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育毛剤を使っていると、『頭皮ブラシも一緒に使ったほうがいいのかな』と気になってきますよね。
結論から言うと、育毛剤とブラシは一緒に使えます。ただし、ブラシは「洗う時」と「とかす時」に使い、育毛剤をなじませるのは指の腹で、と役割を分けるのがコツです。
この記事では、頭皮ブラシの種類と選び方、育毛剤と組み合わせる時の順番と力加減が分かります。
育毛剤とブラシは一緒に使える?先に結論
- 育毛剤とブラシは一緒に使えるが、役割を分ける
- シャンプーブラシは、育毛剤をつける前の「洗う」場面で使う
- とかすブラシは、育毛剤が乾いてから髪を整える時に使う
- 育毛剤をつけた直後は、ブラシでこすらず指の腹でなじませる
- 力は軽く、痛みや赤みが出たら使うのをやめる
ブラシそのものに、育毛剤のような効能があるわけではありません。頭皮を洗いやすくしたり、髪を整えたりするための道具なんです。
だからこそ、『ブラシを使えば育毛剤がもっと効く』とは考えず、育毛剤を使いやすい頭皮の状態を作る道具、と考えておくと失敗が少なくなります。
ブラシを使う前に、頭皮の様子を見ておく
ブラシを使い始める前に、鏡で頭皮の様子を一度見ておきましょう。赤み・かさぶた・小さな傷がある時は、そこが治まるまでブラシを当てないほうが安心です。
使い始めた日の頭皮の写真を撮っておくと、ブラシで赤くなっていないかを後から比べられますよ。
育毛剤の区分や基本を知りたい方は、育毛剤とはどんな物かをまとめた記事もどうぞ。
頭皮に使うブラシにはどんな種類がある?
『頭皮ブラシ』とひと口に言っても、いくつか種類があります。使う場面と向いている人を表にまとめました。
| 種類 | 主な素材 | 使う場面 | 向いている人 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|---|
| シャンプーブラシ | シリコーン・樹脂 | シャンプーで泡立てた時 | 爪を立てて洗うくせがある人 | 押しつけすぎない |
| クッションブラシ | 獣毛・ナイロンのピン | 乾いた髪をとかす時 | 髪が長く、からまりやすい人 | ぬれた髪を強くとかさない |
| パドルブラシ | 平たい土台に樹脂のピン | 乾かす時・とかす時 | 髪の量が多い人 | 頭皮に強く押し当てない |
| 木製・竹製のブラシ | 木・竹 | 乾いた髪をとかす時 | 静電気が気になる人 | 水にぬらしたままにしない |
| 電動のブラシ・美容機器 | 製品による | 製品の説明書どおり | 説明書を守って使える人 | 使い方・時間を守る |
いちばん手に取りやすいのは、シャンプーの時に使うブラシです。無印良品には、ポリプロピレンの頭皮ケアブラシのほか、シリコーンのシャンプーブラシ、ブナ材の頭皮ケアブラシがあります。
ポリプロピレンの頭皮ケアブラシの使い方は、シャンプーをよく泡立ててから、ブラシを地肌に軽く当てて小刻みに動かす、という案内です。力を入れてこする道具ではないことが分かりますよね。
乾いた髪をとかすブラシで、シャンプー中に頭皮をこするのは避けましょう。ぬれた状態で使う物と、乾いた状態で使う物は分けておくと、ブラシも長持ちします。
電動のブラシや美容機器を使う時は
頭皮用のブラシの中には、電動の物や「美容機器」として売られている物もあります。こうした物は、製品ごとに使い方や1回の時間が決められています。
育毛剤と一緒に使えるかどうかも、製品によって違います。説明書やメーカーのQ&Aに案内が無い時は、問い合わせてから使うと安心です。
ブラシとくし、どう使い分ける?
