20代で抜け毛がひどい時の対策は?美容師に言われた時の確かめ方

20代で抜け毛がひどい時の確かめ方と対策を紹介するアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

美容院でカラーをしてもらっている時に、「最近、抜け毛が多くないですか?」と言われてドキッとした。20代でそんな経験をすると、急に不安になりますよね。

結論から言うと、20代の抜け毛対策は、まず「本当に増えているのか」を1か月ほど同じ条件で記録して確かめることから始めるのがおすすめです。そのうえで、生活と頭皮のケアを見直し、気になるサインがあれば皮膚科に相談します。育毛剤を使うのは、その流れの中で決めても遅くありません。

この記事を読むと、美容師の一言をどう受け止めればいいかと、自分で確かめる具体的な方法が分かります。

目次

20代で抜け毛がひどい時の対策は?先に結論

先に結論
  • 美容師の指摘は「気づくきっかけ」で、診断ではない
  • 抜け毛がひどいかどうかは、1か月の記録で自分の「いつも」と比べて判断する
  • 生活の変化(就職・引っ越し・忙しさ)と頭皮のケアをまず見直す
  • 円形の抜け方・急な増加・頭皮の赤みやかゆみに気づいたら皮膚科へ

20代の抜け毛対策で避けたいのは、不安なまま商品をいくつも買い足してしまうことなんです。順番を決めておけば、やることはそれほど多くありません。

段階やること目安の期間
1美容師に指摘された内容を具体的に聞く当日
2抜け毛と頭皮の様子を記録する1か月
3生活と洗い方を見直す記録と同時に
4記録を見て、育毛剤を使うか・相談するかを決める1か月後

育毛剤がどんな商品か、まだよく知らない方は育毛剤とはどんな商品かの記事を先に読んでおくと、後半の話が分かりやすくなります。

美容師に抜け毛を指摘されたのはどういう意味?

美容師さんは、シャンプー台やカラーの時に、たくさんの人の頭皮と髪を間近で見ています。だから、ふだんとの違いや、抜けた毛の多さに気づきやすい立場なんですよね。

ただ、美容師は髪を整えたり染めたりする仕事で、抜け毛の原因を診断する立場ではありません。指摘は「気にしてみては」というサインとして受け取り、中身を具体的に聞いておきましょう。

その場で聞き返しておきたいこと

『何がどう多かったんだろう』と、帰ってからモヤモヤするのはつらいですよね。その場で、例えばこんなふうに聞いてみてください。

「カラーの時に抜けた毛が多かったということですか?それとも地肌が見える感じが前と違いますか?」

「シャンプーの時に何本か抜けていて、ほかのお客さんより少し多めかなと思ったんです。地肌は特に気にならないですよ」

美容師に聞くこと答えから分かること
どの場面で気づいたかシャンプー・カラー・ブローのどこで抜けたか
どのあたりが気になったか頭頂部・生え際・全体のどこか
前回と比べてどうか一時的なことか、続いていることか
頭皮の赤みやふけはあったか皮膚科で相談した方がいいサインか

カラーやシャンプーの時は、もともと抜ける時期の毛が指や水の流れでまとめて落ちやすい場面です。何本か抜けたこと自体は、それだけで異常とは言えません。

次に美容院へ行く時に頼んでおきたいこと

指摘してくれた美容師さんは、相談相手としても心強い存在です。次の来店では、頭皮への負担を減らす相談もしてみましょう。

頼めること伝え方の例
カラーの頻度の相談「根元が気になる間隔をもう少しあけたいです」
頭皮に薬剤がつきにくい塗り方「地肌にはなるべくつけないでほしいです」
髪型での見え方の工夫「分け目を変えると地肌が目立ちにくいですか」
前回との比べ方「前回と比べて抜ける量はどうでしたか」

ヘアカラーで使う酸化染毛剤は医薬部外品で、かぶれを起こすことがあると消費者安全調査委員会の報告書にも書かれています。説明書に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)の案内がある製品は、その手順に従いましょう。

