マンジャロ使用中の薄毛対策は?主治医への相談の仕方と頭皮の日課

テーブルに置かれたメモ帳とペン、無地の冊子、くしと白いタオル

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治療を続けているうちに、鏡に映る分け目や頭頂部が前より薄く見える気がする。『マンジャロを使っているけど、薄毛対策として自分で何かしたほうがいいの?』と考えている方もいますよね。

結論から言うと、マンジャロ使用中の薄毛対策は、まず主治医に相談し、そのうえで頭皮をいたわる日課を続けることです。薬を自己判断でやめたり量を変えたりせず、気になることは1枚のメモにまとめて伝えましょう。

この記事では、相談先の役割分担、主治医に伝えるメモの作り方、自分でできる頭皮の日課の表、見た目の工夫、育毛剤を足す前に確かめることを紹介します。

目次

マンジャロ使用中の薄毛対策、先に知っておきたいこと

先に結論
  • マンジャロは2型糖尿病と診断された人に処方される注射薬で、自己判断で中止したり量を変えたりしない
  • 薄毛が気になったら、まず処方した主治医に相談する
  • 抜け毛の原因を自分で決めつけず、体重や食事の変化も合わせて伝える
  • 自分でできるのは、頭皮をいたわる日課と見た目の工夫

患者向医薬品ガイドには、「自己判断で使用を中止したり、量を加減したりせず、医師の指示に従ってください」と書かれています。髪のことが気になっても、まず相談、が基本なんです。

してよいこと避けたいこと
主治医に薄毛の悩みを伝える自己判断で注射をやめる・量を変える
頭皮をいたわる日課を続ける抜け毛の原因を自分で決めつける
見た目の工夫で気持ちを楽にする海外の薬を個人で取り寄せる
育毛剤を使う前に医師・薬剤師に聞く頭皮用品を一度に何種類も試す

マンジャロはどんな薬?

患者向医薬品ガイドによると、マンジャロはGIP/GLP-1受容体作動薬とよばれる、週1回投与の注射薬です。製造販売は日本イーライリリー株式会社、販売は田辺ファーマ株式会社とされています。

薬の効き目や副作用の詳しいことは、ここでは扱いません。分からないことは、主治医や薬剤師に聞くのがいちばん確かですよ。

マンジャロと抜け毛、食事の関係についてはマンジャロ使用中の抜け毛対策で詳しく扱っています。この記事は「相談の仕方」と「毎日の日課」に絞りますね。

薄毛が気になる時、まず誰に相談する?

『髪のことを糖尿病の先生に話していいのかな』とためらう方も多いはずです。でも、薬を使っている間の体の変化は、どんな小さなことでも主治医に伝えてかまいません。

相談先は、悩みの種類で分けると迷いにくくなります。

相談先相談できることこんな時に
主治医(処方した医師)薬を続けながらの体の変化・体重や食事のことまず最初に
薬剤師一緒に使う物(シャンプー・育毛剤・サプリ)の確かめ市販品を足したい時
皮膚科頭皮と髪の状態・家でのケア主治医にすすめられた時、頭皮に異常がある時
管理栄養士食事の量が減った時の中身の整え方通院先で栄養相談を受けられる時

日本皮膚科学会は、脱毛が心配な時はできるだけ早く医療機関を受診するとよい、としています。まずは主治医に話して、必要なら皮膚科を紹介してもらう流れが安心ですよ。

主治医と皮膚科、両方に行く時は

皮膚科に行く時は、マンジャロを使っていることを伝えましょう。お薬手帳を見せれば、使っている薬が一目で伝わります。

皮膚科で言われたことは、次に主治医に会う時にも伝えましょう。両方の医師が同じ情報を持っていると、相談がスムーズになります。

次の受診まで間がある時は

『次の受診は何週間も先』という時もありますよね。頭皮に強いかゆみや赤みが出た、丸く抜けた部分がある、といった時は、受診日を待たずに皮膚科で相談しましょう。

体重が思ったより速く減っている、食事がほとんどとれない、といった時は、通っている医療機関に電話で相談する方法もあります。薬の受け取りの時に、薬剤師に話してみるのもいいですね。

主治医に伝えるメモを1枚にまとめる

ここが大事なところです。診察の時間は限られているので、伝えたいことを1枚にまとめておくと、短い時間でも話が伝わりますよ。

メモの作り方(受診の前日に5分で)
  1. いちばん伝えたいことを1行目に書く(例:分け目が薄く見えてきて心配)
  2. 気になり始めた時期を書く
  3. この数か月の体重の変化をざっくり書く
  4. 食事がとれているかを一言で書く
  5. 頭につけている物(シャンプー・育毛剤)の名前を書く
  6. 聞きたいことを2〜3個にしぼって書く
メモの項目書き方の例
いちばん伝えたいこと頭頂部が前より透けて見える気がする
気になり始めた時期先月の終わりごろから
体重の変化ここ数か月で少しずつ減っている
食事の様子1日2食の日が多い
頭につけている物いつものシャンプーだけ
聞きたいこと食事はこのままでいいか、皮膚科に行くべきか

