薄毛対策の生活習慣は?1日の時間帯別に見直すこと

朝の光が差す寝室に目覚まし時計とタオル、緑の葉が置かれたイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

薄毛が気になって、生活習慣から見直したい。でも「睡眠」「食事」「運動」と言われても、毎日のどこで何を変えればいいのか分からない、という方も多いはずです。

結論から言うと、薄毛対策の生活習慣は、1日を「朝・日中・夕方から夜・寝る前・休日」の時間帯に分けて、それぞれ一つずつ見直していくのが続けやすい方法です。生活習慣だけで髪が増えるわけではありませんが、体の調子を整える土台になります。

この記事では、時間帯ごとの見直し表と、働き方に合わせた工夫、相談の目安が分かります。

目次

薄毛対策の生活習慣は?先に答え

先に結論
  • これをすれば髪が抜けなくなる、という特別な予防法はない
  • 日本皮膚科学会は、無理をせず休息をとり、規則正しい生活を送ることも大切だとしている
  • 見直しは「時間帯」で考えると、毎日のどこを変えるかがはっきりする
  • 一度に全部変えず、時間帯ごとに一つずつ
  • 抜け毛が急に増えた・円い形で抜けた時は、皮膚科で相談する

『生活習慣を変えても意味がないのでは?』と感じる方もいるかもしれません。確かに、生活習慣で髪が生えると約束できるものではありません。

ただ、日本皮膚科学会の一般向けQ&Aでは、バランスのとれた食生活や、適度な休息、規則正しい生活が大切だと案内されています。体全体の調子を整えることは、頭皮のケアや育毛剤を続けるうえでも土台になるんです。

時間帯見直すことの中心関係する国の資料
朝起きる時間・朝食・洗髪後の乾かし方睡眠ガイド2023
日中体を動かす・座りっぱなしを減らす・日差し身体活動・運動ガイド2023
夕方から夜夕食の時間・お酒・洗髪睡眠ガイド2023・飲酒ガイドライン
寝る前スマホ・寝室の環境・リラックス睡眠ガイド2023
休日寝だめ・夜ふかしを控える・記録睡眠ガイド2023

薄毛と育毛剤の基本は育毛剤とはどんな商品かにまとめています。生活習慣を項目ごとに見直したい方は抜け毛を減らす生活習慣の見直し表も参考にしてみてください。

まずは自分の1日を書き出してみる

見直しを始める前に、平日1日の流れをざっと書き出してみましょう。どの時間帯が崩れているかが、目で見て分かるようになります。

書き出す項目書き方の例
起きた時間7時(休日は10時)
食事の時間と中身朝なし・昼は麺・夜は22時に定食
体を動かした時間通勤の徒歩20分だけ
洗髪と乾かし方夜、半分自然乾燥
寝る前にしていたこと布団でスマホを1時間
寝た時間1時

『書き出してみたら、夜がほとんど崩れていた』という方も多いはずです。崩れている時間帯が分かれば、そこから見直せばいいんです。

朝に見直すこと:起きる時間と朝食

1日の始まりの朝は、生活のリズムを決める時間です。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の成人向けリーフレットでは、規則正しい起床時刻を心がけることが挙げられています。

起きる時間がそろうと、夜に眠くなる時間もそろいやすくなります。まずは、平日の起きる時間を決めるところから始めてみましょう。

朝によくあること見直し方の例
起きる時間が日によって違う平日はアラームを同じ時刻にそろえる
朝食を抜くおにぎりやパンに、卵や納豆などのおかずを一つ足す
朝シャンで髪を濡れたまま出かける根元からドライヤーで乾かしてから出る
寝ぐせ直しにアイロンを毎朝使う使う日を減らし、髪を強く引っぱらない
起きてすぐスマホを長く見るカーテンを開けて、明るい所で支度をする

リーフレットには、「適度な運動、しっかり朝食、寝る前のリラックスで眠りと目覚めのメリハリを」という原則も書かれています。朝食は、眠りと目覚めのリズムにも関わっているんですね。