「抜け毛がひどい」かどうかを自分で確かめるセルフチェック

日本皮膚科学会は、1日に抜ける毛の量は個人差や季節差もありますが、おおよそ1日100本程度までといわれていると説明しています。毛は伸びる時期・止まる時期・休む時期をくり返していて、休む時期の毛が自然に抜けていきます。

とはいえ、毎日100本を数えるのは現実的ではありませんよね。数より「自分のいつもと比べてどうか」を見る方が役に立ちます。

抜け毛のセルフチェック
  • 枕やシーツに落ちている毛が、以前より目立つ
  • 排水口にたまる毛が、ここ数週間で増えた気がする
  • 車の座席や机の上で、自分の髪をよく見かける
  • 手ぐしを通すと、毎回何本か指に絡む
  • 分け目やつむじの地肌が、写真で見ると広くなった
  • 頭皮に赤み・ふけ・かゆみがある

チェックが多くついても、それだけで何かが決まるわけではありません。どれが当てはまったかを、次の記録表の最初の行に書き残しておきましょう。

抜け毛と切れ毛は長さで見当をつける

落ちている毛の中には、根元から抜けた毛だけでなく、途中で切れた毛も混ざっています。自分の髪の長さに近い毛か、短い切れ端かを見るだけでも、記録の手がかりになります。

ただ、見た目だけで原因まで決めることはできません。切れ端のような毛が多い時は、ドライヤーやヘアアイロンの使い方を美容師さんに相談してみてください。

場所ごとの見え方の違い

抜け毛に気づく場所見え方の特徴記録する時のコツ
枕・シーツ寝返りで集まって多く見えやすい同じ枕カバーで毎朝見る
排水口数日分がたまると多く見える毎回取り除いて1回分を見る
車の座席・机長い髪ほど目につきやすい掃除した日からの数日で見る
ブラシ絡まりで抜けた毛と切れた毛が混ざる長さが自分の髪に近いかを見る

1か月の記録表を付けてみよう

ここが大事なところです。不安が強い時ほど、記録が冷静な判断の助けになります。

週に1回、同じ曜日・同じ時間・同じ照明で、分け目と頭頂部の写真を撮っておきましょう。毎日の抜け毛は、多い・ふつう・少ないの3段階で書くだけで十分です。

週抜け毛の感じ(多・普・少)頭皮の様子生活のメモ写真
1週目多い日が3日少しかゆい残業続き・寝不足撮影済み
2週目ふつうが中心かゆみ減った早めに寝た日が増えた撮影済み
3週目ふつう変化なし飲み会が2回撮影済み
4週目ふつう・少ない変化なし生活がほぼ落ち着いた撮影済み

表の中身はあくまで書き方の例です。自分の記録で「多い日がずっと続くか」「頭皮の様子と関係していそうか」を見てみてください。

美容師に抜け毛指摘された日をメモに残す

記録の最初には、美容師に抜け毛指摘された日と、言われた内容を書いておきましょう。次に美容院へ行った時に「前回と比べてどうですか」と聞けば、第三者の目で比べてもらえます。

皮膚科で相談する時も、「いつから」「誰に何を言われたか」「1か月の記録」がそろっていると、話がスムーズに進みます。

1か月たったら、こう見返す

4週分がそろったら、1週目と4週目の写真を並べてみましょう。照明や髪の濡れ具合が同じなら、見え方の差がつかみやすくなります。

記録から分かったこと次にすること
多い日は寝不足や忙しい週に集中していた生活の見直しを続け、もう1か月記録する
抜け毛はふつうに戻り、写真も変わらない記録の頻度を月1回に減らして見守る
多い状態がずっと続いている記録を持って皮膚科に相談する
頭皮のかゆみや赤みが続いている育毛剤を始める前に皮膚科で見てもらう

社会人になってから増えた?20代の生活で見直したいこと

『社会人になってから毛量が減った気がする』という声は、20代の相談でよく見かけます。生活が大きく変わる時期なので、髪だけでなく体全体の調子を見直すきっかけにしてみましょう。

