『髪が早く伸びる育毛剤』はある?広告表現の読み方と表示の確認

ラベルの無いスポイト瓶と虫眼鏡、緑の葉が置かれたテーブル

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

『髪が早く伸びる育毛剤があるなら使ってみたい』と、広告やSNSを見て気になっていませんか。

結論から言うと、「髪が早く伸びる」という効能が表示されている育毛剤はありません。医薬部外品の育毛剤に表示できるのは育毛や脱毛の予防などの範囲で、伸びる速さを上げる効能はその中に入っていないんです。

この記事を読むと、「伸びる」とうたう広告の読み方と、パッケージで表示を確かめる手順、育毛剤に期待できる範囲が分かります。

目次

髪が早く伸びる育毛剤はある?先に結論

先に結論
  • 「髪が早く伸びる」という効能を表示できる育毛剤はない
  • 医薬部外品の育毛剤に表示できるのは「育毛」「脱毛の予防」「毛生促進」などの範囲
  • 広告の言葉より、パッケージの区分・有効成分・効能の表示を見る
  • 伸びる速さには個人差があり、育毛剤で大きく変えられるものではない

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、髪は一日約0.4mm伸びると説明されています。この速さは人によって差がありますが、塗る物で大きく変えられるとは書かれていません。

『でも、ネットでは伸びたって声も見るけど…』と思いますよね。そこで大事になるのが、広告の言葉と、商品に表示されている効能を分けて読むことなんです。

よく見かける言葉実際に確かめたいこと
髪が早く伸びる表示されている効能にその言葉があるか
育毛剤医薬部外品か、化粧品か、医薬品か
伸びた実感広告か、使った人の体験か、期間は
話題・人気何の数字か、いつの話か

育毛剤がどんな物かの土台は、育毛剤の基本を紹介した記事で確かめられます。

伸びる速さを左右するもの

皮膚科Q&Aでは、毛は毛母細胞が毛乳頭からの働きかけで増えることで伸びていくと説明されています。そして、伸びる時期(成長期)は大体2〜6年続くと考えられています。

また、中年期になると、特に男性では髪の毛が細く短く変化することがあるとも書かれています。伸び方は年齢や体質で変わるもので、塗る物だけで決まるわけではないんです。

育毛剤に表示できる効能はどこまで?

医薬部外品の育毛剤は、国が認めた効能の範囲でしか効能を表示できません。厚労省の通知「医薬品等適正広告基準の解説及び留意事項等について」には、医薬部外品の「育毛剤(養毛剤)」の効能・効果の範囲が載っています。

表示できる効能の言葉どんな意味で読むか
育毛髪を育てるケア
薄毛薄毛が気になる時のケア
かゆみ頭皮のかゆみのケア
脱毛の予防抜け毛を防ぐ
毛生促進・発毛促進毛が生えるのを促す
ふけふけのケア
病後・産後の脱毛病気の後や出産後の抜け毛のケア
養毛髪に栄養を与えるケア

この一覧の中に「髪が伸びる」「伸びる速さを上げる」という言葉はありません。使用目的も「脱毛の防止及び育毛を目的とする外用剤である」とされています。

ここで知っておきたいのは、個々の商品はこの範囲の中から、承認を受けた効能だけを表示しているということです。商品によって表示されている効能の数や言葉は違うので、手元の商品のパッケージで確かめてみてください。

「発毛促進」と書いてあったら?

『発毛促進って書いてあるなら、伸びるのも早くなるのでは?』と思う方もいるかもしれません。ただ、これは医薬部外品として表示が認められた言葉で、伸びる速さを約束するものではありません。

効き方には個人差があります。言葉の意味を広げて受け取らず、「表示された範囲のケア」として読むのがいいですよ。

「○○を防ぐ」と「○○に」は別の言葉

枚方市が公開している医薬部外品の効能効果の範囲(参考)には、「○○を防ぐ」という効能で承認を受けた物は、単に「○○に」と表現することは認められないという注記があります。言葉が少し変わるだけで、意味が広がってしまうからです。

例えば、「抜け毛を防ぐ」と「抜け毛に」では、受け取る印象が違いますよね。広告の短いキャッチコピーを見た時は、パッケージの効能の欄の言い方と見くらべてみてください。

