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ゴールデンレトリバーと暮らしていると、床をふいてもふいても毛が出てきて、『この量は普通なの?』と思う時期がありますよね。
結論から言うと、ゴールデンレトリバーの抜け毛対策は、下毛までとどくブラッシングと、シャンプー後にしっかり乾かすことが土台です。かゆみや赤み、耳のにおいが気になる時は、家のケアで様子を見続けずに動物病院で相談しましょう。
この記事では、大きな体を無理なくとかす順番と、家や車の毛を減らす工夫、受診を考えたいサインをお話しします。
ゴールデンレトリバーの抜け毛対策は?先に答え
- ゴールデンレトリバーは上毛と下毛の二重の毛を持ち、季節の変わり目に大量に抜ける
- ブラッシングは週に数回を目安に、抜け毛が増える時期は回数を増やす
- シャンプーの後は、体と耳まわりまで十分に乾かす
- 皮膚と耳は、ブラッシングのついでに毎回見る
- 人用の育毛剤・発毛剤・薬は犬に使わない
このサイトは人の育毛剤を扱っていますが、抜け毛のことを調べていて、愛犬の毛が気になった方もいるはずです。犬の抜け毛は人の薄毛とはまったく別のものなので、犬のための方法で向き合ってあげてくださいね。
この記事は、家でできるお手入れと受診の目安までのお話です。皮膚の病気の見分けや治療は、かかりつけの獣医師に任せましょう。
| 悩み | まずやること | こんな時は相談 |
|---|---|---|
| 床や服が毛だらけ | 下毛を取るブラッシングを増やす | 抜け方がいつもと違う |
| 体のにおいが気になる | 乾かし残しがないか見直す | 皮膚が赤い・べたつく |
| 耳をよくかく | 耳まわりの汚れと湿り気を見る | 耳のにおい・耳垢が増えた |
| しきりになめる場所がある | その場所の皮膚を見る | 赤み・脱毛が続く |
ゴールデンレトリバーの抜け毛が多いのはなぜ?
獣医師が監修した犬種の解説では、ゴールデンレトリバーの被毛は、表毛と下毛の2層からなるダブルコートと紹介されています。胸や脚、おなかにかけては、豊かな飾り毛もあります。
季節の変わり目には、この下毛がまとまって生え変わります。動物病院の解説でも、密度の高いダブルコートのため、季節の変わり目に大量の抜け毛が出ると説明されています。
『うちの子だけ抜けすぎ?』と心配になるかもしれません。ただ、体が大きく毛の量も多い犬種なので、抜け毛の量が多く感じられるのは自然なことなんです。
体の大きさも、抜け毛の量に関わる
同じ解説では、体高はオスが56〜61cm、メスが51〜56cm、体重はオスが29〜34kg前後、メスが24〜29kg前後が目安とされています。
体が大きいぶん、毛が生えている面積も広くなります。小型犬と同じ感覚でお手入れすると、時間が足りなくなりがちです。
| 体の場所 | 毛の特徴 | お手入れで意識したいこと |
|---|---|---|
| 首・背中 | 下毛が多く、換毛期にまとまって抜ける | 毛の根元までブラシをとどかせる |
| 胸・脚・おなか | 長い飾り毛がある | からまりをコームでほどく |
| 耳の後ろ・脇 | 毛が細く、からまりやすい | 毛玉になる前にとかす |
| おしり・しっぽ | 毛が長く、汚れがつきやすい | 散歩のあとに汚れを落とす |
毛の話で出てくる言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| ダブルコート | 表毛(上毛)と下毛の2層の毛を持つこと |
| 下毛(アンダーコート) | 表毛の下に密に生える、やわらかく短い毛 |
| 飾り毛 | 胸・脚・おなか・しっぽなどに伸びる長い毛 |
| 換毛期 | 季節の変わり目に、下毛がまとまって生え変わる時期 |
大きな体を無理なくとかすブラッシングの順番
獣医師監修の解説では、週に数回を目安にブラッシングを行い、抜け毛が増える時期は必要に応じて回数を増やすとされています。
一度に全身を完璧にしようとすると、飼い主も犬も疲れてしまいますよね。体を場所ごとに分けて、日によって重点を変えるのも一つの方法です。
- 犬が落ち着いている時に、伏せかお座りをしてもらう