体重と食事のことを一緒に書く理由

患者向医薬品ガイドでは、使用中に過度の体重減少がみられた場合は処方した医師に相談するよう書かれています。また、食事が十分にとれていない人や食事が不規則な人は、注意が必要な人として挙げられています。

日本皮膚科学会も、過激なダイエットなどの後に抜け毛が増える「休止期脱毛」という現象を紹介しています。だからこそ、髪のことだけでなく、体重と食事の様子も一緒に伝えるのが大切なんです。

写真もメモと一緒に

同じ場所・同じ照明で撮った頭の写真が1〜2枚あると、言葉で説明しにくい変化も伝わりやすくなります。顔は写さず、気になる部位だけを撮っておけば十分です。

2回目からは「前回との違い」だけ書く

一度メモを作ったら、次からは前回との違いを書き足すだけで十分です。毎回ゼロから書くより、ずっと続けやすくなりますよ。

書き足すこと書き方の例
前回からの髪の変化少し落ち着いた・変わらない・増えた気がする
前回言われたことを試したか食事の回数を増やした
新しく始めた物シャンプーを変えた
今回聞きたいこと皮膚科の結果を伝えたい

診察で聞きたいことリスト

『何を聞けばいいか、その場で思いつかない』という方のために、聞きたいことの例をまとめました。全部聞く必要はなく、メモの最後に2〜3個書いておけば大丈夫です。

主治医に聞きたいことの例
  • 今の食事の量と中身で足りているか
  • 体重の減り方は、このままのペースで大丈夫か
  • 髪のことで皮膚科にも行ったほうがいいか
  • 市販のシャンプーや育毛剤を使ってもいいか
  • 次の受診までに、何に気をつけて様子を見ればいいか

切り出し方は、こんな形で十分ですよ。

「最近、分け目のあたりが薄く見える気がして心配なんです。メモにまとめてきたので見てもらえますか」

主治医から「様子を見ましょう」と言われた時は、次はいつ相談すればいいか、どんな変化があったら早めに連絡すればいいかも聞いておきましょう。目安が分かると、待つ間の不安が少し軽くなります。

言いにくい時の伝え方

『見た目のことで相談するのは気が引ける』と感じる方もいますよね。そんな時は、「髪のことで不安があって、眠りにくい日もあります」のように、気持ちの面も一緒に伝えてみてください。

見た目の悩みは、毎日の暮らしの質にも関わることです。遠慮せず話していいんですよ。

自分でできる頭皮の日課の表

相談とあわせて、毎日の頭皮の扱い方も見直してみましょう。特別なことをするより、同じことを無理なく続けるのが大切です。

日本皮膚科学会の生活上の注意では、髪に負担のかかる髪型を避けること、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくならない頻度で洗うこと、バランスのとれた食生活と規則正しい生活が挙げられています。この考え方を、1週間の日課に落とし込んでみました。

曜日頭皮の日課ひとことメモ
毎日指の腹でやさしく洗い、根元からしっかり乾かす爪を立てない
毎日寝る前にブラシでからまりをほどく引っぱらない
週2〜3回結ぶ位置やきつさを変える同じところを引っぱり続けない
週1回頭皮を鏡で見て、赤みやかゆみがないか確かめるメモに一言
週1回体重と食事の様子をメモする主治医へのメモに使う
月1回同じ照明で頭の写真を撮る受診の前に見返す

食事と眠りも日課に入れる

頭皮の日課とあわせて、食事と眠りも見直してみましょう。主治医から食事の指示を受けている方は、その指示がいちばんです。

そのうえで、厚生労働省と農林水産省の「食事バランスガイド」のように、主食・主菜・副菜をそろえる考え方を意識すると、量が少ない日でも中身が整えやすくなります。寝る時間をできるだけそろえることも、規則正しい生活の一つですよ。

外出する時の頭皮のいたわり方

日差しの強い日は、帽子や日傘で頭皮を守るのもいい方法です。帽子の中が蒸れやすい時は、ときどき外して汗を拭いてあげましょう。

洗いすぎにも気をつけて

『清潔にしなきゃ』と、1日に何度も洗うのはかえって頭皮の負担になります。1日1回を目安に、汗をたくさんかいた日だけ考える、くらいで十分ですよ。

薄く見える時の見た目の工夫

相談の結果を待つ間も、鏡を見るたびに気分が沈むのはつらいですよね。髪型や小物の工夫で、毎日の気分を軽くしていきましょう。

気になるところ工夫の例
分け目分ける位置をいつもと少しずらす
頭頂部根元を起こすように乾かして、ふんわりさせる
全体のボリューム美容室でカットの長さや形を相談する
外出時帽子やヘアアクセサリーを取り入れる

美容室では、「ボリュームが出にくくなって気になっている」と伝えるだけで、髪型の提案をしてもらえます。薬の話までする必要はないので、気軽に相談してみてください。

ウィッグや部分用のヘアピースを考える時

見た目の悩みが大きい時は、ウィッグや部分用のヘアピースを取り入れる方法もあります。日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、かつらの使用は脱毛症の治療に悪影響を与えないとされ、気持ちが前向きになるよい面もあると紹介されています。

