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育毛剤を買ったものの、『朝と夜、結局いつ塗るのが正解なの?』と手が止まっていませんか。生活のリズムが人と違うと、よけいに迷いますよね。
結論から言うと、育毛剤を使うタイミングは「箱に書かれた回数」を、自分の1日の中のどこに置くかで決まります。発毛剤(医薬品)を使うタイミングは、添付文書の用法どおりが前提です。
この記事では、朝型・夜型・夜勤・運動する日の4つの時間割表と、自分用の時間割を作る手順を紹介します。
育毛剤・発毛剤を使うタイミングは?先に答え
- まず箱や説明書の「1日の回数」「いつ使うか」の表示を読む
- 1日2回の商品は、起きてからの1回と、洗髪後の1回に分けると組みやすい
- 発毛剤(第1類医薬品)は、添付文書の用法・用量のとおりに使う
- 時間は「時計」より「毎日する動作」に結びつけると続きやすい
区分によって、タイミングの決まりの重さが違います。ここを先に押さえておくと、時間割が作りやすくなりますよ。
| 区分 | 回数の決まり方 | タイミングの考え方 |
|---|---|---|
| 医薬部外品の育毛剤 | 商品ごとに「1日2回」などの目安がある | 目安の回数を、生活の中に割り振る |
| 頭皮用の化粧品(トニック等) | 「適量」など、ゆるい書き方が多い | 洗髪後や朝の身支度に合わせる |
| 第2類医薬品の外用液 | 添付文書に「1日2~3回」などの用法がある | 用法の回数を守って割り振る |
| 第1類医薬品の発毛剤 | 「1日2回、1回1mL」などの用法がある | 用法どおり。量や回数を自分で変えない |
3つの区分の見分け方は、医薬品・医薬部外品・化粧品の違いの記事で確かめられます。
「効くタイミング」より「続くタイミング」
『一番効く時間帯があるはず』と思う方も多いはずです。ただ、時間帯ごとの差を公式に示した案内は、ほとんど見当たりません。
メーカーの案内で多いのは「洗髪後の清潔な頭皮に」「朝と夜に」という書き方です。決めた時間に毎日続けられるかどうかのほうが、ずっと大事なんです。
時間割を作る前に、手元の商品の「回数」と「状態」を読む
時間割を作る前に、箱の表示を1分だけ読んでおきましょう。読む場所は3つだけです。
| 表示の場所 | 書かれていること | 時間割で使うところ |
|---|---|---|
| 用法・使い方 | 1日の回数、1回の量 | 1日に何コマ入れるか |
| 使い方の補足 | 洗髪後・タオルドライ後・乾いた頭皮に など | どの動作のあとに置くか |
| 使用上の注意 | 傷や湿疹のある所に使わない など | 使わない日の目安 |
例えば、スカルプDの薬用育毛トニックは公式ページで朝と夜の1日2回の使用をすすめています。一方、第2類医薬品の千萬之素の用法は「1日2~3回、適量を頭髪地肌にすりこみ、軽くマッサージしてください。」です。
同じ「頭皮につける物」でも、回数の書き方はこれだけ違います。家族の物を借りて使っている時は、とくに自分の手元の箱で確かめてみてください。
「タオルドライ後」と「乾いた頭皮」は別の指定
洗った後の頭皮の状態にも、商品ごとの指定があります。タオルで水気をふいた直後に使う物もあれば、ドライヤーで乾かした後をすすめる物もあるんです。
この違いは時間割の「どの動作のあと」に関わります。くわしくは髪が濡れている時と乾いた時の記事で紹介しているので、ここでは時間割の組み方に絞りますね。
- 1日の回数(1回・2回・2~3回)
- 1回の量(プッシュ数・mL・適量)
- 洗髪後のどの状態で使うか(タオルドライ後か、乾いた頭皮か)
- 区分(医薬部外品・化粧品・医薬品のどれか)
生活リズム別の時間割表
ここからが本題です。よくある4つの生活リズムで、1日2回の育毛剤を置く場所を表にしました。自分に近い列を見てみてください。