- 首まわりから背中へ、毛の流れに沿って下毛を取る
- 胸と前脚の飾り毛を、からまりをほどきながらとかす
- おなか・後ろ脚・おしりまわりへ進む
- しっぽを根元から先へとかす
- 最後に耳の後ろと脇を、コームで毛玉がないか確かめる
道具は役割で使い分ける
一つのブラシで全部をこなそうとすると、取れる毛も限られます。一般には、役割の違うブラシを組み合わせて使うと進めやすいとされています。
| 道具 | 役割 | 使う時の注意 |
|---|---|---|
| スリッカーブラシ | 下毛の抜け毛をかき出す | 力を入れすぎず、皮膚をこすらない |
| ピンブラシ | 長い飾り毛を整える | 毛の先からとかし、少しずつ根元へ |
| コーム | からまりと毛玉の確認 | 引っかかったら無理に引かない |
ブラシの先が強く当たると、犬の皮膚に傷がつくことがあります。自分の腕の内側で力加減を試してから使ってみてください。
ブラシは使うたびに毛を取り除き、ときどき洗って乾かしておくと、次に使う時に毛がよく取れます。ブラシに毛が詰まったままだと、同じ所を何度もこすることになりがちです。
嫌がる場所は、最後に短く
脚先やしっぽなど、触られるのが苦手な場所がある犬もいます。嫌がる場所は最後に回して、少しできたらほめて終わりにしましょう。
「えらいね、今日はここまで」と区切りをつけると、ブラッシングを楽しい時間として覚えてくれることが多いです。
ブラッシングでよくある失敗
| よくある失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 表面だけとかして、下毛が残っていた | 毛をかき分け、根元からブラシを入れる |
| 換毛期に1回で全身を終わらせようとして疲れた | 今日は前半身、明日は後ろ半身と分ける |
| 毛玉をはさみで切ろうとした | 皮膚を傷つけやすいので、トリマーや動物病院に任せる |
| 同じ所に何度もスリッカーを当てた | 皮膚が赤くなっていないか見て、場所を変える |
| 取った毛を床に置いたままにした | その都度ごみ袋に入れて口を閉じる |
シャンプーの後は「乾かす」までがお手入れ
シャンプーは、浮いた抜け毛や汚れを落とすのに役立ちます。ただ、ゴールデンレトリバーのように毛の量が多い犬は、洗うことより乾かすことのほうが時間がかかるんです。
獣医師監修の解説では、シャンプー後は体だけでなく耳まわりの水分もよく拭き取り、周りの被毛を十分に乾かすことが大切だとされています。
- 洗う前にブラッシングで抜け毛を取っておく
- 皮膚まで湯がとどくよう、時間をかけて濡らす
- 犬用のシャンプーで洗い、泡が残らないようすすぐ
- 大判のタオルを何枚か使い、押さえるように水気を取る
- 耳の入口のまわりも、タオルでそっと水気を取る
- ドライヤーは体から離し、下毛の根元に風を通して乾かす
乾かし残しが出やすい場所
毛の表面が乾いていても、下毛の根元が湿ったままのことがあります。手を毛の中に入れて、湿り気が残っていないか確かめましょう。
- 首まわりの毛の根元が乾いている
- 脇の下と内ももが乾いている
- 胸とおなかの飾り毛が乾いている
- しっぽの根元が乾いている
- 耳の後ろと耳まわりが湿っていない
シャンプーの回数は、皮膚の状態によって合う頻度が変わります。洗いすぎや洗わなさすぎが気になる時は、獣医師やトリマーに目安を聞いてみてください。
雨の散歩や水遊びのあとも同じ
シャンプーをしない日でも、雨の日の散歩や水遊びで毛が濡れることがありますよね。表面をふいただけで終わらせず、下毛の根元まで乾かしてあげましょう。
大きな体を乾かすのは時間がかかるので、タオルを多めに用意しておくのがコツです。ドライヤーの音が苦手な子は、弱い風から慣らしてあげてください。
耳と皮膚は、ブラッシングのついでに見る
動物病院の解説では、ゴールデンレトリバーは皮膚や耳のトラブルが比較的多く見られる犬種で、定期的なブラッシングで皮膚と耳の状態も一緒に確かめる習慣が、早く気づくことに役立つとされています。
ブラッシングの時間は、全身の皮膚にふれられるチャンスです。毛をかき分けて、地肌も少しずつ見てあげましょう。
