秋の抜け毛が増える時期はいつからいつまで?月ごとの見方と頭皮ケア

秋の落ち葉とくし、タオルと卓上カレンダー

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涼しくなってきた頃から、排水口の髪が増えた気がする。『秋の抜け毛って、いつからいつまで続くの?』と、終わりが見えなくて不安になりますよね。

結論から言うと、秋の抜け毛が増える時期を「何月から何月まで」と区切った公的な説明は見当たりません。日本皮膚科学会は、1日の抜け毛の量には季節差があるとしていますが、月までは示していないんです。

だからこそ、いつからいつまでかは自分の記録で決めるのが確かです。ここでは、8月から12月にかけての見方と頭皮ケアをカレンダーにしてお話ししますね。

目次

秋の抜け毛はいつからいつまで?先に答え

先に答え
  • 秋に抜け毛が増える時期を月で示した公的な説明は見当たらない
  • 日本皮膚科学会は、抜け毛の量に「季節差」があるとしている
  • 「いつまで」は、夏の終わりの量と比べて元に戻ったかで判断する
  • 年が明けても多いまま、または増え続ける時は皮膚科で相談する
  • 丸く抜けた所や、頭皮の赤み・かゆみがある時は季節を待たない

ネットでは「9月から11月」など、具体的な月を挙げた説明もよく見かけますよね。ただ、それはあくまで書き手の目安で、誰にでも当てはまるわけではありません。

よく聞く話公的な説明で分かること自分で確かめる方法
秋は抜け毛が増える抜け毛の量には季節差があるとされる夏の終わりの量と比べる
何月から何月まで増える月を示した公的な説明は見当たらない自分の記録で始まりと終わりを決める
1日に何本までなら大丈夫おおよそ100本程度までといわれる本数より「いつもとの差」を見る
秋の抜け毛はそのうち落ち着く落ち着く時期の決まりは示されていない落ち着かない時の相談の目安を決めておく

季節の話の前に育毛剤の基本を知りたい方は、育毛剤とはどんな商品かをのぞいてみてください。

「季節差」と言われても、なぜ月が決まらないの?

『季節で変わるなら、だいたいの月は分かるのでは?』と思いますよね。月を決めにくいのには、いくつか理由があるんです。

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aによると、毛は伸びる時期・成長が止まる時期・休む時期をくり返していて、休む時期は2〜3か月続くとされています。今日抜けた毛が、いつ休みに入ったかは人によって違います。

月が決まりにくい理由どういうことか
休む時期の長さに幅がある2〜3か月という幅があり、抜ける時期もずれる
住んでいる地域で季節が違う暑さが続く期間や冷え込む時期が地域で違う
生活の出来事が重なる夏の疲れや忙しさなど、季節以外の理由もある
ヘアケアが変わる洗う回数や乾かし方が季節で変わり、抜け毛の見え方も変わる
気にする目が変わる一度気になると、抜け毛を見る回数が増える

日本皮膚科学会は、1日の抜け毛の量について、個人差や季節差だけでなく、ヘアケアの仕方にもよると書いています。季節の影響だけを取り出して、月で区切るのは難しいんです。

秋の抜け毛の話でよく出てくる言葉

秋の抜け毛を調べていると、聞き慣れない言葉が次々に出てきますよね。意味を押さえておくと、説明を読む時に振り回されにくくなります。

言葉意味読む時のポイント
毛周期毛が伸びる・止まる・休むをくり返す流れ1本ずつ時期がずれている
成長期毛が伸びている時期大体2〜6年続くとされる
休止期毛が伸びるのを止めて休んでいる時期2〜3か月続くとされる
季節差季節によって抜け毛の量が変わること月までは示されていない
休止期脱毛大きな出来事の後に抜け毛が増える現象手術・重い感染症・妊娠・過激なダイエットの後など

