薄毛対策の薬は初期脱毛や継続が必要?アートネイチャーの植毛を考える前の整理

木のテーブルに置かれたノートとペン、ラベルの無いスポイト瓶、くし、白いタオル

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

『薄毛対策の薬は初期脱毛があるし、ずっと続けないといけないらしい。それならアートネイチャーの植毛はどうか』と考え始めた方もいるのではないでしょうか。薬を長く続ける負担を思うと、別の方法に目が向くのは自然なことです。

結論から言うと、まずは「その植毛が医療機関の手術の話か、サロンの増毛の話か」を分けて考えるのが先です。そのうえで、薬は医師・薬剤師、増毛やウィッグはサロン、毎日の頭皮ケアは育毛剤、と相談先を分けると、迷いがぐっと減ります。

この記事では、よく聞く言葉の意味と、それぞれの方法の違い、相談の前に書いておきたいメモをお話ししますね。

目次

先に結論:方法ごとに相談先が違う

先に結論
  • 「植毛」は医療機関で受ける手術。サロンの「増毛」とは別の方法
  • アートネイチャーの公式サイトで案内されているのは、ウィッグ・増毛・エクステ・ヘアケア製品
  • 「初期脱毛」「続けないと元に戻る」は、医薬品の発毛剤について語られる話
  • 薬を使うかどうかは、医師か薬剤師と話して決める
  • どれを選んでも、毎日の頭皮ケアは別に続けられる

『結局どれがいいの?』と答えを急ぎたくなりますよね。ただ、方法ごとに目的も相談先も違うので、一つの物差しで比べることはできないんです。

この記事では、どれか一つを勧めることはしません。あなたが相談に行く前に、頭の中を整理するお手伝いをしますね。

よくある相談:薬の続け方が不安で、植毛を考えている

知恵袋で見かけたのは、こんな相談です。要約すると、薄毛対策を探す中で「薬は初期脱毛と継続必須」と聞き、長く続ける負担が気になっている、という内容です。

そのうえで、アートネイチャーの植毛はどうか、パウダーやウィッグはどうか、と複数の方法を比べて迷っている様子でした。回答には、食事や運動の話、市販の育毛剤の話、ウィッグのほうが無難という声などが並んでいました。

この相談から見えてくる迷いのポイント
  • 薬の「使い始め」と「やめた後」がどうなるのかが分からない
  • サロンで言う「植毛」と、医療の植毛の違いがあいまい
  • 見た目を早く整えたい気持ちと、根本から考えたい気持ちが混ざっている
  • 方法ごとの手入れや通う手間が見えていない

回答の中には、それぞれの方の経験にもとづく話もあります。人によって合う方法は違うので、体験談の結論だけで決めないようにしましょう。

この相談への答え

まず、「植毛」と書かれていても、サロンで今ある髪に毛を足す方法のことを指している場合があります。医療機関の自家植毛とは、受ける場所も中身もまったく違います。

次に、薬の続け方の不安は、医師や薬剤師に直接聞くのが一番の近道です。ネットの言葉だけで判断せず、自分の状態に合わせた説明を受けてから決めてください。

パウダーやウィッグも比べている時は

相談の中には、ふりかけるタイプのパウダーやウィッグも候補に入っていました。こうした方法は、見た目を整えるための物で、頭皮のケアとは役割が違います。

ふりかけて使う増毛パウダーには、植物系の細かい繊維が髪に付いて、地肌を見えにくくすると説明されている物があります。使う日だけ見た目を整えたい時の方法として、ほかの方法と並べて考えてみてください。

迷っている方法主な役割まず相談する先
薬(発毛剤など)医薬品としての効能医師・薬剤師
植毛医療機関の手術医療機関
増毛・ウィッグ見た目を整えるサロン・ウィッグの店
パウダー使う日の見た目を整える売り場・メーカーの案内
育毛剤毎日の頭皮ケア薬局・ドラッグストア

「初期脱毛」「継続が必要」は何の話?

