40代の抜け毛対策は?季節の変わり目に増える時の見方と頭皮ケア

窓辺の机でノートに記録をつける手元とカレンダー、新緑の葉

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冬の間は気にならなかったのに、暖かくなってきた頃からシャンプーのたびに抜け毛が目につく。毎年同じ時期に増える気がして、40代になってから余計に気になる。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、抜け毛の量には季節による差があるとされています。40代の抜け毛対策は、季節ごとの変化を「同じ見方」で記録し、季節に合わせて頭皮ケアを少しずつ切り替えることから始めるのがおすすめです。

この記事では、季節の変わり目に抜け毛が増えた時の見方と、季節別にできる頭皮ケアが分かります。

目次

40代の抜け毛対策は?先に結論

先に結論
  • 抜け毛の量は、個人差・季節差・ヘアケアの仕方で変わるとされている
  • 季節で増えたと感じたら、まず同じ条件で本数を数え、数か月単位で見る
  • 季節ごとに、洗い方・乾かし方・紫外線や乾燥への備えを切り替える
  • 丸く抜ける・急に大量に抜ける・赤みやかゆみがある時は、季節のせいにせず皮膚科へ

『40代だし、もう年齢のせいかな』と思ってしまいますよね。でも、季節で揺れる分と、続けて増えている分は分けて見ることができます。まずは全体の流れを表にしておきますね。

やることいつポイント
抜け毛を数える週に1回、同じ曜日のシャンプー時長い毛と短い毛を分けて見る
記録をつける月に1回まとめる季節ごとの増減を1年で比べる
頭皮ケアを切り替える季節の変わり目一度に全部変えず、1つずつ
相談する気になるサインがあった時写真と記録を持っていく

よくある相談:冬は抜け毛少なく5月頃から増えるのはなぜ?

Yahoo!知恵袋には、40歳の方からこんな相談がありました。冬はシャンプーの時の抜け毛が少ないのに、5月頃から増える状態が毎年続いている。

枕に付く毛は1年を通して少なく、抜けた毛には長い毛と短い毛が混じっている。原因と対策を知りたい、という内容です。

「冬は抜け毛少なく5月頃から増える」という感じ方は、決して珍しいものではありません。日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでも、1日に抜ける毛の量は「個人差、季節差、ヘアケアの仕方などもよりますがおおよそ一日100本程度まで」とされています(日本皮膚科学会 皮膚科Q&A)。

時期のずれが起きる理由

髪は、伸びる時期・止まる時期・抜けるのを待つ時期をくり返しています。抜けるのを待つ「休止期」は2〜3か月ほど続くとされているので、抜け毛として目に入るのは、少し前の変化の結果ということもあるんです。

ただし、どの季節に何本増えるかは人によって違い、「この月に増える」と決まっているものではありません。相談の方のように毎年同じ時期に増えるなら、まずは自分のパターンを記録で確かめてみるのが近道ですよ。

相談の方に伝えたいこと

この相談のケースでやってみたいこと
  • 5月頃から、週1回同じ条件でシャンプー時の本数を数える
  • 長い毛と短い毛の割合が変わっていないかを見る
  • 暖かくなって汗や皮脂が増えた時期に、洗い方を切り替える
  • 夏を過ぎても増えたままなら、写真と記録を持って皮膚科で相談する

回答の中には、洗う前のブラッシングや食事の見直しをすすめる声もありました。洗う前に髪をとかしておくと、絡まった毛が先に取れて洗いやすくなります。食事はバランスよく、というのは頭皮のためにも大事ですね。

ただ、特定の食べ物やサプリメントで抜け毛が減ると決まっているわけではないので、期待しすぎないようにしましょう。

季節の変わり目の影響は?抜け毛の「見方」を決めておく

季節の変わり目の影響を知るには、比べ方をそろえることが一番大事です。数える日や場面がバラバラだと、増えたように見えても実は条件の違いだった、ということがよくあります。

