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頭皮がかさついてかゆい日もあれば、夕方には頭皮がべたついている日もある。髪の毛を抜けにくくするには、まず頭皮を何とかしなきゃ、と感じている方も多いはずです。
結論から言うと、髪の毛を抜けにくくする方法として自分でできるのは、頭皮が乾燥しすぎず、脂っぽくもなりすぎない状態を保つことです。そのうえで、必要なら医薬部外品の育毛剤を、表示を見て選んで足していきます。
この記事では、頭皮の状態ごとの保湿・皮脂ケアの表と、頭皮マッサージの考え方、育毛剤の選び方が分かります。
髪の毛を抜けにくくする方法は?頭皮ケアで先に知っておきたいこと
- 髪が抜けなくなる特別な予防法はなく、頭皮をすこやかに保つことが土台になる
- 洗いすぎも洗わなさすぎも、頭皮の負担になりやすい
- 乾燥しやすい頭皮はうるおいを補う、皮脂が多い頭皮は落とし方を整える
- 育毛剤は医薬部外品の表示を見て選び、合わない時は使うのをやめて相談する
日本皮膚科学会は「これをすれば髪の毛が抜けなくなるという、特別な予防法があるわけではありません」と、抜け毛の予防について書いています。そのうえで、自分にあったシャンプーやコンディショナーを使い、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくならない頻度で洗うことをすすめています。
つまり、頭皮ケアのゴールは「何かを足して頭皮を変える」ことではなく、「乾燥とべたつきの間のちょうどいい状態を保つ」ことなんです。
『保湿すればいいの?それとも皮脂を落とせばいいの?』と迷いますよね。答えは、自分の頭皮の今の状態で決まります。
| 頭皮の状態 | よくあるサイン | ケアの方向 |
|---|---|---|
| 乾燥しやすい | かさつく、細かいふけ、つっぱる感じ | 洗いすぎを減らし、うるおいを補う |
| 皮脂が多い | 夕方にべたつく、においが気になる | 落とし方とすすぎを整える |
| 部分で違う | 生え際は乾くのに、頭頂部はべたつく | 場所ごとにケアの量を変える |
| かゆみ・赤みが続く | かき壊す、湿疹がある | 自分でケアする前に皮膚科へ |
育毛剤がどんな物かを先に知りたい方は、育毛剤とは何かをまとめた記事から読んでみてください。
自分の頭皮の今の様子を確かめる
頭皮は自分では見えにくいので、まずは「触った感じ」と「時間による変化」で確かめてみましょう。
- 夜にいつもどおり洗って乾かし、整髪料を付けずに過ごす
- 翌朝、指の腹で頭頂部と生え際を軽く触る
- 夕方にもう一度触り、べたつきやにおいを確かめる
- 鏡で分け目を見て、赤みやふけがないか確かめる
- 気づいたことをスマートフォンのメモに残す
時間による変化を見る
朝はさらっとしていても、夕方にはべたつく、という方も多いはずです。逆に、洗った直後にかさつきやつっぱりを感じるなら、乾燥しやすい頭皮かもしれません。
1日だけで決めず、平日と休日、晴れの日と雨の日など、何日か続けて見てみると傾向が分かってきます。
| 確かめるタイミング | 見ること | メモの例 |
|---|---|---|
| 洗った直後 | つっぱり感、かゆみ | 洗った後につっぱる |
| 翌朝 | べたつき、寝ぐせのつき方 | 根元がぺたんとしている |
| 夕方 | べたつき、におい | 頭頂部だけべたつく |
| 季節の変わり目 | かさつき、ふけ | 冬になるとふけが出る |
自分で判断しないほうがいいサイン
かゆみが何日も続く、かき壊してしまう、赤みや湿疹がある。こうした時は、保湿や皮脂ケアで何とかしようとせず、皮膚科で見てもらってください。
日本皮膚科学会は、化粧品が皮膚に触れて起こる炎症を「化粧品皮膚炎」と呼び、毛染めやパーマ液などの医薬部外品も含めて説明しています。シャンプーや頭皮用の商品を替えた後に症状が出た時は、使っていた物を持って相談すると話が早くなります。
家族に見てもらうのも一つの方法