くしは歯の間隔がそろっていて、髪の分け目を作ったり、毛流れを整えたりするのが得意です。ブラシはピンや毛が多く、髪全体をとかしたり、からまりをほどいたりするのに向いています。
頭皮用の化粧品には、効能として「クシどおりをよくする」と書ける物もあります。とかしやすさは、ブラシやくしと、髪につける物の両方で変わるんですね。
育毛剤とブラシを使う順番
ここが大事なところです。
ブラシと育毛剤は、使う順番を決めておくと迷いません。夜と朝の流れを表にしました。
| タイミング | 使う物 | すること |
|---|---|---|
| 夜・シャンプーの前 | とかすブラシ | 乾いた髪のからまりを、毛先からほどく |
| 夜・シャンプー中 | シャンプーブラシ | 泡立てた後、地肌に軽く当てて小刻みに動かす |
| 夜・タオルドライ後 | 指の腹 | 育毛剤をつけて、なじませる |
| 夜・ドライヤー | 手ぐし | 根元から乾かす |
| 朝・育毛剤をつけた後 | とかすブラシ | 液がなじんでから、髪を整える |
『シャンプーブラシで洗った後、すぐ育毛剤をつけていいの?』と迷う方もいますよね。ブラシで洗った後は、すすぎを丁寧にして、タオルで水気をふき取ってから育毛剤をつけましょう。
- 乾いた髪を、とかすブラシで毛先からほどく
- ぬるま湯で予洗いして、シャンプーを泡立てる
- シャンプーブラシを地肌に軽く当て、小刻みに動かして洗う
- 泡が残らないよう、しっかりすすぐ
- タオルで水気をふき取り、育毛剤を指の腹でなじませる
- ドライヤーで根元から乾かす
育毛剤のつけ方そのものは、育毛剤の正しい塗り方の記事で詳しく紹介しています。
育毛剤をつけた後にブラシを使うのは?
育毛剤をつけた直後にブラシで頭皮をこすると、液がブラシに移ってしまいます。頭皮をこする刺激が増えるのも気になりますよね。
なじませるのは指の腹で行い、髪を整えるのは液がなじんで乾いてから、が基本です。指でのなじませ方は、育毛剤をつけた後のマッサージのやり方の記事にまとめています。
朝に時間がない時の組み合わせ
朝はシャンプーブラシを使わず、育毛剤をつけて指でなじませ、乾いてからとかすだけで十分です。『朝もブラシで洗わないと』と頑張りすぎなくて大丈夫ですよ。
寝ぐせを直す時に水やミストを使うなら、その後に育毛剤をつけ、なじんでからとかすようにしましょう。整髪料を使う日は、育毛剤がなじんだ後につけてください。
力加減と当て方は?ちょうどいいサイン
ブラシは、力を入れるほど頭皮に負担がかかります。自分の頭皮の感じ方で、力加減を確かめてみてください。
| 当てた時の感じ | 力の強さ | 次にどうするか |
|---|---|---|
| ピンが当たっているのが分かる程度で気持ちいい | ちょうどいい | そのまま続ける |
| ピンが髪の上を滑るだけ | 弱すぎる・角度がずれている | 髪をかき分けて、地肌に当て直す |
| ちくちく痛い | 強すぎる | 力を抜いて、当てるだけにする |
| 終わった後に赤い線が残る | 強すぎる・こすりすぎ | 次から力を弱め、回数を減らす |
| ひりひりが翌日も続く | 頭皮に負担がかかっている | ブラシを休み、続く時は皮膚科へ |
「ブラシで頭皮をゴシゴシやると、すっきりする気がするんだよね」
「すっきりしても、赤くなってたら強すぎだよ。当てるだけでいいんだって」
こんな会話に心当たりがある方もいるかもしれませんね。気持ちよさより、終わった後に赤くなっていないかを目安にしてみてください。
- ブラシを地肌に対してまっすぐ当てる
- 引きずらず、小刻みに動かす
- 同じ場所を何度もこすらない
- 生え際やこめかみは、特にやさしく当てる
- 傷や湿疹がある場所は避ける
髪が長い・量が多い時
髪が長い方は、ブラシのピンに髪がからまりやすくなります。シャンプーの前に、とかすブラシで毛先からからまりをほどいておくと、洗う時にひっかかりにくいですよ。
からまった髪を無理に引っぱると、根元に負担がかかります。ひっかかった時は、ブラシを止めて手でほどいてあげてください。
場所ごとに当て方を変える
頭の場所によって、頭皮の厚さや感じ方は少しずつ違います。シャンプーブラシを当てる時は、場所ごとに力を変えてみてください。