使う時は、頭皮が蒸れすぎないよう、ときどき外して休ませてあげてくださいね。

見た目の工夫で大切なこと
  • 結ぶ・留める時に、髪を強く引っぱらない
  • スタイリング剤は頭皮につけず、髪だけに使う
  • ヘアアイロンの熱を同じところに当て続けない

育毛剤を足したい時に確かめること

『何か頭につける物も足したい』と思うのは自然なことです。ただ、マンジャロを使っている間は、足す前に主治医か薬剤師に一言確かめておくと安心ですよ。

区分表示できる範囲確かめたいこと
医薬部外品の育毛剤育毛・薄毛・脱毛の予防・毛生促進など有効成分と使用上の注意
化粧品の頭皮用品頭皮、毛髪をすこやかに保つなど育毛の表示はできない区分
発毛剤(第1類医薬品)医薬品としての効能薬剤師の説明が必要。使えない人の条件も確認

医薬部外品の育毛剤には、「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲で効能・効果が表示できます。変わり方には個人差があり、使えば元どおりになると約束するものではありません。

育毛剤を足す前にやること
  • 主治医か薬剤師に、使ってよいか聞く
  • 区分と使用上の注意を読む
  • 1本だけにして、頭皮の様子を見る
避けたい足し方
  • 何種類も一度に使い始める
  • 頭皮に赤みやかゆみがある時に使う
  • 海外の発毛薬を個人で取り寄せる

使い始めたら見ておくこと

育毛剤を使い始めたら、最初の数週間は頭皮の様子をていねいに見ておきましょう。赤み・かゆみ・ひりつきが出たら使うのをやめ、商品を持って皮膚科か薬剤師に相談してください。

使い始めた日は、主治医へのメモにも書き足しておくと安心です。髪の変化を見る時に、いつから何を使っているかが分かるようになりますよ。

育毛剤がどんな商品かは育毛剤とはどんな商品かで、区分の違いは医薬品・医薬部外品の違いで詳しく紹介しています。

やってはいけないことと、その理由

不安な時ほど、近道に見える方法に手を伸ばしたくなりますよね。でも、次のことは避けておきましょう。

やってはいけないこと理由
髪のために自己判断で注射をやめる・量を変えるガイドで医師の指示に従うよう書かれている
ネットで人から薬を買う・譲ってもらう厚生労働省は個人間売買は違法で、偽造品などのおそれがあるとしている
美容・痩身目的で使う厚生労働省は、その目的での安全性と有効性は確認されていないとしている
海外の発毛薬を個人輸入する偽物や健康被害の心配があり、公的な救済の対象外とされている
よくある失敗

「髪が薄くなるくらいなら」と、主治医に相談しないまま注射を休んでしまうことがあります。治療のための薬なので、迷った時こそ先に相談してください。

家族に手伝ってもらえること

一人で通院や記録を続けるのが大変な時は、家族に少しだけ手伝ってもらう方法もあります。たとえば、月1回の頭の写真を撮ってもらう、受診の日に一緒にメモを確認してもらう、といったことです。

話しにくい時は、「メモを作るのを手伝ってほしい」とだけ伝えてみてください。

食事や体重のことで不安が強い時、気持ちが落ち込む日が続く時も、それを主治医に伝えて大丈夫です。一人で抱え込まないことが、いちばんの対策なんです。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

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よくある質問

マンジャロを使うと薄毛になりますか?

抜け毛や薄毛の原因は人によってさまざまなので、ここで言い切ることはできません。気になる時は、体重や食事の変化と一緒に主治医に相談してください。

薄毛が気になるので、注射を休んでもいいですか?

自己判断で休んだり量を変えたりしないでください。患者向医薬品ガイドでも、医師の指示に従うよう書かれています。まず主治医に相談しましょう。

皮膚科にはいつ行けばいいですか?

主治医にすすめられた時や、丸く抜ける、頭皮に赤み・かゆみがある時は早めに受診しましょう。行く時はお薬手帳を持っていくと安心です。

市販の育毛剤を使ってもいいですか?

使う前に主治医か薬剤師に確かめると安心です。使う時は区分と使用上の注意を読み、合わない時はやめて相談してください。

髪のことを考えてサプリメントを足してもいいですか?

サプリメントは食品なので、髪への効果を表示できる物ではありません。治療中の薬と合わせてよいかも含めて、飲む前に医師か薬剤師に相談してください。

体重が減ってきたら、薄毛も落ち着きますか?

人によって違うので、言い切ることはできません。体重や食事の変化と髪の様子をメモして、主治医に相談しながら見ていきましょう。

薄毛の悩みを主治医に話すのが恥ずかしいです。

見た目の悩みも、治療中の体の変化として伝えてかまいません。メモを渡すだけでも伝わるので、気負わずに相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • マンジャロ使用中の薄毛対策は、まず主治医に相談すること
  • 注射は自己判断で中止したり量を変えたりしない
  • 伝えたいこと・時期・体重・食事・頭につけている物を1枚のメモにまとめる
  • 自分でできるのは、頭皮をいたわる日課と見た目の工夫
  • 育毛剤を足す前に、主治医か薬剤師に一言確かめる
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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