言葉の意味が分かると、「秋は○月まで」と言い切る説明を見ても、落ち着いて受け止められるはずです。

季節と抜け毛の関わり方の全体像は、秋は髪の毛が抜けるのかの考え方で詳しく扱っています。

自分の「秋の抜け毛」の始まりと終わりを決める方法

月が決まっていないなら、自分の秋の抜け毛がいつ始まって、いつ終わったかを記録で決めていきましょう。ポイントは、比べる基準を先に作っておくことです。

始まりと終わりの決め方
  1. 8月のうちに、シャンプー後の排水口の毛を週2回、同じ方法で見ておく
  2. その量を「いつもの量」として写真に残す
  3. 9月以降も同じ曜日・同じ方法で見て、いつもより多い週に印を付ける
  4. 印が2週続いたら、そこを自分の「始まり」とする
  5. いつもの量に戻った週が2週続いたら、そこを「終わり」とする
  6. 始まりから3か月たっても戻らない時は、相談を考える

本数を毎回数える必要はありません。「少ない・いつもどおり・多い」の3段階で十分ですよ。

比べる時にそろえたい条件

条件がばらばらだと、抜け毛の量も正しく比べられません。次のことは、記録の間そろえておきましょう。

そろえる条件そろえ方の例
見るタイミングシャンプー直後の排水口だけを見る
曜日毎週火曜と金曜など、決まった曜日にする
シャンプー記録中はシャンプーや整髪料を変えない
洗う前のブラッシングしている人は続け、していない人はしないまま
写真の撮り方同じ明るさ・同じ距離で撮る

『そこまでしなくても』と思うかもしれません。けれど、これをしておくと、来年の秋にも同じ方法で比べられるんです。

8月から12月の月ごとの見方と頭皮ケアのカレンダー

ここからは、夏の終わりから年末までを月ごとに見ていきます。月の区切りは「この時期に抜ける」という意味ではなく、季節に合わせてやることを決める目安です。

月記録でやること頭皮ケアでやること気にかけたいこと
8月いつもの量を写真に残す汗をかいた日はその日のうちに洗う濡れたまま寝ない
9月週2回の記録を始める夏に増えた洗う回数を1日1回に戻す寝る時間を整え直す
10月多い週が続いていないか見るドライヤーで根元から乾かす帽子や日ざし対策は晴れた日に続ける
11月最初の写真と並べて見比べる熱すぎないお湯で洗う暖房の効いた部屋での乾燥
12月多い週が続くなら相談を考えるすすぎ残しがないよう襟足まで流す年末の忙しさで睡眠が削られていないか

8月:基準を作る月

8月は、秋の抜け毛を比べるための「いつもの量」を残しておく月です。夏は汗で頭皮が蒸れやすいので、汗をかいた日はその日のうちに洗い、根元まで乾かしてから寝ましょう。

9月・10月:夏のやり方を戻す月

夏に1日に何度も洗っていた方は、洗う回数を少しずつ戻していきます。日本皮膚科学会も、頭皮が乾燥しすぎず、油っぽくもならない頻度で洗うことをすすめています。

晴れた日に外にいる時間が長いなら、帽子で頭皮を日ざしから守る習慣も続けておくと安心です。

秋に使い心地が変わったと感じたら

夏に心地よかったヘアトニックや育毛剤が、秋になってスースーしすぎる、ピリッとすると感じる方もいます。空気が乾いてくると、同じ物でも感じ方が変わることがあるんです。

刺激が気になる時は、箱の注意書きを読み直してみましょう。赤みやかゆみが出た時は、使うのをやめて皮膚科や販売元に相談してください。

秋の使い心地のチェック
  • 塗った直後に、ピリピリ・ヒリヒリが続かない
  • 塗った所に赤みやかゆみが出ていない
  • 乾かした後の頭皮が、つっぱる感じがしない
  • 使う量と回数が、箱の表示どおりになっている

