抜毛症で育毛剤は使える?まず相談したい先と頭皮のいたわり方

抜毛症の悩みと育毛剤の考え方、相談先を紹介するアイキャッチ

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気づくと髪を抜いてしまっていて、薄くなった所を見るたびに落ち込む。『抜毛症に使える育毛剤があれば…』と探している方もいますよね。

結論から言うと、自分で髪を抜いてしまう悩みは、育毛剤を探す前に皮膚科で相談したい内容です。心の負担が大きい時は、心療内科などで話を聞いてもらう方法もあります。

この記事では、まず相談したい先と受診前の準備、育毛剤の区分でできることの範囲、毎日の頭皮のいたわり方までを順番にお話しします。病気かどうかを決めつける記事ではないので、安心して読み進めてくださいね。

目次

抜毛症で育毛剤は使える?先に知っておきたい答え

先に結論
  • 自分で髪を抜いてしまう悩みは、まず皮膚科で相談したい
  • 気持ちの負担が大きい時は、心療内科などに相談する方法もある
  • 薬用育毛剤の表示できる効能に、抜毛症は含まれていない
  • 育毛剤を使いたい時は、診てもらった医師に使ってよいかを聞いてから

『育毛剤を塗っておけば、抜いた所も目立たなくなるかな』と考えるのは自然なことです。ただ、抜け方の理由は見た目だけでは分からないことが多いんです。

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、毛を抜く癖は円形脱毛症と見分けにくい場合があるとして、皮膚科専門医の診察をすすめています。自分で抜いているつもりでも、ほかの理由が重なっていることもあるからです。

もう一つ大事なのは、毛を抜く癖による脱毛は、抜くのをやめれば回復していくとされていることです。同じQ&Aでは、特別な治療薬は必要ないとしています。

つまり、育毛剤で何とかするより先に、抜いてしまう状況をどう減らすかを相談することが近道になるんです。

よくある考え実際のところまずすること
育毛剤で抜いた所を戻したい薬用育毛剤の効能の範囲に抜毛症は入っていない皮膚科で相談する
自分の癖だから病院は大げさ円形脱毛症などと見分けにくいことがある一度診てもらう
やめたいのにやめられないのは意志が弱いから無意識に続いてしまうこともあるとされる心の負担も含めて相談する
家族に知られたくない一人で抱えると負担が大きくなりやすい話しやすい相手から少しずつ

育毛剤そのものの種類や効能の範囲は、育毛剤の種類と効果の範囲でまとめています。

まず相談したい先は?皮膚科と心療内科の役割

「どこに行けばいいのか分からない」というのが、最初の壁になりやすいですよね。相談先は、困っていることの中身で選ぶと迷いにくくなります。

困っていること相談先の例相談できること
髪が薄くなった所がある・抜け方が気になる皮膚科抜け方の理由の確認、頭皮の状態のチェック
抜きたい気持ちが強く、やめられずつらい心療内科・精神科気持ちの負担や、抜いてしまう状況についての相談
子どもが髪を抜いている小児科・皮膚科子どもの様子を伝えて、相談先を案内してもらう
頭皮が赤い・かゆい・傷がある皮膚科頭皮のトラブルの手当て
何から始めればいいか分からないかかりつけの医師相談先の紹介

日本皮膚科学会のQ&Aでは、心理的な負担がある場合は心療内科への相談もすすめています。皮膚科と心療内科のどちらか一方だけ、と決める必要はないんです。

『こんなことで受診していいのかな』とためらう方もいますよね。でも、皮膚科は頭皮や髪の悩みを相談する場所です。抜け毛が気になる時は、早めに専門の医療機関で対策を知ることが大切だと学会も伝えています。

皮膚科ではどんなことを見てもらえる?