頭頂部や後頭部は、自分ではなかなか見えませんよね。家族に頼めるなら、分け目のあたりに赤みやふけがないか、ときどき見てもらうのも一つの方法です。
「最近、頭の上のほう、赤くなってない?」
「ちょっと見せて。分け目のところが少しかさかさしてるかも」
一人の時は、スマートフォンのカメラで分け目を撮って確かめることもできます。
頭皮の状態別の保湿・皮脂ケアの表
ここからは、頭皮の状態ごとに、洗い方・保湿・気をつけることをまとめます。自分に近い行から読んでみてください。
| 頭皮の状態 | 洗い方の調整 | うるおいの補い方 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 乾燥しやすい | お湯をぬるめに、洗う時間を短めに | 頭皮用の保湿ローションなどを検討 | 熱いお湯、1日に何度も洗う |
| 皮脂が多い | 泡立ててから洗い、すすぎを長めに | べたつかない使用感の物を少量 | ゴシゴシこする、整髪料の残り |
| 部分で違う | べたつく場所はすすぎを丁寧に | 乾く場所だけに少量を | 全体に同じ量を付ける |
| 季節で変わる | 夏は汗を流す、冬は洗いすぎない | 冬だけ保湿を足す | 1年中同じケアを続ける |
頭皮の状態は変わっていくもの
頭皮の状態は、一度決めたら変わらない物ではありません。季節や年齢、仕事の忙しさ、使っているシャンプーでも変わります。
『自分は脂っぽい頭皮だから』と思い込んで、冬にも同じように洗い続けると、乾燥につながることもあります。季節の変わり目には、もう一度触って確かめてみましょう。
乾燥しやすい頭皮のケア
乾燥しやすい頭皮は、うるおいを守ることと、補うことの2つを意識します。まずは、洗う時にうるおいを奪いすぎていないかを見直してみてください。
うるおいを守る洗い方
熱いお湯は、気持ちいい反面、頭皮のうるおいも流してしまいやすくなります。手で触って熱いと感じない、ぬるめの温度にしてみましょう。
シャンプーを長い時間かけて何度も洗う方は、1回の洗いで十分なこともあります。泡立ててから頭皮にのせ、すすぎを丁寧にすれば、汚れはきちんと落ちます。
- お湯の温度が熱すぎないか
- 1日に何度も洗っていないか
- ドライヤーを頭皮に近づけすぎていないか
- 暖房の効いた部屋に長くいないか
- かゆくてかいてしまっていないか
うるおいを補う商品の考え方
頭皮のうるおいを補う物として、頭皮用のローションや美容液があります。化粧品の場合、表示できる効能は決まっていて、頭皮に関するものとして「頭皮、毛髪にうるおいを与える」「頭皮、毛髪のうるおいを保つ」「頭皮、毛髪をすこやかに保つ」などがあります。
化粧品は、育毛をうたうことはできません。うるおいのための物と、育毛のための物(医薬部外品)は、区分で分けて考えておきましょう。
乾燥する季節の工夫
冬は空気が乾燥して、頭皮もかさつきやすくなりますよね。洗った後はできるだけ早く乾かし、頭皮用の保湿の物を使うなら、乾かした後に付けるとなじみやすくなります。
エアコンや暖房の効いた部屋で過ごす時
一日の大半を空調の効いた部屋で過ごす方は、季節を問わず頭皮がかさつきやすいことがあります。加湿器を使う、こまめに水分をとるなど、部屋と体の乾燥対策も合わせて考えてみてください。
乾燥が気になる時期だけ、頭皮用の保湿の物を足すという使い方でもかまいません。1年中同じ量を使い続けるより、様子を見て調整するほうが無駄がありません。
皮脂が多い頭皮のケア
皮脂が多いと、夕方のべたつきやにおいが気になりますよね。ただ、皮脂は頭皮を守る役割もあるので、全部落とそうとしなくて大丈夫です。
落としすぎず、残しすぎない
『べたつくからしっかり洗おう』と、何度も洗ったり強くこすったりすると、頭皮の負担になってしまいます。洗う回数を増やすより、1回の洗い方を整えるほうが近道です。
シャンプーは手のひらで泡立ててから頭皮にのせ、指の腹で地肌を動かすように洗います。すすぎは洗う時間より長めにとり、生え際やえり足の泡まで流しましょう。