見るポイントおすすめの見方注意したいこと
数える場面シャンプー時か、ドライヤー後のどちらかに決める場面を混ぜると比べられない
数える頻度週に1回、同じ曜日毎日数えると気になりすぎる
毛の長さ長い毛と短い毛を分ける短い毛が増えていないかも見る
毛の太さ細く短い毛が目立つか気になる時は写真を撮る
洗う前の状態前日に洗ったかどうか洗わない日が続くと、まとめて抜ける

前の日に洗っていないと、その間に抜けた毛がまとめて落ちてきます。つまり、洗う間隔が変わっただけで「増えた」と感じることもあるんです。

40代になると、髪そのものの変化にも気づきやすくなります。日本皮膚科学会は、中年期になると特に男性では髪の毛が細く短く変化することがあるとしています(日本皮膚科学会 皮膚科Q&A)。季節の増減とあわせて、毛の太さも見ておくといいですね。

長い毛と短い毛、どちらが多い?

抜けた毛を並べてみると、長さがそろっていないことに気づくはずです。相談の方のように、長い毛と短い毛が混じっているのはよくあることなんです。

長い毛は、伸びきって自然に抜ける時期を迎えた毛のことが多いといわれます。一方、短く細い毛ばかりが目立つ時は、毛が十分に育つ前に抜けている可能性もあるので、写真を撮って皮膚科で相談してみてください。

抜けた毛の様子考えたいこと
長い毛が中心季節の揺れのことも。本数の記録を続ける
短く細い毛が増えた写真を撮り、続く時は皮膚科へ
途中で切れた毛が多い切れ毛のことも。乾かし方やブラッシングを見直す

季節別の頭皮ケア表(春・梅雨・夏・秋・冬)

ここが、この記事でいちばん使ってほしいところです。季節ごとに頭皮が受けやすい負担と、切り替えたいケアを並べてみました。

季節頭皮が受けやすいこと切り替えたいケア
春(3〜5月)気温が上がり、汗や皮脂が増え始める洗うのを丁寧にし、すすぎを長めにする
梅雨(6〜7月)湿気で蒸れやすく、乾きにくいドライヤーで根元までしっかり乾かす
夏(7〜8月)紫外線・汗・冷房による乾燥外では帽子や日傘、汗をかいた日はその日に洗う
秋(9〜11月)夏の疲れが残り、空気が乾き始める洗いすぎを見直し、生活リズムを整え直す
冬(12〜2月)暖房と寒さで乾燥しやすいお湯の温度を上げすぎない、乾かしきってから寝る

春から初夏にかけて

暖かくなると、頭皮の汗や皮脂が増えてきます。冬と同じ洗い方のままだと、すすぎ残しやべたつきを感じやすくなるんです。

この時期は、シャンプーの量を増やすより、すすぐ時間を長くするほうがおすすめです。整髪料を使う日は、その日のうちに落としておきましょう。

夏から秋にかけて

夏は紫外線と汗、そして冷房の風で、頭皮の環境が1日のうちに何度も変わります。日差しの強い日は帽子や日傘を使い、帽子の中が蒸れたら外して休ませるのがコツです。

秋は、夏の間に崩れた生活リズムを戻す時期です。『夏休み明けから寝る時間が遅くなったまま』という方は、まず寝る時間を元に戻すところから始めてみてください。

冬の間に

冬は、熱いお湯でしっかり洗いたくなりますよね。でも、熱すぎるお湯は頭皮の乾燥につながりやすいので、ぬるめに調整しましょう。

寒くて髪を乾かすのが面倒になる時期でもあります。脱衣所を暖めておくと、最後まで乾かしきりやすくなりますよ。

梅雨どきの過ごし方

梅雨の時期は、空気がじめじめして髪がなかなか乾きません。生乾きのまま過ごすと、頭皮が蒸れたままになりがちです。

雨の日に帰宅したら、ぬれた髪をタオルで押さえて水気を取り、ドライヤーで根元から乾かしておきましょう。においが気になる時も、まずは乾かしきることから見直してみてください。

よくある失敗

季節が変わるたびに、シャンプー・育毛剤・生活習慣をいっぺんに変えてしまうこと。何が合って何が合わなかったのか分からなくなるので、1つずつ変えて2〜3週間ほど様子を見ましょう。

