中学生の薄毛対策は?生活と髪の扱いで見直すことと相談の仕方

中学生が生活と髪の扱いを見直すイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

鏡を見た時や、友達に何か言われた時に、髪のボリュームや分け目が急に気になり始めた。『まだ中学生なのに、もう薄毛なのかな』と一人で不安になっていませんか。

結論から言うと、中学生の薄毛対策は、育毛剤を探すより先に「生活」と「髪の扱い」を見直し、気になる時は大人に相談するのがいちばんの近道です。中学生の時期は、髪の見え方が環境や習慣で変わりやすいからなんです。

ここでは、自分で見直せる表と手順、そして保護者や保健室の先生への伝え方をお話ししますね。

目次

中学生の薄毛対策は?先に答え

先に答え
  • まずは睡眠・食事・部活の過ごし方を見直す
  • 髪を強く引っぱる髪型や、整髪料の落とし残しを減らす
  • 洗い方とすすぎ、乾かし方の順番を整える
  • 急に抜けた・丸く抜けた・かゆみや赤みがある時は皮膚科へ
  • 一人で抱えず、保護者か保健室の先生に話してみる

中学生の頃は、背が伸びたり、汗や皮脂が増えたりと、体の変化が大きい時期ですよね。髪の見え方も、その影響を受けやすいんです。

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、毛は成長とともに太くなり、小学生の頃には大人とほぼ同じくらいの太さになると説明されています。中年期の変化とは時期が違うので、大人の薄毛の話をそのまま自分に当てはめなくて大丈夫です。

また、同じQ&Aでは「これをすれば髪の毛が抜けなくなるという、特別な予防法があるわけではありません」とも書かれています。だからこそ、毎日の習慣を一つずつ整えることが大切なんですね。

まずは「本当に薄くなったのか」を落ち着いて確かめる

不安な時ほど、少しの変化が大きく見えてしまうものです。最初に、今の状態を落ち着いて見てみましょう。

髪は毎日生えかわっていて、日本皮膚科学会の説明では、1日に抜ける毛はおおよそ100本程度までといわれています。枕やお風呂の排水口に毛があるだけで、薄毛と決めつけなくていいんです。

気になった場面考えられることまず見直したいこと
照明の真下で分け目が白く見えた光の当たり方で地肌が目立つことがある自然光の下で、同じ場所を見比べる
汗をかいた後に髪がペタンとした汗や皮脂で髪がまとまりやすい部活の後の洗い方・乾かし方
毎日同じ分け目にしている分け目の地肌が目立ちやすくなる分け目の位置を時々変える
前髪をいつも上げて結んでいる生え際が引っぱられ続けている結ぶ位置と強さ
一部分だけ丸く抜けている自分で判断しにくい状態保護者に伝えて皮膚科へ

写真で残しておくと変化が分かりやすい

『昨日より薄くなった気がする』という感覚は、日によって大きく揺れますよね。そんな時は、月に1回くらい、同じ場所・同じ明るさで写真を撮っておくと安心です。

毎日見比べるより、間を空けて見る方が落ち着いて判断できます。写真は、あとで皮膚科や保護者に相談する時の材料にもなりますよ。

生活の見直し表:睡眠・食事・部活の日

ここからは、自分でできる見直しです。全部を一度に変えなくていいので、できそうな行から始めてみてください。

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、中学・高校生には8〜10時間の睡眠時間がすすめられています。塾や部活で遅くなる日もあると思うので、まずは自分が何時間眠れているかを知ることからです。

見直す場面よくある状態変えてみること
平日の夜なんとなく動画やゲームで夜ふかし寝る時刻を先に決めておく
休日の朝昼近くまで寝て取り戻そうとする平日と起きる時刻を大きくずらさない
朝ごはん時間がなくて抜いてしまう少しでもいいので食べてから出かける
夕食・間食お菓子や甘い飲み物でおなかを満たす主食・おかず・野菜をそろえる日を増やす
部活の日汗をかいたまま帰って寝てしまうその日のうちに洗って乾かす
テスト前睡眠を削って勉強する寝る時刻を守り、朝の時間を使う

e-ヘルスネットでは、週末に遅くまで寝ていると、その夜に眠れなくなり、月曜の朝がつらくなるとも説明されています。朝は窓辺やベランダで日の光を浴びると、体のリズムが整いやすいそうです。

