若いうちからのハゲ対策は?20代までに整えたい習慣の点検表

若いうちからのハゲ対策として睡眠・食事・洗い方・紫外線の習慣を点検する様子を表したアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

『親が薄いから、自分もいつかハゲるのかな』と、鏡を見るたびに気になっていませんか。まだはっきり困っているわけではないのに、何かしておきたい気持ちになりますよね。

結論から言うと、若いうちからのハゲ対策は、特別な方法を探すより、睡眠・食事・洗い方・紫外線の4つの習慣を点検することから始めるのが現実的です。日本皮膚科学会も、これをすれば抜けなくなるという特別な予防法はない、としたうえで生活上の注意を挙げています。

この記事では、20代までに整えておきたい習慣を、自分で丸をつけられる点検表の形で紹介します。

目次

若いうちからのハゲ対策は?先に答え

先に答え
  • 若いうちからのハゲ対策は、毎日の習慣の点検から始める
  • 見直すのは睡眠・食事・洗い方・紫外線の4つ。髪型やカラーの頻度もあわせて見る
  • 点検は月に1回、同じ表で丸をつけて比べる
  • 抜け方が気になる時は、習慣の見直しより先に皮膚科へ

4つの習慣で何を見るのかを、先に一覧にしておきます。全部を一度に変えなくて大丈夫なので、気になる所から読んでみてください。

習慣点検すること目安にしたい公的な考え方
睡眠寝る時間・起きる時間がそろっているか成人は6時間以上を目安に、必要な睡眠時間を確保
食事主食・主菜・副菜がそろっているか食事バランスガイドの5つの料理区分
洗い方洗いすぎ・洗い残しがないか頭皮が乾燥しすぎず、油っぽくならない頻度で
紫外線外にいる時間が長い日に、頭を守っているか帽子や日傘、時間帯をずらす

育毛剤や頭皮ケア用品の基本が気になる方は、育毛剤とはどんな商品かも先に読んでおくと話がつながりやすいですよ。

なぜ「習慣の点検」から始めるの?

若いうちから何かしたいと思うと、つい商品から探したくなりますよね。でも実は、髪の変わり方には個人差が大きいんです。

日本皮膚科学会のQ&Aによると、髪は成長につれて太くなり、小学生の頃にはもう大人とほぼ同じ太さになるそうです。中年期になると、特に男性では髪が細く短く変化することがあり、その程度には個人差があるそうです。

皮膚科学会が挙げる生活上の注意
  • 強く引っぱる髪型や、間をあけずにくり返すカラーリングはできるだけ避ける
  • 自分に合うシャンプーで、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくならない頻度で洗う
  • ビタミンやミネラルが髪の新陳代謝に関係するので、バランスのとれた食事を
  • 無理をせず、適度に休み、規則正しい生活を送る

つまり、若いうちにできることの中心は、毎日の土台を整えることなんですね。点検表にしておくと、「なんとなく気をつけている」から一歩進んで、どこが崩れているかが見えてきます。

点検表の使い方

この記事の表は、当てはまる項目に丸をつけていく形です。丸が少ない所が、次の1か月で見直したい習慣になります。

  1. 月の初めに、各表の項目に丸をつける
  2. 丸が少なかった習慣を1つだけ選ぶ
  3. その習慣の中から、1つだけ行動を決める
  4. 翌月の初めに、もう一度同じ表で丸をつける

一度に全部を変えようとすると、続かないことも多いですよね。1か月に1つずつ、が長続きのコツです。

睡眠の点検表

夜ふかしが続いた次の日、髪のまとまりが悪いと感じたことはありませんか。睡眠と髪を直接結びつけた公的な説明は見当たりませんが、体の調子を整える土台として見直したい習慣です。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人は6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保すること、中学・高校生は8〜10時間を参考にすることが挙げられています。ちょうどいい睡眠の長さは人によって違う、という点も添えられています。

睡眠の点検
  • 休日も、平日とあまり変わらない時間に起きている
  • 寝る直前までスマホを見続ける日が少ない
  • 朝起きたら日の光を浴びている
  • 日中に体を動かす時間がある
  • 夜ふかしが習慣になっていない