化粧品・医薬部外品・医薬品で言えることの違い

頭皮に使う物には、化粧品・医薬部外品・医薬品の3つの区分があります。同じ「頭皮用」でも、区分によって言えることはかなり違うんです。

医薬部外品(薬用育毛剤)で言えること
  • 育毛、薄毛、脱毛の予防などの承認された効能
  • 有効成分の名前
  • 使用方法と使用上の注意
化粧品(ヘアトニック等)で言えないこと
  • 育毛や脱毛の予防などの効能
  • 薬理作用による効能効果
  • 56項目の効能の範囲を超える表現

東京都の講習会資料では、化粧品について「育毛の標ぼうは一切不可」と書かれています。化粧品で言えるのは「頭皮、毛髪をすこやかに保つ」「フケ、カユミを抑える」「毛髪にはり、こしを与える」など、決められた56項目の範囲です。

区分表示できることの例「伸びる」系の言葉との関係
化粧品頭皮・毛髪をすこやかに保つ、毛髪にはり・こしを与える育毛そのものを言えない
医薬部外品育毛、薄毛、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進伸びる速さの効能はない
第1類医薬品(ミノキシジル配合)壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防(製品の記載)使える人が決まっている医薬品

発毛剤(第1類医薬品)は、買う時に薬剤師の説明を受ける決まりの医薬品です。ミノキシジル5%外用液の添付文書では、女性や未成年者は使用しないとされ、「本剤は誰にでも効果があるわけではありません」とも書かれています。伸ばしたいという目的で選ぶ物ではありません。

区分ごとの決まりをもっと知りたい方は、医薬品・医薬部外品・化粧品の違いの記事を見てみてください。

「薬用」と書いてあれば医薬部外品?

「薬用シャンプー」「薬用育毛剤」のように、「薬用」は医薬部外品の商品でよく使われる言葉です。厚労省の通知にも「薬用化粧品の効能・効果の範囲」として、薬用シャンプーの効能が載っています。

ただ、言葉だけで決めつけず、パッケージの「医薬部外品」の表示を見て確かめるのが確実です。同じシリーズでも、シャンプーは医薬部外品、ミストは化粧品というように区分が分かれていることもありますよ。

「伸びる」系の広告表現をどう読む?

広告には、ついひかれてしまう言葉が並んでいますよね。厚労省の医薬品等適正広告基準には、医薬品・医薬部外品・化粧品の広告で使ってはいけない表現の考え方がまとめられています。

広告の表現を、次の表に当てはめて読んでみてください。

広告で見かける表現のタイプ基準での考え方読み方のコツ
効果を約束する言い方効能効果が確実である保証をする表現は認められない言い切りの強い言葉は割り引いて読む
すぐ効く・早く変わる速効性の表現は原則として認められない期間の約束は表示ではなく広告の言葉
使用前・使用後の写真効果発現までの時間の保証などになるものは認められない写真より表示の効能を見る
体験談・感謝の声原則として行ってはならない(使用感の説明などの例外のみ)使用感の話か、効き目の話かを分ける
最高・一番などの言い方最大級の表現は認められない何と比べた話かを確かめる
医師がすすめている医薬関係者の推せんは事実でも不適当とされる推せんを選ぶ理由にしない

この表は、広告を出す側が守るべき基準をもとにしたものです。読む側としては、「この言葉は表示の効能なのか、広告の言い回しなのか」を見分ける物差しとして使えます。

「伸びる」と書いてあるのは誰の言葉?