食べ物で髪が変わる、という話は信じすぎない

『○○を食べると髪にいい』という話は、SNSでもよく見かけますよね。でも、特定の食べ物で髪が増えるという公的な情報は見当たりません。

大事なのは、何か一つを食べ続けることではなく、3食をきちんととることです。ダイエットのつもりで食事を急に減らすのは、成長期の体にも負担になるので避けておきましょう。

髪型と髪の扱いで見直したいこと

生活の次は、髪そのものの扱い方です。毎日のちょっとしたくせが、髪や頭皮に負担をかけていることがあるんです。

日本皮膚科学会のQ&Aには、髪に負担をかける髪型や、あまりにひんぱんなカラーリングを避けるようにとあります。同じ髪型を長く続けて、毛が引っぱられて抜けやすくなることもあるそうです。

髪の扱い負担になりやすい形やさしい形
結ぶ・まとめる毎日同じ位置できつく結ぶ結ぶ位置を変え、家ではほどく
前髪ピンやゴムで強く上げたまま留める時間を短くする
整髪料付けたまま寝る・落とし残すその日のうちにシャンプーで落とす
帽子・ヘルメット汗で蒸れたまま長時間かぶる休み時間に外して汗を拭く
髪をさわる気になって指で抜いたりねじったりする気づいたら手を別の物に移す

毛を抜くくせに気づいた時は

勉強中や考えごとの時に、無意識に髪を抜いたりねじったりしてしまう人もいます。実は、毛を抜くくせは子どもから大人まで見られるもので、珍しいことではありません。

日本皮膚科学会のQ&Aでは、皮膚科専門医の診察をすすめ、気持ちの負担が大きい時は心療内科などへの相談もよいとしています。自分を責めずに、まずは大人に話してみてくださいね。

髪を染めたい・パーマをかけたい時は

中学生になると、髪の色や形でおしゃれをしたくなる人もいますよね。ただ、日本皮膚科学会のQ&Aでは、極端に頻繁なカラーリングは避けるよう書かれています。

ヘアカラーは、使う前に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をするよう、業界の注意表示で案内されています。かぶれた経験がある人は使わないことにもなっているので、するなら保護者と相談し、美容院で事前に伝えておきましょう。

髪型を楽しむ時のひと工夫

同じ髪型を何年も続けるより、時々分け目や結ぶ位置を変える方が、髪や頭皮への負担を分散できます。気に入った髪型でも、家ではほどいて休ませる時間を作ってみてください。

洗い方と乾かし方を見直す手順

毎日のシャンプーも、順番を少し変えるだけで頭皮をすっきり保ちやすくなります。日本皮膚科学会のQ&Aでも、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくならない頻度で洗うよう書かれています。

頭皮をいたわる洗い方
  1. 洗う前に、ブラシで毛先から順にからまりをとっておく
  2. ぬるめのお湯で、地肌まで1分ほどしっかり濡らす
  3. シャンプーは手のひらで泡にしてから地肌へのせる
  4. 爪を立てず、指の腹で地肌をやさしく洗う
  5. 泡が残らないよう、生え際や耳の後ろまで念入りにすすぐ
  6. タオルでぽんぽんと水気を吸わせてから、ドライヤーを根元に当てて乾かす

『早く済ませたいから、すすぎは適当』という日もありますよね。でも、すすぎ残しや生乾きは、かゆみやにおいの原因になりやすいんです。

ドライヤーは、頭から少し離して、根元から乾かすのがコツです。自然乾燥のまま寝ると、髪どうしがこすれて傷みやすくなります。

シャンプーを何回もしすぎない

『きれいにしたいから1日に何回も洗う』という方もいるかもしれません。ただ、洗いすぎると頭皮が乾燥してしまうこともあります。

基本は1日1回、部活などで汗をたくさんかいた日に、ていねいに洗うくらいで十分です。洗う回数より、洗い方とすすぎの質を大事にしてみてください。

家族と同じシャンプーでいい?