| 生活リズム | 1回目を置く場所 | 2回目を置く場所 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| 朝型(夜は早めに寝る) | 朝の洗顔・歯みがきの後 | 夕方〜夜の入浴でタオルドライした後 | 寝る直前に慌てて塗らない |
| 夜型(帰宅が遅い) | 出かける前の整髪の前 | 帰宅後の入浴でタオルドライした後 | 疲れて入浴を省いた日の扱い |
| 夜勤がある | 勤務明けの入浴後 | 勤務に出る前の身支度の時 | 自分の「朝」と「夜」で考える |
| 運動する日が多い | 運動後のシャワーの後 | 起床後か、寝る前の入浴後 | 汗をかく前に塗っても流れやすい |
朝型の人は「夜を早めに終わらせる」
朝型の人は、朝の1回が安定しやすい反面、夜の1回が寝る直前になりがちです。夕食後の入浴でタオルドライしたら、その流れで塗ってしまうと楽ですよ。
朝は洗顔や歯みがきのついでに、洗面台の前で済ませるのがおすすめです。整髪料を使う人は、育毛剤を先にしておきましょう。
夜型の人は「出かける前の1回」を固定する
帰宅が遅い人は、夜の1回は入浴後に置けば迷いません。問題になりやすいのは朝なんです。
『朝はギリギリまで寝ていたい』という気持ちも分かります。それなら、整髪料を手に取る直前を育毛剤の場所に決めてしまいましょう。整髪料の前なら、朝の流れに1動作足すだけで済みます。
夜勤がある人は「自分の朝と夜」で数える
夜勤のある日は、時計の朝と夜にこだわると崩れます。起きた後を自分の「朝」、寝る前の入浴後を自分の「夜」と数え直すと分かりやすいですよ。
勤務の組み合わせが多い人の決め方は、生活パターン別の決め方の記事でも紹介しています。ここでは時間割表の作り方に集中しますね。
運動する日は「汗を流した後」に寄せる
汗をかく前に塗ると、汗と一緒に流れてしまいやすいです。運動する日は、シャワーで汗を流してタオルドライした後に1回を置きましょう。
ジムで使う時は、小分けにせず元の容器ごと持っていくと、使用期限や表示を確かめやすくて安心です。
表の時間はあくまで組み方の例です。箱に「朝夕」「1日1回」などの指定がある時は、そちらに合わせてください。
塗った直後の過ごし方も時間割に入れる
タイミングを決める時は、塗った後の数分もセットで考えておくと安心です。アルコールを含む育毛剤には、火気に注意するよう書かれている物があります。
塗ってすぐにキッチンのコンロの前に立つ、たばこに火をつける、といった流れは避けたいところです。朝の時間割なら、塗る動作を朝食の支度より前に置いておくと気持ちがラクですよ。
寝る前に塗る人は、衣類や寝具に色がつくことがあると案内している商品もあります。夜の1回は、乾かしてから布団に入れる時間に置いておきましょう。
1日2回の「間隔」はどう空ける?
『朝7時と夜9時なら、間が空きすぎ?』と気になる方もいますよね。回数の間隔まで細かく指定している育毛剤は、あまり多くありません。
大事なのは、2回を続けて塗らないことです。朝に塗り忘れたからといって、夜に2回分をまとめて塗るのはやめておきましょう。
- 1回目は起きた後、2回目は洗髪後と、動作で分ける
- 塗り忘れた回は飛ばして、次の回から元に戻す
- 休みの日も、平日と同じ動作のあとに塗る
- 忘れた分を次の回に足して、量を増やす
- 気づいた時に何度も塗り足す
- 休みの日だけ時間をまったく変える
1日1回の商品なら「洗髪後」に置く
1日1回の目安の商品は、頭皮が清潔な洗髪後に置くと迷いません。夜に洗う人は夜、朝に洗う人は朝の洗髪後です。
朝と夜の両方で洗う人は、時間に余裕があるほうの洗髪後を選んでみてください。
朝シャンの人は「朝の洗髪後」が主役
朝にシャンプーする人は、朝の洗髪後が一番清潔なタイミングです。1日1回の商品ならここに置き、1日2回なら夜は寝る前の洗顔の後などに置いてみてください。
夜に洗わない日の2回目は、整髪料や汗が残っていないかを見てから塗ると、頭皮になじみやすくなります。
2回を近い時間に固めるのは?
