40歳で育毛剤を始める前に?健康診断の結果・飲んでいる薬と使用上の注意の確かめ方

テーブルの上の用紙と手帳とラベルの無い箱を指さす手元

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

40歳を迎えて、健康診断の結果を受け取ったタイミングで『そういえば髪も気になるし、育毛剤を始めようかな』と思った方もいるかもしれません。体のことを見直すきっかけが重なる年齢ですよね。

結論から言うと、40歳で育毛剤を始める前にやっておきたいのは、健康診断の結果と飲んでいる薬を手元に置いて、育毛剤の箱の「使用上の注意」と照らし合わせることです。気になる項目があれば、買う前に薬剤師や主治医に聞いておけば安心なんです。

この記事では、その照らし合わせ表と、相談する時の聞き方を紹介します。

目次

40歳で育毛剤を始める前に確かめることは?先に答え

先に結論
  • 40歳だから使える・使えない、という決まりは医薬部外品の育毛剤には多くない
  • 始める前に「健康診断の結果」「飲んでいる薬」「肌の弱さ」の3つを手元にそろえる
  • 箱の「使用上の注意」の欄と照らし合わせ、当てはまる所があれば買う前に相談する
  • 自己判断で飲んでいる薬をやめたり量を変えたりしない

育毛剤の箱や商品ページには、効能や使い方のほかに「使用上の注意」が書かれています。ここには「使わないほうがいい人」「使う前に相談したい人」が書かれていることが多いんです。

40歳は、厚生労働省の特定健診(特定健康診査)の対象になる年齢でもあります。特定健診は40歳から74歳の方を対象に、生活習慣病の予防のために行われる健診です。

つまり、40歳は自分の体の情報がそろいやすい年なんですね。その情報を、育毛剤選びにも使ってみましょう。

手元にそろえる物どこにあるか何に使うか
健康診断の結果職場や自治体から届く結果の用紙医師に言われたことを思い出す
飲んでいる薬の一覧お薬手帳、薬局の説明書薬剤師に見せて相談する
肌のかぶれの経験自分の記憶・メモアレルギーの欄と照らし合わせる
育毛剤の箱・商品ページ店頭・通販使用上の注意を読む

育毛剤そのものの基本は、育毛剤とはどんな商品?で紹介しています。

使用上の注意の欄はどこを読む?

まず、照らし合わせる相手になる「使用上の注意」の読み方から見ておきましょう。書かれ方は商品ごとに違いますが、大きく分けると次のような項目が並びます。

項目よく書かれている内容40歳で照らし合わせたいこと
使わないでください頭皮に傷・湿疹・はれもの等がある時今の頭皮の状態
使用を中止してください赤み・はれ・かゆみ・刺激等が出た時かぶれやすさの経験
相談してください医師の治療を受けている人、などの記載がある商品も通院中の病院・飲んでいる薬
保管・取り扱い子どもの手の届かない所、火気に注意等家族構成・置き場所

例えば、ある医薬部外品の育毛剤では「頭皮に湿疹・皮膚炎・傷等の異常がある時は使わない」「かぶれ・刺激を感じたら中止し皮膚科専門医等へ」と注意しています。アルコールを含むスプレーでは「アルコール過敏症の方は、使用しないでください」と書かれている物もあります。

箱の字が小さくて読みにくい時は

使用上の注意は、箱の側面や裏に小さな字で書かれていることが多いですよね。『こんな小さな字、読む気になれない』という方も多いはずです。

そんな時は、スマートフォンで箱を撮って拡大すると読みやすくなります。店頭なら、薬剤師や登録販売者に「この商品の注意のところを教えてください」と聞いてもかまいません。

通販で買う時は商品ページを探す

通販では箱を手に取れないので、商品ページの「使用上の注意」「ご注意」などの欄を探します。見つからない時は、商品画像の中に書かれていることもあります。

通販ページで探す所
  • 「使用上の注意」「ご使用上の注意」「注意事項」の見出し
  • 商品画像の箱の裏や側面
  • よくある質問のページ
  • どこにも無い時は、販売元の問い合わせ窓口

