発毛のまとめ記事を読む時は?PR表記・更新日・出典の確かめ方

ノートパソコンの横の虫めがねと紙の束、ラベルの無いボトルのイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

「発毛」で調べると、いろいろな情報をひとまとめにした記事やまとめサイトがたくさん出てきますよね。一気に読めて便利な反面、『どこまで信じていいの?』と迷った方も多いはずです。

結論から言うと、発毛のまとめ記事は「PR表記」「更新日」「出典」「広告かどうか」の4つを見てから読めば、振り回されにくくなります。

この記事では、その4つの確かめ方と、読んだ後に自分で事実を確かめる手順を紹介します。

目次

発毛のまとめ記事を読む時は?先に答え

先に結論
  • まず「PR」「広告」などの表示があるかを見る
  • 次に、いつ書かれた・直された記事かを見る
  • 書かれている事実に、出典(どこの情報か)が付いているかを見る
  • 「発毛」という言葉が、どの区分の商品に使われているかを見る
  • 気になった事実は、メーカー公式・添付文書・公的機関で確かめ直す

4つのポイントを、どこを見ればいいかと合わせて表にしておきます。

見るポイント記事のどこを見る?分かること
PR表記タイトルの近く・本文の冒頭・商品紹介の近く事業者の広告かどうか
更新日タイトルの下・記事の最後情報がいつ時点のものか
出典本文の事実の近く・記事の最後その事実がどこから来たか
区分と言葉商品の紹介文・商品名の横医薬品か医薬部外品か化粧品か

この4つを見る習慣が付くと、どんなまとめ記事でも落ち着いて読めるようになりますよ。

まとめ記事・まとめサイトにはどんな種類がある?

ひと口に「まとめ」と言っても、作っている人も目的もさまざまです。種類によって、気をつけて読む所が変わってきます。

まとめの種類主な作り手気をつけて読む所
掲示板やSNSの書き込みのまとめ個人・まとめサイトの運営者書き込みの日付・発言の真偽が分からない
商品をいくつも紹介するまとめ記事メディア・個人のブログPR表記・紹介の基準・更新日
メーカーが運営するコラム商品の販売会社自社商品の説明として読む
公的機関の解説ページ厚生労働省・消費者庁・学会など一般向けの説明。商品の紹介はない

『どれも同じように見える』という方は、記事の一番下にある運営者情報や会社概要を見てみてください。誰が作っているかが分かると、読み方が決めやすくなります。

掲示板やSNSのまとめは「転載」だと考える

書き込みのまとめは、元の書き込みを選んで並べ直したものです。どの書き込みを選ぶかは、まとめた人の考えで決まりますよね。

元の書き込みの日付が消えていたり、前後のやり取りが省かれていたりすることもあります。発言した人がどんな条件だったかも分からないので、まとめの中の体験談は「そういう人もいた」くらいに受け止めておきましょう。

メーカーのコラムは「販売会社の説明」として読む

育毛剤のメーカーが運営するコラムには、使い方や区分の説明など役に立つ情報も多くあります。ただ、自社商品を売る会社が書いていることは、頭に置いておきましょう。

例えばチャップアップの公式サイトのコラムには、市販の育毛剤を2種類併用するのは基本的におすすめしない、という説明があります。こうした内容は「その会社の説明」として受け止め、自分に当てはまるかは薬剤師などに相談するのが安心です。

PR表記はどこを見ればいい?

まとめ記事を読む時、最初に確かめたいのがPR表記です。実は、ここには法律の決まりがあるんです。

令和5年10月1日から、広告であることが一般消費者に分からない表示は、景品表示法の不当表示として規制されています。消費者庁によると、SNSやレビューの投稿を含むインターネット上の表示だけでなく、テレビ・新聞・雑誌なども対象です。

PR表記で見ること
  • 「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」などの表示があるか
  • 「〇〇社から商品の提供を受けて書いています」のような説明があるか
  • 表示の文字が小さすぎたり、色が薄すぎたりしないか
  • 記事の冒頭だけでなく、商品紹介の近くにも表示があるか
  • SNSなら、投稿の本文ではなく返信(ツリー)にだけ書かれていないか

消費者庁のQ&Aでは、アフィリエイト広告について、サイトの冒頭に書くだけでは足りず、表示の内容全体から事業者の表示だと分かることが必要だとしています。

規制されるのは誰?

消費者庁の説明では、規制の対象になるのは商品やサービスを供給する事業者(広告主)です。事業者からインフルエンサーなどに依頼・指示した投稿も、広告に含まれます。

つまり、PR表記があることは「悪い記事」という意味ではありません。広告だと分かったうえで、紹介の中身を自分で確かめればいいんです。

PR表記の状態読み方
はっきり表示されている広告として読み、事実は公式で確かめる
表示はあるが見つけにくい広告の可能性が高いものとして読む
表示が見当たらない広告かどうか分からないものとして読む

動画のまとめは、途中から見ても分かるか

最近は、育毛剤や発毛剤の情報を短い動画でまとめたものも多いですよね。動画は途中から見始めることも多いので、表示を見逃しやすいんです。

消費者庁のQ&Aでは、動画の冒頭に「広告」と書くだけでは見逃すおそれがあり、画面上に常に表示するなど、動画全体を通して分かるようにすることが望ましいとしています。

『いつの間にか商品の紹介が始まっていた』と感じたら、説明欄や画面の端にPRの表示がないかを見てみてください。

更新日はどこを見ればいい?