『自分専用のシャンプーを買ったほうがいいのかな』と迷う方もいますよね。家族と同じ物を使っていて、かゆみや赤みが出ていなければ、無理に変えなくても大丈夫です。

一方で、使い始めてから頭皮がかゆくなった、フケが増えたと感じる時は、いったん元の物に戻して様子を見ましょう。それでも続く時は、使っていた物の名前をメモして皮膚科で相談してみてください。

中学生がやりがちな失敗と、その防ぎ方

不安な気持ちから、かえって髪や頭皮に負担をかけてしまうことがあります。よくある形を並べてみました。

やりがちなことなぜ困る?こうすれば防げる
家族の育毛剤や発毛剤をこっそり使う大人向けの物で、使えない年齢の物もある使う前に保護者に相談する
ネットの広告を見て一人で注文する定期購入になっていることがある保護者と最終確認画面を見る
頭皮を強くこする・たたく頭皮が傷つきやすい指の腹でやさしくさわる
鏡で何度も確かめる不安が大きくなる写真は月1回にする
帽子で隠し続ける汗で蒸れやすい家では外して風を通す

特に気をつけたいのは、家にある発毛剤です。市販の発毛剤(第1類医薬品)は、使用上の注意で20歳未満は使わないことになっています。

育毛剤の区分や仕組みを知りたい時は、育毛剤とはどんな商品かで基本をまとめています。大人用の育毛剤を使うかどうかを考える時の確かめ方は、中学生が育毛剤を使う前の確認で詳しく紹介しています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

誰に、どう相談する?保護者・保健室・皮膚科

髪のことは、なかなか人に言いにくいですよね。『笑われたらどうしよう』と思うのは自然なことです。

でも、中学生の薄毛対策は、大人と一緒に進める方がずっと安心です。相談先ごとに、話しておくといいことをまとめました。

相談する相手こんな時に話しておきたいこと
保護者まずはここからいつから・どこが気になるか、撮った写真
保健室の先生家で言いにくい時、学校で困った時気になる場所と、つらい気持ちがあるか
担任・部活の先生からかわれている時誰に何を言われたか
皮膚科抜け方が急・丸い・かゆみや赤み気になり始めた時期、使っている物
薬剤師(ドラッグストア)市販品を使っていいか迷った時年齢、持病、使っている薬

保護者に切り出す時の言い方

いきなり「薄毛かも」と言うのが恥ずかしければ、写真を見せながら話すのも一つの方法です。例えば、こんなふうに話してみてください。

「最近、分け目のところが気になってて。写真を撮ってみたんだけど、一度見てもらえる?」
「気になるなら、一緒に皮膚科に行ってみようか」

こうして話せば、保護者も状況をつかみやすくなります。病院に行くかどうかも、一緒に決められますよね。

皮膚科に行く前のメモ
  • いつ頃から気になり始めたか
  • どこが気になるか(生え際・分け目・頭のてっぺん・一部分)
  • 抜け毛が増えたと感じるか、かゆみや赤みはあるか
  • 使っているシャンプー・整髪料・頭皮用品の名前
  • 最近の生活の変化(部活・受験・食事・睡眠)

からかわれてつらい時は

友達の一言がきっかけで、ずっと気になってしまう人もいます。つらい気持ちが続く時は、髪のことだけでなく、気持ちのことも保健室の先生に話してみてください。

髪の悩みは、あなたのせいではありません。話を聞いてもらうだけで、少し楽になることもありますよ。

よくある相談:ヘアケア用品の使い方を間違えた後に薄くなった気がする

中学生からは、こんな相談もよく見かけます。洗い流すタイプのトリートメントを、うっかり流さずに使ってしまった。そのあと髪のボリュームが減って、生え際や前のほうが薄くなった気がする、というものです。