日本皮膚科学会のQ&Aでは、医師の役割として、なぜ毛が抜けるのかの理由をつきとめ、毛包(毛の根元を包む部分)の状態を評価することが大切だとしています。自分で抜いているのか、ほかの理由も重なっているのかを確かめてもらえるんです。

診察の内容は、医療機関や状態によって違います。気になることは「どんなことを調べるんですか?」と、遠慮なく聞いてみてくださいね。

受診をためらう気持ちとの付き合い方

髪を自分で抜いていることを人に話すのは、勇気がいりますよね。恥ずかしい、責められそう、と感じるのはごく自然な気持ちです。

医師に話す時は、細かく説明しようとしなくても大丈夫です。「気づくと髪を抜いていて、薄くなった所があります」の一言から始めれば、あとは医師が聞いてくれます。

例えば受付では、こんなふうに伝えてみてください。「頭の髪が薄くなった所があって、相談したいんです」「分かりました。問診票に気になることを書いてお待ちくださいね」。

受診の前に用意したいメモ

診察の時間は限られているので、伝えたいことを先にメモしておくと安心です。うまく話せなくても、メモを見せれば伝わります。

受診前の準備
  1. いつごろから気になり始めたかを書く
  2. 薄くなった場所(頭頂部・横・前髪など)を書く
  3. 抜いてしまいやすい時間や場面を思い出して書く
  4. 使っているシャンプー・育毛剤・整髪料の名前を控える
  5. 薄くなった所を、同じ明るさで写真に撮っておく
メモの項目書き方の例
気になり始めた時期「半年くらい前から」
場所「頭のてっぺんの右側」
抜きやすい場面「夜、机に向かっている時」
気持ちの変化「抜いた後に落ち込む」
使っている物シャンプーや育毛剤の商品名
ほかに気になることかゆみ・赤み・眉毛やまつ毛も気になる など

場面のメモは、責めるためではなく、状況を医師と一緒に見るための材料です。正直に書けるほど、相談がしやすくなりますよ。

写真は、毎回同じ場所・同じ明るさで撮るのがコツです。スマホで撮って日付ごとにアルバムにまとめておくと、受診のたびに見せられます。

記録を続けるコツ

メモや写真は、受診の前だけでなく、その後も続けると役に立ちます。毎日つけるのが大変なら、週に1回、同じ曜日にまとめて書くだけでも十分です。

「今週は夜に抜いてしまう日が多かった」「週末は少なかった」のように、ざっくりした書き方でかまいません。続けているうちに、自分でも気づかなかった傾向が見えてくることがありますよ。

育毛剤の区分でできること・できないこと

ここからは、育毛剤そのものの話です。『結局、育毛剤は意味がないの?』と思われるかもしれませんが、区分ごとにできることの範囲が違うんです。

国内の薬用育毛剤は、医薬部外品という区分です。表示できる効能は「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲と国の通知で決まっています。

区分表示できる効能の範囲抜毛症との関係
薬用育毛剤(医薬部外品)育毛・薄毛・脱毛の予防・ふけ・かゆみ など効能に抜毛症は入っていない
頭皮用の化粧品(トニック・エッセンス)頭皮・毛髪をすこやかに保つ、ふけ・かゆみを抑える など育毛の効能は表示できない
ミノキシジル外用の発毛剤(第1類医薬品)壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防壮年性脱毛症以外の脱毛症の人は使わない
医療機関での相談医師が状態を見て判断する抜毛症かどうかの判断もここで

東京都の広告の資料では、医薬部外品の育毛剤で特定の脱毛のタイプに効くとうたうことは、医薬品の効能の話になるとしています。つまり、「抜毛症に効く育毛剤」という言い方は、薬用育毛剤では本来できないんです。

育毛剤に期待できること
  • 表示された効能の範囲で頭皮と髪をケアする
  • 頭皮のふけ・かゆみが気になる時のケアに使える物もある
  • 毎日のケアの習慣づくりのきっかけになる
育毛剤に期待できないこと
  • 髪を抜いてしまう癖そのものを止めること
  • 抜毛症かどうかを判断すること
  • 医療機関での相談の代わりになること

ミノキシジル外用の国内の発毛剤では、使用上の注意に、壮年性脱毛症以外の脱毛症(円形脱毛症など)の人は使わないことが書かれています。自分で抜いて薄くなった場合に使う物ではないので、ここは覚えておきましょう。

育毛剤の効果全般の考え方は、育毛剤は効果ある?で紹介しています。

第2類医薬品の頭皮用の薬はどう読む?

