という情報はどこから来ている?

フォリックスの名前で検索すると、効果をくわしく書いたページがたくさん出てきます。ただ、情報の出どころによって、どこまで信じてよいかはかなり違うんです。

情報の出どころよく書かれていること読む時のポイント
輸入代行・通販サイト成分の名前、使い方、効果の説明売る側の説明。メーカーの一次情報ではない
個人のブログ・体験記使った感想、写真一人の感想で、同じ結果になるとは限らない
クリニックのコラム国内で承認されていない等の説明治療の案内につながっていることがある
比較・ランキングサイト順位、おすすめの理由広告の場合がある。PR表記を見る
厚生労働省・PMDA個人輸入の注意、承認された薬の情報フォリックスの個別情報は見当たらない

厚生労働省は、個人輸入される医薬品について「虚偽又は誇大な効能・効果、安全性などを標ぼうして販売等されている場合があります」と注意しています。効果を強く書いているページほど、出どころを一度確かめてみてください。

「生え際に効いた」という写真をどう見る?

使う前と後の写真を見ると、『自分もこうなるかも』と期待してしまいますよね。でも、撮った時の光の当たり方や髪型、髪のぬれ具合でも、生え際の見え方は大きく変わります。

国内の医薬品の広告では、使用前後の写真で効き目を約束するような表現は認められていません。海外の販売サイトでは、この決まりと同じ基準で作られているとは限らないんです。

広告かどうかを見分けるポイント

効果を紹介しているページが、実は販売につながる広告ということもあります。2023年10月からは、広告であることを隠した表示は景品表示法の不当表示とされています。

ページを読む時に見ておきたいこと
  • ページの上や見出しの近くに「PR」「広告」の表示があるか
  • 申し込みボタンや購入ページへのリンクが何度も出てくるか
  • 運営者の名前と問い合わせ先が書かれているか
  • 効果の説明に、出典となる公的な資料が示されているか

広告だから全部うそ、というわけではありません。ただ、売る側の説明だと分かったうえで読むと、受け止め方が落ち着きますよね。

国内で承認された医薬品かを確かめるには?

日本で売られている一般用医薬品は、PMDAの添付文書の検索で名前を調べられます。フォリックスに限らず、気になる名前を見つけた時は、ここで探してみるのが近道です。

名前を調べる時の流れ
  1. PMDAの「一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書等を検索」を開く
  2. 販売名の欄に、見かけた商品の名前を入れて検索する
  3. 見つかったら、リスク区分・効能・使用上の注意を読む
  4. 見つからなかったら、国内で承認された一般用医薬品として売られている物ではない可能性を考える
  5. 迷ったら、その名前のメモを持って薬剤師に相談する

検索はPMDAの一般用医薬品の添付文書検索からできます。

調べた結果考えられること次にすること
添付文書が見つかった国内で承認された一般用医薬品使用上の注意を読み、薬剤師に相談して買う
名前が少し違う物が見つかった似た名前の別の商品の可能性販売名と販売元を一字ずつ見比べる
何も見つからない国内の一般用医薬品として売られていない可能性個人輸入の注意を読み、使う前に医師に相談
医薬部外品・化粧品と書かれている医薬品ではない区分箱の効能の欄を読む

販売サイトの表示で見ておきたいこと

国内で一般用医薬品をネットで売るお店は、薬局や店舗販売業の許可を受けた店です。厚生労働省は、届け出のある販売サイトを一覧で公開しています。

『このサイトは大丈夫かな』と思った時は、厚生労働省の一般用医薬品の販売サイト一覧で探してみてください。

個人輸入について国が注意していること

海外の製品を自分で取り寄せることを、個人輸入といいます。厚生労働省は、医薬品等の個人輸入には健康被害などの危険性があり、メリットよりもリスクのほうが大きい場合が多いと考えられる、と呼びかけています。

国が挙げている注意困ること
日本の法律に基づく確認がされていない品質・有効性・安全性が分からない
偽造製品の可能性がある中身が表示どおりとは限らない
不衛生な場所で作られた可能性がある肌トラブルなどの心配がある
表示が外国語使い方や注意を正確に読みにくい
医師の診察が必要な薬もある自分だけで使い方を決めることになる
救済制度の対象外重い健康被害が出ても公的な給付を受けられない

国の呼びかけの全文は厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」で確かめられます。

「救済制度の対象外」とはどういうこと?

