11月上旬は抜け毛増える時期?いつ落ち着くかの見方と冬の頭皮ケア

秋から冬にかけての抜け毛を記録して見守るイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

11月上旬に入って、シャンプーの後の排水口を見るたびにどきっとする。『この時期は抜け毛増える時期なの?いつ落ち着くか知りたい』と思いますよね。

結論から言うと、何月何日に落ち着くと言い切れる決まりはありません。だからこそ、日付を待つより、同じ条件で記録をつけて「前より落ち着いたか」を自分で見ていくのが一番の近道です。

この記事では、記録のつけ方と、これから寒くなる時期の頭皮ケアの見直し方をお話しします。

目次

11月上旬に抜け毛が増えた?先に答え

先に答え
  • 抜け毛が落ち着く日付は、公的機関や学会が示しているわけではない
  • 1日の抜け毛の量は、季節やヘアケアの仕方でも変わるといわれている
  • 落ち着いたかどうかは、週1回の記録を4週間ほど見比べて判断する
  • 円形に抜ける・急に全体が薄くなる・頭皮に異常がある時は皮膚科へ

まずは今の状態に近いものを、下の表で探してみてください。やることがはっきりすると、少し気持ちが軽くなるはずです。

今の状態まずやること
排水口の毛が増えた気がするだけ今日から週1回の記録を始める
地肌の見え方も変わった気がする記録に写真を足し、4週間後に見比べる
かゆみ・フケ・赤みが一緒にある頭皮に合わない物がないか見直し、続く時は皮膚科へ
丸く抜けた所がある・急に全体が薄い記録を待たずに皮膚科で相談する

『とりあえず育毛剤を買えば安心かな』と考える方もいますよね。ただ、何を始めるにしても、今の状態を残しておくと後で比べられます。

11月に「増えた」と感じやすいきっかけ

実は、抜け毛の量そのものより、気づきやすくなる場面が増えることもあります。自分に当てはまる物がありそうか、表で確かめてみてください。

きっかけどういうこと?
ニットや厚手の服を着始めた肩や襟に落ちた毛が目に入りやすい
部屋で過ごす時間が増えた床やカーペットの毛に気づきやすい
暗い色の服が増えた抜けた毛が目立って見える
髪を伸ばしている途中長い毛は1本でも多く見えやすい

どれかに当てはまっても、抜け毛が増えていないと言い切れるわけではありません。ただ、「見え方」と「量」を分けて考えると、記録の付け方も決めやすくなります。

よくある相談:11月上旬は抜け毛増える時期?いつ落ち着くか

知恵袋では、11月の初めごろに「秋口に抜け毛が増えるのはよくあることか、いつ頃落ち着くのか」という相談が寄せられていました。

ついていた回答は1件で、回答した人自身の経験からの見方でした。根拠が示されていない話なので、そのまま自分に当てはめるのは少し心配です。

この相談に答えるなら
  • 季節で抜け毛が変わると感じるのは、珍しいことではない
  • ただ、落ち着く月を言い切れる公的な根拠は見当たらない
  • 「いつ」は、自分の記録で判断するのが確実
  • 抜け方がいつもと違う時は、季節のせいと決めずに皮膚科へ

ネットで「何月には落ち着く」という書き込みを見ると、ついその日を待ちたくなりますよね。でも、人によって髪の長さも、洗い方も、生活も違います。

ほかの人の「落ち着いた時期」は参考程度にして、自分の髪の様子を毎週見ていきましょう。

秋の抜け毛の始まりと終わりの考え方は別の記事で

秋の抜け毛を月ごとにどう見るかは、秋の抜け毛が増える時期はいつからいつまでかで詳しく紹介しています。この記事では、11月に入ってからの「落ち着いたかの見極め」と冬の準備にしぼってお話ししますね。

「いつ落ち着くか」を日付で言えないのはなぜ?