抜け毛を防ぐ特別な方法はないというのが、日本皮膚科学会の説明です。そのうえで、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を心がけることを挙げています。

20代に多い生活の変化見直したいこと
就職・転職で生活リズムが変わった寝る時間と起きる時間をそろえる
残業や夜更かしが増えた成人は6時間以上を目安に睡眠時間を確保する
外食やコンビニが中心になった主食・主菜・副菜がそろう日を増やす
飲み会が増えた飲む量を先に決め、休肝日をつくる
整髪料を毎日使うようになった夜のうちにしっかり洗い流す

睡眠の目安は、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」で成人は6時間以上とされています。飲酒については、同じく厚生労働省のガイドラインで、あらかじめ量を決めて飲む、飲まない日を設けるといった工夫が紹介されています。

洗い方と乾かし方も一度見直す

頭皮が乾燥しすぎたり、油っぽくなりすぎたりしない頻度で洗うことも、日本皮膚科学会が挙げている注意です。指の腹で頭皮を洗い、すすぎ残しがないようにしましょう。

洗った後は、タオルで押さえるように水気を取ってから、ドライヤーで根元から乾かします。濡れたまま寝てしまう習慣がある方は、まずそこから変えてみてください。

20代の女性が見直したいこと

ポニーテールやお団子など、同じ髪型を毎日続けていませんか。日本皮膚科学会は、一定の髪型を続けると毛が引っぱられて抜けやすくなることがあり、早いうちに髪型を変えて皮膚科に相談するようすすめています。

結ぶ位置を日によって変える、ゴムをきつく締めすぎないといった小さな工夫から始めてみましょう。エクステンションやヘアアイロンも、引っぱる力が強いと負担になることがあるそうです。

よくある相談:20代で育毛剤使うのは早いか

美容院で抜け毛を指摘され、入浴時以外にも抜ける日がある、社会人になって毛量が減った気がする。そんな20代の方から、「20代で育毛剤を使うのは変か」「頭皮用の育毛剤に効果はあるのか」という相談が寄せられています。

結論から言うと、20代で育毛剤を使うことは変ではありません。医薬部外品の育毛剤には一般的に年齢制限はないと、育毛剤を売る会社も説明しています。

ただ、効き方には個人差があり、育毛剤を使えば抜け毛が減ると約束されているわけではありません。だからこそ、先に1か月の記録を付けて、自分の状態を知っておくことが大切なんです。

記録の後に育毛剤を始めるメリット
  • 使う前と後で、同じ条件で比べられる
  • 生活の見直しの影響と分けて考えやすい
  • 皮膚科に相談する時の材料になる
不安なまま始めた時に起きやすいこと
  • 何が効いて何が合わなかったのか分からなくなる
  • いくつも重ねて使い、頭皮に負担をかける
  • 定期購入の条件を確かめずに申し込んでしまう

効果の考え方は育毛剤は効果があるのかの記事でくわしく紹介しています。始めた後に抜け毛が増えた気がする時は、初期脱毛についての記事も読んでみてください。

育毛剤を使うなら、始める前に決めておくこと

育毛剤を使うと決めたら、次の3つを先に決めておくと迷いにくくなります。

育毛剤を始める前の準備
  1. 箱の「医薬部外品」の表示と、有効成分の欄を確かめる
  2. 1日の回数と使うタイミング(朝・夜)を決める
  3. 何か月続けてから見直すかを決め、カレンダーに書く

医薬部外品の育毛剤に認められている効能は、育毛・薄毛・かゆみ・脱毛の予防・毛生促進・発毛促進・ふけ・病後産後の脱毛・養毛といった言葉の範囲に限られます。商品の説明に、この範囲を大きく超える言葉が並んでいたら、いったん立ち止まりましょう。

通販の定期購入で申し込む時は、最終確認画面で2回目以降の代金や解約の方法を確かめ、画面を保存しておくと安心です。

育毛シャンプーと育毛剤はどう使い分ける?