丸が少なかった時の見直し方

全部を一度に直さなくて大丈夫です。たとえば「起きる時間だけそろえる」から始めると、寝る時間も少しずつ整ってきます。

丸がつかなかった項目次の1か月でやってみること
起きる時間がずれる休日も平日と近い時間に一度起きる
寝る前のスマホ寝る前の時間はスマホを机に置いて離れる
朝の光起きたらカーテンを開ける
日中の運動通学・通勤でひと駅分歩く日を作る

休む時間も睡眠の一部と考える

学校や仕事、バイトで予定がつまっていると、寝る時間を削りがちですよね。日本皮膚科学会のQ&Aでも、無理をせず適度に休息をとり、規則正しい生活を送ることが大切とされています。

1日の中で、何もしない時間を少しだけ作るのも一つの方法です。たとえばお風呂のあとの10分はスマホを見ずに過ごす、と決めるだけでも、寝る準備がしやすくなりますよ。

食事の点検表

『髪にいい食べ物を食べれば大丈夫でしょ?』と思う方もいますよね。ただ、特定の食べ物で髪が増えるという話ではなく、全体のバランスが大事なんです。

「食事バランスガイド」は、厚生労働省と農林水産省が決めた、1日に何をどれだけ食べるかの目安です。料理を主食・副菜・主菜・牛乳乳製品・果物の5つに分けて考えます。

料理区分主な料理の例点検のしかた
主食ごはん・パン・めん3食のうち抜いている食事がないか
副菜野菜・きのこ・海藻の料理1日に何回か食べているか
主菜肉・魚・卵・大豆の料理毎食どれかが入っているか
牛乳乳製品牛乳・ヨーグルト・チーズ1日のどこかでとっているか
果物みかん・りんごなど間食を果物に置きかえられる日があるか
食事の点検
  • 朝ごはんを食べる日が多い
  • 1日のうちに副菜(野菜の料理)を何回か食べている
  • 主菜が肉か魚にかたよっていない
  • 急に食事の量を減らすダイエットをしていない
  • 甘い飲み物やお菓子で食事を済ませる日が少ない

ダイエット中の人は特に気をつけて

日本皮膚科学会のQ&Aでは、過激なダイエットのあとなどに、毛の抜けかわりが影響を受けて抜け毛が増える「休止期脱毛」という現象も知られている、と書かれています。若い時期は体型が気になってダイエットを始めることも多いですよね。

食事を急に減らすより、量はそのままで中身を見直すほうが、体にも髪にもやさしい方法です。

コンビニや外食が多い日の整え方

一人暮らしや残業続きだと、どうしてもコンビニや外食が多くなりますよね。そんな日も、5つの料理区分を思い出すだけで選び方が変わります。

よくある選び方足りなくなりやすい区分ひと品足すなら
おにぎりだけ主菜・副菜ゆで卵やサラダ
丼もの・ラーメン副菜野菜のおひたしやスープ
パンとコーヒー主菜・牛乳乳製品ヨーグルトやチーズ
お弁当果物間食をみかんやバナナに

全部をそろえる必要はありません。1日のどこかで足りない区分を補えれば十分ですよ。

食事の点検は「1日単位」で見る

毎食きっちりそろえようとすると、それだけで疲れてしまいますよね。朝が軽かった日は夜に副菜を足す、というように、1日の中で帳尻を合わせる考え方で十分です。

点検表に丸をつける時も、「昨日1日でそろっていたか」を思い出すくらいの気軽さで大丈夫ですよ。

洗い方・乾かし方の点検表

毎日のシャンプーは、若いうちから整えやすい習慣です。洗いすぎても、洗い残しがあっても頭皮の負担になりやすいので、やり方を一度見直してみましょう。

頭皮をいたわる洗い方の流れ
  1. シャンプーをつける前に、ぬるま湯だけで髪と頭皮の汚れを流す
  2. シャンプーは手のひらで軽く泡立ててから髪につける
  3. 爪は立てずに、指の腹で頭皮をやさしくもみほぐすように洗う
  4. 生え際や耳の後ろまで、泡が残らないようにすすぐ
  5. タオルでこすらずに水気を吸わせ、ドライヤーは根元から当てる
洗い方の点検
  • 爪を立ててゴシゴシ洗っていない
  • すすぎの時間を、洗う時間より長めにとっている
  • 濡れたまま寝ていない
  • ドライヤーを頭に近づけすぎていない
  • 1日に何度も洗いすぎていない