朝に洗髪する人は

『朝にシャワーを浴びないと目が覚めない』という方もいますよね。朝に洗う場合は、乾かす時間まで含めて支度の時間を取っておきましょう。

濡れたまま帽子をかぶったり、ヘルメットをかぶったりすると、頭が蒸れやすくなります。根元だけでも乾かしてから出かけるのがおすすめです。

日中に見直すこと:体を動かす・座りっぱなしを減らす

日中は、仕事や学校で生活の大半を過ごす時間です。ここで見直したいのは、体を動かす量と、座りっぱなしの時間です。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人は歩行かそれと同じくらいの強さの身体活動を1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)行うことがすすめられています。座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう注意することも書かれています。

日中にできることのチェック
  • 1時間に1回くらいは席を立って体を動かしている
  • 通勤や移動で、少し歩く道を選んでいる
  • 昼食を抜かず、主食・主菜・副菜をそろえている
  • 夕方以降にカフェインの多い飲み物を続けて飲んでいない
  • 外にいる時間が長い日は、帽子や日陰を使っている

運動と薄毛を直接結びつけることはできません。ただ、日中にしっかり体を動かすことは、夜の眠りのメリハリにもつながると睡眠ガイドで案内されています。

日差しの強い日の外回り

気象庁の紫外線の解説では、外に出る時間を紫外線の弱い朝夕にずらすことや、帽子や長袖の服を着ることが対策として挙げられています。

頭皮も日焼けすることがあるので、日差しの強い日は帽子を使いましょう。帽子をかぶりっぱなしだと蒸れるので、屋内に入ったら外して汗を拭くといいですよ。

昼食とカフェインのとり方

昼食は、麺だけ・パンだけで済ませるより、主菜と副菜がそろったメニューを選ぶのが理想です。忙しい日は、おにぎりにゆで卵やサラダを足すくらいでも十分ですよ。

睡眠ガイドでは、夕方以降のカフェインは睡眠のさまたげになるので控えるよう案内されています。午後のコーヒーは、時間を決めて飲むようにしてみてください。

夕方から夜に見直すこと:夕食・お酒・洗髪

仕事が終わってからの時間は、生活習慣が一番崩れやすい時間かもしれません。夕食の時間、お酒、お風呂と洗髪の流れを見直してみましょう。

夕方から夜によくあること見直し方の例
寝る直前に夕食をとる夕食の時間を早める。遅くなる日は軽めにする
飲み会が続く飲む量を先に決め、間に水をはさむ
寝つきのためにお酒を飲む寝酒の習慣はやめる
疲れて洗髪を省く汗をかいた日は、その日のうちに洗う
洗った後、自然乾燥で寝る根元からドライヤーで乾かす

睡眠ガイドのリーフレットでは、就寝間際の夕食や夜食は控えること、寝酒の習慣はかえって眠りを悪くすることが書かれています。

厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、あらかじめ量を決めて飲む、飲酒前や飲酒中に食事をとる、合間に水を飲む、1週間のうちに飲まない日を作る、といった配慮の例が挙げられています。

洗髪と乾かし方の流れ

洗う回数について日本皮膚科学会は、頭皮が乾きすぎず、べたつきもしない頻度を目安にしています。毎日洗うか、間隔をあけるかは、自分の頭皮の状態に合わせて大丈夫です。

夜の洗髪の流れ
  1. ぬるめのお湯で頭皮と髪をしっかりぬらす
  2. シャンプーを手のひらで泡立ててから、指の腹で洗う
  3. 生え際や耳の後ろまで、すすぎに時間をかける
  4. タオルで押さえるように水気を取る
  5. 根元からドライヤーで乾かし、濡れたまま寝ない

育毛剤を使っている方は、製品の使い方に書かれたタイミング(洗髪後の清潔な頭皮に、など)に合わせて塗りましょう。お風呂上がりの流れに組み込むと、塗り忘れが減りますよ。洗い方の手順は抜け毛対策の洗い方でもくわしく紹介しています。