『入浴後に1回、寝る前にもう1回なら忘れない』と考える方もいますよね。ただ、2回が1〜2時間の中に固まると、朝から夜まで何もつけない時間が長くなります。
朝と夜に分けるよう案内している商品なら、その書き方に合わせて1回ずつ離して置くのが自然です。
1日2~3回の医薬品なら
第2類医薬品の外用液には、1日2~3回の用法の物があります。3回にする時は、起きた後・日中・洗髪後のように、昼の1回をどこに置けるかを先に考えておくと続きます。
職場で塗るのが難しい日は、用法の範囲の回数で組みましょう。迷ったら買ったお店の薬剤師や登録販売者に相談してみてください。
発毛剤を使うタイミングは添付文書の用法どおりに
発毛剤(ミノキシジル配合の第1類医薬品)は、使い方の決まりが育毛剤よりはっきりしています。タイミングも量も、添付文書のとおりが前提です。
| 添付文書の記載 | 時間割での意味 |
|---|---|
| 成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布 | 1日2コマ。1回の量は増やさない |
| 整髪料及びヘアセットスプレーは、本剤を使用した後に使用 | 朝は整髪より先に置く |
| 染毛剤を使用する場合には、完全に染毛を終えた後に本剤を使用 | 染める日は、染め終えてから |
| 他の育毛剤及び外用剤(軟膏、液剤等)の頭皮への使用は、さける | 育毛剤と時間をずらして使う組み方もしない |
最後の行は、見落とされやすいところです。『朝は発毛剤、夜は育毛剤にすれば大丈夫かな』と考える方もいますが、頭皮に別の外用剤を使うこと自体を避けるよう書かれています。
発毛剤と育毛剤を、時間をずらして交互に使う組み方は避けましょう。どうしても併用したい事情がある時は、買ったお店の薬剤師に相談してから決めてください。
発毛剤の添付文書には、効果がわかるまで少なくとも4ヵ月間毎日使うことや、誰にでも効果があるわけではないことも書かれています。発毛剤は区分の違いを知ったうえで、薬剤師に相談して選ぶ物です。この記事ではおすすめしていません。
買う時に「時間割」も一緒に相談する
第1類医薬品は、薬剤師から書面で説明を受けて買う物です。その時に、自分の生活リズムを伝えておくと話が早いですよ。
「夜勤があって、朝と夜が日によって入れ替わるんです」
「起きた後と寝る前に分けて、1回1mLを守ってくださいね」
今使っている育毛剤やシャンプー、頭皮に使っている塗り薬があれば、名前をメモして持っていきましょう。
発毛剤そのものの説明は発毛剤とはどんな医薬品かの記事にまとめています。
1週間の予定の中でタイミングを決める
毎日の時間割ができたら、週の予定にも目を向けておきましょう。いつもと違う日があると、そこで止まってしまうことが多いんです。
| いつもと違う日 | その日の扱いの例 | 確かめる場所 |
|---|---|---|
| ヘアカラー・白髪染めの日 | 商品の案内に合わせて、数日あける物もある | 育毛剤の注意書き・Q&A |
| 美容院でシャンプーした日 | 帰宅後、乾いた頭皮に使える物ならその時に | 使い方の補足 |
| 旅行・出張の日 | 宿でのタオルドライ後に置く | 容器の持ち運びの注意 |
| 頭皮に傷・湿疹がある日 | 使わない。続く時は皮膚科へ | 使用上の注意 |
例えば、スカルプD ボーテの薬用スカルプセラムは、白髪染めやヘアカラーの直後は2〜3日使うのを控えるよう案内しています。カラーの日の扱いは商品で違うので、自分の箱の案内を確かめてみてください。
カラーや整髪料との順番は、シャンプー・整髪料・白髪染めとの順番の記事でくわしく紹介しています。
季節で時間割を少し変える
夏は汗をかく時間帯が増えるので、運動の列の考え方が役に立ちます。冬は入浴後に頭皮が冷えやすいので、塗ってから乾かすまでを手早く済ませると快適ですよ。
時間割でよくある失敗と防ぎ方
時間割を作っても、最初の2週間ほどは崩れやすいものです。崩れやすいポイントを先に押さえておきましょう。
| 崩れ方 | なぜ起きる? | 立て直し方 |
|---|---|---|
| 夜の1回が寝る直前になる | 入浴から時間が空く | 入浴後の流れで塗ってしまう |
| 朝の1回が抜ける | 身支度の手順に入っていない | 整髪料の隣に置く |
| 休みの日に両方抜ける | 起きる時間と入浴の時間が変わる | 時計でなく動作で決めておく |