発毛のまとめ記事は、何年も前に書かれたまま残っていることがあります。更新日を見ずに読むと、今はもう売られていない商品の話を信じてしまうことも。

更新日で見ること
  • 「公開日」と「更新日」の両方があるか
  • 更新日が新しくても、中身の商品名や制度が古くないか
  • 「最新」「今年の」と書かれているのに、日付が書かれていないか
  • 記事の中に、いつ時点の情報かの説明があるか

更新日だけが新しく、中身が古いままの記事もあります。日付と中身の両方を見ることが大事なんです。

中身が古いかどうかのヒント

例えば、次のような話が出てきたら、古い時期の情報が混ざっている可能性があります。

記事の中の話今の状況
「発毛剤はネットでは買えない」平成26年施行の改正で、一般用医薬品はルールの下でネット販売できるようになった
定期購入の申し込み画面の話がない令和4年6月から、最終確認画面に定期の条件などを表示する決まりがある
個人輸入の手続きを「薬監証明」と書いている令和2年9月から輸入確認証に変わった
女性用の発毛剤の話が古い製品だけ2026年9月に女性用の新しい第1類医薬品が全国発売されている

商品のパッケージや中身は改良されることがあります。気になる商品は、メーカー公式の今の情報も見ておきましょう。

出典はどう確かめればいい?

まとめ記事の事実が正しいかを見分けるには、出典をたどるのがいちばんです。『出典まで見るのは面倒』と思うかもしれませんが、気になった所だけで大丈夫ですよ。

出典をたどる手順
  1. 気になった事実の近くに、出典(どこの情報か)が書かれているかを見る
  2. 出典のリンク先が、メーカー公式・添付文書・公的機関などの元の情報かを確かめる
  3. 別のまとめ記事やブログが出典になっている時は、さらにその元をたどる
  4. 元の情報に、まとめ記事と同じことが書かれているかを読み比べる
  5. 元の情報が見つからない事実は、ひとまず保留にする

発毛まわりの事実で、元の情報がある場所の目安をまとめました。

知りたい事実元の情報がある場所
商品の区分・成分・使い方メーカー公式サイト・箱の表示
発毛剤の使えない人・注意添付文書(PMDAのサイトで探せる)
区分の決まり・表示できる効能厚生労働省の通知・医薬品医療機器等法
定期購入・広告のルール消費者庁・国民生活センター
抜け毛の一般的な知識日本皮膚科学会の一般向けQ&A

元の情報と見比べて、言い方が強くなっていたり、条件が抜けていたりしたら要注意です。

出典があっても、条件の抜け落ちに注意

出典が付いていても、元の情報の一部だけが切り取られていることがあります。例えば発毛剤の添付文書には、使える人の年齢や性別、使えない人の条件がセットで書かれています。

まとめ記事に「効能」だけが引用されていて、使えない人の条件が抜けていたら、元の添付文書を開いて続きまで読んでみてください。条件まで読んで、はじめて自分に当てはまるかが分かるんです。

広告と記事を見分けるには?「発毛」という言葉に注目

まとめ記事では、「発毛」という言葉がいろいろな商品に使われていますよね。ここが、広告の言い過ぎを見分けるヒントになります。

厚生労働省の通知では、医薬部外品の育毛剤(養毛剤)が表示できる効能の範囲は「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」とされています。一方、「発毛」を効能として表示しているのは、壮年性脱毛症の発毛剤(第1類医薬品)です。

区分どおりの言い方
  • 発毛剤(第1類医薬品)の効能を「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防」と書く
  • 医薬部外品の育毛剤の効能を「発毛促進」「育毛」などの範囲で書く
  • 化粧品は「頭皮、毛髪をすこやかに保つ」などの範囲で書く
区分を超えた言い方
  • 医薬部外品の育毛剤を「発毛する」と言い切る
  • 化粧品なのに育毛をうたう
  • 「誰でも」「すぐに」と効き目を保証する

東京都の資料でも、化粧品では育毛を標ぼうすることは一切できないとされています。まとめ記事の言い方が区分の範囲を超えていたら、一歩引いて読みましょう。

「専門家がすすめる」と書かれていたら

厚生労働省の医薬品等適正広告基準では、医薬関係者が推せんしているという広告は、たとえ事実でも不適当とされています。また、医薬品の広告で体験談を使うことも、使用感の説明などの例外を除いて控えるよう定められています。