実は、頭の髪はいっせいに抜け替わるわけではなく、1本ごとに周期がずれています。日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、髪の毛は伸びる時期、伸びが止まる時期、抜ける準備をする休止期をくり返し、休止期は2〜3か月とされています。

同じQ&Aでは、1日に抜ける毛の量は個人差、季節差、ヘアケアの仕方などにもよりますが、おおよそ100本程度までといわれていると紹介されています。季節で差が出ることには触れていても、何月に増えて何月に減るかまでは書かれていないんです。

よく出てくる言葉ひと言でいうと
毛周期髪が伸び、止まり、抜けて生え変わるくり返し
休止期伸びが止まり、抜け落ちるのを待っている時期
季節差季節によって抜け毛の量が変わって感じられること
休止期脱毛大きな出来事の後に、抜けかわりが影響を受けて抜け毛が増える現象

皮膚科Q&Aでは、大きな手術や重い感染症、急なダイエットなどの後に、抜け毛が増える休止期脱毛という現象があることも紹介されています。夏から秋に体調を崩した、生活が大きく変わったという方は、記録と一緒にメモしておきましょう。

「去年もこうだった」は大事な手がかり

『そういえば去年の今ごろも同じことを気にしていた』という方もいるかもしれませんね。それは、自分の髪の傾向を知るとても大事な手がかりです。

今年の記録を残しておけば、来年の11月に見返して「去年は12月の半ばには気にならなくなっていた」と自分の目安が作れますよ。

落ち着いたかを見る、4週間の記録のつけ方

日付ではなく記録で判断する、と言われても、どう書けばいいか迷いますよね。ポイントは、毎回同じ条件で見ることです。

4週間の記録の手順
  1. 見る日を決める(例えば毎週日曜日の夜のシャンプー)
  2. 排水口の毛を、手のひらに集めて「少ない・いつもどおり・多い」で書く
  3. 枕やブラシに残った毛も、同じ3段階で書く
  4. 頭皮のかゆみ・フケ・赤みがあれば一言メモする
  5. 分け目と生え際を、同じ場所・同じ明るさで写真に撮る
  6. 4週目が終わったら、1週目と見比べる

本数を毎日数える必要はありません。数えることに疲れてしまうと、かえって不安が大きくなることもあります。

週排水口枕・ブラシ頭皮の様子その週の出来事
1週目(11月上旬)多い多い少しかゆい急に冷えこんだ
2週目多いいつもどおり変わりなし暖房を使い始めた
3週目いつもどおりいつもどおり変わりなし特になし
4週目いつもどおり少ない変わりなし忘年会が1回

表は書き方の例です。「多い」が2週続いた後に「いつもどおり」が2週続いたら、少し落ち着いてきたと見てよいサインのひとつです。

反対に、4週たっても「多い」が並ぶなら、記録を持って相談に行くタイミングです。どちらに転んでも、記録があれば次の一歩を迷わずに決められますよ。

比べる条件をそろえるコツ

条件がずれると、増えたのか減ったのかが分からなくなります。特に気をつけたいのが、洗う前の髪の状態です。

比べる時にそろえること
  • 洗う前の日に、髪をまとめていた時間(長く束ねた日は抜け毛が多く見えやすい)
  • 前の日に洗ったか(1日あけると抜け毛がまとめて出やすい)
  • 写真を撮る場所と明るさ
  • 髪が乾いているか

抜けた毛の様子も一言メモする

量だけでなく、抜けた毛そのものを見ておくのも役に立ちます。とはいえ、1本ずつじっくり観察する必要はありません。

見るところメモの例
長さ長い毛が多い・短い毛が混じる
太さいつもと同じくらい・細い毛が多い気がする
根元白っぽい小さなふくらみがある・よく分からない
頭皮の様子フケが多い・かゆい・特になし

「短くて細い毛が多い気がする」という変化は、受診の時に伝えると話が進めやすくなります。自分で意味を判断しようとせず、気づいたことをそのまま書いておけば大丈夫です。

家族に聞かれた時の答え方

家族に「最近、お風呂の排水口に髪が多いね」と言われて、どきっとすることもありますよね。そんな時は、隠さずに記録をつけていることを話してしまうのも一つの手です。

「今、週1回だけ記録をとってるところ。4週間たったら見返すつもり」と伝えておけば、毎日聞かれて落ち込むことも減ります。後ろからの写真を撮ってもらう時にも、協力を頼みやすくなりますよ。