| 見る場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 耳の中・耳の後ろ | においが強くないか、耳垢が増えていないか |
| 脇・内もも・おなか | 赤みやべたつきがないか |
| 足先・指の間 | しきりになめていないか |
| 背中・しっぽの根元 | フケやかさぶたがないか |
体重も、毎月はかっておく
同じ解説では、関節への負担を減らすため、食事内容の見直しと適度な運動で体重を管理し、年1回以上の健診を受けることもすすめています。
健診の時に毛と皮膚の様子も一緒に見てもらうと、抜け毛の相談もしやすくなります。
家と車の抜け毛を減らす工夫
大型犬の抜け毛は、量が多いぶん、毛がたまる場所も広くなりますよね。家の中だけでなく、車や玄関まわりも意識すると、ぐっと楽になります。
| 場所 | 工夫 |
|---|---|
| 玄関 | 散歩から帰ったら、玄関でさっとブラッシングして毛を家に持ち込まない |
| リビングの床 | 犬が休む場所に洗えるマットを敷き、毛が集まる範囲を決める |
| ソファ・ベッド | 犬が上がるならカバーをかけ、まとめて洗えるようにする |
| 車の座席 | 洗えるシートカバーを敷き、降りたあとに毛を払う |
| 洗濯物 | 洗う前に粘着ローラーや手で毛を落とし、犬用の布物は分けて洗う |
『掃除しても、半日でまた毛が落ちてる』と感じる時期もあるはずです。そんな時は、掃除の回数を増やすより、ブラッシングで先に毛を取るほうに時間を回すと効率がいいですよ。
換毛期だけの特別ルールを作る
抜け毛が増える時期だけ、家族でルールを決めておくのもおすすめです。
- ブラッシングは玄関か屋外の決まった場所で行う
- 犬が乗るソファは、換毛期だけカバーをかける
- 掃除機の紙パックやダストボックスは、いつもより早めに替える
- 来客がある日は、前日にしっかりブラッシングしておく
お手入れを家族で分担する
大型犬のお手入れを一人で抱えると、どうしても続かなくなりますよね。ブラッシング・乾かす・掃除を家族で分けると、毎日の負担がぐっと軽くなります。
| 担当 | やること |
|---|---|
| ブラッシング係 | 場所ごとに分けて、毎日少しずつとかす |
| 乾かす係 | シャンプーや雨の日のあと、根元まで乾かす |
| 掃除係 | マットやカバーを洗い、車の座席の毛を払う |
| 記録係 | 気になった皮膚や耳の様子をメモと写真で残す |
年を重ねた犬のお手入れ
年を重ねると、長い時間立ったままでいるのがつらくなる犬もいます。伏せや横になった姿勢のまま、片側ずつとかしてあげましょう。
体にふれる時間が増えると、しこりや皮膚の変化にも気づきやすくなります。気になることがあれば、健診の時に相談してみてください。
動物病院に相談したいサイン
換毛期の抜け毛は、全身から少しずつ抜けて、地肌がむき出しになることは少ないものです。一方で、次のような様子がある時は、家のケアで様子を見続けずに相談しましょう。
動物病院の解説では、しつこいかゆみ、赤み、しきりになめる、耳のにおい、耳垢が増えるといった様子は注意したいサインとされ、軽いうちに受診しないと長引くことがあると説明されています。
| 様子 | 相談の目安 |
|---|---|
| 同じ場所をかき続ける・なめ続ける | 数日続くなら相談する |
| 皮膚が赤い・べたつく・においが強い | 相談する |
| 耳のにおいが強い・耳垢が増えた | 相談する |
| 一部分だけ丸く毛がない | 相談する |
| フケが急に増えた | 相談する |
| 元気や食欲がない | 早めに受診する |
赤みを見つけても、人用の塗り薬や消毒薬を塗るのはやめておきましょう。なめて口に入ることもあります。気になる場所は写真に撮り、そのままの状態で獣医師に見てもらうのが安心です。
受診の時に伝えたいこと
診察では、「いつから」「どこが」「どんな様子か」を伝えると話がスムーズです。
「1週間くらい前から、右耳をよくかいていて、においも強くなった気がします」
「シャンプーのあと、首まわりが乾ききっていなかったかもしれません」
皮膚や耳のことは、かかりつけの動物病院で継続して見てもらうと、前回との違いに気づいてもらいやすくなります。健診の記録と一緒に、気になった時の写真もまとめておくと相談しやすいですよ。