ドラッグストアには、医薬部外品のほかに、第2類医薬品の頭皮用の薬もあります。例えば千萬之素は第2類医薬品で、効能の欄に円形脱毛症やびまん性脱毛症などの言葉が書かれています。

ただ、効能の欄に抜毛症という言葉はありません。医薬品は使用上の注意をよく読み、薬剤師に相談してから使う物なので、自分で抜いてしまう悩みがある時は、受診した医師にも相談しておきましょう。

頭皮をいたわる毎日のケア

抜いた所の頭皮は、刺激を受けて敏感になっていることがあります。毎日のケアは、頭皮を落ち着かせる方向で考えてみましょう。

頭皮をいたわる習慣
  • シャンプーは指の腹でやさしく洗い、爪を立てない
  • すすぎは時間をかけて、洗い残しを作らない
  • タオルはこすらず、押さえるように水気を取る
  • ドライヤーは頭皮から少し離して、熱を当て続けない
  • 頭皮に傷や赤みがある日は、育毛剤や整髪料を使わない

日本皮膚科学会は、抜け毛を防ぐ生活上の注意として、髪に負担のかかる髪型や極端に頻繁なカラーリングを避けること、頭皮が乾燥しすぎず油っぽくもならない頻度で洗うことを挙げています。バランスのとれた食事と規則正しい生活も大切だとしています。

『特別なことをしないとダメなのかな』と思う方もいるかもしれません。実は、これといった特別な予防法があるわけではないと、学会のQ&Aにも書かれているんです。だからこそ、毎日の当たり前のケアを丁寧に続けることに意味があります。

傷やかさぶたがある時は

抜いた所に傷やかさぶたがある時は、そこを触らないようにするのが基本です。シャンプーの時も、その部分はなでるように洗いましょう。

育毛剤の多くは、注意書きに「傷、はれもの、湿疹など異常のある所には使わない」と書かれています。気になる時は、使う前に皮膚科で頭皮の状態を見てもらってくださいね。

シャンプーはどう選ぶ?

頭皮が敏感になっている時は、洗い上がりのさっぱり感より、刺激の少なさを優先したいところです。香りや清涼感が強い物でしみる時は、別の物に変えてみてください。

薬用シャンプー(医薬部外品)で表示できる効能は、「ふけ、かゆみを防ぐ」「毛髪・頭皮をすこやかに保つ」などの範囲です。シャンプーで抜毛症が良くなるわけではないので、頭皮を清潔に保つための物と考えておきましょう。

手が頭に行きやすい場面の工夫

抜いてしまうのは、考えごとをしている時や、テレビやスマホを見ている時など、手が空いた場面が多いと感じる方もいますよね。ここでは、日常で取り入れやすい工夫の例を挙げておきます。

これは治療ではなく、毎日の過ごし方のヒントです。医師と相談しながら、自分に合う物だけ取り入れてみてください。

場面工夫の例ねらい
机に向かっている時手に持てる小物を机に置いておく手を別のことに使う
寝る前のスマホ髪を結ぶ・帽子をかぶる髪に手が届きにくくする
お風呂上がり上がったら早めに髪を乾かして整える髪を触る時間を短くする
気持ちが落ち着かない時深呼吸や軽いストレッチをする気持ちを切り替える
抜いてしまった後記録だけして自分を責めない次の相談の材料にする

『工夫してもまた抜いてしまった…』と落ち込む日もあるかもしれません。そういう日があっても大丈夫です。記録に残しておけば、医師と一緒に見直す材料になります。

髪を結ぶ時は、きつく引っぱる結び方を続けないよう気をつけましょう。日本皮膚科学会のQ&Aでも、髪が引っぱられる髪型を続けると抜けやすくなることがあるとしています。

生活のリズムも整えておく

疲れている時や寝不足の時ほど、手が頭に行きやすいと感じる方もいますよね。夜ふかしが続いていないか、食事の時間がばらばらになっていないかを見直してみるのも一つの方法です。

規則正しい生活とバランスのよい食事は、日本皮膚科学会も抜け毛を防ぐための生活上の注意として挙げています。一度に全部を変えようとせず、寝る時間を決めるなど一つから始めてみてください。

家族や身近な人ができることは?