有効成分の欄もあわせて見る

使用上の注意と一緒に見ておきたいのが、成分の欄です。医薬部外品の育毛剤は「有効成分」と「その他の成分」に分けて書かれることが多く、かぶれた経験のある成分が入っていないかを確かめられます。

例えば、以前に化粧品でかぶれて皮膚科で原因の成分を教えてもらったことがある方は、その成分の名前をメモしておきましょう。成分の名前は商品によって表記が少し違うこともあるので、迷ったら薬剤師に聞いてみてください。

健康診断・服薬と使用上の注意の照らし合わせ表

ここが大事なところです。健康診断の結果や飲んでいる薬を、使用上の注意のどの欄と照らし合わせればいいかを表にしました。

結果の数字の意味や病気かどうかを自分で判断する表ではありません。「どこを見て、誰に聞くか」を決めるための表として使ってください。

自分の状況箱で見る欄相談する相手
健康診断で再検査や受診をすすめられた「相談してください」の欄結果を見た医師・主治医
毎日飲んでいる薬がある「相談してください」の欄、医薬品なら飲み合わせの記載薬をもらっている薬局の薬剤師
皮膚科で頭皮に塗る薬をもらっている「使わないでください」「相談してください」の欄処方した皮膚科の医師
化粧品や湿布でかぶれたことがあるアレルギー・中止の欄、成分の欄薬剤師・皮膚科
お酒を飲むと赤くなりやすい、アルコールで肌が赤くなるアルコールについての記載、成分の欄薬剤師
特に何も言われていない・薬もない全体を一度読む気になる所があれば薬剤師

健診の結果を読む時に気をつけたいこと

健診の結果には、数字や「要再検査」などの判定が並びますよね。この記事では、その数字が何を意味するかは扱いません。

大事なのは、医師から何か言われた項目があるかどうかを思い出すことです。言われたことがあれば、それをメモにして薬剤師や主治医に見せてください。

医薬品の発毛剤は確かめる項目が多い

医薬品の発毛剤(ミノキシジル配合の第1類医薬品)は、使用上の注意がとても細かく書かれています。例えば、ある製品の「相談すること」には、血圧が高い人・低い人(血圧に影響を及ぼす可能性が考えられるため)、心臓や腎臓に障害のある人、むくみのある人、65歳以上の人などが並んでいます。

健康診断で血圧のことを言われた方は、ここに当てはまるかもしれません。発毛剤を考える時は、購入時に薬剤師の説明を受け、健診の結果や飲んでいる薬を伝えてください。

自分で薬をやめない

育毛剤や発毛剤を使いたいからといって、今飲んでいる薬を自己判断でやめたり、量を変えたりするのはやめましょう。まず処方した医師や薬剤師に相談してください。

発毛剤と育毛剤の違いは、発毛剤と育毛剤の違いで紹介しています。

医薬部外品でも「相談」の欄は読む

法律では、医薬部外品は人の体への作用がおだやかな物と定められています。だからといって、使用上の注意を読まなくていいわけではありません。

実は、医薬部外品でも「医師の治療を受けている人は相談を」といった記載がある商品もあります。区分にかかわらず、箱の注意は一度通して読んでおきましょう。

お薬手帳を使った相談の仕方

飲んでいる薬を正確に伝えるのに便利なのが、お薬手帳です。厚生労働省は、電子版のお薬手帳について、薬の服用歴のほかに血圧などの健康情報も記録でき、医師・薬剤師に共有するツールとして使えると紹介しています。

『薬の名前なんて覚えていない』という方も、お薬手帳があれば見せるだけで済むんです。

薬局での相談の流れ
  1. お薬手帳と健康診断の結果の用紙を用意する
  2. 気になっている育毛剤の箱か、商品ページの画面を見せる
  3. 「この育毛剤を使いたいのですが、今の薬と一緒に使っても大丈夫ですか」と聞く
  4. 言われたことを手帳やメモに書いておく