11月・12月:見比べて判断する月

11月に入ったら、8月の写真と今の写真を並べてみてください。量の記録と写真の両方で見ると、気のせいかどうかが分かりやすくなります。

年末は忙しくなって、睡眠が短くなりがちですよね。抜け毛を気にする前に、まず寝る時間を守れているかを振り返ってみましょう。

秋の抜け毛が長引く時、相談したい目安

記録を続けても、なかなかいつもの量に戻らないこともあります。そんな時は、季節の話と分けて考えるタイミングです。

季節を待たずに相談したいサイン
  • 丸い形に、まとまって抜けた所がある
  • 頭皮に赤み・強いかゆみ・ただれがある
  • 眉毛など、髪以外の毛も抜けている
  • 始まりから3か月たっても、いつもの量に戻らない
  • 体重の変化やだるさなど、体の調子にも変化がある

日本皮膚科学会は、大きな手術や重い感染症、妊娠、過激なダイエットなどの後に抜け毛が増える「休止期脱毛」という現象も知られている、と書いています。夏の間に思い当たる出来事があった方は、受診の時に伝えましょう。

受診の時に伝えること

皮膚科で話す時は、記録を見せながら伝えると話が早く進みます。診察では、こんな言い方で始めると伝わりやすいですよ。

「8月と比べて、10月の半ばから排水口の毛が多い週が続いています。12月になっても戻らないので相談に来ました」

「頭皮のかゆみはありません。夏に体調を崩して、10日ほど寝込んだことがあります」

持っていく物伝えること
8月と今の写真いつから、どのくらい変わったか
週2回の記録多い週がいつから続いているか
使っている育毛剤やシャンプー使い始めた時期と使い方
夏の出来事のメモ体調を崩した・急に痩せたなど

抜け毛対策の全体の進め方は、抜け毛対策は何をするかも参考になります。

秋の抜け毛が気になる時にやりがちなこと

抜け毛が目に入ると、早くなんとかしたくなりますよね。その焦りから、かえって遠回りになることもあるんです。

焦ってしがちなことその後に困ることおすすめのやり方
シャンプーやケア用品を一度に全部替える何が合ったのか分からなくなる替えるのは1つずつ、2週間ずつ
毎日抜け毛を数えて落ち込む気持ちが疲れ、記録が続かない週2回、3段階で見る
抜けるのが怖くて洗う回数を減らす皮脂や汚れが残りやすくなる1日1回を目安に洗う
頭皮を強くこするマッサージを始める頭皮を傷めることがある指の腹でやさしく動かす
「秋だから」と何か月も放っておく相談のタイミングを逃す3か月を区切りに見直す
海外の薬を個人で取り寄せる中身や品質を確かめようがない国内の薬局で薬剤師に聞く

特に避けてほしいのは、海外の薬を自分で取り寄せることです。個人輸入の医薬品は国内の法律に基づく確認を受けていないこと、偽造品かもしれないことを、厚生労働省が注意点として挙げています。

「何もしない」で様子を見るのもあり

記録をつけて、多い週がやがて落ち着くなら、特別なことを足さずに今の生活を続けるという選び方もあります。『何かしないと不安』という気持ちも分かりますよね。

それでも、記録を続けて区切りの日を決めているなら、それはもう立派な対策です。放っておくことと、見守ることは違うんですよ。

家族に「最近抜けてない?」と言われたら

家族から髪のことを言われると、思っていた以上に気になってしまうものです。そんな時は、記録を見せて「秋の分を今見ているところ」と話してみてください。

「8月から記録してて、12月まで様子を見るつもり。戻らなかったら皮膚科に行くよ」と伝えておくと、家族も安心できます。

秋に育毛剤を始めるなら、タイミングはどう考える?

抜け毛が気になる秋は、育毛剤を使ってみようかなと考える方も多いはずです。始めるタイミングで迷った時は、次のように考えてみてください。

秋に始める良いところ
  • 夏より汗をかきにくく、使い心地を確かめやすい
  • 記録をつけ始める時期と重なり、変化を見やすい
  • 年末までに、続けるかどうかを決める区切りが作りやすい
秋に始める時に気をつけたいところ
  • 季節の抜け毛と、使い始めの時期が重なって見分けにくい
  • 抜け毛が減っても、育毛剤のおかげかは分からない
  • 乾燥しやすい時期で、アルコールの刺激を感じる人もいる