| べたつきの場面 | 考えられること | 見直し方 |
|---|---|---|
| 朝からべたつく | 前の晩の整髪料や皮脂が残っている | 夜の洗い方とすすぎを見直す |
| 夕方にべたつく | 日中の汗と皮脂 | 帽子の蒸れを逃がす、帰宅後に洗う |
| スポーツの後 | 汗が乾いてにおう | 早めに流し、根元まで乾かす |
| 洗った翌日もにおう | すすぎ残し、乾かし不足 | 根元までしっかり乾かす |
整髪料と皮脂が重なる時
整髪料を根元にたっぷり付けると、皮脂と重なって落としにくくなります。整髪料は毛先を中心に付け、夜はシャンプーで落としてから寝るようにしましょう。
整髪料が多い日は、洗う前にお湯だけで1分ほど流しておくと、シャンプーの泡立ちがよくなります。
汗をかく仕事や運動をする方は
外回りの仕事や現場作業、運動の習慣がある方は、汗と皮脂が混ざってべたつきやすくなります。汗をかいた後は、できるだけ早めに流して乾かすのが基本です。
すぐに洗えない時は、汗をタオルで押さえて拭き取るだけでも違います。帽子やヘルメットは、休憩のたびに脱いで風を通しておきましょう。
頭皮マッサージは無理のない範囲で
頭皮マッサージは、髪の毛を抜けにくくする方法としてよく紹介されますよね。ただ、マッサージで抜け毛がなくなる、という公的な説明はありません。
気持ちよく続けられる習慣として、強くこすらない範囲で取り入れるのがちょうどいいんです。
- 洗って乾かした後か、シャンプーの泡が頭皮にのっている時に行う
- 両手の指の腹を、生え際や耳の上に軽く当てる
- 頭皮を小さく動かすイメージで、ゆっくり押す
- 少しずつ位置をずらし、頭頂部まで進める
- 気持ちいいと感じる程度の力で、短い時間で終える
やりすぎに注意したいこと
爪を立てたり、強い力でこすったりすると、頭皮を傷つけてしまいかねません。道具を使う時も、ゴシゴシこすらず、頭皮に軽く当てる程度にしておきましょう。
頭皮に傷や湿疹、赤みがある時は、マッサージは休んでください。続く時は皮膚科で相談すると安心です。
育毛剤と一緒に行う時
育毛剤を付けた後に、指の腹でなじませるよう案内している商品も多くあります。その場合も、説明書の範囲で、強くこすらないようにしてみてください。
マッサージを習慣にするコツ
マッサージは、思い出した時にだけやるより、決まった場面とセットにすると続けやすくなります。例えば、シャンプーの泡が頭皮にのっている間だけ、育毛剤を付けた後のなじませる時間だけ、という形です。
『毎日何分やらなきゃ』と決めると、できなかった日に気持ちが切れてしまいます。できる日にやる、くらいの気軽さで十分ですよ。
頭皮用の商品の区分:化粧品と医薬部外品
頭皮ケアの商品は、見た目が似ていても、区分によって目的や表示できることが違います。選ぶ前に、ここを押さえておくと迷いにくくなります。
| 区分 | 主な目的 | 表示できることの例 | 選ぶ時の考え方 |
|---|---|---|---|
| 化粧品(頭皮用ローション・美容液・ヘアトニック) | 頭皮や毛髪をすこやかに保つ | 頭皮、毛髪にうるおいを与える/フケ、カユミを抑える | うるおいや使い心地のために選ぶ |
| 医薬部外品(育毛剤) | 脱毛の防止・育毛 | 育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、ふけ、養毛など | 抜け毛や薄毛が気になる時に選ぶ |
| 医薬部外品(薬用シャンプー) | 頭皮を清浄にする | ふけ、かゆみを防ぐ/毛髪・頭皮をすこやかに保つ | 毎日の洗髪で使う |
| 医薬品(発毛剤) | 添付文書の効能・効果 | 商品ごとに決められた効能・効果 | 薬剤師の説明を受けて買う |
化粧品については、東京都の講習会資料に「育毛の標ぼうは一切不可」と書かれています。育毛のための物を探しているなら、「医薬部外品」と書かれた育毛剤を選ぶことになります。
区分の違いは、医薬品と医薬部外品の違いで詳しく説明しています。
ヘアトニックと育毛剤は何が違う?