髪を洗わなかった日の次のシャンプーで毛が多く見える話は、1日髪を洗わないと次のシャワーで抜け毛が増えるかで詳しく紹介しています。

冬に向けた頭皮ケアの見直し表

11月は、気温が下がって暖房を使い始める時期ですよね。頭皮も顔の肌と同じで、乾燥しやすい季節に入ります。

日本皮膚科学会の皮膚瘙痒症診療ガイドラインでは、湿度の低下や洗いすぎなどが肌の乾燥につながるとしています。スキンケアの例として、強くこすらないこと、かゆみが出るほど熱いお湯は避けること、部屋を適温・適湿に保つことが挙げられています。

場面見直したいこと理由
シャワー熱すぎない湯でゆっくりすすぐ熱いお湯はかゆみのもとになりやすい
シャンプー爪を立てず指の腹で洗うこすりすぎは頭皮の負担になる
すすぎ生え際と耳の後ろまで流す洗い残しはかゆみのもとになる
乾かす根元から早めに乾かす濡れたままだと冷えやすく、地肌も見えやすい
部屋暖房の部屋の乾燥を気にかける湿度が下がると肌が乾きやすい
帽子内側を清潔にして、蒸れたら外す汗と冷えをくり返さない

全部を一度に変える必要はありません。表の中から2つだけ選んで、まず1週間続けてみてください。

朝に洗う人・夜に洗う人の冬の注意

冬は、洗うタイミングによって気をつけたいことが少し変わります。自分の習慣に近い方を見てみてください。

洗うタイミング冬に気をつけたいこと
夜に洗う根元まで乾かしてから寝る。濡れたまま寝ると冷えやすい
朝に洗う出かける前に根元まで乾かす。濡れたまま寒い外に出ない
夜と朝の両方洗いすぎで乾燥していないか、かゆみやフケを見る

『朝は時間がなくて半乾きで出てしまう』という方も多いはずです。そんな日は、前髪と分け目の根元だけでも先に乾かしておくと、冷えにくく、地肌も目立ちにくくなりますよ。

冬の入浴は安全も一緒に考える

寒い日は、熱いお風呂に長くつかりたくなりますよね。消費者庁は、冬に多い入浴中の事故への注意として、脱衣所や浴室を暖める、湯温は41度以下、湯につかるのは10分までを目安にすることなどを呼びかけています。

髪のためというより、体の安全の目安として覚えておくと安心です。熱いシャワーを長く頭に当てない習慣にもつながりますよ。

冬の頭皮の乾燥と暖房の付き合い方は、冬に抜け毛が気になる原因と頭皮ケアの見直しでも紹介しています。

11月から12月にやりがちなこと

抜け毛が気になると、早く何とかしたくなりますよね。でも、焦って動くと、どれが良かったのか分からなくなることがあります。

よくある失敗

シャンプー・育毛剤・ヘアオイルなどを同じ週に一度に替えてしまう。頭皮にかゆみが出ても、どれが合わなかったのか分からなくなります。新しい物は1つずつ、1〜2週間あけて試しましょう。

落ち着いて様子を見られる人
  • 週1回、同じ条件で記録している
  • 替える物は1つずつにしている
  • かゆみや赤みが出たら、まず使うのをやめている
不安が大きくなりやすい人
  • 毎日何度も髪を触って抜け毛を確かめる
  • ネットの「何月に落ち着く」を待ち続ける
  • 合うか確かめる前に何本も買い足す

『毎日数えないと落ち着かない』という気持ちも、よく分かります。そんな時は、確かめる日をカレンダーに書いて、それ以外の日は見ないと決めておくと楽になりますよ。

年末の忙しさも記録に書いておく

11月から12月は、仕事の締めや年末の行事で寝る時間がずれやすい時期です。日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでも、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を心がけるよう書かれています。

寝不足が続いた週、外食が多かった週は、記録の「その週の出来事」に一言書いておきましょう。抜け毛との関係を決めつける必要はありませんが、振り返る時の材料になります。