お風呂の時間を先に決めておく

帰宅が遅い日ほど、お風呂と洗髪が後回しになって、濡れた髪のまま寝てしまいがちですよね。帰ったら最初にお風呂、と順番を決めておくと、乾かす時間まで取りやすくなります。

寝る時間から逆算して、お風呂の時間を決めておくのもおすすめです。例えば「24時に寝るなら22時台にお風呂」と決めておけば、慌てずに乾かせますよ。

寝る前に見直すこと:スマホと寝室の環境

寝る前の過ごし方は、睡眠の質に関わる大事な時間です。睡眠ガイドのリーフレットでは、寝る前や深夜のパソコン・ゲーム・スマホの使用は避けるよう案内されています。

寝る前や寝床の中でデジタル機器を使うと、夜ふかしや朝寝坊、睡眠不足につながりやすい、とも書かれています。

寝る前によくあること見直し方の例
布団の中でスマホを見続ける充電器を寝床から離れた場所に置く
部屋が明るいまま寝る寝室はなるべく暗くする
暑い・寒いで目が覚める心地よい温度に整える
仕事の心配ごとを考え続ける寝る前にリラックスできることを一つ決める
寝る時間が毎日違う起きる時間から逆算して、布団に入る時間を決める

『スマホを置いたら眠れない気がする』という方もいますよね。いきなりゼロにしなくても大丈夫です。まずは布団に持ち込まない、から始めてみてください。

ストレスを寝床に持ち込まない工夫

リーフレットでは、ストレスが高い状態のまま寝床に入ると、朝の休まった感覚が下がるとされています。日中のうちにストレスを発散させ、寝る前にリラックスする方法を身につけるよう案内されています。

例えば、ぬるめのお風呂にゆっくりつかる、軽くストレッチをする、明日の予定をメモに書き出して頭から外す、といった方法があります。自分に合う物を一つ見つけておきましょう。

睡眠時間の目安

睡眠ガイド2023では、成人は6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保すること、ちょうどいい睡眠時間には個人差があることが書かれています。睡眠と髪を直接結びつけることはできませんが、体の調子を整える基本として見直しておきたいところです。

休日に見直すこと:寝だめと記録

休日は、平日の疲れを取りたくて、つい長く寝てしまいますよね。ただ、睡眠ガイドのリーフレットでは、休日の夜ふかしや朝寝坊をしないこと、週末に長く寝る(寝だめ)習慣は慢性的な睡眠不足のサインであることが書かれています。

休日も、起きる時間は平日から大きくずらさないのがおすすめです。どうしても眠い時は、昼に短めに休むほうが、夜のリズムを崩しにくくなります。

休日にしておきたいこと
  • 起きる時間を平日と大きく変えない
  • 日中に散歩や買い物で体を動かす
  • 月に1回、分け目やつむじの写真を同じ条件で撮る
  • 1週間の生活を振り返り、崩れた時間帯をメモする
  • 翌週の作り置きや買い物で、平日の食事の準備をしておく

写真は「同じ条件」で

記録の写真は、同じ場所・同じ明るさ・乾いた髪で撮らないと比べられません。休日の朝など、撮る日と時間を決めておくと続けやすいですよ。

「今月はどうだった?」
「夜のスマホは減らせたけど、飲み会の日は崩れたな」

こんなふうに、写真と一緒に生活のメモも残しておくと、次の1か月で何を見直すかが決めやすくなります。

働き方に合わせた見直し方

同じ1日でも、働き方によって崩れやすい時間帯は違います。自分に近い働き方を見てみてください。

働き方崩れやすいところ見直し方の例
日勤で残業が多い夕食が遅い・寝る時間が遅い夕方に軽く食べ、帰宅後は軽めにする
交替制勤務・夜勤体内時計が乱れやすい仮眠のとり方や光の浴び方を工夫する
在宅勤務起きる時間や昼食の時間がばらばら出勤の日と同じ時刻に起き、昼食をとる
外回り・屋外作業日差し・帽子やヘルメットの蒸れ休憩中に外して汗を拭く。帰宅後は洗う
子育て中まとまって眠れない家族と交代で休める時間を作る