まとめ記事に「医師もすすめる」「使った人の声」が大きく出ていても、それだけで選ばないことが大事です。区分と効能の表示を、自分の目で確かめてください。

3つの区分の違いは医薬品・医薬部外品・化粧品の違いで確かめられます。

まとめ記事で起きやすい失敗と、その防ぎ方

『まとめ記事を読んで選んだのに、思っていたのと違った』ということもありますよね。よくある失敗を先に知っておけば、防ぎやすくなります。

よくある失敗防ぎ方
医薬部外品の育毛剤を、発毛剤と同じ物だと思って買った箱の区分表示(医薬部外品・第1類医薬品)を見る
古い記事の商品名で探して、名前の似た別の物を買った販売名とメーカー名をそろえて確かめる
「お試し」のつもりが定期購入だった最終確認画面で、2回目以降の代金と解約条件を見る
体験談を信じて、回数や量を増やした添付文書・箱の使い方どおりに使う
海外の製品の紹介を見て取り寄せた国内の承認品かをPMDAで確かめる。個人輸入は控える
定期購入はとくに注意

国民生活センターは、育毛剤で「定期縛りなし」の広告を見て注文したら、2回目の商品が届いて代金を請求された相談事例を紹介しています。申し込みの前に最終確認画面を見て、スクリーンショットを保存しておきましょう。

もし契約で困ったら、消費者ホットライン「188」を思い出してください。定期の解約については定期購入の解約の確かめ方も読んでみてください。

まとめ記事を読んだ後に、自分で確かめる手順

まとめ記事は、選ぶための入り口としては便利です。読んだ後に、次の順で事実を確かめてみてください。

読んだ後の確かめ方
  1. 気になった商品の販売名とメーカー名をメモする
  2. メーカー公式サイトで、区分・有効成分・使い方を確かめる
  3. 発毛剤(医薬品)なら、PMDAで添付文書を探して使えない人の条件を読む
  4. 価格や定期の条件は、公式の価格ページと最終確認画面で確かめる
  5. 自分に合うか迷う所は、薬剤師に相談する

例えば薬局では、こんなふうに聞くとスムーズです。

「まとめ記事で見た商品なんですが、これは医薬品ですか、医薬部外品ですか?」

「この商品を、今使っている育毛剤と一緒に使っても大丈夫ですか?」

第1類医薬品の発毛剤は、買う時に薬剤師が書面で説明してくれます。まとめ記事の評判で決めるより、自分の年齢や体調を伝えて相談するほうが確かですよ。

自分用の確認メモを作っておく

まとめ記事で気になった商品が2つ3つあるなら、次のような表に書き出して見比べると、記事の言葉に引っぱられにくくなります。

確かめる項目確かめる場所
区分(医薬品・医薬部外品・化粧品)箱の表示・メーカー公式
有効成分の名前箱の表示・添付文書
使えない人・相談が必要な人添付文書・使用上の注意
1日の回数・1回の量箱の使い方・添付文書
定期の条件と解約の方法最終確認画面・公式のよくある質問
問い合わせ先メーカー公式・箱の表示

表の中に金額を書く時は、内容量と1日の使用量から1か月あたりに直して比べると分かりやすいですよ。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

育毛剤と発毛剤の違いをもう一度見ておきたい方は、育毛剤と発毛剤の違いをどうぞ。

よくある質問

PR表記がある発毛のまとめ記事は、読まないほうがいいですか?

そんなことはありません。広告だと分かったうえで読み、気になった事実をメーカー公式や添付文書で確かめれば、選ぶ時の参考になります。

PR表記が見当たらない記事は、広告ではないのですか?

そうとは言い切れません。表示が見つけにくい場所にあることもあります。広告かどうか分からないものとして読み、事実は元の情報で確かめましょう。

更新日が新しければ、中身も新しいと考えていいですか?

日付だけでは分かりません。商品名や販売のルールの話が今と合っているかも見てください。古い制度の話が残っていることがあります。

まとめ記事で「発毛する育毛剤」と書かれていました。

医薬部外品の育毛剤が表示できる効能は「発毛促進」「育毛」などの範囲です。「発毛」を効能として表示しているのは発毛剤(第1類医薬品)なので、箱の区分表示を確かめてください。

出典が書かれていない事実は、どうすればいいですか?

ひとまず保留にして、メーカー公式・添付文書・公的機関で同じことが書かれているかを探しましょう。見つからなければ、メーカーの窓口や薬剤師に聞いてみてください。

まとめ記事を見て不安になった時は、どこに相談できますか?

商品や使い方は薬剤師に、抜け毛そのものは皮膚科に、定期購入などの契約は消費者ホットライン188に相談できます。

まとめ

この記事の要点
  • 発毛のまとめ記事は、PR表記・更新日・出典・区分の4つを見てから読む
  • 広告であることを隠す表示は、令和5年10月から景品表示法で規制されている
  • 更新日だけでなく、中身の商品名や制度が今と合っているかも見る
  • 「発毛」を効能として表示しているのは発毛剤(第1類医薬品)。医薬部外品は「発毛促進」などの範囲
  • 読んだ後は、メーカー公式・添付文書・公的機関で事実を確かめ、迷ったら薬剤師へ

育毛剤の基本から知りたい方は、育毛剤とはどんな商品かから読んでみてください。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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