ドラッグストアでは、ヘアトニックと育毛剤が同じ棚に並んでいることもありますよね。名前だけでは区分は分からないので、パッケージの「医薬部外品」の表示を見てみてください。
医薬部外品と書かれていれば、効能・効果として育毛や脱毛の予防などが表示されています。表示がなく化粧品として売られている物は、頭皮をすこやかに保つなど化粧品の効能の範囲で使う物です。
髪の毛を抜けにくくするための育毛剤の選び方
頭皮のケアを整えたうえで、もう一歩進めたい時は、医薬部外品の育毛剤を選んでみましょう。厚生労働省の通知に載っている、医薬部外品の育毛剤の効能・効果の範囲は「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛。」です。
変化の感じ方は人それぞれで、使ったから元に戻ると言い切れる物ではありません。だからこそ、続けやすさと頭皮に合うかで選ぶことが大切なんです。
- 「医薬部外品」の表示があるか
- 有効成分の欄(以前かぶれた成分が書かれていないか)
- 使用上の注意(使わない人、相談する人)
- 1日の回数と1回の量、1本で何日分か
- 液のタイプ(さらっとした液・とろみ・泡・スプレー)
- 香りやひんやり感の有無
頭皮の状態と育毛剤の使い心地
乾燥しやすい頭皮の方は、使った後のつっぱり感やしみる感じがないかを見てみてください。皮脂が多い頭皮の方は、べたつきが残らないか、乾きやすいかが続けやすさにつながります。
頭皮に合うかどうかの詳しい見方は、頭皮に合う育毛剤の選び方にまとめています。
液のタイプで選ぶ時の考え方
育毛剤は、液の形でも使い心地がかなり変わります。どれがいいという決まりはないので、自分の頭皮と生活に合う物を選んでみてください。
| 液のタイプ | 使い心地の傾向 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| さらっとした液 | 広がりやすく乾きやすい | 頭皮全体に付けたい、朝も使いたい |
| とろみのある液 | 液だれしにくい | 分け目や生え際など部分的に付けたい |
| 泡 | その場にとどまりやすい | 液だれが苦手、狙った所に付けたい |
| スプレー | 手早く付けられる | 時間がない朝、広い範囲に付けたい |
皮脂が多い頭皮の方は、べたつきが残りにくい物のほうが続けやすいかもしれません。乾燥しやすい頭皮の方は、付けた後にしみる感じやつっぱり感がないかを確かめてみてください。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る女性・産後・妊娠中の方は
育毛剤は、男性向け・女性向け・男女どちらも使える物に分かれています。女性の方は、女性用か男女兼用の物で、香りや使い心地が合うかを見て選んでみてください。
妊娠中・授乳中・産後の方、持病がある方は、使う前に医師や薬剤師に相談してください。市販の発毛剤(医薬品)には、女性は使えない物や、女性用として別に用意されている物があるので、区分と対象を確かめることが大切です。
価格の見方と定期購入
価格を比べる時は、1本の値段ではなく、内容量と1日の使用量から何日分かを出して、1か月あたりに直してみましょう。定期コースは、最終確認画面で2回目以降の代金や解約の条件まで確かめてから申し込んでください。
定期購入で困ったら、消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターを案内してもらえます。
新しい育毛剤を使い始める時
新しい育毛剤を使い始める時は、シャンプーなどほかの物を同時に替えないようにしましょう。何か合わないことがあった時に、どれが原因か分かりやすくなります。
使用上の注意に沿って使い、赤み・かゆみ・はれなどが出たら使うのをやめて、医師や薬剤師に相談してください。付け方の基本は育毛剤の使い方・正しい塗り方で説明しています。
頭皮ケアと一緒に見直したい毎日のこと
頭皮のケアは、洗い方や保湿だけで決まるわけではありません。毎日の過ごし方も、頭皮の様子に関わってきます。
| 見直したいこと | 頭皮との関わり | できることの例 |
|---|---|---|
| 日差し | 分け目など地肌が見える所に日が当たる | 日差しの強い日は帽子をかぶる |
| 帽子・ヘルメット | 長くかぶると蒸れる | 休憩のたびに脱いで風を通す |