40代の季節の変わり目に見直したい生活

40代は、仕事や家庭の忙しさが季節で変わる方も多い年代です。年度の変わり目や長い休みの前後は、睡眠や食事のリズムが乱れやすいんです。

日本皮膚科学会は、生活上の注意として、髪に負担のかかる髪型や極端に頻繁なカラーを避けること、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を挙げています(日本皮膚科学会 皮膚科Q&A)。

季節の変わり目のチェック
  • 寝る時間が、季節が変わる前より遅くなっていないか
  • 食事を抜く日が増えていないか
  • 衣替えで帽子やマフラーが変わり、頭皮がこすれていないか
  • 冷房や暖房の風が、頭に直接当たる席にいないか
  • 年度末・年末など忙しい時期に、洗う・乾かすを省いていないか
時期40代に起きやすいこと見直しの例
年度の変わり目異動や子どもの進学で生活が変わる洗う・乾かす時間を先に決めておく
大型連休夜ふかしや外出が続く連休明けの数日で寝る時間を戻す
夏休み日差しを浴びる時間が長い帽子・日傘を持ち歩く
年末年始飲み会や不規則な食事が増える休肝日や寝る時間を決める

仕事中にもできる小さな工夫

オフィスで冷房や暖房の吹き出し口の近くに座っている方は、頭に風が当たり続けていることがあります。席を選べるなら、風が直接当たらない場所にするのも1つの手です。

外回りが多い方は、季節によって帽子を持ち歩くかどうかを変えてみてください。「夏の外回りの日は帽子、冬は首元を温める物」と決めておくと、迷わずに済みますよ。

季節の抜け毛に育毛剤はどう使う?

『抜け毛が増える季節の前に、育毛剤を始めたほうがいい?』と考える方もいますよね。実は、始める季節よりも「続けられるかどうか」で考えたほうがいいんです。

育毛剤は、メーカーが数か月単位の継続を目安として案内していることが多い商品です。抜け毛が増えた時だけ使って、落ち着いたらやめる、という使い方では様子が分かりにくくなります。どのくらい続けて様子を見るかはいつから効果が出る?が参考になります。

区分表示できる内容季節の抜け毛に使う時の考え方
医薬部外品(薬用育毛剤)育毛・薄毛・脱毛の予防・毛生促進・発毛促進・ふけ・かゆみなど季節を問わず、用法どおりに続ける
医薬品(発毛剤)製品ごとに承認された効能使える人の条件を確かめ、薬剤師に相談して買う
化粧品(頭皮用ローション等)頭皮・毛髪をすこやかに保つ、うるおいを与えるなど乾燥する季節の頭皮の保湿に

使い始めてすぐ、抜け毛が多くなった気がして心配になる方もいます。その時の考え方は初期脱毛は起こる?で触れています。育毛剤がどんな商品かを先に知りたい方は、育毛剤とはどんな商品?を読んでみてください。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

季節で使い心地を変えたい時

夏はすっとする清涼感のある物、冬はアルコールの刺激が少ない物、というように使い心地で選びたくなることもありますよね。区分と有効成分が同じでも、使用感は商品ごとに違います。

季節で替える時は、1本使い切ってから替えるようにすると、合う・合わないが分かりやすくなります。肌が敏感な時期は、新しい物を使う前に説明書きのパッチテストの方法を確かめておきましょう。

季節のせいにしないほうがいい抜け毛

季節の変わり目に増えたと感じても、すべてが季節のせいとは限りません。次のような時は、早めに皮膚科で相談してください。

皮膚科に相談したいサイン
  • 境目のはっきりした丸い形で抜けている
  • 短い期間に、ごっそり抜けるようになった
  • 頭皮に赤み・かさぶた・強いかゆみがある
  • 季節が変わっても、数か月たっても増えたまま
  • 大きな病気や手術、急なダイエットの後に増えた