国内で承認された医薬品を正しく使っても、まれに重い副作用が出ることがあります。そんな時に医療費などを給付する公的な仕組みが、PMDAの医薬品副作用被害救済制度です。

個人輸入した物で健康被害が出ても、この制度は使えません。『何かあっても何とかなるだろう』と考えていると、困った時に頼れる先が少なくなってしまうんです。

比べる点国内で承認された医薬品個人輸入した医薬品
国の確認承認の審査を受けている日本の法律に基づく確認がない
説明書日本語の添付文書がある外国語のことが多い
買う時の相談薬剤師などに相談できる自分で判断することになる
重い副作用が出た時救済制度の対象になりうる救済制度の対象外

「みんな使っているから」と思った時は

ネットで名前をよく見かけると、『こんなに出てくるなら安全なんだろう』と感じますよね。でも、見かける回数と、国の確認を受けているかどうかは別の話なんです。

また、輸入した物を他人に売ったり譲ったりすることは、国の決まりで認められていないんです。友人から「余っているからあげる」と言われても、受け取らないようにしておきましょう。

海外の育毛剤全般の注意は、育毛剤を個人輸入する時の注意点でも紹介しています。

生え際が気になる時、まず自分で見ておきたいこと

生え際の悩みは、相談に行く前に少し記録しておくと、医師や薬剤師に伝えやすくなります。実は、「いつから」「どんなふうに」が分かるだけで、相談の中身がぐっと具体的になるんです。

相談の前にメモしておくこと
  • 生え際が気になり始めた時期
  • 左右どちらか、それとも全体か
  • 頭皮のかゆみ・赤み・ふけがあるか
  • 抜け毛が急に増えた時期があるか
  • 今使っている育毛剤・シャンプー・薬の名前
  • 持病や、飲んでいる薬があるか
記録する日撮る場所一緒に書くこと
最初の日正面と斜め上から生え際気になっていること
1か月ごと同じ場所・同じ明るさ頭皮の様子、使っている物
気になる変化があった日変化した所かゆみ・赤み・抜け毛の量

写真は、同じ場所で同じ明るさ、髪が乾いた状態で撮るのがコツです。条件をそろえないと、変わっていないのに変わったように見えることもありますよ。

生え際が気になりやすい場面

生え際は、毎日鏡で見る場所なので、ちょっとした変化でも気になりやすいんです。例えば、前髪を上げた時、汗で髪がぬれた時、強いライトの下で写真を撮った時などは、いつもより薄く見えることがあります。

『昨日より後退した気がする』と感じた日は、同じ条件で撮った写真と見比べてみてください。条件をそろえると、気のせいだったと分かることもありますよ。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

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生え際の悩みは、どこに相談すればいい?

『どこに行けばいいか分からない』というのが、一番のハードルかもしれませんね。悩みの内容ごとに、相談先を表にまとめました。

こんな時相談先伝えること
生え際や抜け毛の原因を知りたい皮膚科いつから・どんなふうに気になるか
かゆみ・赤み・ふけがある皮膚科使っている物の名前
市販の育毛剤を選びたいドラッグストアの薬剤師・登録販売者区分の違いを知りたいこと
国内の発毛剤(第1類医薬品)が気になる薬剤師年齢、持病、飲んでいる薬
個人輸入の品で体調が悪くなった医療機関使った物と使った期間
定期購入や返品で困っている消費者ホットライン「188」申し込みの画面や記録

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでも、抜け毛が気になる時は専門の医療機関で対策を知ることがすすめられています。急に抜け毛が増えた時や、円形に抜けた所がある時は、早めに相談してみてください。

皮膚科で相談する時の流れ

皮膚科に行くのは少し勇気がいりますよね。でも、相談の中身はシンプルで、メモを見せながら話せば大丈夫です。

例えば、受付や問診で「生え際の抜け毛が気になっていて、相談したいです」と伝えるだけで話は始められます。診察では「いつから気になっていますか」「使っている物はありますか」と聞かれることが多いので、メモがあると答えやすいんです。