『まずはシャンプーを変えるだけでいいのでは』と考える方もいますよね。薬用シャンプーが表示できる効能は、ふけ・かゆみを防ぐ、毛髪・頭皮を清浄にするといった範囲で、育毛剤とは役割が違います。

洗う物はシャンプー、洗った後の頭皮につける物は育毛剤、と分けて考えると選びやすくなります。洗う物の選び方はシャンプー選びのまとめ記事に書いています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

発毛剤は20代でも使える?

市販の発毛剤(第1類医薬品)は、成人(20歳以上)が対象です。男性用と女性用で対象が分かれていて、壮年性脱毛症ではない脱毛や、急に抜けた・まだらに抜けた時は使わないと説明書に書かれています。

20代で発毛剤が気になる時は、自己判断で始めず、購入の時に薬剤師へ今の状態を伝えて相談してください。育毛剤と比べた発毛剤の位置づけは区分ごとの違いをまとめた記事を読んでみてください。

皮膚科に相談したい目安

記録を付けている途中でも、次のようなサインがあれば、1か月を待たずに皮膚科に相談しましょう。

気づいたこと相談の目安
円形やまだらに抜けている早めに受診
短い期間で急に抜け毛が増えた早めに受診
頭皮の赤み・湿疹・強いかゆみが続く早めに受診
眉毛など髪以外の毛も抜ける早めに受診
1か月記録しても多い状態が続く記録を持って相談

日本皮膚科学会も、抜け毛がある人には専門の医療機関で対策を聞くよう勧めています。皮膚科専門医は、日本皮膚科学会の専門医マップで地域から探すことができます。

受診の時は、1か月の記録表と週ごとの写真、飲んでいる薬が分かるお薬手帳を持っていくと安心です。「美容師さんにこう言われた」というメモも、きっかけを伝える材料になります。

よくある失敗

不安から、ネットで見た海外の薬や強い言葉の広告に飛びついてしまうことがあります。海外から医薬品を取り寄せることについて、厚生労働省は健康被害の危険があると繰り返し呼びかけています。

よくある質問

20代で抜け毛がひどいのはおかしいですか?

抜け毛は年齢に関係なく毎日起こっていて、量には個人差や季節差があります。多いと感じたら、1か月ほど同じ条件で記録して、自分のいつもと比べてみてください。

美容師に抜け毛を指摘されたら、すぐ病院に行くべきですか?

円形に抜けている、急に増えた、頭皮に赤みやかゆみがあるといったサインがあれば早めに皮膚科へ相談しましょう。そうでなければ、まず記録を付けて様子を見る方法もあります。

20代で育毛剤を使うのは早いですか?

医薬部外品の育毛剤には一般的に年齢制限はなく、20代で使うのは変なことではありません。使う前と後で比べられるよう、先に記録を付けておくのがおすすめです。

カラーやパーマは抜け毛に悪いですか?

日本皮膚科学会は、極端に頻繁なカラーリングを避けるよう挙げています。頭皮にかゆみや赤みが出た時は、次の施術の前に美容師と皮膚科に相談しましょう。

抜け毛の本数は数えた方がいいですか?

毎日数えるのは負担が大きいので、多い・ふつう・少ないの3段階と週1回の写真で十分です。同じ条件で続けることが大切です。

女性でも20代で抜け毛が増えることはありますか?

性別に関係なく、生活の変化や頭皮の状態で抜け毛が気になることはあります。妊娠中・授乳中・産後の方は、育毛剤を使う前に医師に相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 美容師の指摘は気づくきっかけ。場面と場所を具体的に聞いておく
  • 抜け毛がひどいかは、1か月の記録で自分のいつもと比べて判断する
  • 睡眠・食事・飲酒・洗い方など、社会人になってからの生活を見直す
  • 20代で育毛剤を使うのは変ではないが、記録の後に始めると比べやすい
  • 円形・急な増加・赤みやかゆみがあれば皮膚科へ

20代で抜け毛を指摘されると焦りますが、記録を付けるだけでも気持ちはずいぶん落ち着くものです。今日から1枚目の写真を撮ってみてくださいね。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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