例えば「伸びた気がする」というSNSの投稿と、「髪が早く伸びる」と書かれた商品ページでは、言葉の重みが違います。前者は個人の感想、後者は広告の表現です。

どちらにしても、商品の効能を決めるのは国の承認を受けた表示です。気になる言葉を見つけたら、その商品のパッケージや公式の商品情報で効能の欄を見てみてください。

広告を見た時の会話例

例えば家族と、こんなやりとりになることもありますよね。

「この広告、3か月で伸びるって書いてあるよ」

「効能の欄には何て書いてある?期間の話は、表示じゃなくて広告の言葉かもしれないよ」

こんなふうに、広告の言葉と表示を一度切り離して見るだけで、冷静に判断しやすくなります。

海外の商品の広告を見かけた時

海外の商品の広告で「伸びる」とうたわれているのを見かけることもあります。厚労省は、個人輸入される医薬品等は国内の法律に基づく品質・有効性・安全性の確認がされていないと注意を呼びかけています。

虚偽や誇大な効能をうたって売られている場合があること、個人輸入品による健康被害は医薬品副作用被害救済制度の対象外であることも書かれています。国内の区分の表示がある物から選ぶほうが安心ですね。

こんな広告は特に慎重に
  • 効能の欄に無い「伸びる」「早く」を大きく見せている
  • 期間を区切って変化を約束している
  • 写真や体験談が主役で、区分や有効成分が書かれていない
  • 「今だけ」「残りわずか」で申し込みを急がせる

表示を確かめる手順

広告を見て気になった商品は、表示で中身を確かめるのがいちばん確実です。パッケージや公式の商品ページで、次の順に見ていきましょう。

表示を確かめる手順
  1. 箱や容器のどこかにある区分の表示(医薬部外品・医薬品)を見つける
  2. 販売名(パッケージの愛称と違うことがある)を確かめる
  3. 有効成分の名前を確かめる
  4. 効能・効果の欄に書かれている言葉を読む
  5. 使用方法(回数・量・タイミング)を読む
  6. 使用上の注意(使えない人・異常が出た時)を読む
  7. 製造販売元や問い合わせ先を控えておく

区分の表示が見当たらない時は、化粧品の可能性があります。化粧品なら、育毛の効能は表示できないと考えて読みましょう。

「販売名」と「商品名」が違うこともある

パッケージの大きな文字の商品名と、表示の欄にある販売名が違うことがあります。成分や効能を問い合わせる時は、販売名で伝えると話が早いですよ。

ネットで買う時に見るところ

通販の商品ページでは、パッケージの写真が小さくて表示が読みにくいこともあります。商品説明の欄に「区分」「有効成分」「効能・効果」が書かれているかを探してみてください。

発毛剤のような医薬品を通販で買う場合は、厚労省の「一般用医薬品の販売サイト一覧」で、届け出のある販売サイトかどうかを確かめられます。第1類医薬品は、薬剤師が情報を提供して販売する決まりです。

表示の欄で見る場所

見る場所書いてあること見るポイント
区分の表示医薬部外品・医薬品など化粧品は区分の表示がないことが多い
有効成分成分名医薬部外品は有効成分とその他の成分に分かれる
効能・効果承認された効能の言葉広告の言葉とくらべる
使用上の注意使えない人・異常時の対応自分が当てはまらないか
製造販売元会社名・連絡先問い合わせ先として控える

成分名の意味が気になったら、有効成分の見方をまとめた記事をのぞいてみてください。

口コミ・体験談を見る時の注意

『口コミで伸びたって書いてある』と、背中を押されることもありますよね。ただ、口コミや体験談は、読み方にちょっとしたコツがいるんです。

令和5年10月1日から、広告であることを隠す表示は景品表示法の不当表示(ステルスマーケティング)になりました。SNSの投稿やレビューでも、広告や依頼による投稿には、その旨の表示が必要になっています。

口コミを読む時に見ること
  • 「広告」「PR」などの表示があるか
  • 何か月くらい、どんな使い方で試した話なのか
  • 使った商品の区分(医薬部外品・化粧品・医薬品)は何か
  • 使用感の話か、効き目の話か
  • 投稿された時期は最近か

使用感の口コミ(香り・べたつき・容器の使いやすさ)は、選ぶ時の参考になります。一方で、「伸びた」「増えた」という効き目の話は個人差が大きく、そのまま自分に当てはまるとは限りません。

雑誌やテレビでの紹介をどう受け止めるかは、メディアの評価の読み方の記事も参考になります。

ランキングや比較の記事を読む時

「伸びる育毛剤ランキング」のような記事を見かけることもありますよね。順位を見る前に、何を基準に並べているのかが書かれているかを確かめてみてください。

基準が書かれていない、区分の違う商品が同じ表に並んでいる、という時は、順位より各商品の表示を一つずつ見るほうが確かです。最大級の言い方は、医薬品等の広告では認められていないことも思い出してくださいね。