おすすめは、育毛剤を始める前の2週間だけでも、いつもの量を記録しておくことです。そうすれば、使い始めてからの抜け毛を落ち着いて見られます。

使い始めに抜け毛が気になった時の考え方は、FGF-7配合の育毛剤と初期脱毛でもお話ししています。効果が分かるまでの期間の考え方は、育毛剤の効果はいつからかが参考になります。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

区分で表示できることは違う

育毛剤を選ぶ時は、箱の区分を見ておきましょう。医薬部外品の育毛剤なら、効能として表示できるのは育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛までです。

頭皮用の化粧品は、頭皮・毛髪をすこやかに保つ、フケ・カユミを抑えるといった範囲までで、育毛はうたえません。秋の抜け毛を「止める」と言える商品はないので、広告の言葉より区分の表示を信じてくださいね。

よくある相談:秋は抜け毛が増える時期?いつからいつまで?

Yahoo!知恵袋には、晩秋のころに『今って抜け毛増える時期なの?秋っていつからいつまで?』という相談がありました。抜け毛が気になって、季節のせいなのか知りたい、という内容です。

回答には、秋に抜け毛が増えるのは本当だという声もあれば、根拠のない話だという声もあり、意見が分かれていました。

この相談に答えるなら

まず、秋の抜け毛を月で区切った公的な説明は見当たりません。一方で、日本皮膚科学会は抜け毛の量に季節差があるとしているので、「秋に増えたと感じること」自体はおかしなことではないんです。

どちらの意見が正しいかを決めるより、自分の記録で確かめる方が確実です。今からでも遅くないので、今週から週2回の記録を始めてみてください。

来年の秋のために残しておきたいこと

今年の記録は、来年の秋の自分にとって一番の手がかりになります。『去年もこのくらい抜けて、年明けには戻っていた』と分かれば、来年は慌てずにすみますよね。

12月の終わりに、始まりと終わりの週、気になった出来事をカレンダーに書き残しておきましょう。

よくある質問

秋の抜け毛は何月から何月までですか?

月で区切った公的な説明は見当たりません。夏の終わりの量を基準にして、多い週が続いた所を始まり、いつもの量に戻った所を終わりとして、自分の記録で決めるのがおすすめです。

秋は1日に何本抜けたら多いのですか?

日本皮膚科学会の説明では、1日の抜け毛はおおよそ100本程度までといわれ、個人差や季節差があります。本数よりも、いつもの量と比べて多いかどうかを見てください。

秋の抜け毛が年を越しても続いたらどうすればいいですか?

多い週が3か月ほど続く時や、増え続けている時は、皮膚科で相談しましょう。記録と写真を持っていくと、状況を伝えやすくなります。

秋だけ育毛剤を使うのはありですか?

使う期間は商品の案内を確かめて決めてください。育毛剤は続けて使う物が多いので、始める前に、いつまで使って何で判断するかを決めておくと安心です。

秋の抜け毛を減らすシャンプーはありますか?

抜け毛を減らすと言い切れるシャンプーはありません。夏に増えた洗う回数を戻し、すすぎと乾かし方を見直すところから始めてみてください。

女性も秋に抜け毛が増えることはありますか?

季節差は男女どちらにもあるとされています。産後や体調の変化が重なっている時は季節だけのせいと決めず、医師に相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 秋の抜け毛が増える時期を月で示した公的な説明は見当たらない
  • 日本皮膚科学会は、抜け毛の量に季節差があるとしている
  • 8月のうちに「いつもの量」を記録し、それと比べて始まりと終わりを決める
  • 8月から12月は、月ごとに記録と頭皮ケアの内容を決めて進める
  • 3か月たっても戻らない、丸く抜けた、頭皮に赤みがある時は皮膚科へ
  • 育毛剤を始めるなら、始める前の記録と区分の確認を先にする

秋の抜け毛は、終わりが分からないから不安になるんですよね。今週から記録を始めれば、来年の秋には「いつからいつまで」を自分で答えられるようになりますよ。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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