『自分のせいで髪をだめにしたかも』と焦ってしまいますよね。でも、こうした時に一人で別の商品を次々に試すのは、かえって頭皮の負担になることがあります。

まずは、間違えて使った商品の名前と、使った日をメモしておきましょう。かゆみや赤み、ヒリヒリ感がある時や、抜け毛が続くと感じる時は、そのメモを持って保護者と皮膚科へ行ってみてください。

同じ相談でも、回答者の多くは皮膚科の受診をすすめています。ネットの答えで自分の状態を決めつけず、診てもらって安心する方が早道ですよ。

知っておくと安心な言葉

相談したり、商品の箱を見たりすると、聞き慣れない言葉が出てきますよね。中学生の薄毛対策で出てきやすい言葉を、やさしく言いかえてみました。

言葉ひと言でいうと覚えておきたいこと
毛周期髪が伸びて、抜けて、また生えかわる流れ毎日抜ける毛があるのは自然なこと
成長期髪が伸びている時期頭の毛の多くはこの時期にある
休止期髪が伸びるのを休んで抜ける準備をする時期抜けた後には次の毛が育つ準備がある
医薬部外品育毛剤などの、作用がおだやかな区分年齢の書き方は製品ごとに違う
第1類医薬品薬剤師が説明して売る薬の区分市販の発毛剤はここに入り、20歳未満は使わない
皮膚科皮膚や髪、頭皮を診る診療科髪の悩みも相談してよい

日本皮膚科学会の説明では、頭の毛の約85〜90%が伸びている毛で、休止期は2〜3か月とされています。抜けた毛があっても、それだけで髪が減り続けるわけではないんですね。

言葉を知る理由

言葉の意味が分かると、皮膚科や薬剤師の説明が聞き取りやすくなります。分からない言葉があったら、その場で「それはどういう意味ですか」と聞いて大丈夫です。

よくある質問

中学生で薄毛になることはありますか?

髪の見え方は、汗や皮脂、髪型、生活のリズムで変わりやすいものです。自分で薄毛と決めつけず、気になる時は保護者に相談して、必要なら皮膚科で診てもらいましょう。

中学生の薄毛対策は、何から始めればいいですか?

まずは睡眠の時間、3食の食事、洗い方とすすぎ、髪を引っぱる髪型の見直しから始めてみてください。急に抜けた時や丸く抜けた時は、見直しより先に皮膚科へ行きましょう。

1日に何本くらい抜けたら心配ですか?

日本皮膚科学会の説明では、1日の抜け毛はおおよそ100本程度までといわれています。本数を数えるより、急に増えたか、一部分だけ抜けているかを見て、気になれば皮膚科に相談してください。

親の育毛剤を使ってもいいですか?

自分で決めずに、まず保護者に相談してください。発毛剤(第1類医薬品)は20歳未満は使わないことになっていて、育毛剤も製品ごとに使用上の注意が違います。

整髪料を毎日使うと薄毛になりますか?

整髪料そのものより、付けたまま寝たり落とし残したりすることが頭皮の負担になりやすいです。使った日はその日のうちにシャンプーで落としましょう。

皮膚科に行くのは大げさですか?

大げさではありません。抜け毛があるなら専門の医療機関で対策を知るのが大切だと、日本皮膚科学会も案内しています。

まとめ

この記事の要点
  • 中学生の薄毛対策は、育毛剤より先に生活と髪の扱いを見直す
  • 中学・高校生には8〜10時間の睡眠がすすめられている
  • きつく結ぶ髪型、整髪料の落とし残し、すすぎ残しを減らす
  • 写真は月1回、同じ場所・同じ明るさで撮って比べる
  • 急な抜け毛・丸い抜け・かゆみや赤みは皮膚科へ
  • 一人で抱えず、保護者や保健室の先生に話してみる

髪のことが気になると、毎日が落ち着かなくなりますよね。できることから一つずつ見直して、気になる時は迷わず大人に相談してみてください。抜け毛全体の考え方は、抜け毛が増えた時の対処も参考になります。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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