- 生え際・こめかみ:皮ふがうすく感じやすいので、当てるだけにする
- 頭頂部・つむじ:小刻みに動かし、同じ所を何度もこすらない
- 後頭部:髪が多い所なので、髪をかき分けてから地肌に当てる
- 耳の後ろ・えり足:泡が残りやすいので、すすぎを丁寧にする
『どこも同じ力でいいと思っていた』という方は、生え際だけでも力を抜いてみてください。それだけで、終わった後の赤みが変わることもありますよ。
頭皮ブラシの選び方チェック
『どれを選べばいいか分からない』という方も多いはずです。買う前に、次の点を見てみましょう。
- ピンの先が丸くなっているか
- ピンの硬さが自分の頭皮に合いそうか(硬すぎないか)
- ぬれた手でも持ちやすい形か
- 丸洗いできるか、水抜きの穴があるか
- 自分の髪の長さ・量に合うピンの間隔か
| 頭皮・髪の悩み | 選ぶ時に見たいこと |
|---|---|
| 頭皮が敏感で赤くなりやすい | やわらかい素材、ピンの先が丸い物 |
| 皮脂が多くべたつきやすい | シャンプーの時に使える、洗いやすい物 |
| 髪が長くからまりやすい | ピンの間隔が広めの物 |
| 静電気が気になる | 木製・竹製や獣毛のブラシ |
| 手が小さく握りにくい | 小さめで、手のひらに収まる形 |
ブラシの選び方に正解は一つではありません。まずは使う場面を一つ決めて、そこに合う物から試してみてください。
店頭で選ぶ時は、手の甲で試してみる
お店でブラシを選ぶ時は、手の甲にピンを軽く当ててみると、硬さの見当がつきます。手の甲でちくちく感じる物は、頭皮にも強く感じやすいんです。
握った時に手首が無理なく動くか、ぬれた手で滑りそうにないかも見ておきましょう。浴室で使う物なら、置き場所に収まる大きさかも大事なポイントです。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る育毛剤のブランドが出しているブラシはどう見る?
育毛剤のブランドの中には、頭皮ケア用のブラシを一緒に扱っているところもあります。たとえば、マイナチュレの公式サイトには「やわらかヘッドスパブラシ」、ニューモのシリーズには「ニューモ スカルプケア ブラシ」が並んでいます。
ほかにも、ファンケルのオンラインショップには竹製のブラシがあり、ヌオスのスカルプブラシは「美容機器」として案内されています。同じ「ブラシ」でも、作られ方や区分はさまざまなんです。
| 確かめたいこと | どこで分かるか |
|---|---|
| どんな場面で使うブラシか(洗う・とかす) | 商品ページの使い方 |
| 素材とピンの形 | 商品ページの仕様 |
| 育毛剤と一緒に使う時の順番 | 使い方・Q&A |
| お手入れ・保管の方法 | 説明書・商品ページ |
| 区分(日用品・美容機器など) | 商品ページ・パッケージ |
各商品の中身は、それぞれの商品ページで確かめてください。同じブランドの育毛剤とブラシをそろえなければいけない、ということはありませんよ。
セットで申し込む時は、定期の条件も確かめる
通販では、育毛剤とブラシがセットになったプランが用意されていることもあります。セットの中に定期購入が含まれている時は、申し込む前の最終確認画面で、次回のお届けや解約の条件を確かめておきましょう。
最終確認画面は、スクリーンショットで保存しておくと後で見返せます。契約のことで困ったら、消費者ホットライン「188」に電話して相談してみてください。
「育毛」をうたうブラシを見かけたら
ブラシは、育毛剤(医薬部外品)とは区分が違います。広告などで、ブラシだけで髪が育つかのような書き方を見かけたら、少し立ち止まって考えてみてください。
育毛剤の効能・効果は、その育毛剤の区分で認められた範囲で書かれています。ブラシは頭皮を洗う・髪を整える道具として、育毛剤と組み合わせて使うものと考えておきましょう。
やってはいけない使い方と、お手入れの方法
『よかれと思って毎日しっかりこすっていた』ということもありますよね。ブラシで避けたい使い方をまとめておきます。
- 頭皮に強く押しつけて、ゴシゴシこする
- 傷・湿疹・かさぶたがある所に当てる