ここでよく出てくる言葉の出どころを、確かめておきましょう。どちらも、医薬品の発毛剤(ミノキシジルを含む第1類医薬品など)について語られることが多い言葉です。

よく聞く言葉公的な資料やメーカーの案内ではどう書かれている?読み方のポイント
継続が必要発毛剤の添付文書に「使用を中止すると徐々に元に戻ります」とあるやめた後のことも含めて考える
効果が分かるまでの期間「少なくとも4ヵ月間、毎日使用」などと書かれた物がある製品ごとに期間の書き方が違う
誰にでも効くか誰にでも効果があるわけではない、と書かれている個人差がある前提で考える
初期脱毛メーカーのQ&Aに、使い始めに一時的な抜け毛の増加がみられるとの報告がある、と書かれた例がある抜け毛のすべてが薬のせいとは言い切れない、とも書かれている

添付文書の使用上の注意には、初期脱毛という言葉が見当たらない製品もあります。抜け毛が増えて不安な時は、自分で判断せず、使用上の注意を持って医師か薬剤師に相談しましょう。

育毛剤(医薬部外品)を使い始めた時の抜け毛の見方は、育毛剤と初期脱毛で詳しく扱っています。

育毛剤(医薬部外品)を使い始めた時の抜け毛は?

『育毛剤でも初期脱毛があるの?』と心配する方もいますよね。初期脱毛は、主に医薬品の発毛剤について語られる言葉です。

育毛剤を使い始めて抜け毛が気になる時は、季節の変わり目や洗い方など、ほかの理由も考えられます。頭皮に赤みやかゆみがあれば使うのをやめ、抜け方が急な時は皮膚科で相談しましょう。

発毛剤は「薬剤師の説明を受けて買う」医薬品

発毛剤は第1類医薬品で、薬剤師が書面を使って説明することが法律で決められています。使えない人や、使う前に相談が必要な人の条件も、添付文書に細かく書かれています。

『副作用が心配で、薬はちょっと…』と感じる方もいますよね。その不安こそ、薬剤師や医師に伝えてほしいことです。

増毛・かつら・植毛・育毛剤の違い

薄毛対策の方法は、大きく分けて4つあります。目的、受ける場所、手入れのしかたが、それぞれ違うんです。

方法どんな方法か相談・購入する場所気にしておきたいこと
増毛今ある髪に毛を足して、見た目のボリュームを出す増毛を扱うサロン通う手間、手入れ、今ある髪への負担
かつら・ウィッグ頭全体や一部を覆って、見た目を整えるウィッグの店・サロン蒸れ、つけ外しの手間、手入れ
植毛(自家植毛)後頭部の毛を、頭頂部や前頭部に移す手術医療機関手術であること、医師の説明
育毛剤(医薬部外品)毎日頭皮に付けて、頭皮と髪を健やかに保つ薬局・ドラッグストア・通販個人差、続ける手間、頭皮に合うか

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、自家植毛術を、男性型脱毛症になりにくい後頭部の毛を、薄毛になりやすい頭頂部や前頭部に移植する治療法として紹介しています。一種の手術で、有効な治療法の多くは保険診療で受けられないとも書かれています。

同じQ&Aでは、かつらを使っても治療に悪影響はなく、社会生活に前向きになれるなどの良い影響もあるとしています。見た目を整える方法と、頭皮のケアは、組み合わせてもかまわないんです。

見た目を早く整えやすい方法
  • 増毛(サロンで今ある髪に毛を足す)
  • かつら・ウィッグ(覆う範囲を選べる)
時間をかけて向き合う方法
  • 医薬品の発毛剤(効果が分かるまで期間がかかる)
  • 育毛剤(頭皮ケアとして毎日続ける)

方法ごとの手入れと、通う手間を見ておこう

見た目の仕上がりだけで選ぶと、後から手入れの手間に驚くことがあります。知恵袋の回答にも、増毛には定期的なメンテナンスが要るので悩む、という声がありました。

方法毎日すること定期的にすること
増毛洗い方・乾かし方の工夫サロンでのメンテナンス(間隔はサロンで確認)
かつら・ウィッグつけ外し・ブラッシング洗う・保管・買い替えの検討
植毛(自家植毛)医療機関の指示に従うケア医療機関での経過の確認
育毛剤決まった量を頭皮に付ける使い心地や頭皮の様子の見直し