睡眠ガイドのリーフレットには、交替制勤務は体内時計の不調を招きやすいので、仮眠のとり方や光の浴び方を工夫するよう書かれています。夜勤明けに帰る時は、強い光を浴びすぎないようにするなど、自分に合う工夫を探してみましょう。

全部やろうとしないのがコツ

時間帯ごとに見直すことを並べると、たくさんあるように見えますよね。でも、全部を一度に変える必要はありません。

1週目は朝、2週目は寝る前、3週目は夕方から夜、というふうに、1つの時間帯を1週間ずつ見直していくと無理がありません。『今週は寝る前のスマホだけ』と決めるくらいがちょうどいいんです。

よくある失敗

意気込んで、睡眠も食事も運動も一気に変えようとして、1週間で疲れてやめてしまう。見直しは一つずつ、が長続きのコツです。

生活習慣だけで不安な時:育毛剤と相談の目安

生活習慣を整えても薄毛が気になる時は、育毛剤を足すことを考えてもいいタイミングです。医薬部外品の育毛剤に表示できる効能・効果は、「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲です。効き方には個人差があります。

選ぶ時は、箱の区分・有効成分・使い方・香りやアルコールなどの使い心地を確かめましょう。選び方は育毛剤で薄毛の悩みは解決できる?で紹介しています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

次のような時は、生活習慣で様子を見ずに医療機関で相談しましょう。

こんな時相談先
円形に抜けた・短い間に抜け毛が増えた皮膚科
頭皮の赤みやかゆみ、湿疹が気になる皮膚科
生え際や頭頂部の薄さが進んできた皮膚科
生活を整えても眠りの問題が続くかかりつけ医などの医療機関
気持ちのつらさが続いているかかりつけ医・心の相談窓口

睡眠ガイドのリーフレットでも、睡眠環境や生活習慣を見直しても眠りの問題が続く時は、医療機関に相談するよう書かれています。受診の時は、記録した写真と生活のメモを持っていくと、話が伝わりやすくなりますよ。

よくある質問

生活習慣を変えれば薄毛は改善しますか?

生活習慣で髪が増えると約束することはできません。ただ、規則正しい生活やバランスのとれた食事は、体の調子を整える土台になります。薄毛が気になる時は皮膚科でも相談しましょう。

どの時間帯から見直せばいいですか?

崩れていると感じる時間帯から始めるのがおすすめです。迷ったら、起きる時間をそろえる朝と、スマホを置く寝る前から始めてみてください。

睡眠は何時間とればいいですか?

厚生労働省の睡眠ガイド2023では、成人は6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保するとされています。ちょうどいい時間には個人差があります。

夜勤があって生活リズムが整えられません。

交替制勤務の方は、仮眠のとり方や光の浴び方を工夫することが睡眠ガイドで案内されています。勤務に合わせて、できる時間帯から見直してみてください。

お酒は飲まないほうがいいですか?

飲む場合は、量を先に決める、合間に水を飲む、飲まない日を作るなどの配慮が厚生労働省のガイドラインで挙げられています。寝酒の習慣は控えましょう。

生活の見直しと同時に育毛剤を使い始めても大丈夫ですか?

一緒に始めてもかまいません。育毛剤は箱の区分と使い方を確かめ、洗髪後など製品に書かれたタイミングで使いましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 薄毛対策の生活習慣は、朝・日中・夕方から夜・寝る前・休日に分けて見直す
  • 朝は起きる時間と朝食、日中は体を動かすことと日差しの対策
  • 夜は夕食の時間・お酒・洗髪、寝る前はスマホと寝室の環境
  • 休日は寝だめを控え、写真と生活のメモで記録する
  • 生活を整えても不安な時は、育毛剤を考えたり皮膚科で相談したりする
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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