| 寝具 | 汗や皮脂が枕にしみ込む | 枕カバーをこまめに替える |
| 睡眠・食事 | 体全体の調子の土台 | 規則正しい生活を心がける |
日本皮膚科学会は、バランスのとれた食生活や規則正しい生活を送ることも大切だとしています。睡眠や食事の見直しは、生活習慣で抜け毛を減らす方法にまとめました。
髪型やカラー、パーマなど髪そのものへの負担を減らしたい方は、髪の毛が抜けにくい髪型と習慣の記事も参考にしてみてください。
頭皮ケアでよくある失敗と防ぎ方
頭皮のことが気になり始めると、あれこれ試したくなりますよね。よくある失敗を先に知っておくと、遠回りを減らせます。
べたつくからと1日に何度も洗い、かえって頭皮が乾燥してかゆくなる。洗う回数を増やす前に、1回の洗い方とすすぎを見直してみてください。
| やりがちなこと | 困ること | こうすると防げる |
|---|---|---|
| 保湿の物を何種類も重ねる | べたつき、どれが合わないか分からない | 1つずつ足して様子を見る |
| 頭皮用オイルをたっぷり付けたまま寝る | べたつき、寝具の汚れ | 説明書の量と使い方を守る |
| 強い力でマッサージする | 頭皮の傷、赤み | 気持ちいい程度の力で短く |
| 化粧品に育毛を期待する | 期待と違って続かない | 育毛なら医薬部外品の育毛剤を選ぶ |
| かゆみを我慢して使い続ける | かぶれが悪化する | 使うのをやめて相談する |
人のおすすめより自分の頭皮の様子
『あの人によかった物なら自分にも合うはず』と考えてしまうこともありますよね。でも、頭皮の状態は人によって違うので、人にとってよかった物が自分にも合うとは限りません。
口コミや人のすすめは、選ぶきっかけ程度にしておきましょう。最後は、自分の頭皮で使ってみた様子をメモで確かめて決めるのが一番確かです。
1か月は同じケアで様子を見る
頭皮の様子は、1日や2日では変わりにくいものです。ケアを変えたら、少なくとも数週間は同じ形で続けて、メモで比べてみましょう。
例えば、こんなふうに振り返ってみてください。
「お湯をぬるめにしてから、洗った後のつっぱりが気にならなくなった」
「夕方のべたつきは変わらないから、次は帽子の蒸れを見直してみよう」
よくある質問
髪の毛を抜けにくくするには、毎日洗ったほうがいいですか?
毎日にこだわらなくて大丈夫です。頭皮が乾燥しすぎず、脂っぽくもならない頻度で洗うよう、日本皮膚科学会もすすめています。
頭皮の保湿には何を使えばいいですか?
頭皮用のローションや美容液などがあります。化粧品は「頭皮、毛髪にうるおいを与える」などの効能の範囲で使う物で、育毛をうたう物ではありません。
頭皮の皮脂は全部落としたほうがいいですか?
皮脂は頭皮を守る役割もあるので、全部落とそうとしなくて大丈夫です。泡立てて洗い、すすぎを丁寧にすることを意識してみてください。
頭皮マッサージは毎日続けるべきですか?
マッサージで抜け毛がなくなるという公的な説明はありません。気持ちいい程度の力で、続けられる範囲で取り入れてみてください。
頭皮用の化粧品と育毛剤は一緒に使えますか?
一緒に使える商品もありますが、順番や使い方は商品ごとに違います。それぞれの説明書を読み、迷ったらメーカーや薬剤師に確かめてください。
頭皮がかゆい時に育毛剤を使ってもいいですか?
かゆみや赤みが続く時は、育毛剤を始める前に皮膚科で相談すると安心です。使っている途中でかゆみが出た時は、使うのをやめて医師や薬剤師に相談してください。
乾燥肌用のシャンプーに替えれば十分ですか?
シャンプーを替えるのも一つの方法ですが、お湯の温度や洗う回数、乾かし方も一緒に見直してみてください。替える時は1つずつにすると、合うかどうかが分かりやすくなります。
まとめ
- 髪の毛を抜けにくくする方法の土台は、乾燥とべたつきの間の頭皮を保つこと
- 頭皮の様子は、洗った直後・翌朝・夕方に触って確かめる
- 乾燥しやすい頭皮は洗いすぎを減らしてうるおいを補い、皮脂が多い頭皮は洗い方とすすぎを整える
- 頭皮マッサージは気持ちいい程度の力で、無理のない範囲で
- 育毛のための物は医薬部外品の育毛剤。区分・有効成分・使用上の注意を見て選ぶ





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