家族が髪を抜いていることに気づいた時、どう声をかければいいか迷いますよね。日本皮膚科学会のQ&Aでは、子どもに見られた場合は叱らずに温かく見守ることが大切だとしています。

家族が気をつけたいこと
  • 「やめなさい」と叱ったり、責めたりしない
  • 抜いた所をじっと見たり、何度も話題にしたりしない
  • 本人が話したくなった時に、聞く準備をしておく
  • 受診する時は、付き添いや予約の手伝いを申し出る

例えば、こんな声のかけ方があります。「最近、頭のことで気になってることある?よかったら一緒に病院に行こうか」「…うん、ちょっと相談してみたいかも」。

本人のペースを大事にすることが、いちばんの支えになります。家族自身がつらくなった時も、一人で抱えず医療機関に相談してみてください。

パートナーや大人の家族の場合

大人の家族やパートナーが髪を抜いている時も、基本は同じで、責めずに見守ることです。本人がいちばん気にしていることを、何度も指摘されるのはつらいものですよね。

「病院に行ったら?」と一方的にすすめるより、「一人で悩んでいるなら、一緒に調べようか」と横に並ぶ言い方のほうが、受け取りやすいこともあります。

子どもの場合に気をつけたいこと

子どもが髪を抜いている時は、まず小児科か皮膚科で相談してみるのがよいでしょう。大人用の育毛剤を子どもの頭に塗るのは避けてください。

国内のミノキシジル外用の発毛剤は、20歳未満は使わないことになっています。薬用育毛剤も、子どもに使う時は商品の注意書きを確かめ、医師や薬剤師に相談してからにしましょう。

育毛剤を使いたくなった時の確かめ方

受診したうえで、「頭皮のケアとして育毛剤も使ってみたい」と考える方もいますよね。その時は、次の流れで確かめてみてください。

育毛剤を使う前の流れ
  1. 診てもらった医師に「育毛剤を使ってもいいですか」と聞く
  2. 使ってよいと言われたら、区分(医薬部外品の表示)と有効成分を確かめる
  3. 頭皮に傷や赤みが無いかを見て、ある時は使わない
  4. 腕の内側など目立たない所で少量を試してから使い始める
  5. かゆみや赤みが出たら使うのをやめ、医師に相談する

選ぶ時は、アルコールや香りの強さ、容器の使いやすさなど、頭皮への刺激を減らせるかを見てみましょう。ノズルを頭皮に当てるタイプは、抜いた所を刺激しないよう、やさしく扱ってくださいね。

育毛剤を使い始めてから抜け毛が増えたように感じた時も、自己判断せずに相談しましょう。初期脱毛については、医薬品の添付文書の記載の範囲で育毛剤と初期脱毛で紹介しています。

使い始めたら見ておきたいこと

育毛剤を使い始めたら、頭皮の様子をときどき確かめておきましょう。塗った後にしみる、かゆくなる、赤くなるといった変化が出たら、使うのをやめるサインです。

また、育毛剤を塗る時間が、かえって髪を触るきっかけになってしまう方もいます。そう感じたら、塗るタイミングを変えるか、医師に相談してみてくださいね。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

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抜毛症と育毛剤でよくある誤解

抜毛症と育毛剤については、思い込みで自分を追いつめてしまう方も少なくありません。よく見かける誤解を、ここでまとめておきます。

よくある誤解実際のところ
育毛剤を塗れば、抜いた所はすぐ目立たなくなる育毛剤の効能は表示された範囲で、抜毛症は入っていない
高い育毛剤ほど抜毛症に向いている値段で効能の範囲は変わらない
発毛剤なら抜いた所にも使える国内の発毛剤は壮年性脱毛症以外の脱毛症の人は使わない
自分の意志でやめられないのは弱いから無意識に続くこともあり、相談してよい悩み
病院に行くと、すぐ薬を出される皮膚科Q&Aでは、特別な治療薬は必要ないとしている
一度薄くなったら戻らない抜くのをやめれば回復していくとされている