聞き方の例

薬局で話しかける時は、短く伝えれば大丈夫です。例えば、こんな会話になります。

「すみません、この育毛剤を使ってみたいんですが、毎日飲んでいる薬があって。使っても問題ないか見てもらえますか」
「お薬手帳はお持ちですか。箱の注意も一緒に確認してみますね」

一般用医薬品を売るお店では、相談があれば薬剤師や登録販売者が必要な情報を伝えることになっています。遠慮せずに聞いてみてください。

市販薬や健康食品も伝える

飲んでいる物は、病院の薬だけとは限りませんよね。ドラッグストアで買った市販薬や、毎日飲んでいる健康食品も、お薬手帳に書いておくと相談しやすくなります。

伝えたい物書き方の例
病院でもらっている薬お薬手帳のシールのとおり
市販の薬商品名と、飲んでいる頻度
健康食品・サプリメント商品名と、飲み始めた時期
塗り薬・湿布どこに塗っているか

40歳の体の変化と頭皮のケア

日本皮膚科学会の一般向けの解説によると、中年期には、とくに男性で髪が細く短く変わってくることがあります。どのくらい変わるかは人それぞれだそうです。女性も含め、髪の変化を感じ始める人がいる年代です。

ただ、年代だけで抜け毛の原因を決めることはできません。体の調子や生活の変化も関わるので、気になる時は皮膚科で相談してみてください。

気になること毎日のケアで見直すこと相談したい時
頭皮のかゆみ・ふけ洗う頻度、すすぎ残しかゆみや赤みが続く時は皮膚科
頭皮のべたつき洗い方、乾かし方急に変わった時は皮膚科
髪のボリューム分け目を変える、乾かす向き急に抜け毛が増えた時は皮膚科
生活リズムの乱れ睡眠の時間、食事の時間健康診断の結果とあわせて医師に

日本皮膚科学会は、髪が抜けなくなる特別な予防法はないとしたうえで、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくならない頻度で洗うこと、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を挙げています。健康診断で生活のことを言われた方は、頭皮のためにも同じ見直しが役立ちますね。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

照らし合わせたあとの商品の選び方

使用上の注意を確かめて「使っても大丈夫」と分かったら、次は商品選びです。40歳で始める時は、区分を見てから、続けやすさで絞り込むと迷いにくくなります。

選ぶ順番見るところ40歳で気にしたいこと
1. 区分箱の「医薬部外品」「第1類医薬品」などの文字医薬品なら薬剤師から説明を受けて買う
2. 有効成分医薬部外品の有効成分の欄かぶれた経験のある成分が無いか
3. その他の成分エタノール・メントール・香料などアルコールや冷感が苦手でないか
4. 使い方1日の回数、1回の量仕事の時間に合わせられるか
5. 買い方店頭か通販か、定期の条件解約の連絡期限を確かめる

成分の欄の読み方は、育毛剤の成分表示の読み方でくわしく紹介しています。

最初は少しずつ試す

肌が弱い方や、かぶれたことがある方は、最初から頭全体に付けず、少しずつ様子を見るのも一つの方法です。パッチテストをすすめているメーカーもあるので、商品の案内を確かめてみてください。

40歳の女性が照らし合わせる時

女性の場合は、照らし合わせる項目に「妊娠中・授乳中かどうか」も加えておきましょう。医薬品の発毛剤の中には、妊娠中や授乳中の人は使用しないとしている製品があります。

医薬部外品でも、妊娠中・授乳中は医師や薬剤師に相談してから使うよう案内している商品があります。婦人科に通っている方は、そこで聞いてみるのも一つの方法です。

使い始めてから体調が気になった時

使い始めたあとに、頭皮の赤み・かゆみ・かぶれなどが出たら、使用をやめて医師や薬剤師に相談しましょう。その時に、使った商品の箱と、お薬手帳を持っていくと話が早く進みます。

相談の時に持っていく物
  • 使った育毛剤の箱か、商品ページの画面
  • お薬手帳
  • いつから使い、いつ症状が出たかのメモ
  • 症状が出た時の写真があればそれも