育毛剤に期待できる範囲と続け方

では、育毛剤は何のために使う物なのでしょうか。表示された効能のとおり、頭皮と毛のケア、抜け毛の予防などを目的に使う物です。

期待できること期待しにくいこと
表示された効能の範囲での頭皮のケア髪の伸びる速さを上げる
ふけ・かゆみのケア(表示がある物)毛先の傷みを戻す
抜け毛の予防(表示がある物)決まった期間で目に見える変化を約束する
毎日頭皮を見る習慣医療機関で相談する症状の代わり

続けるかどうかを判断する時は、「伸びたかどうか」より、抜け毛の量や頭皮の状態の変化を見るほうが現実的です。メーカーが継続の目安を案内している商品は、その期間を一区切りにしてみてください。

変化を見るための記録のつけ方

『使っているけど、変わったのか分からない』という声はよく聞きます。感覚だけに頼らず、同じ条件で記録をつけてみましょう。

記録することつけ方の例
頭皮の写真月に1回、同じ照明・同じ分け目で撮る
抜け毛の量の感覚洗髪後の排水口を見て、多い・普通・少ないで書く
頭皮の状態かゆみ・赤み・フケの有無を書く
使い方塗り忘れた日、量やタイミングを変えた日を書く

記録があると、薬剤師や皮膚科に相談する時にも状況を伝えやすくなりますよ。

伸びる速さを気にする前に見直したいこと

伸びが遅いと感じる時、実は伸びた分が毛先で切れて失われていることもあります。濡れたまま寝る、強くこする、熱を当てすぎるといった習慣を見直すほうが、長さを残すには役立ちますよ。

目標の長さから逆算する計画づくりは、伸ばしたい長さ別の計画をまとめた記事で紹介しています。

表示の効能や使い方を見比べながら、頭皮のケアに合う物を探したい方は、こちらも参考にしてみてください。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

定期購入の広告で確かめること

「伸びる」とうたう広告の中には、定期購入の申し込みにつながっている物もあります。申し込む前に、最終確認画面で条件を確かめておきましょう。

消費者庁のリーフレットでは、通信販売の最終確認画面に表示が必要な事項として、次の6つがあげられています。

最終確認画面で見る項目定期購入で特に確かめたいこと
分量各回に届く分量
販売価格・対価2回目以降の代金
支払の時期・方法各回の請求の時期
引渡・提供時期次回分の発送の時期
申込みの撤回・解除解約の連絡方法・連絡先・条件
申込期間期限がある場合の期間

国民生活センターは、「定期縛りなし」が「1回限り」とは限らないこと、最終確認画面のスクリーンショットを保存することを呼びかけています。育毛剤の定期購入でトラブルになった相談事例も紹介されています。

申し込む前のチェック
  • 最終確認画面で、2回目以降の条件まで読んだ
  • 解約の方法と締め切りを確かめた
  • 申し込み直前の画面を画像で残した
  • 申し込み途中で別のプランに切り替わっていない

国民生活センターは、申し込みの途中で「さらにお得なご案内」を見せて、意図しない定期購入や回数の決まったプランに誘導する事例についても注意を呼びかけています。「お得」「今だけ」の言葉に気持ちが動いた時ほど、最終確認画面に戻って条件を読み直してみてください。

価格は「1か月あたり」に直して見る

価格を比べる時は、内容量と1日の使用量から、1か月あたりにどのくらい使うかを計算してみるのがおすすめです。初回だけの条件ではなく、続けた時の条件で見るのがポイントです。

送料や支払い方法の手数料がかかるかどうかも、最終確認画面で確かめておきましょう。

解約でもめた時は、消費者ホットライン「188」につなげば最寄りの相談窓口を案内してもらえます。解約の手順そのものは、定期購入をやめる時の流れの記事にまとめています。