誤解が解けるだけで、少し気持ちが軽くなることもありますよね。焦らず、できることから一つずつ進めていきましょう。

ネットの情報との付き合い方

抜毛症について調べると、体験談や「これで良くなった」という話がたくさん出てきますよね。読んでいると、自分も同じ方法を試さなければと焦ってしまうかもしれません。

ですが、人によって状況は違います。気になる情報を見つけたら、そのまま試す前に、医師に「こういう話を見たのですが」と聞いてみるのが安心です。

見た目が気になる時の工夫

人前に出る時に薄い所が気になるなら、分け目を変える、帽子をかぶるといった工夫もできます。日本皮膚科学会のQ&Aでは、かつらは脱毛症の治療に悪い影響を与えないとされていて、前向きに過ごせるよい面もあるとしています。

見た目の工夫は、自分を守るための手段の一つです。気持ちが楽になる方法を、遠慮なく取り入れてみてください。

抜毛症と育毛剤のまわりで出てくる言葉

調べていると、聞き慣れない言葉がいくつも出てきますよね。意味を知っておくと、医師の説明や商品の表示が読みやすくなります。

言葉意味読む時のポイント
抜毛症自分で毛を抜いてしまう状態を指す言葉自分で決めつけず、医療機関で相談する
円形脱毛症円形などの形に毛が抜ける病気抜毛症と見分けにくいことがある
医薬部外品作用がおだやかで、決められた効能を表示できる物国内の薬用育毛剤の区分
第1類医薬品副作用などに特に注意が必要な一般用医薬品ミノキシジル外用の発毛剤はこれ
壮年性脱毛症国内の発毛剤の効能に出てくる言葉これ以外の脱毛症の人は発毛剤を使わない
心療内科心の負担が体に出る悩みなどを相談できる診療科気持ちのつらさも相談してよい
毛周期毛が伸びて抜けて、また伸びるサイクル髪が伸びるには時間がかかる

毛周期について、日本皮膚科学会は、毛は1日に約0.4mm伸びるとしています。髪の変化はゆっくりなので、焦らずに見守る気持ちも大切です。

よくある質問

抜毛症に効く育毛剤はありますか?

薬用育毛剤(医薬部外品)の表示できる効能に、抜毛症は含まれていません。自分で抜いてしまう悩みは、まず皮膚科で相談してみてください。

抜毛症かもしれない時、何科に行けばいいですか?

髪や頭皮の状態は皮膚科で相談できます。抜きたい気持ちがつらい時は、心療内科などで相談する方法もあります。迷ったら、かかりつけの医師に相談先を聞いてみましょう。

発毛剤を抜いた所に塗ってもいいですか?

おすすめしません。国内のミノキシジル外用の発毛剤は、壮年性脱毛症以外の脱毛症の人は使わないことになっています。使いたい時は、医師や薬剤師に相談してください。

抜いた所の髪は、また伸びてきますか?

日本皮膚科学会のQ&Aでは、毛を抜く癖による脱毛は、抜くのをやめれば回復していくとされています。ただし個人差があるので、皮膚科で状態を見てもらうと安心です。

子どもが髪を抜いています。どうすればいいですか?

叱らずに温かく見守ることが大切だとされています。小児科や皮膚科で相談し、大人用の育毛剤や発毛剤を子どもに使うのは避けてください。

育毛剤を使うなら、どんな物を選べばいいですか?

まず医師に使ってよいかを確かめてください。そのうえで、医薬部外品の表示と有効成分を見て、アルコールや香りなど頭皮への刺激が気になりにくい物を選ぶとよいでしょう。

抜いた所にかゆみや赤みがあります。育毛剤を使ってもいいですか?

傷や赤み、湿疹がある所には、育毛剤を使わないのが基本です。皮膚科で頭皮の状態を見てもらってから考えましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 自分で髪を抜いてしまう悩みは、育毛剤を探す前に皮膚科で相談する
  • 気持ちの負担が大きい時は、心療内科などに相談する方法もある
  • 薬用育毛剤の効能に抜毛症は入っておらず、国内の発毛剤も使わない
  • 頭皮はやさしく洗い、傷や赤みがある日は育毛剤や整髪料を使わない
  • 家族は叱らず見守り、本人のペースで相談できるよう支える

髪を抜いてしまう自分を責める必要はありません。一人で抱え込まず、話しやすい相談先から少しずつ頼ってみてくださいね。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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