医薬品の発毛剤を使っていて症状が出た時は、添付文書に従って使用を中止し、説明書を持って医師や薬剤師に相談してください。副作用が出た時の考え方は、育毛剤の副作用と相談先で紹介しています。

次の健康診断でも伝える

育毛剤を使い始めたら、次の健康診断の問診で「頭皮に育毛剤を使っている」と伝えてもかまいません。体のことを相談する医師に、使っている物を知ってもらえると安心ですよね。

タイミング伝える相手伝えること
次の健康診断問診の医師使い始めた育毛剤の名前
薬局で薬を受け取る時薬剤師お薬手帳に書いた育毛剤
皮膚科を受診する時皮膚科の医師使っている期間と頭皮の様子

照らし合わせでよくあるつまずき

照らし合わせは慣れないと、どこかで手が止まってしまうこともあります。よくあるつまずきと、その防ぎ方を並べておきますね。

手が止まる場面なぜそうなるかこうすれば進む
健診の結果をなくしてしまった用紙を捨ててしまった職場や自治体の窓口で控えの有無を聞く
注意の欄を読んでも意味が分からない言葉がかたい箱を持って薬剤師に聞く
「たぶん大丈夫」で買ってしまう相談するのが面倒薬を受け取るついでに聞く
家族の育毛剤を借りて使う手元にあって手軽自分の体で照らし合わせてから使う
通販で注意を読まずに注文する商品ページが長い注文前に「注意」の欄だけ先に探す

「面倒だから」を減らす工夫

『わざわざ薬局に行くのは面倒』と感じる方もいますよね。そんな時は、いつも薬をもらう薬局で、薬を受け取るついでに聞くのがいちばん手軽です。

育毛剤の箱をスマートフォンで撮っておけば、店に持っていかなくても画面で見せられます。ちょっとした工夫で、相談のハードルはぐっと下がりますよ。

家族の分も一緒に確かめる

同じ家に育毛剤を使う家族がいるなら、その人の分の照らし合わせも一緒にしておくと安心です。同じ商品でも、使う人の体の状態によって、注意の欄で当てはまる所が違うからです。

よくある質問

40歳で育毛剤を始めるのは遅いですか?

遅いという決まりはありません。医薬部外品の育毛剤は年齢の決まりが書かれていない商品が多いので、今の頭皮の状態と、使用上の注意に当てはまる所がないかで考えてみてください。

健康診断で引っかかった項目があります。育毛剤は使えませんか?

項目によって違うので、自分で判断せず、結果を見た医師や薬剤師に箱の使用上の注意を見せて相談してください。使える・使えないを決めるのは、この記事ではなく専門家です。

毎日飲んでいる薬があります。育毛剤と一緒に使っても大丈夫ですか?

薬をもらっている薬局の薬剤師に、お薬手帳と育毛剤の箱を見せて聞くのがいちばん確かです。薬を自己判断でやめたり量を変えたりしないでください。

医薬部外品なら、注意を読まなくてもいいですか?

医薬部外品でも、使わないでほしい場合や中止してほしい場合が箱に書かれています。区分にかかわらず、使い始める前に一度読んでおきましょう。

40歳の女性が育毛剤を使う時に気をつけることは?

商品の対象に女性用・男性用の表示があるかを確かめてください。妊娠中・授乳中の方や通院中の方は、使い始める前に医師や薬剤師に相談しましょう。

お薬手帳を持っていない時はどうすればいいですか?

薬の説明書や薬の袋を持っていけば、薬剤師が確認しやすくなります。次に薬局へ行った時に、お薬手帳を作ってもらうのもおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • 40歳は特定健診の対象になる年齢で、体の情報がそろいやすい
  • 健康診断の結果・飲んでいる薬・肌の弱さを、箱の使用上の注意と照らし合わせる
  • 当てはまる所があれば、買う前に薬剤師や主治医に相談する
  • お薬手帳と箱を見せれば、相談は短く済む
  • 薬を自己判断でやめない・量を変えない
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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