通う回数や間隔、その費用がどう決まるかは、方法ごと・お店ごとに違います。相談の時に、続けた場合の流れを最後まで聞いておきましょう。

言葉の意味の違いは、養毛・育毛・発毛・増毛・植毛の言葉の違いでも整理しています。

アートネイチャーで相談できること

アートネイチャーの公式サイトで案内されているのは、ウィッグ(かつら)、増毛、髪のエクステ、ヘアケア製品です。相談は、メンズ・レディース別のフリーダイヤルや全国のサロン、公式サイトからのオンライン相談などで受け付けています。

トップページで紹介されているサービスの中に、植毛の手術は入っていません。知恵袋の相談にあった「植毛」がどのサービスのことかは、相談の窓口で「それは増毛ですか、医療機関の植毛ですか」と聞いて確かめるのが確実です。

アートネイチャーで扱う物区分・種類相談先
ウィッグ・増毛・エクステサロンのサービスサロン・フリーダイヤル・オンライン相談
ラボモ アートブラック ローション医薬部外品の薬用育毛剤公式オンラインショップ
LABOMO ヘアグロウ の発毛剤第1類医薬品薬剤師が質問票を確認して販売

アートネイチャーの商品や区分の全体像はアートネイチャーの育毛剤とヘアケア商品で扱っています。ここでは「相談の前に何を整理するか」に絞りますね。

サロンでの相談は「医療の判断」とは別

サロンの担当者は、髪や頭皮の見え方、増毛やウィッグの選び方にくわしい人たちです。ただ、薬を使うかどうか、抜け毛の原因が何かといった医療の判断はできません。

例えば、サロンでこんなやりとりになったら、医療機関にもつなげて考えましょう。

「最近、急に抜け毛が増えた気がするんです」
「それは一度、皮膚科でも診てもらうと安心ですよ」

植毛を考える時は医療機関へ

自家植毛は手術なので、話を聞く先は医療機関です。サロンの増毛と混同しないように、相談の段階で「医療機関で受ける手術」かどうかを確かめておきましょう。

植毛を考え始めた時の進め方
  1. 気になる場所と、いつから気になっているかをメモする
  2. 皮膚科で、今の状態と原因の見当を聞く
  3. 植毛を扱う医療機関で、手術の内容と注意点の説明を受ける
  4. 説明は書面でもらい、その場で決めずに持ち帰る
  5. 家族とも話して、納得してから決める

急に抜けた、丸く抜けた所がある、頭皮に赤みやかゆみがある、という時は、方法を選ぶより先に皮膚科で相談してください。抜け毛の原因が、ほかの病気や体の変化にあることもあります。

クリニックの治療と育毛剤の違いを知りたい方は、育毛剤とクリニックの治療の違いを見てみてください。

相談の前に書いておきたいメモ

サロンでも医療機関でも、限られた時間で自分の状態を伝えるのは意外とむずかしいものです。次の項目をメモにしておくと、話が早く進みますよ。

メモの項目書き方の例
気になる場所生え際・つむじ・頭頂部・全体
いつからか季節や出来事と合わせて
今使っている物シャンプー・育毛剤・薬(お薬手帳があれば持参)
不安に思っていること薬を続ける負担・使い始めの抜け毛・手入れの手間
優先したいこと見た目を早く整えたい・時間をかけてもいい・通う回数を減らしたい
聞きたいことやめた時どうなるか・手入れの方法・費用の決まり方

優先したいことを一つ決めておく

『見た目もすぐ整えたいし、薬も使いたくないし、手間もかけたくない』と全部を望むと、どれも選べなくなってしまいます。いちばん大事にしたいことを一つ決めておくと、相談で出てくる提案を比べやすくなるんです。

例えば「来月の大事な予定までに見た目を整えたい」なら増毛やウィッグの話を先に、「長い目で頭皮と向き合いたい」なら皮膚科や育毛剤の話を先に聞く、という順番にできます。