気になる広告を見つけた時の相談先

『この広告、ちょっと言いすぎでは?』と感じることもありますよね。そんな時に頼れる相談先を、目的別にまとめておきます。

相談したいこと相談先
自分に合う区分や使い方ドラッグストアの薬剤師・登録販売者
抜け毛・頭皮の異常が続く皮膚科
使って赤みやかゆみが出た使用を中止して医師・薬剤師
定期購入・解約のトラブル消費者ホットライン188
医薬品の販売サイトが正規か厚労省の一般用医薬品の販売サイト一覧

例えば、ドラッグストアでこんなふうに聞いてみると話が早いです。

「髪が早く伸びるという広告を見たんですが、この商品の効能には何と書いてありますか」

使って異常が出た時は

育毛剤を使って頭皮に赤み・かゆみ・かぶれなどが出た時は、使うのをやめて医師や薬剤師に相談してください。多くの商品の使用上の注意にも、同じように書かれています。

相談する時は、商品そのものか販売名の分かるパッケージを持っていくと、成分を確かめてもらいやすくなります。

皮膚科Q&Aでは、抜け毛がある時は皮膚科など専門の医療機関を受診して対策を知ることが大切だとしています。伸びの遅さより、抜け毛の増え方や頭皮の状態が気になる時は、早めに相談してみてください。

広告や表示で出てくる言葉

最後に、広告や表示を読む時に出てくる言葉をまとめておきます。意味が分かると、表示の欄を読むのがぐっと楽になりますよ。

言葉意味
医薬部外品人体への作用が緩和な物で、育毛や脱毛の防止などを目的に使える区分
化粧品頭皮や毛髪をすこやかに保つ等の目的の物。効能は56項目の範囲
第1類医薬品一般用医薬品のうち特に注意が必要な物。薬剤師が販売する
有効成分表示された効能を受け持つ成分として、名前が書かれる物
販売名承認を受けた名前。パッケージの愛称と違うことがある
効能・効果表示が認められた働きの言葉
適正広告基準医薬品等の広告で守るべき表現の考え方をまとめた基準
最終確認画面通信販売で申し込みを確定する直前の画面
ステルスマーケティング広告であることを隠した表示。景品表示法の不当表示

言葉の意味が分かると、広告のキャッチコピーと表示の違いにも気づきやすくなります。広告で引っかかる言葉に出会ったら、この表を見返してみてくださいね。

よくある質問

髪が早く伸びる育毛剤はありますか?

「髪が早く伸びる」という効能が表示されている育毛剤はありません。医薬部外品の育毛剤に表示できるのは、育毛や脱毛の予防、毛生促進などの範囲です。

「発毛促進」と書いてあれば早く伸びますか?

発毛促進は医薬部外品で表示が認められた効能の言葉で、伸びる速さを約束するものではありません。効き方には個人差があります。

ヘアトニックで髪は伸びますか?

ヘアトニックの多くは化粧品で、化粧品は育毛の効能を表示できません。「頭皮、毛髪をすこやかに保つ」などの範囲で読むのが正しい見方です。

広告の体験談は信用していいですか?

医薬品等の適正広告基準では、体験談は原則として行ってはならないとされています。使用感の参考にとどめ、効能はパッケージの表示で確かめましょう。

区分の表示が見当たらない商品は何ですか?

化粧品の可能性があります。気になる時は、販売名を控えてメーカーに問い合わせてみてください。

発毛剤なら早く伸びますか?

発毛剤は対象となる人の条件が添付文書で決められた医薬品で、髪を長くしたい目的のための物ではありません。購入時に薬剤師の説明を受け、添付文書を読んでから判断します。

定期購入の広告で一番気をつけることは何ですか?

最終確認画面で、2回目以降の代金や解約の条件まで読むことです。画面のスクリーンショットも保存しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 「髪が早く伸びる」という効能を表示できる育毛剤はない
  • 医薬部外品の育毛剤に表示できるのは育毛・脱毛の予防などの範囲
  • 化粧品は育毛の効能を表示できない
  • 広告の言葉は、パッケージの区分・有効成分・効能の表示とくらべて読む
  • 定期購入は最終確認画面で2回目以降の条件まで確かめる

広告の言葉に心が動くのは自然なことです。ひと呼吸おいて表示を確かめるだけで、自分に合う物がぐっと選びやすくなりますよ。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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