乾かす時に気をつけたいこと

髪が長い人ほど、乾かすのが面倒になりますよね。でも濡れたまま寝ると、髪どうしがこすれて傷みやすくなります。

ドライヤーは頭から少し離して、同じ所に当て続けないように動かしながら使いましょう。先に根元を乾かしてから毛先へ、の順番にすると、早く乾きやすいですよ。

部活や仕事で汗をかく日は

汗をたくさんかいた日に、そのまま寝てしまうのは気持ち悪いですよね。とはいえ、1日に何度もシャンプーで洗うと、頭皮が乾燥しすぎることもあります。

汗をかいた後はお湯ですすぐだけにして、シャンプーは1日1回にする、という分け方も一つの方法です。シャンプー選びは育毛シャンプーの選び方でもくわしく紹介しています。

紫外線と髪型・カラーの点検

外で過ごす時間が長い人は、頭の日焼けも気にしておきたいところです。紫外線と抜け毛の関係を示した公的な説明は見当たりませんが、頭皮の日焼けを避けるのは一般的な肌のケアとして取り入れやすい習慣です。

気象庁は、外出の時間を朝夕の紫外線の弱い時間帯にずらすことや、帽子や長袖の衣服を着ることが対策として有効だとしています。環境省のマニュアルでも、日陰の利用や日傘・帽子が対策として挙げられています。

場面点検すること取り入れやすい工夫
夏の屋外の部活・スポーツ休憩中に頭が日なたに出たままか日陰で休む・帽子をかぶる
通学・通勤日差しの強い時間に長く歩くか日傘や帽子を使う
毎日きつく結ぶ髪型同じ所を強く引っぱっていないか結ぶ位置や強さを日によって変える
カラーやブリーチ短い間隔でくり返していないか間隔をあけ、かぶれたら使わない
毛染めでかぶれたことがある時

消費者安全調査委員会の報告書では、毛染めによる皮膚の障害の多くはかぶれで、軽い症状だからと続けると突然悪化する場合があるとされています。かぶれたことがある人は使わず、皮膚科に相談してください。

帽子の蒸れが気になる時

『帽子をかぶると蒸れて、かえって頭皮に悪そう』と感じる方もいますよね。そんな時は、日陰に入った時に帽子をとって風を通したり、汗をかいた日は帰ってからすすいだりすれば大丈夫です。

季節が変わる時にも点検を

春から夏にかけては日差しが強くなり、汗をかく日も増えますよね。秋から冬は空気が乾いて、頭皮のかさつきが気になる方もいます。

季節の変わり目の点検では、紫外線の表と洗い方の表を特にていねいに見てみてください。夏は帽子と汗のあとのすすぎ、冬は洗いすぎていないか、というように、見るポイントを季節で変えると点検が続けやすくなりますよ。

点検表を生活に合わせて使うには?

同じ若い人でも、学生と社会人では1日の過ごし方がまったく違いますよね。自分の生活に近い場面を見て、どの習慣から点検するかを決めてみてください。

生活の場面崩れやすい習慣先に点検したい表
部活をしている高校生汗のあとの洗い方・屋外の日差し洗い方・紫外線
受験やテスト前の学生夜ふかし・食事が不規則睡眠・食事
一人暮らしを始めた食事のかたより・朝食ぬき食事
残業の多い社会人寝る時間が遅い・外食が多い睡眠・食事
髪のおしゃれを楽しんでいるカラーの間隔・結ぶ髪型紫外線と髪型・カラー

20歳を過ぎたら飲酒の習慣も

20歳を過ぎると、お酒を飲む機会も増えてきますよね。厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、あらかじめ量を決めて飲む、飲酒の合間に水を飲む、1週間のうち飲まない日を作る、といった配慮が挙げられています。

一度にたくさん飲むことや、眠れないからと飲むことは避けたい飲み方とされています。睡眠の点検表とあわせて見直してみてください。

育毛剤を足すのはどのタイミング?