家族に話す時は、メモをそのまま見せる

薄毛の悩みは、家族にも言い出しにくいものですよね。でも、方法によっては通う時間や費用がかかるので、早めに共有しておくと後で困りません。

「どの方法にするか迷っていて、相談に行ってみようと思う」
「いいと思う。決める前に、聞いた話を一緒に見ようか」

書き出したメモがあれば、気持ちを説明しなくても話が伝わります。ひとりで抱え込まずに進めてくださいね。

毎日の頭皮ケアは、どの方法でも続けられる

増毛やウィッグを選んでも、植毛を考えていても、毎日の頭皮ケアは別に続けられます。医薬部外品の育毛剤は、育毛や脱毛の予防などを目的に、毎日頭皮に付ける物です。

育毛剤を続ける時の見直しポイント
  • 箱に「医薬部外品」の表示があるか
  • 1日の回数と1回の量を守れているか
  • 頭皮に赤みやかゆみが出ていないか
  • 増毛やウィッグの担当者に、付けるタイミングを聞いたか
  • 医薬品を使っている時は、一緒に使ってよいか医師・薬剤師に確かめたか

発毛剤の中には、ほかの育毛剤や外用剤を頭皮に使うのを避けるよう書かれている物もあります。薬を使い始めた時は、育毛剤を続けてよいかも聞いておきましょう。

育毛剤の基本は育毛剤とはどんな商品かで、効果を感じるまでの考え方は育毛剤はいつから効果が出るかで読めます。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

迷った時によくある失敗

いろいろな方法を比べている時ほど、つまずきやすい形があります。前もって知っておけば、防げることばかりですよ。

よくある失敗どうして起こる?防ぎ方
増毛と植毛を同じ物だと思って話を進める呼び方があいまい「医療機関の手術か」を確かめる
ネットの体験談だけで薬をやめる・始める不安を早く解消したい医師・薬剤師に自分の状態で聞く
抜け毛が急に増えたのにサロンだけに相談する相談先を一つにしたい皮膚科にも相談する
その場の説明で契約する気持ちが高まっている書面をもらって持ち帰る
頭皮ケアをやめてしまう別の方法に切り替えたから毎日のケアは並行して続ける
個人輸入の薬はすすめません

海外の薬を個人輸入すると、品質や安全性が国内の法律で確かめられておらず、健康被害が出ても公的な救済制度の対象外になります。薬を考えるなら、国内で医師・薬剤師の説明を受けてからにしましょう。

よくある質問

薄毛対策の薬は、一度始めたらずっと続けないといけませんか?

発毛剤の添付文書には、使用を中止すると徐々に元に戻ると書かれています。始めるかどうか、続け方をどうするかは、医師か薬剤師と話して決めてください。

初期脱毛は、薬を使えば誰にでも起きるものですか?

起きるとは言い切れません。メーカーのQ&Aでも、抜け毛のすべてが薬によるものとは言い切れないとしています。気になる時は使用上の注意を持って相談しましょう。

アートネイチャーで植毛はできますか?

公式サイトで案内されているのは、ウィッグ・増毛・エクステ・ヘアケア製品です。植毛の扱いについては、相談の窓口で直接確かめてください。

植毛と増毛はどう違いますか?

自家植毛は、自分の後頭部の毛を移す医療機関の手術です。増毛は、サロンで今ある髪に毛を足して見た目を整える方法です。

ウィッグを使うと、薄毛が進みませんか?

日本皮膚科学会のQ&Aでは、かつらを使っても治療に悪影響はないとしています。蒸れや手入れには気をつけ、頭皮のケアも続けましょう。

育毛剤と増毛は一緒にできますか?

一緒に続けている方もいます。付けるタイミングや乾かし方は、増毛の担当者に確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 「植毛」は医療機関の手術、サロンの「増毛」とは別の方法
  • アートネイチャーの公式サイトで案内されているのは、ウィッグ・増毛・エクステ・ヘアケア製品
  • 「初期脱毛」「継続が必要」は発毛剤の話。続け方は医師・薬剤師と決める
  • 方法ごとに相談先が違うので、メモを持って順番に聞く
  • どの方法を選んでも、毎日の頭皮ケアは並行して続けられる

方法がたくさんあるほど、ひとりで決めるのは大変ですよね。気になっていることを書き出して、一つずつ相談先に聞いていけば、自分に合う形がきっと見えてきます。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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