| 忘れた分を足して塗る | 取り戻したい気持ち | 忘れた回は飛ばす |
| 発毛剤と育毛剤を交互に使う | 両方の良さを取りたい | 薬剤師に相談してから決める |
置き場所でタイミングは半分決まる
『分かっているのに、つい忘れる』という時は、置き場所を見直してみてください。洗面台の、毎朝かならず手に取る物の隣が定位置です。
家族とのこんなやりとりを思い浮かべてみてください。
「また朝の分を忘れちゃった」
「歯ブラシの隣に置いてみたら?毎朝それは触るでしょ」
ちょっとした工夫ですが、置き場所が動作とつながると、タイミングはぐっと安定します。
アラームを使うなら「動作の名前」で鳴らす
スマホのアラームで知らせる方法もあります。その時は「育毛剤」より「歯みがきの後に育毛剤」のように、動作の名前を入れておくのがコツです。
時間だけで鳴らすと、手が離せない時に止めてそのまま忘れがちなんです。動作とセットにしておくと、あとで思い出すきっかけになります。
慣れてきたらアラームは外して、置き場所と動作だけで回るか試してみてください。
自分用の時間割を作る手順
ここまでの話を、自分用の時間割にまとめてみましょう。紙に書いてもスマホのメモでもかまいません。
- 箱の表示から、1日の回数・1回の量・使う時の頭皮の状態を書き出す
- 平日の1日を、起床・身支度・入浴・就寝の動作で書き出す
- 回数の分だけ、育毛剤を置く動作を決める(洗髪後を1つ入れる)
- 休みの日と、夜勤や運動のある日も同じように書く
- 2週間続けてみて、抜けやすい回の置き場所を見直す
| 動作 | 平日 | 休みの日 | 夜勤・運動の日 |
|---|---|---|---|
| 起きた後 | 1回目(整髪の前) | 1回目 | 勤務明けの入浴後に1回目 |
| 入浴・シャワーの後 | 2回目(タオルドライ後) | 2回目 | 運動後のシャワーの後 |
| 寝る前 | 塗らない(乾かして寝る) | 塗らない | 勤務前の身支度で2回目 |
この表は、1日2回でタオルドライ後に使う商品を想定した例です。自分の商品の回数と状態に合わせて、空欄を埋めてみてください。
使い方そのものの手順は、育毛剤の正しい塗り方の記事で紹介しています。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る続けた後の振り返り方
時間割は作って終わりではありません。1か月ごとに、何回抜けたかをメモしておくと、どこを直せばいいかが見えてきます。
使い続けても変化が分からない時や、抜け毛が急に増えた時は、時間割を変えるより先に皮膚科で相談してみてください。育毛剤そのものの基本は、育毛剤とは何かをまとめた記事でも確かめられます。
よくある質問
育毛剤を使うタイミングは朝と夜のどちらがいいですか?
箱に1日2回とある商品なら、朝と夜の両方に置くのが基本です。1日1回の商品は、頭皮が清潔な洗髪後に置くと迷いません。
発毛剤を使うタイミングは決まっていますか?
発毛剤は添付文書に「1日2回、1回1mL」などの用法があり、そのとおりに使うのが前提です。整髪料は使った後、染毛は完全に終えた後と書かれている物もあります。
夜勤の日は何時に塗ればいいですか?
時計の時間より、起きた後を自分の朝、入浴後を自分の夜と数えると組みやすくなります。勤務明けの入浴後と、勤務前の身支度を1回ずつにする組み方が一例です。
運動の前と後、どちらに塗るのがいいですか?
汗を流したシャワーの後がおすすめです。運動前に塗ると、汗と一緒に流れやすくなります。
塗り忘れた時は、次の回に2回分塗ってもいいですか?
まとめて塗るのは避けましょう。忘れた回は飛ばして、次の回から元の量で続けてください。
育毛剤と発毛剤を時間をずらして使ってもいいですか?
発毛剤の添付文書では、頭皮にほかの育毛剤や外用剤を使うことを避けるよう求めています。併用したい時は、自己判断せず薬剤師に相談してください。
まとめ
- 育毛剤を使うタイミングは、箱の回数を自分の1日に割り振って決める
- 1日2回なら、起きた後と洗髪後に分けると組みやすい
- 朝型・夜型・夜勤・運動する日で、置く動作を変えると続く
- 発毛剤は添付文書の用法どおり。育毛剤と交互に使う組み方は避ける
- 時間割は2週間試して、抜けやすい回の置き場所を見直す





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