習慣の点検を続けても気になる時に、育毛剤(医薬部外品)を足す、という順番が無理のない考え方です。医薬部外品の育毛剤には「育毛、薄毛、脱毛の予防」などの効能が表示されていますが、効き方には個人差があります。

発毛剤(医薬品)は成人(20歳以上)が対象で、20歳未満は使いません。選び方の考え方は育毛剤の選び方で紹介しています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

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習慣より先に皮膚科へ行きたい時

次のような時は、点検表を続けるより先に皮膚科で相談してみてください。

  • 丸く抜けている所がある
  • 短い間に、抜け毛が目に見えて増えた
  • 頭皮のかゆみ・赤み・痛みが続いている
  • 髪全体が急に薄くなったように感じる

日本皮膚科学会のQ&Aでも、抜け毛がある時は皮膚科など専門の医療機関を受診して対策を知ることが大切、とされています。「こんなことで行っていいのかな」と迷う方も、気になることを伝えるだけで大丈夫ですよ。

点検が続かない時は?よくある失敗と立て直し方

点検表は、つけ始めの1〜2か月は楽しくても、だんだん忘れてしまいがちですよね。よくある失敗と、その立て直し方をまとめておきます。

よくある失敗起こりやすい理由立て直し方
全部の表を一度に直そうとするやることが多すぎて疲れる1か月に見直す習慣は1つだけにする
毎日抜け毛を数えてしまう数が気になって不安が増える抜け毛は数えず、月1回の点検だけにする
丸が少なくて落ち込む完璧を目指してしまう前の月より1つ増えたらよしとする
点検の日を忘れる日にちを決めていない月の初めの休日など、日を固定する
ネットの情報で毎月やり方を変える新しい方法が気になる3か月は同じ表で続けてみる

1年分を1枚の表にしておく

丸の数を1枚の表にまとめておくと、自分の生活の波が見えてきます。たとえば、こんな形です。

月睡眠食事洗い方紫外線・髪型その月に決めた1つ
1か月目丸2丸3丸4丸2起きる時間をそろえる
2か月目丸4丸3丸4丸2帽子を持ち歩く
3か月目丸4丸4丸4丸3朝ごはんを食べる

『テスト期間は毎回睡眠の丸が減っているな』のように、崩れやすい時期が分かると、前もって備えられますよ。

あわせて、3か月に1回くらい、同じ明るさの場所で分け目や生え際を撮っておくのもおすすめです。見た目の変化を落ち着いて比べられます。

点検を続けるコツ
  • 点検の日を月の初めに固定する
  • 見直す習慣は1か月に1つだけ
  • 丸の数より、続けられたことを大事にする

よくある質問

若いうちからハゲ対策をして意味はありますか?

これをすれば抜けなくなるという特別な予防法はない、と日本皮膚科学会は説明しています。そのうえで、睡眠・食事・洗い方などの生活上の注意を挙げているので、習慣を整えておくことは若いうちからできる対策です。

点検表はどのくらいの間隔でつければいいですか?

月に1回が続けやすい間隔です。同じ表で丸の数を比べると、どの習慣が崩れやすいかが見えてきます。

親が薄毛だと、若いうちから対策しても無駄ですか?

髪の変わり方には個人差があり、親と同じになると決まっているわけではありません。気になる時は習慣を整えつつ、皮膚科で相談してみてください。

毎日シャンプーしても大丈夫ですか?

頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくならない頻度で洗うことが大切とされています。洗いすぎや洗い残しがないかを、洗い方の点検表で見てみましょう。

帽子をかぶるとハゲると聞きました。本当ですか?

帽子でハゲるという公的な説明は見当たりません。蒸れが気になる時は、日陰でとって風を通し、汗をかいた日はすすぐなどの工夫をしてみてください。

10代のうちから育毛剤を使ってもいいですか?

医薬部外品は一律の年齢制限が無いことが多いですが、子どもの使用をすすめていない商品もあります。発毛剤は20歳未満は使いません。使う前に保護者と一緒に説明書を読み、気になる時は皮膚科で相談しましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 若いうちからのハゲ対策は、特別な方法より毎日の習慣の点検から
  • 点検するのは睡眠・食事・洗い方・紫外線。髪型やカラーの頻度もあわせて見る
  • 月に1回、同じ表で丸をつけ、丸が少ない習慣を1つずつ見直す
  • 生活の場面によって崩れやすい習慣は違うので、自分に近い場面から始める
  • 抜け方が気になる時は、習慣の見直しより先に皮膚科へ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

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