来年の11月のために残しておきたいこと

4週間の記録が終わったら、それで終わりにせず、スマホのメモに短くまとめておきましょう。来年の同じ時期に見返すと、自分なりの目安になります。

1年後の自分へのメモ
  • 抜け毛が多いと感じ始めた週
  • 「いつもどおり」に戻ったと感じた週
  • その間に変えたこと(シャンプー・暖房・寝る時間など)
  • 皮膚科に相談したかどうかと、その時言われたこと

『来年はもっと早く準備しよう』と思えるだけでも、季節の変わり目の不安はずいぶん小さくなりますよ。

季節のせいと決めずに相談したいサイン

ほとんどの方は、記録をつけながら様子を見れば十分です。ただ、次のような時は、季節のせいと決めずに皮膚科で相談してください。

サイン考えたいこと
丸く抜けた所がある記録を待たずに皮膚科へ
急に頭全体の毛が抜けてきた早めに皮膚科へ
4週間たっても「多い」が続く記録を持って皮膚科へ
かゆみ・赤み・フケが強い使っている物をやめて皮膚科へ
眉毛やまつ毛など髪以外も抜ける医療機関で相談する

皮膚科Q&Aでは、何度も再発したり、増えたり広がったりする場合は早めに診察を受けた方がよいとしています。心配な時はできるだけ早く受診するとよい、とも書かれています。

受診する時は、4週間分の記録表と写真をそのまま見せましょう。「11月上旬から排水口の毛が多い週が続いています」と伝えるだけで、話がずっと進めやすくなります。

冬に育毛剤を始めるなら

記録をつけながら、育毛剤を使ってみたいと考える方もいますよね。医薬部外品の育毛剤には、効能・効果として育毛や脱毛の予防、薄毛などが書かれています。

ただ、効き方には個人差があり、季節の抜け毛を止めると約束できる物ではありません。始めるなら、記録をつけ始めた後に1つだけ足すと、変化を見比べやすくなります。

育毛剤えらび

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医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

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よくある質問

11月上旬は抜け毛が増える時期ですか?

季節によって抜け毛の量が変わって感じられることはあるといわれています。ただ、何月に増えると言い切れる公的な根拠は見当たらないので、自分の記録で見ていくのが確実です。

抜け毛はいつ落ち着きますか?

落ち着く日付は人によって違い、決まった時期はありません。週1回、同じ条件で4週間ほど記録をつけ、「多い」が続かなくなったかで判断しましょう。

1日に何本までなら大丈夫ですか?

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、おおよそ100本程度までといわれていると紹介されています。季節や洗い方でも変わるので、本数より「いつもと比べてどうか」を見てください。

冬は毎日シャンプーしない方がいいですか?

皮膚科Q&Aでは、洗う回数は頭皮が乾きすぎず、べたつきすぎない程度にするよう案内されています。回数より、熱すぎないお湯で、こすらず洗うことを意識しましょう。

抜け毛が気になるので、帽子をかぶらない方がいいですか?

帽子をかぶること自体を避ける必要はありません。内側を清潔にして、汗で蒸れた時は外して乾かすようにしましょう。

記録をつけていたら、かえって不安になりました。

毎日見ると小さな変化が気になりやすくなります。確かめる日を週1回に決めて、それ以外の日は見ないようにしてみてください。不安が続く時は、記録を持って皮膚科で相談するのも一つの方法です。

すでに育毛剤を使っていて、11月に抜け毛が増えた気がします。やめた方がいいですか?

頭皮にかゆみや赤みなどの異常がなければ、箱の案内どおりの量と回数のまま、記録をつけて様子を見ましょう。急に増えた、丸く抜けた、頭皮に異常があるという時は、使うのをやめて皮膚科で相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 11月上旬の抜け毛がいつ落ち着くか、決まった日付はない
  • 週1回、同じ条件で4週間記録して、「多い」が続くかを見る
  • 冬に向けて、熱すぎないお湯・こすらない洗い方・部屋の乾燥を見直す
  • 新しい物は1つずつ試し、合わない時はやめる
  • 丸く抜ける・急に全体が薄い・頭皮に異常がある時は皮膚科へ

季節の変わり目の抜け毛は、気にし始めるときりがないものです。記録という物差しを持っておけば、「待つ」か「相談する」かを落ち着いて選べますよ。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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