日本皮膚科学会は、大きな手術や重い感染症、妊娠、過激なダイエットなどの後に抜け毛が増えることがあると紹介しています(日本皮膚科学会 皮膚科Q&A)。思い当たる出来事があれば、受診の時に伝えてみてください。

どこに相談する?相談したい場面伝えたいこと
皮膚科抜け毛や頭皮の様子が気になるいつから・どのくらい・頭皮の様子
薬剤師・登録販売者育毛剤や発毛剤を選ぶ時持病や飲んでいる薬、肌の弱さ
かかりつけ医体調の変化も気になる抜け毛以外の症状

1年の記録表のつけ方

季節の抜け毛は、1年分の記録があると見え方ががらっと変わります。『去年もこの時期に増えて、その後落ち着いた』と分かれば、必要以上に不安にならずに済むんです。

月シャンプー時の本数(週1回の平均)短い毛が多いか頭皮の様子その月の出来事
例:4月少なめいいえ少しべたつく異動で忙しい
例:5月増えてきたいいえ汗が増えた連休に夜ふかし
例:8月多い少し多い日焼けした外出が多い
例:11月落ち着いてきたいいえ乾燥ぎみ生活が戻った

本数は、正確に数えなくても「少なめ・ふつう・多い」の3段階で十分です。続けることのほうが大事なので、スマホのメモに一言残すくらいの気軽さで始めてみてください。

1年たったら何を比べる?

1年分たまったら、去年の同じ月と今年の同じ月を並べて見てみましょう。増え方が同じくらいなら季節の揺れ、去年より大きく増えているなら一度相談、という目安にできます。

写真も一緒に撮っている方は、分け目や生え際の見え方が去年と比べてどうかも見ておくと安心です。

抜け毛の量そのものの目安や、季節以外の対策も知りたい方は、抜け毛対策は何をする?もあわせて読んでみてくださいね。

よくある質問

40代で季節の変わり目に抜け毛が増えるのは、よくあることですか?

抜け毛の量には季節差があるとされていて、季節で増えたと感じる方は少なくありません。ただし、増え方には個人差があるので、自分のパターンを記録で確かめてみてください。

冬は少なく5月頃から増えるのは、何か悪いサインですか?

毎年同じように増えて、その後落ち着くなら、季節による揺れのこともあります。数か月たっても増えたまま、丸く抜ける、赤みがある時は皮膚科で相談しましょう。

抜け毛が増える季節の前に、育毛剤を始めたほうがいいですか?

始める季節より、用法どおりに続けられるかで考えるのがおすすめです。メーカーは数か月単位の継続を目安に案内していることが多いので、続けやすい物を選んでください。

季節ごとにシャンプーを替えたほうがいいですか?

替える必要はありませんが、季節に合わせて洗い方やすすぐ時間を変えるのは役立ちます。替える時は、1つずつ変えて様子を見ましょう。

抜け毛は毎日数えたほうがいいですか?

毎日数えると、わずかな違いが気になってしまいがちです。週に1回、同じ曜日・同じ場面で数えるくらいが比べやすいですよ。

食事を変えれば季節の抜け毛は減りますか?Q: 季節の変わり目の抜け毛は、どのくらいで落ち着きますか?

落ち着くまでの期間は人によって違い、決まった目安はありません。数か月たっても増えたままの時や、抜け方が変わった時は皮膚科で相談しましょう。

食事を変えれば季節の抜け毛は減りますか?

特定の食べ物で抜け毛が減ると決まっているわけではありません。バランスのよい食事と規則正しい生活は、頭皮と髪のために続けたい習慣です。

まとめ

この記事の要点
  • 抜け毛の量には季節差があるとされ、季節の変わり目に増えたと感じるのは珍しくない
  • 40代の抜け毛対策は、同じ条件で数えて記録し、季節で増減するかを確かめるところから
  • 季節別の頭皮ケア表を目安に、洗い方・乾かし方・紫外線や乾燥への備えを切り替える
  • 育毛剤は始める季節より、用法どおりに続けられるかで選ぶ
  • 丸い抜け・急な大量の抜け・赤みやかゆみ・長引く増加は、季節のせいにせず皮膚科へ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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