- 育毛剤をつけた直後に、頭皮をブラシでこする
- 家族とブラシを共用する
- ぬれたまま放置して、カビや雑菌を増やす
頭皮に赤み・かゆみ・はれがある日や、日焼けした日、ヘアカラーやパーマの直後で頭皮がしみる日は、ブラシを休みましょう。かゆみや赤みが続く時は、皮膚科で相談してみてください。
ブラシは毎日頭皮に触れる物なので、お手入れも大切です。素材ごとに、お手入れの目安を表にしました。
| 素材 | お手入れのしかた | 保管のしかた |
|---|---|---|
| シリコーン・樹脂 | 使った後にすすいで、泡や髪を落とす | 水を切って、風通しのよい所で陰干し |
| 獣毛・ナイロンのクッション | からまった髪をこまめに取る | 湿気の少ない所に置く |
| 木製・竹製 | ぬらさず、乾いた布でふく | 直射日光と湿気を避ける |
| 電動・美容機器 | 説明書のお手入れ方法を守る | 説明書の保管方法を守る |
無印良品のポリプロピレンの頭皮ケアブラシには水抜きの穴があり、使った後はよくすすいで水を切り、陰干しで保管するよう案内されています。浴室に置きっぱなしにする方は、時々外に出して乾かしてあげてくださいね。
ブラシを替える目安
ピンの先が欠けたり、とがったりしてきたら、頭皮を傷つけやすくなります。ピンが曲がった・抜けた、においが取れない、という時も替えどきです。
ブラシと育毛剤の話で出てくる言葉
ブラシや育毛剤の説明書には、聞き慣れない言葉が出てくることもあります。よく見る言葉の意味をまとめておきますね。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 地肌 | 髪の生えている頭皮のこと |
| 予洗い | シャンプーの前に、ぬるま湯だけで髪と頭皮を流すこと |
| タオルドライ | タオルで髪と頭皮の水気をふき取ること |
| なじませる | 育毛剤の液を頭皮に広げ、浮いた液がない状態にすること |
| ピン | ブラシの、頭皮や髪に当たる細い突起の部分 |
| クッション | ブラシの土台がやわらかく、押すと沈む作り |
| 陰干し | 直射日光を避けて、風通しのよい所で乾かすこと |
言葉の意味が分からない時は、買ったお店やメーカーの問い合わせ窓口に聞いてみてください。
ブラシや育毛剤の説明書は、お手入れや使い方を確かめる時に役立ちます。箱ごと取っておくか、スマホで写真を撮っておくと安心です。
よくある質問
育毛剤をつけた後に、頭皮ブラシでマッサージしてもいいですか?
育毛剤をつけた直後は、指の腹でなじませるのがおすすめです。ブラシに液が移ったり、こする刺激が増えたりするので、ブラシは洗う時やとかす時に使いましょう。
シャンプーブラシは毎日使ってもいいですか?
力を入れずに軽く当てるなら、毎日のシャンプーで使えます。赤みやひりひりが出る時は、回数を減らすか休んでください。
頭皮ブラシを使えば、育毛剤はいらなくなりますか?
いいえ。ブラシは頭皮を洗ったり髪を整えたりする道具で、育毛剤のような効能はありません。役割が違うので、組み合わせて使うものと考えてください。
女性でも頭皮ブラシは使えますか?
使えます。髪が長い方は、シャンプーの前にとかすブラシでからまりをほどいておくと、洗う時にひっかかりにくくなります。
発毛剤(医薬品)を使っている時も、ブラシを使っていいですか?
発毛剤は医薬品です。添付文書に書かれた使い方を守りましょう。ブラシを一緒に使いたい時は、使い方を薬剤師に相談しておくと安心です。
子どもと同じブラシを使ってもいいですか?
ブラシは家族で共用せず、一人一本にしましょう。頭皮の状態は人によって違い、衛生の面でも分けておくほうが安心です。
まとめ
- 育毛剤とブラシは一緒に使えるが、「洗う」「とかす」「なじませる」で役割を分ける
- シャンプーブラシは泡立てた後に地肌へ軽く当てて小刻みに動かす
- 育毛剤をつけた直後は指の腹でなじませ、ブラシは乾いてから
- 力加減は、終わった後に赤くなっていないかで確かめる
- ブラシは一人一本にし、使った後は乾かしてお手入れする





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