海外の製品をすでに使っている時は、その名前も正直に伝えておきましょう。隠さず伝えたほうが、医師も判断しやすくなります。

国内で選べる物の区分の違い

国内で生え際のケアに使われる物には、区分の違いがあります。どれが合うかは人によって違うので、区分を知ったうえで相談するのがおすすめです。

区分表示できる効能の範囲買う時のこと
医薬部外品の育毛剤育毛、薄毛、脱毛の予防、発毛促進 などドラッグストアや通販で買える
第1類医薬品の発毛剤添付文書に書かれた効能薬剤師の説明を受けて買う
医療機関での相談医師が判断する皮膚科などを受診する

ミノキシジル配合の国内の発毛剤(第1類医薬品)は、添付文書で女性や20歳未満の人は使わないとされています。女性や未成年の方は、まず皮膚科で相談してみてください。

第1類医薬品は、薬剤師が書面で説明して売ることが法律で決まっています。その前に、使う人の年齢やほかの薬の使用状況などを確かめる流れになっているので、聞かれたことには正直に答えておきましょう。

市販の育毛剤の基本は、育毛剤とはどんな商品?で紹介しています。

やってしまいがちな失敗

生え際が気になっていると、つい早く結果を出したくなりますよね。でも、次のような使い方は、かえって頭皮に負担をかけることがあります。

よくある失敗
  • 量を増やせば早く効くと考えて、決められた量より多く使う
  • 国内の育毛剤と海外の製品を、自己判断で重ねて使う
  • 家族や友人に余った物をもらって使う
  • 頭皮に赤みやかゆみが出ても使い続ける

国内の発毛剤の添付文書にも、決められた以上に多く使っても効果の増加はほとんどなく、副作用が出る可能性が高くなる、と書かれている物があります。量は表示どおりにするのが基本です。

「早く結果を見たい」と焦る気持ちは分かります。ただ、髪の生えかわりには時間がかかるので、続ける期間の考え方も知っておくと落ち着いて選べますよ。期間の目安は育毛剤はいつから効果が出る?で紹介しています。

よくある質問

フォリックスは生え際に効果がありますか?

メーカーの公式情報や国の承認の情報が見当たらないため、この記事では効果を判断できません。生え際が気になる時は、皮膚科で相談するか、国内で承認された物を薬剤師に相談して選んでください。

フォリックスは日本で承認されていますか?

PMDAの一般用医薬品の添付文書検索で名前を調べると確かめられます。見つからない時は、国内の一般用医薬品として売られている物ではない可能性があります。

個人輸入なら自分の責任で使っていいのでは?

厚生労働省は、個人輸入の医薬品には健康被害の危険性があり、メリットよりリスクが大きい場合が多いと呼びかけています。健康被害が出ても救済制度の対象外なので、使う前に医師に相談してください。

生え際だけに国内の育毛剤を使ってもいいですか?

医薬部外品の育毛剤は、使い方の欄に書かれた部位と量で使います。生え際が気になるなら、髪をかき分けて地肌に付け、量は表示どおりにしてください。

女性でも生え際のケアに使える物はありますか?

女性向けの医薬部外品の育毛剤もあります。国内のミノキシジル配合の発毛剤は女性は使わないとされているので、まずは皮膚科や薬剤師に相談してみてください。

輸入代行サイトの「国内未承認」という表示はどういう意味ですか?

日本の承認を受けた医薬品ではない、という意味で書かれていることが多いです。最終的にはPMDAの検索で自分でも確かめ、使うかどうかは医師に相談してください。

海外の製品を使って頭皮が赤くなりました。どうすればいいですか?

すぐに使うのをやめて、使った物を持って皮膚科などの医療機関で相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • フォリックスは、メーカー公式・国の一次情報が見当たらない海外の製品
  • 効果の情報は、出どころ(販売サイト・ブログ・クリニック)を確かめて読む
  • 国内で承認された医薬品かは、PMDAの添付文書検索で調べられる
  • 個人輸入品は国の確認を受けておらず、健康被害が出ても救済制度の対象外
  • 生え際が気になる時は、記録をつけて皮膚科や薬剤師に相談する
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

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