人用の育毛剤・発毛剤を犬に使わない理由
ここが育毛剤サイトとして、どうしてもお伝えしたいところです。『毛が薄くなった所に、人の育毛剤を塗ったら生えるのでは』と考える方がいるかもしれませんが、犬に使うのはやめましょう。
人の育毛剤や発毛剤は、あくまで人の頭皮に使うための物です。ミノキシジルを配合した市販の発毛剤なら、用法は添付文書で「成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布」と決められています。
動物の治療に使う薬は、動物用として国が承認した物を、許可を受けた販売店や獣医師の処方を通して使う仕組みです。仕組みは農林水産省の資料で説明されています。
| 比べる点 | 人の育毛剤・発毛剤 | 犬の抜け毛 |
|---|---|---|
| 作られた目的 | 人の頭皮・髪に使う | 対象外 |
| 決まりの根拠 | 人の医薬品・医薬部外品・化粧品のルール | 動物用医薬品などのルール |
| 相談する人 | 医師・薬剤師 | 獣医師 |
飼い主の育毛剤は、犬の届かない所に
大型犬は、テーブルや洗面台の上にも鼻先が届きます。育毛剤は扉の閉まる棚にしまい、塗った後は手を洗ってから犬にふれましょう。
犬が育毛剤をなめたかもしれない時は、商品を持って動物病院に相談してください。人の育毛剤そのものについては、育毛剤とはどんな商品かを紹介した記事で紹介しています。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見るほかの動物のお手入れが気になる方は、うさぎの抜け毛対策を紹介した記事もあわせて読んでみてください。小型犬の場合はチワワの抜け毛対策を紹介した記事で扱っています。
よくある質問
ゴールデンレトリバーの抜け毛は、一年中続くものですか?
毛は一年を通して生え変わりますが、季節の変わり目に特に多く抜けます。量が急に増えた、地肌が見える所があるといった時は、動物病院で相談してください。
ブラッシングは毎日したほうがいいですか?
獣医師監修の解説では、週に数回を目安に、抜け毛が増える時期は回数を増やすとされています。毛と皮膚の状態に合わせて、かかりつけの獣医師にも聞いてみてください。
夏に毛を短く刈れば抜け毛は減りますか?
刈っても毛の生え変わりそのものがなくなるわけではありません。毛を短くすると皮膚が日差しを受けやすくなることもあるので、トリマーや獣医師に相談してから決めましょう。
シャンプーは月に何回くらいがいいですか?
皮膚の状態によって合う回数が変わります。洗いすぎて乾燥することもあるので、獣医師やトリマーに目安を聞いてみてください。洗った後は下毛の根元までしっかり乾かしましょう。
抜け毛を減らすフードはありますか?
フードで抜け毛がなくなるとは言えません。皮膚や毛の状態が気になる時は、今のフードの名前を伝えて、獣医師に相談してから変えるのが安心です。
人の育毛剤を薄めて使ってもいいですか?
薄めても使わないでください。人用の育毛剤や発毛剤は、人の頭皮に使う物として作られています。毛が薄い所が気になる時は、動物病院で相談しましょう。
ブラッシングの後、皮膚が赤くなっていました。どうすればいいですか?
ブラシの力が強すぎたり、同じ所に何度も当てたりした可能性があります。その場所はしばらくとかさずに様子を見て、赤みが続く・かゆがる時は動物病院で相談してください。人用の塗り薬は塗らないでおきましょう。
まとめ
- ゴールデンレトリバーはダブルコートで、季節の変わり目に大量に抜ける
- ブラッシングは週に数回が目安。抜け毛が増える時期は回数を増やす
- 体を場所ごとに分けて、下毛と飾り毛を道具で使い分けてとかす
- シャンプーの後は、下毛の根元と耳まわりまで乾かす
- かゆみ・赤み・耳のにおいや耳垢の増加は、早めに動物病院へ
- 人用の育毛剤・発毛剤・薬は犬に使わない
毎日の抜け毛は大変ですが、ブラッシングは愛犬の体の変化に気づける大切な時間でもあります。いつもと違うと感じた時は、早めに動物病院で見てもらってくださいね。





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